三重県の野鳥撮影スポットおすすめ5選!観察できる種類と季節も解説

  • 2022.03.09
  • 2024.12.20
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三重県は日本列島のほぼ中央に位置し、太平洋に面している県です。南北に長い県土の東側面は広く伊勢湾や熊野灘などの海に面しており、西側の内陸には山地が広がるなど自然環境も豊富。

三重県にはこのような環境を上手く活かしながら、気軽に自然に触れ合える場所が多数あります。そんな場所は野鳥撮影が初心者の方にオススメです。

たとえば今回紹介する「三重県民の森」や「三重県上野森林公園」などは、豊かな自然を求めて野鳥が集まる環境であるうえに、トイレが多いなど、施設も充実。

初心者の方でも気軽に野鳥撮影にチャレンジしやすいスポットです。

この記事では、三重県内の野鳥撮影スポットを紹介します。前述した公園のような、初心者の方でも撮影しやすい場所を中心に厳選しました。

それぞれのスポットで撮影できる野鳥や、オススメのレンズや季節も併せて紹介しているので、この記事を参考に、ぜひ野鳥撮影にチャレンジしてみください。

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三重県でオススメの野鳥撮影スポットマップ

このアイコンをタップすると、撮影スポット情報が表示されます。各撮影スポット情報にあるYoutube動画では、各スポットの景色や撮影風景を確認できます。

左の地図にある上記のアイコンをクリックすると、撮影スポット情報が表示されます。各撮影スポット情報の上部にあるYouTube動画では、各スポットの景色や撮影風景を確認できます。

三重県で撮影できる野鳥

シジュウカラ 餌

撮影できる野鳥一覧

シジュウカラ/メジロ/キビタキ/オオルリ/ツグミ/シロハラ/ジョウビタキ/ミヤマホオジロ/トラツグミ/ハマシギ/キアシシギ/シロチドリ/ミヤコドリ/トウネン/アジサシ/オナガガモ/キンクロハジロ/ユリカモメ/ウソ/アカウソ/ニュウナイスズメ/カワセミ/アオサギ/ダイサギ/ヒクイナ/カモ/ヨシガモ/ハシビロガモ/ミコアイサ/イカル/エナガ/カンムリカイツブリ/ホシハジロ/カワウ/コゲラ/ホオジロ/コサメビタキ/マガモ

各スポットで撮影できる主な野鳥

三重県民の森シジュウカラ/メジロ/キビタキ/オオルリ/ツグミ/シロハラ/ジョウビタキ/ミヤマホオジロ/トラツグミ
五主海岸ハマシギ/キアシシギ/シロチドリ/ミヤコドリ/トウネン/アジサシ/オナガガモ/キンクロハジロ/ユリカモメ
三重県営伊勢五十鈴公園ウソ/アカウソ/ニュウナイスズメ/メジロ/カワセミ/アオサギ/ダイサギ/ヒクイナ/カモ
両ヶ池ヨシガモ/ハシビロガモ/ミコアイサ/イカル/ツグミ/エナガ/カンムリカイツブリ/ホシハジロ/カワウ
三重県上野森林公園エナガ/シジュウカラ/メジロ/コゲラ/ジョウビタキ/シロハラ/ホオジロ/コサメビタキ/マガモ

三重県でオススメの野鳥撮影スポット5選

三重県民の森(三重郡/菰野町)

撮影のしやすさ
オススメのレンズ
600mm
そのほか装備
三脚

※撮影のしやすさとは…野鳥との出会いやすさ、近づいて撮影しやすいか、野鳥の多さ、アクセスの良さを総合的に評価したものです。5段階評価としています。

三重県民の森は1980年、豊かな緑に囲まれた自然に触れあえる場所として開設された公園です。

45ヘクタール(東京ドーム9個分)の広い公園には、「野鳥の森」と「ことりの里」という野鳥スポットがあります。初心者の方でも気軽に野鳥撮影を楽しめる公園です。

公園の西エリアにある「野鳥の森」の遊歩道は木に覆われており、一歩足を踏み入れるとそこはもう森。実のなる木が多いので、餌の実を目当てに多くの野鳥が集まります。

シジュウカラやメジロなどの留鳥も多いため、1年を通じて撮影を楽しめますが、特にオススメなのが4月中旬から5月頃。キビタキやオオルリなど色鮮やかな夏鳥に出会えます。

