【2021年最新】初心者が星空を撮影するのに適したカメラは?必要な機材とおすすめの撮り方も解説します

初心者が星空を撮影するのに適したカメラは?必要な機材とおすすめの撮り方も解説します

夜景の撮影は、写真撮影を趣味にする人たちにも人気のある、定番ジャンルのひとつです。ただ、ごく普通に撮影した写真とかなり違って見えるので、難しそうに感じている方も多いのではないでしょうか。たしかにフィルムカメラの時代は難易度の高い撮影でしたが、デジカメが進化した現代ではハードルがかなり下がり、手軽に撮影できるようになりました。このページでは、初心者が星空の撮影をしようと思い立ったときに、どんなカメラや機材を揃えて、どのように撮影に挑んだらよいかを解説していきます。

星空の撮影に適したカメラ

星空を撮影したい!となったときに、まず必要になるものはカメラです。まずは、撮影に必要なカメラを、機材を交えて見ていきましょう。

絞り・シャッタースピード・ISO感度がマニュアルで設定できるカメラ

星空を撮影するときに何より大切なのは、「絞り・シャッタースピード・ISO感度」がマニュアルで設定できるカメラであることです。最近はコンパクトデジタルカメラでも、マニュアルでの設定が可能なものが多くなりましたが、中にはできないものもあります。

絞りやシャタースピードなどの設定がマニュアルで可能なことが条件です

星空の写真を撮る際の設定の目安は、そのときの状況によって絞りF2.8〜F4、シャッタースピードが15秒〜30秒、ISO感度は3200〜6400ほどです。撮影して、結果を確認して、というのを繰り返して設定を追い込んでいくので、マニュアル設定の操作がしやすいデジタル一眼レフやミラーレス一眼が使いやすいはずです。

F値(絞り)についてさらに詳しく知りたい方はコチラ

ISO感度についてさらに詳しく知りたい方はコチラ

シャッタースピードについてさらに詳しく知りたい方はコチラ

コンデジは写真にザラザラとしたノイズが出やすい

星空の撮影は夜に行ないます。星はどんなに明るくても、人口の灯のような強さで光ることはありませんから、撮影時の感度を上げて撮影を行うのが一般的です。そして、カメラによっては感度を上げると写真にザラザラとしたノイズが出ます。ノイズが出てしまっては、せっかくの星空の写真がガッカリな仕上がりになってしまいます。

便利なコンパクトデジカメですが星空の撮影には不向きです

一般的に、スマートフォンやコンパクトデジタルカメラに使われるような小型のイメージセンサー(撮像素子)を搭載したデジタルカメラは、高感度でノイズが出やすい傾向にあります。

イメージセンサーの大きいカメラのほうがきれいに撮れる

では、どんなカメラならノイズが出にくいのでしょうか。それはズバり、イメージセンサーの大きいカメラです。一般的に、イメージセンサーは大きいほうが高感度での撮影に強い傾向があります。例えば、一眼レフカメラやミラーレス一眼に使われている、APS-C、35mmフルサイズセンサーなどです。

1型のセンサーサイズ

フルサイズやAPS-Cなどサイズの大きいセンサーが有利

ちなみに、どのくらい感度を上げて撮影するのかというと、状況にもよりますが、ISO3200〜6400くらいの撮影でノイズが出ないカメラなら問題なく撮影できると考えてよいでしょう。

結論:星空撮影なら一眼レフかミラーレス一眼がおすすめ

マニュアル撮影の操作がしやすく、なおかつ写真にノイズが出にくい大型のイメージセンサーを搭載したカメラとなると、やはり一眼レフかミラーレス一眼レフとなります。

星空を撮影するなら、おすすめは一眼レフかミラーレス一眼です

やや高価なイメージがあるかもしれませんが、最近は入門向けに手頃な価格のレンズキットなども用意されていますし、手頃な中古を探す方法もあります。時間をかけて撮影した写真を、納得いく仕上がりにするためにも、一眼レフかミラーレス一眼を使うことをオススメします。

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星空の撮影にぴったりなレンズ

一眼レフやミラーレス一眼にはさまざまの種類のレンズが用意されています。星空を撮影するには、どんなレンズを選んだらよいのでしょうか?

最初はキットレンズで十分!

星空を広く写すために必要なレンズの焦点距離は、35mmフルサイズの場合で28mm(APS-Cなら18mm、4/3型なら14mm前後)が目安。さらに、広角なレンズもオススメです。また、撮影時のF値は、先ほど説明したとおりF2.8〜F4程度があればOK。カメラにセットで付いてくるキットズームレンズの広角側は、APS-Cセンサーの場合で18mm前後、また、解放F値もF3.5〜F4程度のものが多いので、実はこれで十分だったりします。

いわゆるキットレンズで星空撮影が可能です

キットのズームレンズは、価格に対して写りがよいことも多いので、まずはキットレンズを持って星空の撮影に行ってみましょう。

もっと写りを追求するなら、F値2.8以下の広角レンズがおすすめ

キットレンズでの撮影はし尽くして、もっと写りのよいレンズが欲しい!となった場合は、F値が2.8以下、焦点距離が35mmフルサイズの場合で28mm(APS-Cなら18mm、4/3型なら14mm前後)以下の広角レンズを選びましょう。広い星空を撮影するためには広角レンズが最適です。星単体を撮影するためには、かなりの超望遠が必要ですが、星空の撮影に標準〜望遠レンズは必要ありません。

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星空の撮影に必要な機材

カメラとレンズは決まりました。では、それ以外に星空の撮影に必要な機材はどんなものでしょうか?

頑丈な金属かカーボンの三脚がおすすめ

星空の撮影は、15秒〜30秒ほどシャッターを開けっ放しにして撮影します。つまり、撮影している15秒〜30秒ほどの間は絶対にカメラをブラしてはいけないのです。そのために重要になのが、三脚の性能です。例えば、軽くて華奢な三脚は持ち運びが大変しやすく便利ですが、もし風が吹いていたら、カメラをブラさずに撮影することは難しいでしょう。

準備に手間のかかる撮影だからこそ、しっかりした三脚でビシッと撮りましょう

反対に、大きく重い三脚は持ち運びに骨が折れますが、多少の風でもカメラがブレず、きれいに撮影できます。おすすめは金属製の1万円前後の三脚です。耐荷重5kg以上を目安に選ぶとよいでしょう。もし、持ち運びがつらい場合は、カーボン製の三脚がおすすめです。本体は軽量ですが強度が高いので、例えば撮影する現地で、石を拾って重りにするストーンバッグなどを併用すれば、安定させることができますよ。

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レリーズはあってもなくてもいい

星空を撮影するときに、直接シャッターボタンを押すとカメラがブレてしまいます。そのために必要なのが、有線・無線いずれかのリモコンでシャッターを操作できるレリーズです。レリーズがあれば、カメラ本体に触れずにシャッターボタンを押せるので大変重宝します。ただ、最近のカメラには2秒後にシャッターを切ってくれるモードがあります。よほど強くシャッターボタンを押さなければ2秒以内にカメラの揺れは止まるはずなので、レリーズがなくても大きな問題はありません。

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