【2020年最新】焦点距離とは?カメラ・レンズの基礎知識を徹底解説!

レンズは写す範囲だけではなく、写真の表現に影響を与える重要なアイテムです。ラインナップも豊富で、どれを購入すべきか迷ってしまうこともしばしば。自分の撮影スタイルに合わせて最適のレンズを選びたいですね。今回はレンズに関わる基礎知識『焦点距離』について解説します。

焦点距離と画角

レンズについて語るとき、まず理解しておきたいのが焦点距離と画角の違いです。焦点距離とは、被写体にピントを合わせた際の、レンズ面の中心から撮像素子までの距離を示したもの。焦点距離が短くなるほど広角のレンズになり、広い範囲を写せるようになります。一方で、焦点距離が長くなるほど望遠のレンズとなり、狭い範囲を大きく写すことが可能です。

また、画角とは写る範囲を角度で示したもの。角度が広まるほど広角に、狭まるほど望遠になります。焦点距離は50ミリ前後、画角では45度前後を標準レンズと呼んでいて、焦点距離であれば60ミリより短いと広角、長いと望遠と呼ぶのが一般的です。

3つのセンサーサイズ

カメラの心臓部ともいえる光を受け取るセンサーは、大きく3つに分かれています。

実は皆さんがお持ちのスマートフォンカメラにもセンサーが内蔵されているんですよ。一般的にサイズが大きくなるほど画質が良くなりますが、それに比例してボディやレンズも大きく高価になります。また、同じ焦点距離のレンズを使う場合でも、センサーサイズによって切り取れる範囲が変わってくることにも注意しておきましょう。

レンズの焦点距離が同じでもセンサーサイズで写る範囲が変わる

各レンズに設定されている焦点距離は、焦点距離が短いレンズほど広い範囲 (画角)を撮影でき、長いほど写る距離が狭くなって、その分アップで撮影できます。つまり、センサーが小さいほど望遠効果は高まりますが、一方で広い範囲を写したいときはより焦点距離の短いレンズが必要になってくるのです。カメラとセットで販売されていることが多い標準ズームレンズの焦点距離がセンサーサイズによって大きく異なるのもこの理由となっています。

35ミリ判換算焦点の計算式について

同じ焦点距離のレンズを使用しても、撮像素子サイズに応じて写る範囲が違うことがあります。なぜなら、同じ50ミリでも、フルサイズ機とAPS-C機では画角が異なるから。フルサイズ機の焦点距離を基準にすると、APS-C機は約1.6倍の望遠に、マイクロフォーサーズ機では2倍の望遠になります。これはAPS-Cやマイクロフォーサーズの撮像素子サイズがフルサイズよりも小さいために生じる現象です。50ミリが標準レンズとして、肉眼に近い範囲を写せるのはあくまでフルサイズ機の話。APS-C機の場合は約31ミリ、マイクロフォーサーズ機では25ミリが標準レンズの画角になります。

このとき、フルサイズ機の焦点距離に合わせて写せる範囲を示したものが35 ミリ判換算です。APS-C機専用レンズなどのスペック表を見ると、35ミリ判換算で○ミリなどの表記を見かけることがあるでしょう。これは、フルサイズ気の焦点距離に換算するとその値になるという意味です。

たとえば、マイクロフォーサーズ機専用レンズ12ミリは、35ミリ判に換算すると24ミリとなり、焦点距離は12ミリですが、フルサイズ機専用レンズの24 ミリの画角と同程度の範囲が切り取れることを意味しています。レンズの写る範囲は焦点距離(mm)で表すのが一般的ですが、前述のとおりセンサーサイズによって実際に切り取れる範囲は異なるのです。使用している機材によって下記のように計算されることを覚えておきましょう。

センサーサイズ レンズの焦点距離 倍率 35mm判換算焦点距離
フルサイズ 50mm 50mm
APS-C(キャノン以外) 50mm 約1.5倍 75mm相当
APS-C(キャノン) 50mm 約1.6倍 80mm相当
マイクロフォーサーズ 50mm 約2倍 100mm相当

レンズは焦点距離に応じて種類が分けられますが、撮像素子サイズに応じてもカテゴリーが分かれているので、35ミリ判換算を理解しておけば、どのレンズでもすぐ写せる範囲をイメージできるようになりますよ。

センサーサイズが大きいことによるメリット

センサーが大きければ画素数を増やしやすく、同じ画素数なら小さいサイズのセンサーよりも1画素あたりのサイズが大きくなるため、光を効率よく記録でき、暗所撮影に優れるメリットもあります。

