RICOH「GRIIIx」を徹底解説!「GRIII」とも比較します

RICOH「GRIIIx」を徹底解説!「GRIII」とも比較します

こんにちは、GooPass MAGAZINE編集部です!
今回は、RICOH(リコー)の高級コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)『GR IIIx』をご紹介します。

ポートレートもキマる、究極のスナップシューター・改。

2021年10月1日に、RICOHから発売された『GR IIIx』。『GR III』のリニューアルモデルであるGR IIIx』は、【画質】と【携帯性】を兼ね備えた、コンパクトデジタルカメラです。質量は約262g(バッテリー、SDメモリーカード含む)、外形寸法は約109.4(幅)×61.9(高)×35.2(厚)mm。スマートフォン並みのコンパクト・軽量なボディに搭載されているのは、一眼カメラにも使用されるAPS-Cサイズの大型センサーです。

そもそも「GRシリーズ」とは、スナップ撮影に重要な【画質】と【携帯性】の両方にこだわる、RICOHのコンパクトカメラブランド。コンパクトフィルムカメラ・GR1から始まり、20年以上経過した現在まで人気を集め続けるシリーズです。2019年に発売された『GR III』は、“究極のスナップシューター”の愛称で、カメラマンをはじめ、多くのカメラファンに愛されています。

そんな『GR III』と、今回発売された『GR IIIx』の大きな違いは、画角。GR IIIx』に備えられたのは、これまで18.3mm(35ミリ判換算で約28mm相当)のレンズを搭載したカメラを展開してきたGRシリーズでは初となる、焦点距離26.1mm(35ミリ判換算で約40mm相当)のレンズです。ボケ味も活かせる使い勝手の良い画角は、GRの醍醐味である日常スナップだけでなく、人を被写体にした作品風のスナップやポートレート撮影も可能にしました。GR IIIx』の商品名“x”には、「extend(拡張・広げる)」の意味があるとのこと。本機は、その名の通り、スナップ写真における表現の幅を、さらに広げてくれるに違いありません。

この後、『GR IIIx』をさらに詳しく解説しますので、ぜひご覧ください。

「GRIIIx」のスペック

GR IIIx』のスペックは下記の通りです。

製品名 GRIIIx
センサーサイズ APS-C(23.5mm×15.6mm)
有効画素数 約2424万画素
焦点距離 26.1mm (35ミリ判換算で約40mm相当)
レンズ構成 5群7枚(非球面レンズ2枚)
F値 F2.8~F16
感度 ISO100~102400
手ブレ補正 撮像素子シフト方式
(Shake Reduction)(3軸補正)
AF機能 像面位相差検出およびコントラスト検出によるハイブリッド方式
シャッタースピード 1/4000~30秒
外形寸法 約109.4(幅)×61.9(高)×35.2(厚)mm
質量 約262g(バッテリー、SDメモリーカード含む)

▼さらに詳しい『GR IIIx』のスペックが知りたい方はコチラ
RICOH公式ページ

「GRIIIx」と「GRIII」の比較


GR IIIx』と『GR III』で異なるスペックは、以下の6点。イメージセンサーや手ブレ補正・感度など、その他のスペックは同様です。

  1. レンズ構成
  2. 焦点距離
  3. 撮影距離範囲(レンズ先端から)
  4. クロップ
  5. 本体の厚み
  6. 質量
GRIII GRIIIx
レンズ構成 4群6枚(非球面レンズ2枚) 5群7枚(非球面レンズ2枚)
焦点距離 18.3mm
(35ミリ判換算で約28mm相当)
26.1mm
(35ミリ判換算で約40mm相当)
撮影距離範囲
(レンズ先端から)
標準:約0.1m~∞
マクロモード:約0.06m~0.12m
標準:約0.2m~∞
マクロモード:約0.12m~0.24m
クロップ(35mm伴換算) 35mm、50mm、オフ 50mm、71mm、オフ
外形寸法(幅×高×厚) 約109.4×61.9×33.2mm 約109.4×61.9×35.2mm
質量 約257g(バッテリー、SDメモリーカード含む) 約262g(バッテリー、SDメモリーカード含む)

【本体の厚み】はプラス2mm、【質量】はプラス5gと、『GR IIIx』がほんのわずかに増量したのみです。

※外部ミニファインダーやリングキャップなど一部のアクセサリーは、『GR III』と『GR IIIx』で併用できないため、ご注意ください。

▼さらに詳しい『GR III』と『GR IIIx』のスペックが知りたい方はコチラ
RICOH公式ページ

「GRIIIx」のメリット

出典:RICOH公式

GR IIIx』のメリットを解説します。

コンパクト・軽量

GR IIIx』の外形寸法は約109.4(幅)×61.9(高)×35.2(厚)mm、質量は約262gです。新規に開発した光学系により、『GR III』では【4群6枚】だったレンズ構成が、『GR IIIx』では【5群7枚】になったものの、『GR IIIx』のボディは『GR III』と比べて厚みが2mm・質量が5g増量したのみ。ジャケットのポケットや小さなハンドバッグにもすっぽり収まるほど、コンパクト・軽量なボディです。その身軽さは、スマホに匹敵するほど(こちらの記事で、ほぼ同サイズである『GR III』とスマホを比較しています)。常に携帯して、日常のシャッターチャンスを狙いたくなること間違いなしです。