野鳥の色味を綺麗に写すコツは、明るく照らされた被写体を狙うことです。木漏れ日を受けて輝いている野鳥を探してみましょう。

中央エリアにある「ことりの里」には、メギやネズミモチなどの食餌木(野鳥が餌にする実などをつける木)の標本木がたくさん植えられています。

食餌木に野鳥が集まる時期は10月から11月頃。ツグミ、シロハラ、ジョウビタキなどが木の実をついばむ姿を撮影できます。

撮影にオススメのレンズの焦点距離は600mm程度です。野鳥の森で撮影する際は、野鳥を待ち伏せるために三脚の使用がオススメ。

森林での野鳥撮影のポイントは、野鳥に警戒させないようにあまり動かかず、出てきてくれるのを待つことです。三脚にカメラを据えると、撮影までの動作を小さく目立たなくできます。

一方、ことりの里は開けた場所です。野鳥が食餌木に来たときに素早く移動できるように、手持ちで撮影してみましょう。

撮影できる野鳥とオススメの季節

撮影は春・秋がオススメ

鳥の名前
シジュウカラ
メジロ
キビタキ
オオルリ
ツグミ
シロハラ
ジョウビタキ
ミヤマホオジロ
トラツグミ

△:まれに見る ○:ふつう ◎:よく見る

シジュウカラ

シジュウカラ 枝

キビタキ

キビタキ 枝 晴れ

ツグミ

ツグミ 木の実 枝

詳細情報

スポット名三重県民の森
住所〒510-1251 三重県三重郡菰野町千草7181-3
アクセス【車】東名阪自動車道路「四日市I.C」から約30分
新名神高速道路「菰野インターI.C」から約20分
休園日年末年始(12月29日〜1月3日)
営業時間9:00〜17:00
入場料無料
駐車場あり(無料)
トイレあり
URLhttps://mie-mori.jp/

五主海岸(松阪市/五主町)

撮影のしやすさ
オススメのレンズ
800mm
そのほか装備
三脚、エクステンダー

五主海岸(ごぬしかいがん)は、雲出川(くもずがわ)の河口から伊勢湾に広がる、遠浅の海岸です。

引き潮時には92ヘクタール(東京ドーム19個分)にも渡る広大な干潟が表れ、餌となる貝などを求めて多くの水鳥が集まります。

野鳥撮影にオススメなのが春(4月~5月)と秋(8月~9月)の渡りの時期です。ハマシギやアシシギ、シロチドリなど多くの種類の野鳥が、渡りの間の栄養補給と羽休めにやって来ます。

また、2月から3月にかけては、毎年数十羽のミヤコドリが飛来。五主海岸は東海・近畿・関西地方でミヤコドリを撮影ができる、代表的な場所です。

干潟での撮影では、前もって潮汐表(ちょうせきひょう)を確認します。特に、干潮から満潮に移る時間帯を把握しておきましょう。

干潟は広大なので、野鳥を追いかけるのは大変です。満潮に向かう時間帯であれば、干潟が小さくなるにつれて鳥の方から近づいてくれます。

姿勢やカメラは低い位置を保ちましょう。シギやチドリは動く人間に敏感で、姿が見えるとすぐに飛び立ってしまいます。姿勢を低くして静かに待つと、鳥の方から寄ってきてくれることも!

地面すれすれにカメラを設置できるロー三脚に、800mm以上の超望遠レンズを設置して、遠くから静かに狙います。焦点距離を1.4倍や2.0倍などに伸ばしてくれるエクステンダーも有効です。

撮影できる野鳥とオススメの季節

撮影は春・冬がオススメ

鳥の名前
ハマシギ
キアシシギ
シロチドリ
ミヤコドリ
トウネン
アジサシ
オナガガモ
キンクロハジロ
ユリカモメ

△:まれに見る ○:ふつう ◎:よく見る

シロチドリ

シロチドリ 群れ 海岸

ハマシギ

ハマシギ 海

ミヤコドリ

ミヤコドリ 群れ 飛行

詳細情報

スポット名五主海岸
住所〒515-2102 三重県松阪市五主町
アクセス【車】伊勢自動車道「一志嬉野I.C」から約30分
休園日-
営業時間-
入場料-
駐車場なし
トイレなし
URLhttps://www.city.matsusaka.mie.jp/site/kanko/nature-walking.html

