千葉県でオススメの野鳥撮影スポット5選!観察できる種類と季節も解説

太平洋にせり出した、独特な形の房総半島が特徴的な千葉県。
太平洋と東京湾に囲まれた千葉県は、東京都内からもアクセスしやすい野鳥撮影スポットが数多くある点が魅力です。
最寄りの駅・バス停から徒歩数十分でアクセスできるスポットも。また、干潟を好む野鳥が多い点も特徴です。
東京湾岸の干潟には、数百羽のシギ・チドリの仲間が、数千羽のアジサシの仲間が、採食・休憩のために飛来します。
今回は、そんな千葉県で特にオススメのスポットを5ヶ所ご紹介。野鳥撮影が初めての方でも、撮影しやすいスポットや、珍しい鳥を撮影できる場所を厳選しました。
撮影にオススメのレンズや、撮影できる野鳥と季節も併せて紹介しているので、ぜひ野鳥撮影にチャレンジしてみください。



目次
千葉県でオススメの野鳥撮影スポットマップ

このアイコンをタップすると、撮影スポット情報が表示されます。各撮影スポット情報にあるYoutube動画では、各スポットの景色や撮影風景を確認できます。

左の地図にある上記のアイコンをクリックすると、撮影スポット情報が表示されます。各撮影スポット情報の上部にあるYouTube動画では、各スポットの景色や撮影風景を確認できます。
千葉県で撮影できる野鳥

撮影できる野鳥一覧
ミヤコドリ/ハマシギ/ミユビシギ/トウネン/オオソリハシシギ/チョウジョシギ/オバシギ/ダイゼン/メダイチドリ/アジサシ/コアジサシ/スズガモ/ホオジロガモ/ウミアイサ/ミサゴ/ハヤブサ/キョウジョシギ/セイタカシギ/オオジュリン/オオタカ/ノスリ/シジュウカラ/エナガ/メジロ/オナガ/キビタキ/アオアシシギ/オオヨシキリ/コチドリ/チュウサギ/チュウシャクシギ/セグロカモメ/カンムリカイツブリ/チュウヒ/アオジ/ホシハジロ/コガモ/アオサギ/カワウ/カルガモ/オオバン/チョウゲンボウ/ミヤマガラス/コブハクチョウ/クイナ/アリスイ/オオセッカ/コジュリン/セッカ/ヒバリ/キジ/ツバメ
各スポットで撮影できる主な野鳥
| ふなばし三番瀬海浜公園 | ミヤコドリ/ハマシギ/ミユビシギ/トウネン/オオソリハシシギ/チョウジョシギ/オバシギ/ダイゼン/メダイチドリ/アジサシ/コアジサシ/ダイゼン/スズガモ/ホオジロガモ/ウミアイサ/カモメ類/ミサゴ/ハヤブサ |
| 谷津干潟 | ハマシギ/トウネン/キョウジョシギ/オオソリハシシギ/オバシギ/ダイゼン/メダイチドリ/セイタカシギ/オオジュリン/オオタカ/ノスリ/シジュウカラ/エナガ/メジロ/オナガ |
| 行徳鳥獣保護区(行徳近郊緑地) | キビタキ/アオアシシギ/オオヨシキリ/コチドリ/チュウサギ/チュウシャクシギ/スズガモ/セグロカモメ/カンムリカイツブリ/ノスリ/チュウヒ/アオジ/ホシハジロ/コガモ/ホシハジロ/コガモ/ウミアイサ/アオサギ/カワウ/カルガモ |
| 手賀沼 | チュウサギ/オオバン/ノスリ/チョウゲンボウ/ミサゴ/カンムリカイツブリ/オオジュリン/ミヤマガラス/コブハクチョウ/クイナ/アリスイ |
| 利根川河川敷・コジュリン公園 | オオセッカ/コジュリン/オオヨシキリ/セッカ/ヒバリ/キジ/ツバメ |
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千葉県でオススメの野鳥撮影スポット5選
ふなばし三番瀬海浜公園(船橋市)

