2025年8月、SONY(ソニー)のコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)RX1Rシリーズの最新モデル「RX1R III」が発売されました。
フルサイズのセンサーを搭載した、いわゆる高級コンデジです。
「前モデルから買い替えるべきか」「他メーカーの高級コンデジと比べてどちらがよいか」決めかねている方は多いはず。
そこでこの記事では、RX1R IIIの前モデルであるRX1R IIと、ライバルモデルのLeica Q3、FUJIFIL MGFX100RFを比較しました。
使用用途や重視する点ごとに、おすすめのモデルを紹介します。
撮影機材は購入する以外にも、まずはレンタルして試してみるという方法もあります。
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目次
RX1R III・RX1R II・Leica Q3・GFX100RFのスペックを比較する
| 製品名 | リンク | GOOPASS価格 | 販売価格※ | 発売日 | センサーサイズ | 有効画素数 | 動画記録画素数 | 焦点距離(35mm判換算) | F値 | シャッタースピード | 液晶モニター可動方式 | 外形寸法 | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1.SONY サイバーショット DSC-RX1RM3 | ![]() | 593,010円 | 2025年8月8日 | 35mmフルサイズ | 約6100万画素 | 4K(3840×2160)30pなど | 35mm | F2.0 | 1/8000〜30秒(電子) 1/4000〜30秒(メカニカル) | 固定 | 約113.3×67.9×87.5mm | 約498g | |
| 2.SONY サイバーショット DSC-RX1RM2 | ![]() | 276,600円(中古) | 2016年2月19日 | 35mmフルサイズ | 約4240万画素 | フルHD(1920×1080)60pなど | 35mm | F2 | 1/4000~30秒 | チルト | 約113.3×65.4×72.0mm | 約507g | |
| 3.Leica Q3 | ![]() | 899,800円 | 2023年6月3日 | 35mmフルサイズ | 約6030万画素 | 8K/30p, 4K/60p, FHD/120pなど | 28mm | F1.7 | 120秒~1/2000秒(メカニカル) 1秒~1/16000秒(電子) | チルト | 約130×80.3×92.6mm | 約743g | |
| 4.FUJIFILM GFX100RF | ![]() | 735,000円 | 2025年4月10日 | 中判サイズ | 約1億200万画素 | DCI‑4K / 4K(4096×2160)30p FHD(2048×1080)60pなど | 28mm | F4 | 最大1/4000秒(メカニカル) 最大1/16000秒(電子) | チルト | 約133.5×90.4×76.5mm | 約735g |
SONY サイバーショット DSC-RX1RM3

描写と軽さを両立したハイエンドコンデジ
「RX1R III(DSC-RX1RM3)」は、フルサイズセンサーと35mm単焦点レンズを搭載した、SONYの高級コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)です。
有効約6100万画素の裏面照射型CMOSセンサーと、最新の画像処理エンジンBIONZ XRを採用。
従来モデルからAF性能や動画性能、操作性が大きく向上した、静止画・動画どちらもこなせるハイブリットモデルです。
おすすめする理由
- 細部まで緻密な描写ができる6100万画素
- 重量は498g、ポケットにも収まるコンパクトボディ
- 最新のAFとAIシステムでシャッターチャンスに強い
- 4Kに対応、バッテリー性能も向上して動画撮影向き
製品詳細
「RX1R III」は、SONYの高級コンデジRX1Rシリーズの3代目として2025年8月に発売されました。
RX1Rシリーズの後継機が発売されるのは、なんと約9年半ぶり。
有効約6100万画素に増えたフルサイズのExmor R CMOSセンサーと、最新の画像処理エンジンBIONZ XRを搭載。
AIプロセッシングユニットも新たに採用して、従来よりAF性能が大幅に向上しました。
人物や動物はもちろん、鳥や昆虫、車や飛行機などの被写体が自動で検出されます。
撮像エリアのカバー範囲が従来の45%から78%へ増えたことで、画面内の広い範囲でのAFが可能です。
また、4K30p動画撮影にも対応。SNSや動画投稿など現代のコンテンツ制作ニーズにも応えます。
さらに、物理レバーで35mm、50mm、70mmの画角に切り替えができる「ステップクロップ機能」を搭載しました。
単焦点レンズの制約を取り払い、多彩な表現が楽しめるでしょう。
