秋の野鳥10選!おすすめの撮影時期や撮影スポットも解説

  • 2022.07.23
  • 2024.12.19
シェアする

秋は自然風景が、彩り豊かになる季節。野鳥たちの生活も変化を見せ始めます。夏の子育てシーズンを終えて「秋の渡り」をはじめたり、「冬羽に衣替え」をしたり…。秋の野鳥撮影の魅力は、秋の草花や紅葉などの彩りが鳥たちの姿を引き立ててくれる点。この時期ならではの鳥たちとの出会いと、秋の風景の撮り合わせが期待できます。

そこで本記事では、秋に撮影したいオススメの野鳥を紹介します。住宅地や近くの公園などでも見つかる身近な鳥から、出会いのチャンスを狙いたい渡り鳥まで10種類の野鳥を選びました。オススメの撮影時期やレンズの焦点距離なども紹介しているので、ぜひ本記事を参考に野鳥撮影に出掛けてみてください。

\イチオシ/

GOOPASSオリジナルセット

α6700 ILCE-6700 ボディ + E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS

購入価格
290,730円
※2024年12月4日 カカクコム調べ
 (α6700 ILCE-6700:189,730円+E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS:101,000円)
GOOPASSレンタル価格
料金例:27,280円/ 月 
料金例:10,912円/ 1泊2日
おすすめポイント
軽量かつ高画質な組み合わせで、手軽に大きくはっきりと野鳥を撮影できます

秋に野鳥を撮影する魅力

ジョウビタキとモミジ

秋ならではの鳥たちとの出会いと、彩り豊かな風景が楽しめる点が魅力です。

秋は、渡り鳥たちが北から南へ移動して行く季節。春にやってきたツバメやキビタキなどの「夏鳥」は、東南アジアなどの南国へ去り、反対に夏をシベリアなど北国で過ごしたカモやツグミなどの「冬鳥」が、越冬のために日本へやってきます。シギやチドリなどは春、秋に日本を通過する時にしか見られない「旅鳥」が多いため、秋は鳥たちとの出会いを楽しめる貴重なタイミングです。

一年中見られる鳥たちも、紅葉やススキなどを舞台に、春・夏とは違った表情を見せてくれます。ぜひ深まっていく秋を感じながら、野鳥たちの生き生きした表情や動きを撮影してみてください。

秋に撮影したい野鳥10選

チュウシャクシギ

撮影のしやすさ

オススメの時期

8月下旬~9月下旬

オススメのレンズ

500~600mm

チュウシャクシギは全長約43cm、春と秋に干潟、水田などの湿地などで見られる旅鳥です。ツンドラ地帯で繁殖をし、8月半ば頃から10月にかけアフリカ、オーストラリアなどへ渡って行きます。

チュウシャクシギの特徴は、なんといっても三日月型の長いくちばし。このくちばしを使って干潟ではカニ、湿地などでは昆虫やカエルなどを捕まえます。くちばしの長いよく似た種類にはダイシャクシギ、ホウロクシギなどがいますが、チュウシャクシギはこの2種より小さく、飛び立つときに「ホイピピピピ」と口笛のような声で鳴くのが特徴です。

大きな翼をひるがえし、はばたく姿は優美でしなやかです。全身を包む淡い褐色と白の斑点は、和服の小紋のような渋い美しさがあります。

秋のチュウシャクシギは、数羽から十羽ほどの、春よりも小規模な群れで移動します。干潟に群れるシギ・チドリの中では大きいので、他の鳥たちと一緒にいてもよく目立ちます。動作も比較的ゆったりしていて、距離さえ遠すぎなければ撮りやすいシギです。水際に立つ姿も絵になりますが、細かい柄がびっしり入った翼をひろげ、飛び立つシーンも魅力的。

撮影にオススメなのは潮が満ち始め、干潟が狭まってくるタイミングです。干潟が狭まると鳥たちが居られる場所が狭くなり、だんだん岸に近づいて来ます。また、チュウシャクシギは脚が長いため、長くその場にとどまっているのも潮が満ち始めたタイミングを推す理由の一つ。小さなシギ・チドリが飛んで行ってしまっても、チュウシャクシギなど脚の長いシギはまだ残ってエサを取っていることが多いからです。

