東京港野鳥公園に野鳥撮影に行ってみた!撮影ポイントやオススメ撮影法を紹介

  • 2022.07.19
  • 2024.12.20
シェアする

東京港野鳥公園は、東京都大田区にあります。干潟や豊かな木々に鳥が多く集まる、東京でも有数の野鳥スポットとして有名です。

東京港野鳥公園がある場所は、1960年代まで浅瀬であったところを埋め立ててできました。その後、この場所に池や草原ができると野鳥が集まるようになったため、地域の人々は蘇った自然を守る運動を始めました。それによって東京都がここを公園にしたのです。

東京港野鳥公園は、野鳥撮影の初心者である方にも、とてもおすすめの撮影スポットです。池には常に水鳥が休んでいることが多くて、「鳥が見つけられない」ということが少ないからです。筆者はこれまで4回撮影に行ったことがありますが、毎回多くの野鳥に会うことができました。

また公園内の撮影場所は、壁越しに野鳥から隠れて撮影する場所が多いため、野鳥への負担も少なく撮影できるのも安心できるポイントです。

公園内にいくつか撮影スポットがありますが、それぞれに特長があります。この記事では東京港野鳥公園で野鳥撮影に挑戦する方に向けて、公園内の撮影スポットや、それぞれの場所でのおすすめの撮影方法について紹介します。

\イチオシ/

GOOPASSオリジナルセット

α6700 ILCE-6700 ボディ + E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS

購入価格
290,730円
※2024年12月4日 カカクコム調べ
 (α6700 ILCE-6700:189,730円+E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS:101,000円)
GOOPASSレンタル価格
料金例:27,280円/ 月 
料金例:10,912円/ 1泊2日
おすすめポイント
軽量かつ高画質な組み合わせで、手軽に大きくはっきりと野鳥を撮影できます

●使用機材
EOS R6:ファームウエア Version 1.5.2
RF100-500mm F4.5-F7.1 L IS USM:ファームウエア Version 1.1.0

●筆者のスペック
40代男性。メインカメラはCanon EOS 7D→EOS 6D→EOS-1DX Mark2→EOS R6と使ってきました。
7Dと1DX Mark2で野鳥撮影を少しかじっていましたが、その後は子供写真ばかりに。子供も大きくなってきたため、野鳥撮影をまた楽しめるようになりました。

東京港野鳥公園マップ

左の地図にある上記のアイコンをクリックすると、東京港野鳥公園のマップ情報が表示されます。撮影スポット情報の上部にあるYouTube動画では、公園の景色や撮影風景を確認できます。

東京港野鳥公園の撮影ポイント

東京港野鳥公園内は、入場口のところで東園と西園に分かれています。野鳥に出会いやすいのは、大きな池が広がっている東園です。

筆者が確認したところ、西園は毎回あまり野鳥に出会えませんでした。

この記事では、よく野鳥を見つけられる東園のポイントを中心にお伝えします。

出典:https://www.tptc.co.jp/park/03_08

野鳥撮影の場合、東園を道なりに進んで、次の施設を順番に巡るのが一般的です。

  1. 東観察広場
  2. 2号観察小屋
  3. 1号観察小屋
  4. 前浜干潟観察デッキ

これらの施設以外の場所は木に遮られて池の見晴らしが悪いため、あまりおすすめできません。干潟や池を広く見渡して撮影するには、これらの施設を利用します。

通路左側に池がありますが、木が茂っているため見えづらいのです。

東観察広場

撮影のしやすさ

オススメのレンズ

800mm~

そのほか装備

三脚/エクステンダー

東観察広場は、開けた場所にある屋根のついた撮影スポットです。木の壁に空いた穴から、野鳥から隠れて撮影ができます。他のスポットでは小屋の中に固定された長椅子に座って撮影することが多いのですが、ここでは立ったり三脚を立てたりと窮屈さを感じない柔軟なスタイルの撮影が可能です。

「東淡水池」の正面にあるため、「東淡水池」集まる野鳥を撮影できます。公園からの情報では、秋から春にかけてはカワセミも集まるそうですよ。

東淡水池までの距離が遠いため、またカワセミなどの小型水鳥を撮影するためには、800mmを超えるような超望遠レンズだと◎。500mmだとちょっと遠いですね。

東淡水池は、周囲を草木に覆われているので、野鳥たちもリラックスして見えます。彼らの生態を観察しながら、超望遠レンズでじっくりと撮影を楽しむのがおすすめです。

2号観察小屋

撮影のしやすさ

オススメのレンズ

飛翔中の鳥:400mm〜600mm/休んでいる鳥:500mm〜

そのほか装備

エクステンダー

2号観察小屋は、特に水鳥を撮影しやすいポイントです。

小屋に入って左側から覗くと、それほど遠くない位置に水鳥たちが休める小島のような場所があります。そこにいる野鳥は止まっていることが多いので狙いどころです。小屋からは、この小島へ向かって飛んでくる鳥や、小島から飛び立つ野鳥が多く見られます。