操作性は大幅に向上しながらも、重量は約498gと従来より小型設計な外観です。
こんな人におすすめ
- 携帯性と高画質を両立させたい人
- 単焦点の制約を感じたくない人
- 写真と動画の両方で高画質な記録をしたい人
- 子どもやペット、スナップなど動きのあるシーンを撮りたい人
| 製品名 | SONY サイバーショット DSC-RX1RM3 |
|---|---|
| 発売日 | 2025年8月8日 |
| センサ―サイズ | 35mmフルサイズ |
| 有効画素数 | 約6100万画素 |
| 動画記録画素数 | 4K(3840×2160)30p |
| 焦点距離(35mm判換算) | 35mm(固定) |
| F値 | F2.0 |
| シャッタースピード | 1/8000〜30秒(電子) 1/4000〜30秒(メカニカル) |
| 最短撮影距離 | 約24cm(通常モード時) 約14cm(マクロモード時) |
| 外形寸法 | 約113.3×67.9×87.5mm |
| 重量 | 約498g(バッテリー、メモリーカード含む) |
| ボディ内手ブレ補正機能 | 電子式(動画) |
スペックをもっと見る
| ダスト低減機能 | – |
| ローパスフィルターレス | – |
| 撮影可能枚数 | ファインダー使用時: 約270枚、液晶モニター使用時: 約300枚(CIPA規格準拠) |
| 画像ファイル形式 | JPEG / HEIF / RAW |
| 記録媒体 | SD/SDHC/SDXC(UHS‑I/II対応) |
| ファインダー形式 | 1.0 cm(0.39型)電子式ビューファインダー(XGA OLED)235万ドット |
| ファインダー視野率 | – |
| ファインダー倍率 | 約0.70倍(35mm判換算時) |
| AF検出方式 | ファストハイブリッドAF(位相差検出方式 / コントラスト検出方式) |
| AF検出範囲 | EV-4 – EV20 |
| フォーカスポイント | 最大693点(位相差検出方式) |
| 動画ファイル形式 | XAVC S: MPEG-4 AVC/H.264 |
| 液晶モニター形式 | 7.5 cm(3.0型)TFT駆動 235万ドット |
| タッチパネル | 〇 |
| シャッター方式 | メカシャッター / 電子シャッター |
| Wi-Fi(無線LAN) | IEEE 802.11a/b/g/n/ac 対応 |
| Bluetooth | Bluetooth 4.2 |
| NFC対応 | – |
| 防塵・防滴 | – |
| 使用温度範囲 | 0~40℃ |
| 使用湿度範囲 | – |
SONY サイバーショット DSC-RX1RM2

今も愛される描写力とコンパクト性。
「RX1R II(DSC-RX1RM2)」は、フルサイズセンサーを搭載した世界最小クラスのコンデジとして、発売当初に注目を集めました。
有効約4240万画素の裏面照射型フルサイズCMOSセンサーと、世界初の光学可変ローパスフィルターを搭載。
ディテール表現にこだわるフォトグラファーから、今なお愛されているモデルの1つです。
おすすめする理由
- 507gの軽量ボディと4240万画素の高解像を両立
- 撮影意図にあわせた調整ができる光学ローパスフィルター可変機構
- アングル自由度の高いチルト式EVF
- 中古市場での優れたコストパフォーマンス
RX1R IIは、2016年2月19日に発売されたSONY RX1Rシリーズの最高峰コンパクトカメラ。
フルサイズのイメージセンサーを搭載し、有効約4240万画素の高い解像度で写真の細分を美しく再現します。
センサーには裏面照射型構造を採用したことで、高い解像度を持ちながらノイズ低減も実現しました。夜景や室内での撮影など、感度を上げたいシーンでもクリアな描写が可能です。
大きな特徴は、光学式可変ローパスフィルターを搭載したこと。
解像度やモアレ・偽色の逓減率を3段階に調節できるため、撮影意図に合わせた写真を撮れます。
特に、明暗差の大きい場面では色の境目にパープルフリンジが発生しやすくなるため、室内から外の光が入るような構図で撮影する際に役立つでしょう。
焦点距離は35mm(35mm判換算)の固定ですが、開放F2の明るさとZEISS(ツァイス)ゾナーT*レンズの優れた光学性能により、画面の隅々までシャープで高解像な描写が可能です。
風景撮影やポートレート撮影だけでなく、最大撮影倍率0.26倍を生かしたマクロ撮影も楽しめます。
こんな人におすすめ
- コストパフォーマンスを重視する人
- 軽量なフルサイズカメラを求める人
- シンプルな操作で本格的な写真を撮りたい人
- 動体撮影や暗所ではあまり撮影しない人
| 製品名 | SONY サイバーショット DSC-RX1RM2 |
|---|---|
| 発売日 | 2016年2月19日 |
| センサーサイズ | 35mmフルサイズ |
| 有効画素数 | 4240万画素 |
| 動画記録画素数 | フルHD(1920×1080)60fps |
