カメラを始めると気になるのが、単焦点レンズではないでしょうか。
交換レンズは、Nikon(ニコン)やCanon(キヤノン)、SONY(ソニー)などが製造・販売する純正モデルはもちろん、TAMRON(タムロン)やSIGMA(シグマ)などサードパーティー製のモデルも気になるところ。
また、一言に単焦点レンズといっても、焦点距離や用途はさまざまです。1万円台から200万円近いものまで、価格にも幅があります。
そこでこの記事では、単焦点レンズの種類や選び方を詳しく解説。おすすめのモデルも紹介するので「単焦点レンズを使ってみたいけど、どれが良いのか分からない」という方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
紹介する単焦点神レンズのスペック一覧表
| 製品名 | リンク | GOOPASS価格 | 販売価格※ | 発売日 | マウント | 対応センサーサイズ | 焦点距離 | 開放F値 | レンズ構成 | 最短撮影距離 | フィルター径 | 最大径×全長 | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Canon RF24mm F1.8 MACRO IS STM | ![]() | | 86,300円 | 2022年8月26日 | RFマウント | フルサイズ | 24mm | F1.8 | 9群11枚 | 0.14m | 52m | 74.4×63.1mm | 270g |
| Canon EF50mm F1.8 STM | ![]() | | 16,400円 | 2015年5月21日 | EFマウント | フルサイズ | 50mm | F1.8 | 5群6枚 | 0.35m | 49mm | 69.2×39.3mm | 約160g |
| Nikon NIKKOR Z 20mm f/1.8 S | ![]() | | 138,000円 | 2020年3月27日 | Zマウント | フルサイズ | 20mm | F1.8 | 11群14枚 | 0.2m | 77mm | 84.5×108.5mm | 約505g |
| Nikon AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G | ![]() | | 29,000円 | 2011年6月2日 | Fマウント | フルサイズ | 50mm | F1.8 | 6群7枚 | 0.45m | 58mm | 72×52.5mm | 約185g |
| SONY E 15mm F1.4 G | ![]() | | 78,435円 | 2022年6月24日 | Eマウント | APS-C | 15mm (35mm判換算22.5mm相当) | F1.4 | 12群13枚 | 0.20m(AF時) 0.17m(MF時) | 55mm | 66.6×69.5mm | 約219g |
| SONY FE 50mm F1.8 | ![]() | | 31,299円 | 2016年4月28日 | Eマウント | フルサイズ | 50mm | F1.8 | 5群6枚 | 0.45m | 49mm | 68.6×59.5mm | 約186g |
| LUMIX S 100mm F2.8 MACRO S-E100 | ![]() | | 120,780円 | 2024年2月15日 | Lマウント | フルサイズ | 100mm | F2.8 | 11群13枚 | 0.204m | 67mm | 73.6×82.0mm | 約298g |
| フジノンレンズ XF56mmF1.2 R WR | ![]() | | 141,480円 | 2022年9月29日 | Xマウント | APS-C | 56mm (35mm判換算85mm相当) | F1.2 | 8群13枚 | 0.5m | 67mm | 79.4×76mm | 445g |
| OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 II | ![]() | | 50,043円 | 2025年3月1日 | フォーサーズマウント | マイクロフォーサーズ | 25mm (35mm換算50mm相当) | F1.8 | 7群9枚 | 0.25m | 46mm | 59.4×42.0mm | 156g |
| SIGMA 105mm F1.4 DG HSM | ![]() | | 44,582円 | ソニーEマウント用(2018年8月30日) Lマウント用(2019年12月20日) その他マウント(2018年6月14日) | EFマウント Fマウント Eマウント Lマウント SAマウント | フルサイズ | 105mm | F1.4 | 12群17枚 | 1m | 105mm | SAマウント:115.9×131.5mm Eマウント:115.9×157.5mm Lマウント:115.9×155.5mm | SAマウント:1,645g Eマウント:1,720g Lマウント:1,745g |
| SIGMA 30mm F1.4 DC DN | ![]() | | 44,582円 | 2024年12月5日 | RFマウント EF-Mマウント Zマウント Eマウント Lマウント Xマウント フォーサーズマウント | APS-C マイクロフォーサーズ | 30mm | F1.4 | 7群9枚 | 0.3m | 52mm | RFマウント:69×71.3mm EF-Mマウント:64.8×73.3mm Zマウント:70.0×75.3mm Eマウント:64.8×73.3mm Lマウント:65.4×71.3mm Xマウント:64.8×73.6mm マイクロフォーサーズマウント:64.8×72.1mm | RFマウント:285g EF-Mマウント:270g Zマウント:285g Eマウント:265g Lマウント:280g Xマウント:275g マイクロフォーサーズマウント:260g |
| TAMRON 90mm F/2.8 Di III MACRO VXD | ![]() | | 90,580円 | 2024年10月24日 | E マウント Z マウント | フルサイズ | 90mm | F2.8 | 12群15枚 | 0.23m | 67mm | Eマウント:79.2×126.5mm Zマウント:79.2×128.5mm | Eマウント:630g Zマウント:640g |
単焦点神レンズのおすすめ12選
それではおすすめの単焦点レンズを紹介します。初心者におすすめな、各メーカーの標準~中望遠レンズをピックアップしました。
RFマウント用:Canon RF24mm F1.8 MACRO IS STM

