2025年11月に発売したCanonの「RF45mm F1.2 STM」は、F1.2の大口径を約6万円台で実現した話題の1本です。

一方、「RF50mm F1.8 STM」は約2〜3万円台で手に入るはじめての単焦点として、「RF35mm F1.8 Macro IS STM」はハーフマクロ0.5倍のオールマイティさで人気を集めています。

そこでこの記事では、焦点距離やスペックが近い3本の性能・特徴・選び方を比較しました。

F1.2のボケを楽しみたいならRF45mm、コスパ重視ならRF50mm、マクロ・広角寄りならRF35mmという軸で、用途別のおすすめを解説します。

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RF45mm F1.2 STM・RF50mm F1.8・RF35mm F1.8 Macroのスペック比較

製品名リンクGOOPASS価格販売価格※発売日マウント対応センサーサイズ焦点距離開放F値レンズ構成最短撮影距離フィルター径最大径×全長重量
1.Canon RF45mm F1.2 STMRF45mm F1.2 STM59,400円2025年11月キヤノンRFマウントフルサイズ対応45mmF1.27群9枚0.45mΦ67mmΦ約78×75mm約346g
2.Canon RF50mm F1.8 STM27,401円2020年12月24日キヤノンRFマウントフルサイズ対応50mmF1.85群6枚0.30m43mm約69.2mm×40.5mm約160g
3.Canon RF35mm F1.8 マクロ IS STM65,500円2018年11月15日キヤノンRFマウントフルサイズ対応35mmF1.89群11枚0.17m52mm74.4×62.8mm305g
※2026年03月25日 価格.com調べ(税込)

RF45mm F1.2 STM・RF50mm F1.8・RF35mm F1.8 Macroの特徴

RF45mm F1.2 STM

F1.2の大口径を約6万円で手に入れられる唯一のRFレンズ。

「RF45mm F1.2 STM」は、2025年11月発売のRFマウント用単焦点レンズです。

無印(非Lシリーズ)では珍しいF1.2の大口径を採用しつつ、直販価格66,000円(税込)、実売では約6万円台で手に入る低価格が最大の特徴です。

フルサイズ対応のF1.2 AFレンズをこの価格帯で提供しているメーカーは、純正・サードパーティを含めてもほとんど存在しません。

撮影者が「RF45mm F1.2 STM」を選ぶ理由

  • 約6万円台でF1.2の大口径を体験できる
  • 全長75mm、質量約346gとF1.2レンズとしては小型軽量
  • 45mmという焦点距離は人間の視覚に近い自然な遠近感を持つ
  • F1.2の開放値を活かした柔らかい描写感を再現
  • STMによる静音かつスムーズなAFで動画撮影にも対応

詳細説明

「RF45mm F1.2 STM」は、2007年発売の「EF50mm F1.2L USM」とほぼ同等のレンズ構成を踏襲しながら、現代の光学設計とSTM駆動を採用したことで、より軽量かつ扱いやすく再構成されています。

大口径ながら全長は75mm、重量は400g未満と小型軽量で、日常的に持ち歩くのに苦になりません。

45mmという焦点距離は、50mmより少し広く、35mmほど周囲を写し込むこともなく、歩いている時の自然な視線に近い画角です。

風景では広角のように情報量が多くなりすぎず、「どこを見ているのか」をはっきりさせやすい画角として評価されています。

F1.2の描写は完璧から程遠いものの破綻するほど酷くもなく、広い範囲でF1.2から実用的な画質を発揮。

近距離ではボケも滑らかで、F8に絞ればカリッとした質感表現も可能です。

防塵防滴は非対応、レンズフードは別売りなどの妥協点はありますが、手ごろな価格で毎日使えるF1.2レンズとして位置づけられます。

おすすめの人

  • F1.2のボケを気軽に楽しみたい人
  • 約6万円で大口径単焦点を検討している人
  • 45mmの自然な画角でスナップやポートレートを撮りたい人
  • 軽量なF1.2レンズを探している人
  • EF50mm F1.2Lのような描写に憧れる人
製品名Canon RF45mm F1.2 STM
発売日2025年11月
マウントCanon RFマウント
対応センサーサイズ35mmフルサイズ
焦点距離(35mm判換算)45mm
開放F値F1.2
レンズ構成7群9枚
最短撮影距離0.45m
フィルター径Φ67mm
最大径×全長Φ約78×75mm
重量約346g

