ソニーEマウントで「F2.8通しの標準ズーム」を選ぶとき、FE 24-70mm F2.8 GM II(SEL2470GM2)とSIGMA 24-70mm F2.8 DG DN IIが候補に上がった方が多いでしょう。

とはいえ、純正のフラッグシップと、コスパ・携帯性のバランスで人気のサードパーティー2代目では、重量や最短撮影距離、価格帯などが異なります。

さらに初代 FE 24-70mm F2.8 GM(SEL2470GM)は、中古や買い替えの選択肢として依然として検討される一本です。

そこで本記事では、3本を比較し、用途別の選び方と、レビュー・作例を見るときのポイントまで紹介します。

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目次

FE 24-70mm F2.8 GM II・SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II・FE 24-70mm F2.8 GMのスペックを比較する

製品名リンクGOOPASS価格販売価格※発売日マウント対応センサーサイズ焦点距離開放F値レンズ構成最短撮影距離フィルター径最大径×全長重量
1.SONY FE 24-70mm F2.8 GM II SEL2470GM2260,389円2022年6月10日ソニーEマウント系フルサイズ24-70mmF2.815群20枚ワイド:0.21m テレ:0.3m82mm87.8×119.9mm695g
2.SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II[ソニーE用]159,984円円2024年5月30日ソニーEマウントフルサイズ[DG]24-70mmF2.815群19枚(FLDガラス6枚、SLDガラス2枚、非球面レンズ5枚)17(W)-34(T)cmφ82mmφ87.8mm×122.2mm(ソニーE用)735g
3.SONY FE 24-70mm F2.8 GM SEL2470GM220,000円2016年4月28日ソニーEマウント35mmフルサイズ24-70mmF2.813群18枚0.38mφ82mm最大径87.6mm×全長136mm約886g
※2026年04月10日 価格.com調べ(税込)

FE 24-70mm F2.8 GM II(SEL2470GM2)の特徴とおすすめポイント

SONY

FE 24-70mm F2.8 GM II SEL2470GM2

ソニー純正G Master IIとしての位置づけ

FE 24-70mm F2.8 GM IIは、フルサイズEマウント向けの大三元標準ズームで、ソニー純正の最上位ライン「G Master」の二代目です。

初代GMから光学設計とメカニカルを刷新し、質量約695gまで軽量化したうえで、近接性能や操作系も現行ボディに合わせて磨かれています。

「純正でそろえたい」「メンテナンスやサポートも含めて安心感を取りにいきたい」という方の第一候補になりやすい1本です。

携帯性・近接・運用面のポイント

重量は初代GM(約886g)と比べて約191g軽く、長時間の手持ち撮影やジンバル運用では、その差を体感しやすいはず。

最短撮影距離は広角端0.21m・望遠端0.3m(ソニー公式)と、初代の0.38m固定より寄れる設計。

商品や料理のクローズアップ、スナップで被写体に近づきたい場面では、自由度が高まります。

AFやボタン配置はαシリーズとの一体感を重視するユーザーにも馴染みやすい構成です。

「FE 24-70mm F2.8 GM II」を選ぶ理由

  • 純正G Masterの最新世代で、ボディとの親和性や扱いやすさを優先したい
  • 約695gと軽量で、持ち歩き・動画・ジンバルなど負担を減らしたい
  • 広角・望遠ともに短い最短撮影距離で、近接シーンをカバーしたい
  • 初代GMからの買い替えで、軽さと近接の両方を一度に得たい
  • メーカー保証・サポートを前提に、長く使う1本を選びたい

詳細説明

2022年に発売されたソニー純正の大口径標準ズームで、24mm〜70mmの汎用性の高いズーム域をF2.8通しでカバーします。

イベントやウェディング、旅行、動画撮影まで、1本で幅広いシーンに対応できるのがF2.8ズームの強み。

描写やボケ味は個人の好みや被写体条件で評価が分かれますが、レビューや作例を見るときは「自分に近い画角・距離・照明条件」のサンプルを選ぶとイメージが掴みやすいでしょう。