持ち運びやすい軽量なハーフマクロレンズ
Canon RF24mm F1.8 MACRO IS STMは、2022年8月26日に発売されたフルサイズ対応の広角単焦点レンズです。
焦点距離は風景撮影やストリートスナップに適した24mm、開放F値は明るい1.8で、光量の少ない環境でもシャッタースピードの低下やISO感度の上昇を抑えながら、鮮明でクリアな描写が可能です。
最大撮影倍率は0.5倍で、広角24mmと浅い被写界深度を活かしたワイドマクロ撮影も楽しめるなど、汎用性の高い1本に仕上がっています。
さらに、レンズ内には光学式手ブレ補正機構(IS)を搭載し、単体でシャッター速度換算5段分、EOS R3やEOS R5との組み合わせ時には協調制御によって最大6.5段分の補正効果を発揮します。
本体重量は約270gと非常に軽量で、携帯性にも優れており、日常的なスナップ撮影や旅行などにも気軽に持ち出せるのが大きな魅力です。
| 製品名 | RF24mm F1.8 MACRO IS STM |
|---|---|
| 発売日 | 2022年8月26日 |
| マウント | RFマウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 24mm |
| 開放F値 | F1.8 |
| レンズ構成 | 9群11枚 |
| 最短撮影距離 | 0.14m |
| フィルター径 | 52mm |
| 最大径×全長 | 約74.4×63.1mm |
| 重量 | 約270g |
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| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 0.5倍 |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 |
| 手ブレ補正機能 | ⚪︎ |
| 防塵・防滴 | – |
| 付属品 | – |
EFマウント用:Canon EF50mm F1.8 STM

写りよし、使い勝手よし、価格よし
Canon EF50mm F1.8 STMは2015年5月21日に発売された単焦点標準レンズで、1万円台という価格ながら高い描写性能を備え、コストパフォーマンスの良さで高い評価を受けています。
前モデルである「EF50mm F1.8 II」は、約25年もの長きにわたり販売されたロングセラーレンズであり、基本的な光学設計は踏襲されつつも、円形絞りの採用や最短撮影距離の短縮(45cm→35cm)、金属製マウントの採用など、細部にわたる改良が施されています。
さらに、AF駆動にはステッピングモーター(STM)を採用し、静かでスムーズなオートフォーカスを実現することで動画撮影にも対応、従来モデルから定評のある高い描写力はそのままに、使い勝手が大きく向上した完成度の高い1本となっています。
単焦点レンズの魅力を手軽に体感できる「撒き餌レンズ」としても人気が高く、初心者の入門用にもおすすめです。
| 製品名 | EF50mm F1.8 STM |
|---|---|
| 発売日 | 2015年5月21日 |
| マウント | EFマウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 50mm |
| 開放F値 | F1.8 |
| レンズ構成 | 5群6枚 |
| 最短撮影距離 | 0.35m |
| フィルター径 | 49mm |
| 最大径×全長 | 69.2×39.3mm |
| 重量 | 160g |
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| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 0.21倍 |
| 絞り羽根枚数 | 7枚 |
| 手ブレ補正機能 | – |
| 防塵・防滴 | – |
| 付属品 | – |
Zマウント用:Nikon NIKKOR Z 20mm f/1.8 S

星を点で写し出す、圧巻の解像力
NIKKOR Z 20mm f/1.8 Sは、2020年3月27日に発売された、光学性能に定評のあるNIKKOR Z S-Line f/1.8シリーズの超広角単焦点レンズです。
最大の魅力は、解像力。至近距離から無限遠まで撮影距離を問わず、画像全域で高い解像力を発揮する描写性能にあり、細部まで鮮明に描き出すクリアな画づくりが可能です。
また、超広角レンズとは思えないほど自然で柔らかなボケ味も特徴で、風景や建築などの表現に奥行きや立体感を加えてくれます。
なかでもその実力を最大限に発揮するのが星空撮影で、「星が点に写る」と称される圧倒的な描写力により、夜空の繊細な輝きを美しく再現できます。
本体重量は約505gと軽量で携帯性にも優れており、夜間の撮影にも気軽に持ち出せることから、星景写真に挑戦したい方に特におすすめの1本です。
| 製品名 | NIKKOR Z 20mm f/1.8 S |
|---|---|
| 発売日 | 2020年3月27日 |
| マウント | Zマウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 20mm |
| 開放F値 | F1.8 |
| レンズ構成 | 11群14枚 |
| 最短撮影距離 | 0.2m |
| フィルター径 | 77mm |
| 最大径×全長 | 84.5×108.5mm |
| 重量 | 505g |
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| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 0.19倍 |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 |
| 手ブレ補正機能 | – |
| 防塵・防滴 | ⚪︎ |
| 付属品 | • レンズキャップ77mm LC-77B(スプリング式) • 裏ぶた LF-N1 • バヨネットフード HB-95 • レンズケース CL-C1 |
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MARSH(マーシュ)Fマウント用:Nikon AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G