RF50mm F1.8 STM

はじめての単焦点に最適なコスパ最強レンズ。

「RF50mm F1.8 STM」は、約160gの軽量さと手に取りやすい価格でありながら、開放F値1.8という明るさを実現したRFマウント用単焦点です。

キットレンズの次に買うべき1本として、多くのEOS Rユーザーに選ばれています。

撮影者が「RF50mm F1.8 STM」を選ぶ理由

  • 約2〜3万円台と破格の価格で単焦点の世界を体験できる
  • 約160gの軽さで缶コーヒーよりも軽く、持ち歩きに最適
  • 50mmの標準画角で人間の視野に近い自然な遠近感を演出
  • 中央部のシャープネスが高く、F1.8のボケ味もしっかり
  • 最短撮影距離0.3m、0.25倍マクロでテーブルフォトにも対応

詳細説明

「RF50mm F1.8 STM」は、EF50mm F1.8のRFマウント版として、フルサイズミラーレス一眼カメラ用に新設計されたレンズです。

非球面レンズ1枚を使用して性能を向上させ、最短撮影距離0.3m、最大撮影倍率0.25倍を達成しています。

EOS R6 Mark IIのような高性能ボディと組み合わせることで、描写力を最大限に発揮します。

低価格レンズだからといって描写が甘いわけではなく、単焦点レンズらしく中央部のシャープネスは非常に優れています。

和風の景色や紅葉、実の鮮やかな色を濁りなく表現するCanonらしい豊かな色のりも健在です。

STMによるAFは静かでスムーズなため、動画撮影時も駆動音を気にせず撮影に集中できます。

おすすめの人

  • キットレンズからの卒業を目指す初心者
  • コスパ重視で単焦点を探している人
  • 日常のスナップを豊かにしたい人
  • できるだけ軽く、気軽に持ち歩きたい人
  • ボケ表現の基礎を学びたい人
製品名RF50mm F1.8 STM
発売日2020年12月24日
マウントキヤノンRFマウント
対応センサーサイズフルサイズ対応
焦点距離(35mm判換算)50mm
開放F値F1.8
レンズ構成5群6枚
最短撮影距離0.30m
フィルター径43mm
最大径×全長約69.2mm×40.5mm
重量約160g

RF35mm F1.8 マクロ IS STM

Canon

RF35mm F1.8 マクロ IS STM

ハーフマクロ0.5倍で1本で広角〜接写までカバー

「RF35mm F1.8 Macro IS STM」は、最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロ機能を搭載したRFマウント用単焦点です。

35mmの広角寄り画角に加え、光学式手ブレ補正(IS)も内蔵し、風景からテーブルフォト、スナップまで幅広い用途に対応します。

撮影者が「RF35mm F1.8 Macro IS STM」を選ぶ理由

  • 最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロで足元の自然やテーブルフォトを楽しめる
  • 光学式手ブレ補正(IS)搭載でボディ内手ブレ補正と協調制御
  • 35mmの広角寄り画角で「見たまま」の自然な構図を切り取りやすい
  • 約305gの軽量さで一日中持ち歩いても苦にならない
  • 最短撮影距離約0.17mと驚異的な近接性能

詳細説明

「RF35mm F1.8 Macro IS STM」は、50mmでは少し窮屈に感じる方に「大人の単焦点」として支持されているレンズです。

広すぎず狭すぎず、普段使いの標準レンズとして最適な画角を備えています。

ハーフマクロ機能により、雄大な景色を撮ったその足で、足元の小さな自然をクローズアップするといった視点の切り替えをレンズ交換なしで行えます。

雨に打たれた花びらの質感や、葉脈の立体感まで、被写体の温度感や手触りを写し分ける表現力が特徴です。

STMによるAFは高速かつ静音で、EOS R6 Mark II/IIIの瞳検出AFや被写体検出AFと完璧に連携します。

動画撮影でも駆動音が気にならず、Vlog用途にも適しています。

おすすめの人

  • テーブルフォトやハーフマクロ撮影を楽しみたい人
  • 35mmの広角寄りを標準として使いたい人
  • 1本で風景から接写まで幅広く撮りたい人
  • 手ブレ補正の強さを重視する人
  • 軽量で携帯性の高い単焦点を探している人
製品名Canon RF35mm F1.8 マクロ IS STM
発売日2018年11月15日
マウントRFマウント
対応センサーサイズフルサイズ
焦点距離35mm
開放F値F1.8
レンズ構成9群11枚
最短撮影距離0.17m
フィルター径52mm
最大径×全長74.4×62.8mm
重量305g

