幻想的な世界観を表現できる「水滴・しずく」の撮影。
綺麗な写真を撮影するのは難しいイメージもありますが、実はレンズ選びとコツを知るだけで、初心者でも簡単に水滴・しずくの撮影を楽しめるんです。
今回は、花びらや葉に付着した水滴を綺麗に撮影するためのコツと、おすすめの機材、機材選びのポイントを紹介・解説します。
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目次
機材選びのポイント

水滴やしずくの写真を撮影するためには、以下のポイントをおさえておくことが大切です。
- 至近距離で撮影できるレンズ
- 高さや角度を調節しやすい三脚を使用する
- ピント合わせに役立つ機能を搭載しているか
①しずくを撮影するときはマクロレンズを選択する
水滴やしずくの造形美を表現するなら、被写体をクローズアップして撮影できるマクロレンズを選びましょう。
マクロレンズは、小さい被写体を大きく写せる点が特徴です。
花びらや葉に付いた水滴やしずくを強調できる写真が撮影できるので、肉眼では体感できない世界観を楽しめます。
標準レンズとマクロレンズの違いは、最短撮影距離と最大撮影倍率。
最短撮影距離は、ピントを合わせながら被写体にどこまで近づけるのかを表す数字です。
標準レンズは被写体に近づきすぎるとピントが外れてしまうので、マクロレンズほど被写体に近づけません。
最大撮影倍率は、最短撮影距離において被写体が一番大きく写るときの比率です。倍率の数値が高いほど、被写体を大きく写せます。
葉や茎に付着した水滴をクローズアップした、ダイナミックな一枚を狙ってみてください。
②高さや角度を調節しやすい三脚を使用する
手持ち撮影は、シャッターを押す瞬間や身体の揺れにより手ブレが発生しやすく、水滴・しずくが歪んで写る可能性があります。
そこでおすすめしたいのが、三脚を用いた撮影です。
三脚はモデルごとに機能性や使いやすさが異なるので、段数や全高などをチェックしておきましょう。
角度や高さを自由自在に調節できる製品ほど、あらゆる撮影シーンで対応可能です。
ローアングルからハイアングルまで、さまざまな構図で水滴・しずく撮影を楽しめます。
③ピント合わせに役立つ機能を搭載しているか
マクロレンズを使って綺麗な写真を撮影するためには、緻密なピント合わせが重要です。
「オートフォーカス」では意図した場所にピントが合わない場合があるので、水滴やしずくを撮影するときは手動でピントを合わせられる機能(=マニュアルフォーカス)を使いましょう。
水滴・しずくのように小さい被写体は、カメラの液晶モニターで見たときにはブレていないようでも、拡大するとブレていたりピントが外れていたりするもの。
そのため、MFアシスト・ピーキング・ピント拡大・フルタイムマニュアルフォーカスなど、ピント合わせに役立つ機能を搭載したモデルがおすすめです。
また、レンズを選ぶ際は、オートフォーカスとマニュアルフォーカスをスムーズに切り替えられるのかもチェックしましょう。
オススメの被写体と撮影のコツ

水滴・しずくを撮影するときは、以下の被写体がおすすめです。
オススメの被写体
たんぽぽやエノコログサは、多くの産毛が生えているので水を弾きやすいのが特徴。花びらが大きいカーベラやバラは、色鮮やかな写真に仕上がります。
花びらが大きい植物
・ガーベラ
・カモミール
・バラ など
水滴が付きやすい植物
・たんぽぽ
・エノコログサ(猫じゃらし)
・蓮の葉 など
撮影のコツ
①意図的に水滴を発生させる
お気に入りの花が見つかっても水滴・しずくが付いているとは限りません。そんなときはスポイトを使って、意図的に水滴を垂らすのもおすすめです。
②表現によってピントを調整する
水滴に反射したものを写したいときは、水滴に写る像にピントを合わせるのがコツ。水滴の造形や美しさを表現したいときは、水滴の輪郭にピントを合わせましょう。
③ボケ(絞り)やホワイトバランスを意識する
印象的な水滴・しずくを撮影するためには、背景ボケが重要。ボケは絞りの数値によって変わるので、大きいボケ表現を楽しみたいなら、絞りを開放気味に調節してみてください。
また、周囲の状況に合わせてホワイトバランスも変更することも大切です。
水滴・しずくの撮影にオススメの機材

①SONY マクロを極める!フルサイズミラーレス & マクロレンズセット α7 II + FE 90mm F2.8 Macro G OSS

フルサイズミラーレスカメラとマクロレンズのセットです。
装着後すぐに水滴の撮影を楽しめます。
ボディ側の「5軸ボディ内手ブレ補正」機能により、手持ち撮影でも高画質の写真を撮影可能。
Gレンズの特徴である美しい背景ボケ表現を楽しめます。
ボディのミラーレス一眼カメラ「α7 II ILCE-7M2」は、画像処理エンジン「BIONZ X」を搭載。
ディティールリプロダクション技術のはたらきにより、細部の質感まで鮮明に再現します。
花びらや水滴を立体的に写せるのも魅力です。
レンズには、中望遠マクロレンズ「SEL90M28G」をセレクト。
至近距離でもピントを合わせやすい「フローティング機構」を採用しているので、画面中央から周辺部まで鮮明に描写できます。
フォーカス時にレンズの長さが変わらない「インターナルフォーカシング」設計のため、重心がズレにくく、安定した姿勢で撮影可能です。
| 対応マウント | αEマウント |
| サンサーサイズ | フルサイズ |
| 有効画素数 | 2430万画素 |
| 記録フォーマット | JPEG・RAW |
| ファインダー形式 | 電子式 |
| 最高ISO感度(通常-最高0 | 25600-51200 |
| USB充電 | ○ |
| 手ブレ補正機構 | ○ |
| 液晶 | チルト式 |
| ファインダー倍率 | 0.71 |
【FE 90mm F2.8 Macro G OSS:レンズ】
| 対応マウント | αEマウント |
| フィルタサイズ(mm) | 62 |
| 開放F値 | 2.8 |
| 焦点距離(広角) | 90mm |
| 最短撮影距離 | 0.28m |
| フォーカス | AF/MF |
| 手ブレ補正機構 | ○ |

