満月や三日月をきれいに撮りたいにもかかわらず、真っ白な円に見えたりボケたり、被写体が小さすぎたり、ピントが合わないといった経験をした方は少なくないのではないでしょうか。

夜空の月は、一見シンプルな被写体に見えて、露出・ピント・画角のすべてに気を配る必要があります。

本記事では、一眼レフカメラおよびミラーレス一眼カメラ(以下、まとめて一眼カメラと記します)におけるISO感度、シャッター速度、絞りの関係から、ピントの合わせ方、望遠での寄り方までを整理します。

撮影におすすめのカメラ機材も紹介するので、あわせて参考にしてください。

購入する前にレンタルで試すこともできます。

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目次

月の撮影が難しく感じる理由と、基本の考え方

月を綺麗に撮る方法を徹底解説!カメラの撮影設定や撮り方のポイントも紹介

月の撮影で戸惑いやすい要因のひとつに、周囲は暗い夜である一方で、月自体は十分に明るい被写体であるというギャップがあります。

背景が暗いと測光が過剰な露出を指示しがちであり、階調が潰れて白っぽく見える白飛びを起こしやすいのが代表的な例です。

あわせて、大気の揺らぎ(いわゆるサジや気流)、霞、街灯周辺の光害、雲の有無により、同一の手動設定でも見え方は変化します。

「きれい」と感じる像を、雰囲気だけでなく、クレーターの凹凸や縁付近の階調までどの程度残したいかという観点で捉えると、露出判断の軸が定まりやすくなります。

本記事では、満月前後を中心とした入門的な夜空の月の撮影を主な対象とします。

皆既月食や特殊イベント、高度な天体撮影のワークフローについては、専門の解説や別記事で補っていただく形が適切です。

月の撮影に必要なもの

月を綺麗に撮る方法を徹底解説!カメラの撮影設定や撮り方のポイントも紹介

一眼カメラで安定した画質を求める場合、頑丈な三脚の使用は実質的に必須に近いと考えられます。

望遠域ではわずかな振動でも像が乱れ、シャッターボタンを押す動作だけでもピント面が変化することがあります。

ワイヤレスまたは有線のレリーズ、セルフタイマー(2秒など)、電子シャッターなど、撮影時にボディへ直接触れない方法を選ぶと再現性が高まります。

予備バッテリーの携行も推奨します。

夜間の外気温が低い場面では、消費電流が増えやすいためです。

ライブビューで拡大表示を用いてピント合わせを行なう場合も、バッテリー残量には余裕を持たせてください。

趣味の範囲で月用フィルターを用いる例もありますが、入門段階では必須ではありません。

一眼カメラの呼称には、内部にミラーを有する一眼レフカメラと、ミラーを持たないミラーレス一眼カメラの双方が含まれます。

操作体系はメーカーおよび世代により異なるため、一般論を確認したうえで、ご利用中の機材の取扱説明書に当たることが重要です。

露出の考え方(ISO・シャッター速度・絞り)

月を綺麗に撮る方法を徹底解説!カメラの撮影設定や撮り方のポイントも紹介

ISO感度単体で最適値を決めようとすると整理が難しくなる場合があります。

白飛びとノイズの許容範囲を踏まえ、ISO感度・シャッター速度・絞りを同時に考える必要があります。

満月が高い位置にあり、大気の影響が比較的小さい条件では、入門向けの解説の多くは、ISO感度を低めに抑え、絞りをやや閉じ、シャッター速度を速め側へ寄せる方針を示します。

一例として、ISO感度100〜400、絞りF8〜F11前後、シャッター速度1/125秒〜1/250秒前後から評価を開始し、ヒストグラムや拡大表示で白飛びの有無を確認しながら調整する方法は、初動の目安として用いやすいでしょう。

