キヤノン・ニコン・ソニーなどのカメラメーカーは、自社の一眼レフで使うための「純正レンズ」を用意しています。でも、それ以外にもレンズ専門メーカーの交換レンズが使えることをご存知ですか?
ここでは、そんなレンズ専門メーカーの一社「TAMRON(タムロン)」の一眼レフ用交換レンズを詳しく解説します。
目次
タムロンはどんなレンズメーカー?
まずは、タムロンがどんなレンズメーカーなのか詳しくみていきましょう。
大手メーカーのOEMも手がける老舗
タムロンはさいたま市に本社を置くレンズメーカーで、1950年に創業しました。一眼レフ用だけでなく、監視カメラや車載カメラ用のレンズも手がけ、さらに大手カメラメーカーへもレンズをOEM供給してきた、一流のレンズメーカーです。

タムロンは自社ブランド製品以外にOEM用レンズも生産しています
かつては、売れ筋である安価なズームレンズを多く販売しており、カメラとセットで特売されることが多かったため、タムロン=安レンズのイメージがありました。ですが、現在は実力が一般にも認められ、高価格帯のレンズも人気になっています。
マクロと超高倍率ズームがタムロンの得意分野
マクロというのは接写用レンズのことで、かつては文献の複写専用で、人物撮影には向かないものでした。それを覆したのが1979年発売のタムロンの初代90mmマクロです。ポートレートも美しく撮れる性能で、プロを中心に大ヒットしました。
“タムキュー”(タムロンの90mm)と略され、プロカメラマンや写真愛好家ならタムロンと聞いて真っ先に思い浮かべるほど有名なレンズですが、その人気に甘えることなく時代に合わせた改良を続けています。

1本であらゆる撮影に対応できるズームレンズが得意です
また、ワイドから超望遠まで1本でカバーする高倍率ズームレンズのパイオニアでもあり、他社にはない「高倍率ズーム」という製品カテゴリーも設けられています。例えば18-400mmのレンズなどは、タムロンにしかない圧倒的な倍率です。
タムロンとシグマがサードパーティーにおける2大メーカー
タムロンと並ぶ有名レンズメーカーにシグマがあります。サードパーティー製のレンズを選ぶとなるとまず選択肢に上がるのがこの二つのメーカーです。

タムロンとシグマはどちらもコスパと性能に優れたレンズを多く発売しているメーカーです。
どちらのメーカーも純正レンズに劣らないレンズの開発を目指しどんどんレベルが上がっています。サードパーティー製ならではの魅力である手が届きやすい価格を維持しているため熟練者からの需要も増加しています。
SIGMA(シグマ)のおすすめレンズについてはこちらで詳しく解説しています!
シグマのレンズは解像力・品質へのこだわりが強く出ている傾向があります。タムロンもそれに追随するように高品質なレンズを追求すると同時に、デザイン性にも個性を発揮しています。タムロンのズームレンズには20倍以上の超倍率ズーム域を誇るレンズがあり、プロからも評価の高い1本となっています。
タムロンの交換レンズが人気の理由
純正レンズではないサードパーティー製レンズの中でもタムロンのレンズが人気を集める理由はどんなところにあるのでしょうか。
高いコストパフォーマンス
タムロンなどのサードパーティーと言われるメーカーのレンズは、価格面で純正レンズを購入できない場合に仕方がなく選択されていた時代がありました。しかし現在ではレンズの質も向上し、プロや熟練者が撮影したい写真にあったレンズを選ぶ際に純正レンズと同等に並ぶ選択肢のひとつとなっています。

タムロンレンズはコストパフォーマンスが抜群です
特に解像力の部分では純正のカメラより性能が高いレンズも多くみられます。タムロンのレンズは低価格を保ちながらも質の高いレンズが多いため、高いコストパフォーマンスが根強い人気を獲得しています。
シンプルなデザイン
近年のタムロンレンズは黒一色ですっきりとしたシンプルなデザインが主流になっています。以前主流であった金ラインが入ったデザインから高級感のある現在のデザインに一新されてから、デザイン面での人気も高まりました。

