福岡県でオススメの野鳥撮影スポット5選!観察できる種類や季節も解説

  • 2022.05.17
  • 2024.12.19
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本州と九州を結ぶ福岡県は、野鳥の渡りの通り道。

日本一ハチクマの数が多い「ハチクマの渡り」を撮影できます。約6,000羽のハチクマが一斉に飛ぶ様子は壮観です。

また、干潟や海峡など、海の野鳥を撮影できるスポットが多いのも特徴。シギの仲間やチドリ、アジサシなどが撮影できます。

本記事では、そんな福岡県でオススメの野鳥撮影スポットをご紹介。

比較的写真が撮りやすい野鳥の多いスポットや、珍しい野鳥を撮影できるスポットを厳選したので、ぜひ参考にしてみてください。

また、各スポットで撮影しやすい時期やオススメのレンズも紹介しています。

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福岡県でオススメの野鳥撮影スポットマップ

このアイコンをタップすると、撮影スポット情報が表示されます。各撮影スポット情報にあるYoutube動画では、各スポットの景色や撮影風景を確認できます。

左の地図にある上記のアイコンをクリックすると、撮影スポット情報が表示されます。各撮影スポット情報の上部にあるYouTube動画では、各スポットの景色や撮影風景を確認できます。

福岡県で撮影できる野鳥

撮影できる野鳥一覧

カイツブリ/カルガモ/カワアイサ/コガモ/ホシハジロ/キンクロハジロ/ヒドリガモ/マガモ/コアジサシ/カワセミ/ムクドリ/ハクセキレイ/キクイタダキ/シロハラ/ツグミ/アトリ/ビンズイ/ノゴマ/ミヤコドリ/クロツラヘラサギ/シロチドリ/ハマシギ/ダイゼン/ソリハシシギ/メダイチドリ/スズガモ/ツクシガモ/ハチクマ/ノスリ/ハイタカ/サシバ/ツミ/ミサゴ/ハヤブサ/オオタカ/チュウヒ/ヒヨドリ/ハシボソガラス/メジロ/シジュウカラ/ツバメ/カワラヒワ

各スポットで撮影できる主な野鳥

駕与丁公園カイツブリ/カルガモ/カワアイサ/コガモ/ホシハジロ/キンクロハジロ/ヒドリガモ/マガモ/コアジサシ
県営春日公園カワセミ/ムクドリ/ハクセキレイ/キクイタダキ/シロハラ/ツグミ/アトリ/ビンズイ/ノゴマ
和白干潟ミヤコドリ/クロツラヘラサギ/シロチドリ/ハマシギ/ダイゼン/ソリハシシギ/メダイチドリ/スズガモ/ツクシガモ
油山片江展望台ハチクマ/ノスリ/ハイタカ/サシバ/ツミ/ミサゴ/ハヤブサ/オオタカ/チュウヒ
部崎灯台ヒヨドリ/ハヤブサ/ハシボソガラス/メジロ/シジュウカラ/ツバメ/カワラヒワ

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福岡県でオススメの野鳥撮影スポット5選

駕与丁公園(粕屋町)