| 撮影のしやすさ |
| ※ |
| オススメのレンズ |
| 500mm~ |
| そのほか装備 |
| 三脚、双眼鏡、長靴 |
※撮影のしやすさとは…野鳥との出会いやすさ、近づいて撮影しやすいか、野鳥の多さ、アクセスの良さを総合的に評価したものです。5段階評価としています。
ふなばし三番瀬海浜公園は、東京湾の最も奥にある海浜公園です。三番瀬とは、江戸川を挟んで船橋側と市川側に広がる干潟全般のこと。
高度経済成長期に埋め立てられた際、人工的に砂浜が造成され、今ではシギ・チドリ類が渡りの途中で立ち寄る貴重な場所です。
春と秋には、越冬していたハマシギ、ミユビシギなどに、北から渡ってきたオオソリハシシギ、キョウジョシギなどが加わり、にぎやかに干潟で採食します。
シギ・チドリ類が美しい夏羽に変わる初夏には、ぜひ訪れたいものです。夏は、アジサシ類の季節。
数千羽が干潟に集結したり、魚を採るためにダイビングしたりする様子が見られるでしょう。
また、ふなばし三番瀬海浜公園は冬の撮影もオススメ。海上にはスズガモの大群、そして浜辺や堤防の上にはカモメの仲間が多く見られます。
中でも、ミヤコドリは三番瀬の冬の主役です。時に数百羽になることもあるミヤコドリは、見ごたえがあります。
砂浜のアシ原にはオオジュリンやセッカ、芝生には街の大きな公園でも出会うツグミやシロハラもいるため、多様な鳥との出会いを楽しめるでしょう。
また、シギ・チドリ類を狙うハヤブサやミサゴとの出会いが期待できるのも、冬です。
ハヤブサが出るといっせいに鳥たちが飛び、東方の谷津干潟に移動します。しばらく浜が静かになることも…。
そんなときは戻ってくる鳥の姿を待つのも、楽しみのひとつです。
干潟での撮影は、鳥と距離が離れているため、レンズは500mm以上が良いでしょう。
干潮から満潮にかけての時間帯を調べて、上げ潮になって近づいてくる鳥を予測して待つのが、オススメです。
なお、4~6月に潮干狩りが開催される日には、浜には数千人の人が集まります。道路や駐車場も混雑するので、開催日や時期をずらして訪れた方が良いでしょう。
撮影できる野鳥とオススメの季節
撮影は通年オススメ
△:まれに見る ○:ふつう ◎:よく見る
ミヤコドリ

アジサシ

ハヤブサ

詳細情報
| スポット名 | ふなばし三番瀬海浜公園 |
|---|---|
| 住所 | 千葉県船橋市潮見町40![]() |
| アクセス | 【電車・バス】JR総武線「船橋駅」京成本線「京成船橋駅」南口、京葉線「二俣新町駅」(「二俣新道」バス停)から京成バスで終点「船橋海浜公園」下車 【車】東関東自動車道「千鳥町IC」から約15分 |
| 休園日 | - |
| 営業時間 | - |
| 入場料 | - |
| 駐車場 | あり(1日500円) |
| トイレ | あり |
| URL | https://www.sambanze.jp/ |
谷津干潟(習志野市)

| 撮影のしやすさ |
| オススメのレンズ |
| 500mm~ |
| そのほか装備 |
| 三脚、双眼鏡 |
谷津干潟は、1993年に国内で初めてラムサール条約(正式名称「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」)にも登録された湿地帯。
高度成長期の東京湾の埋め立てで奇跡的に残された干潟です。2本の水路で海と繋がり、川の水が入らない特異な干潟は、シギ・チドリ類の渡りの中継地やカモの越冬地として利用されています。
プランクトンや貝など、水鳥の餌となる水生動物が多いため、四季を通じて多くの野鳥を楽しめます。
春には越冬したハマシギやダイゼンが繁殖羽に変化する姿や、渡ってきたメダイチドリやオオソリハシシギなどを見られるでしょう。
夏にはアシ原で繁殖するオオヨシキリやサギなどに出会えます。また、コアジサシの狩りのダイブも見られるかもしれません。
急降下から着水するダイブは、小さな鳥とは思えない豪快さです。
そして、8月~10月頃には南の越冬地へ渡る途中のシギ・チドリ類が羽を休めています。
秋になると淡水ガモが渡ってきて越冬。年が明ければカモのディスプレー(求愛ダンス)が見られるでしょう。
谷津干潟は広大な干潟です。水鳥まで距離があるため、レンズは500mm以上が良いでしょう。
干潟の周りを1周する道(3.5km)には観察窓が数ヶ所あるので、鳥を驚かせずに撮影を楽しむこともできます。
初心者は谷津干潟観察センターでの観察・撮影が◎。レンジャーによる案内が受けられます。
南側の道が順光で撮影しやすいですが、東側から、沈む夕日とともに野鳥を撮影するのもオススメです。
谷津干潟の潮の干満は、東京湾より1.5時間ほど遅れているので、干満に合わせて行く場合は注意しましょう。
撮影できる野鳥とオススメの季節
撮影は春・秋・冬がオススメ
| 鳥の名前 | 春 | 夏 | 秋 | 冬 |
|---|---|---|---|---|
| ハマシギ | ○ | ○ | ○ | |
| セイタカシギ | ○ | ○ | ○ | |
| ダイゼン | ○ | ○ | ○ | |
| オオソリハシシギ/メダイチドリ/オバシギ | ○ | ○ | ||
| チュウシャクシギ | △ | |||
| コアジサシ | △ | |||
| ハシビロガモ | ◎ | |||
| オオジュリン | △ | |||
| オオタカ/ノスリ | △ |
△:まれに見る ○:ふつう ◎:よく見る
セイタカシギ

