誕生日や記念日など、ホームパーティー用に作った料理を、スマホで写真に残したことはありませんか?

手間暇かけて上手に作れた料理を「写真に撮っておきたい」「SNSにアップしてみたい」と思う方は多いはず。

そこで今回は、スマホでもできる、料理が美味しそうに見える写真撮影のコツをご紹介します。

スマホよりもワンランク上の写真が撮れる一眼カメラの紹介や、設定も併せて解説するので、料理フォトの参考にしてみてください。

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料理撮影にオススメのカメラ

まず最初に、料理撮影におすすめなカメラとレンズのセットを紹介します。

FUJIFILM 最新スナップ撮影鉄板セット X-Pro3 [ブラック] + 35mmF1.4

2019年にFUJIFILM(富士フイルム)が発売したAPS-Cサイズのミラーレス一眼カメラ『X-Pro3』。

2019年のグッドデザイン賞に加えて、価格.comユーザーが高く評価した製品を選ぶ「価格.comプロダクトアワード2020」では、銅賞に輝いた人気のモデルです。本機最大の特徴は、チタン製のボディ。軽量かつ高い堅牢性を誇るボディには、重厚感もあり”カメラを所有している”というワクワク感を得られます。

レンズも同じくFUJIFILMの単焦点レンズ『フジノンレンズ XF35mmF1.4 R』。焦点距離は、約53mm相当(35mm判換算)です。

50mmで写す画角は、人が視認できる視野角に近いため、臨場感を持たせられます。そのため、料理を撮影すれば、まるでその場にいるかのような、リアルな描写が可能。

また、開放F値が1.4と明るい点も魅力です。屋外に比べて光量の少ない室内で明るくするために、ISO感度を上げすぎる必要がありません。ISO感度の上げすぎによる写真のザラつきを避けられるため、料理の細部までクリアに写せるでしょう。

■購入する場合は、カメラが194,500円(税込)、レンズが55,963円(税込)(2022/6/9現在 カカクコム調べ)となっているようです。

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FUJIFILM 最新スナップ撮影鉄板セット X-Pro3 [DRシルバー] + 35mmF1.4

Nikon ヘリテージデザインが魅力!Z fc & NIKKOR Z 40mm f/2 レンズセット

カメラは、Nikon(ニコン)が2021年に発売した、APS-Cサイズのミラーレス一眼カメラ『Z fc』。

かつて多くの人に愛されたフィルム一眼レフカメラ「ニコン FM2」にインスパイアされた、クラシックなデザインが本機最大の特徴です。

首から下げるだけでコーディネートの一部になるような、カメラ男子・カメラ女子必見の1台。

デザインの他には、操作性の良さも魅力です。シャッタースピード、露出補正、ISO感度の3つのダイヤルと絞り表示のパネルを、ボディの上面に設置。各設定を視認しやすいため、初めてカメラを手にする方でも扱いやすいはずです。

レンズは、同じくNikonのフルサイズ対応単焦点レンズ『NIKKOR Z 40mm f/2』。Z fcに装着した際の焦点距離は60mm相当(35mm判換算)です。

人の視野角より狭い画角は、1つの料理にフォーカスするのに最適。料理のしずる感あふれる1枚が残せます。

■購入する場合は、カメラが115,500円(税込)、レンズが30,006円(税込)(2022/6/9現在 カカクコム調べ)となっているようです。

GOOPASS

Nikon ヘリテージデザインが魅力!Z fc & NIKKOR Z 40mm f/2 レンズセット

SONY フルサイズデビューセット α7C+ FE 50mm F1.8

SONY(ソニー)が2020年に発売したフルサイズミラーレス一眼カメラ『α7C』。

コンパクト(compact)を謳い文句にするα7Cは、フルサイズセンサーを持ちながら重量は424g(本体のみ)

それでいて、高画質・優れたAFが人気の、α7Ⅲの性能を収めたようなお得カメラです。日常の中で料理撮影をしたい方や、フルサイズデビューをしたい方にオススメ。

レンズは、50mmの画角を持つ単焦点レンズ『FE 50mm F1.8』。シンプルな設計ながら非球面レンズで諸収差を補正し、絞り開放からシャープさとボケ味を両立させます

料理撮影で使う頻度の高いF 5.6~F8の絞り領域では、とりわけ緻密な描写を実現。テーブル内をパンフォーカス(全ての被写体にピントを合わせること)させた撮影もできるでしょう。

レビュー:GOOPASSスタッフが実際に使ってみました!