| 焦点距離(35mm判換算) | 35mm |
| F値 | F2 |
| シャッタースピード | 1/4000~30秒 |
| 最短撮影距離(レンズ先端より) | 30cm、20cm(マクロ) |
| 外形寸法 | 約113.3×65.4×72.0mm |
| 重量 | 約507g(バッテリ含む) |
| ボディ内手ブレ補正機能 | – |
スペックをもっと見る
| ダスト低減機能 | – |
| ローパスフィルターレス | – |
| 撮影可能枚数 | 液晶モニタ使用時:約220枚 / ファインダー使用時:約200枚 |
| 画像ファイル形式 | JPEG(DCF Ver.2.0,Exif Ver.2.3,MPF Baseline準拠,RAW (Sony ARW 2.3フォーマット) |
| 記録媒体 | メモリースティック デュオ、メモリースティック PRO デュオ、メモリースティックPROデュオ(High Speed)、メモリースティック PRO-HG デュオ、メモリースティック マイクロ 、メモリースティック マイクロ (Mark2) 、SDメモリーカード、SDHCメモリーカード(UHS-I対応)、SDXCメモリーカード(UHS-I対応)、microSDメモリーカード 、microSDHCメモリーカード 、microSDXCメモリーカード |
| ファインダー形式 | 0.39型 電子式ビューファインダー(OLED) |
| ファインダー視野率 | 100% |
| ファインダー倍率 | 約0.74倍 |
| AF検出方式 | 位相差検出方式およびコントラスト検出方式 |
| AF検出範囲 | – |
| フォーカスポイント | 399点(位相差検出方式) |
| 動画ファイル形式 | XAVC S、AVCHD規格 Ver.2.0準拠、MP4 |
| 液晶モニター形式 | 3.0型 TFT LCD |
| タッチパネル | – |
| シャッター方式 | メカニカルシャッター |
| Wi-Fi(無線LAN) | IEEE 802.11b/g/n |
| Bluetooth | – |
| NFC対応 | 〇 |
Leica ライカQ3

ブランドと表現力を求める人に選ばれる1台。
「Leica Q3」は、Leica(ライカ)が誇るプレミアムコンパクトカメラ「Qシリーズ」の最新モデル。
有効約6030万画素のフルサイズセンサーと最新の画像処理エンジンMaestro IV(マエストロ)を搭載。
28mm F1.7の大口径単焦点レンズによる圧倒的なボケ感と濃密な描写で、人気を集めています。
前モデルQ2からセンサー性能やAF速度の向上、チルト液晶モニターの採用など、実用性も大幅に進化しました。
おすすめする理由
- 約6030万画素の高解像度センサーで高精細かつ高いトリミング耐性
- 大口径の28mm F1.7レンズで得られる明るさとボケ味
- 高画素機でも安心の手ブレ補正機構
- 8K30p対応で最高レベルの動画撮影性能
- 視認性に優れた576万ドットのEVF
製品詳細
2023年5月に発売された「Leica Q3」は、撮影の楽しさと所有のよろこびを最大限に味わわせてくれる1台です。
マグネシウム合金のボディはIP52の防塵・防滴仕様。堅牢性のみに終始せず、ほかでは得られない特別感も醸しだします。
28mmの単焦点レンズは、スナップやルポルタージュなど、ありのままを写す撮影に最適。
また、デジタルクロップ機能で35mm、50mm、75mm、90mm相当にトリミングをしても最大画素が約6030万画素もあるため解像感を損ないません。
レンズの開放F値はF1.7と明るく、照度が足りない場所での撮影やボケ味を活かしたいシーンで活躍するでしょう。
描写性はもちろん、576万ドットの高精細EVFとチルト式モニターなど、快適な撮影を可能にする操作性にも妥協がありません。
約89万円と価格も一級ですが、どのようなフィールドでもLeicaらしい描写を楽しみたい方は、一度撮影すると手放せなくなるでしょう。
優れた性能とスタイリッシュなデザインをあわせ持った1台です。
こんな人におすすめ
- Leicaブランド価値と所有感を重視したい人
- ディテール感と濃淡のある描写を楽しみたい人
- 28mmの広角スナップをしたい人
- 8K動画撮影に興味がある人
| 製品名 | Leica Q3 |
|---|---|
| 発売日 | 2023年6月3日 |
| センサ―サイズ | 35 mmフルサイズ |
| 有効画素数 | 約6030万画素 |
| 動画記録画素数 | 8K/30p, 4K/60p, FHD/120pなど |
| 焦点距離(35mm判換算) | 28 mm(固定) |
| F値 | F1.7 |
| シャッタースピード | 120秒~1/2000秒(メカニカル) 1秒~1/16000秒(電子) |
| 最短撮影距離 | 30cm、17 cm(マクロモード) |
| 外形寸法 | 約130 × 80.3 × 92.6mm |
