Canon EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM

1つのレンズで2種類の魚眼効果。

Canonから2011年に発売されたEF8-15mm F4L フィッシュアイ USM。

『フィッシュアイ(魚眼)』と呼ばれるレンズで、その名の通り魚が水中から空を見た風景に近い、約180度の広範囲を撮影できるレンズです。

大きな歪みを活かし、人の目では見られないインパクトのある形で風景を切り取ります。

本レンズの特徴は、1本で対角魚眼※1と円周魚眼※2の両方を楽しめる点。普通の風景撮影に飽きてしまった方に、新たな面白さを提供できる1本です。

※1:対角魚眼…画面いっぱいに被写体を写すレンズ

※2:円周魚眼…画面が円形に切り取られたように写り、円の周りは黒くなるレンズ

 

EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM
対応マウント キヤノンEFマウント系
レンズ構成 11群14枚
絞り羽根 7枚
最短撮影距離 0.15m
サイズ 78.5x83mm
重さ 540g
その他機能 防塵防滴

Canon

EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM

Nikon 本格一眼レフ & 広角ズームセット D7200 + 10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLD

初心者でもクリアな空と風景を。

Nikon(ニコン)のAPS-C一眼レフD7200と、TAMRONの広角ズームレンズを合わせた、風景撮影向けのレンズセット。

2015年に発売されたD7200は、DXフォーマット最上位モデルの7000番台にあたります。

一眼カメラ初心者でも扱いやすく、かつ簡単に2416万画素の高解像な写真が撮れる点がウリ。ISO25600までの高感度耐性も両立し、バランスのよい一機です。

合わせるレンズは、35mm判換算で16~37mm相当の画角を持つ広角レンズ、10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLD (Model B023)。

大口径非球面レンズなど特殊レンズを使用し、ズーム全域で安定した描写を実現しました。広角レンズで目立ちやすい歪曲収差も抑えて、クリアで抜け感のある空を描写します。

レビュー:GOOPASSスタッフが実際に使ってみました!

・使用機材:Nikon D7200

・使用方法:テーマパークでの撮影

・描写性能:世代と画素数を鑑みると高感度はそこまで強くはないですが、それでもしっかりとディティールを保って描写してくれます。

・オートフォーカス性能:動画は不向きですが、静止画に関しては中級者でも問題ありません。

・手ブレ補正機能:本体にはついていません。

・使いやすさ:中級者にもおすすめです。

・持ち運びやすさ:ローエンドモデルやミラーレスに比べると少々重くて大きいです。

・その他:APS-Cのサブ機としては日中ならありです!

D7200
対応マウント ニコンFマウント
センサーサイズ APS-C
画素数/動画解像度 2416万画素(有効画素)/フルHD(1920×1080)59.94fps
ファインダー視野率/倍率 100%/0.94倍
常用感度 ISO100~25600
シャッター速度 1/8000~30秒
重さ 675g
その他機能 防塵防滴、ダブルスロット、Wi-Fi、NFC
10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLD (Model B023)
対応マウント ニコンFマウント系
レンズ構成 11群16枚
絞り羽根 7枚
最短撮影距離 0.24m
サイズ 83.6×82.1mm
重さ 440g
その他機能 防滴

GOOPASS

Nikon 本格一眼レフ & 広角ズームセット D7200 + 10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLD

Canon 超広角で魅せる風景&星空撮影セット EOS 90D ボディ + AT-X 11-20 PRO DX CAF [キヤノン用]

広い空を深い青で描く。

CanonのEOS 90Dと、Tokinaの広角ズームレンズAT-X 11-20 PRO DX CAFを合わせた超広角レンズキットです。

EOS 90Dは、動く被写体にも高い捕捉性能を発揮する「オールクロス45点AF」に加え、最高約10コマ/秒の高速連写を実現。

AF性能と連写機能に優れているため、黄昏の空に飛ぶ鳥の群れなども、シャッターチャンスを逃さずに撮影できるでしょう。

セットレンズのTokina AT-X 11-20 PRO DX CAFは、35mm換算で約16~30mm相当をカバーする超広角レンズ。

Tokinaのレンズは、「トキナーブルー」と名がつくほど、青の発色を得意としています。鮮やかな青さで空を描写するため、深みと抜け感のあるブルーアワー写真を楽しめること間違いなしです。

レビュー:GOOPASSスタッフが実際に使ってみました!

