【スタッフコラム】コンデジとスマホの違いとは?比較してみた!

コンデジとスマホ違いとは?比較してみた!

こんにちは、GooPass MAGAZINE編集部のMiaです。8月に突入しました。猛暑日が続いていますので、みなさん熱中症に気をつけてお過ごしください。

8月といえば、大型連休。お出掛けや自由な時間を楽しめる連休中は、いつもより写真を撮る機会が増はずです。そこで私は、連休中はいつもより身軽に写真を沢山撮りたいと思い、コンパクトなコンデジをGooPassでレンタルしました。

とはいえ、身軽に綺麗な写真が撮れるカメラといえば、スマホも上げられます。年々、カメラの性能がパワーアップしているスマートフォン。写真を撮ることに特化したコンデジと、どれほどの違いがあるのか比べてみたいと思いました。そこで、今回のコラムでは、コンデジとスマートフォンの違いを紹介したいと思います。

コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)、スマホ(スマートフォン)とは?

コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)とは?

通称コンデジと呼ばれている、コンパクトデジタルカメラ。レンズを付け替えられるミラーレス一眼カメラや一眼レフカメラとは異なり、コンデジは本体からレンズを取り外せないレンズ一体型カメラです。また、大型センサーや高倍率の光学ズーム機能を搭載した、高級コンデジも存在。性能の良い高級コンデジは、一般のコンデジと比べると価格が上昇します。

スマホ(スマートフォン)とは?

スマホに内蔵されているカメラは、年々スペックが上がっています。最新のモデルほど、光学式手ブレ補正や、スマートHDR(ハイダイナミックレンジ合成機能)など、写真のクオリティを上げる機能を多く搭載。多くのユーザーから、画質の美しさも一眼カメラやコンデジと遜色ないといわれているほどです。

コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)とスマホ(スマートフォン)の違い

スマホ内蔵カメラが高性能になったことで、「それなら、わざわざコンデジを使う必要があるの?」と疑問に感じるはず。そこで、スマホとコンデジの主な違いを解説します。

サイズ

スマホは、いうまでもなく本体の厚みが薄く、液晶画面の面積が広いのが一般的。デニムの後ろポケットに入れて持ち歩ける、携帯性の良さがあります。特に荷物を増やさずに、十分綺麗な写真を残せるでしょう。

一方で、コンデジもコンパクトさでは負けていません。下記の写真を見ても分かるとおり、薄いスマホに対して、コンデジは横幅が圧倒的に小さく収まっています。

iPhone11とRICOH GRⅢ

そもそも連絡手段として携帯する目的があるスマホに対して、コンデジを持つ目的は写真を撮るためのみ。とはいえ、携帯性の良さではどちらも良い勝負です。下記の表でも分かるように、幅と高さ(スマホは縦、コンデジは横に長いため少々見づらいですが…)では、コンデジの方がコンパクトなことが分かります。

機種・機材名 高さ 厚み 重量
スマートフォン Galaxy S21 5G 71mm 152mm 9mm 171g
iPhone11 75.7mm 150.9mm 8.3mm 194g
Xperia 1 III 71mm 165mm 9.7mm 188g
iPhone12 71.5mm 146.7mm 7.4mm 162g
コンデジ Canon PowerShot G7 X Mark III 105mm 60.9mm 41.4mm 280g
SONY サイバーショット DSC-RX100M7 101.6mm 58.1mm 42.8mm 275g
RICOH GR III 109.4mm 61.9mm 33.2mm 227g
FUJIFILM X100V 128mm 74.8mm 53.3mm 428g

画質の良さ

現時点で、コンデジの方が画質の良い写真が撮れます。

その理由は、搭載できるセンサ―サイズの大きさです。イメージセンサーのサイズは、画質やボケ具合・色の階調・高感度耐性(暗い場所での撮影)などの良し悪しを決定する要素の一つ。センサーサイズが大きいほど、多くの画像情報を取り込むことが可能なため、多くのシーンで画質の良い写真が撮れるといえます。

センサーサイズとは、『デジタルカメラに内蔵されている、光をキャッチして画像を作り出すイメージセンサー』の大きさのこと。イメージセンサーは、一眼カメラやコンデジだけではなく、スマホのカメラにも同様に内蔵されています。

