Nikon Zマウントで標準ズームを選ぶとき、どの24-70mmを買うべきでしょうか。
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S IIが登場したことで選択肢が広がり、初代f/2.8 Sや軽量な24-70mm f/4 S、さらに価格の手頃な28-75mm f/2.8まで含めると、性能・価格・用途のバランスが見えにくくなっています。
本記事では、この4本の特徴と違いをわかりやすく比較しながら、「どんな撮り方をする人がどれを選ぶと後悔しないか」を用途別に整理しました。
動画撮影・イベント撮影・旅行スナップ・コスパ優先など、目的に合わせて最適な一本を選べるように構成しています。
購入前に試しやすいよう、GOOPASSでのレンタルプランも紹介。
Zマウントユーザーにとっての標準ズーム問題をすっきり整理したいときに、参考にできる内容です。
購入する前にレンタルで試すこともできます。
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目次
NIKKOR Z 24-70mm 比較表
| 製品名 | リンク | GOOPASSレンタル価格・購入価格 | 価格.com販売価格※ | 発売日 | マウント | 対応センサーサイズ | 焦点距離 | 開放F値 | レンズ構成 | 最短撮影距離 | フィルター径 | 最大径×全長 | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II | ![]() | 325,000円 | 2025年9月26日 | ニコン Z マウント | フルサイズ | 24-70 mm | F2.8 | 10群14枚 | 24 mm〜28 mm時:0.24 m 35 mm時:0.27 m 50 mm時:0.30 m 70 mm時:0.33 m | 77 mm | 84×142mm | 約 675 g | |
| NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S | ![]() | 223,800円 | 2019年2月14日 | ニコン Z マウント | フルサイズ | 24-70 mm | F2.8 | 15群17枚 | 撮像面から 0.38 m(ズーム全域) | 82mm | 89×126 mm | 約 805 g | |
| NIKKOR Z 24-70mm f/4 S | ![]() | 117,940円 | 2018年8月23日 | ニコン Z マウント | フルサイズ | 24-70 mm | F4 | 14群11枚 | 0.30 m(ズーム全域) | 72mm | 77.5 × 88.5 mm | 約 500 g | |
| NIKKOR Z 28-75mm f/2.8 | ![]() | 108,540円 | 2021年12月14日 | ニコン Z マウント | フルサイズ | 28-75mm | F2.8 | 12群15枚 | 28mm時 0.19 m/35mm時 0.22 m/50mm時 0.30 m/75mm時 0.39 m | 67mm | 75 mm × 120.5 mm | 約 565 g |
NIKKOR Z 24-70mmレンズ紹介
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II

インナーズームで安定感が際立つ新世代の大三元。
インナーズームによる高い安定性と、約675gという軽さを両立した標準ズームレンズです。
ズーミングしても全長が変わらず、ジンバル撮影や長時間の収録でバランスが崩れにくい仕様になっています。
広角端0.24mの近接性能や逆光への耐性も強化され、写真と動画のどちらでも扱いやすい仕上がりです。
写真と動画の両方を撮影するユーザーにとって頼りになる一本といえます。
おすすめする理由
- インナーズームでバランスの変化が小さく安定感がある
- 約675gで旧型より軽量化され、携行性も確保
- 広角端0.24mの近接性能で寄りの撮影に対応
製品詳細
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S IIは、2025年9月26日にNikonより発売された標準ズームレンズです。
焦点距離は24〜70mmをカバーしており、24mmでは風景や会場の雰囲気を広く写し込み、35〜50mmでは自然な遠近感のスナップ撮影に最適。
70mm側ではポートレートやディテールの切り取りに適しているため、一本で幅広いシーンに対応できます。
全長が変化しない構造のため、ジンバルに搭載してもバランス調整の手間が少なく、動画用途でも安心して扱えます。
広角端では0.24mまで寄れるため、商品撮影やテーブルフォトにも活用可能。
日常の撮影やイベント収録など幅広い現場で実用性を発揮します。
こんな人におすすめ
- 長時間の現場で機材の軽量化を重視する人
- ジンバルを使用し安定した画作りを目指す人
- 料理や物撮りで寄りのカットを多く扱う人
写真も動画も両方の撮影ニーズにしっかり対応する、信頼性の高い標準ズームです。
| 製品名 | NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II |
