愛媛県でオススメの野鳥撮影スポット5選!最適なレンズや季節も解説

  • 2022.03.31
  • 2024.12.20
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断崖絶壁の岬や高原など、日本では珍しい風景が満喫できる愛媛県。

愛媛県は海から高原まで多彩な環境が揃っているため、野鳥撮影スポットが豊富です。

愛媛県には市街地でも「ズグロカモメ」など、珍しい鳥が飛来することもあります。

身近な場所で思わぬ撮影チャンスに遭遇するかもしれません。

本記事では、そんな愛媛県でオススメの野鳥撮影スポットをご紹介。

比較的写真が撮りやすい野鳥の多いスポットや、珍しい野鳥を撮影できるスポットを厳選したので、ぜひ参考にしてみてください。

また、各スポットで撮影しやすい時期やオススメのレンズも紹介しています。

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軽量かつ高画質な組み合わせで、手軽に大きくはっきりと野鳥を撮影できます

愛媛県でオススメの野鳥撮影スポットマップ

 

このアイコンをタップすると、撮影スポット情報が表示されます。各撮影スポット情報にあるYoutube動画では、各スポットの景色や撮影風景を確認できます。

左の地図にある上記のアイコンをクリックすると、撮影スポット情報が表示されます。各撮影スポット情報の上部にあるYouTube動画では、各スポットの景色や撮影風景を確認できます。

愛媛県で撮影できる野鳥

撮影できる野鳥一覧

カワセミ/シジュウカラ/ヤマガラ/コガラ/エナガ/コゲラ/ツグミ/イカル/シメ/ホシハジロ/カルガモ/メジロガモ/シロハラ/メジロ/ジョウビタキ/ルリビタキ/アオジ/サンコウチョウ/サシバ/ノスリ/ハチクマ/オオタカ/ハイタカ/ハヤブサ/アリスイ/コムクドリ/ヒヨドリ/ホオアカ/ヒバリ/ウグイス/ホオジロ/ホトトギス/カッコウ/キジ/コマドリ/キバシリ/ユリカモメ/ズグロカモメ/ミサゴ/シロチドリ/ハマシギ/キアシシギ/チュウシャクシギ/ソリハシシギ/カイツブリ

各スポットで撮影できる主な野鳥

城山公園・松山城城山公園カワセミ/シジュウカラ/ヤマガラ/コガラ/エナガ/コゲラ/ツグミ/イカル/シメ
滝の宮公園ホシハジロ/カルガモ/メジロガモ/シロハラ/メジロ/ジョウビタキ/ルリビタキ/アオジ/サンコウチョウ
高茂岬展望園地サシバ/ノスリ/ハチクマ/オオタカ/ハイタカ/ハヤブサ/アリスイ/コムクドリ/ヒヨドリ
大野ヶ原ホオアカ/ヒバリ/ウグイス/ホオジロ/ホトトギス/カッコウ/キジ/コマドリ/キバシリ
加茂川河口ユリカモメ/ズグロカモメ/ミサゴ/シロチドリ/ハマシギ/キアシシギ/チュウシャクシギ/ソリハシシギ/カイツブリ

>>各野鳥の特徴や生態を知りたい方は《GOOPASS野鳥図鑑》をチェック

愛知県でオススメの野鳥撮影スポット5選

城山公園・松山城城山公園(松山市)