おすすめの人

  • 純正レンズでシステムを揃え、AFや操作の一体感を重視する人
  • 軽量なF2.8標準ズームを、仕事や趣味のメイン1本にしたい人
  • 初代GMユーザーで、軽量化と近接性能の向上を買い替え理由にしたい人
コンテンツ制作チーム
コンテンツ制作チーム

Eマウントで「純正の最新F2.8標準ズーム」を選ぶなら、まず比較の軸になる1本です。

製品名SONY FE 24-70mm F2.8 GM II SEL2470GM2
マウントソニーEマウント系
対応センサーサイズフルサイズ
焦点距離24-70mm
開放F値F2.8
レンズ構成15群20枚
最短撮影距離ワイド:0.21m
テレ:0.3m
フィルター径82mm
最大径×全長87.8×119.9mm
重量695g
スペックをもっと見る

フォーカスAF/MF
最大撮影倍率0.32倍
絞り羽根枚数11枚
手ブレ補正機能
防塵・防滴
付属品フード、レンズフロンドキャップ、レンズリアキャップ、ケース、ケースストラップ

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II[ソニーE用]の特徴とおすすめポイント

SIGMA

24-70mm F2.8 DG DN II [ソニーE用]

F2.8標準ズームとしてのシグマ二代目の特徴

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN IIは、ミラーレス一眼カメラ向けに設計されたArtラインの標準ズーム二代目。

質量は約735g。GM IIよりわずかに重いものの、初代GMよりは軽く、サイズも現代的なバランスに収まっています。

ソニー純正GM IIを選ぶ場合との判断軸

価格帯は時期により変動しますが、希望小売価格・実売ともGM IIとの差を比較の軸にしやすいでしょう。

「予算内でF2.8通しを確実に確保したい」「重量は許容範囲ならコスパを取りにいきたい」という場合、シグマ二代目が有力な選択肢になります。

一方、「純正の操作系・メンテナンス・中古価格の動き方まで含めて総合的にソニーで揃えたい」ならGM II寄りの判断になりやすいでしょう。

描写の好みは個人差が大きいため、Web上の評価だけでなく、実際の撮影やレンタルで自分のボディとの組み合わせを確かめると納得して判断できますす。

「24-70mm F2.8 DG DN II」を選ぶ理由

  • F2.8通しの標準ズームを、純正フラッグシップより抑えた予算で検討したい
  • 広角端の最短撮影距離が短く、寄り撮りのレンジを広げたい
  • 約735gの携帯性と、初代GMからの軽さを両立したい(初代からの乗り換え検討者向け)

詳細説明

2024年5月の発売となった二代目は、光学・AF・外装が見直されました。

最大撮影倍率が広角1:2.7・望遠1:4。

広角端の最短撮影距離0.17mは、同クラスでも短い部類で、テーブルフォトや小物の寄りで強みを発揮するはず。

おすすめの人

  • GM IIと迷いつつ、予算と重量のバランスでサードパーティーを検討している人
  • 広角寄りの近接撮影を多く行なう人
コンテンツ制作チーム
コンテンツ制作チーム

「GM IIか、それともシグマ二代目か」の二択で悩む層に向けた、現実的な対抗軸になります。

製品名24-70mm F2.8 DG DN II
発売日2024年5月30日
マウントLマウント、ソニーEマウント
対応センサーサイズフルサイズ [DG]
焦点距離(35mm判換算)24-70mm
開放F値F2.8
レンズ構成15群19枚(FLDガラス6枚、SLDガラス2枚、非球面レンズ5枚)
最短撮影距離17(W)-34(T)cm
フィルター径φ82mm
最大径×全長Lマウント:φ87.8mm×120.2mm/ソニーEマウント:φ87.8mm×122.2mm
重量Lマウント:745g/ソニーEマウント:735g
スペックをもっと見る

