マガン

北の大地を舞う渡り鳥の王者
- 生息環境
-
湖沼
- 大きさ
-
約65〜86cm
- 鳴き声
-
グワアワワ
- 渡りの種類
-
冬鳥(北海道では旅鳥)
マガン(学名:Anser albifrons)は、カモ科マガン属の渡り鳥で、ユーラシア大陸北部や北アメリカのツンドラ地帯で繁殖します。

中型のガン類で、白黒の縞模様のお腹と、黒っぽい茶色の翼と頭部が特徴です。成鳥はくちばしの根本が白く、ヒシクイなど他のガン類と区別ができます。
翼を広げた際の堂々たる姿で、多くの鳥愛好家を魅了している鳥です。
特徴と生態

マガンは特徴的な「グワアワワ」「キュウイーイー」と響く声で仲間と連絡を取り合います。集団で飛行する際には、この声が空に広がり、自然の壮大さを感じるでしょう。
夏の間、マガンはシベリアのツンドラ地帯や北極圏で繁殖。湿地や湖沼周辺、乾燥地が主な繁殖地で、草や苔を使って巣を作ります。
そして、冬になると、越冬のため温暖な地域に渡ります。
日本では北海道を経由し、主に東北地方や北陸地方の水田や湖沼で見られます。特に宮城県伊豆沼や蕪栗沼が有名な越冬地です。
マガンの飛来数は多いですが、凍らない沼で越冬するため、観察できる場所は限られています。
伊豆沼では10月~翌3月まで観察できましたが、近年の温暖化で初飛来が遅く、北帰行が早くなったと言われています。観察に行く前に越冬状況をご確認ください。

食性
マガンは草食性で、水辺の草や陸地の穀物を食べます。
稲刈り後の水田に集まり、落ちた籾やイネの葉、根などをついばむ姿は日本の冬の風物詩として親しまれています。
撮影に関するポイント
- 撮影のしやすさ
-
- おすすめの時期
-
10月下旬~3月上旬ごろ
- おすすめのレンズ
-
望遠レンズ(300〜500mm以上がおすすめ)

マガンは空中でV字や一列の編隊を組んで飛ぶのが特徴です。「雁行(がんこう)」と呼ばれる飛翔を画面全体に収めることでダイナミックな写真が撮れます。
一方、落ち穂をついばむ様子や水面で泊っている姿は、マガンのリラックスした一面を撮影できるでしょう。
マガンは非常に警戒心が強く、人間が近づくだけで逃げてしまいます。首を持ち上げてこちらを睨んでいるのは警戒のサイン。できるだけ離れて、静かに見守ることが重要です。

また、冬の早朝、マガンが一斉に飛び立つ「ねぐら立ち」はも撮影したいところ。日の出前後が狙い目です。
空一面マガンが覆い尽くすほど一斉に飛び立つシーンは迫力満点。できれば朝の4時ごろからスタンバイしましょう。
早朝がつらいときは、夕暮れのねぐれ入りもおすすめ。姿勢を崩して急降下する「落雁(らくがん)」は、マガンの羽の美しさが映える絶好の撮影チャンスです。
撮影におすすめのスポット
- 伊豆沼・内沼・蕪栗沼(宮城県/登米市・大原市ほか)秋季~冬季
- 宮島沼(北海道/美唄市)春季
- 八郎潟・小友沼(秋田県/能代市ほか)春季
撮影機材のレンタルならGOOPASS
カメラ・レンズからiPhone・Macbookまで、ラインナップは2,500種類以上!
購入前に試せる、失敗しない機材選び。
1泊2日1,188円〜、じっくり試すなら月額2,970円〜。





