撮影に出掛ける時には、干潮・満潮の時間をチェックしておきましょう。9月以降に見られるチュウシャクシギは幼鳥が多く、警戒心が薄くエサを取ることに集中しがち。じっと待っていると意外に近くまで来てくれることもあります。

撮影にオススメのスポット

  • 多摩川河口付近(神奈川県/川崎市)
  • 谷津干潟(千葉県/習志野市)

作例写真

チュウシャクシギの基本情報

生息環境

干潟、河口、湿地

大きさ

約43cm

鳴き声

ホイピピピピピ 

メダイチドリ

メダイチドリ
撮影のしやすさ

オススメの時期

8月中旬~9月上旬

オススメのレンズ

500~600mm

メダイチドリは全長約19cm、干潟に群れているチドリの仲間では中間的な大きさです。春と秋に旅鳥として干潟や河岸、休耕田などに群れで飛来します。夏羽は、頭や胸の羽毛がオレンジ色で、よく目立つ派手な印象。冬羽は白と淡い褐色の、地味な配色です。

秋の渡りがはじまる8月は、夏羽から冬羽へ変わっていく時期。群れの中に夏羽のオレンジ色が濃く残っている個体と、薄くなっている個体、冬羽に衣替えが終わった個体が入り混じります。同じ種類の群れでも様々な色あいのメダイチドリが見られるのがこの時期の面白さ渡りのピークは8月中旬から9月上旬です。この頃は大きな群れをつくって干潟をにぎわせます。

シギやチドリの多くは成鳥が先に渡りを始め、半月から3週間ほど遅れて幼鳥が小規模な群れを作って飛来します。幼鳥は冬羽に似た色合いをしているので、メダイチドリの羽根の変化を楽しむには早い時期、8月下旬から9月上旬がオススメ。他のシギ・チドリも集中して干潟に飛来する時期なので、他の種類といっしょにエサを探したり、チドリ同士でケンカをしたりと、面白いシーンも期待できます。

撮影にオススメのスポット

  • 谷津干潟(千葉県/習志野市)
  • 香良洲海岸(三重県/津市)
  • 平磯海岸(茨城県/ひたちなか市)


作例写真

メダイチドリの基本情報

生息環境

干潟・河口

大きさ

約19cm

鳴き声

クリリッ ピュルッ

モズ

モズ オス 見張り
撮影のしやすさ

オススメの時期

9月中旬~12月上旬

オススメのレンズ

300~400mm

モズはスズメより少し大きく、明るい茶色とグレーの羽色が目を引く野鳥です。昆虫やカエルなどの小動物や、時には小鳥も襲う肉食系の性質から、「小さな猛禽」と呼ばれます。大きな頭、目元の黒いラインの中から光る鋭い目、小さいながらもタカのようなカギ型のくちばしなど、かわいいけれど野性味のある姿が魅力

9月頃には、住宅地、林、農耕地など、身近な環境に飛来し、「キィキィキィ」「ギョン、ギョン、キチキチ」など鋭い声でさかんに鳴きます。モズの高鳴きは、冬越しのためのなわばりを獲得する闘いのサイン。枝先や電線、アンテナなど目立つ場所で鳴くので、すぐに見つけられるでしょう。

モズは野鳥撮影初心者にオススメの鳥です。身近な環境にいて、見つけやすく、あまり人をおそれません。枝先、畑などの杭の上、住宅地の屋根など、なわばりの中の、見晴らしの良い高い場所にとまってポーズをとってくれます9月から11月頃は高鳴きのピーク。声をたよりに探しやすいですが、その後は高鳴きをすることが減ってきます。

モズは秋から4月頃までなわばりにいるので、見つけやすい初秋のうちに大きさやシルエットを見慣れておくと、木の葉が落ちたころからの撮影に役立つでしょう。事前に枝ぶりのいいポイントや、里山や農地など季節感のある背景などを見つけておきましょう。

