OM SYSTEMの天体撮影専用モデル「OM-3 ASTRO」と、汎用ミラーレス一眼カメラの「OM-3」。
「通常モデルとASTROモデル、描写にどのような違いがあるのか」「ASTROモデルで通常撮影はできるのだろうか?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、OM-3 ASTROとOM-3の性能や特徴を比較しました。
本格的な天体撮影をしたいか、星空も含めた汎用性を重視するかで、おすすめのモデルが変わります。
本記事を参考にして、自分に合った1台を見つけてください。
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目次
OM-3 ASTROとOM-3のスペック一覧
| 製品名 | リンク | GOOPASS価格 | 販売価格※ | 発売日 | レンズマウント | センサーサイズ | 有効画素数 | 動画記録画素数 | ISO感度 | シャッタースピード | 連続撮影速度 | 液晶モニター可動方式 | 外形寸法 | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1.OM SYSTEM OM-3 ASTRO | ![]() | 295,020円 | 2026年2月27日 | マイクロフォーサーズマウント | 4/3型 | 約2037万画素 | C4K/4K 60p FHD 60p | 80相当~102400 | 1/32,000~60秒 | 連写約6コマ/秒 静音連写約20コマ/秒 | 2軸可動式 | 139.3×88.9×45.8mm | 約496g | |
| 2.OM SYSTEM OM-3 | ![]() | 187,926円 | 2025年3月1日 | マイクロフォーサーズマウント | 4/3型 | 約2037万画素 | C4K 60p | ISO80~25600 | 1/32,000~60秒 | 連写約6コマ/秒 静音連写約20コマ/秒 | 2軸可動式 | 139.3×88.9×45.8mm | 約496g |
OM-3 ASTRO・OM-3の特徴とおすすめポイント
OM SYSTEM OM-3 ASTRO

OM SYSTEM OM-3 ASTRO ボディ
Hα線対応で赤い星雲を鮮やかに写す天体専用モデル。
「OM-3 ASTRO」は、OM-3をベースに、センサー前方のIRカットフィルターを天体撮影用にチューニングした天体専用ミラーレスカメラです。
Hα線(波長656nm)の透過率を約100%に高めており、水素ガスが発する赤い星雲を色鮮やかに撮影できます。
おすすめする理由
- IRカットフィルターのチューニングによりHα線の透過率が約100%
- 星空AF・ナイトビューなど天体撮影に便利な機能を搭載
- カスタムモードC1〜C3に星空撮影向け設定をプリセット
- 手持ちハイレゾショットでスタッキング処理による約2段分のノイズ低減、高精細画像を生成
- ボディーマウントフィルター(光害カット・ソフト)装着可能
詳細説明
OM-3 ASTROは2026年2月27日に発売されました。
4/3型裏面照射積層型Live MOSセンサー(約2,037万画素)とTruePic X画像処理エンジンをOM-3と共通で搭載しています。
違いは、IRカットフィルターの光学特性を天体撮影用に最適化した点。
Hα線に加えSⅡ線(672nm)までほぼ100%透過するため、オリオン大星雲や馬頭星雲、バーナードループといった赤い星雲の美しい形と色を鮮やかに捉えられます。
星空AFで星にピントを合わせやすく、ナイトビューで暗い星空でもフレーミングしやすいようチューニングされた点も特徴です。
カスタムモードC1(天体スタッキング)・C2(星景スタッキング)・C3(手持ち星景)には、星空撮影向けのホワイトバランスやカラープロファイルがプリセット。
手持ちハイレゾショットでは、12枚の露光を合成してスタッキング処理を行い、約2段分のノイズ低減効果が得られます。
