Kumiさんは、大学卒業後に管理栄養士の道へ進みますが、職場の環境に悩み、もともと興味のあったコーヒー業界に飛び込みます。
その後、持ち前のバイタリティで渡英し、モデルの仕事と趣味カメラを始めます。
カメラにのめり込み、帰国後はカメラ業界に絞って転職活動をはじめますが、実績が足りず本業にすることは一度断念しました。
本業では叶わなかったフォトグラファーの仕事ですが、副業ならできる。そう思い、日本で副業フォトグラファーのキャリアを積み始めました。
今回は、そんなKumiさんの人生感についてお伺いしました。
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目次
管理栄養士からイギリスのコーヒーショップ店員に転身。

ー大学で管理栄養士の資格を取得されたそうですが、思い描いていたキャリアプラン通りに就職できましたか?
最初は思い描いていた道を歩んでいました。
管理栄養士として病院で働くことが一つの夢だったので、大学生の時に管理栄養士の国家試験を受け、晴れて管理栄養士として働き出した時は嬉しかったですね。
でも思っていた以上に職場は苦しく、精神的に沈んでいた時期が続いていました。
なぜかというと、自分は慢性期の病院に勤めていて、重病患者さんを相手に日々仕事をしていましたので、いつも世間話をしていた患者さんが、いきなり病変してしまったりお亡くなりになってしまうことがあり、それがとても苦しかったからです。
もっとできることはなかったのか、と。
ーその後、どうされたのでしょうか?
元々大好きだったコーヒーを「いつか仕事にしてみたい」という気持ちがあったので、上京も兼ねてコーヒーショップへ転職しました。
「いつかカフェの本場であるオーストラリアのメルボルンで働きたい」という想いもあり、海外支店への配属を目標に日々仕事に励んでいました。
そしてついに2年越しに海外への配属が決まったのですが、新型コロナウイルスが拡大しその話が無くなってしまいました。その時は本当に辛かったです。
しかし、自分の夢を諦めきれず、コロナの状況下でも海外へ行こうと決心し、イギリスへ行くことにしました。
イギリスでモデルの仕事と趣味カメラをはじめた。

ー思い切った決断をされましたね。イギリスの生活はどうでしたか?
最初は語学の壁にぶち当たりました。
なかなか思ったように意思疎通がうまくいかず、仕事もローカルのカフェで働いていたので接客は本当に大変でした。
しかし、だんだんと慣れてきて一人でヨーロッパ周遊できるようにまでなりました。
約25カ国ほど旅をしながら仕事も両立し、充実した濃い時間だったと改めて実感します。
ーイギリスでモデルのお仕事もされたそうですが、どのような経緯ではじめられたのでしょうか?
最初は知人のカメラマンから被写体を頼まれたことがきっかけでした。
撮られ慣れていなかったこともあり、最初は表情がひきつっていたりポージングも固かったです。
次第にやりこなしていくうちに自然体な雰囲気を表現できるようになり、それをSNSで発信することによって人から評価を得ることの嬉しさと楽しさも感じるようになりました。
海外の美しい風景を沢山の人に見てもらいたい一心で投稿していくうちに、多くの人に見てもらえるようになり、それもまた嬉しかったですね。
ー海外で撮る写真はきっと素敵ですよね。
そうですね!
日本とはまた違った絶景や雰囲気をいつまでも残しておきたい、いつでも思い返したいという思いがあったので、カメラはとても良い存在だと思いました。
最初は旅行先で撮ったりしていただけなのですが、「仕事としてトライしてみたら?」という友人の一言でやってみたいと思ったのがフォトグラファーになったきっかけです。
ー最初から費用をもらって撮影していたのでしょうか?
最初はスキルアップのために費用をもらわずに撮っていました。
ストリートスナップのように街中で声をかけて撮ったり、イギリスへ遊びに来た日本人の方に対して、街案内をしながら思い出写真を撮ったりしていました。
滞在時間が短い人でも、あらゆる有名スポットに行けて写真まで撮ってもらえてすごく良かった!と言ってもらえたのは嬉しかったですね。
帰国しカメラの仕事を探したが、見つからなかった。