月の高度、霞、雲、求めるトーンにより最適域は変わるため、ここに示す数値は出発点の参考値として扱ってください。

三脚で完全に固定できる場合は、シャッター速度をわずかに落としてISO感度を抑える、といった調整も選択肢となります。

冬季の外気下ではバッテリー性能が低下し、操作や表示が不安定に感じられることがあります。

防寒と予備電源の準備を併せて検討してください。

よくある失敗(白い円だけ・潰れる)と修正方法

画面いっぱいの白い円に見える場合は、露出過多である可能性が高いです。

絞りをさらに閉じる、ISO感度を下げる、シャッター速度を速くする、のいずれかまたは組み合わせにより露光量を抑制します。

逆に極端に暗く潰れる場合は露光不足ですが、月面の撮影では白飛びを避けたうえで階調を確保するほうが後工程で扱いやすい場面は少なくありません。

ライブビューのハイライト警告やヒストグラムは、肉眼の判断を補う客観的な指標として有効です。

RAW現像にしておくのがおすすめ

JPEGのみでも記録は十分可能ですが、RAW記録にしておくと、わずかな露出の補正や白飽和に近い階調のリカバーがしやすくなります。

現像の具体的な手順は本記事の主題外とし、Adobe Lightroom ClassicやCapture Oneなど、ご利用の環境に応じたマニュアルを参照してください。

ピントが合わないときの対処法(AF・MF・無限遠)

月を綺麗に撮る方法を徹底解説!カメラの撮影設定や撮り方のポイントも紹介

オートフォーカスが安定しない、合焦に見えても解像が甘い、熱ノイズの影響でピント位置が錯覚しやすい、といった訴えは月面撮影では珍しくありません。

まずはライブビューで縁部やクレーター付近を拡大表示し、手動フォーカスで合わせ直す手順が有効です。

無限遠マークは目安に留め、実際の最良位置は機材により無限遠記号のわずか手前または外側になる場合があります。

無限遠付近からゆっくり戻し込み、コントラストが最も明瞭になる位置を探る方法は汎用的です。

オートフォーカスを用いる場合も、可能であれば単点方式でコントラストのある縁に合わせ、合焦後はロックするか手動に切り替えてリングを触らない運用が安全です。

望遠域では焦点面の移動量が大きいため、三脚ヘッドや雲台の遊びによる模糊と混同しないよう注意が必要です。

月を大きく撮るには?300mmやクロップの考え方

月を綺麗に撮る方法を徹底解説!カメラの撮影設定や撮り方のポイントも紹介

画面上の月の大きさは、主として画角、すなわち焦点距離とセンサー寸法で決まります。

フルサイズ換算で約300mm級の望遠は、入門の段階でも現実的な目安のひとつです。

APS-Cやマイクロフォーサーズでは、同一の表示焦点距離でも画角が狭まり、月は大きく写る傾向があります。

ご利用機材の35mm判換算の表記を必ず確認してください。

撮像素子の画素数と、撮影後のトリミング(クロップ)により、さらに寄った見せ方を作る余地もあります。

ただしクロップは画素の抜き出しでもあるため、光学で寄れる条件が整うなら、先に光学で寄せるほうが情報量の面では有利になりやすいです。

スマートフォンでは、光学ズームの実効範囲を超えたデジタルズームに依存するほど、細部の再現は難しくなりがちです。

詳細は後述のスマートフォンの節に譲ります。

一眼レフ・ミラーレスでの撮影の手順と設定のまとめ

月

現場での手順は、次のチェックリストに沿って確認すると抜け漏れを抑えられます。

  • 三脚の設置と水平の確認、雲台および各ロックの締め付け
  • 画角と焦点距離の決定(望遠側では過剰な倍率に注意)
  • 露出の初期設定(ISO感度は低めから、絞りはやや閉じめ、シャッター速度は手ブレを避けられる速さから)
  • ライブビュー拡大による手動合焦、オートフォーカス使用時は合焦後のロック
  • セルフタイマーまたはレリーズによる露光(望遠ではミラーロックアップやミラーレス機の電子先幕など、機種の機能を活用)

ニコンのDXフォーマット機と高倍率ズームレンズの組み合わせは、アップグレード前の練習用途として一定の合理性があります。

具体的な製品名は後述のレンタル例を参照してください。

メーカー個別の最適手順は機材により異なるため、GOOPASS MAGAZINEの「月の撮り方を徹底解説!一眼レフでの撮影方法やおすすめ設定も紹介」も併読いただくと理解が進みやすくなります。

スマホ(iPhone・Android)で月を綺麗に撮れる?