洗練された黒一色のデザインも人気です
シンプルなのでどのメーカーのカメラとも相性がよく、老若男女問わず使いやすいレンズデザインと言えるでしょう。
プロフェッショナルにも支持される高性能モデル
タムロンのレンズは数多く発売されていますが使用するカメラの種類によってシリーズになっており、中でも高性能を売りにしたモデルはプロ人気が高いです。

タムロンレンズはプロ向けの高性能モデルも人気です
とことん性能にこだわったプロフェッショナル向けモデルとなっているので、クオリティの高い写真を求める方から熱い支持を受けているます。高性能モデルでもしっかり低価格に抑えられているところも高評価の理由です。
タムロンの交換レンズの特徴
タムロンの交換レンズには、対応するカメラが異なる3つのシリーズと、高性能モデル「SPレンズ」が用意されています。それぞれどのようなレンズなのか、特徴を見ていきましょう。
Diシリーズ:フルサイズを含むデジタル一眼レフ用レンズ
Diシリーズは、ニコンやキヤノンなど大手メーカー製フルサイズ一眼レフに対応した高性能レンズです。得意とする高倍率ズームはもちろん、看板商品の90mmマクロや、スポーツ撮影に対応する超望遠レンズなどをラインナップしています。

デジタル一眼レフならDiシリーズが第一選択肢です
また、タムロンが近年力を入れている、35mmや45mm、85mmなどの単焦点レンズ(ズームのないレンズ)もDiシリーズのみ。多くのデジタル一眼レフユーザーが、タムロンのレンズを選ぶときにまず検討するであろう主力のシリーズです。
Di IIシリーズ:APS-Cセンサー専用デジタル一眼レフ用レンズ
コンパクトなAPS-Cセンサーを搭載するカメラ向けに、写りのよさはそのまま、設計を最適化したのがDi IIシリーズです。フルサイズで同じ性能を発揮するレンズに比べて全長を短く・軽く設計できるため、持ち運びしやすいメリットがあります。

APS-Cセンサー搭載の一眼レフならDi IIシリーズも選べます
また、フルサイズだと巨大になりすぎてしまう超高倍率ズームレンズも実現しています。フルサイズ機でいう約27mm〜600mmをカバーする「18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD」は、タムロンの真骨頂を感じさせる驚きのレンズです。
Di IIIシリーズ:ミラーレス一眼カメラ専用レンズ
これからもっとも充実しそうなのが、ミラーレス一眼レフ専用のDi IIIシリーズです。2011年にソニーのAPS-Cセンサー搭載のミラーレス用に1本目を発売し、2014年にマイクロフォーサーズ用に2本目を発売、その後開発が止まっていました。

ミラーレスならDi III。最近人気のシリーズです
しかし、近年のフルサイズ一眼レフ人気を受け、2018年と2019年にソニーαシリーズのフルサイズ機に対応したレンズを続けて発売。一新したデザインはタムロンの新時代を感じさせます。発売以来大人気となっており、第3弾も期待されています。
SPレンズ:Di&Di IIシリーズに用意された高性能モデル
SPレンズは「Superior Performance」の略で、タムロンの中でも高性能なレンズにつけられる特別な名前です。現在16種類をラインナップしていますが、現在販売している単焦点レンズがすべてSPレンズとなっているのも特徴です。

「SP」の文字は高性能レンズの証です
その単焦点レンズのうち4種類には、単焦点レンズにはめずらしい手ぶれ補正機能を内蔵しており、性能をしっかり発揮できるようになっています。光学性能のみを追求するのではなく、常にバランスを忘れないのもタムロンらしさです。
タムロンの交換レンズを選ぶときのポイント
では、タムロンの一眼レフ用交換レンズを選ぶときに、どんなことに注意して選んだらよいのでしょうか?