撮影のしやすさ
オススメのレンズ
200mm~500mm
そのほか装備
三脚

※撮影のしやすさとは…野鳥との出会いやすさ、近づいて撮影しやすいか、野鳥の多さ、アクセスの良さを総合的に評価したものです。5段階評価としています。

城山公園(しろやまこうえん)と松山城城山公園(まつやまじょう しろやまこうえん)は松山市の中心部でありながら、緑が多く、野鳥にたくさん出会えるスポット。

愛媛県で野鳥撮影をしたい方には、まず訪れたいエリアです。

本丸や日本庭園がある松山城城山公園と、三之丸跡やお堀がある城山公園が隣り合っています。

城山公園でオススメの野鳥はカワセミ。

カワセミは全長1.2キロメートルの長いお堀の内側や、堀に張ったロープの上で止まっています。

お堀の内側の木の枝に隠れていることが多いため、初めての撮影の場合、探すのに苦労するかもしれません。

休日の城山公園には、カワセミを撮影するカメラマンがいるので、お堀のエリアで人が集まる場所に行くのが◎。

撮影中は密集を避けて、通行の妨げにならないよう周囲に配慮しましょう。

城山公園のカワセミはほぼ一年中観察できますが、特にオススメなのはヒナが巣立つ6月~7月頃。

巣立ったばかりの幼鳥は親カワセミよりも色が淡く、親とすぐ区別できます。

カワセミの幼鳥は兄弟と一緒に遊んだり、餌を取り合ってケンカをしたり、狩りの練習で落ち葉や枝を拾ったり…。

生き生きした姿を見せてくれるでしょう。

カワセミの幼鳥は巣立ち後1ヵ月ほど親と暮らし、狩りの技術を身につけてから独り立ちします。

城山公園から松山城城山公園までの道は絶好の野鳥スポット。

県庁裏登城道から散策路を登ると、本丸前の「長者ヶ平」までに多くの小鳥に出会えます。

冬はオオタカ、ハヤブサなど猛禽類を見られるかもしれません。

松山城城山公園の散策路も撮影にオススメ。小鳥が水浴びできるバードバスがあるからです。

また、長者ヶ平のトイレ付近の森にも、土管を縦にしたような形のバードバスが設置されています。

バードバスはシジュウカラやヤマガラ、エナガなど小鳥が一年中やって来る場所です。

小さな水しぶきを上げて水浴びをする小鳥はとても愛らしいので、ぜひ撮影してみてください。

バードバスで撮影する際は、バードバスからできるだけ離れましょう。

バードバスに近づきすぎると小鳥が警戒して、いつまで待っても来てくれません。20~30メートル以上離れて待ちましょう。

カワセミ、小鳥類の撮影はどちらも200~500mmレンズが◎

バードバスのある場所は暗いので、露出(明るさ)補正が必要です。

バードバスにいる鳥はISO感度をある程度上げて(ISO800が目安)撮影しましょう。

暗い森での撮影に慣れると、森での小鳥撮影がどんどん上達しますよ。

撮影できる野鳥とオススメの季節

撮影は通年オススメ

鳥の名前
カワセミ
シジュウカラ
ヤマガラ
コガラ
エナガ
コゲラ
ツグミ
イカル
シメ

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△:まれに見る ○:ふつう ◎:よく見る

カワセミ

ヤマガラ

イカル

詳細情報

スポット名城山公園・松山城城山公園
住所〒790-0007 愛媛県松山市堀之内
アクセス【電車】JR「松山駅」から徒歩約15分・伊予鉄道「松山市」駅から徒歩約10分
【車】松山自動車道「松山IC」下車・国道33号線約20分
休園日無休
営業時間5:30〜21:00(駐車場開場時間 9:00〜17:15)
入場料無料(庭園・松山城は有料)
駐車場あり(有料・松山城駐車場 普通車2時間420円・追加料金30分ごとに100円)
トイレあり
URLhttps://www.matsuyamajo.jp/

滝の宮公園(新居浜市)