| 重量 | 約743 g(バッテリー含む) |
| ボディ内手ブレ補正機能 | 光学補正(静止画、動画) |
スペックをもっと見る
| ダスト低減機能 | – |
| ローパスフィルターレス | 〇(ローパスフィルター無し) |
| 撮影可能枚数 | 約350枚(CIPA準拠) |
| 画像ファイル形式 | DNG(RAW)+JPEG、HEIF対応 |
| 記録媒体 | UHS-II(推奨)、UHS-I、SD/SDHC/SDXCメモリーカード |
| ファインダー形式 | 576万ドットビューファインダー |
| ファインダー視野率 | 約100% |
| ファインダー倍率 | 約0.79倍(4:3時) |
| AF検出方式 | インテリジェントAF |
| AF検出範囲 | |
| フォーカスポイント | 最大315ポイント |
| 動画ファイル形式 | MP4、MOV、H.265、ProRes対応 |
| 液晶モニター形式 | チルト式3.0型TFT液晶モニター(タッチパネル)、184万3200ドット |
| タッチパネル | 対応(タッチAF・ シャッターなど) |
| シャッター方式 | 電子シャッター/メカニカルシャッター |
| Wi-Fi(無線LAN) | IEEE 802.11a/b/g/n/ac 対応 |
| Bluetooth | 対応(Bluetooth LE 5.0) |
| NFC対応 | – |
| 防塵・防滴 | 対応(IP52相当) |
| 使用温度範囲 | 0°C~40°C |
| 使用湿度範囲 | – |
FUJIFILM GFX100RF [ブラック]

最高峰の画質を目指す中判コンパクト。
「FUJIFILM GFX100RF」は、FUJIFILM(富士フイルム)から発売されたラージフォーマット(中判)センサーを搭載するコンパクトデジタルカメラです。
有効約10200万画素のセンサーと、最新の画像処理エンジンX-Processor 5を搭載。
GFX100SやGFX100 IIの系譜を受け継ぎつつ、中判の描写力を日常使いができる約735gのボディに詰め込みました。
おすすめする理由
- 1億200万画素の中判センサーならではの立体感と階調表現
- 中判カメラとしては携帯性に優れる735gの軽量性
- 4段分の内蔵NDフィルターが日中の長時間露出を可能に
- 20種類のフィルムシミュレーションで表現するFUJIFILMらしい色合い
製品詳細
2024年10月に発表されたFUJIFILM GFX100RFは、GFXシリーズ初のレンズ一体型を採用したモデルです。
有効約1億200万画素の中判センサーと最新のプロセッサー、35mm判換算で約28mmの単焦点レンズを採用しました。
センサー、画素数、単焦点レンズすべてが作用して、精細かつ豊かな階調で立体感のある1枚を作りだします。
レンズのF値はF4であるものの、中判センサーによりボケ味は十分。
また、35mm換算で約35mm・50mm・64mm相当の画角にクロップが可能で、64mmに切り取っても約2000万画素の解像度が保たれているのが強みです。
単焦点の恩恵を得ながらも制約は感じさせない本機は、自分で撮影をしているよろこびと多彩な表現を両立できる1台です。
また、4段分の内蔵NDフィルターにより、晴天下での水流や大きなボケなどの表現が楽しめます。
動画撮影では、最大DCI4K/4Kサイズに対応。
高画質かつ編集もしやすいApple ProRes※での撮影もできるため、静止画だけでなく動画撮影も積極的に行ないたいユーザーにおすすめです。
※カメラ内SDカードには保存不可
はじめての中判センサーカメラにおすすめなサイズ感です。
こんな人におすすめ
- 圧倒的な解像度を求める人
- 中判画質を気軽に持ち歩きたい人
- 風景・建築撮影をメインにする人
- 階調と色の深みにこだわる人
| 製品名 | FUJIFILM GFX100RF [ブラック] |
|---|---|
| 発売日 | 2025年4月10日 |
| センサ―サイズ | 中判サイズ |
| 有効画素数 | 約1億200万画素 |
| 動画記録画素数 | DCI‑4K / 4K(4096×2160)30fps、FHD(2048×1080)60fpsなど |
| 焦点距離(35mm判換算) | 28mm相当 |
| F値 | F4 |
| シャッタースピード | 最大1/4000 秒(メカニカル) 最大1/16000 秒(電子) |
| 最短撮影距離 | 約20 cm |
| 外形寸法 | 約133.5×90.4×76.5mm |
| 重量 | 約735 g(バッテリー・カード含む) |
| ボディ内手ブレ補正機能 | 電子防振・ブレ防止モードブースト(動画のみ) |
スペックをもっと見る
| ダスト低減機能 | センサー帯電防止コート+超音波振動クリーニング |
| ローパスフィルターレス | – |
| 撮影可能枚数 | 約820枚(4K動画録画/CIPA基準) |
| 画像ファイル形式 | RAW/JPEG/HEIF/TIFF |
