Nikon Z5の後継機である「Z5II」が2025年4月に発売されました。
最新エンジンの搭載により、描写性やAFなどさまざまな性能が向上した本モデルに注目している方は多いはず。
しかし、Z5IIにはEOS R8やSONY α7C II、LUMIX DC-S5M2などの同価格帯のライバル機があり「決められない!」と迷っている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、Z5IIと3つの競合モデルを比較しながら、どのような方におすすめなのか解説します。
また、購入前のレンタルは「イメージと違う……」と後悔するリスクを減らせるのでおすすめです。
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目次
【結論】あなたに最適なフルサイズ機はこれ
価格や性能が似ている4つのモデルですが、それぞれの特色に差異があります。
各モデルの特徴を踏まえたうえで、どのような方におすすめなのかまとめました。
Z5IIは「バランスのいい高機能でこれから写真撮影が上達していきたい人」におすすめ

従来モデルからセンサーとプロセッサが更新され、高感度耐性とAF性能が飛躍的に向上したZ5II。
明るく倍率の高い高精細なファインダーや最大7.5段分の手ブレ補正など、価格以上に完成度の高い1台です。
また、ピント面を中心に手ブレを抑える「フォーカスポイントVR」により、周辺に被写体を置く撮影もシャープに描写します。
RAW記録時のバッファ容量もエントリーとしては十分で、風景・人物・スナップ・野鳥などの動体も広くカバーするオールラウンダー。
グレーディング耐性が高いN-RAW動画をSDカードに保存できるため、低コストで本格的な映像制作も行なえます。
スチル・動画の基礎を学びながらステップアップしたい人が、長く付き合える高コスパ機といえるでしょう。

EOS R8は「軽くてコンパクトなフルサイズが欲しい人」におすすめ

Canon EOS R8は、重量約461gのクラス最軽量なフルサイズカメラながら、上位機種・EOS R6 Mark II譲りのセンサーとAFシステムを搭載しました。
人物や動物、乗り物など幅広いシーンでAF検出を可能にし、粘り強く追従。
ピント合わせをカメラ任せにできるため、40コマ/秒の高速連写とあわせれば初心者の方でも一瞬のチャンスをものにしやすい1台です。
また、小型のボディはジンバルにも対応しやすく、長時間の撮影や旅行でも負担になりません。
ボディ内手ブレ補正は非搭載なので工夫は必要ですが、携帯性と高性能のバランスに優れたエントリーモデルです。

α7C IIは「最新機能で写真も動画も高クオリティに撮りたい人」におすすめ

SONY α7C IIの特筆すべきポイントは、ノイズ耐性も両立した3300万画素の高解像度センサー。
加えて、AIによる高精度な被写体認識AFや10bit動画収録など、プロ向けの機能を併せ持つハイブリッド機です。
人物・動物・昆虫・車など多彩な被写体を高い精度で追従するので、風景からポートレート、動画撮影までシャープな画作りが行なえます。
軽量ボディながら5軸手ブレ補正を内蔵しており、スチル・動画ともに高精細な画作りをしたい方におすすめです。

LUMIX DC-S5M2は「予算を抑えつつフルサイズデビューしたい人」におすすめ

V-Log撮影や録画時間無制限に加え、競合モデルの中では唯一6K記録ができるLUMIX DC-S5M2は、本格的な映像制作に適しています。
スチルよりも映像制作にウエイトを置く方におすすめです。
Lマウントの魅力は、アライアンスによりPanasonic・Leica・SIGMA製のレンズが揃っており、比較的安価に入手できる点。
できるだけ予算を抑えつつフルサイズシステムを活用していきたい方にとって、性能と金額とのバランスが絶妙な1台です。