・使用機材:Canon EOS 90D

・使用方法:テーマパークで撮影しました。

・描写性能:低感度域ではフルサイズにも見劣りしないほど美しい写真が撮れます。

・オートフォーカス性能:動画には不向きですが、静止画はそこまで速くない被写体ならば問題ありませんでした。

・手ブレ補正機能:本体にはついていません。

・使いやすさ:カメラ初心者向きです。EOS Kissシリーズからのレベルアップにはよいと思います。

・持ち運びやすさ:他と比べると思ったより軽かったです。

EOS 90D
対応マウント キヤノンEFマウント系
センサーサイズ APS-C
画素数/動画解像度 3250(有効画素)/4K 29.97p
ファインダー視野率/倍率 100%/0.95倍
常用感度 ISO100~25600
シャッター速度 1/8000~30秒
重さ 701g
その他機能 防塵防滴、Bluetooth 4.1
AT-X 11-20 PRO DX CAF(キヤノン用)
対応マウント キヤノンEFマウント系
レンズ構成 12群14枚
絞り羽根 9枚
最短撮影距離 0.28m
サイズ 89.0×92.0mm
重さ 560g

GOOPASS

Canon 超広角で魅せる風景&星空撮影セット EOS 90D ボディ + AT-X 11-20 PRO DX CAF [キヤノン用]

ピークデザイン トラベル トライポッド アルミニウム TT-CB-5-150-AL-1

ペットボトル1本分のコンパクト三脚。

Peak Design(ピークデザイン)社のトラベル三脚であるTT-CB-5-150-AL-1。

コンパクトなフォルムが最大の特徴で、収納すると39.4cm、直径はわずか8.25cmしかありません。500mlのペットボトルとほぼ変わらない長さのため、リュックやバックに入れて携帯可能です。

「三脚を使って撮影をしたいけど、大々的に機材を用意するのは面倒くさい……」という方でも、TT-CB-5-150-AL-1ならさっと準備して撮影に臨めます。

機能性・耐久性にも優れ、耐荷重は9.1kg。フルサイズの一眼レフも支えられる安定の丈夫さです。

ピークデザイン トラベル トライポッド アルミニウム TT-CB-5-150-AL-1
段数 5段
素材 アルミニウム
積載重量(耐荷重) 901kg
ロック形式 レバーロック式
全長 152cm
縮長 391mm
本体重量 1560g

Peak Design

ピークデザイン トラベル トライポッド アルミニウム TT-CB-5-150-AL-1

befree GT XPRO カーボンT三脚キット MKBFRC4GTXP-BH

携帯性と丈夫さを兼ね備えたカーボン三脚。

Manfrotto(マンフロット)のBefreeシリーズであるカーボン三脚、GT XPRO。

カーボン製で自重1.76kgながら、パイプ径はbefreeシリーズで最も太い26mmです。これにより耐荷重10kgの安定性と軽量性の両方を実現しました。

また、縮長は43cmでカメラリュックのサイドポケットにも収納できるサイズ。普段使いだけでなく、トラベル三脚としても使える本格三脚です。

慣れるとつけ外しが簡単なクイックリリースプレート、少ない動作でロックと解除ができるツイストロックなど、手間取らずに撮影を始められる機能にあふれています。

befree GT XPRO カーボンT三脚キット MKBFRC4GTXP-BH
段数 4段
素材 カーボン製
積載重量(耐荷重) 12kg
ロック形式 ツイストロック式
全長 162cm
縮長 430mm
本体重量 1760g