月を綺麗に撮る方法を徹底解説!カメラの撮影設定や撮り方のポイントも紹介

まず結論として、光学式の望遠レンズや高倍率の光学ズームに相当する構成を備えた機種では、条件が整えば月面を十分記録できる場合があります。

一方、デジタル処理だけで画面を拡大する領域に踏み込むほど、クレーターなどの微細なコントラストは粗くなりやすく、一眼カメラに超望遠レンズを組み合わせた系統に比べ差が出やすい場面も残ります。

夜景モードや画像処理の強い機種では、肉眼の印象と結果画像のトーンが一致しないことがあります。

RAWや同等の高ビット記録に対応している機種では後処理の余地が広がりますが、可否は機種差が大きいため公式資料で確認してください。

現在の手持ち機がスマートフォンのみである場合は、光学ズームの上限と三脚固定の可否を整理したうえで、限界が見えた時点で一眼カメラの導入を検討する、という段階的な判断が冷静です。

iPhone中心の読者には「月をiPhoneで撮影しよう!初心者でも楽しめる撮影方法を解説」も参照ください。

月の撮影におすすめのレンタル機材6選

ニコン COOLPIX P950

レンズを増やさずに超望遠に届くブリッジ一体型

交換レンズの選択と持ち運びを抑えたまま、ズームの伸びだけで月の大きさを変えられるのがブリッジタイプの利点です。

三脚固定と拡大フォーカスを前提に据えると、露出とピントの両方を一度に練習しやすくなります。

ブリッジカメラ「COOLPIX P950」を選ぶ理由

  • 交換レンズは不要、光学ズームだけで24〜2000mm相当まで一体型で扱える
  • RAWと4K動画に対応、白飛び気味でも後から整えやすい
  • ニコンのメニューとライブビュー拡大の組み合わせが扱いやすく、ピント訓練向き
  • 手ブレ補正を内蔵、三脚メインでも下見や短い手持ちで構図を探れる
  • 一体型のなかでは持ち運びの負担が比較的少ない部類

詳細説明

COOLPIX P950は、ニコンが2020年2月7日に国内発売した一体型コンパクト(ブリッジ)です。

光学ズームで遠方へ寄るほど、わずかな触れでも像が揺れやすいのが月面撮影の現場感です。

その点、一体型はボディとズームのバランスが固定的であるぶん、初めて長焦点で三脚を組み合わせるときの変数が減らせます。

プログラムオートに任せっぱなしにせず、手動で露出を抑えて白飛びを避ける練習を重ねると、のちに交換レンズ機へ移る際の理解が速くなるでしょう。

手ブレ補正の有効範囲は条件で変わるため、「運んだときの重量」と「夜間の安定性」の両面で、レンタル期間中に一度感触を掴んでおくと安心です。

おすすめの人

  • レンズ一本追加のコストをかけたくない段階の方
  • とにかく光学で月を大きく写せるかを先に知りたい方
  • 旅行など他用途も兼ねて一台で持ち歩きたい方
  • ニコン以外も検討する前に同メーカー一体型から入りたい方
  • 将来の買い替え前に、望遠運用の負担だけ現実的に試したい方
コンテンツ制作チーム
コンテンツ制作チーム

一体型で焦点距離の伸びを試し、三脚と露出の癖を同時に学べる入門枠です。

製品名Nikon COOLPIX P950
発売日2020年2月7日
センサーサイズ1/2.3型
有効画素数1605万画素
動画記録画素数3840×2160(4K)30fps
焦点距離(35mm判換算)24~2000mm
F値F2.8-6.5
シャッタースピード1/2000~1秒
最短撮影距離(レンズ先端より)標準:50cm
マクロ:1cm
外形寸法140.2×109.6×149.8mm
重量1005g
スペックをもっと見る

