リョウタ
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こんにちはGOOPASS MAGAZINE編集部ライターのリョウタです。

大阪在住で、おもに関西で写真を撮っています。2017年ごろから本格的に写真をはじめ、所有カメラはSONYのα7 IIからα7 IVに乗り換えました。

私がα7 IIからα7 IVに買い替えたのは、2023年7月です。α7 IIIも候補の1つでしたが、バリアングル式液晶モニターや動画性能の良さを理由に、α7 IVを選びました。加えて、メーカーと購入店のキャッシュバックキャンペーンをやっており、価格差が縮まっていたのも理由です。

今回、編集部からα7 IIIをお借りして、α7 IVと比較する機会をいただいたきました。実際にα7 IVで良かったのか、はじめてフルサイズ機を買う方におすすめするならどちらか、などを意識して比較したいと思います。

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α7 IIIとα7 IVの違い

以下、違いがある主な点を一覧にしました。

仕様α7 III
α7 IV
画像処理エンジンBIONZ X(ビオンズ エックス)BIONZ XR(ビオンズ エックスアール)
有効画素数約2420万画素約3300万画素
AF測距点35mmフルサイズ時:693点(位相差検出方式)
フルサイズレンズ装着かつAPS-C読み出し時:299点(位相差検出方式)
APS-Cレンズ装着時:221点(位相差検出方式)/425点(コントラスト検出方式)
35mmフルサイズ時:759点 (位相差検出方式)
フルサイズレンズ装着かつAPS-C読み出し時:713点 (位相差検出方式)
APS-Cレンズ装着:575点 (位相差検出方式)/425点 (コントラスト検出方式)
瞳AF / 被写体認識AF静止画:人物、動物
動画:×
静止画:人物 (左右瞳選択可)、動物 (左右瞳選択可)、鳥
動画:人物 (左右瞳選択可)、動物 (左右瞳選択可)、鳥
その他のAF機能動体予測、フォーカスロック、静止画AF被写体追従感度、縦横フォーカスエリア切替、フォーカスエリア登録機能動体予測、フォーカスロック、AF被写体追従感度 (静止画)、AF乗り移り感度 (動画)、AFトランジション速度 (動画)、縦横フォーカスエリア切替、フォーカスエリア登録機能、フォーカス位置の循環、フォーカスマップ (動画)、AFアシスト (動画)
動画記録4K(3840×2160)30p4K(3840×2160)60p
角度調整機能(液晶モニター)チルト式バリアングル式
ドット数(液晶モニター)921,600ドット1,036,800ドット
ファインダー形式1.3cm(0.5型)電子式ビューファインダー1.3cm(0.5型)電子式ビューファインダー(Quad-VGA OLED)
総ドット数(ファインダー)2,359,296ドット3,686,400ドット
カラー設定機能ピクチャーエフェクト
クリエイティブスタイル
クリエイティブルック
サイズ(幅 × 高さ × 奥行)約126.9×95.6×73.7mm約131.3×96.4×79.8mm
重量(バッテリーとメモリカードを含む)約650g約658g

α7 IIIとα7 IVの主な違いを徹底比較!

α7 IIIとα7 IVの違いを、以下の項目で比較します。

  1. 画質性能
  2. AF(オートフォーカス)性能
  3. 動画性能
  4. 液晶モニター
  5. 電子ビューファインダー
  6. カラー設定
  7. 外観・操作性

スペック面だけでなく、実際に両方の機種で撮影した写真も使って比較していくので、ぜひ参考にしてください。

1.画質性能

仕様α7 III
α7 IV
画像処理エンジンBIONZ X(ビオンズ エックス)BIONZ XR(ビオンズ エックスアール)
有効画素数約2420万画素約3300万画素

画像処理エンジンが、「BIONZ X」から「BIONZ XR」へと進化しています。処理能力が大幅に向上しており、画質の進化やAF精度・速度の向上、動画の4K60p記録などを実現。画質面では、階調表現や色再現性能が向上しています。