| 記録媒体 | SD/SDHC/SDXC(UHS‑I/II/V90)、外部SSD |
| ファインダー形式 | 0.5型有機ELファインダー、約576万ドット |
| ファインダー視野率 | 約100% |
| ファインダー倍率 | 約0.84倍 |
| AF検出方式 | インテリジェントハイブリッドAF (TTLコントラストAF / 位相差AF) |
| AF検出範囲 | コントラスト-0.0EV 位相差-3.0EV |
| フォーカスポイント | 最大425ポイント(13×9 / 25×17のエリア選択) |
| 動画ファイル形式 | MP4/MOV/Apple ProRes、HEVC / H.265 |
| 液晶モニター形式 | 3.15型チルト式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター、210万ドット |
| タッチパネル | 〇 |
| シャッター方式 | レンズシャッター方式 |
| Wi-Fi(無線LAN) | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
| Bluetooth | Bluetooth 4.2 |
| NFC対応 | – |
| 防塵・防滴 | – |
| 使用温度範囲 | 0°C~40°C |
| 使用湿度範囲 | 10%~80%(結露しない範囲) |
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項目別でわかる4機種の違い
描写力・画素数・センサー性能の違い
SONY サイバーショット DSC-RX1RM3![]() | SONY サイバーショット DSC-RX1RM2![]() | Leica Q3![]() | FUJIFILM GFX100RF ![]() | |
|---|---|---|---|---|
| センサーサイズ | 35mmフルサイズ | 35mmフルサイズ | 35mmフルサイズ | 中判サイズ |
| 画素数 | 約6100万画素 | 約4240万画素 | 約6030万画素 | 約1億200万画素 |
| 常用ISO感度 | ISO100~32000 | ISO100~25600 | ISO50~100000 | ISO80~12800 |
4機種はそれぞれ描写力やセンサー性能に個性があり、用途やこだわりによって選び方が変わってきます。
センサーに関しては、FUJIFILM GFX100RFのみラージフォーマット(中判センサー)を採用。
RX1R III、RX1R II、Leica Q3のセンサーサイズはフルサイズです。
受光面積を左右するセンサーサイズの大きさは、高いノイズ耐性や広いダイナミックレンジに直結するといっても過言ではありません。
高感度耐性や暗部から明部にかけての色の再現性は、FUJIFILM GFX100RFが頭ひとつ抜けています。
また、画素数に関してもFUJIFILM GFX100RFが1億200万画素、RX1R IIIとLeica Q3がそれぞれ6100万画素と6030万画素。
RX1R IIはやや劣るものの、4240万画素も高画素に位置する解像度です。
ブレが目立ちやすい点が高画素機のデメリットですが、その点に関しては手ブレ補正機構の搭載されているLeicaQ3が有利。
よりブレの少ない精細な画作りが行なえます。
高感度撮影の際でも、ノイズ耐性と色再現に優れているのはFUJIFILM GFX100RFとLeica Q3です。
あらゆるシーンで濃密な描写が期待できるため、こだわった作品作りにおすすめします。
価格差
SONY サイバーショット DSC-RX1RM3![]() | SONY サイバーショット DSC-RX1RM2![]() | Leica Q3![]() | FUJIFILM GFX100RF ![]() | |
|---|---|---|---|---|
| 新品価格※ | 593,010円 | – | 899,800円 | 735,000円 |
| 中古価格 | – | 276,600円 | 718,000円 | 701,600円 |
価格帯を見ると、4機種の立ち位置が明確に分かれます。
もっとも高額なのは、LeicaQ3。
新品価格は約89万円で、Leicaブランドの市場価値の高さがうかがえます。
FUJIFILM GFX100RFも約73万円と高価ではあるものの、中判カメラとしては破格の金額。
約60万円のRX1R IIIはコンデジとしては別格ですが、GFX100RFやLeica Q3と比較すれば手の届きやすい価格帯です。
そして生産が終了しているRX1R IIは、中古価格で27万円ほどで入手できます。
いずれにせよ決して安い買い物ではないため、慎重に検討する必要があるでしょう。
高級カメラは撮る楽しみはもちろん、所有に価値を見い出す方も多い傾向にあります。
後悔したくない方は、一度試してから購入するのをおすすめします。