Z5IIと競合機のスペック・画質・価格を徹底比較
ここからはZ5IIと競合機のスペックについて比較していきます。
スペック一覧表
| 製品名 | Nikon Z5II | Canon EOS R8 | SONY α7C II ILCE-7CM2 | Panasonic LUMIX DC-S5M2 |
|---|---|---|---|---|
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| GOOPASS価格 | | | | |
| 販売価格※ | 229,991円 | 192,840円 | 244,566円 | 213,215円 |
| 発売日 | 2025年4月25日 | 2023年4月14日 | 2023年10月13日 | 2023年2月16日 |
| マウント | ニコン Zマウント | キヤノンRFマウント | ソニーEマウント | ライカLマウント |
| センサーサイズ | フルサイズ | フルサイズ | フルサイズ | フルサイズ |
| 有効画素数 | 約2450万画素 | 約2420万画素 | 約3300万画素 | 約2420万画素 |
| 動画記録画素数 | 4K UHD(3840×2160)60p | 4K(3840×2160)59.94p | 4K(3840×2160)59.94p | 6K(5952×3968)29.97p |
| ISO感度 | ISO100~51200 | ISO100~102400 | ISO100~51200 | ISO100~51200 |
| シャッタースピード | 1/8000~30秒(電子先幕・電子シャッター) | 電子:1/16000秒、1/8000~30秒 電子先幕:1/4000~30秒 | 電子:1/8000~30秒 メカニカル:1/4000~30秒 | 電子:1/8000~60秒 電子先幕:1/2000~60秒 メカ:1/8000~60秒 |
| 連続撮影速度 | 約15コマ/秒(高速連続) 約30コマ/秒(ハイスピード) | 約40コマ/秒(電子) 約6コマ/秒(電子先幕) | Hi+時:最高約10コマ/秒 | 約9コマ/秒(メカ) 約30コマ/秒(電子SH) |
| 液晶モニター可動方式 | バリアングル液晶 | バリアングル式 | バリアングル液晶 | フリーアングル式 |
| 外形寸法 | 約134×100.5×72mm | 132.5×86.1×70mm | 124×71.1×63.4mm | 約134.3×102.3×90.1mm |
| 重量 | 約700g | 約461g | 約514g | 約740g |
センサー・画質性能の違い
| 製品名 | Nikon Z5II![]() | Canon EOS R8![]() | SONY α7C II ILCE-7CM2![]() | Panasonic LUMIX DC-S5M2![]() |
|---|---|---|---|---|
| センサーサイズ | フルサイズ | フルサイズ | フルサイズ | フルサイズ |
| センサー形式 | 裏面照射型CMOS | 裏面照射型CMOS | 裏面照射型CMOS | 裏面照射型CMOS |
| 有効画素数 | 約2450万画素 | 約2420万画素 | 約3300万画素 | 約2420万画素 |
| ISO感度 | ISO100~51200 | ISO100~102400 | ISO100~51200 | ISO100~51200 |
4機種はいずれも裏面照射型のフルサイズセンサーを搭載し、高感度性能と描写力を両立しています。
有効画素数はZ5II・EOS R8・DC-S5M2が同等であり、α7C IIのみ約3300万画素と高め。精細さを求める風景・商品撮影などに適しています。
また、EOS R8は最高ISO102400の高感度耐性、LUMIX DC-S5M2はデュアルネイティブISOによる暗部の色再現性など、暗所撮影におけるノイズ耐性が優れている点が特徴です。
Zfと同等のセンサーを持つZ5IIも優れた暗所性能を備え、豊かな階調表現や自然な肌の色再現が可能。
夕方や室内などの環境下でもディテールを失わず、自然な色味が得られます。
AF性能・手ブレ補正の違い
| 製品名 | Nikon Z5II![]() | Canon EOS R8![]() | SONY α7C II ILCE-7CM2![]() | Panasonic LUMIX DC-S5M2![]() |
|---|---|---|---|---|
| AF検出範囲 | -10~19EV | -6.5~21EV | -4~20EV | -6~18EV |
| フォーカスポイント(範囲) | 273点(シングルAF)、299点(オートAF) | ポジション数:最大4897ポジション | 最大759点(位相差検出方式) | 像面位相差779点/空間認識AF(DFD) +コントラスト315点 |
| 検出AF被写体 | 人物、犬、猫、鳥、飛行機、車、バイク、自転車、列車 | 人物、犬、猫、鳥、馬、モータースポーツ、鉄道、飛行機 | 人、動物、鳥、昆虫、車、列車、飛行機 | 人物、動物、車、バイク、列車、飛行機 |
| 手ブレ補正 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 (中央7.5段・周辺6.0段) | – | イメージセンサーシフト方式5軸補正 (7.0段) | 5軸、Dual I.S. 2 (5.0~6.5段) |
4機はともに優れた被写体認識性能とAFの精度を持ちますが、なかでもZ5IIは上位モデルと同じ画像処理エンジン「EXPEED 7」を搭載し、速度・精度が格段に進化しました。