有効画素数も、約2420万画素から約3300万画素へと増加。画素数が増えた分、より細部も鮮明に描写されており、写真をクロップ(切り取り)しても、高画質を保てます。ただし、1枚1枚のデータ容量が重くなってしまうのが難点です。

リョウタ
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実際に風景と夜景、花を撮影したので、画質を比較してみましょう。屋外で雲が多かったため、日の当たり方に違いがあるのはご了承ください。

α7 III
α7 IV

まず風景は、画質に大きな違いは感じませんでした

しかし、以下のように拡大すると、α7 IIIの写真はヤシの木や後ろ船などの描写が少しぼやけます。

α7 III
α7 IV

画素数が約1.4倍になり、描写が精細になったからでしょう。とはいえ、極端にクロップしない限り、SNSなどで見比べる分には、わからないと思います。

次は、夜景です。三脚を使って、ISO100で撮影しています。

α7 III
α7 IV

夜景も、画質に大きな違いは感じられませんでした。拡大していくと、α7 IIIのほうが少しモヤッとしているようにも思いますが、あまり違いは感じられません。

α7 III
α7 IV

最後に花で、発色を確認します。

α7 III
α7 IV

同じ設定で撮影していますが、発色に大きな違いは感じられませんでした。少しα7 IIIのほうが青っぽい、またはα7 IVのほうが葉や茎の部分が黄色がかってる気もしますが、ほとんど同じ印象です。

3つのシーンの写真でそれぞれ比較しましたが、画質に大きな違いは感じませんでした

α7 IVのほうが有効画素数が多い分、細部を鮮明に描写でき、クロップにも強くなっています。

リョウタ
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SNSに投稿する分には違いがあまり分かりませんが、たとえば写真を部屋に飾る場合のように、大きく印刷すると違いが分かると思います。

2.AF(オートフォーカス)性能

仕様α7 III
α7 IV
AF測距点35mmフルサイズ時:693点(位相差検出方式)
フルサイズレンズ装着かつAPS-C読み出し時:299点(位相差検出方式)
APS-Cレンズ装着時:221点(位相差検出方式)/425点(コントラスト検出方式)
35mmフルサイズ時:759点 (位相差検出方式)
フルサイズレンズ装着かつAPS-C読み出し時:713点 (位相差検出方式)
APS-Cレンズ装着:575点 (位相差検出方式)/425点 (コントラスト検出方式)
瞳AF / 被写体認識AF静止画:人物、動物
動画:×
静止画:人物 (左右瞳選択可)、動物 (左右瞳選択可)、鳥
動画:人物 (左右瞳選択可)、動物 (左右瞳選択可)、鳥
その他のAF機能動体予測、フォーカスロック、静止画AF被写体追従感度、縦横フォーカスエリア切替、フォーカスエリア登録機能動体予測、フォーカスロック、AF被写体追従感度 (静止画)、AF乗り移り感度 (動画)、AFトランジション速度 (動画)、縦横フォーカスエリア切替、フォーカスエリア登録機能、フォーカス位置の循環、フォーカスマップ (動画)、AFアシスト (動画)

まず、『AF測距点』の数は、α7 IVのほうが多数備わっています。測距点とは、オートフォーカスを合わせられる目印のようなもので、「フォーカスポイント」とも呼ばれます。測距点が多くなると、AFの精度や速度が向上するのがメリットです。特に、小さな被写体や動く被写体にピントが合いやすくなります。

次に『瞳AF/被写体認識AF』は、α7 IVのほうが、より細かく設定可能。α7 IIIでも、静止画で瞳AFの人物または動物は設定できますが、鳥は設定できません。α7 IIIでは、動画の瞳AFを設定できないのも違いです。

『その他のAF機能』を比較すると、α7 IVで動画のAF機能が多く追加されています。AF乗り移り速度やトランジション速度などをコントロールでき、より幅広い表現で撮影しやすいのがメリットです。

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静止画だけで比べると、大きな違いはありません。ですが、動画撮影にもチャレンジしたい方は、α7 IVのほうがしっかりサポートしてくれます