一眼レフやミラーレス一眼は、フルサイズやAPS-Cなど大きなセンサーを搭載。コンデジの多くはマイクロフォーサーズや1型です。スマホは1型よりも小さいものがほとんど。スマホのカメラが高性能になったといっても、搭載できるセンサーの大きさには限界があります。が、徐々にスマホのセンサーサイズが大型化しているのも事実です。

高級コンデジの中には、一眼カメラに搭載されているようなAPS-Cサイズセンサーが採用されているモデルもあるため、様々なシーンでクオリティの高い写真を撮影したい方は、コンデジを使ってみると良いかもしれません。

下記は最新のスマホとコンデジに搭載されているセンサーサイズと画素数の一覧です。

機種・機材名 画素数 センサーサイズ
スマートフォン Galaxy S21 5G 1200万画素 メイン:1/1.76インチ
iPhone11 1200万画素  26mm側:1/2.55インチ、
Xperia 1 III 1200万画素 広角:1/1.7インチ
iPhone12 1220万画素 超広角:1/3.4インチ、広角:1/2.55インチ
コンデジ Canon PowerShot G7 X Mark III 2010万画素 1型
SONY サイバーショット DSC-RX100M7 2100万画素 1型
RICOH GR III 2424万画素 APS-Cサイズ
FUJIFILM X100V 2610万画素 APS-Cサイズ

参考:https://www.gsmarena.com/

ボケ味

上記で解説したとおり、ボケ味もセンサーサイズの大きさに関わります。大きなセンサーサイズを搭載しているコンデジほど、被写体に近寄って撮影する際など、綺麗なボケをだすことが可能です。

一方で、「ポートレートモード」という撮影モードが備わっているiPhoneなどは、意図的に背景ボケを作り出せます。が、ボケのキレイさでは、やはりセンサーサイズの大きなコンデジが勝るでしょう。

暗所性能

ボケ味に続けて、暗所撮影での描写力もセンサーサイズの大きさによって異なります。センサーサイズの大きなコンデジの方が、夜でも綺麗な写真が撮れるでしょう。その理由は、センサーサイズが大きいほど、多くの光を取り込むことが可能だからです。それにより、暗いシーンでも色彩を豊かに表現することも、ノイズという写真のザラつきを抑えることもできます。

ズーム機能

ズーム機能にも違いがあります。すべてのモデルに搭載されているわけではありませんが、コンデジには高倍率ズームができるモデルが存在します。たとえば、広角24mm~望遠960mmの光学40倍ズームができる「Canon PowerShot SX740 HS」や、広角24mm~望遠2000mmの光学80倍ズームができる「Nikon COOLPIX P950」など。

光学ズームとは、ズームするほど画質が悪くなってしまうデジタルズームとは異なり、ズームしても画質が落ちないズーム機能。光学ズーム機能を搭載した最新のスマホがありますが、これほどの高倍率ズームができるモデルがあるのはコンデジのみです。

撮影のしやすさ

写す範囲を決める画角調整や、写りの確認が行ないやすいのはコンデジです。なぜなら、多くのコンデジにはファインダーが搭載されているため。ファインダーとは、デジタルカメラに搭載されており、カメラが写している画像を目で覗いて確認できる装置です。スマホのように液晶画面では反射して写りを確認しにくい場面でも、ファインダーを覗けばしっかりと目視することが可能。

一方で、スムーズに撮影が行なえるのはスマホです。スマホは液晶をタッチすることでコンデジよりも素早く撮影モードを変更したり、シャッターボタンを押したりすることが可能。また、ロック画面を開くことなく、写真を撮ることもできます。そのため、子供の笑顔など、ほんの数秒のシャッターチャンスにも対応可能。カメラの電源ボタンを押すといった、ロスタイムがありません。思い立ったらすぐにその場でシャッターを切れるでしょう。

自撮りのしやすさ

スマホは前面にも自撮り用のカメラが搭載されているため、自撮りがラクラク。スマホアプリやInstagramなどでは定番の、フィルター機能も魅力です。撮影中から、頭に犬の耳が付いたり、顔の表情を変えられたりなど、動画と静止画の両方で多彩なフィルターを楽しめます。

