背景を流すことで、静止画なのにスピード感や躍動感がある流し撮り撮影。

乗り物やスポーツ、ペット撮影など、動体であればあらゆる被写体で使える手法です。

やってみたいと思いつつも、「初心者には難しそう」「撮影したけれどブレてしまった」など、挑戦できなかったり、満足のいく写真が撮れていなかったりする方もいるかもしれません。

シャッターを切りながら機材を動かす流し撮り撮影は、一般的な撮影に比べて難易度はやや高め。しかしその分、成功すればインパクトのある写真に仕上がります。

そこで今回は、流し撮りのテクニックや失敗を防ぐ注意点、撮影する際のカメラ設定を解説します。併せて、流し撮り撮影におすすめのカメラも紹介します。

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紹介する機材のスペック一覧表

製品名リンクGOOPASSレンタル価格・購入価格価格.com販売価格※発売日レンズマウントセンサーサイズ有効画素数動画記録画素数ISO感度シャッタースピード連続撮影速度液晶モニター可動方式外形寸法重量
1.SONY α6600 ILCE-6600141,691円2019年11月1日ソニーEマウントAPS-C2420万画素4K(30p)ISO100〜320001/4000〜30秒Hi+時:最高約11コマ/秒180度チルト可動式120×66.9×69.3mm503g
2.SONY α7 III ILCE-7M3224,000円2018年3月23日ソニーEマウントフルサイズ2420万画素4K(30p)ISO100〜512001/8000〜30秒Hi+:最高約10コマ/秒チルト式126.9×95.6×73.7mm650g
3.Canon EOS R7181,611円2022年6月23日キヤノンRFマウントAPS-C3250万画素4K UHD Fine(29.97fps)ISO100〜32000電子シャッター時:1/16000、1/8000〜30秒
電子先幕・メカシャッター時:1/8000〜30秒
電子シャッター時:最高約30コマ/秒
電子先幕・メカシャッター時:最高約15コマ/秒
バリアングル式132×90.4×91.7mm612g
4.Nikon Z 5145,893円2020年8月28日ニコンZマウントフルサイズ2432万画素4K(30p)ISO100〜512001/8000〜30秒高速連続撮影:約4.5コマ/秒チルト式134×100.5×69.5mm675g
5.FUJIFILM X-T4218,790円2020年4月28日XマウントAPS-C2610万画素DCI4K(59.94p)ISO160〜12800電子シャッター使用時:1/32000〜30秒
メカニカルシャッター使用時:1/8000〜30秒
電子シャッター使用時:約30コマ/秒
メカニカルシャッター使用時:約15コマ/秒
バリアングル式134.6×92.8×63.8mm607g
6.OM SYSTEM(OLYMPUS) OM-5146,519円2022年11月18日マイクロフォーサーズマウントフォーサーズ(4/3型)2037万画素C4K(24p)
4K(30p)
ISO100〜25600電子制御フォーカルプレーンシャッター使用時:1/8000〜60秒
電子シャッター使用時:1/32000〜60秒
連写:約10コマ/秒
静音・プロキャプチャー:約30コマ/秒
バリアングル式125.3×85.2×49.7mm414g
7.Canon EOS 7D Mark II234,696円2014年10月30日キヤノンEFマウントAPS-C2020万画素フルHD(59.94p)ISO100〜160001/8000〜30秒高速連続撮影:最高約10コマ/秒148.6×112.4×78.2mm910g
※カカクコム調べ(税込)

流し撮りとは?