滝の宮公園 愛媛 新居浜
撮影のしやすさ
オススメのレンズ
150mm~500mm
そのほか装備
三脚、歩きやすい靴

滝の宮公園(たきのみやこうえん)は新居浜市(にいはまし)の代表的な公園。

池のハクチョウや大型遊技施設がファミリー層に人気です。

滝の宮公園は賑やかな公園ですが、一歩奧に入ると静かな道が続くため、たくさんの野鳥に出会えます。撮影初心者でも珍しい鳥を撮影できるかもしれません。

滝の宮公園でオススメの野鳥スポットは、公園の中心にある「大池」。大池はハクチョウを飼育している池です。

大池には、一年を通してオオバンやサギ、冬には野生のカモが飛来します。

代表的なカモ類は12月上旬ごろから飛来するホシハジロで、12月中旬のピークには50羽前後に(2022年)。

カルガモ、マガモも少数飛来します。

また、滝の宮公園では珍しい鳥を見かけられるかもしれません。

2018年には、大池にメジロガモという珍しい鳥が飛来しました。

メジロガモは赤褐色の羽と白い目が特徴のカモです。インド北部から西アジア、ヨーロッパ、北アフリカのナイル川などに生息します。

日本には全く縁がない鳥ですが、新居浜市の対岸にある因島では、ここ数年、毎年観察されている鳥です。

滝の宮公園で観察されたメジロガモは因島から飛んできた個体かもしれません。

もし大池に見慣れない赤褐色のカモがいたら、写真に収めて確認しましょう。

大池から日本庭園、第二駐車場までの道のりも撮影にオススメ。

木々が生い茂り、一部が暗い森になっています。

冬は暗い森でルリビタキに遭遇するチャンス。ルリビタキの3才以上のオスは背中が青く、脇の下が黄色い、大変美しい鳥です。

メスのルリビタキや若いオスは全身が茶色で、メスのジョウビタキにそっくり。

ルリビタキは尻尾が青いのと、ジョウビタキ特有の白い斑点がないので区別できます。

森の中から「グッグッグッ…」と微かな低い声が聞こえたら、ルリビタキがいる合図。

ルリビタキの鳴き声は小さいため、微かな音を逃さないように気をつけましょう。

大池のカモ類、森のルリビタキともに150~500mmレンズが◎

ルリビタキは人の視線の高さに止まり、こちらが静止していると比較的近くまで寄ってくるので(こちらが動くと逃げます)、出会えれば比較的撮影しやすい鳥です。

シャッタースピードをギリギリまで上げて撮影すると、尻尾のブレがない鮮明な写真を撮影可能。

ルリビタキの撮影は失敗を恐れず、ひたすら連写するのが成功の近道です。

撮影できる野鳥とオススメの季節

撮影は冬がオススメ

鳥の名前
ホシハジロ
カルガモ
メジロガモ
シロハラ
メジロ
ジョウビタキ
ルリビタキ
アオジ
サンコウチョウ

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△:まれに見る ○:ふつう ◎:よく見る

ルリビタキ(オス)

ホシハジロ(オス)

メジロガモ(オス)

詳細情報

スポット名滝の宮公園
住所〒792-0034 愛媛県新居浜市滝の宮町8−6
アクセス【電車】JR「新居浜」駅から徒歩約20分
【車】松山自動車道「いよ西条IC」下車・国道11号を約10分
休園日無休
営業時間-
入場料無料
駐車場あり(無料・第1駐車場59台・第2駐車場14台・第3駐車場25台)
トイレあり
URLhttps://www.city.niihama.lg.jp/soshiki/tokei/kouentakinomiya.html

高茂岬展望園地(愛南町)