距離感は下の写真を参考にしてください。

下の写真は、小島のそばに飛んできて着水したカワウです。小島近くに着水している野鳥はたくさんいました。設定を正しくすれば迫力のある野鳥の姿を撮影しやすい場所です。

下の写真は、左奥の小島から飛び去る野鳥です。700mmでこのサイズで撮影できるので、トリミングすれば十分な大きさに仕上がります。

このように、休んでいる野鳥も飛翔中の鳥も、両方を撮影しやすいのが2号観察小屋です。腰を据えて撮影するのであれば、このスポットがおすすめです。

1号観察小屋

撮影のしやすさ

オススメのレンズ

400mm〜600mm/岸の野鳥:800mm〜

そのほか装備

エクステンダー

1号観察小屋からは、「潮入りの池」が広く見渡せます。

小屋の内部は下の写真の通り。左側を見ると、2号観察小屋で紹介した小島のような浅瀬が遠くに見えます。

ここでは池の上に浮かぶ水鳥や、向かって右側から左側の2号観察小屋方面へ飛ぶ野鳥が多く見られます。

700mmだと、野鳥をこの大きさで撮影可能です。

飛翔中の野鳥の場合、焦点距離が大きすぎると写る範囲が狭くなるため、かえって撮影が難しくなってしまう場合があります。しかも小屋の窓はあまり大きくないため、広くレンズを振り回すことができません。初心者のうちは小回りの利くレンズを使うのが良いかもしれません。

また小屋の正面方向、池の奥には丘があり、よく鳥が羽を休めています。ただ、ここはかなり距離があるために、少なくとも800mm以上の超望遠レンズでないと、十分な大きさでの撮影は難しそうです。

下はいずれも700mmで、丘に向かった野鳥が枝に止まるところまでを連写したもの。もう少し焦点距離があるレンズが欲しいところです。

このスポットは、池にぷかぷかと浮いている野鳥をゆっくり撮ることも、飛翔する鳥を狙うこともできます。

休んでいる野鳥はシャッタースピードを落としてISO感度を下げる、逆に飛んでいる野鳥はシャッタースピードを上げてブレを防ぐなど、設定を細かく変える必要があります。カメラの設定操作を、しっかりと覚えておくとよいでしょう。

前浜干潟観察デッキ

撮影のしやすさ

オススメのレンズ

300mm〜800mm

そのほか装備

三脚

前浜干潟観察デッキは、東園の終端の位置にある撮影ポイントです。

向かって右側を見ると、公園の外の「前浜干潟」にいる鳥も見つけられます。

右側の手前には岩場があって、少し先には鳥が止まれる鉄柱のようなものもあり、羽を休めている野鳥が集まっています。ここは野鳥までの位置が近いので、あまりに焦点距離が大きなレンズでは、かえって撮影の幅が狭まってしまうかもしれません。

こちらは左の写真が700mm、右が420mmです。700mmだといっぱいいっぱいになってしまいました。構図などの表現を加えたい場合はもう少し小さい焦点距離を選択するのが良いでしょう。

デッキに向かって右側からは野鳥が休める場所が多く見られます。

右手の岩場を見ていた時に、底に休んでいたカワウが突然2号観察小屋方面に向けて飛び立ちました。せっかく大きく写せるチャンスに慌ててしまったうえに、背中側からしか撮影できず残念に…。

700mmでこの近距離でしたが、背中を追いかける向きの撮影になってしまいました。

飛び立つ野鳥がこちらに向かってくるような写真を撮影したい場合は、デッキの正面や左側の窓から狙うのがおすすめです。

その他撮影スポット

東京港野鳥公園で野鳥撮影をする場合の一般的撮影スポットをお伝えしてきましたが、これらのスポット以外にも写真撮影を楽しめる場所があります。

筆者が気に入っている、ちょっとマニアックな場所を紹介します。

ネイチャーセンターの「がた潟ウォーク」

ネイチャーセンターは東観察広場と2号観察小屋の間にあります。

この施設では夏は冷房が、冬は暖房が効いています。トイレや自動販売機もあるので、園内での探索に疲れた時に一休みできるスポットです。

実はこの建物の地下一階には、「がた潟ウォーク」という場所があります。ここは干潟の上に遊歩道があるのです。

干潟のすぐ上から、「潮入の池」を眺められます。

ほかの観察小屋などは、壁に横長の窓があってその間からレンズを出して撮影する必要があります。しかし、このスポットは広いため、他に人がいない時間帯であれば、大きくレンズを振って飛翔する野鳥を追いかける撮影などができます。

下の写真は、このスポットから700mmで撮影したもの。とても広い場所なので、焦点距離は800mm以上の超望遠だとなお撮影しやすいでしょう。

なお、足元には沢山のカニがいるので、野鳥が現れるまでカニの撮影も楽しめますよ。

芝生公園

東園に入った直後の広場を、「芝生公園」といいます。

芝生公園の木は枝が高すぎずに見通しが良いため、東京港野鳥公園の中でも特に、枝上の野鳥を撮影しやすいスポットです。

芝生公園の枝上、300mmで撮影した写真をトリミング

芝生公園以外の歩道沿いの木は、数が多くて密度が高く、枝も高いところにあります。そのため、野鳥を見つけるのも難しくて、やっと見つけたとしても真下からの写真になってしまうことも…。

