夏本番の8月。学生は夏休み、社会人はお盆休みを満喫するために、旅行やお祭りなど楽しいイベントを計画している方も多いでしょう。
お出掛けの際は、カメラをバッグに忍ばせて、撮影を楽しむのもオススメ。
強い日差しと青空を活かした風景や、暑さの中で涼を感じられるシーンなど、真夏にしか撮れない1枚を残せます。
本記事では、「夏らしい写真とはいっても、何を撮影したら良いか分からない」という方のために、8月の撮影にオススメな被写体10選を紹介します。
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目次
8月の撮影にオススメな被写体10選

8月の撮影にオススメな被写体10選を紹介します。
1.夏雲

- カメラ:一眼レフまたはミラーレス一眼カメラ
- レンズ:100mm以上をカバーする望遠レンズ
夏雲とは、夏の空に現れる雲の総称。具体的には、積乱雲や入道雲、雷雲など、夏に現れやすい、モクモクした雲のことです。
通常の雲より何倍も大きく、ソフトクリームや綿あめのような形が特徴。
空だけを写した写真は、面白みにかけてしまいがちですが、存在感のある夏雲を写せば見応えが増します。
一度空を見上げて、面白い形をした雲がないか探してみてください。
夏雲の撮影にオススメのカメラは、高画質な一眼レフやミラーレス一眼です。
周辺の建物やランドマークなどを写し込んでも、細部までしっかりと描写できます。
レンズは、迫力のある夏雲をより際立たせられる、望遠レンズがオススメ。
雲の手前に、雲の大きさが比較できる被写体(東京タワーなどのランドマークや建物、飛行機など)を置き、離れた場所から写すことで、圧縮効果(遠近感が弱まり、後ろの被写体が大きく見える効果)を感じられる1枚が撮影できます。
2.田んぼ

- カメラ:高感度耐性の高い一眼レフまたはミラーレス一眼カメラ
- レンズ:28mm前後の広角レンズ
夏を代表する景色の一つといえば、田園風景。
夏の田んぼは、春に植えられた稲が育ち、鮮やかな緑色に変わります。
稲が実り、田んぼが黄金色になる前に、青い空と緑の田んぼを写真に収めましょう。
アニメに出てくるような、ノスタルジックな田園風景が撮影できます。
また、田舎のゆっくりとした空気感が感じられる一般的な田園風景も良いですが、棚田なら尚良しです。
日本全国には、壮大かつ美しい棚田が数多くあります。中には、水田の枚数が千枚以上に及ぶ、大規模な棚田も。
夕焼け空や海をバックに撮影すれば、カレンダーに載っていそうな美しい1枚が収められるはず。
田園風景や棚田を撮影する際にオススメのカメラは、高感度耐性が高いモデルです。
高感度耐性が高く、写し出せる明暗の差(ダイナミックレンジ)が広いほど、暗いシーンでも滑らかな階調で、被写体を繊細に表現ができます。
青空が綺麗な日中だけでなく、幻想的に仕上がるマジックアワーの撮影で活躍するはず。
レンズは、28mm前後の広角レンズがオススメです。風景だけの場合は、広角すぎると単調な写真になってしまうため、28mmかそれ以上のレンズが良いでしょう。
国内で棚田を撮影できる主なスポット
3.花火

- カメラ:バルブ機能の搭載された一眼レフまたはミラーレス一眼カメラ
- レンズ:広角レンズ、高倍率ズームレンズ
- その他アクセサリー:レリーズ、三脚
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※写真はイメージです。 写真家・別所隆弘さん監修の、オリジナルレンズセットがGOOPASSでレンタル開始しました。 今回発表されたのは、Z 8が好評発売中の、Nikon製ミラーレ...
MARSH(マーシュ)7・8月になると各地で花火大会が開催されます。暗所で強い光を放つため、撮影にはややテクニックが必要な被写体でもあります。
しかし、シャッタースピードをはじめとした設定を適切にすれば、実際に見た空より鮮やかな1枚を残すことが可能です。
打ち上げ花火をより綺麗に撮影するためには、シャッターの開閉を自分でコントロールして露光調整をしなくてはいけません。
そのため、機材はバルブ機能が付いている一眼レフ・ミラーレス一眼カメラを選び、レリーズと三脚も用意しましょう。
風景を入れたり、大輪花火の全体像を写したりしたい場合は広角レンズがオススメ。
一方で、距離のある場所から花火を大きく切り取る場合は、画角が変えられる高倍率ズームレンズを選択しましょう。
慌ただしい花火大会の最中に、レンズ交換をする手間が省けます。
また、手持ち花火も大輪花火にはない趣があるので、家や公園で撮影してみても面白いですね。
国内で花火を撮影できる主なスポット
- 全国花火競技大会「大曲の花火」(秋田県大仙市)
- 隅田川花火大会(東京都台東区)
- 長岡まつり大花火大会(新潟県長岡市)
- 諏訪湖祭湖上花火大会(長野県諏訪市)
- 熊野大花火大会(三重県熊野市)
- なにわ淀川花火大会(大阪府大阪市)
打ち上げ花火の撮影方法はこちら↓
写真家・別所隆弘さんによる超望遠花火撮影テクニック解説記事はこちら↓