|---|---|
| 発売日 | 2025年9月26日 |
| マウント | ニコン Z マウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 24-70 mm |
| 開放F値 | F2.8 |
| レンズ構成 | 10群14枚 |
| 最短撮影距離 | 24 mm〜28 mm時:0.24 m 35 mm時:0.27 m 50 mm時:0.30 m 70 mm時:0.33 m |
| フィルター径 | 77 mm |
| 最大径×全長 | 84×142mm |
| 重量 | 約 675 g |
スペックをもっと見る
| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 0.32倍 |
| 絞り羽根枚数 | 11枚 |
| 手ブレ補正機能 | – |
| 防塵・防滴 | 対応 |
| 付属品 | レンズフード、レンズフロントキャップ、レンズリアキャップ |
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

操作性と描写力を備えた大三元レンズ。
OLED情報パネルやL-Fnボタンなど操作性の良さを備えた標準ズームです。
約805gと重さはあるものの、防塵防滴構造や高いビルドクオリティにより現場で安心して使える堅牢性が魅力です。
ズーム全域で均質な解像力を保ち、ポートレートから風景、商品撮影まで幅広く対応します。
中古市場の流通量も多く、価格を抑えつつSラインの描写を求めるユーザーにとって、依然として有力な選択肢といえる一本です。
おすすめする理由
- OLEDパネルで絞りや距離を即時に確認できる
- L-Fnボタンとコントロールリングで操作性を拡張できる
- 近接から遠景まで高い解像力
製品詳細
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sは、2019年2月14日にNikonより発売された大口径標準ズームレンズです。
焦点距離は24〜70mmをカバーしており、風景や建築物、スナップ、ポートレートなど一本で幅広い撮影に対応可能。
防塵防滴構造が施され、現場撮影でも安心して扱える耐久性があります。
OLEDパネルやL-Fnボタンの搭載により、設定確認や操作の自由度が高く、撮影テンポを崩さずに設定変更できる点も便利です。
マルチフォーカス方式の採用によって、近接でも収差の少ないクリアな描写を実現しており、さまざまな撮影場所や被写体に対応できるマルチに活躍できるレンズです。
こんな人におすすめ
- Sラインの高解像ズームを価格を抑えて導入したい人
- L-Fnボタンを使って操作性を拡張したい人
- 耐久性の高いレンズを好むユーザー
操作性と描写力のバランスに優れた、長く付き合える大口径標準ズームです。
| 製品名 | NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S |
|---|---|
| 発売日 | 2019年2月14日 |
| マウント | ニコン Z マウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 24-70 mm |
| 開放F値 | F2.8 |
| レンズ構成 | 15群17枚 |
| 最短撮影距離 | 撮像面から 0.38 m(ズーム全域) |
| フィルター径 | 82mm |
| 最大径×全長 | 89×126 mm |
| 重量 | 約 805 g |
スペックをもっと見る
| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 約 0.22倍(70 mm時) |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 |
| 手ブレ補正機能 | 対応 |
| 防塵・防滴 | – |
| 付属品 | レンズキャップ(82 mm LC-82B)、裏ぶた(LF-N1)、レンズフード(HB-87)、レンズケース(CL-C2) |
NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

軽さと高解像を両立した小三元レンズ。
約500gという軽量さと沈胴式の携帯性を備えた標準ズームです。
一本で日常の撮影や旅行スナップなど幅広いシーンに対応でき、ズーム全域0.3mの最短撮影距離により料理や雑貨などの近接撮影にも強い扱いやすさがあります。
開放F値はf/4ですが、Zボディの高感度性能と組み合わせれば夜景や室内でも十分に対応可能です。
初めてのZシステムや軽快なスナップ用途で最初の一本として選ばれやすいレンズといえます。
おすすめする理由
- 約500gで長時間の持ち歩きが快適
- ズーム全域0.3mで寄れる実用的な近接性能
- 防塵防滴・フッ素コートで天候変化にも強い
製品詳細
NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sは、2018年8月23日にNikonより発売された軽量標準ズームです。
焦点距離24〜70mmは広角の風景から自然な遠近感のスナップ、70mm付近でのポートレートまで幅広い撮影に対応でき、日常的に使いやすいレンジをカバーしています。