実際にα7 IIIとα7 IVで鳥と猫を撮影して、AF性能を比較してきました。

まず、鳥でAF速度と精度、追従性を確認しました。

α7 III
α7 IV

撮影時、AF性能の精度や速度に大きな違いを感じませんでした。どちらも撮りたい鳥をスムーズに認識し、しっかりピントが合った1枚を撮影できました。

リョウタ
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ただし、追従性能には、少し違いを感じました。α7 IIIでは、画面の端のほうに鳥が行くと、ピントが外れやすかった印象です。

α7 IVでも端のほうだとピントが外れることはありますが、α7 IIIよりしっかり追従しているように感じました。

なお、群れで一斉に飛んできたときには、α7 IVでも頻繁にピントの対象が移り変わりました。

次に、瞳AFを比較します。

α7 III
α7 IV

瞳AFも、AF性能の精度や速度に大きな違いを感じませんでしたが、追従性に違いがある印象です。

α7 IIIの瞳AFでは、猫を正面・横で捉えた際には瞳を認識していました。しかし、猫が後ろを向くと、ピントが背景に移るなど、少し不安定でした。

α7 IVでは、正面・横はもちろん、後ろを向いた際にも、瞳があるであろう場所を追従していました。α7 IIIのようにピントが移り変わることがなかったので、より安定して撮影できると思います。

今回の撮影では、AFの精度や速度に大きな違いは感じませんでしたが、細かな精度や機能性は、α7 IVの方が優れている印象です。

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特に追従性には違いを感じたので、子どもや動物、鳥などを撮影するなら、α7 IVのほうが撮影をスムーズに進められるかと思います

3.動画性能

仕様α7 III
α7 IV
動画記録 4K(3840×2160)30p4K(3840×2160)60p

動画記録画素数は、α7 IIIが4K30p、α7 IVが4K60pまでの撮影が可能です。30pや60pは、いわゆるフレームレート(fps)のことで、1秒間に何コマの画像を使用しているかを表しています。

たとえば、α7 IIIは4K30pまで設定可能なので、1秒間に30コマを使って4K解像度の動画を記録できます。α7 IVは、倍の60コマを使えるため、映像がより滑らかです。ちなみに、テレビ番組などの一般的な動画は、30pで撮影されています。

また、4K60pで撮影すると、4K解像度のスローモーション表現が可能なこともメリットです。

実際に、α7 IIIが4K30p、α7 IVが4K60pの設定で電車を撮影してきました。

リョウタ
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比較すると、α7 IIIで撮影した動画に残像感が多く見られますが、α7 IVの動画は比較的滑らかです

また、α7 IVで猫を撮影し、動画の瞳AFを試してみました。

撮影中、ほとんど猫に動きはありませんでしたが、猫が顔を背けても、ピント枠が目を追従しており、ピントを外さず撮影できました

次に花壇の花を撮影し、発色の違いを確認しました。それぞれピクチャープロファイルを切って撮影しています。しかし、雲が多くあったため、光の強さを完全にそろえられてないことをご了承ください。

見比べても、私には発色の違いは感じられませんでした。本格的に動画編集をするのでなければ、どちらでも大丈夫だと思います。なお、画角が異なるのは、α7 IIIが4K解像度で動画撮影すると、画角が1.2倍にクロップされるためです。

また、α7 IVは4:2:2 10bit記録に対応しています。α7 IIIは4:2:0 8bit記録です。これらは、色の再現性や階調性を表しており、α7 IVのほうが色を編集する際に、よりきれいに色のグラデーションを表現できます。動画編集で色を思い通りにコントロールしたい方は、α7 Ⅳを選ぶと良いでしょう。

リョウタ
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総合して考えると、写真だけでなく動画にもチャレンジしたい方は、α7 IVを選ぶのがおすすめです

4.液晶モニター

仕様α7 III
α7 IV
角度調整機能チルト式バリアングル式
ドット数921,600ドット1,036,800ドット

液晶モニターの角度調整機能は、α7 IIIがチルト式、α7 IVがバリアングル式です。

左 α7 III 右 α7 IV

チルト式は、レンズの光軸とモニターがズレないので、撮影しやすいことが魅力です。また、ワンアクションでハイアングルやローアングルの撮影に対応できるので、撮影をスムーズ進められます。