メダイチドリ

ダイゼン(冬羽)

詳細情報
| スポット名 | 谷津干潟 |
|---|---|
| 住所 | 千葉県習志野市秋津5-1-1![]() |
| アクセス | 【電車・バス】JR京葉線「南船橋駅」「新習志野駅」から徒歩20分 JR総武線「津田沼駅」南口から京成バスで「津田沼高校前」下車徒歩10分 【車】京葉道路「花輪IC」から10分 東関東自動車道下り線「谷津船橋IC」から約1分 国道357号下り線から駐車場に入ることができる |
| 休園日 | 月曜日(月曜日祝祭日の場合は翌平日、年末年始) ※谷津干潟観察センター |
| 営業時間 | 9時~17時(入館は16:30まで) |
| 入場料 | 大人380円、65歳以上190円、中学生以下無料 |
| 駐車場 | あり |
| トイレ | あり |
| URL | https://www.seibu-la.co.jp/yatsuhigata/ |
行徳近郊緑地(市川市)
| 撮影のしやすさ |
| オススメのレンズ |
| 300mm、500mm |
| そのほか装備 |
| 三脚、双眼鏡 |
行徳近郊緑地は、東京湾の埋め立てが進むなかで、野鳥の生息の場と緑地の保全を目的に人工的に造成された緑地です。
敷地内には、約56ha(東京ドーム12個分)の干潟と湿地帯、行徳鳥獣保護区があります。
行徳近郊緑地内にある丸浜川と呼ばれる水路の土手沿いに見える広大な水面は、全て海水。東京湾と繋がっており、干潮時には1haもの泥干潟が出現します。
保護区内では淡水湿地環境を再生する試みが行なわれていて、棚田や水路・アシ原があります。
そのため、近郊緑地一帯は、場所により淡水・海水・それが混じる汽水の湿地や樹林まで幅広い環境があり、水鳥・森林性の小鳥・猛禽類など様々な野鳥と出会えます。
また、外周の緑地帯のなかでも国道357号沿いの一帯は、関東有数のカワウ繁殖地です。国道357号からも、カワウの巣や、餌を運ぶ親鳥の姿を見ることができます。
通常、行徳鳥獣保護区は立ち入り禁止です。そのため、丸浜川と呼ばれる水路沿いの遊歩道から、野鳥の観察・撮影をしましょう。
遊歩道沿い、干潟をのぞめる場所にある野鳥観察舎「あいねすと」や、近くの見晴らしの良い場所から、干潟や海域の水鳥や猛禽類を探すと良いでしょう。
保護区内には、日曜・祝日午後の園内観察会で入ることができます。観察会で鳥や動植物の話をききながら、四季折々に何の鳥に出会えるか期待するのも、オススメ。
観察会には手持ちで運べる機材が適しています。300mm程度のレンズでも、テレコンバーターを装着して望遠距離を伸ばせば、水鳥から猛禽まで撮影できるでしょう。
また、外周の緑地帯の一部は、「緑の国」として土日祝日に開放。緑地内には600mほどの散策路が整備され、散策路の途中には観察窓が設置されています。
緑地の小鳥の他、観察窓から干潟の鳥や猛禽類を観察・撮影できる場所です。
丸浜川沿いの木々にいる小鳥や、対岸の土手にいる水鳥なら300mmほどのレンズで撮影可能。
広大な干潟のカモ類、シギ・チドリ類、猛禽類を狙うなら500mm以上の望遠レンズが良いでしょう。
また、緑地内の潮の干満は東京湾から2時間ほど遅れるので注意しましょう。
撮影できる野鳥とオススメの季節
撮影は春・秋・冬がオススメ
| 鳥の名前 | 春 | 夏 | 秋 | 冬 |
|---|---|---|---|---|
| カワウ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ |
| ダイサギ/コサギ/アオサギ/カルガモ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| シジュウガラ/メジロ/ヒヨドリ | ◎ | △ | ○ | ◎ |
| スズガモ/セグロカモメ | ○ | |||
| ノスリ/チュウヒ/ハイタカ | ○ | |||
| ホシハジロ/ウミアイサ | ○ | |||
| カワセミ | ○ | ○ | ◎ | |
| オオヨシキリ | △ | |||
| キビタキ | △ | △ | ||
| ジョウビタキ/モズ/クイナ | ○ |
△:まれに見る ○:ふつう ◎:よく見る
アオサギ