ファインダー/手ブレ補正の搭載有無
SONY サイバーショット DSC-RX1RM3![]() | SONY サイバーショット DSC-RX1RM2![]() | Leica Q3![]() | FUJIFILM GFX100RF ![]() | |
|---|---|---|---|---|
| ファインダー | 約235万ドット | 約235万ドット | 約576万ドット | 約576万ドット |
| 倍率 | 0.7倍 | 0.74倍 | 約0.79倍 | 約0.84倍 |
| 手ブレ補正 | 電子式(動画のみ) | – | 光学補正 (静止画、動画) | 電子防振 (動画のみ) |
EVFの視認性は、快適さのみならずピントあわせの精度にも影響します。
576万ドットの高精細なEVFを搭載しているのは、GFX100RFとLeica Q3。
ファインダー倍率も0.84倍、0.79倍と高く、より没入感の高い撮影が期待できます。
FUJIFILMのXシリーズはハイブリッドファインダーを採用するモデルが多いものの、GFX100RFは通常のEVFのみ。
この点を残念に感じる方は多いかもしれません。
RX1R IIIとRX1R IIはともに236万ドットのEVFです。
ドット数自体に進化はありませんが、使用時に引き出すポップアップ式のファインダーから収納型に変化しました。
見た目もスタイリッシュになり、引き出す手間がないためすぐに撮影できます。
また、RX1R IIIはアイポイントがやや長くなり、眼鏡をかけているユーザーでも高い視認性が得られます。
手ブレ補正機構を搭載しているモデルは、Leica Q3のみ。
RX1R III・RX1R II・GFX100RFは、動画モードのみ電子式の手ブレ補正が有効になります。
画素数が高いほど手ブレは目立ちやすくなるので、室内や夜間など暗所撮影の際は注意が必要です。
AFや操作系の使いやすさ
SONY サイバーショット DSC-RX1RM3![]() | SONY サイバーショット DSC-RX1RM2![]() | Leica Q3![]() | FUJIFILM GFX100RF ![]() | |
|---|---|---|---|---|
| AF検出方式 | ファストハイブリッドAF | ファストハイブリッドAF | インテリジェントAF | インテリジェントハイブリッドAF |
| フォーカスポイント | 最大693点 | 最大399点 | 最大315ポイント | 最大425ポイント |
オートフォーカス性能や操作設計は、撮影時の快適さを大きく左右します。
AF性能においては、RX1R IIIのバランス力が突出しています。
最新のAIリアルタイムトラッキングを搭載したAFは、追従性・スピード両面で優秀です。
LeicaQ3も、マルチフィールドAFや顔・瞳検出AFを備え、スナップのような日常的な動体には問題なく対応します。
GFX100RFは瞳AFの精度に力を入れているものの、スポーツや動きの速い動体撮影にはやや不向きです。
AFは数年でもっとも進化を遂げた分野のため、9年前に発売したRX1R IIのAFは、速度・精度ともに旧世代の仕様である点が否めません。
動画性能の違い
SONY サイバーショット DSC-RX1RM3![]() | SONY サイバーショット DSC-RX1RM2![]() | Leica Q3![]() | FUJIFILM GFX100RF ![]() | |
|---|---|---|---|---|
| 最大解像度/fps | 4K/30p | フルHD/60p | 8K/30p | DCI‑4K・4K/30p |
| 連続撮影時間 | 約80分 | 約50分 | 29分 | 約140分(29.97p時) |
| Log撮影対応 | 〇 | – | 〇 | 〇 |
動画撮影をする場合、高スペック=良いとは限りません。
自分に必要な性能をカバーしているかチェックをして、使いやすいモデルを選ぶとよいでしょう。
4機材はいずれも動画撮影時にクロップなしで、センサー全域を活用するため静止画と同じ画角が得られるのが特徴。
ステレオ内臓・外部マイクに対応など基本性能は整っており、動画撮影も問題なくこなせます。
なかでももっとも高画質な映像表現を可能にするのは、最大解像度8K30pに対応するLeica Q3です。
Apple ProRes対応に対応しており、カラーグレーディングを前提とした映像制作に最適。
ただし、最大連続撮影時間が30分と短く放熱性も控えめな仕様で、動画メインでの使用には向きません。
あくまで写真を撮る合間に動画も撮る使い方を推奨します。
FUJIFILM GFX100RFは、解像度やフレームレート、コーディックや放熱性などあらゆる面で性能が高い1台です。
電子防振とブレ防止モードブーストを備え、本格的な動画撮影にも適しています。
「日常や旅行シーンを手軽に撮りたい」「簡単なVlogを撮影したい」という用途であれば、RX1R IIIの解像性能とコーデックで十分でしょう。