・使用機材:SONY α7C ILCE-7C

・使用方法:友達の挙式や、愛犬を撮影するためにGOOPASSでレンタルしました。

・描写性能:ほかのミラーレス機と比較しても十分です。

・オートフォーカス性能:人や動物の顔・瞳検出してトラッキングしてくれるので、犬の撮影に慣れていなくても簡単にピント合わせできました。検出精度・速度ともに優秀でした。

・手ブレ補正機能:初心者でも安心です。

・使いやすさ:バリアングル式モニターのため、犬の目線にあわせた低い姿勢での撮影でもストレスがありませんでした。ファインダーが小さくて、左寄りなのが少々使いづらいと感じました。

・持ち運びやすさ:ミラーレスでα7IIIとほぼスペックが同じなのに、100g以上軽くて非常にコンパクト。持ち運びやすいです。

■購入する場合は、カメラが238,700円(税込)、レンズが60,129円(税込)(2022/6/9現在 カカクコム調べ)となっているようです。

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SONY フルサイズデビューセット α7C [シルバー] + FE 50mm F1.8

Canon 小型軽量ミラーレス & ボケる標準単焦点セット EOS Kiss M2 [ホワイト] + EF-M32mm F1.4 STM

カメラは、Canon(キヤノン)2020年に発売した、APS-Cサイズのミラーレス一眼カメラ『EOS Kiss M2』。

「EOS Kiss M」の後継機で、初級者向けのモデルです。

本機の魅力は、高性能AF。全有効画素がAF用センサーとして機能しており、広範囲で高速・高精度なピント合わせが可能。

また、ピントが合わせにくい暗い室内でも、問題ありません。瞳AFが搭載されているため、料理を囲む人やペットもしっかりと検出・追従してピントを合わせてくれます。

レンズは、Canonの単焦点レンズ『EF-M32mm F1.4 STM』です。35mm判換算で51mm相当の画角をもつ本レンズは、料理の撮影にぴったり。

GMo非球面レンズにより、開放から高解像を実現します。豊かで美しいボケもだせるため、開放付近で撮影すれば、背景をとろんとボカした1枚に仕上げられるでしょう。

■購入する場合は、カメラが73,000円(税込)、レンズが60,129円(税込)(2022/6/9現在 カカクコム調べ)となっているようです。

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Canon 小型軽量ミラーレス & ボケる標準単焦点セット EOS Kiss M2 [ホワイト] + EF-M32mm F1.4 STM

料理撮影時の構図

料理写真の見栄えを決める要素の1つが構図です。料理の種類や撮影のイメージによって、効果的な構図はさまざま。料理撮影でよく使われる、料理が美味しそうに見える3つの構図を紹介します。

対角線構図

対角線上に被写体を配置する構図を、対角線構図といいます。画面内に斜めの線を引くイメージで撮影すればOK。

対角線構図は、手前にメインの料理を置くのが基本です。対角線構図の効果は、奥行きだけでなく、量の多い食べ物で躍動感が生まれる点。ただし、対角線上に料理を配置することにこだわるあまり、傾いた構図にならないよう注意しましょう。

三角構図

三角構図は、写真の中に三角形を作るような構図のこと。メインの食べ物と飲み物・小物などで三角形を作る方法もあれば、三角形が描けるように料理を盛り付ける方法もあります。

三角構図の特徴は、安定感があり、目立たせたいものが伝わりやすい点。三角構図は料理の一部がフレームアウトしても違和感を感じにくい構図です。思い切って主題の料理をアップにすると、印象的な写真になるかもしれません。