撮影のしやすさ
オススメのレンズ
150~400mm、600mm以上
そのほか装備
三脚、いす、車中泊の準備

高茂岬(こうもみさき)は宇和海と島々、海の向こうの九州が一望できる景勝地。

愛媛県でタカの渡りが観察できる代表的な野鳥撮影スポットです。

愛媛県でタカの渡りを観察できる野鳥スポットは高茂岬と由良半島の2ヶ所ありますが、由良半島の観察ポイントにはトイレがありません。

そのため、野鳥撮影初心者の方は高茂岬がオススメです。

高茂岬には春(3月下旬~5月上旬)と、秋(10月上旬~10月中旬)ごろにサシバ、ハチクマ、ノスリなど猛禽類が渡ります。

普段は単独でしか見られない猛禽類が空一面に飛ぶ様子は壮観。猛禽類好きな方には特にオススメです。

春に比べて、秋のタカの渡りは規模が大きく、ピーク時には1日1,000羽以上のサシバが一斉に渡りを開始しました(2019年10月6日)。

高茂岬のタカの渡りの特徴は、夜明けに一斉に渡る点。

タカの渡りは上昇気流に乗るため、通常は空気が温まる午前中(朝の9時ごろ)から始まります。

高茂岬は海の風が強く、夜明けと同時にタカが一斉に渡ることが可能。

タカが一斉に渡るのは晴れた日の夜明けから午前中です。

曇りや雨の日は1羽も渡らないときもあります。

逆に、雨や曇りの次の日が晴れたら撮影チャンス。多くのタカが渡る可能性があります。

ごくまれに曇りの日でも多くのタカが現れ、タカ柱を形成することも!

「曇りのち晴れ」の天気予報なら、高茂岬でタカ柱に遭遇できるかもしれません。

秋に高茂岬を通過するタカは愛知県伊良湖岬から紀伊半島を横断、徳島県鳴門から四国に入ります。

伊良湖岬ルートは日本で最も多くタカが渡るルートの一つ。

運が良ければ、他の地域では見られないほど多くのタカを観察できます。

タカの渡りは全国で観察され、タカの渡り全国ネットワークで公開されているので、ぜひチェックしてみてください。

春のタカの渡りは宮崎「牧内山」、秋のタカの渡りは愛知県「伊良湖岬」、奈良県「各地」、徳島県「鳴門」の最新情報を確認すると、多くのタカに出会えるかもしれません。

撮影に訪れる際は、高茂岬に前日の夜までに到着しましょう。車中泊をして夜明けを待つのがベストです。

駐車場からタカの渡りが観察できます。

タカは夜明けに一斉に渡るので、タイミングが良ければ「朝日と海+サシバなどタカの群れ」のベストショットが撮影できるかもしれません。

また、高茂岬ではタカ以外の鳥も渡ります。

3~4月と8月下旬~10月下旬はヒヨドリ、センダイムシクイ、コムクドリなど小鳥類が高茂岬を通過。

タカの群れが現れるまでは、他の鳥を撮影するのもオススメです。

タカの渡りの撮影は、焦点距離の長い600mm以上のレンズがオススメ。

タカは高度1,000メートルほど上昇ることもあるので、1羽ずつ撮影したいときは600mm以上が◎。

タカ柱の全景を撮影したいときや、他の小鳥の渡りを撮影したいときは、150~400mmレンズも併せて用意しましょう。

撮影できる野鳥とオススメの季節

撮影は春・秋がオススメ

鳥の名前
サシバ
ノスリ
ハチクマ
オオタカ
ハイタカ
ハヤブサ
アリスイ
コムクドリ
ヒヨドリ

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△:まれに見る ○:ふつう ◎:よく見る

サシバ

ハチクマ(オス)

ヒヨドリ

詳細情報

スポット名高茂岬展望園地
住所〒798-4219 愛媛県南宇和郡愛南町高茂18
アクセス【車】松山自動車道「大洲IC」経由・国道56号直進約60分
休園日無休
営業時間-
入場料無料
駐車場あり(無料・約100台)
トイレあり(車いす対応トイレあり)
URLhttps://www.town.ainan.ehime.jp/kanko/sightseeing/zekkei/komomisaki.html

大野ヶ原(西予市)