旅行先の街歩きや屋内撮影、旅グルメの撮影など、一本で完結しやすい画角構成です。
沈胴式のため収納時は非常にコンパクトになり、荷物を最小限にしたい旅では特に扱いやすい仕様。
約500gと軽量ながらSラインらしい高解像を備えており、ズーム全域0.3mで寄れるため、テーブルフォトや小物の記録撮影にも適しています。
防塵防滴構造とフッ素コートの採用で、突然の雨やホコリが気になる場面でも安心感があり、安定したパフォーマンスを発揮します。
こんな人におすすめ
- 軽さを優先しながら画質も重視したいユーザー
- 旅行スナップで荷物を減らしたい人
- 小物や料理をズーム全域で寄って撮りたい人
軽快さと描写力を両立した、旅行でも日常でも頼れる一本です。
| 製品名 | NIKKOR Z 24-70mm f/4 S |
|---|---|
| 発売日 | 2018年8月23日 |
| マウント | ニコン Z マウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 24-70mm |
| 開放F値 | F4 |
| レンズ構成 | 14群11枚 |
| 最短撮影距離 | 0.30 m(ズーム全域) |
| フィルター径 | 72mm |
| 最大径×全長 | 77.5 × 88.5 mm |
| 重量 | 約 500 g |
スペックをもっと見る
| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 0.30倍 |
| 絞り羽根枚数 | 7枚 |
| 手ブレ補正機能 | – |
| 防塵・防滴 | 対応 |
| 付属品 | レンズフード(HB-85)、レンズキャップ(72 mm)、裏ぶた(LF-N1) |
NIKKOR Z 28-75mm f/2.8

軽さと明るさを両立した使いやすいF2.8ズーム。
約565gという軽さで扱いやすいF2.8通しの標準ズームです。
価格が手頃で導入しやすく、ワイド端0.19mまで寄れるため、テーブルフォトや物撮りでも柔軟に構図を組めます。
中央解像力が高く、スナップやポートレートを軽快に撮りたいユーザーに向いている一本です。
F2.8ならではの背景ボケを日常的に楽しめるため、「まずは明るいズームを試したい」というユーザーにとって有力な選択肢になります。
おすすめする理由
- 約565gで持ち出しやすい軽量設計
- ワイド端0.19mで寄れる高い近接性能
- 手頃な価格でF2.8通しを導入しやすい
製品詳細
NIKKOR Z 28-75mm f/2.8は、2021年12月14日にNikonより発売された軽量な大口径標準ズームレンズです。
焦点距離28〜75mmは、28mmで街並みや日常の広がりを収めつつ、35〜50mmでは自然なスナップ撮影に対応します。
75mm側では背景を大きくぼかしやすく、人物やディテールの切り取りにも適した画角構成です。
日常撮影から旅先の記録、ポートレートまで幅広い用途を一本でカバーできます。
約565gの軽さは持ち歩きやすく、F2.8通しの明るさを生かして室内や夕景でも無理なく撮影可能。
ワイド端0.19mまで寄れるため、料理や小物の撮影でも構図の自由度が高い点が魅力です。
軽快さとコストパフォーマンスを両立した一本といえます。
こんな人におすすめ
- F2.8通しを手軽に試したいエントリー〜中級ユーザー
- 背景をぼかしたポートレートを手頃に楽しみたい人
- テーブルフォトや物撮りで寄って撮ることが多い人
軽さと明るさをバランス良く備えた、日常使いに最適なF2.8ズームです。
| 製品名 | NIKKOR Z 28-75mm f/2.8 |
|---|---|
| 発売日 | 2021年12月14日 |
| マウント | ニコン Z マウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 28-75mm |
| 開放F値 | F2.8 |
| レンズ構成 | 12群15枚 |
| 最短撮影距離 | 焦点距離28mm時 0.19 m/35mm時 0.22 m/50mm時 0.30 m/75mm時 0.39 m |
| フィルター径 | 67mm |
| 最大径×全長 | 75 mm × 120.5 mm |
| 重量 | 約 565 g |
スペックをもっと見る
| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 0.34倍 |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 |
| 手ブレ補正機能 | – |
| 防塵・防滴 | 対応 |
| 付属品 | レンズキャップ(67 mm LC-67B)、リアキャップ(LF-N1)、レンズフード(HB-93A)、レンズケース(CL-C2) |
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GOOPASSは、登録者数25万人を超える日本最大級のカメラ撮影機材・ガジェットのレンタルサービスです。カメラ初心者からプロフェッショナルまで、用途や予算に合わせて「1泊2日〜のワンタイムプラン」と「月額定額制のサブスクプラン」を柔軟に選択できます。