流し撮りとは、被写体の動きに合わせて機材を振りながら、スローシャッターで撮影する技法です。

大抵の場合、流し撮りはカメラを左右に動かすため、静止している風景は横にブレて流れて見えます。

一方で、追従された被写体は止まって描写され、静と動が混在した独特な写真になるのが特徴です。

流し撮りの効果

流し撮りを用いると、どのような効果が得られるのでしょうか? 一般的に、ブレとは動きを表すものです。

流し撮りも例外ではなく、被写体は止まっているのに背景はブレている……この差により、見た人は静止画でありながら一目で動体を撮影したものだとわかります。

写真に躍動感や動感が生まれ、元の動きがよりダイナミックになるのが流し撮りの大きな効果です。

また、背景を流すことで情報量が減り、被写体が浮き出て見えるのも流し撮り効果の1つ。

背景をぼかしたときに得られる効果と似ているといえば、イメージしやすいかもしれません。

流し撮りにおすすめの被写体

流し撮りにおすすめの被写体は、広く括ると動体です。中でもバイクや電車などの乗り物、動物や野鳥、自転車やモータースポーツシーンで多く用いられてきました。

被写体の動きに合わせてカメラを振るため、ある程度動きが予測できるか、誘導できる被写体の撮影がおすすめ。

ポイントは、直線的な動きです。奥行きが変化しても静止画ではわかりにくく、また、基本的に三脚は前後の水平移動がができません※。

そのため、横一直線に動く被写体がもっとも流し撮り撮影に適しているといえます。

※奥行き感が変わる被写体に対しては、シャッターを切りながらズームリングを変化させる「ズーム流し」と呼ばれる手法が有効です

流し撮り撮影の例

  • 乗り物:車、電車、飛行機、電車、バイク
  • 動物:動物・野鳥全般(ただし横に動いた場合)
  • スポーツ:モータースポーツ、自転車競技や乗馬、マラソンなどコースがあるもの全般

流し撮りのカメラの設定

それでは、実際に流し撮りをする際の具体的なカメラ設定を解説します。

撮影モードはマニュアルかシャッタースピード優先

流し撮り撮影は、シャッタースピードが重要です。カメラ設定はマニュアル(M)モードかシャッタースピード優先モード(Sモード、Tvモードなど)にして、シャッタースピードを任意で変えられるようにしましょう。

シャッタースピードは1/125あたりからはじめる

流し撮り撮影の肝であるシャッタースピード。動体撮影では速いシャッタースピードがセオリーですが、流し撮りではあえて低速シャッターを利用します。

シャッタースピードが速すぎると、全体的に静止した写真になってしまうためです。

被写体の速度や撮影者との距離、撮影環境、機材などによって最適なシャッタースピードは変化するので、正解はありません。

試行錯誤を重ねて、自分なりのよい塩梅を見つけていくのが流し撮り撮影です。

まずは1/125秒あたりから始めて、徐々にスピードを落としていくとよいでしょう。

レンズの焦点距離にもよりますが、1/30秒を超えてくると背景は大きく流れはじめます。同時に手ブレも発生しやすくなるので要注意。

手持ち撮影では、ブレを生じず流せる自分の限界を知っておくと1つの目安になります。

一脚・三脚の使用が利用できるシーンでは、一脚・三脚を使ってシャッター速度を延ばしましょう。

F値はF8~F13

F値はF8~13ほどに絞るのがおすすめです。

開放付近の場合、被写界深度が浅くなり、ピント合わせの難易度が高まります。ピンボケを防いで被写体を描写するために、F値は絞り気味にしましょう。

また、シャッタースピードを遅くすると、適正露出にしようと自動的に絞りが大きくなる場合があります(シャッタースピード優先時)。

晴天時の屋外撮影などは、絞りを極端に絞らないと明るくなり過ぎてしまうことも。

しかし、F値の上げ過ぎは回折現象と呼ばれる画質低下を引き起こします。F値が上がり過ぎてしまう場合は、NDフィルターを使用して解決しましょう(後述)。

ISOは屋内と屋外で使い分ける

ISOは常用でもっとも低い値で問題ありません。低照度の屋内撮影では露出不足になる可能性もあるので、露光量が足りないと感じたらISOを上げます。

自動でISO感度を設定してくれるオートもおすすめです。

高感度は画面がザラザラするノイズが発生するので、上限値を指定して、上がり過ぎないようにしておきましょう。

AFは動体モード

AF(オートフォーカス)は、被写体を追従するモードを選びます。メーカーによって名称は異なりますが、AIサーボやAF-Cなどです。
トラッキングモードや瞳AFなどは、最近のモデルでは素早く追従し、有効活用できます。被写体や条件によっては追従が追いつかない可能性もあるので、上手く作動しないときは適宜OFFにしてください。