4.向日葵(ひまわり)

- カメラ:可動式(バリアングル、チルト式など)の液晶モニターが搭載された一眼レフまたはミラーレス一眼カメラ
- レンズ:望遠端が200mm以下の望遠ズームレンズ
夏の代表格といっても過言ではない向日葵。
撮影するなら、空が澄んでいる晴れた午前中がねらい目。青空を仰ぐようにイキイキと咲く向日葵を、写真いっぱいに収められます。
一面に向日葵が敷き詰められた”ひまわり畑”に行く場合は、200mm以下の望遠ズームレンズがオススメ。
望遠レンズ特有の圧縮効果により、画面いっぱいに向日葵が広がる、まるで絵のような写真が撮影できます。
カメラは、可能であればバリアングル・チルト式など、背面液晶モニターが可動する一眼レフ・ミラーレス一眼カメラを用意しましょう。
ハイアングルからライブビュー撮影を行なうことで、奥行きのある写真にできます。
国内でひまわりを撮影できる主なスポット
- 北竜町 ひまわりの里(北海道北竜町)
- 郡山布引 風の高原(福島県郡山市)
- 三本木ひまわりの丘(宮城県大崎市)
- あけのひまわりフェスティバル(茨城県筑西市)
- 明野 ひまわり畑(山梨県北杜市)
- 観光農園花ひろば(愛知県知多郡南知多町)
- ひまわりの丘公園(兵庫県小野市)
- 佐用町 南光ひまわり畑(兵庫県佐用町)
- 県営馬見丘陵公園(奈良県北葛城郡河合町)
- 世羅高原農場(広島県世羅郡世羅町)
▼全国のひまわり撮影スポット詳細はコチラをチェック
5.風鈴

- カメラ:バリアングル式またはチルト式の背面液晶モニターを搭載した一眼レフやミラーレス一眼カメラ
- レンズ:50mmの大口径単焦点レンズ
綺麗なガラスに、カラフルな模様があしらわれた可愛い風鈴は、まさに夏の風物詩。
たとえば、家の庭から写す平凡な風景も、風鈴を写し込むだけで、一気に夏らしい1枚になるはず。
また、色とりどりの風鈴が並んだ、フォトジェニックな写真を撮影できるスポットに訪れるのもオススメ。
風鈴に合わせた鮮やかな浴衣を着て、ポートレート撮影も楽しめるでしょう。
風鈴の撮影にオススメのカメラは、バリアングル式またはチルト式の背面液晶モニターを搭載した一眼レフやミラーレス一眼カメラ。
風鈴は目線よりも上に飾られていることが多いため、カメラを上部に構えてハイポジションで撮影します。
その際、モニターが可動式であれば、ハイポジションでもライブビュー撮影が可能。
また、レンズはボケやすい50mmの大口径単焦点レンズがオススメです。背景や前景ボケを活かして、風鈴と人の両方を印象的に撮影できます。
6.かき氷

- かメラ:APS-Cセンサーのミラーレス一眼カメラ
- レンズ:35~50mm前後の大口径単焦点レンズ
夏の定番スイーツ、かき氷。近年、ビジュアルに手が込まれた、個性的なかき氷が多く見られます。
一度は食べたことがあるという方も多いはず。フォトジェニックなかき氷を撮影して、SNS映え間違いなしの1枚を残してください。
テーブルに運ばれた瞬間から溶け始まっているため、かき氷の撮影は時間との勝負です。
カメラは、素早く構えてシャッターを切れるコンパクトなミラーレス一眼がオススメ。
中でも、APS-C機なら、よりコンパクトなため、撮影の際に悪目立ちすることはないでしょう。
レンズは、35mm~50mm前後の大口径単焦点レンズがオススメ。室内での撮影が多くなるため、明るさを確保できる明るいレンズが必須です。
焦点距離は35~50mmであれば、テーブルに置かれた、かき氷をしっかり収めて、背景に綺麗なボケを入れることもできます。
7.海

- カメラ:防塵防滴仕様のカメラ(コンデジ、アクションカメラ、一眼レフ、ミラーレス一眼カメラ)/b>
- レンズ:24-70mm F2.8通しの標準ズームレンズ
夏に外せない被写体といえば海。
白い砂浜と青い海の定番シーンはもちろん、マジックアワーの海は、またひと味違う雰囲気を表現できます。
海の撮影にオススメのレンズは、広角レンズ。広い海と空の両方をダイナミックに収めることができます。
ただし、海沿いは塩害が激しく、砂塵や水などカメラが苦手とするものにあふれているため、レンズ交換はできるだけ控えましょう。
心配な方は、一眼レフより堅牢な(広角レンズが搭載された)コンパクトデジタルカメラ(通称:コンデジ)やアクションカメラもオススメ。
ダイビングやサーフィン・シュノーケルなどマリンスポーツを楽しみながら撮影できます。
GoProを使った動画撮影や水中撮影など、一風変わった撮影に挑戦してみるのも思い出になりますね。

