専門学校を卒業後、希望していた業界に就職し10年以上勤務しているKさん。
本業で成果を出しても給料があがらないことをきっかけに、写真の副業をはじめます。
今回は、そんなKさんに「副業フォトグラファー(カメラマン)のキャリア」についてお伺いします。
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目次
心療内科に通ったこともあった。

ー最近では転職が一般的になってきましたが、勤続10年以上とはすごいですね。
高校時代から今の業界での就職を目指し、専門学校へ進学し無事第一志望の企業に内定をもらえました。
現在で勤続10年目、一度も転職はせず就職して以来同じ会社に在籍しています。
私はパソコンが得意でしたので、パソコン作業が苦手な方が多くいる今の会社の中での位置が確立されているのが理由です。
ー今の会社では順風満帆でしたか?
社内での私の立ち位置が確立される以前、入社当初は別の業務を担当していました。
この業界を志したきっかけとなるような部署だったのですが、ある時に腰を痛めてしまい仕事ができなくなってしまったんです。
別の部署に配属され、そこでなんとか再起を図ろうと努力をしていましたが、次第にうまくいかなくなっていきます。
段々と心が蝕まれていき、しまいには心療内科に通わなければいけないほどダメージを負ってしまいました。
およそ1年半ほどその状況に苦しみましたが、「自分の状況は自分で変えなければいけない!」と考え、意を決して上司に相談をすることに。
その結果、パソコン操作に長けていることを上司に知ってもらえて、現在の部署への配属に至ります。
自分の得意なことを仕事にできているので結果としてはよかったですが、辛い時期でした。
SNSでとある写真に出会って、自分でも撮影してみたいと思った。

ーカメラにハマったきっかけを教えてください。
4〜5年ほど前にSNSでふと目に止まった、地元のある場所を撮影した写真がとても印象的でした。
私もカメラを持っていたので、「自分も同じように撮れるんじゃないか?」と考え、本格的にカメラの知識や技術を身につけていきました。
その後、休日に家族で遊びに行った際や、親族が集まる行事の際に写真を撮影。
撮った写真のデータを渡したところ大変喜ばれました。
仕事では、実際に対面で感謝を伝えられるシーンというのは少ないので、こうして面と向かって喜んでもらえる姿を見るのはとても嬉しく思いました。
以上がカメラにハマったきっかけになります。
私は興味があることにはどんどんチャレンジしていくタイプです。
『写真をやってみたいな→興味があるな→よし、やろう』といったように、新しいことに対して億劫にならず突き進んでいきます。
その中で自分に合うか合わないかを判断しているので、基本的にはまずやってみてから決めています。
今回のカメラに関しても、そのような性分が幸いして得られた自分にとっての合う選択だったのだと感じています。
ちなみに最近だと自宅に倉庫を自作しました。
周りからは「普通は業者さんにやってもらうんじゃ・・・?」と言われましたが、これも1つの挑戦です。
自分でやってみることで、物の見方に幅が生まれますし、何より人がやらないことに魅力を感じてしまうんですよね。
愛機はEOS R6 Mark II

ー使っているカメラを教えてください。
現在使用しているのはCanonのEOS R6ですが、実は昨日EOS R6 Mark IIを購入しました。
レンズはR6を購入当時RFレンズが品薄で手に入りにくかった時期だったこともあり、EFレンズで揃えています。

EOS R6 ボディ

EOS R6 Mark II ボディ

EF16-35mm F4L IS USM

EF24-70mm F2.8L II USM

EF70-200mm F2.8L IS III USM
ー写真を撮っていて人生が彩られた瞬間はありますか?
お仕事として撮影をしている中で、写真に対する感想をいただける時が撮っていてよかったな、この仕事をしていてよかったな、と思える瞬間です。
副業ですが仕事は仕事。
対価をいただいて撮影した写真にお客様からのフィードバックをもらえるのは醍醐味だと感じています。
やりたいことを口にしたら仕事になった。

ー副業をはじめたきっかけを教えてください。
会社員だと、自分の力で給料を上げていくのってけっこう難しい部分があると思います。
ですが、こうした副業は頑張った分だけ対価を得られるのが魅力です。
そして何より自分で稼ぐ力を身につけたかったというのが副業をはじめたきっかけになります。
写真を副業に選んだ理由は、「今持っている知識や技術で換金性のあるものって何かな?」と考えた時に一番に浮かんだのがカメラだったからです。
写真が素敵であればお客様にお喜びいただけますし、カメラ機材への初期投資さえしてしまえば、あとは仕入れもなければ在庫もありません。
ーどんなふうに仕事を獲得して、どのくらい稼いでいますか?
最初の仕事はSNSで知り合った家族写真を撮りたい方からご依頼を受けました。
その方には以前から、本業を目指してカメラをやっていきたいと伝えていたので、カメラマンとして応援してもらうような形でのご依頼でした。
現在は、紹介やマッチングサービスから仕事を得ていて、収入は平均すると月に1万円くらいになります。
ー本業、ご家族の時間とのバランスはどうしていますか?
私は仕事柄平日の休みが多いのですが、妻も仕事をしており、子供は保育園にいっています。
夜間の撮影だとさすがに家族に負担をかけてしまいますが、日中であれば家族の負担にはなりにくい環境です。
なので、日中に撮影をして夜に現像する、といったワークスタイルで取り組んでいます。
妻の休日とは合ったり合わなかったりまちまちですが、うまく折り合いをつけ、できるだけ家族の時間もとりながら副業の時間も作っている状況です。
将来的にはカメラで独立したい。

ー最後に将来について教えてください。
私の本業は高校時代からやりたいことだったので現在まで続けてこられました。
つまりやりたいことを本業にしていくのが良いと考えています。
今は本気で写真と向き合うために本業にしたいので、今後2年間を目処に安定した収入の柱にしていきたいと思います。
将来的にはカメラマンとして独立を目指しています。
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