シャープな描写とコスパが人気の定番レンズ
Nikon AF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gは2011年6月21日に発売された、フルサイズ対応の標準単焦点レンズです。
非球面レンズを含む新しい光学設計により、高い解像力と自然で美しいボケ味を両立し、開放F値1.8とは思えないほどクリアな描写を実現しています。
また、静粛で滑らかなオートフォーカスを可能にする超音波モーター(SWM)を搭載し、静かな環境でも安心して使用できるほか、約185gという軽量設計で携帯性にも優れています。
手ごろな価格帯ながら画質・性能ともに満足度が高く、コストパフォーマンスの高さから、単焦点レンズの入門用としてもおすすめの1本です。
| 製品名 | AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G |
|---|---|
| 発売日 | 2011年6月21日 |
| マウント | Fマウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 50mm |
| 開放F値 | F1.8 |
| レンズ構成 | 6群7枚 |
| 最短撮影距離 | 0.45m |
| フィルター径 | 58mm |
| 最大径×全長 | 72×52.5mm |
| 重量 | 185g |
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| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 0.15倍 |
| 絞り羽根枚数 | 7枚 |
| 手ブレ補正機能 | – |
| 防塵・防滴 | – |
| 付属品 | – |
Eマウント用:SONY E 15mm F1.4 G SEL15F14G

APS-Cカメラで、静止画でも動画でもダイナミックな広角撮影を可能にするレンズ。
SONY E 15mm F1.4 Gは2022年6月24日発売された、APS-C対応の広角単焦点レンズです。
35mm判換算で焦点距離は約22.5mm。超広角とまではいかないものの、広がりのある画角で、初心者でも扱いやすいバランスの取れた設計となっています。たとえば、被写体と背景をともに写したい場面でも、被写体が極端に小さくなりすぎず、遠近感のあるダイナミックな構図が可能です。
最新の光学設計により、画面中心から周辺まで高い解像性能を保ち、非球面レンズやEDガラスの採用によって収差を効果的に抑制。シャープでクリアな描写が得られます。
最短撮影距離はAF時で0.20m、MF時には0.17mまで寄ることができ、花や小物にぐっと近づいた撮影でも、前景の被写体をしっかり描写しながら背景が自然に広がる、広角単焦点ならではの表現が楽しめます。
本体は約219gと軽量かつコンパクトで、APS-Cミラーレスとの組み合わせでは携帯性にも優れ、静かで滑らかなAF駆動も相まって、スチル撮影だけでなく動画撮影にも適した1本です。
| 製品名 | E 15mm F1.4 G SEL15F14G |
|---|---|
| 発売日 | 2022年6月24日 |
| マウント | Eマウント |
| 対応センサーサイズ | APS-C |
| 焦点距離 | 15mm (35mm判換算約22.5mm相当) |
| 開放F値 | F1.4 |
| レンズ構成 | 12群13枚 |
| 最短撮影距離 | 0.2m(AF時) 0.17m(MF時) |
| フィルター径 | 55mm |
| 最大径×全長 | 66.6×69.5mm |
| 重量 | 219g |
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| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 0.12(AF時) 0.15(MF時) |
| 絞り羽根枚数 | 7枚 |
| 手ブレ補正機能 | – |
| 防塵・防滴 | – |
| 付属品 | ・フード(ALC-SH171) ・レンズフロントキャップ(ALC-F55S) ・レンズリヤキャップ(ALC-R1EM) |
Eマウント用:SONY FE 50mm F1.8

手の届きやすい50mm
SONY FE 50mm F1.8は2016年4月28日に発売された、フルサイズ対応の標準単焦点レンズです。
5群6枚というシンプルな構成ながら、非球面レンズを採用することで、絞り開放でもしっかりとした描写性能を実現。円形絞りによって、美しいボケ味も楽しめるため、被写体を引き立たせた印象的な写真が撮影できます。
最短撮影距離は約0.45mで、テーブルフォトやちょっとした寄りの撮影にも対応可能。約186gという軽量ボディは、フルサイズ対応レンズとしては非常にコンパクトで、携帯性に優れています。
リーズナブルな価格設定も本レンズの魅力の1つ。初めての単焦点レンズとしてもおすすめでき、αシリーズの性能を手軽に引き出せる1本です。
| 製品名 | FE 50mm F1.8 |
|---|---|
| 発売日 | 2016年4月28日 |
| マウント | Eマウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 50mm |
| 開放F値 | F1.8 |
| レンズ構成 | 5群6枚 |
| 最短撮影距離 | 0.45m |
| フィルター径 | 49mm |
| 最大径×全長 | 68.6×59.5mm |
| 重量 | 186g |
スペックをもっと見る
| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 0.14倍 |
| 絞り羽根枚数 | 7枚 |
| 手ブレ補正機能 | – |
| 防塵・防滴 | – |
| 付属品 | ・フード ・レンズフロントキャップ ・レンズリアキャップ |
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GOOPASS MAGAZINE|カメラ・レンズ...Lマウント用:LUMIX S 100mm F2.8 MACRO S-E100