最多である9種の被写体を検出できるので、乗り物や野鳥など被写体に合わせた細かいピント調整が行なえます。
さらに、Z5IIは低輝度でも-10EVの暗さまで検出してAFが可能。
夜間のスナップや、森林での野鳥撮影など低照度下での撮影が多い方におすすめです。
Z5IIが動体や暗所でのピント合わせに強い一方、α7C IIやEOS R8はAIによる正確な被写体認識と広い測距点を強みとしています。
手ブレ補正に関しては、非搭載のEOS R8以外はどのモデルの手ブレ補正も強力です。
なかでもZ5IIの「フォーカスポイントVR」は注目すべき技術の1つ。一般的な手ブレ補正は画面の中央のブレを補正しますが、フォーカスポイントVRはピントを合わせた部分のブレを軽減してくれます。
被写体が画面の端にある場合でもブレを軽減するため、シャープさが崩れません。
動画性能・録画時間・対応規格の違い
| 製品名 | Nikon Z5II![]() | Canon EOS R8![]() | SONY α7C II ILCE-7CM2![]() | Panasonic LUMIX DC-S5M2![]() |
|---|---|---|---|---|
| 動画記録画素数 | 4K UHD(3840×2160)60p | 4K(3840×2160)59.94p | 4K(3840×2160)59.94p | 6K(5952×3968)29.97p |
| 4K60p時のクロップ | 有 | 無 | 有 | 有 |
| ファイル形式 | NEV、MOV、MP4 | MP4 | XAVC S、XAVC HS | MOV、MP4 |
| 映像圧縮方式 | N-RAW(12bit)、H.265/HEVC(8bit/10bit)、H.264/AVC(8bit) | H.264/AVC(8bit)、H.265/HEVC(10bit) | H.264/AVC、H.265/HEVC | H.264/AVC、H.265/HEVC |
| 動画記録時間制限 | 最長125分 | 120分 | 約165分 | 無制限 |
| スロット | ダブル | シングル | シングル | ダブル |
Z5IIは12bitのN-RAW内部記録や4K60p対応(クロップあり)など、編集を前提とした撮影が行なえます。
また、ダブルスロット仕様なので、長時間の連続撮影をしたり、2枚のカードに同時記録を行なってバックアップをしたりと、インタビューのような長時間シーンで活躍します。
4K・60p映像がクロップなしで記録できるEOS R8も注目したいところですが、バッテリー持ちの不安や手ブレ補正が非搭載な点で工夫が必要です。
α7C IIも3300万画素のセンサーとS-Log3に対応した編集耐性、動画におけるAFの精度などで高精細な画作りを可能にします。
4台のなかでは唯一6K記録に対応するLUMIX DC-S5M2は、V-Log対応・動画時間無制限・ダブルスロットなどの特徴を持ち、映像制作にウエイトを置くモデルです。
動画にウェイトを置く人はLUMIX DC-S5M2、動画も静止画も高精細に撮りたい人はα7C Ⅱ、スチルをメインにしつつ映像制作もしない方はZ5II・EOS R8という棲み分けができるでしょう。
操作性・ファインダー・携帯性の違い
| 製品名 | Nikon Z5II![]() | Canon EOS R8![]() | SONY α7C II ILCE-7CM2![]() | Panasonic LUMIX DC-S5M2![]() |
|---|---|---|---|---|
| 液晶モニター可動方式 | バリアングル液晶 | バリアングル式 | バリアングル液晶 | フリーアングル式 |
| ビューファインダー | 約369万ドット | 約236万ドット | 約236万ドット | 約368万ドット |
| ファインダー倍率 | 約0.8倍 | 約0.70倍 | 約0.7倍 | 約0.78倍 |
| 外形寸法 | 約134×100.5×72mm | 132.5×86.1×70mm | 124×71.1×63.4mm | 約134.3×102.3×90.1mm |
| 重量 | 約700g | 約461g | 約514g | 約740g |
4台とも、バリアングル式(LUMIX DC-S5M2のみフリーアングル式)の液晶モニターを採用しています。
ビューファインダー(EVF)は有機ELディスプレイを搭載し、EOS R8とα7C IIが約236万ドット、Z5IIは約369万ドット、LUMIX DC-S5M2が368万ドットです。
なかでも視認性が抜きんでているのは、0.8倍のファインダー倍率や約3000cd/㎡の最大輝度を誇るZ5II。
明るい屋外や逆光などの環境であっても被写体を明るく表示して、ストレスフリーな撮影が可能です。
一方、携帯性は約700gのZ5II、740gのDC-S5M2に比べ、約461gのEOS R8のや約514gのα7C IIのが圧倒的に有利。
しかし、Z5IIは深いグリップや右手だけでほとんどの操作を完結できるボタン類の配置など、操作性に定評があります。
レンズマウントの違い
| 製品名 | Nikon Z5II![]() | Canon EOS R8![]() | SONY α7C II ILCE-7CM2![]() | Panasonic LUMIX DC-S5M2![]() |
|---|---|---|---|---|
| マウント | ニコン Zマウント | キヤノンRFマウント | ソニーEマウント | ライカLマウント |