撮影のしやすさ

オススメのレンズ

150mm~400mm

そのほか装備

三脚

※撮影のしやすさとは…野鳥との出会いやすさ、近づいて撮影しやすいか、野鳥の多さ、アクセスの良さを総合的に評価したものです。5段階評価としています。

駕与丁公園(かよいちょうこうえん)は、駕与丁池(かよいちょういけ)を中心にバラ園や桜並木があり、水と緑が豊かな公園です。

これまで116種類の野鳥が観察され、池ではカモ類・カイツブリ・サギ類などの水鳥が観察・撮影できます。

池の東側には「水鳥観察小屋」が2ヶ所あり、ここからの撮影がオススメ。

観察小屋は鳥から身を隠しながら、じっくり撮影できる絶好の野鳥撮影スポットです。

駕与丁公園でオススメの野鳥はカモの仲間。

カモの仲間は12月~翌3月頃に駕与丁池に飛来し(カルガモのみ一年中見かけます)、春先には繁殖地のシベリアへ移動します。

2017年1月の調査ではマガモ18羽、カルガモ21羽、コガモ18羽、ヒドリガモ36羽、カワアイサ23羽が観察できました。

カワアイサは九州へ飛来する数が少ない鳥ですが、駕与丁公園には比較的多くのカワアイサが飛来します。

カモ類は夜行性なので、昼間は水面で寝ていることも…。眠るカモは初心者でも撮影が簡単です。

白く巨大な屋根が映える粕谷ドームを背景にすると、駕与丁公園ならではの写真を撮影できます。

また、夏はコアジサシ、ハジロクロハラアジサシなどアジサシの仲間が飛来することがあります。

コアジサシは5月~8月頃に飛来し、水に飛び込み鋭いくちばしで魚を狩る習性の鳥です。

ダイナミックなアジサシの狩りは撮影映えします。

アジサシは水に飛び込む前に空中で一時停止(ホバリング)して獲物を見定めますが、この間が撮影チャンス。

アジサシの全身がはっきり撮影できる瞬間です。

飛び込む瞬間の撮影は難しいので、まずはホバリングを狙いましょう。

カモの仲間、アジサシの撮影は150mm~400mmのレンズが◎

水鳥観察小屋は西側を向いているので、順光になる午前中の撮影がオススメです。

正午や午後に撮影するなら、駕与丁大橋の中央にある「中の島」からが良いでしょう。

中の島は駕与丁池のほぼ中央にあり、午後に順光になる東向きの撮影も可能。

中の島は池の西側の観察・撮影にも向いています。

撮影できる野鳥とオススメの季節

撮影は冬・夏がオススメ

鳥の名前
カイツブリ
カルガモ
カワアイサ
コガモ
ホシハジロ
キンクロハジロ
ヒドリガモ
マガモ
コアジサシ

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△:まれに見る ○:ふつう ◎:よく見る

マガモ

カワアイサ(オス)

コアジサシ

詳細情報

スポット名駕与丁公園
住所〒811-2309 福岡県粕屋町駕与丁3丁目2-1
アクセス【電車】JR「長者原」駅から徒歩約15分・JR「酒殿駅」から徒歩 約7分
【車】県道551号「甲仲原交差点」左折 約3分
休園日無休
営業時間-
入場料無料
駐車場あり
トイレあり
URLhttps://www.town.kasuya.fukuoka.jp/s028/010/020/20191116203840.html

県営春日公園(春日市)