赤道儀を使用するときには日周運動による星のズレも補正され、高精細な天体写真が撮影可能です。
尚、Hα線の透過率を高めているため、一般的な被写体撮影はマゼンタ色が強く出てしまいます。
カラーバランスやRAW現像での色味調整が必要になるのでおすすめできません。
おすすめの人
- 星空・星景・天体写真を本格的に楽しみたい人
- Hα線を発する赤い星雲を鮮やかに写したい人
- 手持ちハイレゾやライブコンポジットで星景写真を撮りたい人
- 近赤外モノクロ写真にも興味がある人
| 製品名 | OM SYSTEM OM-3 Astro |
|---|---|
| 発売日 | 2026年2月 |
| レンズマウント | マイクロフォーサーズマウント |
| センサーサイズ | 17.4×13.0mm 4/3型 裏面照射積層型 Live MOS(Hα線透過率約100%・天体撮影用IRカットフィルター) |
| 有効画素数 | 約2037万画素 |
| 動画記録画素数 | C4K/4K(4096×2160/3840×2160)60p、FHD(1920×1080)60p、OM-Log400、HLG、S&Q 240fps |
| ISO感度 | LOW(約80相当)~102400 |
| シャッタースピード | フォーカルプレーン1/8,000~60秒、電子1/32,000~60秒、バルブ、ライブタイム、ライブコンポジット |
| 連続撮影速度 | 連写約6コマ/秒、静音連写約20コマ/秒、静音連写SH1約120コマ/秒、静音連写SH2約50コマ/秒、プロキャプチャー対応 |
| 液晶モニター | 3.0型 約162万ドット 2軸可動式 タッチパネル(静電容量方式) |
| 外形寸法 | 約139.3×88.9×45.8mm |
| 重量 | 約496g(バッテリー・メモリーカード含む)/約413g(本体のみ) |
| ボディ内手ブレ補正機能 | 撮像センサーシフト式5軸(中央6.5段・シンクロ時7.5段 CIPA2024、レンズ連動時) |
OM SYSTEM OM-3

OM SYSTEM OM-3 ボディ
レトロなデザインに、上位機の性能と中級機の軽快さを凝縮。
OM SYSTEM OM-3は、クラシックな外観に最新の撮影性能を凝縮したマイクロフォーサーズミラーレス一眼カメラ。
上位機種「OM-1」と同等の積層型センサーやAI被写体認識AFを搭載しながら、驚くほど軽量・コンパクトな設計が魅力です。
登山や街歩き、スナップなど“どこでも撮れる機動力”を求める人にぴったりの1台です。
おすすめする理由
- クラシックでおしゃれなデザイン
- フィルムカメラを彷彿とさせる幅広い年齢層に受け入れられるデザイン
- 裏面照射型センサー搭載で四隅まで高画質撮影が可能
- 写真・動画問わず中心から四隅までノイズを少なく撮影できる
- 色表現の設定が豊富で自分好みの色味を作れる
- フィルムライクな表現も、鮮やかなポップカラーも◎
製品詳細
OM-3は、OM SYSTEM(OLYMPUS)から2025年3月1日に発売されたマイクロフォーサーズセンサー搭載のミラーレス一眼カメラです。
フィルムカメラを彷彿とさせるデザインで、PENシリーズに似たコンパクトさを持ち合わせています。
ボディ重量は496gと軽量。小型の単焦点レンズと組み合わせると総重量1kg以下で抑えることもできます。
本機は、上位機種・OM-1 Mark Ⅱと中級機のOM-5からいいとこ取りしたようなカメラで、写真・動画ともに性能の高さが光ります。
たとえば、動画は4K60Pまで撮影可能。2037万画素かつ20.37メガピクセルの裏面照射型センサーを搭載しており、四隅まで高画質で撮影できます。
また、手ブレ補正は最大6.5段分、さらに防塵防滴性能はIP53。自然の中でも安心して撮影を楽しめます。
OM-3のもう一つの魅力は、自由度の高い色設定。
彩度やコントラストなどを細かく調整できる「カラー/モノクロプロファイルコントロール」や充実したプリセットで、初心者でも簡単に自分好みのトーンに仕上げられます。
