肉眼で見るよりも広い画角が魅力で、風景をよりダイナミックに写せる広角レンズ。その中でも、16-35mm F2.8ズームレンズはズーム全域でF2.8の明るさを実現するため、星空や夜景など夜の風景も高画質で写すことが可能です。

この記事では、そんな16-35mm F2.8ズームレンズのオススメ5選を紹介します。

16-35mm F2.8ズームレンズは高価なので「いきなり高額なレンズを購入するのは躊躇してしまう…」と考てしまう方。

購入する前にレンタルで試すこともできます。

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紹介する機材のスペック一覧表

製品名リンクGOOPASSレンタル価格・購入価格販売価格※発売日マウント対応センサーサイズ焦点距離開放F値レンズ構成最短撮影距離フィルター径最大径×全長重量
1.Canon EF16-35mm F2.8L II USM197,648円2007年3月30日キヤノンEFマウントフルサイズ16〜35mmF2.812群16枚0.28m82mm88.5×111.6mm635g
2.Canon EF16-35mm F2.8L III USM226,376円2016年10月6日キヤノンEFマウントフルサイズ16〜35mmF2.811群16枚0.28m82mm88.5×127.5mm790g
3.SONY FE 16-35mm F2.8 GM II SEL1635GM2SONY FE 16-35mm F2.8 GM II SEL1635GM2232,843円2023年9月22日ソニーα Eマウントフルサイズ16〜35mmF2.812群15枚0.22m82mm87.8×111.5mm547g
4.SONY FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM
225,690円2017年7月28日ソニーα Eマウントフルサイズ16〜35mmF2.813群16枚0.28m82mm88.5×121.6mm680g
※2021/2/26現在 カカクコム調べ(税込)

オススメの16-35mm F2.8ズームレンズ4選

オススメの16-35mm F2.8ズームレンズ5選を紹介します。この記事では、Canon(キヤノン)とSONY(ソニー)のモデルに絞りました。比較して購入やレンタルする際の参考にしてください。

Canon EF16-35mm F2.8L II USM

コスパ抜群の大三元レンズ。

2007年にCanon(キヤノン)が発売した、EF16-35mm F2.8L II USM。本機は、初代の大三元レンズ・EF16-35mm F2.8L USMの後継機です。初代のレンズ構成10群14枚に対して、本機では12群16枚にアップデート。初代よりレンズのレイアウトを最適化し、コーティングも施されています。また、アウトドアでの利用をサポートしてくれる防塵・防滴構造は、初代から引き続き採用されました。マウント接合部や、ボタン部分にも水滴や砂埃を入り込ませない構造で、屋外や雨天時など、過酷な環境でも対応が可能です。後継機・EF16-35mm F2.8L III USMが発売されているため、本機の価格は新品で197,661円。大三元レンズにしては、比較的コスパが良い点が魅力といえます。とはいえ、20万円近くするため、まずはレンタルして、よりお得にF2.8の明るい広角ズームレンズを試してはいかがでしょうか。

 Canon EF16-35mm F2.8L II USM
対応マウントキヤノンEFマウント
対応センサーサイズフルサイズ
フィルター径82mm
レンズ構成12群16枚
絞り羽根枚数
質量635g
その他防塵防滴

■購入する場合は、197,648円(税込)(2021/2/26現在 カカクコム調べ)となっているようです。

Canon EF16-35mm F2.8L III USM

従来機を上回る高画質の3代目。

Canon(キヤノン)EF16-35mm F2.8Lシリーズの3代目・EF16-35mm F2.8L III USM。本機は2代目のEF16-35mm F2.8L II USM(上記で紹介したモデルです)から、約10年ぶりとなる2016年に発売されました。本機では、従来機よりも徹底的に収差を抑制し、美しい画を作り出せます。その理由は、11群16枚のレンズ構成。広角ズームレンズで発生しやすい歪み・色にじみの収差を抑制する、両面非球面レンズ2枚や研削非球面レンズ1枚、UDレンズ2枚の特殊レンズを採用しています。ゴースト・フレアの発生を抑制する特殊コーティングも組み合わさり、画面の中心から四隅まで従来機の上をいく高画質を実現しました。また、本機でも防塵防滴構造を採用。水滴やほこりのレンズ内部への侵入を高い精度で防止するため、観光地などアウトドアでも安心して使用できます。山岳での夜景や星空撮影、天候が急変する海外の風景撮影においても、気軽に持ち出して美しいパノラマ写真を残せる1台です。

 Canon EF16-35mm F2.8L III USM
対応マウントキヤノンEFマウント
対応センサーサイズフルサイズ
最短撮影距離0.28m
レンズ構成枚数11群16枚
絞り羽根枚数9枚
フィルター径82mm
重量790g
その他防塵防滴

■購入する場合は、226,376円(税込)(2021/2/26現在 カカクコム調べ)となっているようです。

SONY FE 16-35mm F2.8 GM II SEL1635GM2

SONY FE 16-35mm F2.8 GM II SEL1635GM2

動画撮影も快適にこなせるようになった第2世代の超広角ズーム。

2023年9月に発売された「SONY FE 16-35mm F2.8 GM II」は、従来モデルよりも大幅に軽量化・コンパクト化された点が特徴。

全長は約10.1mm短くなった111.5mm、重量は約20%も軽量化され、約547gになりました。

動画撮影の際には、シューティンググリップを装着して無理なく持てる重さです。

さらに、光学性能も大きく進化。広角レンズで起こりがちな周辺部で解像力が低下する現象が抑えられており、四隅に写る雲のデティールなども鮮明に描写します。

また、XDリニアモーター4機搭載したフローティングフォーカス機構により、AF速度は最大で従来モデルの2倍に向上。

ピント位置の移動に伴って画角が変化する現象・フォーカスブリージングもしっかりと抑えられているので、安定して動画撮影が行なえます。

隅までシャープかつ美しい画質を活かした風景撮影はもちろん、PVやCM撮影など本格的な動画撮影にも使える超広角ズームレンズです。

製品名SONY FE 16-35mm F2.8 GM II SEL1635GM2
対応マウントソニーEマウント
焦点距離16~35mm
F値F2.8
レンズ構成12群15枚
最短撮影距離0.22m
フィルター径82mm
最大径×長さ87.8×111.5mm
重量547g