撮影のしやすさ

オススメのレンズ

150mm~400mm

そのほか装備

三脚

県営春日公園(けんえいかすがこうえん)は春日市を代表する野鳥撮影スポット。

春日公園は都市鳥(都市部でよく見かける鳥)が多い野鳥スポットです。

春日公園は「野鳥観察しやすい」と評判で、野鳥撮影初心者にオススメ。

春日公園でオススメの野鳥はカワセミです。

カワセミは、公園の正面口の左にある「菖蒲池」の木の枝、岩などでよく見かけます。

警戒心が強い鳥ですが、春日公園のカワセミは撮影慣れしているよう。比較的近くで観察、撮影ができます。

頻繁に止まっている場所は、池の西側にある木と小さな岩。

菖蒲池は長さ60メートルほどの小さな池なので、無理に近寄らずに池の東側から撮影するのがオススメです。

カワセミは木の枝や岩で獲物を見定め、水に飛び込みます。

カワセミの写真といえば水に飛び込む姿が有名ですが、飛び込みの撮影には高い技術が必要です。

まずは「枝や岩に止まるカワセミ」を丁寧に撮影しましょう。

カワセミの羽は構造色(光の反射で見える色)で、晴れた日と曇りの日、午前中と正午、午後では色が少しずつ変わって見えます。

晴れた日は鮮やかな青、曇った日はくすんだ緑色と、会うたびに変化するカワセミの羽色も魅力です。

春日公園にある「自然風庭園」「芝生公園」では、ハクセキレイやシロハラなど、多くの野鳥が観察できます。

また、春日公園には時々珍しい鳥が現れるそう。ノゴマなど、貴重な鳥が渡りの途中に立ち寄ることがあります。

ノゴマは北海道で繁殖して、冬は東南アジアで越冬する小鳥。ノドの赤さが際立ち、野鳥ファンに人気の高い鳥です。

ノゴマは春(4月頃)と秋(10月頃)の数日間~1週間ほどしか滞在しません。

ベテランのバードウォッチャーでもなかなか出会えない鳥ですが、もし出会えたらぜひ撮影してみてください。

春日公園でオススメのレンズは150mm~400mm

春日公園は、総面積30ヘクタール(東京ドーム約6.4個分)の広い公園ですが、野鳥が観察できるポイント自体はあまり広くありません。

野鳥撮影者が多いので、人気の撮影スポットは混みがちです。ベストポジションは譲り合いましょう。

また、ジョギングや散歩する人も多いので、撮影時には通行の妨げにならないよう配慮が必要です。

撮影できる野鳥とオススメの季節

撮影は春・秋・冬がオススメ

鳥の名前
カワセミ
ムクドリ
ハクセキレイ
キクイタダキ
シロハラ
ツグミ
アトリ
ビンズイ
ノゴマ

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△:まれに見る ○:ふつう ◎:よく見る

カワセミ

シロハラ

ノゴマ(オス)

詳細情報

スポット名春日公園
住所〒816-0844 福岡県春日市原町3丁目原町3-1-4
アクセス【電車】JR「春日」駅またはJR「大野」駅から徒歩約10分・西鉄「春日原」駅から徒歩約14分・西鉄「白木原」駅から徒歩約13分
【車】国道385号~県道31号線「春日市役所」すぐ
休園日無休(一部施設は年末年始休)
営業時間9:00~21:00
入場料無料(一部施設は有料)
駐車場あり(普通車407台・障碍者用駐車場10台)
トイレあり
URLhttps://kasugapark.com/

和白干潟(福岡市)

撮影のしやすさ

オススメのレンズ

200mm~500mm

そのほか装備

三脚、歩きやすい靴

和白干潟(わじろひがた)は博多湾の一番奥にある干潟で、春と秋にはシギの仲間が多数飛来します。

春の4月下旬頃~5月上旬頃と秋の9月中旬~10月上旬頃にハマシギ、ダイゼン、ソリハシシギなどが数週間滞在。

一部の鳥は翌4月頃まで越冬します。

和白干潟でオススメの野鳥はミヤコドリ。黒い羽に真っ赤な長いくちばしが目立つ冬鳥です。

ミヤコドリは和白干潟を代表する鳥で、2000年代までは多数目撃されていました。

現在は飛来数が減りましたが、2021年1月の調査では19羽のミヤコドリが観察されています。

ミヤコドリは干潮の干潟で地面を突つき、アサリや小さなカニ、ゴカイなどの虫を捕食。

見かける機会は減りましたが、和白干潟を訪れたらぜひ撮影したい野鳥です。

他にもツクシガモがオススメです。ツクシガモは北九州を代表する海ガモで、九州の古語「筑紫」の名が語源。

黒、茶色、白の羽と赤いくちばしが映える美しいカモです。2021年1月の調査では190羽が観察されました。

ツクシガモも他の鳥と同じく、干潟の砂にくちばしを入れて藻や貝などを捕食します。

集団で採食するツクシガモの姿は、北九州以外ではなかなか見られない光景です。

和白干潟は、南側の「唐原川」河口でも、カワセミなど多くの野鳥を観察できます。

体力に余裕があれば唐原川河口にも足を運びましょう。

和白干潟には直営駐車場やトイレがありません。電車でアクセスしやすい場所なので、できるだけ公共機関を利用し、トイレは駅で済ませましょう。

和白干潟は天然アサリの名産地で、4月下旬頃から潮干狩りが始まります。

この時期は観光客が多いので、休日の撮影はオススメしません。

ミヤコドリ、ツクシガモの撮影は200mm~500mmレンズが◎。

干潟の野鳥は干潮に採食し、満潮には岸辺で休んでいます。

躍動感のある姿を撮影したいときは、干潮の2時間前~2時間後がベストの時間帯。

必ず事前に潮位表を確認して訪れましょう。和白干潟は西側に海があるので、順光で撮影できる午前中がオススメです。

撮影できる野鳥とオススメの季節

撮影は春・秋・冬がオススメ

鳥の名前
ミヤコドリ
クロツラヘラサギ
シロチドリ
ハマシギ
ダイゼン
ソリハシシギ
メダイチドリ
スズガモ
ツクシガモ

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△:まれに見る ○:ふつう ◎:よく見る

ミヤコドリ

クロツラヘラサギ

ダイゼン(冬羽)