| 使えるマウント (アダプターあり) | ニコンZ・F キヤノンEF・ソニーE・ライカM・M42など | キヤノンRF・EF/EF-S キヤノンFD・M42・ニコンFなど | ソニーE・A キヤノンEF・ニコンF・M42など | ライカL ライカM・キヤノンEF・M42など |
2025年の現在、純正・サードパーティー製を含めもっとも多くのレンズバリエーションを持つのはソニーEマウント。
キヤノンRFマウントやニコンZマウントもレンズ開発が進んでいるものの、いち早くミラーレス市場に参戦したEマウントがトップを走り続けています。
一方、LマウントもLeica、Panasonic、SIGMAが相互にレンズを開発しているため使用できるレンズが多いマウントです。
現時点では選択肢が限られるZマウントですが、フィルムカメラ時代から同規格のFマウントを使用してきた点は、Nikonの強みといえるでしょう。
そのため、FTZ IIマウントアダプターを使用すればZマウントでも従来のレンズがすべて使用できます。
他マウント(RF、E、L)でデジタル一眼レフ用のレンズとオールドレンズを使用する場合は別々のマウントアダプターが必要ですが、Zマウントだけは1つのアダプターで対応できるため便利です。
また、最短のフランジバックにより、アダプターを介してソニーEマウントのレンズも一部使用可能。
基本的にはAFが制限されるものの、バリエーション豊かな撮影が楽しめます。
価格の違い
| 製品名 | Nikon Z5II![]() | Canon EOS R8![]() | SONY α7C II ILCE-7CM2![]() | Panasonic LUMIX DC-S5M2![]() |
|---|---|---|---|---|
| GOOPASS価格 | 21,080円 | 21,080円 | 27,280円 | 21,080円 |
| 販売価格※ | 229,991円 | 192,840円 | 244,566円 | 213,215円 |
4つのモデルはほぼ同クラスの価格で、20万円前後~25万円。
価格面で見ると、Canon EOS R8がもっともリーズナブルです。
一方、SONY α7C IIは約24万円と競合モデルのなかではやや割高。
Nikon Z5IIは高い光学設計や優れたEVF性能と手ブレ補正、ダブルスロットなど上位モデルの仕様に近い機能性を搭載しながらも、バランスのよい価格設定といえるでしょう。
Z5IIと競合機のメリット・デメリット
メリット・デメリット一覧表
| 製品名 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
Nikon Z5II![]() | ・上位機種譲りのAF。動体や低照度下でも素早く合焦 ・最大7.5段+フォーカスポイントVRで強力にブレを補正 ・屋外でも視認性抜群のファインダー | ・電子シャッターでは動体歪みが発生しやすい ・約700gと同クラス機では重量級 |
Canon EOS R8![]() | ・約461gの携帯性で負担になりにくい ・人物・動物・乗り物を自動識別・追尾する高精度AF ・6Kオーバーサンプリングによりクロップなしで高画質 | ・ボディ内の手ブレ補正なし ・バッテリー容量が少なめ |
SONY α7C II ILCE-7CM2![]() | ・細部までこだわった表現が可能な約3300万画素 ・多彩な被写体AI認識と追尾力 ・約514gの軽量ボディながら、バッテリー持ちも優秀 | ・ファインダーのドット数が少なく見づらい ・高速連写時の枚数とバッファが少なめ ・同クラスの機種と比べると高価 |
Panasonic LUMIX DC-S5M2![]() | ・約368万ドットのファインダーと可動域の広いモニター ・熱停止しにくく、ライブ配信や長時間撮影にも安心 ・Lマウント共通規格で、選択肢が広く安価なレンズが多い | ・AF追従が他社モデルより反応が緩やか 約740gと同クラス機では重量級 |
Z5II
| Nikon Z5II | |
|---|---|
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| メリット | デメリット |
| ・上位機種譲りのAF。動体や低照度下でも素早く合焦 ・最大7.5段+フォーカスポイントVRで強力にブレを補正 ・屋外でも視認性抜群のファインダー | ・電子シャッターでは動体歪みが発生しやすい ・約700gと同クラス機では重量級 |
上位機種譲りの描写・AF性能・操作性を備えた、バランスのよいフルサイズミラーレス一眼カメラです。
前モデルで課題とされていたAFの速さと、暗所耐性を大幅に改善。野鳥のような動体にも素早く合焦し、低照度環境であってもノイズの少ない画作りをします。
また、同価格帯のカメラでは手ブレ補正が優れている点も特徴です。
最大7.5段の補正力と、AFポイントに応じて補正を最適化する「フォーカスポイントVR」を搭載ししました。
画面端に被写体を置いても安定してブレを補正できるので、構図の自由度が高まります。
ファインダーも倍率0.8倍、3000cd/㎡の輝度を誇り、明るい屋外でも被写体が見やすく快適な撮影が可能。
そのほか、瞬時に好みの色表現を適用できるピクチャーコントロールボタンやダブルスロット構成など、新しい機能が加わりました。
欠点の少ないモデルであるものの、センサーの読み出し速度が上位モデルより遅い点は要注意です。電車などの動体やパンをしながらの電子シャッター撮影は、被写体が歪んでしまうかもしれません。
