ジョウビタキ

冬の散策路で出会える、人を恐れない〝銀髪の小鳥〟
- 生息環境
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公園、人家、河川敷、農耕地、雑木林など(夏は高原)
- 大きさ
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約13.5cm~15.5cm
- 鳴き声
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ヒッヒッヒッ、カカカッカカカカカ!
ジョウビタキは例年10月中旬~下旬頃に日本各地に飛来するヒタキの仲間。特に、積雪がない地域でよく見られる冬鳥です。
また、人を恐れないため、街中でも出会える鳥です。
ジョウビタキのジョウ(尉)は銀髪という意味。その名のとおり、オスのジョウビタキは頭が淡い灰色で、顔と翼が黒く、お腹と背中がオレンジ色です。

メスは全身が薄い茶色で、背中が淡いオレンジ色。メスは地味ですが、丸い瞳が可愛いと人気です。
雌雄とも翼に白い斑点があり、紋付き袴を着ているように見えることから「紋付鳥(もんつきどり)」と呼ばれることもあります。

生息地
ジョウビタキは街中や公園、河川敷など、人間の近くで冬を越します。木の枝や杭に止まって頭を上げ下げして、しっぽを揺らすのがジョウビタキのスタイル。
ピラサンカなど木の実を好み、1粒ずつむしり取って丸飲みする姿がよく見られます。
ジョウビタキをはじめ、ヒタキの仲間は闘争心が強く、縄張りを巡って雄雌関係なく戦います。互いに「ヒッヒッヒッ」と鳴いて威嚇し、それでも決着が付かなければ体当たり。無言で喧嘩することも珍しくありません。
ジョウビタキの喧嘩は、日本に渡った直後(10月~11月上旬頃)によく見られます。時にはルリビタキなど、他種のヒタキと戦うことも…。
目にも止まらぬ速さで戦うので、撮影難易度は高めです。

繁殖と生態
日本でカップルになるジョウビタキもいます。ところが、雌雄は数メートル以上離れていることが多く、仲良く寄り添うことはありません。
ソーシャルディスタンスを守り、互いにその場で佇んでいるならデート中です。冬の河川敷や公園では、こんな奇妙なデート風景を撮影できるかもしれません。
ジョウビタキは一般的に、夏にチベットやバイカル湖で繁殖し、冬に日本に渡りますが、近年は日本で繁殖することが増えました。長野県の富士見高原や軽井沢では、幼鳥を見ることも珍しくありません。
ジョウビタキの幼鳥は5月下旬頃に巣立ち、しばらく親とともに暮らします。幼鳥は全身に小さな斑点があり、親とは異なる色です。
撮影に関するポイント

- 撮影のしやすさ
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- オススメの時期
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11月中旬~3月中旬
- オススメのレンズ
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200~500mm
ジョウビタキはヒタキの仲間でも特に人間を恐れず、数メートル前に止まることも珍しくありません。
しかし、渡った直後は人慣れしていないため、通りがかっただけで「カカカッカカカカ!(あっちに行け)」と威嚇されることも…。
こんな鳴き声を上げて体を上下に振っていたら、その場を離れましょう。
初心者の方がジョウビタキを撮影する時は、ジョウビタキが人馴れする12月以降がオススメ。ジョウビタキは杭の上、枝の上などに止まり、縄張りを見回ります。
もし逃げられても縄張りの中を巡回しているので、待っていれば10分から15分くらいで戻ってくるでしょう。
ジョウビタキが立ち寄る場所には白いフンが付いているので、フンで汚れた杭を見つけたらゆっくり三脚を立てて待ちましょう。やがてジョウビタキがやって来ます。

ジョウビタキは比較的明るい場所を好み、特にメスは散策路の真ん中で佇んでいることもあります。オスよりメスのほうが大胆で、カメラを向けられても気にしない個体が多いそうです(中には臆病な個体もいます)。
暗い森でなければオート撮影でもきれいに撮影できます。逆光にならない位置で「追いかけずに待つ」ことがジョウビタキ撮影のコツ。
ジョウビタキの撮影で気を付けたいのは、人家近くでの撮影です。他人様の家の前で巨大なカメラを構えるのは迷惑なので、撮影は避けましょう。公園や河川敷など、公共の場で撮影するのが無難です。
撮影にオススメのスポット
- 東京港野鳥公園(東京都/大田区)
- 昭和記念公園(東京都/立川市)
- 富士見高原(長野県/富士見町)
鳴き声
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