小型軽量設計のため、移動を必要とする撮影でも負担になりません。
ボディサイズ・重量・持ち運びやすさ
携帯性は日常使いで重要な要素です。4機種の寸法と重量をまとめました。
SONY サイバーショット DSC-RX1RM3![]() | SONY サイバーショット DSC-RX1RM2![]() | Leica Q3![]() | FUJIFILM GFX100RF ![]() | |
|---|---|---|---|---|
| ボディサイズ | 約113.3×67.9×87.5mm | 約113.3×65.4×72.0mm | 約130×80.3×92.6mm | 約133.5×90.4×76.5mm |
| 重量 | 約498g | 約507g | 約743g | 約735g |
軽量コンパクトで持ち運びに優れているのは、RX1シリーズの2台です。
重量は500mlのペットボトル1本分ほどで、手乗りサイズ。
GFX100RFとleicaQ3はフルサイズのミラーレス一眼カメラ並みの重さであるため、携帯性を重視する方には最適とはいえません。
しかし、サイズの違いは縦横2~3センチほどの差です。許容範囲であるかは個人差が大きいでしょう。
筋力や体力によって軽い・重いの感じ方は変わるため、購入前に実機に触れて確認することをおすすめします。
外観のデザインや所有感の違い
4機種はコンデジらしいフラットなデザインながら、細部はそれぞれ個性的。
RX1R IIでは光沢感のあったボディが、RX1R IIIはマットな質感に変わり、より洗練された機能美を感じる外観になりました。
ガジェット好きが多いSONYユーザーの心をくすぐる先進的なデザインです。
赤いロゴが醸し出す圧倒的なブランド力と、初代をリスペクトしたLeicaQ3のデザインはほかの追随を許しません。
所有の満足感を最大限に高めてくれる、マグネシウム合金のボディと革巻きのグリップ。
単なるカメラによる撮影を超えた「ライカ体験」を味わえる1台です。
フィルムライクなGFX100RFは、新旧を絶妙に織り交ぜたレンジファインダースタイルの外観です。
アルミ削り出しの軍艦部や角型フードが、本機のスタイリッシュさを高めています。
液晶に関しては、RX1R IIIを除く3台がチルト液晶を採用しました。
RX1R IIIは軽量設計を重視して固定式のモニターであるため、液晶モニターを使ったハイアングルやローアングルを好む方は要注意です。
どれを選ぶべき?判断ポイントまとめ
いずれも高級コンデジに属する4機種。
最高画質・携帯性・所有感など、どこに主軸を置くかで最適な選択は変わります。
この項では、目的別におすすめの機種をまとめました。
機能性と描写力のバランスの良さで選ぶなら

もっともバランスの取れたモデルは、RX1R IIIです。
軽量コンパクトなボディに搭載されたフルサイズセンサーと、最新の画像処理プロセッサー。
AIアルゴリズムを活かした被写体認識やカバー範囲の広いAF性能と高解像を両立し、4K60pの動画撮影までこなせるオールラウンドな性能です。
また、USB-TypeCでの給電や直感的に操作ができるボタン類、タッチ対応のモニターなど、従来より向上した操作性も魅力の1つ。
「描写性にこだわりつつも、携帯しやすいカメラで軽快に撮影したい」「旅や日常のワンシーンを作品にしたい」、そんな方におすすめの1台です。
持ち運びやすさと画質を両方重視するなら

持ち運びやすさとフルサイズ画質の両立したRX1R IIは、今なお愛用者の多い人気モデル。
有効約4240万画素のフルサイズセンサーは4機種のなかでは控えめな位置ですが、過剰なトリミングをしない限り十分な解像度を誇ります。
また、35mm F2のZEISSレンズはRX1R IIIへ受け継がれているものであり、描写性能においてはRX1R IIIとほぼ同等であるといっても過言ではありません。
特に、AFの速度やカバー範囲が重要ではない静物撮影においては、現在でも十分通用します。
生産は終了しているものの、中古市場では比較的安価な価格で入手できるのもメリット。
描写性を重視しながら、コンパクトな高級コンデジを手頃な価格でほしい方に最適のモデルです。
所有感や色の表現を楽しみたいなら

単なる写真撮影に留まらない撮影体験と所有のよろこびを求める方には、Leica Q3は外せません。
28mm F1.7ズミルックスレンズが生み出す色再現は、デジタルでありながらフィルム時代から受け継がれたライカ独特のもの。
特にコントラストの効いた印象的な色味は、SNSでも一目でライカと分かる存在感を放ちます。
6030万画素の高解像度でありながら、単純に解像度を張り合う競争とは一線を画した画作りがライカの魅力です。
感性を重視した撮影をしたい方、カメラを道具ではなくパートナーと捉えるような方にはLeica Q3をおすすめします。
細部の描写にこだわるなら

細部まで描くディテールを重視するのであれば、なんといってもFUJIFILM GFX100RFです。
ラージフォーマットセンサーが達成した有効約1億200万画素の桁違いな描写性能は、フルサイズでは叶いません。