ドライブモードは連続撮影

一般的な動体撮影と同じく、ドライブモードは連続撮影に設定します。

場合によってはNDフィルターも必要

流し撮りは通常よりも遅いシャッタースピードを用いるため、晴天時の屋外など、場合によっては過剰な露光になってしまいます。

「白飛びをしてしまう」「F値がF20など上がり過ぎてしまう」というときに効果的なのが、NDフィルターです。

ND(Neutral Density(ニュートラル・デンシティー)フィルターとは、レンズに入る光の量を減らすためのもの。

ND2から、数字が増えるごとに減光量が増えていきます。

NDフィルターを付けると、同じシャッター速度でもレンズに入る光の量が減るので、シャッタースピードを落としながら適正露出を得ることが可能です。

絞り過ぎずに適正露出を得たい、白飛びを抑えたい、という方はNDフィルターの使用も検討してみてください。

流し撮りのフォーム

流し撮りはブレにくいフォームが重要です。脚は肩幅に開き、脇を閉めて両手でしっかりとカメラを持ちましょう。

ライブビューよりも、カメラと体の位置が近いファインダー撮影の方が安定性があります。カメラを支えるのは、両手と額の3点。

余計な力が入ると肩が上がって負担がかかるので、脱力を意識しましょう。

どっしりと下半身に力を入れて立ち、手首を振るのではなく、腰から上半身を捻るようにしてカメラを動かします。

流し撮り成功のコツは、シャッターを押していない間もカメラを動かすこと。

シャッター前から被写体を追いかけて、シャッターを押し終わった後も体を使って振り抜きましょう。

流し撮り撮影の機材選び

流し撮り撮影は、基本的に機材を選びません。

しかし、AFが高速・高精度で、動体予測・検出モードがあるカメラの方が被写体を捉えやすく、成功確率は上がります。

また、望遠レンズの手ブレ補正に「流し撮りモード」を搭載したモデルが増えてきました。

手持ちでも被写体ブレを軽減してくれるので、積極的に利用してみましょう。

流し撮り撮影におすすめの機材

SONY(ソニー) α6600 ILCE-6600

5軸の手ブレ補正が手持ち撮影もサポート。

SONY(ソニー)が2019年に発売したミラーレス一眼「α6600 ILCE-6600 」。

約2420万画素のAPS-Cセンサーを搭載し、α6000番台シリーズの中では上級者向けモデルです。

α6000番台の上位機種には、フルサイズ機と同様の光学式手ブレ補正が搭載されており、本機も例外ではありません。

約5段分の補正力で、望遠レンズで顕著になる角度ブレや、長秒撮影の際に発生しがちな回転ブレを抑制。流し撮りの際でも、被写体はブレることなく精巧に切り取ります。

また、AFも高速・高精度で、高密度AF追従テクノロジーにより追従性能が優れている点もポイントです。

「リアルタイム瞳AF」が一部の動物にも対応しているので、愛犬が走っているシーンを流し撮りしたい方にもおすすめします。

製品名α6600 ILCE-6600 
マウントソニーEマウント
センサーサイズAPS-C
有効画素数2420万画素
連写性能Hi+時:最高約11コマ/秒
手ブレ補正機構5軸
幅×高さ×奥行き120×66.9×69.3mm
重量503g
その他Bluetooth4.1、Wi-Fi、チルト液晶、防塵防滴

■購入する場合は、141,691円(税込 ※2023/3/27現在 カカクコム調べ)となっているようです。

SONY(ソニー) α7 III ILCE-7M3

被写体もシーンも選ばないオールラウンダー。

2018年にSONYから発売された「α7 III ILCE-7M3」は、フルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼です。

発売から5年近くの年月が経っても、未だに売れ筋で※、初心者から上級者まで幅広いユーザーに愛されています。

裏面照射型の有効2420万画素センサー搭載し、高感度でもノイズが出にくい……。693点の位相差AFポイントが素早く被写体を認識し、連写速度は最高約10コマ/秒。

α7Ⅲは特化型のモデルではないものの、性能バランスがほかのモデルに比べて優れています。

Rシリーズは高画素ゆえに高感度に弱く、以前のモデルでは書き込み速度も速くありませんでした。また、高感度に強く動画撮影に向いているSシリーズは、画素数の低さが指摘されます。

そんな中、α7Ⅲは高画質を維持しながら動きの激しい動体、夜間の撮影でも威力を発揮し、苦手分野がありません。

ボディ内手ブレ補正も搭載しているため、「流し撮りを含めていろいろな被写体をあらゆるシーンで撮影したい」。そんな方に最適といえるでしょう。

※2023年現在、ミラーレスカメラの売れ筋50位以内(カカクコム調べ)

レビュー:GOOPASSスタッフが実際に使ってみました!

・使用機材:SONY α7 III ILCE-7M3

・使用方法:ポートレートやブツ撮りの仕事用カメラとして購入しました。

・描写性能:発売当初に買いましたが、5年たった今でも現役です。レタッチをせずに撮って出しで使える描写力が気に入っています。

・オートフォーカス性能:あまり早い動体は撮りませんが、α7Ⅱから約2倍になった動体追随性能が搭載されているので、AFで困ったことはありません。

・手ブレ補正機能:5.0段分の手ブレ補正機能がついています。屋外でも屋内でも使いますが、手ブレが気になったことはありません。

・使いやすさ:使いやすいので、αに慣れてしまうと他のカメラが使えなくなるほどです。操作性も申し分ありません。

・持ち運びやすさ:フルサイズのミラーレスでコンパクトかつ軽量。α7Ⅳも発売されましたが、コンパクトさでいうとα7Ⅲの方が上です。

・その他:αシリーズはどれも魅力的ですが、ベースの1台として持っておくにはバランスの取れたいいカメラです!