撮影のしやすさ
オススメのレンズ
200mm~500mm
そのほか装備
三脚または一脚、長靴

大野ヶ原(おおのがはら)は日本三大カルストのひとつ「四国カルスト」の西端にあり、「日本のスイス」と呼ばれるほど爽やかな気候の高原です。

大野ヶ原は標高1,400メートルほどの高原で、草むらの中に石灰岩の岩が点在する独特の地形をしています。

大野ヶ原でオススメの野鳥はホオアカ。ホオジロに近い仲間の小鳥で、その名のとおり頬の赤さが特徴です。

草原の草の上や岩の上に乗り、鳴き続けます。

ホオアカ撮影で特にオススメの時期は7月中旬~下旬。

この頃にはハンカイソウという黄色い花が大野ヶ原で咲き誇り、「ハンカイソウの花に乗ってさえずるホオアカ」を撮影できます。

黄色い花とホオアカは写真映え抜群です。

ホオアカは特に探さなくても、大野ヶ原から源氏ヶ駄場を歩けばすぐに見つかるはず。

ホオアカはホオジロに似た鳴き声ですが、より長くさえずるのが特徴です。

鳴き声がする方を観察すると、元気よく空に向かって鳴くホオアカに出会えるでしょう。

ホオアカを撮影するポイントは、できるだけ三脚(または一脚)をホオアカと同じ高さに合わせること。

大野ヶ原の草同士は同じくらいの高さのものが多く、ハンカイソウに乗るホオアカが他の草に隠れてうまく撮影できないことも…。

その場合は場所を少し移動するか、MFでホオアカにピントを合わせて撮影するのが◎。

大野ヶ原は足場が悪いので、三脚よりも一脚を使用する方が良いかもしれません。

三脚と一脚は撮影する場所に合わせて使い分けてください。

四国カルストは道が狭い場所が多く、細い路地を車で移動することがあります。

特に7~8月は観光客が増えるので、安全運転で走行しましょう。

ホオアカの撮影は200~500mmレンズが◎。

晴れた日にハンカイソウの上でさえずるホオアカはとても可憐です。愛媛県ではここでしか撮影できません。

また、源氏ヶ駄場から大野ヶ原を見下ろすと、牧場と草原が広がります。

大野ヶ原は、写真映えするスポットが満載。ぜひ天気が良い日を狙って訪れましょう。

撮影できる野鳥とオススメの季節

撮影は夏がオススメ

鳥の名前
ホオアカ
ヒバリ
ウグイス
ホオジロ
ホトトギス
カッコウ
キジ
コマドリ
キバシリ

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△:まれに見る ○:ふつう ◎:よく見る

ホオアカ

ヒバリ

キジ(オス)

詳細情報

スポット名大野ヶ原
住所〒797-1434 愛媛県西予市野村町大野ケ原
アクセス【車】松山自動車道「松山IC」から国道33号・440号を高知方面へ約120分
または「西予宇和IC」から高知方面へ約90分
休園日-(雪のため、冬季はチェーン必須)
営業時間-
入場料無料
駐車場あり(無料・源氏ヶ駄場下駐車場)
トイレなし(近隣のカフェ「ペンションもみの木」向かい側にあり)
URLhttps://www.iyokannet.jp/spot/6885

加茂川河口(西条市)