日の丸構図

日の丸構図は、写真を日の丸旗にみたてて、中央に被写体を置く構図のことです。ラーメンや丼ものなど、一品料理でよく使われ、被写体を力強く見せる効果があります

日の丸構図は、一般的で構図決めが簡単な点がメリット。一方で、ありがちな写真になってしまう可能性があります。そのため、撮影する際は差別化するための工夫が必要な構図です。

その他の構図を知りたい方はコチラ↓

料理撮影時のライティング方法

料理撮影時のライティング方法

同じ被写体でも、光の種類や当て方によって写真の印象は異なります。中でも料理は、光の当たり方で印象が変わる被写体の1つ。ライティングは料理撮影に欠かせない要素です。撮影する前に、ライティングのポイントを把握しておきましょう。

逆光・半逆光を利用する

自然な料理写真のライティングは、『逆光』または『半逆光』が基本です。逆光とは、被写体の後ろから光が当たっている状態。半逆光は斜め後ろに光源がある状態を指します。逆光は料理の艶やてりが出やすく、立体的な写真を撮れる点が特徴です。そのため、料理をより美味しそう見せることができます。

一方、被写体の正面を照らす順光は陰影がなく、のっぺりとした記録写真になりがちなため、料理撮影には向きません。逆光や半逆光で光の当たらない部分を明るくしたい場合は、レフ版(光を反射する板)で光を補う技法があります(後述)。

逆光撮影について詳しく知りたい方はコチラ↓

人工光と自然光

撮影で使う光は、照明やストロボなどの人工光と、窓から差し込む自然光(太陽光)の2種類に分けられます。

違和感のある写真にしないポイントは、2つの光を同時に使わないこと。人工光を使用するときは、カーテンなどで日光を遮りましょう。逆に自然光を使う場面では、部屋の照明を消して、日当たりの良い窓際での撮影がオススメです。直射日光は強い影を生じさせるため、薄手の布やカーテンで遮って、光を調節します。

料理撮影時にオススメの背景や小物

料理と一緒に小物を写したり、背景を工夫したりして、写真のステップアップを目指しましょう。単に小物をプラスするだけでなく、余計なものを入れない画作りも大切です。テーブル周りは片付けて、事前準備を念入りにしましょう。

ランチョンマット・クロス・撮影用天板

ランチョンマットは、料理の下に敷くだけで、いつもの料理が華やいで見えるのでオススメです。普段使いのテーブルが料理に合わない場合も、クロスで色や模様を料理に合わせることが可能です。マットやクロスは生活感を出さないために、アイロンで折り目・シワを伸ばしておきましょう

より本格的な写真を目指すなら、自分好みの撮影用天板(スタイリングボード)を用意するのもアリ。撮影用天板とは、撮影の際に背景として使うボードのことです。木目調や漆喰(しっくい)、大理石風、無地など……。色も質感もさまざまで、小物撮影にも使えます。リメイクシートなどを天板に貼り付けて、料理に合わせてDIYをするのも楽しいでしょう。

食器類

カフェやレストランを真似て、盛り付けの器にこだわるのもオススメ。シンプルな白色や木目調、料理が映えやすい濃い色の食器はどんな料理撮影にも使えます。

また、色だけでなく形や材質、深さによって写真の印象は変わります。たとえば、平皿はカメラアングルを下げられるため、料理の高さを強調させる撮影に向いています。器に加えて、グラスやスプーン、箸置きなどの小物で写真に統一感を出してみるのも◎。

花・植物

絵面に寂しさを感じたら、花や植物のちょい足しがオススメです。花は生花でなくても構いません。

「フェイクグリーン」と呼ばれるワイヤー型の人工植物なら、枯れないのでさまざまな料理撮影に活用可能。特にデザートや洋食との相性は抜群なので、ぜひ取り入れたいアイテムです。

料理撮影時のカメラの設定

ここからは、よりこだわった料理写真を撮りたい方向けに、コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)や一眼カメラの設定について解説します。

コンデジ・一眼カメラは、高い解像度はもちろん、焦点距離の変更、露出(取り入れる光の量)やホワイトバランスなどをカメラ内で設定できる点が強みです(※)。スマホでは難しい背景がボケた写真も、一眼カメラならお手の物。

