こんにちは。杉本です。
今回はGOOPASSでも人気の軽量機材の一つ、Nikon Z fcに装着したいレンズは何かという疑問を解決すべく撮影してきました。
見た目が特徴的なこのカメラはNikonの名機FM2にインスパイアされたされたカメラです。
非常に可愛らしい見た目で性別を選ばず手に取りやすいデザインです。性能はこちらをご覧ください。

| 製品名 | Nikon Z fc |
|---|---|
| センサーサイズ | APS-C |
| 有効画素数 | 2088万画素 |
| ISO感度 | 100〜51200 |
| シャッター速度 | 1/4000~4秒 |
| 手ぶれ補正機構 | あり |
| AF測距点 | 209点 |
| 大きさ | 約134.5×93.5×43.5mm |
| 重さ | 約445g(バッテリーとメモリーカードを含む) |
| 発売日 | 2021年7月23日 |

Z fc ボディ
APS-Cサイズなので軽く、また画素数が高すぎないのでデータ管理も楽なのが特徴です。
また小さく可愛い見た目からは想像もつかないほど性能が良いので、その点は安心してご使用頂けると思います。
今回は軽量なこのカメラの良いところをもっと活かせるように、レンズも軽量なものを2種使って撮り比べてみました。
軽いカメラは荷物になりにくく、昨今さまざまなメーカーが取り組んでいる課題でもあります。
しかしながら、本体だけ軽くてもレンズが大きくて重ければ一日中持ち歩くには抵抗がある方もいると思います。
そこで今回は「NIKKOR Z 28mm f/2.8」と「NIKKOR Z 40mm f/2」の人気の二つのレンズをこのカメラに装着して撮影してみました。
どちらも軽いながら明るい開放値を実現したバランスのいい、持っていて疲れない構造になっています。
早速作例を交えつつ写真をみていきましょう。
購入する前にレンタルで試すこともできます。
GOOPASS(グーパス)では、1日あたり100円〜でレンタル可能!
機材選びに迷ったら、無料会員登録後、無料の機材相談もできます。
チャットやオンライン通話で、専門スタッフが最適な機材を提案します。
・Nikon(ニコン)のミラーレス一眼おすすめ11選!人気のZシリーズを比較・解説
・Nikon(ニコン)の一眼レフカメラおすすめ11選!人気機種を比較・解説
・Nikon(ニコン)の初心者向けカメラ10選
・Nikon Zマウントの神レンズ15選!純正・サードパーティー製を紹介
目次
風景と一緒に

Nikon Z fc+NIKKOR Z 28mm f/2.8
1/125 f/5.6 ISO100
こちらは28mmで撮影した写真です。
海沿いで妻を撮影しました。夕焼けの時間です。海の表情が豊かで広く撮影したかったのでこちらのレンズを選択しました。
この日は刻一刻と空の色が変わるようなとても面白い天候でした。
この写真も含め、今後登場する写真は、現像は施しているものの、僕が極端に色を変えたものはないのでその点は事前に断っておきますね。
僕自身こんなに同じロケーションで色の変化が激しいのは初めてで少々びっくりするような天候でした。
Z fcはAPS-Cサイズのセンサーを搭載していますので、28mmは換算で42mmになります。
一般的にレンズは広角側(〇〇mmの数字が小さい側)になると歪みが発生しやすいです。各社この広角歪みについて精度を上げて修正に取り組んでいて、かなり改善されているものの、レンズ特性として歪みを完全になくすことは難しいのが実情です。
40mmというのは割と歪みを気にせず広く撮れる、良いとこどりのような距離なのであまり難しい調整をせずともシャッターを切ることが可能です。
厳密にはもちろん多少はするのですが、神経質になる必要はない、という方が正確かもしれません。
旅先で、あるいは街中で周りの情報も含めつつ写真を撮りたい時におすすめです。
僕自身普段使用するメインレンズの一つが40mmです。

Nikon Z fc+NIKKOR Z 40mm f/2
1/80 f/5.6 ISO100
結
結構強風な日だったのでよくこのシャッタースピードでここまで映ったなと驚いています。
ISOをあげてシャッタースピードを稼ぐべきシーンでした。反省ですが、しっかり構えたので意外とブレずに映っています。
こちらの写真は40mmです、28mmと同じように1.5倍すると60mm f/2という数字になります。
写真において画角は大きく広角域、標準域、そして望遠域に分類されます。
実際には標準と望遠の間に中望遠域があったりします。しかしこれは人それぞれです。
具体的に〇〇mmまでを広角レンズ、ここからここまでを標準域と呼ぶといった定義はありません。
60mmというのは人によって標準域と呼ぶ人もいるし中望遠と呼ぶ人もいるなかなか絶妙な距離です。
簡単に特徴を書くと、被写体の存在感を強めに映してかつ、よくボケます。
こちらの写真も絞りは f5.6ですから、背景を残している方ですが絞ってもしっかりしたボケが見てとれると思います。
スマートフォンが進化してポートレートモードなどが搭載される昨今ですが、この一眼レフが生み出すボケはやはり無二でないでしょうか。
なめらかなこのボケを求める人は28mm(換算40mm)よりこちらを選択した方が一眼レフ特有のボケを味わえると思います。
一方で、写真に映せる範囲(画角)は狭くなり、広大さを表現したいといった意図とはあまり相性がよくありません。
空間ごと思い出を残したい。その場所特有の空気感を残したいなどであれば28mm、一緒に旅行にいった友達をしっかり大きく映したいのであれば40mmを選択する。といった使い方がいいと思います。

