こんにちは、GOOPASS MAGAZINE編集部です。

写真撮影で重要な要素の1つが、被写体との距離です。

被写体から離れて撮影すれば、奥行き感が出て、立体的で時にはダイナミックな雰囲気に。

被写体に近づいて撮影すれば、強調したいパーツをクローズアップして、印象的に仕上げることが可能です。

とはいえ、撮影場所・撮影ポジションによっては、撮影者自身が満足に移動できない=被写体に離れたり近づいたりできない場面もあります。

そこで活躍するのが、スマートフォンにも搭載されている、カメラのズーム機能。

ズーム機能を使って撮影すれば、撮影者自身が移動せずとも被写体に寄ったり引いたりした画を撮影することができます。

しかしながら、スマートフォン搭載のカメラは日々進化していますが、大半のモデルでは、ズームをすると写真が荒くなってしまうのが難点です。

そこで、ズームしても写真の画質をキープしたい時におすすめなのが、一眼レフやミラーレス一眼カメラなどの、いわゆるデジタル一眼カメラ。

とはいえ、「一眼カメラのズーム機能がよく分からない」という初心者の方もいるでしょう。

そこで今回は、一眼レフ・ミラーレス一眼カメラでズーム撮影する方法を紹介します。

購入する前にレンタルで試すこともできます。

GOOPASS(グーパス)では、1日あたり100円〜でレンタル可能!

機材選びに迷ったら、無料会員登録後、無料の機材相談もできます。
チャットやオンライン通話で、専門スタッフが最適な機材を提案します。


【コスパ最強】初心者必見!安い一眼レフカメラのおすすめ12選|安く手に入れる方法も紹介

一眼レフカメラでズームする場合は、ズームレンズが必要

大前提として、一眼レフカメラ・ミラーレス一眼カメラに装着できる交換レンズには、ズームレンズと単焦点レンズの大きく分けて2種類が存在します。

ズームレンズとは、いわゆるズーム機能が備わっているレンズのこと。

(決められた範囲内の)焦点距離を調整することにより、撮影者自身が移動せずとも、被写体に対して引いたり寄ったりした写真を撮影することが可能です。

一方の単焦点レンズは、ズーム機能が備わっていないレンズのこと。

つまり、画を変えたい場合は、撮影者自身が被写体に近づいたり離れたりする必要があります。

一眼レフカメラでズーム撮影したい場合は、ズームレンズを使用しましょう。

また、交換レンズは、カメラメーカーが製造・販売する純正レンズから、レンズメーカーのサードパーティー製レンズまで、ラインナップが豊富。

ちなみに、コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)やスマートフォン搭載のカメラなどは、レンズ交換ができません。あらかじめ備わっているレンズで、ズームできる範囲が決まってしまいます。

ズームレンズの方が万能なように感じられますが、単焦点レンズには、リーズナブルなモデルでも比較的明るくボケのある写真が撮りやすいといったメリットがあります。

そのため、ズームレンズと単焦点レンズの両方を、被写体やシーン・作風などによって使い分ける方が多数です。

ズームレンズの仕組み

ズームレンズで撮影する際、ズームリングを回すことでズームの程度を設定します。

上記写真の赤枠内の数字を大きい値に設定するほど、写せる画角が狭くなり、被写体を拡大して撮影することが可能になります。

その理由はレンズの焦点距離が変わるから。焦点距離とは、ピントを合わせた時のレンズから映像素子までの距離のことです。

焦点距離の単位はミリメートルの数字で表示されています。

この数字が小さいほど広角となり広範囲を収めることができ、逆に数字が大きいほど望遠となり遠くの被写体をさらに大きく写すことが可能です。

ズームレンズの場合は上記の写真のように「24-70」と、対応する焦点距離の端から端までの数字がレンズ本体や品名に表示されています。

ズームレンズの種類

ズームレンズは、焦点距離によって種類が分けられます。

広角ズームレンズ

広角ズームレンズとは、一般的に焦点距離16~35mm前後をカバーするレンズのこと。

また、広角端12mm前後までカバーするような、超広角ズームレンズも存在します。

広角での撮影は、被写体の近くから写しても、フレームアウトせずに迫力を持たせられるのが魅力。

他にも、満天の星空を写せば、他のレンズよりも一層多くの星を写せます。

標準ズームレンズ

標準ズームレンズとは、一般的に焦点距離24~70mm前後をカバーするレンズのこと。

最もスタンダードなレンズで、メーカーが販売するキットレンズ(カメラ本体とレンズのセット)の付属レンズに多く採用されるのが標準ズームレンズです。

50mm前後の、人が視認できる視野角に近い焦点距離をカバーしており、風景やテーブルフォト・ポートレートなど様々な被写体・シーンに対応できます。

望遠ズームレンズ

標準ズームレンズとは、一般的に焦点距離70~300mm前後をカバーするレンズのこと。

レンズは、重量が平均700g以上、長さが平均15cm前後。レンズのスペックによっては、それ以上の重さ・大きさのモデルも存在します。

電車や飛行機・野鳥・子どもの運動会・スポーツなど、距離が遠い被写体でも、ズームして大きく切りとることが可能。

また、望遠ズームレンズよりもさらに遠い位置にいる被写体を撮影することを可能にするのが、超望遠ズームレンズです。

超望遠ズームレンズの焦点距離は、望遠端500~600mmなど。レンズの長さはさらにな長くなり、重量は1kgを超えます。

高倍率ズームレンズ

上記3つのズームレンズは、「広角」「標準」「望遠」の範囲で焦点距離を変えることが可能。

しかし、広角でも望遠でも撮影したいとなると、それらの焦点距離をカバーするズームレンズを2本用意しなければなりません。旅先や移動の伴う現場では、荷物がかさばってしまいます。