自分のカメラに合ったシリーズから検討を始める
タムロンのレンズは、装着できるカメラに合わせてわかりやすくシリーズ化されています。もし手持ちのカメラがフルサイズセンサーを搭載した一眼レフならDiシリーズを、ミラーレスであればDi IIIシリーズから選びましょう。

まずは自分のカメラの種類とセンサーサイズを確認しましょう
APS-Cセンサーを搭載した一眼レフなら、DiシリーズとDi IIシリーズから選べます。Di IIシリーズのほうがAPS-Cに最適化された小型のレンズが多いですが、将来フルサイズへの買い替えの可能性もあるならDiシリーズから選ぶのもひとつです。
また、ミラーレス専用のDi IIIシリーズの中にはAPS-C専用のものも含まれているので、選ぶ際は気をつけましょう。
手ぶれ補正機構の有無をチェック
タムロンのレンズには、手ぶれ補正機構が内蔵されているものと、されていないものがあります。手持ちのカメラに手ぶれ補正機構が内蔵されていれば不要ですが、そうでない場合はついているものをおすすめします。

タムロンの手ブレ補正は強力。プロも信頼しています
タムロンの手ぶれ補正機構は「VC(Vibration Compensation)」と呼ばれ、搭載されているレンズは名前の中に「VC」の文字が入ります。その効果はカメラメーカーの純正レンズ以上に強力と評判なので、選ぶ際は必ずチェックしましょう。
タムロンの人気一眼レフ用交換レンズおすすめ15選
ここからはGooPassがおすすめする、タムロンの一眼レフ用交換レンズをご紹介します。
SP 35mm F/1.4 Di USD (Model F045)
シャープなピントと自然なボケの表現力の高さ。
SP 35mm F/1.4 Di USD (Model F045)は、キヤノン・ニコン用の単焦点レンズです。マクロみたく被写体に寄れて、ピントがとてもきれいに合うので、自然・人物など様々な撮影時に活躍してくれます。解像度が高いため、画角は少し狭いですが星の撮影にもおすすめです。F値が1.4と明るく、自然なやわらかいボケを表現することも可能。他のレンズと比べて重量があるので、一緒に三脚も持参していくと良いでしょう。
製品名 | TAMRON SP 35mm F/1.4 Di USD (Model F045) [キヤノン用/ニコン用] |
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マウント | キヤノンEFマウント/ニコンFマウント |
焦点距離 | 35mm |
開放F値 | F1.4 |
長さ | 104.8mm |
重さ | 815g/805g |
■購入する場合は、85,752円(税込)(2020/7/16現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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SP 45mm F/1.8 Di VC USD (Model F013)
逆光に強く、大口径な単焦点レンズ。
TAMRON SP 45mm F/1.8 Di VC USD(Model F013)は、キヤノン・ニコン・ソニー用の単焦点レンズです。丸っこいデザインになっていて、レンズのかっちりとした固い印象がないので、女性が持っても違和感のないフォルムに仕上がっています。開放F値が1.8と明るいため、暗い場所でシャッタースピードを遅く設定することなく、明るい写真が撮影可能です。併せて、手ブレも防ぐことができます。さらに、F値が低くきれいに背景をぼかせるため、人物撮影・屋外での物撮りなどに最適。大口径になるとファインダーも明るくなるため、被写体がより見やすくなり、ピントを合わせるのも簡単です。
製品名 | TAMRON SP 45mm F/1.8 Di VC USD (Model F013) |
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マウント | キヤノンEFマウント/ニコンFマウント/ソニーαAマウント |
焦点距離 | 45mm |
開放F値 | F1.8 |
長さ | 89.2mm/91.6mm |
重さ | 520g/515g |
■購入する場合は、31,320円(税込)(2020/7/16現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017)
持っておいて損はないと言われる名レンズ「タムキュー」。
さまざまなレンズを作ってきたタムロンですが、初めてプロの写真家に認められ大ヒットしたのが「タムキュー」と呼ばれる90mmマクロレンズでした。35年以上前のフィルムカメラ時代に生まれ、多くのプロと写真愛好家に愛された90mmマクロの最新作が、こちらです。
この「SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD」では、ピント合わせの速度と精度のアップが図られており、デザインも最近のタムロンらしいシンプルなデザインへと変わりました。ただ、レンズ構成は好評だった先代モデルから変更されていません。
本来は接写を得意とするマクロレンズですが、このレンズなら日常のスナップからポートレートまで幅広く使え、描写性能は一級品です。持っておいて損はないと長く言われてきたほどの名レンズ。きっとお気に入りの一枚が撮れるはずですよ。
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017) スペック | |
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シリーズ | Di |