携帯性抜群な中望遠単焦点マクロレンズ
LUMIX S 100mm F2.8は、2024年2月に発売された中望遠単焦点マクロレンズです。
中望遠レンズとして撮影することが可能な焦点距離100mmの画角を持ち合わせ、テーブルフォトや花などの物撮りにも最適です。等倍(1:1)撮影が可能で、最短撮影距離は20.4cmと被写体に寄った近接撮影が可能です。
レンズ構成は11群13枚で、非球面レンズ3枚、UEDレンズ2枚、EDレンズ1枚を採用し色収差や球面収差を抑制することで小型・軽量ながらも優れた描写性となめらかなボケ味を実現しています。
AF駆動にはデュアルフェイズリニアモーターを採用しており、マクロレンズでありながら高速・高精度なオートフォーカスを実現。スチル撮影だけでなく、動画撮影や動きのある被写体にも対応できる柔軟さを持ち合わせています。
本体重量は約298gと、100mmマクロレンズとしては非常にコンパクト。バッグに常備しておいても気にならない軽さで、持ち出しやすさにも優れています。
また、防塵・防滴・耐低温設計により、屋外での撮影でも安心して使用可能。物撮りやポートレートをはじめ、幅広い撮影スタイルに対応する、信頼性の高い1本です。
| 製品名 | LUMIX S 100mm F2.8 MACRO S-E100 |
|---|---|
| 発売日 | 2024年2月15日 |
| マウント | Lマウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 100mm |
| 開放F値 | F2.8 |
| レンズ構成 | 11群13枚 |
| 最短撮影距離 | 0.204m |
| フィルター径 | 67mm |
| 最大径×全長 | 73.6×約82.0mm(レンズ先端より、レンズマウント基準面まで) |
| 重量 | 約298g |
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| フォーカス | AF / MF |
| 最大撮影倍率 | 1.0倍 |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 |
| 手ブレ補正機能 | – |
| 防塵・防滴 | ○ |
| 付属品 | ・レンズリアキャップ ・レンズキャップ ・レンズフード |
Xマウント用:フジノンレンズ XF56mmF1.2 R WR

F1.2の大口径で抜群の明るさを誇るレンズ
フジノンレンズ XF56mmF1.2 R WRは、先代の「XF56mmF1.2 R」の後継製品として、2022年9月29日に発売された大口径単焦点レンズです。
35mm判換算で約85mm相当の画角を持ち、被写体を引き立たせる中望遠ならではの自然な圧縮効果と、大口径F1.2による大きなボケ味が特長です。ポートレート撮影にうってつけのレンズです。
レンズ構成は8群13枚で、フォーカスレンズ群には非球面レンズやEDレンズを含む8枚の高性能レンズを採用。先代モデルよりも最短撮影距離を20cm短縮し、被写体により近づいた表現が可能になっただけでなく、画面全域で高い解像性能を実現しています。
また、防塵・防滴・耐低温構造を備えており、屋外撮影でも安心して使用できる設計です。タフな環境下でも高いパフォーマンスを発揮し、天候に左右されにくい点も魅力といえるでしょう。
XF56mmF1.2 R WRは、開放F1.2を活かしたボケ表現を求める方や、ハイレベルなポートレート撮影を目指すユーザーにふさわしい1本です。
| 製品名 | フジノンレンズ XF56mmF1.2 R WR |
|---|---|
| 発売日 | 2022年9月29日 |
| マウント | Xマウント |
| 対応センサーサイズ | APS-C |
| 焦点距離 | 56mm(35mm判換算約85mm相当) |
| 開放F値 | F1.2 |
| レンズ構成 | 8群13枚 |
| 最短撮影距離 | 0.5m |
| フィルター径 | 67mm |
| 最大径×全長 | 79.4×76mm |
| 重量 | 445g |
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| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 0.14倍 |
| 絞り羽根枚数 | 11枚(円形絞り) |
| 手ブレ補正機能 | – |
| 防塵・防滴 | – |
| 付属品 | ・レンズフロントキャップ FLCP-67 Ⅱ ・レンズリアキャップRLCP-001 ・レンズフード ・ラッピングクロス |
フォーサーズマウント用:OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 II

M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 II [ブラック]
■購入する場合は、50,043円(税込 ※2025/04/01現在 価格.com調べ)となっているようです。
あらゆる気象条件で活躍する万能標準レンズ
OM SYSTEM(旧OLYMPUS) M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 II は先代の「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8」の後継製品として、2025年3月1日に発売されたフォーサーズマウント用のレンズです。
フルサイズ換算で50mm相当の焦点距離は人の視野に近く、見た光景を自然に収めることができます。
開放F値1.8の明るさが実現する美しいボケ味と最短撮影距離0.25mで撮影できる距離感は日常を切り取るのに最適で、スナップ撮影やポートレート撮影、テーブルフォトに風景撮影と幅広い用途に対応しています。
レンズ構成は7群9枚で非球面レンズ2枚を採用し、フォーカス群にはMSC機構を採用することで高速かつ静粛なオートフォーカスを実現しています。
また、小型・軽量設計で重さ156gとコンパクトながら、新化したIPX1相当の防滴・防塵性能によりシーンや場所を選ばない撮影が可能です。
OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 II は、幅広いシーンや場所を選ばない耐久性を兼ね備えた汎用性の高いレンズです。上級者はもちろん、初めて単焦点レンズを購入する初心者の方にもおすすめです。
| 製品名 | OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 II |
|---|---|
| 発売日 | 2025年3月1日 |
| マウント | フォーサーズマウント |
| 対応センサーサイズ | マイクロフォーサーズ |
| 焦点距離 | 25mm (35mm判換算50mm相当) |
| 開放F値 | F1.8 |
| レンズ構成 | 7群9枚 |
| 最短撮影距離 | 0.25m |
| フィルター径 | 46mm |
| 最大径×全長 | 59.4×42.0mm |
| 重量 | 156g |
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| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 0.12倍(35mm判換算最大撮影倍率 0.24倍相当) |
| 絞り羽根枚数 | 7枚(円形絞り) |
| 手ブレ補正機能 | – |
| 防塵・防滴 | ○ (保護等級1級(IPX1):弊社の防滴ボディと組み合わせたときに性能を発揮します/防塵機構 |
| 付属品 | レンズキャップ( LC-46) レンズリアキャップ( LR-2) レンズフード( LH-49B) |
複数マウント展開:SIGMA 105mm F1.4 DG HSM

