「綺麗な花や植物に感動して、思わずシャッターを切ったのに、後で見返すとなんだか図鑑写真みたい……」など、思い描いたイメージ通りに花や植物が撮影できなくて悩んでいる方は多いはず。
花や植物は静物なのでフレーミングしやすいものの、漫然と撮ると記録写真になりがちです。
しかし、ちょっとした工夫で一気に味のある作品にレベルアップするので、初心者から上級者まで写真上達にもってこいの被写体といえるでしょう。この記事では、花や植物を美しく芸術的に表現するコツやカメラの設定をご紹介します。
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目次
花や植物の撮影にオススメの機材
SONY 手ブレ補正対応ミラーレス&ツァイスの描写が楽しめる標準ズームセット α6500 + Vario-Tessar T* E 16-70mm F4

SONYのAPS-C一眼カメラ・α6500 ILCE-6500と、Carl Zeissのレンズ・Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Zを組み合わせたSONY 手ブレ補正対応ミラーレス&ツァイスの描写が楽しめる標準ズームセット α6500 + Vario-Tessar T* E 16-70mm F4。
ハイアマチュアモデルとして発売されたα6500は、マグネシウム合金を採用した堅牢性、3か所にカスタムボタンを配置する機動性を有しながら、410gのコンパクトなボディを実現。
軽量なボディにはソニーの妥協なき技術が集約され、5段の光学式手ぶれ補正や、毎秒最高約11コマの連写機能、精度の高いオートフォーカスなど、高級モデルに劣らない機能が搭載されています。
手ぶれ補正機構は、望遠域で起こりやすい角度ぶれに加え、近接撮影で生じがちなシフトぶれ、動画撮影時に目立つ回転ぶれなど多方面のぶれに対応。強力な手ぶれ補正が、三脚の使えない条件下でも手持ち撮影をアシストします。基本に忠実でユーザーに寄り添った本機では、初心者から中級者まで、本格的な撮影を気軽に楽しむことができるでしょう。
レンズには、ソニーとカールツァイスが共同開発したツァイスレンズのVario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Zをセレクト。こだわり抜いた光学性能が、階調や発色、立体感など、あらゆる要素で被写体のディティールを再現します。
4枚の非球面レンズ、EDガラスを含む12群16枚の贅沢なレンズが結ぶ繊細な像は、長い歴史を持つカールツァイスならでは。また、T*(ティースター) コーティングによりフレアやゴーストを抑えた、抜けのある質感も特徴。ズーム域は16mm~70mm、35mm判換算にすると24mmから105mm相当の画角です。
風景からスナップ、テレ端ではボケも作り出し、引いてよし・寄ってよしのオールマイティレンズで、花や植物のさまざまな姿を切り取れるでしょう。
コンパクトな本レンズをα6500と組み合わせ、より軽快な撮影を楽しんでみてください。
【α6500 ILCE-6500】と【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z】を2つ同時に新品で購入する場合、107,902円+73,978円=181,880円(税込)(2021/4/24現在 カカクコム調べ)となっているようです。

SONY 手ブレ補正対応ミラーレス&ツァイスの描写が楽しめる標準ズームセット α6500 + Vario-Tessar T* E 16-70mm F4
カメラの紹介:α6500 ILCE-6500

| 製品名 | α6500 ILCE-6500 |
|---|---|
| センサーサイズ | APS-C |
| 画素数/動画サイズ | 2420万画素/4K |
| AF測距点 | 最大425点 |
| ファインダー視野率/倍率 | 100%/1.07倍 |
| 常用感度 | 標準:ISO100~25600 |
| シャッター速度 | 1/4000~30秒 |
| 本体の重さ | 410g |
| その他機能 | 防塵・防滴、5軸手ぶれ補正、Wi-Fi、Bluetooth 4.1、NFC |
■購入する場合は、107,902円(税込)(2021/4/24現在 カカクコム調べ)となっているようです。

α6500 ILCE-6500 ボディ
レンズの紹介:Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z

| 製品名 | Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z |
|---|---|
| 対応マウント | α Eマウント系 |
| 焦点距離 | 16~70mm |
| F値 | F4 |
| 最短撮影距離 | 0.35m |
| レンズ構成 | 12群16枚 |
| 絞り羽根枚数 | 7枚 |
| 質量 | 308g |
■購入する場合は、73,978円(税込)(2021/4/24現在 カカクコム調べ)となっているようです。

Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z
Canon 軽快フルサイズ&高倍率ズームセット EOS R + RF24-240mm