撮影にオススメのスポット

  • 泉の森自然公園(神奈川県/大和市)
  • 舞岡公園(神奈川県/横浜市)
  • あいな里山公園(兵庫県/神戸市)

作例写真

モズの基本情報

生息環境

草地 林 農耕地 住宅地  

大きさ

約20cm

鳴き声

キィキィキィ ギョンギョン、キチキチ

ノスリ

枝にとまるノスリ
撮影のしやすさ

オススメの時期

10月上旬~2月中旬

オススメのレンズ

400~600mm

ノスリは全長50~60cm、トビに似ていますが、トビより少し小さいタカ科の鳥です。ユーラシア大陸の温帯地域に広く生息し、日本ではおもに本州中部以北で繁殖をします。農耕地などに生息し、年間を通して見られる地域もある一方、本州各地に冬鳥として飛来します

9月中旬から11月頃にかけては渡りを行ない、伊良湖岬などタカの渡りの撮影できる有名なスポットでは、サシバやハチクマなど他のタカに混じって上空を舞う姿も見られます。

岬や山間部での「タカの渡り撮影」は超望遠撮影の醍醐味ですが、まずは猛禽撮影の最初のステップとして、秋から冬のノスリに親しんでみるのもオススメです。畑や休耕田、河原など開けた場所でネズミや小鳥を襲うノスリは、電柱や木の枝などの目立つところによくとまっています。上空を翼を広げてゆっくりと旋回していることも多く、見つけやすい猛禽類です。

トビと紛らわしいですが、下側から翼を見た時ノスリは白っぽく、トビは褐色なので識別できるはず。警戒心があまり強くないので、カメラに気がついても比較的長く同じ場所に止まっていたり、滑空を繰り返したりしてくれます。

また、ノスリの見せる「ウインドホバリング」もシャッターチャンス。カワセミやアジサシのようなはばたきでの停空飛行ではなく、向かい風に翼を広げ、空中の一点に浮かぶように止まる飛び方です(「ハンギング」とも呼ばれます)。獲物を探している時の飛び方なので、狩りの瞬間も見られるかもしれません。

撮影にオススメのスポット

  • 渡良瀬遊水地(栃木県/小山市)
  • 荒川河川敷(埼玉県/熊谷市)

作例写真

ノスリの基本情報

生息環境

農耕地、河原、田

大きさ

約50~60cm メスのほうが大きい

鳴き声

ピョーッ 

カワラヒワ

カワラヒワ 綿毛
撮影のしやすさ

オススメの時期

9月中旬~11月下旬

オススメのレンズ

500~600mm

カワラヒワは全長約14cm。スズメと同じぐらいの大きさで、名前の通り平地の河原や野原、農耕地などに生息します。公園や住宅地などでも普通に見られる野鳥で、特徴は飛んだ時に目立つ羽根の黄色。「キリキリ、コロロ」と鳴く声も印象的です。ピンク色の太めのくちばしがチャームポイント。オリーブグリーンの体に映える、翼の黄色と黒の配色も魅力です。

一年を通して見られるカワラヒワの好物は、草木の種や実。季節の草花によくやって来るので、秋も季節感のある写真が撮影できます。

初秋のカワラヒワの大好物は、ヒマワリやコスモスの種などです。畑や川沿いなどに植えられている場所も多いので、種も花もある時期をチェックしておきましょう。野原や河原に生えているイヌタデやススキ、セイタカアワダチソウなども好んで食べます

10月から11月にかけては、カワラヒワが大きめの群れを作る季節。広い場所に群れでいる時は、人影が近づくと一斉に飛び立ってしまうので、警戒されない地点から500~600mm程度の望遠レンズで撮影するのがオススメです。

撮影にオススメのスポット

  • 下奥富河川敷公園(埼玉県/狭山市)
  • うまくたの路(千葉県/木更津市)