SONY マクロを極める!フルサイズミラーレス & マクロレンズセット α7 II + FE 90mm F2.8 Macro G OSS
②AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

細部までシャープに表現できるフルサイズFXフォーマットのマクロレンズです。
開放F値2.8を実現しているため、光を確保しにくい曇り空でも被写体を強調した明るい写真を撮影できます。
また、手ブレ補正効果3.0段を搭載。ブレを低減できるため、手持ち撮影でも安定した写真に仕上がります。
焦点距離は105mm。被写体から離れた場所でも画角いっぱいにおさめられるので、水滴をダイナミックに表現したいときにもおすすめです。
レンズ表面には独自開発の「ナノクリスタルコート」を施しており、逆光時に発生しやすいゴーストやフレアを抑えられます。
型式はニコンFマウントを採用。ニコンシリーズのD780・D6・D5300などのカメラにも装着できます。
| 対応マウント | Fマウント |
| 開放F値 | 2.8 |
| 最大径 | 83mm |
| 焦点距離 | 105mm |
| 最短撮影距離 | 0.314mm |
| フォーカス | AF/MF |
| フルサイズ対応 | ○ |
| 手ブレ補正機構 | ○ |

AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
③EF100mm F2.8L マクロ IS USM

快適なフォーカシングを実現するマクロレンズです。
「フローティングシステム」により、近距離描写性能が向上。
最短距離撮影から望遠までの収差を低減するので、狙った構図で撮影をおこなえます。
やわらかくて自然なボケ表現を作れるため、水滴を強調した撮影が可能です。
強力な手ブレ補正も、本レンズの特徴。
レンズ内手ブレ補正機構「イメージ・スタビライザー」を搭載しているので、雨上がりの薄暗い環境や望遠撮影時など、手ブレが発生しやすい状況でもクリアな写真を撮影できます。
オートフォーカスの後、最終的なピント合わせを手動でおこなう「フルタイムマニュアルフォーカス」を搭載。
水滴に映る像にピントを合わせられるので、撮影ミスを減らせます。
EFマウントに対応しており、キヤノンシリーズでは7D Mark II・EOS 80D・EOS 6D Mark IIに装着可能です。
| 対応マウント | EFマウント |
| 開放F値 | 2.8 |
| フィルタサイズ | 67mm |
| 焦点距離 | 100mm |
| 最短撮影距離 | 0.3mm |
| フォーカス | AF/MF |
| 手ブレ補正機構 | ○ |
| フルサイズ対応 | ○ |

EF100mm F2.8L マクロ IS USM
④M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

高解像度かつ高コントラストを実現したマクロレンズです。
開放F2.8が生み出す自然で美しい円形ボケ表現を楽しめます。
二線ボケや色収差を低減するのも魅力です。
レンズに「ZEROコーティング」を施しているのもポイント。
逆光時に発生しやすいゴーストやフレアを抑えるので、悪条件でも被写体を鮮明に写せます。
また、「ボディ内5軸手ブレ補正機構」を搭載したカメラとの相性も良好。手ブレを低減するため、気軽に手持ち撮影をおこなえます。
その他、オートフォーカスの駆動範囲を制限する「フォーカスリミットスイッチ」により、すばやくピントを合わせられるのも特徴。水滴が落ちたり移動したりする前に撮影ができます。レンズ鏡筒には、撮影距離と倍率を示す表示窓を搭載。ピントの位置を把握しやすく、マニュアルフォーカスの操作性が向上します。
| 対応マウント | マイクロフォーサーズ |
| 開放F値 | 2.8 |
| フィルタサイズ | 46mm |
| 最大径 | 56mm |
| 焦点距離 | 60mm |
| 最短撮影距離 | 0.19m |
| フォーカス | AF/MF |

M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
⑤befree GT XPRO カーボンT三脚キット MKBFRC4GTXP-BH

コンパクトサイズながら耐荷重10kgを実現したカーボン三脚です。
手持ちよりも安定した状態で撮影に臨めるため、手ブレの少ない水滴写真を撮影できます。
全高は最短90mm、最長1620mmを実現。センターポールを搭載しているので、構図に合わせて三脚の高さを調節できます。より被写体に近づいて撮影できる点も魅力です。
高品質のカーボンファイバーチューブを採用。軽量ながら優れた剛性を発揮するので、アウトドアシーンでもアクティブに使用できます。収納時には43cmまでコンパクトにまとまるため、持ち運びも便利です。
| 全高(最短-最長) | 90-1620mm |
| 縮長 | 430mm |
| 雲台 | 自由 |
| 積載重量 | 10kg |
| 素材 | カーボン |

befree GT XPRO カーボンT三脚キット MKBFRC4GTXP-BH
まとめ

花や葉に付いた水滴を撮影するためには、至近距離から撮影ができるマクロレンズを選ぶことが大切です。
手持ち撮影は手ブレが発生しやすいので、三脚を使うと良いでしょう。
ホワイトバランスや絞りを調節すると、独創的な写真に仕上がります。
ぜひチャレンジしてみてください。