α7 III

一方、バリアングル式は、ハイアングルやローアングルで縦構図を撮影しやすくなるのがメリットです。SNSでは縦構図での写真や動画が主流なので、縦構図で撮影したい方は、バリアングル式のほうが向いています。

また、自撮りしやすいのもバリアングル式のメリットです。モニターを正面に向けられるので、モニターを確認しながら撮影できます。自撮りでVlogを撮影したい方は、バリアングル式のほうが便利です。

α7 IV
リョウタ
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個人的には、バリアングル式のほうが使いやすく感じます。前に使っていたα7 Ⅱがチルト式だったため、バリアングル式の便利さを実感しています。

特に、縦構図でローアングルやハイアングルの撮影をする際、チルト式だとピントがズレてしまうことが少なくありません。バリアングル式は、モニターを確認しながら撮影できるので、失敗が格段に減りました。

次にモニターの画質についてですが、α7 IVがα7 IIIの約1.1倍の総ドット数に増加しています。

ですが、実際に見たところ、私には違いを感じられませんでした。モニターの画質については、あまり気にしなくても良いかと思います。

左 α7 III 右 α7 IV
α7 III
α7 IV

5.電子ビューファインダー

仕様α7 III
α7 IV
ファインダー形式1.3cm(0.5型)電子式ビューファインダー1.3cm(0.5型)電子式ビューファインダー(Quad-VGA OLED)
総ドット数2,359,296ドット3,686,400ドット

α7 IVの総ドット数が、α7 IIIと比べて約1.6倍と、大幅に増加しました。総ドット数が多い分、ファインダーに表示される映像の画質が向上しています。

また、アイカップの形状も、少し変更されています。

リョウタ
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実際にファインダーを覗いて比較したところ、大きな違いを感じませんでした

よく見比べると、少しα7 IVのほうが見やすい気がしますが、撮影時に大きな差が出ることは少ないのではないかと思います。

左 α7 III 右 α7 IV
α7 III
α7 IV

6.カラー設定

仕様α7 III
α7 IV
カラー設定機能ピクチャーエフェクト
クリエイティブスタイル
クリエイティブルック

カラー設定機能とは、カメラにプリセット(あらかじめセット)された、色設定のことです。カラー設定機能を使用すると、写真の雰囲気や印象を自分の好みに合わせて変えることができます。写真を現像しない方や、撮影に集中したい初心者におすすめの設定です。

カラー設定機能は、α7 IIIに「ピクチャーエフェクト」と「クリエイティブスタイル」、α7 IVに「クリエイティブルック」が搭載されています。

以下にて、それぞれの違いを解説するので、ぜひ参考にしてください。

ピクチャーエフェクト、クリエイティブスタイルとは(α7 III)

ピクチャーエフェクトとは、写真の雰囲気を一変させられるデジタルフィルター機能のこと。好みの効果を選ぶだけで、印象的写真に仕上がります。

搭載されている効果は「トイカメラ/ポップカラー/ポスタリゼーション/レトロフォト/ソフトハイキー/パートカラー/ハイコントラストモノクロ/リッチトーンモノクロ」の8種類。一部は、詳細に設定することもできます。

実際に、ピクチャーエフェクトを利用して撮影した写真が以下のとおりです。

ピクチャーエフェクトを使用すると、一発で印象的な写真に仕上がります。

リョウタ
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個人的には、極端に変わってしまうため、あまり使わないかと思いました。ですが、手軽に雰囲気を変えたい方や個性を出したい方におすすめです。

次に、クリエイティブスタイルとは、カメラにプリセットされている「画作り」の基礎となる画像スタイルのことです。スタイルに合った仕上がりになるよう、彩度やシャープネスなどが調整されています。

搭載されいてる画像スタイルは、「スタンダード/ビビッド/ニュートラル/クリア/ディープ/ライト/ポートレート/風景/夕景/夜景/紅葉/白黒/セピア」の13種類です。各スタイル、自分好みに彩度やシャープネスなどを微調整することもできます。