作例写真

カワラヒワの基本情報

生息環境

雑木林 河原 農耕地

大きさ

約14cm

鳴き声

キリキリッ コロロ

ノビタキ

ススキにとまるノビタキ
撮影のしやすさ

オススメの時期

9月中旬~10月下旬

オススメのレンズ

500~800mm

ノビタキは全長約13cm、スズメより小さな可愛らしい野鳥です。本州以北の高原や北海道で繁殖する夏鳥。9月から10月にかけ、越冬地のタイや中国南部へ向かう途中、本州以南の平地にも姿を見せます

夏場のノビタキのオスは、頭・背中の黒と胸のオレンジ色が鮮やかですが、平地に移って来る頃には冬羽に衣替え。黒い羽毛から全体が淡いオレンジに変わります。メスは柔らかな褐色の色合いと、つぶらな瞳が人気です。

ノビタキは草原や農耕地、河原など見晴らしのよい場所を好みます。ススキやアシなどの先にとまって「ヒッヒッ」と鳴いていることがよくあるので、見つけやすいでしょう。河原などでコスモスやセイタカアワダチソウが咲いている場所も、秋のノビタキ撮影に絶好の舞台です。

秋の平地や河原はノビタキにとって、渡りの通過地点です。過去にノビタキの飛来情報がある場所や時期をチェックしておくと、出会える確率が高くなります。見晴らしの良い野原は、鳥からもカメラマンがよく見えてしまうので注意しましょう。

ノビタキは野原の中をあちこち飛びまわりますが、草花やススキの穂先など好んでとまる場所があります。撮影時は丈の高い草に身を寄せるなど、できるだけ人間のシルエットが丸見えにならないように工夫して、じっとチャンスを待ちましょう。

撮影にオススメのスポット

  • 愛知県森林公園(愛知県/尾張旭市)
  • 境川遊水地(神奈川県/横浜市)


作例写真

ノビタキの基本情報

生息環境

河原、農耕地、田

大きさ

約13cm

鳴き声

ヒッヒッ ジャッジャッ

ジョウビタキ

ジョウビタキ オス
撮影のしやすさ

オススメの時期

11月上旬~3月下旬

オススメのレンズ

500~800mm

ジョウビタキは10月頃から姿を見せ始める冬鳥。オスは胸から腹にかけての鮮やかなオレンジ色と、顔と翼の黒、頭グレーの配色が美しい小鳥です。メスは褐色の体で、腰と尾の部分だけオレンジ色が入っています。オス・メスともに翼に白い斑点があるのが特徴。着物の紋付に見立てられ「紋付鳥」の愛称があります。

林や公園、住宅の庭などにやってくる身近なジョウビタキは、写真映えする美しさ・可愛らしさで、冬鳥の中でも人気上位のアイドル的存在です。秋から2月頃まで、一定のなわばりの中で越冬するので、秋に見つけた場所ではその後も出会える確率が高くなります。

ジョウビタキはあまり人をおそれない、見つけやすい野鳥です。特に見つけやすいのは渡ってきてまもない10月から11月頃。枝先などにとまって特徴的な高い声で「ヒッヒッ」「カッカッ」と鳴き、なわばりを主張している姿が見られます。尾を振りながら、時々ピョコンとお辞儀をするしぐさも特徴の一つ。しばらく同じ所にとまっていることが多いので、撮影しやすいでしょう。

横向き・正面も絵になりますが、カメラマンに人気なのは、背中をむけたジョウビタキが振り返って顔を見せる「見返りポーズ」。ジョウビタキの特徴である翼の白斑と、オスの銀色の頭部・顔の両方が撮影できます。また、「小首かしげポーズ」も、ジョウビタキの決めポーズです。特に、メスはくりくりした瞳の可愛さが引き立ちます。少しアップで、目に光が入るように撮影できると良いでしょう。

撮影にオススメのスポット

  • 明治神宮の森(東京都/渋谷区)
  • 花博記念公園鶴見緑地(大阪府/大阪市)