撮影のしやすさ
オススメのレンズ
200mm~500mm
そのほか装備
三脚

加茂川河口(かもがわかこう)は愛媛県で一番大きな干潟です。

383 ヘクタール(東京ドーム約82個分)の広い干潟は数多くの野鳥が飛来する貴重なスポット。

シギやチドリなど、干潟の野鳥を撮影したいならぜひ訪れたい場所です。

加茂川河口の岸辺は護岸工事が進み、干潟が減少していますが、加茂川が海に流れる一帯には干潟が残っています。

春と秋には旅鳥(渡りの途中に立ち寄り、やがて去る鳥)が多数飛来。

冬はミサゴの数が増え、12月には最大12羽ほど確認されています(1998年調査)。

加茂川河口でオススメの野鳥はズグロカモメ

冬に中国の東北部、遼寧省から日本海を渡って100羽ほど飛来します。

ズグロカモメの主な越冬地は九州で、愛媛県でこれだけの数が渡って来るのは加茂川だけ。

12月頃から加茂川河口で見られます。

ズグロカモメは日本に数多く生息するユリカモメにそっくり。

2種とも羽の色はほぼ同じで、冬羽は全身が白く羽の先が黒いのが一致しています。

ユリカモメと見分ける特徴は、ズグロカモメはユリカモメより一回り小さく、クチバシが黒く短い点。

ユリカモメはクチバシが長く赤いので、日中なら見分けがつきます。

また、この2種は行動様式にも違いがあります。

ユリカモメは内陸まで飛びますが、ズグロカモメは陸に近寄らずに沖で休む点も違いのひとつです。

ズグロカモメの他にもシギの仲間が飛来します。

春に一番早くやって来るチュウシャクシギは、4月下旬~5月中旬に最大263羽飛来(1998年調査、以下同)。

チュウシャクシギは加茂川河口でひと休みをして、2週間ほどで去ってしまいます。

キアシシギは5月中旬~下旬に100羽前後、7月下旬~9月上旬に少数(17~57羽)が飛来。

10月下旬から翌年5月中旬まではハマシギが少数(25~111羽)越冬します。

シギの仲間は干潮になると波打ち際の砂地で餌を漁り、満潮には川岸で休息。

コンクリートの護岸に数種類のシギが群れになって休む姿を見かけることもあります。

ズグロカモメ、シギの仲間を撮影するには200~500mmレンズが◎

午前中に撮影するなら、港新地から加茂川河口を撮影すると良いでしょう。

港新地から撮影すると順光になり、より鮮明な写真になります。

港新地~新加茂川大橋で南側を撮影すると、西日本最高峰(1,982メートル)の石鎚山が撮影可能。

「加茂川の鳥+石鎚山」という雄大な写真が撮影できます。

加茂川河口の撮影は事前に潮見表をチェックして、干潮、満潮の時間を確認してから行きましょう。

撮影できる野鳥とオススメの季節

撮影は春、秋、冬がオススメ

鳥の名前
ユリカモメ
ズグロカモメ
ミサゴ
シロチドリ
ハマシギ
キアシシギ
チュウシャクシギ
ソリハシシギ
カイツブリ

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△:まれに見る ○:ふつう ◎:よく見る

ズグロカモメ(冬羽)

ミサゴ

チュウシャクシギ

詳細情報

スポット名加茂川河口
住所〒793-0061 愛媛県西条市禎瑞1399(龍神社前)
アクセス【電車・バス】JR「西条駅」から瀬戸内バス「禎瑞経由小松行き」乗車「砂入バス停」下車・徒歩約20分
【車】松山自動車道「いよ小松」JCT下車・国道11号線より左岸を加茂川沿い北へ約18分
休園日-
営業時間-
入場料無料
駐車場あり(無料・近隣の「龍神社」「嘉母神社」駐車場を使用)
トイレあり(龍神社を西に進む)
URLhttps://ehime-wbsj.com/guide/5/

まとめ

愛媛県でオススメ野鳥撮影スポットを5ヶ所紹介しました。

愛媛県は日本でも珍しい地形が多いため、ここでしか撮影できない風景と野鳥を撮影できます。

また、都市部でも野鳥の数が多いので、手軽に撮影の練習が可能です。

スポットごとに紹介しているオススメのレンズや撮影しやすい季節をもとに、野鳥撮影に出掛けてみましょう。

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GOOPASS ANIMAL MAGAZINE編集部 木村

こころに残る"トキ"のサブスク・GOOPASSを展開するGOOPASS株式会社の編集ライター。自社Webメディア『GOOPASS ANIMAL MAGAZINE』の編集スタッフとして、記事制作などを担当する。カメラを使い始めたのは2020年から。愛犬2頭を美しい景色の中で撮影するのが好き。使用カメラは、Canon EOS R6。

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