さらに、クリエイティブダイヤルを使えば、カラー・モノクロ設定やプリセットの切り替えもワンタッチ。
OM-3は、コンパクトなカメラを日常的に持ち歩きたい人、高画質かつ自分好みの絵作りがしたい人におすすめです。
こんな人におすすめ
- レトロかつおしゃれなカメラを探している人
- 軽くて丈夫なカメラをアウトドアに持ち出したい人
- 色表現を自分好みにカスタマイズしたい人
OM-3は、高性能と軽量性を両立した「持ち歩きたくなる本格カメラ」。どこでも本気の1枚を撮りたい方に◎
| 製品名 | OM SYSTEM(OLYMPUS)OM-3 |
|---|---|
| 発売日 | 2025年3月1日 |
| レンズマウント | マイクロフォーサーズマウント |
| センサーサイズ | 4/3型 Live MOSセンサー |
| 有効画素数 | 約2037万画素 |
| 動画記録画素数 | C4K(4096×2160)60p |
| ISO感度 | ISO80~25600 |
| シャッタースピード | 1/8000〜60秒 |
| 連続撮影速度 | 連写約6コマ/秒 |
| 液晶モニター稼働方式 | 2軸可動式 |
| 外形寸法 | 139.3×88.9×45.8mm |
| 重量 | 約496g(バッテリーおよびメモリーカードを含む) |
| ボディ内手ブレ補正機能 | 5軸補正、最大6.5段の補正効果 |
主な違いのまとめ:どちらを選ぶべき?

IRカットフィルターとHα線の写り
OM-3 ASTROは、IRカットフィルターを天体撮影用にチューニングし、Hα線の透過率を約100%に高めています。
そのため、オリオン大星雲や馬頭星雲、バーナードループといった赤い星雲が、OM-3よりもはるかに鮮やかに写る点が大きな違いです。
OM-3は通常のIRカットなので、天体撮影でも使えますが、Hα線の写りはASTROモデルほどではありません。
天体専用機能の有無
OM-3 ASTROには、星空AF・ナイトビュー・フォーカスリングロックなど星空撮影向けの操作系がチューニングされ、カスタムモードC1〜C3に天体用設定がプリセットされています。
カスタムモードでは、C1が手持ちハイレゾショットを活用した天体スタッキング撮影、C2が手軽な星景スタッキング撮影、C3が手持ち星景撮影用に最適化。
AFモードを星空AFに、ナイトビューをOnにするなど、初回から星空撮影しやすい初期設定になっています。
さらに、カラープロファイルコントロールのCOLOR1には天体撮影向け(赤系の色味を強調し、Hα線を発する星雲が映える設定)、COLOR2には星景撮影向け(星景写真をより印象的に仕上げる設定)がプリセット。
ホワイトバランスやトーンカーブも天体写真に適した値に調整されているため、カメラ内生成JPEGでも自然な仕上がりが得られます。
光害カットやソフトフィルターなど、ボディーマウントフィルター(別売)の装着がOM-3 ASTROでは可能な点も違いです。
OM-3も星空AFは搭載していますが、初期設定や操作系は汎用撮影向けに設計されています。
汎用撮影への適性
OM-3は、日常・風景・スナップ・動画などあらゆるシーンに適した汎用機です。
一方OM-3 ASTROはHα線透過のため赤味が強く、天体以外の一般的な被写体の撮影はメーカーよりおすすめされていません。
ただし、赤外線領域を利用した近赤外モノクロ撮影のような、独特な撮影を楽しめます。
基本的には通常撮影と併用せず、天体撮影用モデルとして割り切ったほうがよいでしょう。
価格の違い
参考価格は、OM-3がオープン価格(約26万円台)。市場では18~20万円台で推移しています。
OM-3 ASTROの販売価格は、税込327,800円です(オープン価格)。
両機ともマイクロフォーサーズ規格のため、同じM.ZUIKO DIGITALレンズが使えます。レンズの互換性についてはマイクロフォーサーズのレンズは共通?で詳しく解説しています。
利用シーン別おすすめ

天体撮影・星景写真に本格的に取り組みたい人 → OM-3 ASTRO
星空や星雲、星景写真をメインに楽しみたい方にはOM-3 ASTROが向いています。