カワウ

ウミアイサ

詳細情報
| スポット名 | 行徳鳥獣保護区(行徳近郊緑地) |
|---|---|
| 住所 | 千葉県市川市福栄4-22-11 ※行徳野鳥観察舎あいねすと![]() |
| アクセス | 【電車・バス】東京メトロ東西線「行徳駅」「南行徳駅」から徒歩25分 「南行徳駅」またはJR京葉線「新浦安駅」よりバスで「行徳高校」下車徒歩10分 【車】東関東自動車道千葉方面(湾岸市川IC)/首都高速湾岸線東京方面(千鳥町出口)/東京外環自動車道高谷方面(市川南IC)いずれも新浜通り「野鳥観察舎」交差点より約300m |
| 休園日 | 月曜日(月曜日祝祭日の場合は翌平日)※あいねすと |
| 営業時間 | 9~17時 ※あいねすと |
| 入場料 | - |
| 駐車場 | あり(15台) |
| トイレ | あり |
| URL | https://www.city.ichikawa.lg.jp/env09/000047624.html https://www.city.ichikawa.lg.jp/env09/1111000028.html ※あいねすと |
手賀沼(我孫子市)
| 撮影のしやすさ |
| オススメのレンズ |
| 300mm、500mm |
| そのほか装備 |
| 三脚、双眼鏡 |
縄文時代には入江だった、手賀沼。江戸時代の新田開発、昭和の干拓事業を経て、手賀大橋を境に西側を上沼、東側を下沼と呼ぶ現在の形になりました。
周囲38kmの手賀沼で撮影にオススメの場所は、手賀沼公園から遊歩道を歩き、手賀沼親水広場から手賀沼湖畔に出たあたり。
オススメの時期は、冬です。沼の中の手賀沼カッパ像には、カワウやユリカモメ、サギ類、カワセミなど、様々な野鳥が休息しています。
岸辺にはコブハクチョウやオオバンがいるでしょう。遊歩道近くのアシ原では、オオジュリン、ベニマシコ、遊歩道を東へ歩けば、クイナやコイカル、アリスイにも出会えるかもしれません。
また、車で移動するなら、手賀沼沿いの広い農耕地を周るのもオススメ。冬には猛禽類に多く出会えます。
杭・電柱・高圧鉄塔などにノスリ・チョウゲンボウ・ハヤブサなどが止まっていないか、チェックしてみましょう。
畑にはミヤマガラスの群れが降りて採食していることもあり、沼だけでなくその周囲でも探鳥が楽しめるスポットです。
手賀沼親水広場や遊歩道での撮影は、300mm~400mmのカメラで良いでしょう。
キジも近距離でよく見られるので、早春から春にかけて、草花を背景に撮影するのもオススメです。
猛禽類を狙うなら、500mm以上が必要です。
撮影できる野鳥とオススメの季節
撮影は冬がオススメ
| 鳥の名前 | 春 | 夏 | 秋 | 冬 |
|---|---|---|---|---|
| ノスリ/チョウゲンボウ/ミサゴ | ◎ | |||
| ミヤマガラス | ◎ | |||
| ユリカモメ | ○ | |||
| オオジュリン | ○ | |||
| カンムリカイツブリ | △ | |||
| キジ/オオバン | ○ | ○ | ○ | |
| カルガモ/カワウ/コブハクチョウ | ○ | ○ | △ | |
| コミミズク/アリスイ | △ |
△:まれに見る ○:ふつう ◎:よく見る
オオジュリン