対応マウント | キヤノンEFマウント・ニコンFマウント・ソニーαAマウント |
対応センサーサイズ | フルサイズ・APS-C |
最短撮影距離 | 30cm |
重さ | 610g(キヤノン用)、600g(ニコン用) |
■購入する場合は、73,260円~(2021/2/22現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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TAMRON 10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLD (Model B023)
初心者の方や、サブ機での使用に最適な一本。
10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLDは、APS-Cセンサーに対応したレンズです。焦点距離は、35mm判換算で16-37mm相当の幅広い画角をカバーしています。先代である「SP AF10-24mm F/3.5-4.5 Di II LD Aspherical [IF]」は、周辺画質がいまいちで、AF音が大きい印象でしたが、本レンズは光学系・機能面ともに、相当な進化を遂げています。
まず、HLDというオートフォーカス機構が新開発され、動作が滑らかになり、AF機能が向上。手ブレ補正機構も搭載されているので、光量が少ない室内や夕景といったシーンを、手持ちのまま撮影できます。簡易防塵防滴や防汚コートが施されており、突然の環境変化にも対応しやすいのも、嬉しいポイント。APS-C機の機動力を損なわずに、幅広いシーンで柔軟に対応できるレンズに生まれ変わりました。広角レンズを初めて使う初心者の方にはもちろんのこと、ベテランカメラマンにはサブ機での使用にオススメできる一本です。
製品名 | TAMRON 10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLD (Model B023) |
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対応マウント | キヤノンEFマウント、ニコンFマウント |
対応センサーサイズ | APS-C |
絞り羽枚数 | 7枚 |
最短撮影距離 | 0.24m |
質量 | 440g |
■購入する場合は、48,057円(税込)(2020/7/23現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A041)
タムロンの最新技術を投入した超広角ズーム
15mmから30mmという超広角域は、人の目で見るのとはまったく違う世界が撮れる、とても楽しい焦点域。この「SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2」は、その領域を一本でカバーして、しかも開放F値はズーム全域で2.8という魅力的なレンズです。
1kgを超える重量級のレンズですが、4.5段分の手ブレを抑える強力な手ブレ補正機構や、タムロン自慢の最新コーティング技術を投入するなど性能は一級品。細かなところまでしっかりと解像しながらも、どこか柔らかな雰囲気に写るのは、タムロンならでは個性です。
もし、広角レンズが好きな方なら、標準ズームの次に手に入れるのはこんなレンズがぴったりのはず。価格も性能に対してお得なので、多少重くても大丈夫!という方は検討されてみてはいかがでしょうか。
SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A041) スペック | |
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シリーズ | Di |
対応カメラ | キヤノンEOS(一眼レフ)、ニコンDシリーズ |
対応センサーサイズ | フルサイズ・APS-C |
最短撮影距離 | 28cm |
重さ | 1110g(キヤノン用)、1100g(ニコン用) |
■購入する場合は、119,640円~(2021/2/22現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036)
驚異の高コスパ!ソニーαユーザーに人気のレンズ。
レンズとイメージセンサーの距離が近いミラーレスの特性を最大限に生かし、全域でF値2.8の標準ズームレンズとしては驚異的にコンパクト、かつ接写もできるように作られた大人気のミラーレス専用レンズです。
他社の同等のレンズの重さが1kg前後のところ、このレンズは簡易防滴構造ながらわずか550g。細身のシンプルなデザインなので、スマートなソニー製ミラーレス一眼レフにもよく似合います。
SPレンズではないものの、ズームレンズが得意なタムロンらしく写りも高レベルと評判です。それでいて価格はソニー製の同等レンズのわずか半額程度なので、ソニーのミラーレスユーザーなら検討をおすすめします。
28-75mm F/2.8 Di III RXD スペック | |
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シリーズ | Di III |
対応カメラ | ソニーα(ミラーレス) |
対応センサーサイズ | フルサイズ・APS-C |
最短撮影距離 | 19cm(ワイド)/39cm(望遠) |
重さ | 550g |
■購入する場合は、77,800円(税込)(2021/2/22現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A032)