その問題を解決してくれるのが高倍率ズームレンズです。

高倍率ズームレンズは、広角から望遠まで幅広い焦点距離を1本でカバーできるズームレンズです。モデルによってカバー範囲が大きく異なりますが、広角端18mm~50mm前後, 望遠端100mm~400mm前後を1本でカバーできます。

ズームレンズの注意点

ズーム撮影できることで、風景から物撮り・ポートレートまで様々なシチュエーションで重宝するズームレンズ。しかし、注意点もあります。

明るい写真が撮りにくい

1つ目は明るい写真が撮りにくい点。中には、光学性能の優れた、F2.8通しの明るいズームレンズもありますが、価格は高くなります。

一般的なズームレンズの場合、開放F値(そのレンズで設定できる最小F値)はF4~6前後で焦点距離によって変動。望遠になるほど開放F値は高くなり、明るい写真を撮ることが難しくなってしまいます。

特に暗い場所での撮影はISO感度(写真の明るさを変えられるカメラの設定)を上げる必要があるでしょう。

ただし、ISO感度を上げすぎると、写真にノイズが発生してしまうため、ISO感度は徐々に上げていきます。

ボケがでにくい

前述した通り、ズームレンズは、開放F値が4~6前後のモデルが多く、それより下げることができません。

F値を下げることでボケをだすことが可能ですが、開放F値があまり低くないズームレンズは、単焦点レンズに比べてボケにくいのが難点です

ただし、望遠域で被写体と背景または前景の距離をあけて撮影することで、ボケをだすことも可能。

まったくボケをだせないことはありませんが、広角や標準域では豊かなボケが出にくいでしょう。

滑らかな美しいボケを活かした写真が撮りたいなら、明るい単焦点レンズを使ってみるのがおすすめです。

ズームレンズのメリット・デメリット

ズームレンズの種類や注意点を紹介したところで、次にズームレンズを利用するメリット・デメリットも解説します。

ズームレンズのメリット

  • 様々な画角を試せるので写真のバリエーションが広がる
  • 遠くの被写体を拡大して写真に残すことができる
  • レンズ交換の回数を減らせる
  • レンズ1本でも様々な被写体・シーンに対応できる

ズームレンズを利用すれば、画角を調整できるため、背景を入れて撮影したり被写体を強調して撮影したりと、様々なバリエーションで撮影できます。

また、動物園の動物や運動会での子供など、遠くの被写体を大きく切り撮れることも大きなメリット。

肉眼では見えない部分まで拡大して撮影することで、写真を通じて新たな発見ができるかもしれません。

高倍率ズームレンズを使えば、レンズ1本で広角~望遠の撮影ができるため、レンズ交換の回数を減らせるメリットもあります。

ズームレンズを利用するデメリット

  • 光学性能が優れたズームレンズは価格が高い
  • 重くサイズが大きいため持ち運びが大変
  • 明るい写真が撮りにくい
  • ボケが出にくい

ズームレンズは単焦点レンズよりも設計が複雑で、レンズの枚数も多いのが特徴。

一般的なズームレンズはリーズナブルなモデルが多くありますが、全ズーム域でF2.8を実現するような、明るくてボケのある写真が撮れる、光学性能の優れたズームレンズは値段が上がります。

また、レンズを交換する必要がない分、レンズは大きくて重くなりがち。長時間の撮影で腕が疲れてしまうこともあります。

デメリットの最後2つは、ズームレンズの注意点で解説した通りです。

ズームレンズを使って撮影する際のポイント

手ブレを防ぐ為に三脚を使用する

望遠ズームレンズなど、望遠域で撮影する際は手ブレが発生しやすくなります

そこで、手ブレを防止するためにおすすめの方法が、三脚を使うこと。

三脚を使用すれば、シャッタースピードを遅くして写真を明るくできるため、ISO感度を上げる必要がありません。多少光量が少ない場所でも、画質を落とさずに撮影できます。

レンズ交換は慎重に行なう

使い勝手のよいズームレンズを使用する場合でも、撮影シーンに応じてレンズを交換することがあるかもしれません。

レンズ交換の際に、ミラー部分を汚さないように気をつけましょう。

レンズを取り外した際は、一眼レフカメラのミラー部分がむき出しになってしまいます。その時に、ゴミやホコリがついてしまうと、場合によっては故障の原因になる恐れもあります

レンズ交換の際は、天候の優れない屋外や汚れている場所は避けましょう。

ズームレンズで自分好みの写真を撮ろう

ズームレンズの特徴や種類、メリット・デメリットを紹介しました。

レンズ選びにおいて最も大切なことは、選んだレンズで自分の撮りたい写真が実現できるかどうか。

自分が何を撮りたいのか、どのような撮影スタイルがあっているのか、レンズを選ぶ前によく考えてみるのがおすすめです。

そのうえで、ズームレンズなのか単焦点レンズなのか?を含めて、焦点距離やサイズ感など希望に沿ったモデルを選ぶと、失敗を防げるはずです。

▼合わせて読みたい
デジタル一眼レフカメラ人気ランキングTOP10!初心者にもおすすめ!

Canon(キヤノン)の一眼レフおすすめカメラ13選

Nikon(ニコン)の一眼レフおすすめカメラ12選

ペンタックスの一眼レフおすすめカメラ7選

初心者の女性におすすめの一眼レフ5選

一眼レフでイメージ通りに撮影できる!詳しい設定方法

ミラーレス、一眼レフカメラの違い。初心者が使うならどっち?

星空を一眼カメラで撮影するコツ。カメラの設定も解説

Instagram(インスタグラム)に一眼カメラの写真を綺麗に投稿する方法まとめ