RF45mm F1.2・RF50mm F1.8・RF35mm F1.8 Macro主な違いのまとめ

RF45mm F1.2・RF50mm F1.8・RF35mm F1.8 Macro主な違いのまとめ

3レンズの違いを具体例を交えて整理します。

開放F値・ボケ

RF45mm F1.2 STMはF1.2、RF50mm F1.8 STMとRF35mm F1.8 Macro IS STMはF1.8です。

F1.2はF1.8より約1段明るく、同じ撮影距離・構図ではボケの直径がおよそ1.4倍になり、前景や背景がより強くぼけます。

RF45mm F1.2 STMは開放付近で玉ボケ(レモン型)が特徴的で、逆光ではフレアやゴーストが味として出る設計。

オールドレンズのようなあえて「収差を残した描写」を味わえるのが魅力です。

一方、RF50mm F1.8 STMとRF35mm F1.8 Macro IS STMは開放から比較的シャープで、ボケは穏やか。スナップやポートレートで「ほどよいボケ」を求めるなら十分な描写力があります。

価格

RF45mm F1.2 STMは直販66,000円(税込)、実売約59,400円〜。RF50mm F1.8 STMは約2〜3万円台、RF35mm F1.8 Macro IS STMは約5〜6万円台です。

価格差でいうと、RF50mmはRF45mmのおよそ1/2〜1/3の価格で、表現の幅を広げる「最初の1本」としてのハードルが低いといえるでしょう。

RF35mm MacroはRF45mmと同程度〜やや安めの価格帯で、マクロ・広角・ISを踏まえると選択肢として競合します。

重量・サイズ

RF45mm F1.2 STMは約346g・全長75mm、RF50mm F1.8 STMは約160g、RF35mm F1.8 Macro IS STMは約305gです。

RF50mmは缶コーヒー(約180g)より軽い点が魅力で、約186g軽いRF45mmとの差は実感しやすいレベル。

散歩や旅行で「とにかく軽く」を重視するならRF50mmが有利です。

画角・焦点距離

RF45mmは45mm、RF50mmは50mm、RF35mmは35mmと、3本の焦点距離の差はそれぞれ5mm〜15mm。

45mmは「50mmより少し広く、35mmほど周囲を写し込まない」画角であり、歩いている時の自然な視野に近いとも言われます。

室内スナップでは50mmだとやや窮屈に感じる場面でも、45mmなら余裕を持って構図を取れます。

35mmは45mmより約1.3倍広い範囲が入り、風景や室内、料理・テーブルフォトで「もう少し広く」というニーズに応えやすい焦点距離です。

マクロ・近接性能

RF35mm F1.8 Macro IS STMは最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロに対応し、最短撮影距離約0.17m。

葉脈、水滴、花粉、霜の結晶など、肉眼では見えにくい細部まで画面いっぱいに写せます。

RF50mm F1.8 STMは最大撮影倍率0.25倍、最短撮影距離0.3m。名刺やスマートフォンサイズの被写体を画面の中央付近で大きめに写す程度の近接撮影に向いています。

RF45mm F1.2 STMは最大撮影倍率0.13倍、最短撮影距離0.45m。マクロ用途は限定的で、通常のスナップやポートレート向きの設計です。

手ブレ補正の有無

RF35mm F1.8 Macro IS STMのみ光学式手ブレ補正(IS)を搭載し、ボディ内手ブレ補正との協調制御に対応しています。

具体的には、薄暗い室内や夕暮れ時でも、手持ちで1/15秒程度まで実用的に使えるケースが増えます。

一方、RF45mm F1.2 STMとRF50mm F1.8 STMはIS非搭載です。

EOS R6系・R5系などボディ内手ブレ補正搭載機なら、目安として1/焦距秒(45mmなら1/50秒、50mmなら1/50秒前後)を基準にすれば十分実用的といえるでしょう。

レンズ性能・描写の傾向

各レンズで光学設計と描写の方向性が異なります。

RF45mm F1.2 STMはあえて収差を残した設計で、開放付近では球面収差・色収差・フレア・ゴーストを抑制していません。

そのぶん「味のある描写」を楽しめるのが特徴で、F2.8まで絞ると一気にシャッとし、F5.6〜F8ではLレンズに匹敵する解像感になるとの評価があります。

絞りによる描写の変化の幅が大きいレンズです。

RF50mm F1.8 STMは非球面レンズ1枚を用いた設計で開放から中央部のシャープネスが高く、紅葉の赤などの鮮やかな色を濁りなく再現するCanonらしい描写が評判です。