カメラの設定は、絞り値優先モード(A、Avモード)にしましょう。

※一部のコンデジには存在しない設定もあります。

F値

F値は料理を撮影する際に重要な項目。F値を調整することで、カメラに取り込む光量の調整が可能です。F値を大きくする(絞る)と光の量は少なくなり、F値を小さくする(開く)と、光の量は多くなります。取り入れる光が多ければ写真は明るくなるので、明るさが重要な料理写真では、F値の小さな明るいレンズが重宝されます。F値は低いほどピント面が薄くなり、ピント合わせがシビアになる点が特徴。明るい写真でも、質感が伝わらないほどボケてしまっては意味がありません。

魅せたいところにはピントが合うように、F値を調節しましょう。被写体との距離によってもボケ味は変わるため、家の中での撮影では動きながら被写体との距離感を考えるのがオススメです。

料理撮影では、シーンによって異なりますが、F 2.8からF8ほどの幅広いF値が用いられます。背景をぼかしたい場合は、F2.8~F5.6前後F値が一般的です。

露出

露出も料理の印象を良くする要素の1つ。そんな露出を決めるのは、F値とシャッタースピードです。絞り優先モードでは、F値を設定するとカメラが自動的に露出を決めてくれるため、シャッタースピードを気にする必要はありません。

しかし、写真が暗いと感じたら、露出補正をプラス1前後かけて、適度に明るくしましょう。

露出補正をプラスにする分、シャッタースピードが遅くなる点には注意してください。三脚を使用しない場合は、手ぶれしない範囲にシャッタースピードを留めるのも忘れずに。

ISO感度

十分な光量が得られる部屋や三脚がある状況では、ISOは100~200に設定しましょう。意図した明るさにすると手ぶれを起こしてしまう場合は、ISO感度を上げるか、オート設定で手ぶれを防ぎましょう。

色温度

色温度とは写真の色味を示す単位です。数値が低ければ寒色系に、高ければ暖色系の写真に仕上がります。

青は食欲減退色といわれるように、料理写真では赤みのある写真に仕上げるのがオススメです。もちろん、色味を寒色系にして涼しさを演出する方法もあります。

しかし、一般的な料理写真であれば、色温度を6000前後(カメラプリセットでは曇りや日陰)に設定した方が良いでしょう。食欲をかき立てる写真に仕上がること間違いなし。

テーブルセッティングや撮影にオススメのアイテム

料理撮影に取り入れたいアイテムをご紹介します。

ストロボ

室内照明で光量が足りない場合、ストロボ(発光装置)を使用すると良いでしょう。

別名フラッシュともいい、カメラに内蔵されているタイプと、カメラ上部に外付けする(クリップオンストロボ)タイプの2種類が存在します。ストロボを使用する際の注意点は、料理の立体感が失われないように、ストロボの光を料理に直接当てないこと。

壁や天井に当てて反射光を利用するバウンス撮影か、レフ板を使用した撮影がオススメです。

レフ板

レフ板とは光を反射させる板のこと。被写体に当たる光の向きを調節できるレフ板は、より自然な明るさで料理のみずみずしさを引き立てます。

撮影用のレフ板がない場合でも、身近なものでレフ板の代用が可能です。

レフ板の代用品
  • 白い紙
  • 銀紙

ストロボとレフ板を使う際、レフ板は料理の背面にセットします。

ストロボは、料理の正面側から、レフ板に向かって当てるイメージで照射してください。反射光が料理の後ろ側から差し込み、逆光・半逆光下での撮影と同じ効果が得られます。

まとめ

料理写真

今回はスマホでも使える料理撮影のコツを紹介しました。シズル感たっぷりで美味しそうに見える写真を撮るために、次の4点を意識して撮影しましょう。

  • 構図
  • ライティング
  • 背景や小物
  • カメラ設定(F値・明るさ・色味)

前もって撮りたいイメージを決めておけば、いざ撮影となったときに迷わずシャッターを切れるはず。料理はとても身近な被写体なので、ぜひ日常生活に料理フォトを取り入れてみてください。