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| GOOPASS | 他社1 | 他社2 | |
|---|---|---|---|
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| 主な取扱機材(例) | 特徴・利用シーン | |
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GOOPASSの2つの料金プラン


GOOPASSでは、ユーザーのスキルや利用期間に合わせて、コストパフォーマンスが高くなる2つのプランを用意しています。なお、サブスクプランを3・6・12ヶ月の長期更新で契約すると、さらに割引特典が適用され、お得がUPします。
① ワンタイムプラン(最短1泊2日〜)
旅行、結婚式、イベントなどで「必要な時だけピンポイントに使いたい」方に最適な短期レンタルプランです。
普段は手が出ない高額なプロ向けモデルや、Macなどのデバイスも、ワンタイムプランであれば初期費用を最小限に抑えて試せます。
- 行事や旅行で短期間だけカメラを使いたい初心者・中級者
- 購入前に、最新の高級カメラやレンズを実戦で試してみたい中級者・プロ
② サブスクプラン(月額定額制)
| ご契約プラン | 月額料金(税込) | 利用できる機材のRANK |
|---|---|---|
![]() | 2,970円 | RANK0のみ |
![]() | 8,380円 | RANK0〜1 |
![]() | 12,980円 | RANK0〜2 |
![]() | 17,480円 | RANK0〜3 |
![]() | 22,800円 | RANK0〜4 |
![]() | 28,980円 | RANK0〜5 |
![]() | 35,490円 | RANK0〜6 |
![]() | 42,800円 | RANK0〜7 |
![]() | 52,800円 | RANK0〜8 |
![]() | 84,800円 | RANK0〜9 |
![]() | 118,000円 | RANK0〜10 |
月額2,970円(税込・送料別)から利用できる月額定額制プランです。商品のRANKごとに契約プランが11あります。特徴は、契約期間内であれば「機材の入れ替え回数が無制限」である点。購入での失敗を防ぐことができます。
- ひとつの機材を返却期限を気にせずじっくり使い込みたい方
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※商品は中古整備品です
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用途別おすすめレンズ

旅・スナップで荷物を軽くしたいなら
| 製品名 | 最大径×全長 | 重量 |
|---|---|---|
| NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II | 84×142mm | 約 675 g |
| NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S | 89×126 mm | 約 805 g |
| NIKKOR Z 24-70mm f/4 S | 77.5 × 88.5 mm | 約 500 g |
| NIKKOR Z 28-75mm f/2.8 | 75 mm × 120.5 mm | 約 565 g |
旅先での撮影は歩く距離が長く、荷物の軽さが撮影体験に直結します。
携帯性を重視するなら NIKKOR Z 24-70mm f/4 S が最有力候補です。
約500gの軽量設計に加えて沈胴式鏡筒を採用しており、移動中はコンパクトに収納できます。
バッグのスペースを圧迫しにくく、街歩きから風景撮影まで幅広くこなせるのが魅力です。
ズーム全域で最短撮影距離0.3mを実現しているため、旅先のグルメや雑貨も自然な距離感で撮影できます。
防塵防滴・フッ素コートに対応しており、突然の雨や砂埃にも動じない点も安心材料です。
軽快さと高い描写性能を両立した一本で、スナップ中心の旅行でもストレスなく使えます。
コストを抑えて楽しむなら
F2.8通しの明るさを手頃な価格で体験したい場合は、NIKKOR Z 28-75mm f/2.8 が最適です。
4本の中で最も価格が手頃で、初めて大口径ズームを導入するユーザーでも無理のないバランスで持ち歩けます。(2025年11月現在)
ワイド端では最短撮影距離0.19mまで寄れるため、背景を大きくぼかしたテーブルフォトや小物撮影にも向いており、日常のシーンでもF2.8のメリットを実感できるのもポイント。
解像力も高く、スナップから軽いポートレートまで幅広い用途に対応。
Sラインほどの均質性は備えていませんが、価格と取り回しの良さを考えると非常に魅力的な一本です。
動画撮影に使用するなら
動画撮影で安定感を重視するなら、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II が最も扱いやすい選択です。
インナーズーム構造を採用しているため、ズーム操作で全長が変化せず、ジンバル搭載時でもバランスの崩れが最小限に抑えられます。