実際に、クリエイティブスタイルを利用して撮影した写真が以下のとおりです。

1枚目が「スタンダート」、2枚目が彩度やコントラストが強調される「ビビッド」、3枚目がハイライトやコントラストが高めに設定されている「ライト」で撮影しています。

クリエイティブスタイルは、少し雰囲気が変わる程度で、自然な仕上がりになります。自分好みに微調整することもできるので、撮って出しでも画作りにこだわりたい人におすすめです

ちなみに、ピクチャーエフェクトとクリエイティブスタイルの併用はできません。

クリエイティブルックとは(α7 IV)

クリエイティブルックとは、カメラにプリセットされている写真や動画の画作りのための機能です。クリエイティブスタイルに近い機能ですが、クリエイティブルックは動画にも利用できます。

選択できるルックは、「ST/NT/PT/VV/VV2/ FL/IN/SH/BW/SE」の10種類。プリセットから、コントラストや彩度、シャープネスなどの微調整も行なえます。ルックを変えるだけで、写真の質感や色味を変えられるので、手軽にSNSへ投稿したいときに便利です。

実際に、3種類のルックで撮影した以下のとおりです。

最初の1枚目が標準的な仕上がりになる「ST」。あとの2枚を、彩度とコントラストが高めになる「VV」と、透明感や柔らかさ、鮮やかさを持ち、明るい雰囲気となる「SH」で撮影しました。

α7 IIIのクリエイティブスタイルよりも、しっかり雰囲気が変わっています

個人的には、クリエイティブスタイルと比べて色味が良く、使いやすい種類が多くなっている印象です。クリエイティブルックのままの仕上がりで満足する人も多いのではないでしょうか。

リョウタ
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個人的にも、現像するほどではないけど、日記や記録用にSNSへ投稿したいという写真は、クリエイティブルックで十分ではないかと感じました。

7.外観

仕様α7 III
α7 IV
サイズ(幅 × 高さ × 奥行)約126.9×95.6×73.7mm約131.3×96.4×79.8mm
重量(バッテリーとメモリカードを含む)約650g約658g

まず、外観を写真で比較していきます。

右 α7 III 左 α7 IV
α7 III
α7 IV

正面から見ると、わずかにα7 IVが大きく感じます。

右 α7 III 左 α7 IV
α7 III
α7 IV

横(左手側)から見ると、α7 IIIのほうが明らかに薄いことがわかります。また、α7 IVは側面の端子カバーが開けやすいように、くぼみができています。

右 α7 III 左 α7 IV
α7 III
α7 IV

背面を見ると、マルチセレクターの形状やボタンの大きさ・形状が変更になっています。

右 α7 III 左 α7 IV
α7 III
α7 IV

上部も撮影モードダイヤルや露出補正ダイヤル、各ボタンが変更になっています。

サイズと重量は、α7 IIIよりもα7 IVのほうが少しずつ大きく、重くなっています

実際に持ち比べてみると、α7 IIIよりα7 IVのほうが大きいものの、重さに違いは感じません。

リョウタ
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また、α7 IVのほうが大きくなっていますが、グリップが深くなっているため、しっかりと握れます。大口径レンズとの組み合わせでは、α7 IVのほうが安定感があると感じました。

しかし、大きな違いはないので、気にしなくても大丈夫かと思います

操作性

α7 IIIとα7 IVでは、ボタン配置やメニュー画面などが変更されており、操作性に違いがあります。

特に、メニュー画面は、圧倒的にα7 IVのほうが使いやすいです。α7 IIIと比べて、ひと目で多くの情報が見やすいため、どこに何の情報があるのか、より早く見つけられます。液晶モニターのタッチ操作も可能になったので、より直感的に操作できるのも嬉しいポイントです。

右 α7 III 左 α7 IV

本体背面では、マルチセレクターの改良や「AF-ON」の大型化、「録画」と上部にあった「C1」との入れ替えなど、いくつかのボタンの変更などが行なわれています。

リョウタ
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実際に操作すると、各ボタンが押しやすく、各ダイヤルも回しやすくなっているので、α7 IVのほうが操作にストレスがありません