フォーカスオートフォーカス(HLA/リニアモーター)
最大撮影倍率1:2.7(W)-1:4(T)
絞り羽根枚数11枚(円形絞り)
手ブレ補正機能非搭載
防塵・防滴防塵防滴構造(※完全防水ではない)
付属品ケース、レンズフード(LH878-05)、フロントキャップ(LCF-82 III)、リアキャップ(LCR II)

FE 24-70mm F2.8 GM(初代・SEL2470GM)の特徴とおすすめポイント

SONY

FE 24-70mm F2.8 GM SEL2470GM

初代GMのよく知られた特徴

初代FE 24-70mm F2.8 GMは、EマウントのF2.8標準ズームとして長く支持されてきたG Masterの草分け的な1本です。

質量は約886g、最短撮影距離0.38mと、現行のGM IIと比べると重く、近接も控えめな仕様でした。

とはいえ「当時としては高い解像感」「F2.8通しの汎用性」など、標準ズームとしての完成度は高く評価されています。

GM IIへの買い替えを検討するときのポイント

買い替えのメリットは、主に軽量化(約191g)と最短撮影距離の短縮(広角0.21m/望遠0.3m)の2点。

持ち歩きのストレスや、寄りが足りないと感じる場面が多いなら、GM IIの価値を実感しやすいでしょう。

一方、初代で十分な画質・操作感が得られているなら、すぐに買い替えなくてもよいケースもあります。

動画やプロ用途でレンズを酷使するほど、軽さと近接の恩恵は大きくなるでしょう。

中古購入を検討するうえでの注意

中古品の購入時は、フロント/リアレンズのキズ、カビ・クモリ、ズーム・フォーカスの作動などを必ず確認してください。

メーカー保証の有無や残存期間も、安心材料としてチェックするとよいでしょう。

「初代 FE 24-70mm F2.8 GM」を選ぶ理由

  • G MasterのF2.8標準ズームをできるだけ抑えて入手できる
  • G Masterの描写を体験したい
  • すでに初代を所持しており、買い替えタイミングだけを見極められる

おすすめの人

  • 予算優先で中古の初代GMを探している人
  • GM IIへのステップアップ前に、標準ズームの運用に慣れたい人
コンテンツ制作チーム
コンテンツ制作チーム

「新旧GM」の比較軸では、軽さと近接が決め手になりやすいです。

製品名FE 24-70mm F2.8 GM
発売日2016年4月28日
マウントソニーEマウント
対応センサーサイズ35mmフルサイズ
焦点距離(35mm判換算)24-70mm
開放F値F2.8
レンズ構成13群18枚
最短撮影距離0.38m
フィルター径φ82mm
最大径×全長最大径87.6mm×全長136mm
重量約886g
スペックをもっと見る

フォーカスオートフォーカス
最大撮影倍率0.24倍
絞り羽根枚数9枚(円形絞り)
手ブレ補正機能レンズ内非搭載(ボディ側手ブレ補正に対応)
防塵・防滴
付属品レンズフード(ALC-SH141)、フロントキャップ(ALC-F82S)、リアキャップ(ALC-R1EM)、ソフトキャリングケース