全方位死角なし!タムロン渾身の高性能標準ズーム
一眼レフ用の標準ズームレンズで、タムロンの主力製品のひとつ。製品名にSPがつく高性能ラインらしく、高屈折ガラスや非球面レンズを含む17枚のレンズを贅沢に使って設計されており、タムロン渾身の出来と評判です。
このレンズの特徴のひとつに、クラス最高となる5段分の手ぶれ補正機構があります。手ブレは写真の完成度を落とす要因なので、手ブレ補正機構が内蔵されていないキヤノン・ニコンの一眼レフユーザーにとって嬉しい機能です。
肝心の写りは、ピントの合ったところはシャープ、背景のボケは癖のない美しいもので、独自のレンズコーティングにより逆光にも強いと評判です。価格も抑えられており、全方位死角のないレンズに仕上がっています。
SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 スペック | |
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シリーズ | Di |
対応カメラ | キヤノンEOS(一眼レフ)、ニコンDシリーズ |
対応センサーサイズ | フルサイズ・APS-C |
最短撮影距離 | 38cm |
重さ | 905g(キヤノン用)、900g(ニコン用) |
■購入する場合は、104,000円~(2021/2/22現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056)
手持ちでも疲れない大口径望遠レンズ。
70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056)は、フルサイズセンサーに対応した、ミラーレス一眼専用のレンズです。望遠端が、一般的な望遠フラグシップの70-200mmからは20mm短いものの、ミラーレス特有の小型軽量という特徴を損なわずに、開放F2.8通しを達成しました。大口径望遠レンズでありながら、全長149mm、質量810gというコンパクトな本体で、余裕のある手持ち撮影が可能です。このレンズで最も特徴的なのは、ハーフマクロレンズとして使用できる点。広角端で、MFの設定にして撮影を行うと、最短撮影距離0.27m、最大撮影倍率1:2まで寄ることが可能。特殊な機能なので、平面的な被写体を撮影すると、周辺部の画像が流れてしまうというデメリットはあります。しかし、ハイキングなどで花や植物を咄嗟に撮影したい時には、大活躍してくれること間違いなし。ボディに装着したまま首から下げ続けても疲れない、新しいジャンルの大口径望遠レンズです。
製品名 | TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056) |
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対応マウント | ソニーEマウント |
対応センサーサイズ | フルサイズ |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
最短撮影距離 | AF時ズーム全域0.85m/MF時 0.27m (ワイド端)/0.85m (テレ端) |
フィルター径 | φ67mm |
■購入する場合は、107,000円(税込)(2021/1/10現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A025)
豪華スペックでリーズナブル!タムロンの本気を感じる一本
キヤノン・ニコン・ソニー・ペンタックス・シグマも販売している“焦点距離70-200mm・F値2.8”の望遠ズームレンズに対抗すべく、旧モデルから設計を一新し、強力な手ブレ補正を搭載した、かなり本気度の高い製品です。
高速なオートフォーカスを実現するリング型モーターと高性能マイクロコンピューターを搭載し、最短撮影距離は1.3mから0.95mへと短縮、防塵防滴構造・防汚コートも施すなどスペックはかなり豪華。しかも価格は他社よりリーズナブルです。
写りへの評価も高く、フルサイズ機の実力を引き出せる高い解像度と、タムロンらしい柔らかなボケを両立していると評判です。前出の「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2」との組み合わせもおすすめですよ。
SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2 スペック | |
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シリーズ | Di |
対応カメラ | キヤノンEOS(一眼レフ)、ニコンDシリーズ |
対応センサーサイズ | フルサイズ・APS-C |
最短撮影距離 | 95cm |
重さ | 1500g(キヤノン用)、1485g(ニコン用) |
■購入する場合は、120,960円~(2021/2/22現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD (Model A043)
ポートレート入門におすすめの“ポートレートズーム”
35〜150mmというめずらしい焦点距離をカバーする、“ポートレートに特化したズームレンズ”という新しいジャンルの製品。タムロンらしい柔らかな描写やボケの美しさが、ポートレートにぴったりと好評です。
ポートレート撮影には35mm・50mm・85mm・105mm、スタジオ撮影では150mmのレンズを使うことが多く、それらのレンズを持ち運ぶと重く嵩張りますし、レンズ交換の手間もあります。でもこのレンズであれば、たった1本で対応できます。