妥協なき描写性を実現する中望遠単焦点レンズ
SIGMA 105mm F1.4 DG HSM は2018年6月にSIGMAより発売された大口径中望遠単焦点レンズです。
フルサイズセンサーに対応している焦点距離105mmの中望遠単焦点レンズで、高画素レンズ群のArtラインにふさわしい高い描写力から映し出される写真はシャープでクリアな描写を実現します。
開放F値1.4の明るさが映し出す美しいボケ味は、長焦点であることも相まって大きくそして魅力的なボケを生み出します。
レンズ構成は12群17枚で、非球面レンズ1枚、特殊低分散ガラス2枚、FLDガラス3枚を採用し、高い解像力と色収差を押さえた描写を実現してしています。
また、防塵防滴機構が外装部の接合部に施され小雨程度であれば使用し続けることが可能です。
SIGMA 105mm F1.4 DG HSMは、高い解像力と魅力的なボケ味、シャープでクリアな描写性から、ポートレート撮影や天体撮影、風景撮影を行いたい方におすすめしたいレンズです。
| 製品名 | SIGMA 105mm F1.4 DG HSM |
|---|---|
| 発売日 | SA用、EFマウント用、Fマウント用:2018年6月14日 Eマウント用:2018年8月30日 Lマウント用:2019年12月20日 |
| マウント | SAマウント,EFマウント,Fマウント,Eマウント,Lマウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 105mm |
| 開放F値 | F1.4 |
| レンズ構成 | 12群17枚 |
| 最短撮影距離 | 100cm |
| フィルター径 | 105mm |
| 最大径×全長 | SAマウント:115.9×131.5mm Eマウント:115.9×157.5mm Lマウント:115.9×155.5mm |
| 重量 | SAマウント:1,645g Eマウント:1,720g Lマウント:1,745g |
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| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 1:8.3 |
| 絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
| 手ブレ補正機能 | – |
| 防塵・防滴 | ○ |
| 付属品 | ・ケース ・かぶせ式フード(LH113-01) ・フロントキャップ(LCF-105mm Ⅲ) ・三脚座(TS-111 kit) ・リアキャップ(LCR Ⅱ) ・プロテクティブカバー(PT-21) |
複数マウント展開:SIGMA 30mm F1.4 DC DN

日常使いに最適な大口径標準レンズ
SIGMA 30mm F1.4 DC DNは2024年12月に発売されたミラーレスカメラ用に設計された大口径標準レンズです。
フルサイズ換算で45~60mm(各マウントによって変動あり)と標準域の画角は直観的に見たままを切り取ることができ、最短撮影距離が30cmと比較的近くまで寄れるため日常的なスナップやポートレート撮影、テーブルフォトなどの撮影に最適です。
レンズ構成は、7群9枚のレンズ構成により色収差や歪みを押さえており、ミラーレスカメラに最適化したレンズタイプに非球面レンズを採用し高画質化と小型化を実現しています。
また、重量が260〜280g(各マウントによって変動あり)とSIGMA CONTEMPORARYのコンセプト通りのコンパクト設計で旅先で鞄に入れておいても気にならないサイズ感です。
SIGMA 30mm F1.4 DC DN は日常的なスナップ撮影や、テーブルフォト、風景撮影など幅広いシーンで活躍するレンズであり、初心者から上級者までさまざまなユーザーにおすすめのレンズです。
| 製品名 | SIGMA 30mm F1.4 DC DN |
|---|---|
| 発売日 | Lマウント用:2020年7月10日 Eマウント用、マイクロフォーサーズマウント用:2016年3月18日 Xマウント用:2022年4月8日 EF-Mマウント用:2019年10月18日 Zマウント用:2023年4月21日 RFマウント用:2024年12月5日 |
| 対応マウント(タイプ/センサー) | Lマウント、Eマウント、Xマウント、フォーサーズマウント、EF-Mマウント、Zマウント、RFマウント |
| 焦点距離 | 30mm |
| 開放F値 | F1.4 |
| レンズ構成 | 7群9枚 |
| 最短撮影距離 | 30cm |
| フィルター径 | 52mm |
| 最大径×全長 | Lマウント:65.4×71.3mm Eマウント:64.8×73.3mm Xマウント:64.8×73.6mm マイクロフォーサーズマウント:64.8×72.1mm Zマウント:70.0×75.3mm EF-Mマウント:64.8×73.3mm RFマウント:69.0×71.3mm |
| 重量 | Lマウント:280g Eマウント:265g Xマウント:275g マイクロフォーサーズマウント:260g Zマウント:285g EF-Mマウント:270g RFマウント:285g |
スペックをもっと見る
| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 1:7 |
| 絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
| 手ブレ補正機能 | – |
| 防塵・防滴 | ※Lマウント、Xマウント、ニコンZマウント ○ |
| 付属品 | ・レンズフード(LH586-01) ・フロントキャップ(LCF-52mm Ⅲ) ・リアキャップ(LCR Ⅱ) |
複数マウント展開:TAMRON 90mm F/2.8 Di III MACRO VXD