ー帰国後、どのようなお仕事をされたのでしょうか?
やりたいことは山ほどありました。
カメラを本業にしたくて、カメラ業界に絞って転職活動もしていましたが、実績が足りなくて何十社も落ちました。
気持ちとは裏腹になかなか決まらず、時間ばかりが過ぎていく焦りもあって、日本に帰ってきたのに息苦しかったですね。
ある時、友人に相談したところ「副業でやったら?」と言われ、それもいいなと思って、そこからは会社員を目指して転職活動をしました。今はWeb広告会社に勤めつつ、休みの日を撮影にあてています。
ワークライフバランスがすごく保てるようになったのと、会社員という生活基盤があるからこそ、好きなカメラにトライしていけるようになったので、今の生活はとても気に入っています。
副業でフォトグラファー&モデルをスタート。

ー副業ではどのようにお仕事を獲得されているのでしょうか?
フォトマッチングサイトを駆使してお仕事をいただいています。
あとは自分自身がモデルとしても活動しているので、その時に現場で知り合ったカメラマンさんを通じて、次はフォトグラファーとしてお仕事のお話をいただくことも多いです。
ーフォトグラファーとモデルの両立は大変じゃありませんか?
そうですね、本業のお仕事はほとんど残業がないので平日はしっかり休めていると思います。
土日祝は撮影があり、平日の夜にそれを編集して納品するといった生活をしています。
休みといった休みはほとんどないですが、好きでやっているので全然苦痛ではないんですよね。
体調を崩して本業に支障が出るようになってしまったら良くないので、体調管理は本当に気をつけています。睡眠時間を削ることもなく、心がけて食事もしっかり摂るようにしてます。
ー撮影単価はどのくらいでしょうか?
フォトマッチングサイトだと1時間に約12,000円/60枚くらいですね。これを1日2件くらいこなします。
これから七五三シーズンに入ってくるので、すでに11月まで予約で埋まっています。
単価は自分で設定できるサイトもあれば、決まっているサイトもありますが相場は1万円前後ですね。
マタニティフォトなどでは女性カメラマンに撮影を頼みたいという方も多くいらっしゃるので、需要がとてもあるなと実感しています。
ー使っているカメラとレンズを教えてください
カメラはSONY(ソニー) α7 IV、レンズはSONY(ソニー) FE 16-35mm F2.8 GMとSIGMA(シグマ) 85mm F1.4 DG DNを使っています。

α7 IV ILCE-7M4 ボディ

FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM

85mm F1.4 DG DN [ソニーE用]
今年中には大三元レンズを集めようと思っているので、もっと写真の幅が広がっていくと思います。
やらなかったら後悔する。

ー海外に住んだり、キャリアチェンジをしたり副業をしたりなど、どんどん挑戦されているkumiさんですが、そのバイタリティはどこから?
キャリアプランは悩むことも多かったです。
せっかく管理栄養士になったのに、たったの3年でキャリアチェンジするのは両親にも申し訳ないと思いましたし、コーヒーも好きとはいえそれを仕事にするのはどうかと思ったこともありました。
カフェは特に朝が早いし、拘束時間も長かったので、本当に好きじゃないとやっていけないなと思いました。
でも「やらなかったら後悔する」という想いの方が私にとっては大きかったですね。
一度オーストラリアに住んでみたくて両親に相談した時に資金も段取りも何も準備をしていなかった私に対して、両親はもちろん反対でした。
その結果一番行きたいと思っていた国にまだ一度も行けてないことに後悔してるんです。
イギリスに行くと決めた時は計画してから行動までが物凄く早かったので、これからは後悔をなるべく最小限に抑えられるように長い目で人生を見つめて、計画と行動に移していきたいと思っています。
だからこそのバイタリティなのかなと思ってます。
いつかは独立も視野に。北米にも住んでみたい。

ー今後について教えてください。
次は北米に行ってみたいと思っています。
まだ行ったことがない場所が沢山あるので、カメラ片手にこれからも旅したいです。心身ともに元気で若いうちが良いといいますからね。まだまだ未開拓地を巡っていきたいです。
最近はカメラだけでなく、さまざまな技術と特技を掛け合わせるためにHP制作も学んでいます。まだまだ挑戦していきたいことは山積みなので、一歩一歩こなしていきたいですね。
ーぜひ夢を叶えてください!本日は貴重なお話ありがとうございました。
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