Nikon Z fc+NIKKOR Z 28mm f/2.8
1/250 f/2.8 ISO400
ポートレートの作例です。
こちらは夕方、室内に木漏れ日が入ったので、その光をモデルへ当てて撮影しました。
玉ボケが綺麗だったのでアクセントにして背景のシンプルさと対比させています。
窓がオレンジ色に近いので透過した光がモデルをオレンジ色に染めています。
このような室内であれば室内の様子と被写体のどちらもへアプローチできます。
僕はこの様な撮り方を「引きのポートレート」と呼んでいます。バストアップなどのポートレートに比べ余白が多いことが特徴です。
この余白に何を入れるかで遊べるのが引きのポートレートの楽しいところです。
余計なものが入ると目を引くのでフレーミングには気を使いますが面白い撮影方法だと思っています。

Nikon Z fc+NIKKOR Z 40mm f/2
1/500 f/2.8 ISO400
こちらは寄りの一枚です。
先ほどより早い時間に撮影しています。換算60mmの寄りやすさとボケを活かして撮影しています。
背景の情報がほとんど入らない代わりにインパクトはあると思います。
またこちらは開放F値が2なので28mmと比べると少し明るいのも特徴です。
この様に同じ部屋、同じモデル、似たような光でもレンズが違えば撮れる写真は大きく変わります。
自分がどちらが好きなのか、どういった写真を撮りたいのかでレンタルする機材を自由に変更できるのがGOOPASSの魅力です。
例えば旅行に行くから景色と友達を一緒に撮りたいと思ったら28mmをつけて、モデルとポートレートを撮るなら40mmを借りる。
この様に、どちらかではなく、必要に応じたレンズを選択することで撮れる写真の幅や面白さはぐっと増すはずです。
風景写真で

Nikon Z fc+NIKKOR Z 40mm f/2
1/2000 f/5.6 ISO100
沖の方に光芒が差していました。40mm(換算60mm)でも印象的に撮ることができました。
望遠レンズとしてみると心許ない距離かと思いきや十分な対応力です。
また画素数もある程度ありますので、もう少しアップで撮りたいなと思ったらトリミングしてしまうのもアリだと思います。

Nikon Z fc+NIKKOR Z 40mm f/2
1/500 f/5.6 ISO100
こちらは夕暮れのスカイツリーです。
結構離れていますが存在感を残すことができました。街中でスナップを撮る時にもこの長さは便利です。
こちらは少し意地悪をして派手に現像しました。結構濃くなるように現像していますが、シルエットの輪郭や色の破綻などは見られません。
小さいカメラやレンズは大したことない、と思われがちだったりするのですが充分に楽しめる性能を持っていると思います。

Nikon Z fc+NIKKOR Z 28mm f/2.8
1/500 f/2.8 ISO 400
先にも言いましたが刻一刻と空と夕陽の色が変わる日でした。水平線と雲の間のわずかな隙間にだけ雲がなく、横一線に夕陽の光が差し込んでいました。
28mmの横の広さを活かし線の広さ、天気の面白さを残せたと思います。
妻に画面の中心に立ってもらいました。この時、太陽はまだ雲の上の方にあり直接光が妻に届いている訳ではないですが暗いながらもしっかり写ってくれました。
どちらをレンタルすると良いのか
ここまで2パターンの作例を交えつつ写真を見てきましたが、どちらが良い悪いではないです。単純にどちらの様な撮り方が好きかで決めれば良いと思います。
写真を楽しむのに自由は大切だと思います。いつもより少し綺麗に撮りたい、まだ撮ったことがない様な写真を撮ってみたい、そんな好奇心に素直に従って機材を選択するのはとても楽しいことです。
また、この2本のレンズはサイズ感や重量も似てます。実際に持ってみて手に馴染む方を選んでも良いでしょう。
GOOPASSでは機材の入れ替えが自由(同ランクかそれ以下に限る)ので、同じ月内で両方使ってみても追加の金額はかかりません。※サブスクプラン
どちらも使ってみて、もし自分にマッチするなと思ったらメインレンズとして購入して、特定のタイミングでそれ以外を借りる、というお気に入りのレンズ+遊び心という運用も面白いと思います。
僕自身、自分のメインレンズを決めるまではあれこれレンズを入れ替え、使い、また入れ替えの繰り返しでたどり着きました。
皆様の機材選択の手助けになれば嬉しく思います。
まとめ
NIKKOR Z 28mm f/2.8が向いているシーン

- 風景と人のどちらもを一枚に収めたいとき
- 風景写真を撮りたいとき
- ボケよりもしっかり全体を写すとき

NIKKOR Z 28mm f/2.8
NIKKOR Z 40mm f/2が向いているシーン

- ポートレートを撮りたいとき
- バストアップやパーツ撮りのなど、写す範囲が明確なとき
- ボケを楽しみたいとき

NIKKOR Z 40mm f/2
使い方次第でもっと可能性は広がるものの、レンズの特徴を大きく分けると、このようになると思います。
スマホのカメラが進化したとは言え、解像感やボケなどカメラならではの機能や性能というのはまだまだ圧倒的な魅力を持っています。
ぜひ、好みのカメラを見つけたあとは自分にとってのベストレンズを探してみてください。写真の楽しみ方がもっと広がると思います。
▼合わせて読みたい
・Nikonの単焦点おすすめレンズ17選
・Nikon Z fc 実写レビュー 【ガール・ミーツ・カメラ。】