ボディ内手ブレ補正機能レンズシフト方式(静止画)
レンズシフト方式と電子式の併用(動画)
ダスト低減機能
ローパスフィルターレス
撮影可能枚数290枚
画像ファイル形式JPEG、RAW(NRW)(ニコン独自フォーマット)
記録媒体SD/SDHC/SDXCメモリーカード
ファインダー形式電子ビューファインダー
ファインダー視野率99%
ファインダー倍率約0.68倍
AF検出方式コントラスト検出方式
AF検出範囲・先端レンズ面中央から約50cm~∞(広角側)、約5.0m~∞(望遠側)
・マクロAF時は先端レンズ面中央から約1cm~∞(広角側)、約5.0m~∞(望遠側)
フォーカスポイント
動画ファイル形式MP4
液晶モニター形式広視野角3.2型TFT画像モニター
タッチパネル
シャッター方式メカニカルシャッターとCMOS電子シャッターの併用
Wi-Fi(無線LAN)IEEE 802.11b/g(無線LAN標準プロトコル)
BluetoothBluetooth標準規格 Ver.4.1
NFC対応
防塵・防滴
使用温度範囲0〜40℃
使用湿度範囲85%以下(結露しないこと)

ニコン 月撮影入門セット(COOLPIX P1000+ピークデザイン三脚)

GOOPASS

Nikon 月モードで簡単撮影!月撮影入門セット COOLPIX P1000 + ピークデザイン トラベル トライポッド カーボン

高倍率ボディと三脚をまとめて揃えられる入門セット

より強い倍率側を試しつつ、撮影の土台となる三脚を同時に用意できる点が特徴です。

夜景の月では雲台の締め付けとセンターポールの剛性が成否に効くため、セットでそろえる意味は大きいです。

「月撮影入門セット」を選ぶ理由

  • COOLPIX P1000は光学125倍(24〜3000mm相当)、P950より月を大きく寄せやすい
  • 三脚はピークデザインのトラベル系、剛性と携行性をまとめて試せる
  • カメラと外付け三脚が最初からセット、超望遠ブリッジの月撮影にそのまま使える
  • 高倍率で効く微振動まで、機材ごと一度に検証しやすい
  • GOOPASS公式の入門SKU、必要な周辺が揃った状態から始められる

詳細説明

カメラ本体のCOOLPIX P1000は、2018年9月14日にニコンから発売されたモデルです。同梱のトラベル三脚はピークデザイン(Peak Design)の製品で、国内ではピークデザイン株式会社が取り扱っています。

高倍率ブリッジは、寄りすぎた結果として大気の影響を強く受けやすい反面、画面内の月の占有率を上げるには有効です。

三脚側は軽量さと足長、ロック機構が夜間作業のストレスに直結します。

セットSKUは個別購入前に、撮影スタイル(近場の手軽さ/遠征での重量)まで含めて総合判断しやすい構造になっています。

ピントは合っているように見えて甘くなる場面があり、ライブビュー拡大を前提にリング操作に慣れておくと失敗が減ります。

おすすめの人

  • 単体カメラだけ借りて三脚を別調達したくない方
  • 月のサイズ感をいちばん手早く大きく見せたい方
  • 外付け三脚のセットアップ手順まで含めて練習したい方
  • GOOPASS公式の入門導線に沿って機材を選びたい方
  • P950より倍率側の限界まで一度押し見たい方
コンテンツ制作チーム
コンテンツ制作チーム

撮影条件の核である「倍率」と「安定」を同じ箱で揃えられる、最初の一歩向きの構成です。

製品名Nikon COOLPIX P1000
発売日2018年9月14日
センサーサイズ1/2.3型
有効画素数1605万画素
動画記録画素数3840×2160(4K)30fps
焦点距離(35mm判換算)24~3000mm
F値F2.8-8
シャッタースピード1/4000~1秒
最短撮影距離(レンズ先端より)標準:30cm
マクロ:1cm
外形寸法146.3×118.8×181.3 mm
重量約1415g(電池、メモリーカード含む)