■購入する場合は、232,843円(税込)(2023/11/29現在 カカクコム調べ)となっているようです。

SONY

SONY FE 16-35mm F2.8 GM II SEL1635GM2

SONY FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM

太陽光の下でも、フレア・ゴーストを抑制。

2017年にSONY(ソニー)から発売されたαEマウント用レンズ・FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM。SONYが展開する交換レンズの最上位シリーズ「G Master」に属します。本機では「G Master」の高い設計基準に沿って、XAレンズと非球面レンズを効果的に配置。広角ズームレンズで目立ちやすい色収差や歪曲収差を補正し、高コントラストかつ高解像を実現しています。また、SONY独自のコーティング技術・ナノARコーティングをレンズに施し、フレアやゴーストを大幅に抑制。朝焼けや強い日差しが差し込むシーンでも高コントラストを維持して、逆光や太陽光を生かした撮影を楽しめます。「G Master」が誇る高画質と広角レンズの醍醐味である広い画角で、納得のいく美しい1枚を残せるでしょう。

 SONY FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM
対応マウントαEマウント
レンズ構成13群16枚
フィルター径82mm
絞り羽根枚数11枚
質量680g
その他防塵防滴

■購入する場合は、225,690円(税込)(2021/2/26現在 カカクコム調べ)となっています。

SONY

FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM

大三元レンズとは

16-35mm F2.8ズームレンズのように、ズーム全域で開放F値2.8の明るさを維持するズームレンズのことを「大三元レンズ」といいます。光学性能の高さや、使い勝手の良さから、多くのカメラマンが憧れを抱くレンズです。大三元レンズには、今回紹介する16-35mm F2.8の広角ズームレンズと、標準ズームレンズ(24-70mm)、望遠ズームレンズ(70-200mm)の3つがあります。

16-35mm F2.8ズームレンズのメリット

16-35mm F2.8ズームレンズのメリットを解説します。

画面全体でピントを合わせやすい

広角レンズは、被写界深度が深い点が特徴です。被写界深度とはピントが合う範囲のことで、その範囲が広いことを「被写界深度が深い」といいます。被写界深度が深い広角レンズでは、画面の全域でピントの合った写真を撮ることが可能。たとえば、都会の高層ビル群を写せば、ビルの隅々までピントの合ったキレのある1枚を収められます。

夜間でも、ブレずに明るい写真が撮れる

16-35mm F2.8ズームレンズは、ズーム全域で明るいため、シャッタースピードを上げて撮影することが可能です。加えて、標準レンズや望遠レンズに比べて、広角レンズは手ブレに強い点も特徴。星空や夜景、屋内での撮影など、様々なシーンで、ブレのない明るい写真を広角でダイナミックに撮影できます。

遠近感が出やすい

遠近感が出やすい点も広角レンズの特徴です。近くのものは大きく、遠くのものはより小さく写るため、臨場感を演出することが可能。また、画角が広いことから、他のレンズよりも被写体に寄って撮影できるため、より遠近感を強調することもできます。メインとなる被写体をより目立たせたい場合や、写真の印象をガラッと変えたい場合に役立ってくれるでしょう。

16-35mm F2.8ズームレンズのデメリット

下記で、16-35mm F2.8ズームレンズのデメリットを解説します。

ボケにくい

広角レンズは画面全域でピントが合いやすいというメリットがありましたが、同時にボケにくいというデメリットもあります。F2.8の開放で撮影しても、標準や望遠レンズに比べるとボケにくいため、人によっては物足りなく感じるかもしれません。ボケ感を楽しみたい方は、単焦点レンズや同じく大三元レンズのF2.8 24-70mmズームレンズなどがオススメです。

価格が高い

ズーム全域で開放F値2.8の高い光学性能を誇る16-35mm F2.8ズームレンズ。性能の良さに伴って、高価な点がデメリットといえます。同様の画角をカバーして、F値が変動する一般的な広角ズームレンズの価格は平均で13万円前後。それに対して、16-35mm F2.8ズームレンズの価格は平均で20万円前後です。気軽に購入できる価格ではないため、まずはカメラ機材のレンタルサービスなどでお得に試してみることをオススメします。

レンズが重い

16-35mm F2.8ズームレンズは、ズーム全域で開放F2.8を実現する優れた光学性能と、ズーム機能を搭載しています。そのため、レンズの質量は重くなりがちです。焦点距離に伴ってF値が変動する、一般的な広角ズームレンズの重量は200~300g前後。その一方で、16-35mm F2.8ズームレンズの重量は600~800gです。

まとめ

風景や室内での撮影、オブジェなど規模の大きな被写体を、ダイナミックに高画質で収められる16-35mm F2.8ズームレンズ。性能が良い分、高価ですが、プロカメラマンも満足させる魅力を持った大三元レンズです。購入やレンタルをする際は、ぜひこの記事を参考にしてください。