アプリによっては、人の肌を実際よりも白く綺麗に写したり、目を大きくしたり、顔の輪郭をシャープにしたりと、細かく加工することが可能。特に、SNSで自撮りの写真や動画をシェアするときに嬉しい機能です。

コンデジもアプリを使用すれば遠隔操作できるため、自撮りができないわけではありません。が、スマホと比べてしまうと自撮りがしにくいといえます。また、撮影した写真をスマホに転送すれば、細かな加工はできますが、リアルタイムの動画撮影でフィルターの機能が使えるのはスマホならではでしょう。

コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)がオススメな人

下記のような方は、コンデジを使ってみるのがオススメ。コンデジを首から下げて、お散歩しながらスナップ撮影を楽しむなど、カメラならではの魅力を味わえます。

コンデジがオススメな人
  • カメラをホールドしながらフィンダーを覗いて撮影する、カメラならではの感覚を楽しみたい人
  • コンデジのコンパクトさを維持したまま、一眼カメラ並みの写真を撮影したい人

スマホ(スマートフォン)がオススメな人

下記のような方は、カメラ機能が高い最新のスマホを使用してみるのがオススメ。普段の荷物にプラスしてカメラを持つといったことをせずに、十分満足できる綺麗な写真が撮影できます。

スマホがオススメな人
  • 主に、日常などをSNSでシェアするために写真を撮りたい人
  • 綺麗な画質が良いけど、荷物は増やしたくない人

コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)とスマホ(スマートフォン)で撮影した写真の比較

私がGooPassでレンタルしている高級コンデジ「RICOH GR III」と、スマホ「iPhone11」で実際に撮影した写真を、比較したいと思います。どちらもオートモードで撮影しました。

小物に寄って撮影した写真

コンデジ・GRⅢ

iPhone11

コンデジの方が、被写体によって撮影した際、背景がよくボケました。iPhoneでもコンデジほどボケさせたい場合は、撮影モードを「ポートレート」にするとF値を低くできるため、ボケた写真が撮影できます。

室内から逆光で撮影した写真

コンデジ・GRⅢ

iPhone11

明暗差が強い撮影シーンでは、スマホが優れていました。iPhoneにはHDRという機能があり、設定からオンにしておくことで、明暗差が強くでてしまう場合に、上記の写真のように明るさを自動補正してくれます。

屋外(逆光)で撮影した写真

コンデジ・GRⅢ

iPhone11

屋外(半逆光)で撮影した写真

コンデジ・GRⅢ

iPhone11

屋外(順光)で撮影した写真

コンデジ・GRⅢ

iPhone11

まとめ(コンデジとスマホの違い一覧表)

スマホ コンデジ
サイズ 横・縦幅が小さい 厚みが薄い
画質の良さ コンデジと比べると劣る
(1200~1220万画素)
画質が良い
(2010~2610万画素)
ボケ味 コンデジに比べるとボケにくい
(オートの場合)
綺麗にボケる
暗所性能 コンデジに比べると
暗所では画質が落ちる
写真のザラつきを抑えられる
ズーム機能 ズームはできるが、高倍率ズームはできない 高倍率ズーム機能を搭載した
モデルがある
撮影のしやすさ 撮影や撮影モードの切り替えが素早くできる 画角調整や写りの確認がしやすい
自撮りのしやすさ スマホに比べると自撮りしにくい 前面にカメラがあるため
自撮りしやすい

コンデジとスマホの違いを解説しました。”カメラで撮影する”ということを楽しみたい方はコンデジ、とにかくラフに綺麗な写真が撮れたら満足という方はスマホがオススメです。ただし、コンデジもスマホも当然モデルによってセンサーサイズや各スペックが異なります。たとえば、コンデジの中でも、非常に遠くまで写せる高倍率ズーム機能を搭載したモデルもあれば、焦点距離が固定されておりズームできないモデルもあるなど…。そこで、勢いで購入してから後悔しない為に、一度レンタルして試してみることもオススメです!

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。