キヤノン初のフルサイズミラーレスEOS R と、高倍率ズームレンズRF24-240mm F4-6.3 IS USM組み合わせたCanon 軽快フルサイズ&高倍率ズームセット EOS R + RF24-240mm。
一眼レフの最前線を担い続けてきたキヤノンの技術力を、初めてフルサイズのミラーレスに投影したモデルが、EOS Rです。
プロ仕様のEOS 5D MarkⅣと同クラスのセンサーを搭載し、高画質にこだわったのが本機。質感まで描写する緻密性は、花や植物撮影でも遺憾なく発揮されるでしょう。
また、花や植物撮影で多用されるローアングルが撮りやすい、バリアングル液晶が採用された点も高ポイント。加えてフルサイズ機でありながら携帯性も優れているため、一眼カメラに慣れていない方でも、持ち運びに負担を感じず撮影できます。
レンズのRF24-240mm F4-6.3 IS USMは、焦点距離24mmから240mmの、幅広いシチュエーションをカバーする10倍の高倍率ズームレンズです。広大な花畑の切り取りから、マクロレンズのようなクローズアップ撮影まで、何でもござれの1本。
ボケや明るさ、描写性は高級レンズのLレンズに及ばないものの、使い勝手の良さは抜群。レンズ交換が難しい観光地や、荷物を減らして身軽に動きたい旅行で活躍します。
絞り値がF4~F6.3とやや暗いものの、ボケを作ることは十分に可能です。最大5段の手ぶれ補正も備わり、手持ち撮影や低光量の場所でも撮影の幅を狭めません。機動力のある本機と描写力の高いEOS Rとを合わせることで、初心者でもイメージ通りの表現ができるでしょう。
【EOS R】と【RF24-240mm F4-6.3 IS USM】を2つ同時に新品で購入する場合、181,000円+118,800円=299,800円(税込)(2021/4/24現在 カカクコム調べ)となっているようです。
カメラの紹介:EOS R

| 製品名 | EOS R |
|---|---|
| センサーサイズ | フルサイズ |
| 画素数/動画サイズ | 3030万画素 |
| AF測距点 | 最大5655点 |
| ファインダー視野率/倍率 | 100%/0.76倍 |
| 常用感度 | 標準:ISO100~40000 |
| シャッター速度 | 1/8000~30秒 |
| 本体の重さ | 580g |
| その他機能 | 防塵・防滴、Wi-Fi、Bluetooth 4.1 |
■購入する場合は、181,000円(税込)(2021/4/24現在 カカクコム調べ)となっているようです。
レンズの紹介:RF24-240mm F4-6.3 IS USM

| 製品名 | RF24-240mm F4-6.3 IS USM |
|---|---|
| 対応マウント | キヤノンRFマウント系 |
| 焦点距離 | 24~240mm |
| F値 | F4-6.3 |
| 最短撮影距離 | 0.5m |
| レンズ構成 | 15群21枚 |
| 絞り羽根枚数 | 7枚 |
| 質量 | 750g |
■購入する場合は、118,800円(税込)(2021/4/24現在 カカクコム調べ)となっているようです。
花や植物を美しく撮影するコツ
逆光・半逆光で立体感を出す

花や植物撮影でイメージを大きく左右するのが、光の向き。被写体の正面から光が当たる順光では、色鮮やかでくっきりとした写真になる一方で、どこか平凡になりがちです。
幻想的な画作りを目指すのであれば、被写体の後ろから光が当たる逆光や半逆光のシチュエーションで陰影を作り、立体感を出してみましょう。
逆光や半逆光は、薄い花びらや葉と相性が良く、光を透過させて透明感のある写真に仕上がります。順光での写真と比べると彩度は控えめですが、ドラマチックで優しげな雰囲気が魅力です。
背景に玉ボケを入れる

レンズ交換式のカメラを持った人が1度は憧れる玉ボケ。
キラキラとした背景が、きらびやかでおしゃれな印象を与えます。花や植物撮影で玉ボケを作るには、晴れた日の撮影がオススメ。木漏れ日や水面、葉を照らす太陽光を背景に利用するとよいでしょう。
F値が低いほど大きな玉ボケが作りやすく、絞るほど小さく・細かなボケが作りやすくなります。また、近年のレンズは円形絞りが主流ですが、古いレンズでは角形絞りが採用されているものも珍しくありません。角形絞りでは玉ボケが作れないため、レンズを選ぶ際は絞りの形にも注目してみましょう。
前後にボケを作る