Manfrotto

befree GT XPRO カーボンT三脚キット MKBFRC4GTXP-BH

空の撮影におすすめの時間帯

マジックアワー

薄暮、トワイライトタイム、黄昏時……。

さまざまな名称を持つ、日の出・日の入り前後の数十分は、空の色がオレンジや赤、ピンクに藍色と、ドラマチックに変化します。

いつもの風景が芸術的な写真になる魔法の時間。風景写真やポートレート撮影に最適のシチュエーションです。

マジックアワーは、太陽高度(太陽の中心位置と水平線・地平線との角度)が6度~-6度にある状態のこと。

具体的には、日の出・日の入り前後30分ほどの時間帯を指します

太陽の位置によって見られる空の色も、撮れる写真も異なるので、撮影前には日の出・日の入り時間をチェックしておきましょう。

ゴールデンアワー

ゴールデンアワーとは、マジックアワーの1つで、太陽高度が6度~0度にある時間帯のこと。

具体的には、日の出後の30分と、日の入り前30分の間を指します。あたりはオレンジや金色の光に照らされ、ポートレートや植物撮影との相性はバツグンです。

水平線や地平線に太陽が近いほど、赤みのある空を撮影できます。柔らかで温かみのある写真を撮りたい方は、ゴールデンアワーを狙いましょう。

ブルーアワー

ブルーアワーも、マジックアワーの1つ。太陽高度が0度~-6度の、太陽が見えていない時間のことです。

具体的には、日の出前30分、日の入り後30分ほどの時間帯を指します。

『市民薄明』とも呼ばれるこの時間は、ゴールデンアワーに比べて光が弱め。空の色に、赤やオレンジよりも青や紫の面積が多く含まれる点が特徴です。

また、人工的な明かりが目立つようになり、夜景が映え始める時間帯でもあります。

ブルーモーメント

マジックアワーよりわずかな間に訪れるのが、ブルーモーメント。

太陽高度が-6度以下になる時間を『航海薄明』といい、ブルーモーメントは、ブルーアワー(市民薄明)と航海薄明が入れ替わる間に見られる現象です。

具体的に観測できる時間帯は、日の出前の40分頃から約10分間と、日の入り後30分からの約10分のみ

空は藍色になり、世界は青い光で包まれて幻想的な光景が広がります。快晴で空気が澄んだ日でないと、鮮やかな青色にはなりません。

マジックアワーよりも出現頻度の低い現象です。

グリーンフラッシュ

日没直前または日の出直後、太陽の周囲に緑色の閃光が見える現象をグリーンフラッシュといいます。

別名緑閃光(りょくせんこう)とも呼ばれ、「見ると幸せになれる」との言い伝えもある珍しい現象です。

日出・日没の時間は、波長の短い光(青や紫の光)は散乱し、波長の長い光(赤やオレンジの光)だけが地表に届きます。

しかし、空気が澄んだ条件下では、オレンジより波長の短い緑色の光が散乱されずに届くケースがあるのだとか。

シャッターチャンスは、水平線や地平線から太陽が昇ってくる瞬間のみ。

空気が非常に澄んでいることが絶対条件のため、小笠原諸島や沖縄県石垣島などの離島を除いて、日本本土では滅多に見ることはできません。

爆焼け

赤やオレンジに空が染まる朝焼け・夕焼け。中でも、空が燃えるように濃い色に覆われる現象を、近年では『爆焼け』と呼びます。

爆焼けが見られる時間帯は、通常の朝焼けや夕焼けと同じく、日の出・日の入り前後の30分ほど。この時間帯に、太陽の上に雲がないことと、太陽光を反射させる雲が上空にあることが爆焼けの出現条件です。

通常の夕焼けになる快晴では見られず、しかし雲が太陽を覆い過ぎていてもいけない。ちょうどよい雲量や形でないと見られないため、発生・撮影条件はかなり厳しめ。

ただし、7月~9月は積乱雲やひつじ雲など塊の雲ができやすいため、爆焼けを狙いやすい季節です。期待通りに焼けないと思っても、しばらく経つと空が染まることもあるので、諦めずに粘ってみてください。

空の撮影におすすめの設定

マジックアワー

マジックアワーを撮影する際は、太陽が水平線・地平線より上にあるか下にあるかで、撮影の設定が変わります。

共通のポイントは、撮影モードをAVモード(絞り優先)にする点と、露出をややマイナスにして空の白飛びを抑える点です。

また、マジックアワーは刻一刻と景色が変化していくため、設定に気を取られている時間はありません。後処理で変えられる設定に関しては気にしないようにしましょう。

撮影はrawで行ない、色温度は撮影後にPCで調節するのがおすすめです。

ゴールデンアワー

太陽が沈みきっていないゴールデンアワーは、まだ周囲が明るい時間。そのため、速いシャッタースピードを用いても写真は暗くならず、手持ち撮影が可能です。

ISOは100、心配な場合は160~400ほどに上げるとよいでしょう。

絞りは被写体によって変化させます。ポートレートや植物撮影をする場合は、F4~5.6とやや開き気味に。風景写真のようにシャープに仕上げたい場合は、F8~11がおすすめです。