詳細情報

スポット名和白干潟
住所〒811-0202 福岡県福岡市東区和白4丁目6-8
アクセス【電車・バス】JR「和白」駅または西鉄「和白」駅から徒歩約12分・西鉄「唐の原」駅から徒歩約7分
【車】福岡都市高速環状線「香椎IC」下車 国道495直進 約6分
休園日無休
営業時間-
入場料無料
駐車場なし
トイレなし
URLhttps://www.city.fukuoka.lg.jp/kowan/miryoku/tanoshimu/wajirotideland.html

油山片江展望台(福岡市)

撮影のしやすさ

オススメのレンズ

150mm~300mm、600mm以上

そのほか装備

三脚、椅子、日除け帽、日焼け対策グッズ

繁殖のためにタカの仲間は集団で渡りをします。

タカの渡りは日本各地で観察できますが、油山片江展望台(あぶらやまかたえてんぼうだい)は「日本一多いハチクマの渡り」が観察できる貴重な野鳥スポット。

多い年では1シーズンで6,000羽を超えるハチクマが通過します。

ハチクマは翼を広げると135センチメートルもあるタカで、大きな縞模様の翼が見栄えのする猛禽類です。

夏に日本で子育てを行ない、秋には全国各地から九州に南下。

五島列島を経由して中国大陸から東南アジアへ移動します。

油山は九州の渡りルートの真下にあり、秋には日本中のハチクマが通過するのです。

油山のタカの渡りはハチクマが主役。前日に油山で休んでいたハチクマが早朝から飛び始め、ピーク時には朝から夕方まで渡りが続きます。

秋の渡りは通常、9月中旬頃~10月1日頃までが渡りのシーズン。

2021年9月20日には1日で1,400羽以上のハチクマが通過しました。

通常タカの渡りは午前中で終わりますが、ハチクマの渡りは午後も途切れなく続くのが特徴です。

特に、11時~14時頃に多くのハチクマが通過します。

ハチクマは上昇気流をとらえて高度をどんどん上げ、十分に高度を上げると五島列島に向かって下降。再び上昇気流に乗って上昇します。

そのため、昼間は点程度の小ささにしか見えません。

ハチクマの姿をはっきり撮影したいなら早朝が良いでしょう。

早朝は、油山の森で休んでいたハチクマが近くの空を飛ぶので、ハチクマを大きく撮影しやすい時間帯です。

ハチクマの渡りで注意したいのは、飛来数が日によって大きく変化する点。

2021年秋にはピーク時の晴天でも、20羽ほどしか観察できない日がありました。

自然が相手なので、外れの日があっても仕方ないと割り切ることも必要です。

ハチクマの渡りの速報は「タカの渡り全国ネットワーク」の「最新情報」で確認できます。

事前にハチクマの飛来数を調べるのは難しいですが、秋なら油山に来る前の中継地である「愛媛 高茂岬」「愛媛 佐多岬」のハチクマ情報を知ると、ある程度は類推できるでしょう。

油山展望台ではハチクマ以外のタカの渡りの観察もオススメ。

秋にはミサゴが1日に数羽~20羽以上も観察できます。

ミサゴは留鳥(一年中日本に住む鳥)ですが、新たな縄張りを求めて移動していると考えられています。

ミサゴはお腹が白く、翼が「く」の字に曲がっているのが特徴です。翼をまっすぐに伸ばすハチクマと区別ができます。

ハチクマの渡りは600mm以上のレンズが◎

特に、昼間は上空の高い位置を飛ぶため、超望遠レンズでなければ鮮明に撮影できません。

近くを飛ぶハチクマや、渡りの全景を撮影したい方は、150mm~300mmのレンズを用意するのもオススメです。

見晴らしの良い展望台から長時間撮影するので、日焼け対策は必須。日よけ帽やUVカット加工の長袖を着て対策しましょう。

撮影できる野鳥とオススメの季節

撮影は秋がオススメ

鳥の名前
ハチクマ
ノスリ
ハイタカ
サシバ
ツミ
ミサゴ
ハヤブサ
オオタカ
チュウヒ

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△:まれに見る ○:ふつう ◎:よく見る

ハチクマ

ノスリ

ミサゴ

詳細情報

スポット名油山片江展望台
住所〒814-0142 福岡県福岡市城南区片江106-1(駐車場)
アクセス【電車・バス】西鉄「福岡(天神)」駅からバス(10番乗り場)13番・またはJR「博多」駅からバス(博多バスターミナル1階4番)113番乗車・「博多工業高校」駅下車 徒歩 約20分
【車】国道202号線六本松方面~六本松西交差点より油山観光道路経由 約30分・堤IC下車 約10分
休園日無休
営業時間-
入場料無料
駐車場あり(20台・無料)
トイレなし(近接のバス停「観音下」付近に公衆トイレあり)
URLhttps://www.city.fukuoka.lg.jp/jonanku/kikaku_ks/charm/hachikumkannsatukai.html

