【2019年最新版】一眼レフを使った月の撮り方。初心者でも簡単、高価な機材は不要

夜空を見上げると、月がとても綺麗で撮りたくなる時ってありますよね。とはいえ、スマホのカメラではなかなかうまく撮れない、といった経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

実は一眼レフカメラをお持ちの方なら、「あるもの」があれば初心者でも簡単に綺麗な月の写真を撮ることができるのをご存知でしょうか?あるものと言っても、高価なものは不要です。この記事では、カメラ初心者向けに簡単な月の撮り方について解説します。

スマホで月の撮影が難しい理由

そもそも、なぜスマホなどでは月の撮影は難しいのでしょうか?

これはスマホカメラの性能に問題があります。スマホのレンズは35mm換算でおよそ30mm〜35mmであり、月を大きく写すことが難しいのです。

また、実は月というものは被写体にしてはとても明るく、光の量は太陽とそこまで変わりません。スマホだと夜の暗さを認識して被写体を明るく撮ろうとしてしまい、かえって明るくなりすぎてしまい、うまく撮れないのです。

最近ではスマホカメラの露出(明るさ)を設定できるアプリがあるため、そのようなものをインストールすれば多少綺麗に撮ることはできます。しかし、はっきり月を撮るにはやはり一眼レフには敵いません。

一眼レフで月の撮影するときに必要なもの

デジタル一眼レフカメラ

スマホより一眼レフの方が、月を綺麗に撮ることができるのを前の章で解説しました。

一眼レフカメラで月を綺麗に撮るためには、あるものが必要です。それは「望遠ズームレンズ」。望遠レンズとはその名の通り、遠くにある被写体を撮るためのレンズです。

月を撮るためには望遠レンズは「35mm換算で300mm※」のもの、最低でも200mmが必要です。エントリーモデル(初心者向けのモデルのこと)のダブルズームキットについてくる望遠レンズで十分です。

※ カメラのセンサーには様々な大きさがあり、設定について説明する場合には基準が必要です。「35mm」とは35mmフルサイズのカメラで撮ることを基準にしています。
「300mm」とは「焦点距離が300mm」という意味で、焦点距離とはレンズの映る範囲のこと。この数字が大きければ大きいほど、遠くのものを大きく撮ることができます。

望遠レンズさえあれば月の撮影は可能です。また望遠レンズを使用すると手ブレが発生しやすくなるので、セルフタイマーを使うか、三脚やレリーズ(外付けのシャッターのこと)を準備するとよいでしょう。

なお、高倍率のコンデジ(コンパクトデジカメ)でも月は撮ることができます。

一眼レフで月を撮影する時の手順

満月

前の章では、月の撮影は望遠レンズがあれば可能であることを解説しました。続いて、月の撮影をするための設定について解説します。

月齢を確認しよう。満月が一番撮影しやすい

この設定は、月齢(月の満ち欠けを表す数値)によって変わってきます。そのため、あらかじめ月齢を確認しておきましょう。満月(月齢14.8)が一番撮りやすく、三日月(月齢2.5)が一番撮影が難しいです。

カメラのモードは「マニュアル」に設定しよう

次に、カメラ本体をマニュアルモードに設定しましょう。初心者の人にとってはマニュアルモードは難しく感じられるかもしれませんが、月の撮影の場合は月齢に応じて決まった設定にするだけで、綺麗な月の写真を撮ることができます。

機種によっては、夜景モードなど他のモードでの撮影も可能ですが、月が真っ白に潰れてしまうなど、失敗する可能性が高いです。この記事で説明する設定であれば、ほぼ間違いなく綺麗な月の写真を撮ることができるので、挑戦してみましょう。

露出について。ISO感度、F値とは?

そして、露出(ISO感度、F値、シャッタースピード)の設定です。いきなりISO感度やF値などと言われても何のことか分からない人もいると思います。そこで設定の前に、露出についてそれぞれ解説します。

ISO感度とは、カメラが光を捉える能力値のことです。通常、暗い場所ではカメラは光を多く取り入れようとしてシャッタースピードが遅くなるのですが、ISO感度を上げるとシャッタースピードが上がり、夜に月の撮影をする際でも適正な明るさになるのです。

F値(絞り)とは、レンズから入る光の量を数値化したもののこと。F値を小さくすると絞りが開いて、レンズから入る光の量が増えます。F値を変えずシャッタースピードを上げても、同じ光の量を取り込むことが可能です。

満月を撮るときの露出設定。決まった数値を設定すればOK

では、月を綺麗に撮るためには露出の設定はどのようにすればよいか。これは月齢に応じて決まった数値を設定すればOK。そのため月齢さえ分かっていれば、初心者でも簡単に月を綺麗に撮ることができるのです。

ここでは満月を綺麗に撮るための設定を紹介します。満月の場合は「ISO感度400、F値8.0、シャッタースピード1/800」で撮影すれば、綺麗に撮ることが可能です。