700gのボディはライバルのなかでは重量級ですが、グリップ性・堅牢性に優れ長く使える1台です。
EOS R8
| Canon EOS R8 | |
|---|---|
![]() | |
| メリット | デメリット |
| ・約461gの携帯性で負担になりにくい ・人物・動物・乗り物を自動識別・追尾する高精度AF ・6Kオーバーサンプリングによりクロップなしで高画質 | ・ボディ内の手ブレ補正なし ・バッテリー容量が少なめ |
軽量コンパクトながらもR6 Mark II譲りのセンサーとAFシステムを搭載したフルサイズの入門機です。
6K相当の情報量から生成される4K映像は、60pでもクロップなしで細部まで鮮明な描写が可能。
加えて、人物・動物・乗り物などを自動で識別・追尾するAFは優秀で、広範囲をカバーします。
重量もフルサイズながら約461gであり、カメラに慣れていない方はもちろん、旅先での撮影、小型ジンバルと組み合わせた撮影にも最適です。
一方で、ボディ内手ブレ補正は非搭載で、手持ち撮影ではブレの影響を受けやすい点は要注意。
エントリー向けのダイヤルや操作系も初心者に優しいものの、上位機種へ移行する際には慣れ直す必要があります。ステップアップ時には戸惑うかもしれません。
また、バッテリー容量が比較的少ないため、撮影枚数や動画の連続時間が限られるので予備バッテリーと併用しましょう。
α7C II ILCE-7CM2
| SONY α7C II ILCE-7CM2 | |
|---|---|
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| メリット | デメリット |
| ・細部までこだわった表現が可能な約3300万画素 ・多彩な被写体AI認識と追尾力 ・約514gの軽量ボディながら、バッテリー持ちも優秀 | ・ファインダーのドット数が少なく見づらい ・高速連写時の枚数とバッファが少なめ ・同クラスの機種と比べると高価 |
コンパクトなボディに最新世代の機能を凝縮したフルサイズミラーレス一眼カメラです。
競合のなかでは頭一つ飛びぬけた3300万画素の高解像度センサーにより、風景や商品撮影など細部にこだわりたいシーンでも精細な画づくりが行なえます。
また、AIを活用した被写体認識AFは人物・動物・鳥・昆虫・車・飛行機など多彩な対象をカバーし、高い精度と安定した追尾性能を誇ります。
約514g、124×71.1×63.4mmのサイズ感で携帯性を高めながらも、バッテリー持ちも優秀なので長時間の録画や旅行での使用も安心。
さらに小型ボディには5軸のボディ内手ブレ補正を搭載。動画・静止画問わず手持ち撮影でもブレの少ない作品に仕上げます。
中級者~上級者にもおすすめのモデルですが、EVFの視認性が優れない点と、連写時のバッファ容量がライバル機より制限されている点は注意しましょう。
野鳥のような動体を連続撮影する場合は、途中で撮影ができなくなる可能性があります。
ライバルモデルのなかでは高価な価格帯ではあるものの、動画と静止画どちらも撮影したい方のニーズに応える高性能な1台です。
LUMIX DC-S5M2
| Panasonic LUMIX DC-S5M2 | |
|---|---|
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| メリット | デメリット |
| ・約368万ドットのファインダーと可動域の広いモニター ・熱停止しにくく、ライブ配信や長時間撮影にも安心 ・Lマウント共通規格で、選択肢が広く安価なレンズが多い | ・AF追従が他社モデルより反応が緩やか 約740gと同クラス機では重量級 |
ハイエンドの動画機能を比較的安価で提供する、フルサイズミラーレス一眼カメラです。
競合モデルのなかでは唯一6K記録(16:9比率)に対応し、広いダイナミックレンジで記録できるV-Log撮影が標準で搭載されました。
編集耐性高く、MV制作などプロの現場でも使用されています。
録画時間の制限がなく熱停止のリスクも低いため、ライブ配信やインタビューなどの長時間録画シーンで重宝するでしょう。
また、Dual I.S.2による強力なボディ+レンズ協調手ブレ補正により、動画・スチル問わず手持ち安定した手持ち撮影が可能。
連続撮影では200コマ程度とバッファ容量が大きいので、高速連写の途中で撮影が止まる心配がありません。
そしてLマウントはLeica・SIGMAと共通規格で、比較的安価なレンズが多いのも魅力の1つです。
できるだけコストを抑えて動画撮影をはじめたい方におすすめします。
デメリットは、動画時には滑らかに動作するものの、AF動体追従性能はややライバルモデルに劣る点です。
動画と静止画をバランスよくこなすモデルよりは、映像撮影に特化したモデルといえるでしょう。
機材選びで迷ったらGOOPASSでお試ししよう
「どの機材も魅力的で選べない」という方におすすめなのが、レンタルサービスの活用です。
スペックやレビューだけではわからない機材との相性を、実際に使ってみれば確認できます。
GOOPASSならZ5IIも競合機も気軽に試せる
GOOPASSなら、Z5IIだけでなく競合機のEOS R8・α7C II・LUMIX DC-S5M2もすべてお試し可能。
最短1泊2日から利用可能な「ワンタイムプラン」と、月単位のレンタルができる「サブスクプラン」を用意しています。
特におすすめなのが、1ヶ月から長期でレンタルできるサブスクプラン。
サブスクプランなら、契約期間内に機材の入れ替え回数に制限はありません※。
気になるモデルを1週間ごとに入れ替えて比較すれば、1機材ずつワンタイムプランでレンタルするよりも断然お得。