部崎灯台(北九州市)

撮影のしやすさ

オススメのレンズ

200mm~500mm

そのほか装備

三脚、日焼け対策グッズ、飲料水

福岡県北九州市と山口県下関市の間にある関門海峡。

関門海峡の交通を守る「部埼灯台」(へさきとうだい)は、春と秋にヒヨドリの渡りが観察できる野鳥スポットです。

ヒヨドリは春と秋に大きな群れを作り、日本国内を移動します。

ヒヨドリの渡りが観察できるのは、晴れた日の午前中春は4月中旬~5月上旬頃、秋は10月中旬~下旬がベストシーズンです

ヒヨドリは群れで関門海峡の海上を飛び、春は本州から九州に、秋には九州から本州に移動。

ヒヨドリが大群で関門海峡を渡る姿は、まるで黒い霧が縦横無尽に移動しているよう。圧倒的な迫力で、「龍の渡り」とも呼ばれています。

ヒヨドリの撮影は、部埼灯台前の道路(白野江1号線)の歩道や駐車場でも可能。

北側の海岸線には白い人物像(僧清虚像)があり、ヒヨドリの群れと一緒に撮影すると良いでしょう。

部埼灯台ならではの写真を撮影できます。

春の渡りのシーズンには、山の木々に無数のヒヨドリが待機します。

そして、一羽が飛び立つと、一斉に海に飛び出します。

しかし、海に飛び立ってもそのまま進むとは限りません。

部埼灯台の一帯にはハヤブサが縄張りを構え、ヒヨドリの渡りを襲うことも…。

危険を察したヒヨドリの群れはすぐに部埼灯台側に戻ります。何度も何度も、海に出ては戻りを繰り返しながら、やがて向こう岸の山口県へ到達。

直線距離で10キロメートルほどですが、ヒヨドリにとっては命がけの旅です。

ヒヨドリは海面ぎりぎりの低空を飛ぶのが特徴です。

ヒヨドリの天敵・ハヤブサは上空からヒヨドリを襲いますが、泳げません。

そのため、海面ぎりぎりにいるヒヨドリに突っ込むと、海に溺れることもあるそう。

ヒヨドリはハヤブサに何度も威嚇され、群れをバラバラにされてしまう場合もあります。

すぐに密集して身を守りますが、混乱して群れから離れたヒヨドリはハヤブサに狩られてしまうことも…。

春と秋の関門海峡ではダイナミックな命の営みが撮影できます。

ヒヨドリの渡りを撮影するには、200mm~500mmのレンズがオススメ。

「龍の渡り」の全景と、ヒヨドリの群れを大きく撮影するためには、遠近どちらも対応できるレンズが◎。

なかなか渡りが成功しないこともあるので、ヒヨドリの群れが対岸に飛び去るまで腰をすえて待つ忍耐も必要です。

撮影できる野鳥とオススメの季節

撮影は春・秋がオススメ

鳥の名前
ヒヨドリ
ハヤブサ
ハシボソガラス
メジロ
シジュウカラ
ツバメ
カワラヒワ

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△:まれに見る ○:ふつう ◎:よく見る

ヒヨドリ

ハヤブサ

カワラヒワ

詳細情報

スポット名部崎灯台
住所〒801-0802 福岡県北九州市門司区白野江(駐車場)
アクセス【車】九州縦貫自動車道「門司IC」下車 県道72号を約11分
休園日無休
営業時間-
入場料無料
駐車場あり(無料・6台)
トイレなし(付近の「太刀浦海岸」に公衆トイレあり)
URLhttps://www.japanheritage-kannmon.jp/bunkazai/index.cfm?id=18

まとめ

福岡県でオススメ野鳥撮影スポットを5ヶ所紹介しました。

福岡県は野鳥の種類が多く、飽きずに野鳥撮影が続けられる県です。

野鳥観察小屋など、撮影しやすいスペースのある場所が多いので、初心者にオススメ。

スポットごとに紹介しているオススメのレンズや撮影しやすい季節をもとに、野鳥撮影に出掛けてみましょう。

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