絞りを開けてボケを作るだけで、一気に脱・初心者な、味わいのある写真が撮れます。中でも花や植物撮影で取り入れて欲しいのが、前ボケ。
レンズに一番近い物体をアウトフォーカスして、奥にピントを合わせる撮影技法です。背景だけでなく被写体の前面にボケを入れることで、奥行き感や空気感を作り出し、幻想的な世界観を演出できます。
低い絞り値で、最短撮影距離まで被写体に寄るのがポイント。前ボケした花や植物はポートレートとの相性も抜群なので、人物撮影を行なう場合もぜひ一度チャレンジしてみてください。
アングルを意識する

花のイメージは、撮影アングルによっても変化します。
ふんわり可愛らしく撮りたいのであれば、上から花を見下ろす構図ではなく、花と同じ高さの水平アングルがオススメ。また、ローアングルで撮影する“あおり構図”は、ダイナミックな印象を与えてくれます。
広角レンズとライブビュー撮影を駆使すると、より立体的で迫力のある画になるでしょう。
露出を変えて撮る

露出補正は、白っぽく写ってしまったり、黒っぽく陰ってしまったりした写真の明るさを調節する機能です。
とはいえ、花や植物撮影では露出が適正でなかったとしても、失敗写真だと落ち込む必要はありません。むしろオーバーやアンダーの極端な露出を利用すると、フォトジェニックな作品に仕上がるのです。
「ローキー」と呼ばれるマイナス補正の写真は、しっとりと落ち着いた雰囲気や深み・重みを伝えます。一方でプラス露出の「ハイキー」はボケと相性がよく、透明感のある温かい作品になるでしょう。思い切った露出変更をしてみると、驚きの発見があるかもしれません。
「仲間はずれ=異分子」に着目する

ひとつだけ色の違う色の花、背丈や向きの異なる植物など、「仲間外れ」を見つけたらシャッターチャンス。ピントを合わせるだけで、勝手に主役として画を作ってくれるといっても過言ではありません。周囲を適度にぼかしながら、主題を引き立てていきましょう。
朝日や夕日を利用する

花や植物をドラマチックに写してくれる時間帯があります。
それが日の出・日の入りの時間帯。いわゆるマジックアワーや薄明と呼ばれる時間帯で、周囲が薄暗いので花や植物自体はシルエットのように映ります。
グラデーションの空や茜色の世界を背景にした花や植物は、日中では見られない神秘的な雰囲気を醸し出すでしょう。
花や植物撮影の設定

絞り優先モード
花や植物撮影では、絞り値を任意調節できる絞り優先モードがオススメ。「野鳥」や「電車」などの動体と一緒に撮る場合、高速シャッターを切るためにシャッタースピード優先モードを使う場合がありますが、基本的には絞り優先モードで大抵のシチュエーションをカバーできます。
ISO感度
日中に花や植物を撮影する場合、ISO感度は100~250でOK。またはオートで、カメラに設定してもらっても構いません。ただし、朝・夕の撮影など十分な光量が得られない条件下では、ISO400~800程度に上げる必要も出てきます。適宜調節しましょう。
F値
花や植物撮影でもっとも重要な設定が、F値です。F値の設定によって同じ被写体でも写真の印象が大きく変わります。風景写真をはじめ、花や植物をパンフォーカスで狙うのなら、F8以上に絞るのが効果的。
反対に、ボケを生かした背景の情報が少ない写真やクローズアップ撮影では、F値は開放、もしくは1~2段絞る程度の値に設定します。明るくふんわりとしたドリーミーな写真を目指す方は、積極的に低いF値を利用してみましょう。
シャッタースピード
カメラやレンズの手ぶれ補正機構は年々進化を遂げていますが、それでも手ぶれを完全に防ぐことはできません。近接撮影はできるだけ三脚を利用して、手持ちの場合はぶれの生じやすいシャッタースピードは避ける必要があります。
手ぶれを抑えられるシャッタースピードの限界は、基本的に「1/焦点距離」秒。
また、花や植物は微風でも動きやすく、いわゆる被写体ぶれも起こしてしまう被写体です。マクロレンズや望遠レンズではぶれが顕著に出てしまい、シャッタースピードではカバーできない部分もあります。できるだけ風の穏やかな日を選び、撮影の際は風が止むタイミングを辛抱強く待ちましょう。
まとめ

花や植物を美しく撮るコツ、カメラの設定を紹介しました。
すぐに試せるテクニックなので、さっそく撮影で生かしてみたくなったのではないでしょうか。1つ1つのコツを着実にマスターし、被写体や状況に合わせて組み合わせてみてください。
また、一眼カメラ初心者の方は、花や植物撮影を行なううちにカメラの設定にも慣れてくるはず。今回の記事を参考にたくさんシャッターを切り、満足のいく1枚を追求しながら写真上達を目指しましょう!