カメラを購入するまえにレンタルするメリット
レンタルを利用するメリットは、複数の機材を比較してから購入できることだけではありません。
使用頻度や用途にあわせて選べる

使用頻度や用途にあわせて選べるのもレンタルのメリットです。
新しいカメラが欲しい方の中には、使用頻度は高くない方や、撮影シーンに合わせて別のカメラを使っている方もいるかもしれません。
たとえば旅行や子供の運動会などのイベントだけカメラを使っている場合であったり、短期的なプロジェクトで映像を作ることになりカメラが必要になったりする場合。
そのような方は、必要なときだけ使えるレンタルでコストを抑えた機材運用が可能です。
スペック表ではわからない使用感を実感できる

カメラ機材は、スペック表やレビューだけではわからない点がいくつかあります。
実際に手にしたときの重さやグリップ感、ボタンやダイヤル類の操作性、ファインダーの見え方、AFの速さや追従性など。
主観的な判断による面が大きい操作性や機能性に関しては、他人の評価と自分の評価が一致するとは限りません。
そのため、実際に使用してみて自分との相性がよいか確認してから購入する方が安心です。
一定期間使ったうえで、本当に気に入ったカメラを購入できる点はレンタルならではの魅力でしょう。




まとめ
NikonのフルサイズZ5IIを、競合モデルのEOS R8・α7CⅡ・LUMIX DC-S5M2と比較しました。
センサーとプロセッサーが一新し、AF・連写・動画性能などが万遍なく向上したZ5II。
ダブルスロット仕様や強力な手ブレ補正など、ライバル機に差をつける点が多く、バランスの良さが際立ちます。
これから本格的にフルサイズで上達していきたいユーザー必見の1台です。
ぜひ当記事を参考にしながら、自分に合ったモデルを見つけてください。
