タムロンが得意とする5段分の強力な手ブレ補正機構もついているので、手持ちで気軽に撮影できるのもよいところ。ズーム全域で45cmまで寄って撮影できるので、表現の幅も広がります。ポートレート入門にかなりおすすめです。
35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD スペック | |
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シリーズ | Di |
対応カメラ | キヤノンEOS(一眼レフ)、ニコンDシリーズ |
対応センサーサイズ | フルサイズ・APS-C |
最短撮影距離 | 45cm |
重さ | 796g(キヤノン用)、790g(ニコン用) |
■購入する場合は、79,332円~(2021/2/22現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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70-210mm F/4 Di VC USD (Model A034)
軽量コンパクトで使い勝手抜群の望遠ズームレンズ
人物の撮影などに適した中望遠域から、210mmという超望遠域までカバーする便利な望遠ズームレンズです。タムロンには先に紹介した「SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2」という約1.5kgの重量級レンズもありますが、こちらは明るさを全域F4に抑えたことで850gという軽さを実現しています。
軽量とはいっても、異常低分散レンズを含む20枚のレンズを使った贅沢な構成で、ズームしてもレンズの全長が変わらないインナーズームを採用しています。ピント合わせも高速で、しかも最短で被写体に95cmまで近寄れるので、ちょっとしたマクロ撮影も可能です。
開放F値こそF4ですが、望遠レンズですから背景のボケは十分期待できますし、手ブレ補正も搭載していて使い勝手のよさは抜群です。機動性のよさを優先するなら、クレバーな選択といえるのではないでしょうか。
70-210mm F/4 Di VC USD (Model A034) スペック | |
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シリーズ | Di |
対応カメラ | キヤノンEOS(一眼レフ)、ニコンDシリーズ |
対応センサーサイズ | フルサイズ・APS-C |
最短撮影距離 | 95cm |
重さ | 860g(キヤノン用)、850g(ニコン用) |
■購入する場合は、54,000円~(2021/2/22現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD (Model A047)
世界最小・最軽量の万能望遠ズームレンズ。
ミラーレス専用設計のソニーEマウント用望遠ズームレンズ、TAMRON(タムロン)70-300㎜F/4.5-6.3 Di III RXD (Model A047)。最大の魅力は、焦点距離70-300㎜にも関わらず、驚くほどコンパクトで軽量な点です。300㎜クラスのフルサイズミラーレス用望遠ズームレンズにおいて世界最小・最軽量(2020年8月現在、タムロン調べ)を実現。長さは148mm、最大径はφ77mm、重さは545g。長さは1000円札、重さは500mlのペットボトルとほぼ同様です。「望遠レンズは大きくて重くて持ち運びにくい…」という方にとって待望のレンズと言えるでしょう。長時間の手持ち撮影でも負担になりにくいため、望遠レンズ初心者や女性にもオススメ。ズームの幅も広いため、旅先での風景撮影やスポーツ・飛行機など様々なシーンで活躍が期待できる万能望遠レンズです。
70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD スペック | |
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対応カメラ | ソニーα(ミラーレス) |
対応センサーサイズ | フルサイズ・APS-C |
対応マウント | ソニーEマウント |
焦点距離 | 70~300㎜ |
F値 | F4.5-6.3 |
レンズ構成枚数 | 10群15枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最大撮影倍率 | 1:9.4 (WIDE) / 1:5.1 (TELE) |
最短撮影距離 | 0.8m (WIDE) / 1.5m (TELE) |
重さ | 545g |
■購入する場合は、51,719 円(税込)(2021/2/22現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額6,380円(税込)(キヤノン用は月額10,780円(税込))でレンタル可能です。《月額入れ替え放題サービス》
18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD (Model B028)
これがあれば他のレンズはいらない!?超高倍率ズームの傑作
タムロンが得意とする超高倍率ズームの中でも特におすすめしたいのが、APS-C専用のこちらの製品。フルサイズに換算すると、広角域の約27mmから、超望遠域の約600mmまでをたった1本で撮れてしまう驚きのレンズです。