絞れば高画素ボディでも細部まで描写するポテンシャルがあり、低価格ながら単焦点らしい描写力を発揮します。

RF35mm F1.8 Macro IS STMは、中心から周辺までのバランスが良く、ハーフマクロ時も雨に濡れた花びらや葉の質感、霜の結晶といった微細なテクスチャを丁寧に写し分けます。

ISにより、暗所やスローシャッターでも手持ちで使いやすいのが強みです。

利用シーン別おすすめ

Canon RF45mm F1.2・RF50mm F1.8・RF35mm F1.8 Macroを比較!選び方のポイントも解説

ボケを思い切り楽しみたいならRF45mm F1.2 STM

F1.2の大きなボケ味を存分に楽しみたい場合、RF45mm F1.2 STMが最適です。

約6万円台でフルサイズ対応F1.2 AFレンズを手に入れられるのは、現状この1本のみといってよいでしょう。

前景と背景の関係性を自由にコントロールでき、派手にしない素直な描写が特徴です。

コスパ重視・はじめての単焦点ならRF50mm F1.8 STM

できるだけ安く、気軽に単焦点の世界を体験したい場合はRF50mm F1.8 STMがおすすめです。

約2〜3万円台という価格は、表現の幅を広げるための最初の投資として迷う必要がありません。

約160gの軽さでカメラの出番が増え、キットレンズでは味わえないボケの世界を手軽に楽しめます。

マクロ・広角寄り・1本で幅広くならRF35mm F1.8 Macro IS STM

テーブルフォトや足元の自然、花や小物のクローズアップを楽しみたい場合はRF35mm F1.8 Macro IS STMが適しています。

ハーフマクロ0.5倍と光学式ISを備え、風景から接写までレンズ交換なしで対応できるオールマイティさが魅力です。

35mmの広角寄り画角で、室内や風景を自然に切り取れます。

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2,970円RANK0のみ
8,380円RANK0〜1
12,980円RANK0〜2
17,480円RANK0〜3
22,800円RANK0〜4
28,980円RANK0〜5
35,490円RANK0〜6
42,800円RANK0〜7
52,800円RANK0〜8
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まとめ

Canon RF45mm F1.2・RF50mm F1.8・RF35mm F1.8 Macroを比較!選び方のポイントも解説

RF45mm F1.2 STM、RF50mm F1.8 STM、RF35mm F1.8 Macro IS STMは、いずれもRFマウントの単焦点レンズとして優れた選択肢です。

選び方の軸を整理すると、次のとおりです。

  • F1.2のボケを気軽に楽しみたい → RF45mm F1.2 STM(約6万円台)
  • 予算重視・はじめての単焦点として1本ほしい** → RF50mm F1.8 STM(約2〜3万円台)
  • マクロ・広角寄り・1本で幅広く → RF35mm F1.8 Macro IS STM(約5〜6万円台)

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よくある質問(FAQ)

Canon RF45mm F1.2・RF50mm F1.8・RF35mm F1.8 Macroを比較!選び方のポイントも解説

Q. RF45mm F1.2とRF50mm F1.8の主な違いは?

A. 主な違いは開放F値と価格です。RF45mm F1.2 STMはF1.2でより大きなボケが得られ、約6万円台。

RF50mm F1.8 STMはF1.8で約2〜3万円台と低価格です。画角も45mmと50mmで若干異なり、45mmのほうが少し広い画角になります。

ボケを最優先するならRF45mm、コスパを最優先するならRF50mmが向いています。

Q. RF35mm F1.8 Macroのマクロ機能は実用的?

A. 最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロは、テーブルフォトや花・小物のクローズアップに十分実用的です。

最短撮影距離約0.17mと驚異的な近接性能で、足元の自然や料理、雑貨などを画面いっぱいに写せます。本格的な等倍マクロには及びませんが、風景から接写まで1本で楽しめる汎用性が魅力です。

Q. 価格差はどれくらい?

A. RF50mm F1.8 STMが約2〜3万円台でもっとも安く、RF35mm F1.8 Macro IS STMが約5〜6万円台、RF45mm F1.2 STMが直販66,000円(税込)、実売約59,400円〜です。

RF50mmとRF45mmの価格差は約3〜4万円、RF45mmとRF35mm Macroは同程度の価格帯となります。