作例写真

ジョウビタキの基本情報

生息環境

雑木林 草地 農耕地 市街地 

大きさ

約14cm

鳴き声

ヒッヒッ カッカッ

ヒヨドリ

ヒヨドリ 初秋
撮影のしやすさ

オススメの時期

10月中旬~12月下旬

オススメのレンズ

200mm~300mm

ヒヨドリは平地から山地の林、市街地などに広く分布する身近な野鳥濃いグレーの色合いと赤褐色の頬、「ヒーヨ、ヒーヨ」と騒がしく鳴く声が特徴です。昆虫類、果樹、花のつぼみや蜜などを好み、春には桜の蜜を吸う姿、秋には熟した木の実を食べている姿が見られます

ヒヨドリは一年中見られる鳥ですが、俳句では「秋」の季語。ヒヨドリの中には渡りをするものがいて、10月から11月にかけては、集団で移動して行く姿が見られるからです。ヒヨドリの飛び方の特徴は、はばたきと翼を閉じての短い滑空を繰り返し、波型を描く点。群れがうねりながら飛ぶシーンは見ものです。特に津軽海峡や関門海峡では、海面すれすれを低く飛んで行くヒヨドリの大群が、春と秋の風物詩になっています。

ヒヨドリは野鳥撮影の初心者にオススメの鳥。身近なヒヨドリが教えてくれる「小さな秋」を撮影してみましょう。公園や庭に実をつけた木があれば、ヒヨドリが食べにやって来ますヒヨドリは他の小鳥に比べ、あまりカメラを気にしません。熟した木の実から離れず食べ続けることが多く、人が近づいて一度逃げてもすぐに戻って来ます

色づいたカキの実や、10月から11月に赤い実をつけるハナミズキやタラヨウ、イイギリなどはヒヨドリを始め多くの鳥の好物。公園などに植えられていることが多いのでチェックしてみて下さい。花の蜜が好きなヒヨドリは晩秋に咲くサザンカにもやって来ます。寒さが厳しくなってくると、おしべや花びらまで食べてしまうこともあるそう。

海上を飛ぶヒヨドリの群れが見られるスポットは、タカの渡りも見られる場所のため、ぜひ一度は出掛けてみてください。

撮影にオススメのスポット

  • 新宿御苑(東京都/新宿区)
  • 京都御苑(京都府/京都市)

作例写真

ヒヨドリの基本情報

生息環境

林 市街地

大きさ

約28cm

鳴き声

ピイー ヒーヨヒーヨ

ツグミ

ツグミ 赤い実
撮影のしやすさ

オススメの時期

10月~3月下旬

オススメのレンズ

200~300mm

ツグミは10月頃、シベリアから越冬のために日本へ渡って来る冬鳥です。スズメの2倍ほどの大きさで木の実やミミズ、落ち葉の下の虫などを食べます。ほぼ全国に飛来するツグミは林や農耕地、公園などの芝生や河原などで広く見られ、住宅地の庭のエサ台にもよく現れます。市街地などでよく目にするようになるのは風が冷たくなる11月頃から。秋の深まりを感じさせる野鳥です。

ツグミの特徴はクリーム色の眉、胸・脇腹のまだら模様、赤茶色の翼。撮影しやすいのは、芝生や農耕地など開けた地上でエサを探している時と、実のついた木の枝にいる時です。開けた場所でエサを探す時、ピョンピョンと両足で跳ねるような歩き方や、トコトコと歩いてはピタッと立ち止まる、「だるまさんが転んだ」のような動作を繰り返します

立ち止まった時に見せるのが、独特の「ツグミポーズ」。胸をそらすように顔を上げ、翼を少し下げて脇につけます。木の実も好んで食べるので、色づいたカキの木などがあったら待ってみるのもオススメ。ハナミズキやイイギリなどの赤い実との撮り合わせもオススメです。

また、色や模様に個体差が大きく、鳥ごとに個性があるのもツグミの面白さです。太眉・細眉・まだら多め・少なめ・色濃いめ・薄めと、ファインダー越しにツグミたちの個性豊かな姿を楽しんでみてください。秋から4月頃までの長い期間、身近に見られるツグミは、しぐさに愛嬌のある親しみやすい鳥です。あまり人を怖れない鳥ですが、開けた場所でカメラを構えるときは、警戒されないようにさりげなく撮影しましょう。