長時間の取材や移動を伴う撮影でも、運用負荷が少ない点が大きな強みです。
ズームで画角が変動するフォーカスブリージングも抑制されているため、フォーカス送りが多いシーンでも自然な画づくりが可能。
また、逆光下でのコントラスト低下が少なく、屋外のロケ撮影でも安心して使えます。
選び方のチェックポイント

重量とバランス
| 製品名 | 最大径×全長 | 重量 |
|---|---|---|
| NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II | 84×142mm | 約 675 g |
| NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S | 89×126 mm | 約 805 g |
| NIKKOR Z 24-70mm f/4 S | 77.5 × 88.5 mm | 約 500 g |
| NIKKOR Z 28-75mm f/2.8 | 75 mm × 120.5 mm | 約 565 g |
標準ズームを選ぶ際にまず確認したいのが、レンズ重量とボディとのバランスです。
長時間のイベント撮影や旅先での持ち歩きを想定する場合、システム全体の重量が快適さに大きく影響します。
今回比較する4本では、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S(約500g) と 28-75mm f/2.8(約565g) が軽量寄りの選択肢です。
機動力を重視するなら、500g前後のレンジが扱いやすく、ストラップ撮影でも肩や腕への負担を抑えられます。
24-70mm f/2.8 S(約805g) は重量級ですが、堅牢性と操作系を優先したいユーザーには安定感のある一本です。
「どれだけの時間持ち歩くか」「一日の撮影量がどれくらいか」を基準に、自分の体力に合う重量帯を選ぶと、快適性が大きく変わります。
ズーム機構と動画適性
| 製品名 | ズーム機構 | 手ブレ補正 |
|---|---|---|
| NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II | インナーズーム | なし |
| NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S | 繰り出し式 | なし |
| NIKKOR Z 24-70mm f/4 S | 繰り出し式 | なし |
| NIKKOR Z 28-75mm f/2.8 | 繰り出し式 | なし |
動画撮影を前提にレンズを選ぶ場合、ズーム機構による「全長変化の有無」が大きな判断基準になります。
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II はインナーズーム構造を採用しており、ズーム操作をしても外形寸法が変化しません。
パン・チルト・トラックショットでもバランスが崩れにくく、テイク中の調整も最小限で済みます。
フォーカスブリージングも抑制されているため、フォーカス送りが多い映像制作では特に扱いやすいレンズです。
一方、初代 24-70mm f/2.8 S、24-70mm f/4 S、28-75mm f/2.8 は繰り出し式ズームで、ズーミングに応じて全長が変化します。
ジンバル使用時には、あらかじめ使用する焦点距離を想定してのバランス調整が不可欠です。
近接撮影性能
| 製品名 | 最短撮影距離 | 最大撮影倍率 |
|---|---|---|
| NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II | 24 mm〜28 mm時:0.24 m 35 mm時:0.27 m 50 mm時:0.30 m 70 mm時:0.33 m | 0.32倍 |
| NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S | 撮像面から 0.38 m(ズーム全域) | 約 0.22倍(70 mm時) |
| NIKKOR Z 24-70mm f/4 S | 0.30 m(ズーム全域) | 0.30倍 |
| NIKKOR Z 28-75mm f/2.8 | 28mm時:0.19 m 35mm時:0.22 m 50mm時:0.30 m 75mm時:0.39 m | 0.34倍 |
テーブルフォトや商品撮影、旅先の雑貨などを撮る機会が多い場合は、最短撮影距離と最大撮影倍率がレンズ選びの決め手になります。
同じ標準ズームでも「どこまで寄れるか」は大きく異なり、撮影表現の幅にも影響します。
4本の中で最も寄れるのはNIKKOR Z 28-75mm f/2.8 で、ワイド端では 最短0.19m・最大撮影倍率0.34倍 を実現しています。
背景を大きくぼかしつつ、被写体に迫る迫力のある画づくりができ、料理撮影や小物のクローズアップで扱いやすい性能です。
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II も、広角端0.24m・望遠端0.33mとバランスが良く、初代24-70mm f/2.8 Sから大きく改善されています。