α7 III
α7 IV

また、α7 IVは、撮影モードダイヤルの下部に静止画・動画・S&Qを切り替える「静止画/動画/S&Q切り換えダイヤル」が追加されました。ダイヤルを回すだけで、スムーズに撮影モードを切り替えできます。

α7 IV

「静止画/動画/S&Q切り換えダイヤル」追加に伴い、以前は、メニュー操作で切り替える必要があった、動画やS&Qの露出モードの切り替えを、ダイヤルでできるようになったのも嬉しいポイントです。写真と動画、どちらも撮影する人は、かなりストレスが軽減されるはず。

「露出補正ダイヤル」も変更されています。α7 IIIでは、露出補正ダイヤルは露出補正しかできません。一方、α7 IVでは、「後ダイヤルR」に名称が変更されており、露出補正以外の機能へのカスタマイズが可能です。ボタンロックも搭載されているので、誤操作も防げます。

右 α7 III 左 α7 IV
α7 III
α7 IV

操作性では、メニュー画面の改善が大きなポイントですが、ほかにも細かな点で使い勝手が良くなっています。個人的にも、α7 IVのほうが操作時にストレスがなく、使いやすく感じました。

α7 IIIとα7 IVの価格の比較

α7 III

α7 IIIを購入する場合は、219,519円(税込 ※2024/1/29現在 カカクコム調べ)となっているようです。

α7 IV

α7 IVを購入する場合は、285,386円(税込 ※2024/1/29現在 カカクコム調べ)となっているようです。

どちらか迷ったらレンタルがおすすめ!

さまざまな項目で比較してきましたが、なかなか決められないなら、レンタルで実際に試してみるのがおすすめです。家電量販店などで触ることもできますが、実際に撮影現場で使ってみると、操作性の違いをより実感できます。

リョウタ
リョウタ

購入すると1台で20~30万円もする機材も、レンタルだと低予算で利用できます。

高い買い物ですので、購入後に「想像と違った」などと悔やむことにならないよう、レンタルを利用し、実際に撮影で使ってみるのがおすすめです。

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α7 III・α7 IVがおすすめな人

α7 IIIがおすすめな人

  • 予算を抑えたい人 
  • はじめてフルサイズ一眼カメラを持つ人
  • 写真撮影がメインの人

α7 IVがおすすめな人

  • 写真も動画も本格的に撮影したい人
  • 幅広い被写体を撮影したい人
  • 縦構図も自由に撮影したい人

α7 IIIとα7 IVのどちらかを選ぶなら、α7 IVがおすすめです。

私自身、α7 IVを選んで良かったと思いました。大きな理由は、バリアングル式モニターです。日頃から実感していますが、ローアングルやハイアングルの縦構図を、モニターで確認しながら撮影できるため、とても快適に撮影できています。

また、今回の検証から、性能はもちろん、使いやすさもα7 IVのほうが上だと感じました。メニュー画面、ボタンの押しやすさ、写真撮影から動画撮影への移行のしやすさなど、細かい機能や操作性の改善で、撮影する際の手間やストレスが軽減されています。

さらに、動画撮影にもチャレンジしてみたいと思っているので、動画をサポートする機能が豊富なのも心強く感じました。

とはいえ、今でも写真撮影メインであれば、α7 IIIも選択肢に入ります。今回の比較で、写真撮影の性能や仕上がりに、大きな違いはないと感じました。チルト式液晶モニターですが、モニターの位置とレンズの軸がズレないので、横構図ではバリアングル式より撮影をスムーズに進められます。

また、α7 IIIを選ぶと、浮いたお金でレンズを1本追加することも可能です。はじめてのフルサイズ機であれば、レンズも買う必要があるので、ひとまずα7 IIIを選んでレンズを追加したり、レンズのグレードを上げたりするのもありだと思います。

用途や予算を考え、自分にピッタリな1台を選んでいただけると嬉しいです。

α7 IIIの詳細

α7 IIIをレンタルする

α7 IIIの作例写真

α7 IVの詳細

α7 IVをレンタルする

α7 IVの作例写真

Photo by ryota.w
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