コブハクチョウ

アリスイ

詳細情報
| スポット名 | 手賀沼 |
|---|---|
| 住所 | 千葉県我孫子市高野山新田193(手賀沼親水広場・水の館)![]() |
| アクセス | 【電車・バス】JR「我孫子駅」南口より阪東バス 市役所経由「東我孫子車庫行き」または「湖北駅南口行き」にて「我孫子市役所」下車 徒歩約5分 【車】常磐自動車道「柏IC」から国道16号経由約30分 |
| 休園日 | - |
| 営業時間 | - |
| 入場料 | - |
| 駐車場 | あり |
| トイレ | あり |
| URL | https://www.abikoinfo.jp/tegashin/ |
利根川河川敷・コジュリン公園(香取郡東庄町)
| 撮影のしやすさ |
| [review_stars3] |
| オススメのレンズ |
| 500mm~ |
| そのほか装備 |
| 三脚、双眼鏡 |
利根川下流部の河川敷には豊かなアシ原があり、アシ原を好む鳥たちや、冬には猛禽類など、様々な鳥がいます。中でも、ぜひ撮影したいのはオオセッカとコジュリンです。
どちらも極東にのみ分布し国内でも局地的にしかいない希少種。そして、この一帯は欧米のバーダーも来日すると必ず立ち寄る人気スポットです。
JR笹川駅から1キロほど歩き笹川新橋を渡ると、笹川閘門(水門)がある利根川河川敷に出ます。
ここから東西数キロの範囲で、オオセッカとコジュリンが生息。撮影にオススメの場所は、「利根川コジュリン公園」。
笹川新橋辺りから3キロほどあるため、マイカーもしくは、成田線下総橘駅からタクシーに乗るのが良いでしょう。
河川敷沿いの堤防に、コジュリン公園一帯をのぞむ東屋「コジュリン公園野鳥観察デッキ」があります。
東屋から周囲を見渡し、コジュリンのソングポスト(さえずり場所)を探してみましょう。
また、オオセッカが求愛や威嚇を目的とした「さえずり飛翔(別名ディスプレイ•フライト)」をしているスポットも要チェック。
おおよその場所がわかったら、土手を下りて、草原の手前の程よい距離で気長に待ってみてください。ソングポストを移動しながらさえずるコジュリンを捉えることができます。
オオセッカは、さえずり飛翔のあとに葦に止まり「ジュルジュル」と鳴く時が撮影のチャンスです。
どちらの鳥も警戒心が強く、驚かせるとはるか遠方に飛んで行ってしまうことも…。気を抜かず、気長に待つのが撮影成功の秘訣です。
河川敷やコジュリン公園は、オオセッカ、コジュリンなど、絶滅危惧種が繁殖している場所です。
撮影は、土手の上や草原の手前で行ない、アシ原の中には立ち入らないようにしましょう。
土手近くでさえずる個体は300mm程度で撮影できる場合もありますが、500mm以上のレンズを準備するのがオススメです。
撮影できる野鳥とオススメの季節
撮影は初夏(5~7月)がオススメ
| 鳥の名前 | 春 | 夏 | 秋 | 冬 |
|---|---|---|---|---|
| オオセッカ | ○ | ○ | ||
| コジュリン | ○ | ○ | ||
| コヨシキリ | ○ | |||
| オオヨシキリ | ◎ | |||
| チュウサギ | ◎ | |||
| チュウシャクシギ | △ | △ | ||
| セッカ/ヒバリ | ○ | |||
| ホオジロ | ○ | △ |
△:まれに見る ○:ふつう ◎:よく見る
オオセッカ

コジュリン

オオヨシキリ

詳細情報
| スポット名 | 利根川河川敷・コジュリン公園 |
|---|---|
| 住所 | 千葉県香取郡東庄町笹川地先![]() |
| アクセス | 【電車・バス】JR成田線「笹川駅」から利根川河川敷付近まで徒歩約20分、コジュリン公園へは「下総橘駅」から徒歩30分またはタクシー 【車】東関東自動車道「佐原香取IC」から県道55・44号、国道356号、利根水郷ラインを利根川大橋方面へ約30分 |
| 休園日 | - |
| 営業時間 | - |
| 入場料 | - |
| 駐車場 | あり |
| トイレ | あり |
| URL | https://www.tohnosho-kanko.jp/spot/tonegawakojyurinkouen/ |
まとめ

千葉県のオススメ野鳥撮影スポット5ヶ所を紹介しました。
野鳥撮影初心者の方にも撮影しやすい水鳥の多い場所から、潮見表で作戦を立てるのも楽しい干潟まで、千葉県の楽しみ方は様々です。
東京湾岸で出会うシギ・チドリたちは、南半球と北半球を旅する途中。
まるで地球規模でのサービスエリアのように、目の前の干潟でエネルギー補給をしているのだと想いを馳せるのも、千葉での野鳥撮影の魅力のひとつでしょう。
本記事で紹介したオススメのレンズや撮影しやすい季節をもとに、お目当ての野鳥の撮影に出掛けてみてください。



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