光条を出したいときは、F16程度まで絞ると見ごたえのある光条が出現します。

ゴールデンアワーは太陽を入れた構図も人気ですが、空と地上の明暗差が激しく、地上にピントを合わせると空が白飛びしてしまいます。

白飛び・黒つぶれを抑えて撮影したい場合は、ハーフNDフィルターやHDR合成を使用するのがおすすめです。

ブルーアワー

ブルーアワーは、太陽が沈み、あたりが薄闇になる時間帯です。光を多く取り入れようとカメラがシャッタースピードを遅くして、手ブレが発生しやすくなります。

手持ち撮影では、ISO400以上にしてブレを防ぎましょう。感度を上げるとノイズが出てしまうので、できれば三脚を用意したいところです。

黒つぶれをなくすためにHDR合成をする場合は、ホワイトバランスは蛍光灯など、空の青みを強調できる設定にします。絞りはF8~14に設定すると、引き締まった風景写真に仕上がるでしょう。

HDR合成とは?

ハイダイナミックレンジ(High Dynamic Range Imaging)合成の略。露出の異なる複数枚の写真から、明るさの良いとこ取りをして写真を作る技術です。

「空だけが白飛びした写真」と「風景だけが黒つぶれをした写真」。同じ構図の2枚をHDR合成すると、両方の階調を残した、白飛びも黒つぶれもない写真が出来上がります。

逆光や強い光源があるときなど、明暗差のあるシーンで使用するのが一般的です。

多くのコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)や一眼カメラに、自動で合成を行なうオートHDRモードが搭載されています。

ブルーモーメント

ブルーモーメントの撮影は、ブルーアワー時の設定とおおよそ同じです。しかし、周囲は暗くなり、写真を明るくするにはシャッタースピードを遅くしたり、ISOを上げたりしなくてはいけません。

ブレ・ノイズを防ぐために、三脚の使用をおすすめします

ブルーモーメントの始まりと終わりでは空の光量が大きく変わるので、露出補正を-2から+2段くらいまで変化させながら撮影していきます。

注意点は、撮影可能な時間が約10分しかない点。シャッターチャンスが少ないので、設定を気にし過ぎるあまり写真を撮り損ねてしまわぬようにしましょう。

絞りはF4~8の間で、撮りながら確認して調節する方法がおすすめです。

グリーンフラッシュ

グリーンフラッシュを撮影する際は、太陽が小さいと緑の閃光が見にくいので、200mm(35mm判換算)ほどの望遠レンズがおすすめです。

周囲は薄暗く、望遠レンズは手ブレしやすいので、三脚の使用が必須。絞り優先モード、ISOは100~200、露出はややアンダー気味に設定するのが良いでしょう

太陽の近くにピントを合わせ、太陽の動きに沿って白飛びしないよう絞りをコントロールすることがポイントです。

爆焼け

爆焼けは、広角レンズ・望遠レンズのどちらとも相性が良いですが、夕焼けと前景をシンメトリーにしたい場合は、広角レンズがおすすめ。

花畑や棚田などの前景を目立たせて撮影したい場合は、空との明暗差が大きくなり黒つぶれをしてしまうため、ハーフND フィルターを併用してください。

また、爆焼けの撮影時には、可能な限り三脚を使用しましょう。

ISO感度を400以上に上げたり、絞りを開放したりすれば、手持ちでも撮影可能ですが、高感度ノイズが発生したり、シャープ感が低下したりする場合があります。

三脚を使用すれば、シャッタースピードを下げられるので、撮影モードは絞り優先モードに設定し、F値をF8~14まで絞り、ISOを100〜200程度に抑えることで、壮大かつ美しいパンフォーカス写真を撮影できます。

どうしても手持ちで撮影しなければいけない場合は、ISO400以上に上げて、シャッタースピードを手ぶれしない数値まで調整してください。

ただし、多少のノイズが発生したり、満足のいく解像感が得られなかったりするかもしれません。

まとめ

空を綺麗に撮影する時間帯とカメラ設定を紹介しました。

家の前や近所の河原、散歩道……。そんなありふれた場所でも、美しい空の色があれば不思議と幻想的な写真になるものです。

じっくりと空を撮影してみると、身近なものながら新たな発見があるかもしれません。この記事を参考に、すぐにでも始められる空の撮影にぜひ挑戦してみてください。