三重県営伊勢五十鈴公園(伊勢市/宇治館町)

撮影のしやすさ
オススメのレンズ
600mm
そのほか装備
三脚

伊勢五十鈴公園(いせいすずこうえん)は、「伊勢参り」で名高い伊勢内宮に近接する公園です。公園内には桜、カエデ、ケヤキなどの木々が植えられています。

公園内には障害者用も含むトイレが数ヶ所あるなど、施設も充実しており、安心して長時間の撮影が可能です。

また、公園の外周には五十鈴川(いそすずがわ)が沿うように流れているので、水鳥の撮影にも足を伸ばせます。

公園内での撮影にオススメしたいのは、3月下旬~4月上旬にかけての桜の季節。約200本ものソメイヨシノがあり、咲きほこる桜の中に野鳥を捉えることができます。

ニュウナイスズメが桜の花を咥えたり、メジロが花の蜜を舐めたりするなど、ちょっとユーモラスでかわいい姿は、ファインダー越しについ微笑んでしまうでしょう。

写真に桜を入れるときのコツは、太陽を自分の背にすること(順光)です。順光の方向にカメラを向けると、桜の背景となる空を青く写すことができますよ。

一方、公園の外周を流れる五十鈴川のオススメの時期は、桜の季節の少し前カワセミ撮影ができる1月から2月頃です。冬の澄んだ日差しは、カワセミの特徴である碧色を美しく見せてくれます。

初心者の方には、一年中川で見られる、アオサギやダイサギの撮影もオススメ。大きな身体のわりに小鳥ほどの速さはないので、撮影に慣れていない方でも撮影しやすい野鳥です。

魚を咥えた姿や飛び立つ姿は、ダイナミックで迫力のある一枚に仕上がりますよ。

撮影できる野鳥とオススメの季節

撮影は春・冬がオススメ

鳥の名前
ウソ
アカウソ
ニュウナイスズメ
メジロ
カワセミ
アオサギ
ダイサギ
ヒクイナ
カモ

△:まれに見る ○:ふつう ◎:よく見る

ウソ

ウソ 枝

ニュウナイスズメ

ニュウナイスズメ 桜

アオサギ

アオサギ 捕食

詳細情報

スポット名三重県営伊勢五十鈴公園
住所〒516-0023 三重県伊勢市宇治館町
アクセス【バス】JR・近鉄「伊勢市駅」から三重交通バス「浦田町」下車
【車】伊勢自動車道「伊勢西I.C」から約5分
休園日なし
営業時間24時間
入場料なし
駐車場あり(無料。ただし伊勢神宮の混雑期には1回1,000円)
トイレあり
URLhttps://www.pref.mie.lg.jp/TOSHIKI/HP/88617000001.htm

両ヶ池(いなべ市/大安町)

撮影のしやすさ
オススメのレンズ
24~105mm、800mm
そのほか装備
三脚、エクステンダー

両ヶ池(りょうがいけ)は江戸時代に整備された、池面積20.9ヘクタール(東京ドーム4個分)の広大な池です。竜ヶ岳、藤原岳の山麓にあり、その姿を一望することが可能。

広大な池の周りには遊歩道を覆うように木々が生い茂っています。水鳥と山鳥、両方の観察ができるスポットです。

撮影にオススメなのが、11月から12月上旬の紅葉の時期。池の周りのトウカエデやイロハモミジが赤く輝き、それを見下ろす竜ヶ岳を含めた景色はまさに雄大。

この時期は、越冬のためにヨシガモ、ハシビロガモなど、多彩なカモ類が群れで集まります。24mm~105mmの標準レンズで、水鳥達をアクセントにした風景写真を撮影してみましょう。

両ヶ池で写真に収めたいのが、ミコアイサのオスです。ミコアイサのオスは、全身が白と黒のモノトーンという、ユニークな色が特徴。

白が基調ですが、目の周りが黒くなっていることから、「パンダカモ」などとも呼ばれることもあります。ミコアイサは非常に警戒心が強いので、近距離での撮影は難しい野鳥です。