<メリット>
・高画素モデルを作りやすい
・高感度域でノイズが発生しにくい
・明暗差のあるシーンでも階調が出やすい

<デメリット>
・カメラやレンズの設計が大きくなりやすく重たい
・望遠域でより焦点距離の長いレンズが必要になる

レンズのラインナップについて

カメラメーカーのつくるレンズは、基本的にカメラ本体もそのメーカーのものでないと利用することができません。一方で、レンズメーカーのつくるレンズは、各メーカーの仕様に合わせて用意されています。たとえば、同じ性能のレンズでも、キャノン専用、ニコン専用と複数のメーカーのものを用意しており、レンズは搭載するセンサーサーズごとにラインナップが分かれているのもポイントです。たとえば、同じメーカーでもフルサイズ機専用レンズがある一方で、APS-C 機専用レンズがあり、デジタル一眼レフとミラーレス一眼でもそれぞれ専用レンズが分かれています。こうしたレンズごとにズームと単焦点、各焦点距離に応じたレンズがラインナップされているのです。

ズームレンズと単焦点レンズについて

レンズには、焦点距離を変更できる『ズームレンズ』と、焦点距離が固定された『単焦点レンズ』があります。

単焦点レンズの特徴

単焦点レンズは、その名前の通りただ1つの焦点距離しか持たないレンズのこと。ズームが使えないので、構図を決めるときなど、自分自身が動く必要があります。
しかし、単焦点レンズは絞りが明るい大きく開くレンズが多いため、背景のぼけを活かした表現に適したレンズです。また、暗いシーンでもシャッター速度を速く設定でき、手ブレが軽減されるメリットもあります。また、ピントの合った被写体が印象的に浮き上がり、その周辺がふんわり美しくボケた写真を撮ることができ、ボケもふんわりと美しく撮れたりと、描写力に優れたレンズです。さらに、被写体に大きく近寄って接写撮影が出来るマクロレンズも単焦点レンズのひとつ。最近のズームレンズではマクロ機能付きが多くなっており、かなり接写できるものもありますが、やはり専用マクロレンズにはかないません。レンズの収差(写真の周辺に出る写りのゆがみ)が少ないのも特長で、周辺まできれいに写すことができます。

ズームレンズの特徴

ズームレンズは、レンズ交換の手間が不要なため、撮影時に持ち出すレンズの数が少なくてすみます。撮影時にレンズを変えると、シャターチャンスを見逃したり、レンズを落とすリスクもあるので少し億劫ですよね。ズームレンズを使えば、そんな不安は解消されます。特に24-105mmくらいの高倍率のズームレンズがあれば、たった一本持っているだけで広角~望遠までをカバーできるので、旅行や外出時に持っていく際に荷物を減らすことが可能です。また、ズームレンズは焦点距離を変化させるためには光学的にどうしても複雑な構成になりがちなため、それによってズームレンズのサイズが大きくなり、重量も大きくなります。ズームレンズは便利だからこそ、頼りすぎてしまうと撮影ポジションやカメラアングルなどを工夫する意識が薄まり、写真が短調になってしまいがち。こだわった写真を撮るためには、焦点距離が固定された単焦点レンズの併用が欠かせません。

カメラ初心者には単焦点レンズがおすすめ

単焦点レンズは自ら被写体までの距離を調整し、画角を決める必要があるものの、F2.8以下の開放値を有し、優れた描写力を発揮するモデルが揃っています。「単焦点レンズを使いこなすことが、写真表現を広げることにもつながる」と言われるほどです。ちなみに、一般的にもっとも汎用性の高いレンズは標準ズームレンズと言われていて、広角から中望遠までをカバーし、大抵の被写体をこれ1本で撮影することができます。

焦点距離に応じたズームレンズの目安

ズームレンズは、焦点距離に応じて広角・標準・望遠の3種類に分かれます。広角ズームが16~35ミリ、標準ズームが24~100ミリ、望遠ズームが70~400 ミリ程度の間です。

50ミリ単焦点レンズの魅力

35ミリ判換算で50ミリ単焦点レンズは、はじめて購入する単焦点レンズとしてもおすすめです。数あるレンズラインナップのなかで写真撮影の基本姿勢を体感できるレンズといえます。なぜなら、被写体と距離を開ければ広角風に、逆に寄ることで望遠風に撮影でき、さまざまな撮影スタイルに対応できる魅力があるのです。一方で、レンズ特有の個性に縛られることなく、自分自身でどう撮ったらいいのか、程良い距離感で模索できるのもいいところ。シーンによっては不便さを感じることもあるかもしれませんが、自由に撮影を行うことが可能で、構造的にシンプルなので、軽量コンパクトでありながら、開放値の小さな優れたレンズが多いのも特徴。価格もリーズナブルで、購入しやすいものが多いので、気軽にダイナミックなボケが楽しめますよ。

まとめ

焦点距離を理解しておくと、カメラやレンズ選びの際に用途に合わせた選択がしやすくなります。ぜひ色んなレンズの焦点距離をチェックしてみてくださいね。

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