製品名α7 III ILCE-7M3 
マウントソニーEマウント
センサーサイズフルサイズ
有効画素数2420万画素
連写性能Hi+:最高約10コマ/秒
手ブレ補正機構5軸
幅×高さ×奥行き126.9×95.6×73.7mm
重量650g
その他Bluetooth4.1、Wi-Fi、チルト液晶、防塵防滴、ダブルスロット

■購入する場合は、224,000円(税込 ※2023/3/27現在 カカクコム調べ)となっているようです。

Canon(キヤノン) EOS R7

EOSのAPS-C史上、最速・最高画質。

2022年、Canon(キヤノン)のEOS Rシリーズ初となるAPS-Cモデルとして登場した「EOS R7」。

新開発のCMOSセンサーは、APS-Cサイズでありながら有効約3250万画素を達成しました。EOSのAPS-C史上、最高の画質性を誇ります。

また、EOS R7には犬や猫、鳥などの動きが予想しにくい動物を捉えて追従する機能と、モータースポーツなどを粘り強くトラッキングする「乗り物優先モード」が搭載されています。

捉えるのが難しい動体であっても素早くピントを合わせて追従するので、従来モデルに比べて動体撮影の難易度が大幅に下がりました。

合わせて、約8段分の手ブレ補正が手持ち撮影をサポート。

高精細と高速を両立した本機は、「動物の体毛もわかるように撮りたい」「乗り物の質感も描写したい」など、描写性も妥協したくない方におすすめです。

初心者の方はもちろん、過去に流し撮りに失敗してしまった方も、ぜひ本機の高解像とAFシステムを実感してください。

製品名EOS R7 
マウントキヤノンRFマウント
センサーサイズAPS-C
有効画素数3250万画素
連写性能電子シャッター時:最高約30コマ/秒
電子先幕・メカシャッター時:最高約15コマ/秒
手ブレ補正機構5軸
幅×高さ×奥行き132×90.4×91.7mm
重量612g
その他Bluetooth4.2、Wi-Fi、バリアングル液晶、防塵防滴

■購入する場合は、181,611円(税込 ※2023/3/27現在 カカクコム調べ)となっているようです。

Nikon(ニコン) Z 5

フルサイズ撮影をより気軽に。

2020年にNikon(ニコン)が発売した、フルサイズのミラーレス一眼「Z 5」。

エントリーモデルの立ち位置であるため、はじめてフルサイズ機を手に入れる方にもおすすめのモデルです。

有効約2432万画素のフルサイズセンサーを搭載しながら、675gの小型軽量システムで、従来機より手軽に撮影できる点が注目されました。

手持ちで流し撮り撮影をする際も、ほかのフルサイズ機と比べて軽量なため、手に負担をかけず安定した撮影が行なえます。

また、エントリーモデルとはいえボディ内に手ブレ補正機構を有し、手持ち撮影も安心。

シャッタースピードを遅めに設定する流し撮りでも、上下のブレを抑えて被写体を鮮明に切り取ります。

製品名Z 5 
マウントニコンZマウント
センサーサイズフルサイズ
有効画素数2493万画素
連写性能高速連続撮影:約4.5コマ/秒
手ブレ補正機構5軸
幅×高さ×奥行き134×100.5×69.5mm
重量675g
その他Bluetooth4.2、Wi-Fi、チルト液晶、防塵防滴

■購入する場合は、145,893円(税込 ※2023/3/27現在 カカクコム調べ)となっているようです。

FUJIFILM(富士フイルム) X-T4 [ブラック]

最短約0.02秒の高速AFが一瞬のチャンスを捉える。

2020年にFUJIFILMより発売された「X-T4」は、APS-Cセンサーを搭載したミラーレス一眼です。

FUJIFILMらしいレトロなデザインに、約2610万画素の裏面照射型センサー「X-Trans CMOS 4」と、最新の画像処理エンジン「X-Processor4」を搭載した本機。

進化したアルゴリズムによる、最短約0.02秒の高精度なAFが特徴的です。

顔と瞳、両方を識別してAFをするので、スポーツ撮影で流し撮りをする際には、選手の瞳にフォーカスして顔をはっきりと描写することが可能。素早いAFで、決定的な瞬間を逃しません。