日常撮影から物撮りまで無理のない距離感で寄ることができ、写真・動画どちらでも扱いやすい設計です。
軽量なNIKKOR Z 24-70mm f/4 S はズーム全域で0.30mまで寄れるため、旅行先でのスナップやテーブルフォトで困る場面が少ない万能タイプです。
背景を整理しやすく、旅撮影との相性が良い一本といえます。
近接性能は、数値の差がそのまま撮影体験に直結するポイントです。
背景のボケ量や被写体との距離感を重視するなら、スペック表の 最短撮影距離 と最大撮影倍率を必ずチェックしましょう。
操作性とカスタマイズ性
撮影スタイルに合わせて操作性を最適化したい場合は、レンズ側のボタン配置や表示パネル、コントロールリングの仕様が選択のポイントです。
露出操作やオートフォーカスまわりの設定を頻繁に切り替えるユーザーほど、レンズ側のインターフェースが撮影効率に大きく影響します。
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S(初代) は、OLEDパネルとL-Fnボタンを搭載しており、絞り値・フォーカス距離・被写界深度をレンズ側で確認できます。
夜景撮影や静止画中心の撮影では、レンズを見るだけで数値が分かる操作性が強みです。
L-FnボタンにはAFロックや被写界深度プレビューなど好みの機能を割り当てられ、ボディ側と一体化した操作環境を構築できます。
一方、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II はクリック切り替え式のコントロールリングと新しいL-Fn採用で、動画・静止画どちらでも操作の自由度が高まっています。
静音操作が求められる動画撮影では、クリックレスのスムーズなリング操作が役に立ちます。
シンプルな操作性を求めるなら NIKKOR Z 24-70mm f/4 S や 28-75mm f/2.8 が扱いやすく、誤操作の心配が少ない点もメリットです。
設定をレンズ側で細かく調整するより、軽快に持ち歩いて撮りたいユーザーにはこちらの方が向いています。
「どれだけレンズ側で操作したいか」「表示やボタンの有無をどこまで重視するか」によって、選ぶべき一本は変わります。
撮影ジャンルや操作のクセに合わせて最適なインターフェースを選ぶことで、撮影のストレスが減り、快適性が大きく向上します。
よくある質問(FAQ)

Q1: S IIと初代の違いは?
A: 主な違いは 内部ズーム化・軽量化・近接性能の向上・オートフォーカス速度の改善 の4点です。
S IIはズーミング時に全長が変わらない内部ズーム構造を採用し、約675gと初代より約130g軽くなりました。
広角端0.24m/望遠端0.33mまで寄れるようになり、近接撮影も扱いやすくなっています。
さらに、オートフォーカス速度向上で、動画撮影や動体撮影でも安定した追従性能を発揮。
初代は外装ズームながらOLED情報パネルやL-Fnボタンを備え、操作面のカスタマイズ性が高い点が魅力です。
Q2: 旅行に1本だけ持ち出すなら?
A: もっとも扱いやすいのは NIKKOR Z 24-70mm f/4 S です。
約500gと軽量で、沈胴式鏡筒によりバッグへの収納がしやすく、長時間の街歩きでも負担が少ない点が魅力です。
ズーム全域で0.3mまで寄れるため、旅先の食事・雑貨・風景といった幅広い撮影に対応できます。
防塵防滴とフッ素コート採用で、突然の雨や砂埃にも対応できる安心感もポイントです。
旅行で「軽さ」「万能性」「取り回しの良さ」を求める場合、この1本が最もバランスの良い選択といえます。
Q3: コスパ重視でF2.8通しを試すなら?
A: もっとも導入しやすいのは NIKKOR Z 28-75mm f/2.8 です。
価格の負担が少なくF2.8通しの明るさを得られるうえ、約565gと軽量で扱いやすく、初めて大口径ズームを使う人でも無理なく楽しめます。
最短撮影距離0.19mの近接性能も魅力で、背景を大きくぼかしたテーブルフォトや物撮りにも活躍します。
「まずはF2.8の表現力を体験したい」「予算を抑えつつ明るいズームを使いたい」というユーザーに最適な選択肢です。
まとめ

標準ズーム4本は、それぞれに明確な方向性があり、どれを選ぶかで撮影体験が大きく変わります。
機能面を重視するなら NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II、操作性や堅牢性を求めるなら 初代24-70mm f/2.8 S、軽さと実用性のバランスを重視するなら 24-70mm f/4 S、コストを抑えてF2.8通しを楽しみたいなら 28-75mm f/2.8 が有力候補になります。
撮影ジャンル・持ち運びのスタイル・予算によって最適解は変わるため、まずは「自分の用途がどこにあるか」を軸に判断すると選びやすいでしょう。
重量・ズーム機構・近接性能は使用感に直結するポイントで、スペックの数字以上に体感差が出やすい部分です。
購入前に迷う場合は、GOOPASSで実際に使ってみるのが確実です。
同じ被写体や撮影環境で比較することで、手に馴染む1本がはっきり見えてきます。失敗のリスクを抑えながら、自分に最適なZマウント標準ズームを選びましょう。
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