800mmを超えるような超望遠レンズで、遠くから静かに狙いましょう。エクステンダーで距離を稼ぐのもオススメです。

撮影できる野鳥とオススメの季節

撮影は冬がオススメ

鳥の名前
ヨシガモ
ハシビロガモ
ミコアイサ
イカル
ツグミ
エナガ
カンムリカイツブリ
ホシハジロ
カワウ

△:まれに見る ○:ふつう ◎:よく見る

ミコアイサ

ミコアイサ 水上

ハシビロガモ

ハシビロガモ 飛翔

ホシハジロ

ホシハジロ 飛翔

詳細情報

スポット名両ヶ池
住所〒511-0273 三重県いなべ市大安町平塚
アクセス【車】東名阪道「四日市I.C」「桑名I.C」から約30分
名神高速道路「関ヶ原I.C」から約30分。
休園日なし
営業時間24時間
入場料無料
駐車場あり(無料)
トイレあり
URLhttps://ssl.kanko-inabe.jp/tourism/518/

三重県上野森林公園(伊賀市/下友生)

撮影のしやすさ
オススメのレンズ
400~600mm、800mm
そのほか装備
三脚、迷彩カバー

三重県上野森林公園は里山をベースに作られた、自然を楽しめる公園です。43ヘクタール(東京ドーム9個分)という広大な公園内には、植林を含む林や池、湿地も点在しており、豊かな自然を目当てに多くの野鳥が集まってきます。

園内には10ヶ所もの東屋があるので、休憩しながら1日中撮影を楽しめますよ。

野鳥撮影にオススメなのが12月から1月頃。木々の葉が落ちた林では、野鳥の姿が見えやすくなります。エナガやシジュウカラ、メジロ、コゲラなどの群れに出会えるかもしれません。

また、ジョウビタキやシロハラなどが地上で餌を探しているところも見られます。400mmから600mm程度のレンズを手持ちで、フットワーク軽く野鳥を探してみましょう。

また、5月頃の撮影もオススメです。初夏の爽やかな日差しを受けたエナガ、ホオジロ、コサメビタキなどの野鳥を、鮮明な印象で撮影できます。ただし、この時期は野鳥の繁殖期なので、刺激しないように注意しなければいけません。

人の少ない朝の時間帯を狙って、600mmから800mm程度の超望遠レンズで、遠くから目立たないようにチャンスを待ちましょう。迷彩服やレンズカバーも有効です。

例年12月と5月は、公園が主催するバードウォッチングが開催される時期でもあります。

撮影できる野鳥とオススメの季節

撮影は春・冬がオススメ

鳥の名前
エナガ
シジュウカラ
メジロ
コゲラ
ジョウビタキ
シロハラ
ホオジロ
コサメビタキ
マガモ

△:まれに見る ○:ふつう ◎:よく見る

エナガ

エナガ 枝

シジュウカラ

シジュウカラ 枝

ホオジロ

ホオジロ 枝

詳細情報

スポット名三重県上野森林公園
住所〒518-0817 三重県伊賀市下友生1
アクセス【車】名阪国道「友生I.C」から約3分
名阪国道「上野東I.C」から約5分
【電車】伊賀鉄道「四十九駅」下車から徒歩20分
【バス】三交バス「生琉里口」下車から徒歩10分
休園日年末年始(12月29日〜1月3日)
営業時間9:00〜17:00
入場料無料
駐車場あり(無料)
トイレあり
URLhttps://mie-mori.jp/ueno/

まとめ

ミヤコドリ 三重県

三重県のオススメ野鳥撮影スポット5ヶ所を紹介しました。豊かな自然を公園などに組み込んでいるため、三重県には人が自然と触れ合える施設が充実しています。

今回紹介したスポットは、初心者の方でも気軽に野鳥撮影を始めやすい場所としてオススメです。

また、満開の桜に集うニュウナイスズメやメジロの可愛らしい姿や、「パンダガモ」とも呼ばれるユーモラスなミコアイサなど、スポットや季節ごとにさまざまな野鳥撮影が楽しめます。

紹介している撮影方法やレンズなどを参考に、お目当ての野鳥撮影に出掛けてみてください。

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GOOPASS ANIMAL MAGAZINE編集部 木村

こころに残る"トキ"のサブスク・GOOPASSを展開するGOOPASS株式会社の編集ライター。自社Webメディア『GOOPASS ANIMAL MAGAZINE』の編集スタッフとして、記事制作などを担当する。カメラを使い始めたのは2020年から。愛犬2頭を美しい景色の中で撮影するのが好き。使用カメラは、Canon EOS R6。

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