ボケを活かした写真が撮れる

GR IIIx』の焦点距離は26.1mm(35ミリ判換算で約40mm相当)のため、18.3mm(35ミリ判換算で約28mm相当)の『GR III』よりも被写界深度(ピントが合っているように見える範囲)が浅くなります※。被写界深度は、浅いほどピントが合う範囲がせまくなることから、ピントが合っている被写体の前後がボケやすいのが特徴。そのため『GR IIIx』は、『GR III』に比べて、ボケを活かした写真を撮影できます。主役とする被写体をより際立たせることで、写真にメリハリを出せるようになりました。風景だけでなく、家族や友達・恋人などのポートレート撮影を、日常的に楽しめます。

※被写界深度は広角レンズほど深く、望遠レンズほど浅い

画角の汎用性が高い

26.1mm(35ミリ判換算で約40mm相当)の画角は、最もスタンドードで扱いやすいといわれている35mmと50mmの中間といえます。人の視野角に近く、目で見て感じ取ったイメージをそのまま写し出せる35mmと、被写体を浮かび上がらせ、テーブルフォトやポートレートなどにも最適な50mm。そんな、二つの画角の良さを併せ持つ40mmの画角は、これまでのGRシリーズではカバーできなかった、様々な撮影シーンに対応できるでしょう。たとえば、愛着が湧いたベランダの観葉植物や、隣を歩く大好きな彼女の姿など…。

ちなみに、クロップ機能(画像の1部分を切り出すこと)を使えば、焦点距離【50mm】【71mm】をカバーします。さらに、別売りの「テレコンバージョンレンズ [GT-2]」(2021年11月下旬発売)と「レンズアダプターGA-2」を『GR IIIx』に装着すれば、自動的に本体は50mmにクロップされ、75mmの画角で撮影することが可能です。

※『GR III』はクロップ機能で焦点距離【35mm】【50mm】をカバー。別売りの「ワイドコンバージョンレンズ [GW-4]」と「レンズアダプター [GA-1]」を使用することで、倍率0.75倍。21mm相当(35ミリ判換算) での撮影が可能

「GRIIIx」がオススメな人

出典:RICOH公式

  • スマートフォンのようにコンパクト・軽量なカメラで、日常的に撮影を楽しみたい方
  • 風景だけのスナップ撮影よりも、人物や動物などのスナップ撮影が好きな方
  • 一眼ではボケを活かしたポートレート撮影が好きで、日常の気軽なスナップでも、そのような作風の写真が撮りたい方

40mm(35mm判換算)の焦点距離により、ボケを活かしたスナップ撮影が楽しめる『GR IIIx』。その特徴を踏まえた上で、GR IIIxがオススメなのは、上記のような方です。焦点距離28mm(35mm判換算)の『GR III』と迷ってしまった方は、ぜひ自分に当てはまるかチェックしてみてください。

「GRIIIx」で新たに追加された新機能(「GRIII」はファームアップを行なうことで追加可能)

出典:RICOH公式

GR IIIx』に標準搭載されている、主な新機能を紹介します。GR III』はファームアップ(ver.1.50)を行なうことで、同様の機能を追加することが可能です。

※その他の追加機能を知りたい方は、RICOH公式ページでチェックできます

プログラムライン「深度優先(深い)」

プログラムライン「深度優先(深い)」は、プログラムモードでの撮影で、F値を8.0に絞った状態を維持することができます。画面全体にピントが合ったパンフォーカス撮影を、簡単に行なえる機能です。

顔/瞳検出オートフォーカス

従来から搭載されていた「顔検出」に、「瞳検出」オートフォーカスが追加しました。[オートエリアAF][セレクトAF][ピンポイントAF]時に有効。自動で瞳にピントを合わせてくれるため、ポートレート撮影がしやすくなりました。

「GRIIIx」のレビュー・口コミ

作例写真

GR IIIx』の作例写真を、TwitterやInstagramからそれぞれピックアップしました。

 

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▼『GR IIIの作例写真とレビューはこちらの記事でチェックできます

高級コンデジ「RICOH GRIII」をレビューします! 【スタッフコラム】高級コンデジ「RICOH GR III」をレビューします!

「GRIIIx」をレンタルする

※現在(2021年10月8日)入荷待ちの状態です。借りたいボタン利用すると、入荷後に通知を受け取ることができます


■購入する場合は、116,820円(2021/10/6現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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