国内で海を撮影できる主なスポット
8.夏祭り

- カメラ:ミラーレス一眼カメラ
- レンズ:望遠域をカバーする大口径レンズ
日本各地で8月に開催されるイベントといえば、夏祭り。
伝統的な衣装を着て街を練り歩く人を見れたり、定番の盆踊りや花火大会を楽しめたりと、夏祭りと一言にいっても地域によって特徴が異なります。
他にも、提灯や笹などで飾られた会場や出店など、夏祭りでしか撮影できないシーンが豊富です。
そのため、終始飽きることなく、撮影を楽しめるでしょう。
人が多く混雑が予想できる夏祭りにオススメのカメラは、コンパクト・軽量がウリのミラーレス一眼カメラ。
また、不本意に人にぶつかってしまう可能性もあるため、ボディがタフな構造のモデルだと安心です。
レンズは、夏祭りが行なわれる夜間でも、手持ち撮影を可能にする明るい大口径レンズがオススメ。
望遠域をカバーするレンズなら、踊りなどを撮影する際でも、遠くから大きく切り取ることができます。
9.アサガオ

- カメラ:一眼レフやミラーレス一眼カメラ
- レンズ:50mm前後の大口径単焦点レンズ
夏に咲く花と聞いて、アサガオを一番に思い浮かべる人も少なくないはず。
7月から8月にかけて綺麗な花を咲かせるアサガオは、夏を代表する花の一つです。
アサガオはその名の通り朝に花を咲かせますが、お昼過ぎまで花は開いたままです。
しかし、撮影するなら、花を咲かせてから間もない早朝がベスト。時間が経つにつれて花びらがくたびれてしまうため、早朝なら最も綺麗な状態で撮影できます。
撮影にオススメのカメラは、アサガオの薄い花びらの質感を表現できる、画質の良い一眼レフ・ミラーレス一眼です。
また、直射日光を避けて、日陰で撮影すると花びらの透け感を綺麗に表現できます。
そのためレンズは、暗い場所でも対応できるF値の低い大口径レンズが良いでしょう。
さらに、50mm前後の単焦点レンズなら、ボケをだして、アサガオを引き立てることもできます。

10.ハイビスカス

- カメラ:ミラーレス一眼カメラ
- レンズ:28mm前後の広角域をカバーする標準ズームレンズ
続いて紹介するハイビスカスも、向日葵やアサガオと並んで夏を代表する花の一つ。
ビビットカラーのピンク色の花は、真夏の青空、強い日差しと相性抜群です。
南国でよく目にすることができるため、旅行で訪れた際は、ぜひハイビスカスを撮影してください。
旅行先での撮影になるため、カメラは画質と携帯性を両立させた、ミラーレス一眼がオススメ。
コンパクト・軽量ボディで、身軽に観光と撮影を楽しめます。
レンズは、広角から標準域までカバーするズームレンズが最適。
ハイビスカスと、石垣や農道など南国感あふれる景観をセットで写したり、一つの花をフォーカスさせたり、様々な画角で撮影を楽しめます。

8月の撮影イベント

スタージョンムーン
月に一度観測できる満月。月ごとの満月には、アメリカ先住民の風習に由来した名称がそれぞれ付けられています。
8月に観測できる満月の名称は「スタージョンムーン」。2023年のスタージョンムーンは8月31日(木)に観測できます。
天体撮影と聞くとハードルが高そうに感じるかもしれませんが、満月は初心者でも撮影しやすいのが魅力です。
カメラはコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)でも撮影可能。ただし、焦点距離100mm以上は必要です。
また、一眼レフやミラーレス一眼で撮影する際も、焦点距離が100mm以上ある交換レンズを選びましょう。
ペルセウス座流星群
8月は、三大流星群の一つである「ペルセウス座流星群」が観測できます。
三大流星群とは、一年で見られる流星群の中でも、安定して多くの流星を観測できるとされている流星群のこと。
特に、ペルセウス座流星群は、毎年お盆休み前後に活動のピークを迎えるため、観測しやすく人気があります。
2023年の極大(活動のピーク)日時は8月13日の17時頃。
流星群の撮影に最適なカメラは、フルサイズセンサーを搭載した、一眼レフやミラーレス一眼。
一般的に、イメージセンサーが大きいほど、夜でも光の情報を多く取り込めるためです。
階調も豊かに表現できるため、微かな流星群の光もしっかりと写し出せます。
また、レンズは焦点距離14-35mm、F値は2.8以下のモデルが必須。
広い範囲の画角をおさえることで、出現が予測できない流星群を逃さず撮影できます。流星群が沢山見られる、美しい夏の夜空を切り取ってください。
まとめ
8月にオススメな被写体を紹介しました。8月は、スイーツから飾り・花まで、真夏だからこそ映える被写体が盛りだくさんです。
旅行では、棚田やハイビスカスなどの自然風景、日常では木漏れ日や流星群、涼を感じたくなれば風鈴かき氷…。
ぜひ、様々な被写体の撮影を楽しみながら、短い夏を満喫してください。