また、Xシリーズでは手ブレ補正が搭載されているモデルが多くありませんでした。

従来モデルX-T3にも手ブレ補正はなく、本機はX-Tシリーズで初の手ブレ補正モデルです。

望遠レンズや遅いシャッター速度など、ブレが生じやすい流し撮りで手持ち撮影をしても、心強さを感じるでしょう。

製品名X-T4 [ブラック]
マウントXマウント
センサーサイズAPS-C
有効画素数2610万画素
連写性能電子シャッター使用時:約30コマ/秒
メカニカルシャッター使用時:約15コマ/秒
手ブレ補正機構5軸
幅×高さ×奥行き134.6×92.8×63.8mm
重量607g
その他Bluetooth4.2、Wi-Fi、バリアングル液晶、防塵防滴、ダブルスロット

■購入する場合は、218,790円(税込 ※2023/3/27現在 カカクコム調べ)となっているようです。

OM SYSTEM(OLYMPUS) OM-5 [ブラック]

手ブレ補正とライブNDでより印象的な流し撮りに。

2022年に発売された「OM-5」は、OM SYSTEMの2機目であり、2023年現在の最新モデルです。

フォーサーズマウントを採用したミラーレスで、初代機よりやや小ぶりなデザインが特徴的。

サイズ約125.3×85.2×49.7mm、重量414gの小型ボディは、マイクロフォーサーズシステムだからこそ達成できたともいえるでしょう。

OM SYSTEMのモデルには、フィルターをつけずともスローシャッターの効果を得られる「ライブND」機能が搭載されています。効果の段数はND2~16までの4段階。

屋外での撮影は天候によって、低速シャッターにすると明る過ぎてしまう場合があります。

そのようなシーンでも本機であれば、NDフィルターを装着する手間を省いて、露光の調節が可能です。

また、5軸の手ブレ補正がライブNDでスローシャッターになってもブレを軽減。シャッター速度を自在に調節できるライブNDを活かしながら、好みの背景を作り出してください。

製品名OM-5  [ブラック]
マウントマイクロフォーサーズマウント
センサーサイズフォーサーズ(4/3型)
有効画素数2037万画素
連写性能連写:約10コマ/秒
静音・プロキャプチャー:約30コマ/秒
手ブレ補正機構5軸
幅×高さ×奥行き125.3×85.2×49.7mm
重量414g
その他Bluetooth4.2、Wi-Fi、2軸可動式液晶、防塵防滴

■購入する場合は、146,519円(税込 ※2023/3/27現在 カカクコム調べ)となっているようです。

Canon(キヤノン) EOS 7D Mark II

全65点の測距点で被写体を捉える。

Canonが2014年に発売したAPS-Cセンサー搭載の一眼レフ「EOS 7D Mark II 」。

発売から長い年月が経っているものの、APS-C搭載のフラグシップとして登場した高い実力は、今でも評価されています。

2020万画素のCMOSセンサーを採用した本機の特徴は、最高約10コマ/秒の高速連写と、全65点クロスAFによる広い範囲での高精度なAF。

動体撮影に強いといわれ、野鳥愛好家や鉄道撮影家の間で長年愛されてきました。

従来モデルでは19点であったクロスAFを65点まで増やし、被写体が端に写る場合や、突然動いた場合でも対応が可能です。

動体に特化した「AIサーボAF III」は追従性もよく、被写体の速度が変わっても、合わせて微調整ができます。

モータースポーツや乗り物などはもちろん、動きの予想がつきにくい野鳥や動物撮影でも、チャンスを逃さず最高の瞬間をものにできるでしょう。

製品名EOS 7D Mark II 
マウントキヤノンEFマウント
センサーサイズAPS-C
有効画素数2020万画素
連写性能高速連続撮影:最高約10コマ/秒
手ブレ補正機構
幅×高さ×奥行き148.6×112.4×78.2mm
重量910g
その他防塵防滴、ダブルスロット

■購入する場合は、234,696円(税込 ※2023/3/27現在 カカクコム調べ)となっているようです。

まとめ

今回は流し撮り撮影の魅力と、撮影方法、おすすめのカメラをご紹介しました。

カメラを動かしながら撮る、という独特の撮影方法であるため、通常よりやや難易度の高い流し撮り。

しかし成功すれば、静止画でありながらスピード感や躍動感が生まれ、そのシーンを実際に見たかのような感動を見る人に与えます。

これから流し撮りをはじめる方、過去に撮影したけれど失敗してしまった方は、この記事を参考に設定や機材を整え、姿勢を意識をして挑戦してみてください。

そして何より、流し撮り成功のコツは数を撮ること。何度も練習を繰り返して、自分なりの1枚を作り出してくださいね。