もし暗い場合は、ISOを大きくしたり、F値を小さくしたり、シャッタースピードを遅くしましょう。明るすぎる場合はその逆をすればOKです。

ピントを合わせたらシャッターを押して撮影してみよう

露出の設定をしたら、手ブレ補正をオンに、フラッシュはオフにして、実際に撮影してみます。望遠レンズを装着し、月にピントを合わせてください。

ピントを合わせるときは、シャッターを半押しすることでオートフォーカスされます。またうまくピントが合わないときは、遠くの街明かりに合わせてみましょう。

ピントが合ったら、シャッターを押します。上でも書いたとおり、望遠レンズを着けていると手ブレが起こりやすくなるため、しっかり構えてください。どうしても手ブレが出てしまうようであれば、セルフタイマーを使うか、三脚やレリーズを準備して撮るとよいでしょう。

月は大きく撮れなくてもOK!トリミングして大きくしよう

このとき、月は実際に写真にしたい大きさよりも小さくても問題ありません。最近の一眼レフは画質がいいものが多いため、トリミングして引き伸ばしてもはっきり写るのです。

クレーターがしっかり写っていれば、後で撮ったものをトリミングして、余分な空をカットすることで、綺麗で大きな月の写真にすることができます。

はじめから画面いっぱいの月を撮るには、高級な望遠レンズが必要になります。望遠レンズの価格は5万円ほどかかり、高いものだと20万円するものまであり、決して安くありません。最近の一眼レフの画素数は高いものが多いので、トリミングする方法がよいでしょう。

一眼レフで月を撮影するときのポイント

月

前の章では、実際に月を撮る時の流れを解説しました。月齢を確認していれば、決まった設定をすることで初心者でも簡単に綺麗な月の写真を撮ることができるのです。

この章では、その他の月を撮影するときのポイントについて解説していきます。

撮影枚数が少ないといい写真が撮れる確率も少ない。条件を変えて何枚も撮影しよう

これは月に限った話ではありませんが、1枚だけ、もしくは数枚だけ写真を撮って、納得のいくものが撮れる人は少ないでしょう。その数枚の中にいい写真が撮れていなかったら、また撮り直さないといけません。

白くなりすぎてクレーターが見えなかったり、逆に暗すぎても良くないです。そのため、設定や角度など、条件をいろいろ変えて撮影しましょう。

満月に慣れたら半月や三日月などにもチャレンジしよう

満月を撮影してみて、綺麗に撮れるようになったら欠けた月を撮影してみるとよいでしょう。欠けた月は、満月よりもクレーターがよりはっきり見えます。

半月を撮影する場合は、設定をISO感度400、F値6.3、シャッタースピード1/200にするのがおすすめです。また三日月の場合は、ISO感度800、F値6.3、シャッタースピード1/200にして撮影してみましょう。

しかし月が欠けると、その分光の量が減ります。三日月の光の量は、満月の200分の1ほどしかないそうです。

光の量が少ないと、シャッタースピードを遅くするなどして調整しなければいけません。そうすると、望遠レンズを着けているだけでも手ブレが起こりやすいのに、されに手ブレしやすくなります。そのため満月に比べて三日月はとても難しいのです。

いきなり初心者が一切手ブレなしで写真を撮るのは難しいため、構えをしっかり安定させて撮るか、セルフタイマーを使用するか、三脚かリレーズを準備しましょう。

ホワイトバランスを変えて写真の雰囲気を変えてみよう

例えば白色と言っても、蛍光灯の白と紙の白とは明るさなどが異なりますよね。また太陽光の下と蛍光灯の下とでは、同じ色でも違って見えます。

カメラでも同じように、同じ色でも光源などが違うと、正しい色を認識できないことが。それを補正するための機能がホワイトバランスです。

このホワイトバランスを変えることによって、月も様々な色に変化します。例えばホワイトバランスを蛍光灯で設定すると白っぽく映るのが、曇りのモードだと黄色っぽくなるのです。

満月の撮影は基本的にオートで問題ありませんが、ホワイトバランスを変えて撮ってみるのも面白いでしょう。

満月なら初心者でも簡単に撮影できる!

この記事では、一眼カメラで月を撮る方法について解説しました。満月の日なら決まった設定にすれば簡単に綺麗な月を撮ることができます。

月の撮影には基本的に高価なレンズなどは不要で、エントリークラスに付いてくるダブルズームキットのもので十分です。しかしどうしても手ブレが出てしまったり、欠けた月を撮る場合には三脚やリレーズを準備するか、セルフタイマーを使ってみましょう。

露出を変えたり、ホワイトバランスを変えたりするだけでも月の様々な表情を見ることができます。ぜひ月の撮影に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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COOLPIX P1000

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月面も撮影できる!超高倍率ズームを搭載したネオ一眼

COOLPIX P1000は、レンズ一体型の“ネオ一眼”といわれるジャンルのカメラ。電子ビューファインダーを備え、レンズが交換できないこと以外はミラーレスと似た構造で、使い勝手も変わりません。海外ではこうしたネオ一眼のニーズが高く、COOLPIX P1000も最初は海外で発売されました。

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