撮影にオススメのスポット

  • 代々木公園(東京都/渋谷区)
  • 武庫川河川敷(兵庫県/尼崎市)

作例写真

ツグミの基本情報

生息環境

林 農耕地 芝地 河原 

大きさ

約24㎝

鳴き声

クワックワッ クイクイ

カワセミ

カワセミ 秋色
撮影のしやすさ

オススメの時期

10月下旬~11月下旬

オススメのレンズ

300mm~500mm

カワセミは小さな体に長いくちばし、コバルトブルーの背とオレンジの腹が鮮やかな水辺の鳥です。市街地の川や公園の池などでもよく見られ、その美しさから「飛ぶ宝石」と呼ばれています。

一年を通して見られるカワセミは、季節ごとの絵になる写真を撮りやすい鳥です。夏はハスの花との競演が人気ですが、秋は背景に秋らしい赤や黄の木々が写し込めると◎。

カワセミの食べ物は魚、甲殻類、水生昆虫などです。上空でホバリング(空中の1点に停止してはばたくこと)を行なったり、水面を見下ろせる枝や杭にとまったりして獲物を狙いさだめ、一直線に飛び込んで狩りをします。

カワセミはなわばりの中で生息しているので、狩りのためにとまる場所や、よくやってくるお気に入りの場所が決まっています。カワセミがよくとまる場所を観察して、背景に秋らしい木々の色が写り込む「映える」ポイントを探しましょう。池のほとりにモミジなど、きれいに紅葉する木が植えられている公園は要チェックです。

撮影にオススメのスポット

  • 水元公園(東京都/新宿区)
  • 大町公園(千葉県/市川市)
  • 薬師池公園(東京都/町田市)

作例写真

カワセミの基本情報

生息環境

川 池 湖沼  

大きさ

約17cm

鳴き声

チィー キキキ 

まとめ

秋に撮影したい野鳥を10種類紹介しました。撮ってみたい野鳥はいたでしょうか。公園や緑地、里山風景のある場所など、ぜひお気に入りの「マイフィールド」を開拓して、深まる秋の風景と鳥たちの絵になるシーンを狙ってみましょう。天候が変わりやすく、気温差も大きい季節なので、海岸・山などに出かける際は雨対策・寒さ対策をお忘れなく。ぜひ、本記事を参考に、秋の野鳥撮影を楽しんでください。

野鳥の撮影にオススメのカメラ特集 バナー
野鳥の撮影にオススメのレンズ特集 バナー
野鳥を魅力的に撮影するコツ・方法

動物撮影向け機材をレンタルしよう!

GOOPASSは、カメラ・レンズなど撮影機材レンタル、中古買取、中古販売を展開しているサービスです。

Canon、SONY、Nikon、FUJIFILM、RICOH、SIGMA、TAMRONなど人気メーカーの新製品をはじめ、初心者向けのエントリー機からプロ向けのハイスペック機まで、2,500〜種類の機材を取り扱っています。

1泊2日〜(1,188円〜)の短期でもレンタルすることが可能ですが、7泊8日以上の長期で借りる際にはサブスクプラン(月額定額2,970円〜)がお得。

会員登録は無料です。気に入った機材を、数ヶ月間じっくりと自分の物のように使い込むも良し。旅行やイベントに合わせて、数週間・月単位で機材を入れ替えても良し。

無料の機材相談も受け付けています。まずは無料会員にご登録ください!

GOOPASS ANIMAL MAGAZINE編集部 木村

こころに残る"トキ"のサブスク・GOOPASSを展開するGOOPASS株式会社の編集ライター。自社Webメディア『GOOPASS ANIMAL MAGAZINE』の編集スタッフとして、記事制作などを担当する。カメラを使い始めたのは2020年から。愛犬2頭を美しい景色の中で撮影するのが好き。使用カメラは、Canon EOS R6。

シェアする

撮影機材のレンタルならGOOPASS
カメラ・レンズからiPhone・Macbookまで、ラインナップは2,500種類以上!

購入前に試せる、失敗しない機材選び。
1泊2日1,188円〜、じっくり試すなら月額2,970円〜。

会員登録

動物の種類から探す