90mm F/2.8 Di III MACRO VXD (Model F072) [ニコンZ用]
■購入する場合は、90,580円(税込 ※2025/04/01現在 価格.com調べ)となっているようです。
優れた解像力を持つオールラウンダーマクロレンズ
TAMRON 90mm F/2.8 Di III MACRO VXDは、2024年10月24日に発売された、フルサイズ対応の中望遠マクロレンズです。
「タムキュー」の愛称で親しまれてきた90mmマクロの最新モデルにあたる本レンズは、等倍(1:1)マクロ撮影に対応し、最短撮影距離は23cm。花や昆虫などの繊細なディテールを捉える近接撮影に適しているほか、90mmというやや広角寄りの中望遠により、ポートレートや風景撮影にも活躍します。
レンズ構成は12群15枚で、全て球面レンズで構成され、そのうち4枚に異常低分散(LD)レンズを採用。色収差や歪みを効果的に抑え、クリアでシャープな描写性能を実現しています。さらに、タムロンとしては初となる12枚羽根の円形絞りを搭載し、より自然で美しい玉ボケ表現も楽しめます。
オートフォーカスにはリニアモーターフォーカス機構「VXD」を採用。高速かつ高精度なAFを可能にしながら、静粛性にも優れているため、静止画・動画を問わず快適な撮影体験が得られます。
全長128.5mm、重量640g(Zマウント用)と、マクロレンズとしては比較的軽量で、長時間の手持ち撮影にも対応しやすい設計となっています。
TAMRON 90mm F/2.8 Di III MACRO VXD はマクロ撮影やテーブルフォト、ポートレート撮影撮影など、緻密さの表現や美しいボケを活かしたい撮影をしたい方におすすめのレンズです。
| 製品名 | TAMRON 90mm F/2.8 Di III MACRO VXD |
|---|---|
| 発売日 | 2024年10月24日 |
| 対応マウント(タイプ/センサー) | Eマウント、Zマウント |
| 焦点距離 | 90mm |
| 開放F値 | F2.8 |
| レンズ構成 | 12群15枚 |
| 最短撮影距離 | 0.23m |
| フィルター径 | 67mm |
| 最大径×全長 | Eマウント:79.2×126.5mm Zマウント:79.2×128.5mm |
| 重量 | Eマウント:630g Zマウント:640g |
スペックをもっと見る
| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 1:1 |
| 絞り羽根枚数 | 12枚(円形絞り) |
| 手ブレ補正機能 | – |
| 防塵・防滴 | ○ |
| 付属品 | ・丸型フード(フィルター回転窓付き) ・フロントキャップ ・リアキャップ |
神レンズとは
「神レンズ」とは、カメラ界隈で使われている造語です。
一般的に描写性能やコスパが高い製品が神レンズと呼ばれますが、明確な定義はないため、人によって神レンズが異なります。
単焦点レンズは、ズームレンズに比べ構造がシンプルなため、小型・軽量であり、明るく、ボケ味も美しい製品が多い点が魅力です。
この記事では、「性能が良い」「コスパが良い」「使い勝手が良い」を基準に、単焦点の神レンズを各マウント毎に選定しました。

本記事での「神レンズ」選定基準は以下の通り。
- 性能が良い:光学性能やAF性能、手ブレ補正などが優れている
- コスパが良い:価格に対して、性能や使い勝手が良い
- 使い勝手が良い:対応できる撮影シーンの多さや携行性の高さなど
各マウント毎ににおすすめなレンズを選定しているため、ぜひ参考にしてください。
各メーカーごとのおすすめ単焦点レンズ
SONYの単焦点レンズ
Canonの単焦点レンズ
Nikonの単焦点レンズ
FUJIFILMの単焦点レンズ
マイクロフォーサーズの単焦点レンズ
単焦点レンズとズームレンズの違い
単焦点レンズとは、名前の通り焦点距離が1つに固定されたレンズのこと。
単焦点レンズには、ズームレンズのように、撮影シーンや被写体によって柔軟に焦点距離を変えられるズーム機能がありません。そのため「もう少し引きで撮りたい」「もう少しアップで撮りたい」といった場合は、その都度自分が移動することになります。