解像感・階調・色再現すべてにおいて、ほかの3機種を凌駕する作品が期待できます。
特に風景や静物、スタジオ撮影の商業写真など、被写体の質感や空気感まで鮮明に写したい場面でその実力を実感できるでしょう。
内蔵されたNDフィルターやFUJIFILMのフィルムシミュレーションが、表現のバリエーションも増やします。
ネックは機動力と金額ですが、中判センサーとしてはほかにない携帯性と価格設定です。
描写に一切の妥協をしたくないこだわり派の方は、FUJIFILM GFX100RFを検討してみてください。
撮影をもっと快適にするアイテム
ピークデザイン トラベル トライポッド カーボン TT-CB-5-150-CF-1

ピークデザイン トラベル トライポッド カーボン TT-CB-5-150-CF-1
2020年4月11日に発売されたPeak Designトラベル トライポッド カーボン TT-CB-5-150-CF-1は、高品質なカーボンファイバー素材を採用した高性能な三脚です。
本体重量はわずか1.2kgに抑えられており、収納時の全長は391mmとコンパクトなため、カメラバッグの側面ポケットにもすっきりと収まります。
5段階の伸縮機構により、最大1,524mmまで高さを調整可能です。9.1kgの耐荷重によりミラーレス一眼カメラと望遠レンズの組みあわせでも安定した撮影が行なえます。
プロの撮影から旅行先でのスナップまで、幅広く活躍する1本です。
| 製品名 | Peak Design(ピークデザイン)トラベル トライポッド カーボン TT-CB-5-150-CF-1 |
|---|---|
| 発売日 | 2020年4月11日 |
| 段数 | 5段 |
| 耐荷重(kg) | 9.1 |
| 全高・縮長(mm) | 140-1,524・391 |
| 本体重量(g) | 1.2 |
| 脚ロック方式 | レバーロック |
SDカード
SanDiskの「Extreme PRO SDXC UHS-I 128GB」は、運動会の撮影にも安心して使える高性能なメモリーカードです。
最大200MB/sの読取速度により、撮影後のデータ転送もスムーズ。
容量128GBで、高解像の写真や動画もしっかり保存できます。
全天候型の設計で耐温度・耐衝撃・防水・耐X線性能を備えており、屋外での撮影でも安心して使える1枚です。
よくある質問(FAQ)
高画素モデルは扱いが難しい印象ですが、撮影に慣れていなくても大丈夫ですか?
高画素=プロ仕様という印象を持つ方は多いかもしれません。
確かに高画素機は手ブレやピンボケが目立ちやすい面もありますが、初心者でも高画素を活かした作品作りはできます。
近年はAF機能が高精度になったおかげで、動体撮影や低照度下でのピントあわせが従来より簡単になりました。
正しいカメラの構え方をして、適宜三脚を利用しながらブレを抑える工夫をしましょう。
Leica Q3やGFX100RFと比較したときの、RX1R IIIの強みは何ですか?
Leica Q3には重厚な描写と洗練されたデザイン、そしてなによりブランドとしての魅力があります。
GFX100RFの中判センサーが可能にする圧倒的な描写力も唯一無二です。
一方で、RX1R IIIはフルサイズの高画質を軽快に味わえるポジションを確立しました。
約200gの重量差は、カメラ機材において無視できません。
日常の散歩や旅行先へ軽やかに持ち出せるにもかかわらず、描写にも妥協がないのがRX1R IIIの強みです。
RX1R IIとRX1R IIIは、スペックの差だけで選ぶべきですか?
RX1R IIの4240万画素から、RX1R IIIでは6100万画素に向上しました。
AFのカバー範囲も45%から78%増加して、AIによる被写体認識が採用されるなどスペック面は明らかに向上しています。
また、動画性能もRX1R IIIでは4Kに対応するなど2台は差が明確です。
性能面・操作面ともにRX1R IIIが優れていると判断して問題ありませんが、最新の性能が必須であるかは一概に言えません。
たとえば静物のみを撮るのであれば、AIによる被写体認識や高速AFの重要度は下がります。
また、RX1R IIIの固定式モニターは人によっては不便に感じるかもしれません。
使用感やスピード感は数値だけでは測れない面もあるため、実際に手にしてみることをおすすめします。
まとめ
SONYの高級コンデジ「RX1R III」と前モデル「RX1R II」、ライバルである「Leica Q3」「GFX100RF」を比較しました。
RX1R IIIはフルサイズセンサーによる高い描写力と、コンパクト設計による携帯性を両立したモデルです。
描写性に妥協はしたくないけれど気軽に撮影を楽しみたい方にフィットするでしょう。
とはいえ、決して安くない買い物です。まずはレンタルで、実際の使用感や操作感を確かめてみるのをおすすめします。
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