Hα線透過と天体専用カスタムモードにより、赤い星雲を鮮やかに写し、手持ちハイレゾやライブコンポジットでも高い品質が得られる点が魅力です。
日常〜風景中心で、星空はたまに撮りたい人 → OM-3
日常のスナップや風景をメインに、星空は補助的に撮りたい方にはOM-3がおすすめ。
汎用性が高く、クリエイティブダイヤルやライブGND・ライブNDで表現の幅も広がるでしょう。
まだ迷っている人 → まずはレンタルで試してみる
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|---|---|---|
![]() | 2,970円 | RANK0のみ |
![]() | 8,380円 | RANK0〜1 |
![]() | 12,980円 | RANK0〜2 |
![]() | 17,480円 | RANK0〜3 |
![]() | 22,800円 | RANK0〜4 |
![]() | 28,980円 | RANK0〜5 |
![]() | 35,490円 | RANK0〜6 |
![]() | 42,800円 | RANK0〜7 |
![]() | 52,800円 | RANK0〜8 |
![]() | 84,800円 | RANK0〜9 |
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まとめ

OM-3 ASTROとOM-3は、同じセンサー・同じ画像処理エンジンを共有しながら、IRカットフィルターと操作系で役割が分かれています。
- 天体撮影・星景写真を本格的に楽しみたい → OM-3 ASTRO(Hα透過・天体専用機能)
- 日常・風景・スナップ中心で汎用性を重視 → OM-3(カラー・モノクロ・星空まで1台で)
GOOPASS MAGAZINEでも紹介しているレンタルサービスを活用しながら、自分の撮影スタイルに合った1台を見つけてください。
FAQ(よくある質問)

OM-3とはどんなカメラですか?
A. OM-3は、OM SYSTEMの4/3型マイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼カメラです。
2025年6月発売で、フラッグシップOM-1 Mark IIと同等の積層型センサー・TruePic Xを搭載しながら、約496gの小型軽量ボディが特徴。
クリエイティブダイヤル(カラー/モノクロ/アート/カラークリエーター)、ライブGND・ライブND、星空AF、ハイレゾショットなど、日常〜風景〜星空まで幅広く使える汎用機です。
OM-3とOM-3 ASTROの違いは?
A. 主な違いは、IRカットフィルターと天体専用機能にあります。
OM-3 ASTROはHα線の透過率を約100%に高めたIRカットフィルターを搭載し、赤い星雲を鮮やかに写す点が特徴です。
星空AF・ナイトビュー・天体用カスタムモードC1〜C3、ボディーマウントフィルター装着など、天体撮影向けの機能が強化されている点も押さえておきましょう。
OM-3は汎用IRカットで、日常・風景・スナップに適しています。
前モデル・E-M1 Mark III ASTROとの違いはなんですか?
A. OM-3 ASTROは、E-M1 Mark III ASTROの後継機種です。
主な違いは、センサーと画像処理エンジン。
OM-3 ASTROは裏面照射積層型Live MOSセンサーとTruePic Xを搭載し、前モデルより低照度でのノイズ低減性能が向上し、消費電力も抑えられています。
1充電あたりの撮影可能枚数が増えている点も押さえておきましょう。
Hα線透過のIRカットフィルターやハイレゾショット、星空AFなどの天体向け機能は両機に共通です。
加えてOM-3 ASTROは、約496gの小型軽量ボディやカスタムモードC1〜C3の天体プリセット、COLOR1/COLOR2のカラープロファイルなど、操作性と仕上げの利便性が強化されています。




