主な違いのまとめ

FE 24-70mm F2.8 GM IIとシグマ24-70mmの違いは?初代GMとも比較して選び方を解説

比較の軸ごとに解説します。

サイズ・重量・フィルター径など「持ち運び・バランス」の違い

重量はGM II 約695g<シグマ二代目 約735g<初代GM 約886gの順です。

長時間の手持ちや、ジンバル・単脚との組み合わせでは、約40g(GM IIとシグマ)、約150g以上(初代とGM II)といった差が疲労感に影響するでしょう。

3本ともフィルター径82mmで統一されるため、手持ちのPLやNDを共用しやすい点は共通のメリットです。

バックへの収納や、ボディとの前後バランスは好みが分かれるため、可能なら実機で確認してください。

最短撮影距離・近接撮影のしやすさの違い

近接性能がもっとも強いのは、シグマ二代目の広角0.17m(シグマ公式)です。

GM IIは0.21m(W)〜0.3m(T)と、広角・望遠の両方で初代より寄れる仕様。

初代GMの0.38mは、テーブルフォトや細部の寄りでは物足りなさを感じる場合があります。

商品撮影やスナップで「もう一歩寄りたい」なら、GM IIかシグマ二代目を候補に挙げると良いでしょう。

価格帯・保証・サポートなど「購入・運用コスト」の違い

参考価格はメーカー・店舗により変動します(表の税込はあくまで目安)。

純正GM IIは価格帯が高めですが、メーカー保証や中古市場での人気など、長期運用での安心感を求める方と相性が◎

シグマ二代目は、新製品価格とセット内容(ケース等はメーカー出荷仕様を確認)を踏まえて、中古かいなか総合判断する形になるでしょう。

初代GMは中古で価格を抑えられる可能性がありますが、状態確認は必須です。

描写・光学特性の「傾向」の違い

解像感、ボケのなじみ、逆光時のフレアなどは、同じスペックでもメーカーやモデルの違いで個人の好みが分かれます。

「どれが上」より、自分の被写体・ライティングに近い作例を集めて比較するほうが実用的でしょう。

シグマはArtライン、ソニーはG Masterと、メーカーが狙うトーンやコントラストの作りに差がある点も選ぶ際のポイントです。

AF・操作感・メンテナンスの違い

純正GM IIは、αボディのAFやカスタムボタンとの連携を意識した設計になりやすく、操作の一体感を重視するユーザーに支持されます。

シグマ二代目もAFは高速化が謳われていますが、体感はボディや撮影条件に左右されるでしょう。

メンテナンスや修理ネットワークは、純正とサードで体制が異なるため、長期利用を見据えるなら各社のサポート情報もあわせて確認してください。

GM IIと初代GMの「新旧」で押さえる差

一言でいえば、軽さ・近接・操作系の現代化がGM IIの進化点です。

初代が十分な場合もありますが、軽量化と寄れる最短が作業効率に直結する用途なら、買い替え検討の価値が高まります。

レビュー・作例で確認するときのポイント

同じ焦点距離でも、被写体距離・照明・レタッチの有無で印象は変わります。

可能なら、自分のボディに装着した作例や、信頼できるレビュアーの比較動画を複数見て、平均的な評価と偏りのある評価を切り分けると冷静に判断しやすくなるでしょう。

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よくある質問

FE 24-70mm F2.8 GM IIとシグマ24-70mmの違いは?初代GMとも比較して選び方を解説

FE 24-70mm F2.8 GM IIの発売日はいつですか?

日本では2022年6月10日発売です。

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN IIの重さは?

約735gです。

SONY FE 24-70mm F2.8 GM IIの最短撮影距離は?

広角端0.21m、望遠端0.3mです。

キヤノン EF24-70mm F2.8L II USMの大きさは?

質量は約805g、最大径×全長は約88.5×113mmとされています。

EOS Rなどに取り付ける場合はマウントアダプターが必要で、光学・AFの挙動はEマウントのレンズとは直接比較できません。

GM IIと初代GM、買い替える価値はありますか?

軽さ・最短撮影距離・操作系の好みによって異なります。

頻繁に持ち歩く・寄り撮りが多い・動画用途が多いなら、体感できるメリットが大きいことが多いです。

まとめ・選び方のヒント

FE 24-70mm F2.8 GM IIは、軽量設計や近接撮影の進化、純正としてSONYのα7シリーズカメラボディとの一体感を求める方に向きます。

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN IIは、コスパと広角での近接撮影を重視する方の有力な選択肢でしょう。

初代FE 24-70mm F2.8 GMは、中古価格や既存ユーザーの買い替え判断で依然として意味のある1本です。

迷ったら、GOOPASSで実際に撮り比べ、自分のボディと作例の好みに合わせて決めるとよいでしょう。

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