各メーカーから販売されている単焦点レンズの焦点距離はさまざまで、被写体やシーン、世界観などに合わせて焦点距離を選ぶことが可能。接写用のマクロレンズや、景色が丸く映る魚眼レンズなど、個性的なレンズも存在します。
焦点距離とは?
単焦点レンズを深く知るために「焦点距離」について詳しく説明します。
焦点距離とは、被写体にピントを合わせた際の、レンズ面の中心から撮像素子までの距離を示したもの。焦点距離が短くなるほど広角のレンズになり、広い範囲を写せるようになります。一方で、焦点距離が長くなるほど望遠のレンズとなり、狭い範囲を大きく写すことが可能です。
画角とは?
また、焦点距離と併せてよく耳にするのが「画角」。画角とは写る範囲を角度で示したもの。角度が広まるほど広角に、狭まるほど望遠になります。
単焦点レンズのメリット

単焦点レンズの特徴を知ると「焦点距離が変えられるズームレンズの方が便利で、使い勝手が良いのでは?」と思うはず。その通り、ズームレンズの方が1本で様々なシーンに対応できるので、活躍の場が多いのは事実です。ただし、単焦点レンズにもメリットがあるので、ここで解説します。
コンパクト・軽量で持ち運び易いものが多い
単焦点レンズは、使用するレンズの枚数が少なく済むことが多く、ズームレンズより構造がシンプルです。そのため、コンパクトで軽量なレンズに仕上げることが可能。パンケーキレンズと呼ばれる、手のひらに収まるほど、薄くて軽いレンズもあります。

カメラ本体に装着しても邪魔にならないため、日常的に持ち歩いたり、お散歩フォトを気軽に楽しんだりできるでしょう。
一方で美しい描写力を追求したレンズの中には、単焦点レンズでも「大口径単焦点レンズ」と言われる、高級でサイズも大きくしっかりと重量があるものも存在します。また単焦点レンズは手ブレ補正がついていないものが多いですが、手ブレ補正機構がついていると大きくて重たくなります。
どの程度のレンズクオリティを求めるか、自分の撮影用途や撮影スタイルに合ったものから選ぶのがおすすめです。
高性能でもコスパが良いモデルが多い
前述した通り、多少点レンズはズームレンズよりもシンプルな構造のため、高画質・高性能でもコスパが良いモデルが多いのも魅力です。
使い勝手よりも画質など描写のクオリティを重視するなら、単焦点レンズを選べば間違いないといっても過言ではありません。
「綺麗な写真が撮りたいけど、交換レンズを始めて購入するからあまり高価なものは選べない」といった初心者の方は、まずは単焦点レンズを使ってみるのがおすすめです。
明るいレンズが多い
単焦点レンズは構造がシンプルでレンズ枚数も少ないことから、ズームレンズに比べて開放F値を小さく設計しやすく、光を多く取り込める「明るいレンズ」であることがほとんどです。
そのため、暗い環境でもシャッター速度をあまり落とさずに撮影でき、手ブレや被写体ブレのリスクを抑えることができます。動きのある被写体や、室内・夕暮れなど光量の少ないシーンでも安心して使える点は大きな魅力です。
また、F値を小さく設定できるレンズでは「被写界深度(ピントが合う範囲)」が浅くなりやすく、これにより背景を大きくぼかして被写体を強調する表現が可能になります。いわゆる「ボケ感のある写真」はこの浅い被写界深度によって生まれます。

このように、単焦点レンズは明るく撮れるだけでなく、シャッター速度の自由度が増し、美しいボケや立体感のある表現も楽しめるため、写真の雰囲気を自在にコントロールしたい方におすすめです。
単焦点レンズを使用する際のポイント

焦点距離を自由に変えられない単焦点レンズ。単焦点レンズを使用するうえでのポイントを解説します。
構図決めは撮影者が動く
焦点距離が変えられない単焦点レンズを使用する際は、撮影時の構図選びが重要です。
ズームレンズのように写る範囲を焦点距離で調整することができないため、撮影者自身が前後左右に動き、被写体との距離や立ち位置を変えながら構図を整える必要があります。
そのため、立ち位置が制限されるような室内やイベント会場などでは、被写体を思い通りに捉えにくい場合もあります。
とはいえ、早い段階で単焦点レンズを使い始めることで、「自分で構図を作る」意識が身につきやすく、写真上達の近道になるともいわれています。初心者にとってはややハードルが高く感じられるかもしれませんが、写真の基本を体感的に学べる良い機会になるでしょう。
単焦点レンズが活きる被写体・シーンを知る