トリミング済み。園内の枝上の野鳥です。かなり高い位置で、しかもお腹しか見えません。

鳥の声を頼りに、野鳥を驚かせないようにゆっくりと声の方向に近づいて、近くの枝に降りてくるのを待って撮影しましょう。

撮影できる野鳥とおすすめの季節

撮影は通年おすすめ

鳥の名前
カワウ
コサギ
カイツブリ
ムクドリ
ハクセキレイ
ツバメ
イソシギ
ムクドリ

東京港野鳥公園の開園時間・アクセスなど

東京港野鳥公園の利用情報です。月曜日がお休みなので注意してください。

入園料

個人団体割引
(20名以上)
年間パスポート
大人(高校生以上)300円240円1,200円
65歳以上/都外在住中学生 150円120円600円
都内在住中学生/小学生以下無料無料-

開園時間・休園日

開園時間は11月~1月の冬季は閉園時間が早まっています。

開園時間2月~10月 9:00~17:00
11月~1月 9:00~16:30
※入園受付は閉園30分前まで
休演日毎週月曜日
※ただし月曜日が祝日/都民の日の場合、翌火曜日が休園
年末年始

アクセス

入り口を入ってすぐ右手には、駐輪場もあります。

公共交通機関

駐車場はありますが、収納台数に限りがあるので、できるだけ公共交通機関を使いましょう。

京急バスJR「大森駅」東口:4番・5番・7番乗り場
京急「平和島駅」1番乗り場
「野鳥公園」または「東京港野鳥公園」下車
徒歩5分
都営バスJR「品川駅」東口(港南口)平日・土曜日「大田市場北門東」
日曜・祝日・大田市場臨時休場日「大田市場北」
いずれも下車 徒歩5分
モノレール東京モノレール「流通センター駅」徒歩15分

駐車場

駐車場は、土曜日午後と休日は収納台数が増えます。

首都高速道路湾岸線 大井南出口より約10分
首都高速道路羽田線 平和島出口より約10分
無料
22台(平日・土曜日午前)
39台(土曜日午後・日曜祝日)

詳細情報

スポット名東京港野鳥公園
住所 〒143-0001 東京都大田区東海3-1
アクセス京急バス「野鳥公園」または「東京港野鳥公園」下車、徒歩5分
東京モノレール「流通センター駅」から徒歩15分
営業時間9:00~17:00(11~1月は~16:00)
入場料大人:300円
65歳以上・中学生:150円
中学生(都内在住在学)・小学生以下:無料
駐車場あり(無料)
トイレあり
URLhttps://www.tptc.co.jp/park/03_08

まとめ

この記事では、東京都大田区にある東京港野鳥公園での、野鳥撮影スポットと撮影方法について紹介しました。

干潟を中心にしたこの公園には水鳥が多く集まるため、特に野鳥撮影の初心者である方にも存分に楽しんでいただけるスポットです。

広い干潟なので600mm以上、できれば800mm以上の超望遠レンズがあれば野鳥を大きく撮影できる環境が多いですが、場所によっては400mm程度でも十分撮影は楽しめます。

この記事を参考に、ぜひ野鳥撮影の楽しさに触れてみてください。

動物撮影向け機材をレンタルしよう!

GOOPASSは、カメラ・レンズなど撮影機材レンタル、中古買取、中古販売を展開しているサービスです。

Canon、SONY、Nikon、FUJIFILM、RICOH、SIGMA、TAMRONなど人気メーカーの新製品をはじめ、初心者向けのエントリー機からプロ向けのハイスペック機まで、2,500〜種類の機材を取り扱っています。

1泊2日〜(1,188円〜)の短期でもレンタルすることが可能ですが、7泊8日以上の長期で借りる際にはサブスクプラン(月額定額2,970円〜)がお得。

会員登録は無料です。気に入った機材を、数ヶ月間じっくりと自分の物のように使い込むも良し。旅行やイベントに合わせて、数週間・月単位で機材を入れ替えても良し。

無料の機材相談も受け付けています。まずは無料会員にご登録ください!

GOOPASS ANIMAL MAGAZINE編集部 木村

こころに残る"トキ"のサブスク・GOOPASSを展開するGOOPASS株式会社の編集ライター。自社Webメディア『GOOPASS ANIMAL MAGAZINE』の編集スタッフとして、記事制作などを担当する。カメラを使い始めたのは2020年から。愛犬2頭を美しい景色の中で撮影するのが好き。使用カメラは、Canon EOS R6。

シェアする

撮影機材のレンタルならGOOPASS
カメラ・レンズからiPhone・Macbookまで、ラインナップは2,500種類以上!

購入前に試せる、失敗しない機材選び。
1泊2日1,188円〜、じっくり試すなら月額2,970円〜。

会員登録

動物の種類から探す