高倍率ズームは、写りの面で単焦点や標準ズームにはまったくかなわない…そう思われがちですし、実際に昔はそうでした。ですが、このレンズはどの焦点距離でも高画質を実現しており、2018年には4つもの賞を受賞したほどの傑作です。
これだけの高倍率でありながら、重さは700g強と十分実用的。手ブレ補正も内蔵しているので、これ一本あれば他のレンズはいらなくなるほどです。家族の思い出を残したり、旅に持っていくのにぴったりのレンズですよ。
18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD スペック | |
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シリーズ | Di |
対応カメラ | キヤノンEOS(一眼レフ)、ニコンDシリーズ |
対応センサーサイズ | APS-C |
最短撮影距離 | 45cm |
重さ | 710g(キヤノン用)、705g(ニコン用) |
■購入する場合は、67,406円(税込)(2021/2/22現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額10,780円(税込)でレンタル可能です。《月額入れ替え放題サービス》
100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD (Model A035)
手持ち撮影OK!気軽に使える望遠ズームレンズ
100-400mmでF値が4~6.3くらいというレンズは、他のカメラメーカー・レンズメーカーも用意しているスペックです。使用頻度の高い焦点域をカバーしつつ、重量を抑えて三脚なしでも使えるため、使い勝手がよく人気となっています。
そのなかでもタムロンの「100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD」は、もっとも軽量。それでいて、強力な手ブレ補正機構を内蔵しているため、三脚なしでも問題なく使えます。実際、他社のレンズは三脚の取り付け穴を装備していますが、このレンズは別売りで、タムロンの自信が伺えます。
防汚コートや簡易防水設計も取り入れているのも嬉しいポイント。価格も同スペックのレンズの中では最安級なので、気軽に持ち出せる望遠レンズとして1本持っておくのもおすすめですよ。
100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD (Model A035) スペック | |
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シリーズ | Di |
対応カメラ | キヤノンEOS(一眼レフ)、ニコンDシリーズ |
対応センサーサイズ | フルサイズ・APS-C |
最短撮影距離 | 1.5m |
重さ | 1135g(キヤノン用)、1115g(ニコン用) |
■購入する場合は、68,780円~(2021/2/22現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額10,780円(税込)でレンタル可能です。《月額入れ替え放題サービス》
SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 (Model A022)
超望遠撮影の入門レンズに!頼れる基本性能が魅力
報道やスポーツの撮影で活躍する、150mmから600mmという超望遠&高倍率のズームレンズです。このくらいのスペックのレンズは、以前はカメラメメーカーの独壇場、レンズメーカー製のものは性能がイマイチという印象がありましたが、このレンズにはその心配がありません。
撮り方にもよりますが、望遠レンズで肝となるのはピント合わせの速さと手ブレ補正の優秀さではないでしょうか。その点、このレンズはメーカー純正レンズとほとんど変わらないピント速度を実現しており、VCと呼ばれる手ブレ補正機構も大変優秀と評判です。
デザインもシックかつシンプルで、どんなカメラにも似合います。また、価格も性能に対してリーズナブルです。肉眼とはまったく違う世界が見える超望遠撮影の入門にぴったりなレンズですよ。
SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 (Model A022) スペック | |
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シリーズ | Di |
対応カメラ | キヤノンEOS(一眼レフ)、ニコンDシリーズ |
対応センサーサイズ | フルサイズ・APS-C |
最短撮影距離 | 2.2m |
重さ | 2010g(キヤノン用)、1990g(ニコン用) |
■購入する場合は、124,960円~(2021/2/22現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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まとめ
タムロンには、有名なマクロレンズや高倍率ズーム、最近大人気のミラーレス用標準ズームなどいろいろなレンズがありますが、共通した魅力はどれも真面目に作られたレンズだということです。
強力な手ブレ補正機構を搭載し、たとえ簡易的にでも防滴設計を施し、それでいてサイズはコンパクト、価格は大手メーカーよりずっとリーズナブル…。楽しい写真ライフを支える、頼もしい存在になってくれるはずですよ。純正品などその他メーカーのレンズに興味がある方は、下記リンクも併せてチェックしてみてください。