単焦点レンズのメリットを活かして撮影するには、適したシチュエーションを見極めることも重要なポイントです。
単焦点レンズの大きな魅力はその明るさであり、暗い場所での撮影に強いという特性があります。たとえば、星空や夜景の手持ち撮影、夜の路地でのスナップなどでは、シャッター速度を落とさずに撮影できるため、手ブレを抑えつつ明るい写真を残せます。必要に応じて三脚を併用すれば、さらに表現の幅が広がるでしょう。
また、ポートレート撮影でも単焦点レンズは活躍します。F値を小さく設定することで被写界深度が浅くなり、背景が美しくぼけて、被写体を引き立たせた印象的な写真が撮れます。
のように、単焦点レンズは暗所やボケを活かした撮影シーンに最適です。特徴を理解し、それに合った撮影環境を選ぶことで、レンズの魅力を存分に引き出すことができるでしょう。
ボケ味と露出管理に気を付ける
単焦点レンズは、開放F値が小さいモデルが多く、背景を大きくぼかした「ボケ感のある写真」が撮りやすいのが特徴です。
特に望遠寄りのレンズを選び、絞りを開け(F値を小さく設定し)、被写体に寄って背景との距離をとることで、より効果的にボケを活かすことができます。
ただし、夏の晴天時など光が強すぎる環境では、取り込む光が多くなりすぎて「白飛び」が発生することがあります。これを防ぐには、露出補正をマイナスに設定したり、ISO感度を下げる、シャッタースピードを速くするなどして光の量を抑える工夫が必要です。
また、NDフィルター(減光フィルター)を使えば、設定に頼らず物理的に光量を減らすことができるため、明るい屋外での撮影にも役立ちます。NDフィルターはカメラ用のサングラスのようなもので、自然なボケを保ちながら露出オーバーを防ぐのに効果的です。
単焦点レンズの特性を活かすには、ボケの作り方と同時に露出管理にも気を配ることが大切です。
単焦点レンズの種類
単焦点レンズの種類を解説します(焦点距離は35mm判換算の場合)。
広角レンズ(〜39mm前後)
広い範囲を写せるの”広角レンズ”。たとえば、超広角といわれる焦点距離14mmのレンズでは、水平方向に約114度の景色を写せます。一般的には、24〜40mm未満を広角、24mm未満を超広角と分類されます。

広角レンズは被写体との距離が十分にとれない撮影や、できるだけ広い範囲を写したい大規模な風景撮影などに用いられます。
また、超広角レンズで顕著に表れる、画面全体にピントが合ったように見える”パンフォーカス”や、近くのものが大きく遠くのものがより小さく見える”パースペクティブ”なども魅力。写真に面白みを持たせたい場合にも活躍するレンズです。
反対に28〜40mm未満のレンズは、広い範囲を写しながらも、人間の感覚に馴染む自然な写りが持ち味です。
標準レンズ(40〜70mm前後)
標準レンズとは、一般に焦点距離40〜70mm程度のレンズを指し、特に50mmや60mmといった焦点距離のものがその代表とされています。
目で見たままの景色に近い、自然な写りを表現できるのも標準レンズの特徴です、

単焦点レンズの中でも標準レンズは、F1.4〜F1.8といった比較的小さなF値を採用したモデルが多く、光を多く取り込めるのが特徴です。構造が比較的シンプルなため、明るく高画質でありながら価格を抑えたモデルも多く、コストパフォーマンスに優れたレンズが揃っています。
なお、標準レンズには、Leicaの「ズミクロン」やZEISSの「プラナー」など、有名レンズが多いのも特徴です。
中望遠レンズ(70mm前後〜135mm前後)
標準レンズと望遠レンズの中間に当たる焦点距離のレンズを”中望遠レンズ”と呼びます。別名「ポートレートレンズ」といわれるほどポートレートの撮影に重宝されており、写真愛好家からの人気が高いレンズです。
中望遠レンズは、ほどよく望遠であるため背景に余計なものが映り込みにくく、主題以外の部分を自然かつ美しくぼかすことができます。ボケを活かすことで主題と副題の整理がしやすく、構図に明確な意図を持たせやすいため、作品づくりにも適したレンズです。

望遠レンズ(135mm〜)
遠くにあるものを大きく写すためのレンズが”望遠レンズ”です。望遠鏡をイメージするとわかりやすいでしょう。報道カメラマンや、陸上競技などを撮影するカメラマンが、長くて大きなレンズを使っている場面を見たことがある方もいるのではないでしょうか。
望遠レンズは、野鳥や飛行機・スポーツなど近づけない被写体を遠くから撮影するのに最適です。

多くのレンズを使う構造上、どうしても大きく重いレンズとなり、価格も高価なものがほとんど。
近年は手の届きやすい価格帯の望遠ズームレンズが人気で、単焦点の望遠レンズは、写りを追求する一部のプロが使うものになっています。
マクロレンズ(等倍撮影が可能)
マクロレンズは、被写体を実物大(1:1)に近い倍率で撮影できる特殊なレンズです。文献の複写、精密部品の記録、小さな昆虫や植物の撮影など、細部を大きく写したい場面で活躍します。
現在販売されているマクロレンズの多くは、風景やスナップ撮影などにも対応でき、一般的なレンズと同じように使えますが、他のレンズと大きく異なるのは、撮影倍率が高く、ピントを合わせられる最短距離が非常に短いことです。

たとえば、一般的な50mmレンズの最短撮影距離が約45cmであるのに対し、50mmマクロレンズでは18〜20cmほどまで被写体に近づいて撮影できます。この距離はカメラのイメージセンサーから被写体までの距離を指し、実際にレンズの前面から被写体までの「ワーキングディスタンス」はさらに短くなります。
このように、マクロレンズでは被写体に大きく近づいて撮影できるため、小さなものを画面いっぱいに写すことが可能になります。また、撮影倍率1:1(等倍)に対応している点も、一般的なレンズとの大きな違いです。
まとめ

単焦点レンズには、超広角〜超望遠の焦点距離や、マクロレンズ・魚眼レンズなどさまざまなモデルがあり、個性や用途もそれぞれ異なります。
また、単焦点レンズは、シンプルでズームレンズのように融通が利かないからこそ、最短撮影距離など細かな性能が重要。
本記事で紹介した選び方を参考に、自分にぴったりの単焦点レンズを選んでください。
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