キヤノン EOS R10 ダブルズーム(RF-S18-150 IS STM+RF100-400mm)

GOOPASS

Canon EOS R10 & 超望遠までカバーするダブルズームセット EOS R10 + RF-S18-150 IS STM + RF100-400mm

RFのAPS-Cで標準から超望遠を二本でカバー

旅行やスナップから月まで、焦点域の広い二本で運用を組み替えられるのがミラーレスセットの強みです。

月撮影では100-400mm側が主役になり、日中は18-150mm側で動きの確認もしやすいでしょう。

「EOS R10 ダブルズーム」を選ぶ理由

  • 18-150で風景や日常、100-400で月など超望遠、二本で役割分担できる
  • RF100-400mmは軽めの超望遠ズーム、三脚載せ時の総重量を抑えやすい
  • R10はAFと連写が速く、雲の切れ間など一瞬の条件にも強い
  • 電子ファインダーとバリアングルで、見上げる月も画面ベースでピント確認しやすい
  • APS-Cで画角が狭まり、焦点距離の数字どおり以上に月が大きく写りやすい

詳細説明

ミラーレス本体のEOS R10は2022年7月28日にキヤノンから発売。セットのレンズは、同年6月23日登場のRF-S18-150mmと、2021年10月下旬に店頭へ並んだRF100-400mmの二本で、いずれも純正です。

APS-Cセンサーは、同一のレンズ焦点距離表記でもフルサイズ換算で画角が狭まるため、月の見え方が相対的に大きくなりやすい傾向があります。

二本構成は荷物は増えますが、「風景の広さ」と「月の寄り」の切り替えが明快です。

オートフォーカスの合焦位置を信じきるのではなく、ピークの濃い縁へ合わせる癖をつけると、望遠ズーム特有のブレとの見分けがつきやすくなります。

バッテリー消費は長時間のライブビューで沈みやすい点だけ、夜間運用では予備を意識してください。

おすすめの人

  • 月以外にも旅先や家族写真など汎用性を重視する方
  • キヤノンRF系への移行を検討している方
  • レンズ交換の手順に慣れておきたい方
  • 望遠ズームの描写で買い替え判断をしたい方
  • ミラーレスのメニュー体系を実作業で触っておきたい方
コンテンツ制作チーム
コンテンツ制作チーム

一本で妥協するのではなく、用途に応じた二本運用で画角の自由度を確保したい人向けです。

製品名Canon EOS R10
発売日2022年7月28日
レンズマウントキヤノンRFマウント
センサーサイズAPS-Cサイズ
有効画素数約2420万画素
動画記録画素数4K(3840×2160)30p
ISO感度ISO100~32000
シャッタースピード1/4000秒~30秒
連続撮影速度最高約15コマ/秒(メカニカルシャッター)
最高約23コマ/秒(電子シャッター)
液晶モニター稼働方式バリアングル
外形寸法122.5×87.8×83.4mm
重量約429g
ボディ内手ブレ補正機能

パナソニック LUMIX DC-G9+100-300mm II

GOOPASS

LUMIX 超望遠ズームセット LUMIX DC-G9 ボディ + LUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 II/POWER O.I.S.

マイクロフォーサーズで換算の伸びと手ブレ補正を試せる

センサー寸法により実効焦点距離が伸びるシステムで、300mm相当の感覚を数値と手応えの両方で押さえられます。

手ブレ補正の効きは三脚固定時でも運搬中の微振動対策に関わるため、実機確認の価値があります。

「LUMIX DC-G9+100-300mm II」を選ぶ理由

  • 2倍換算で100-300mmは200〜600mm相当、月が大きく写りやすい
  • 100-300mm IIは防塵防滴で、野外の夜撮でも作りが頼れる
  • G9はボディ補正が強く、レンズと組んだデュアル補正で手持ちにも余裕が出る
  • ダイヤルが厚い操作系で、露出変更が速く、月の輝度差に追従しやすい
  • ボディとレンズが分離でき、後から望遠を載せ替えやすい

詳細説明

望遠ズームの100-300mm IIは2017年2月23日発売で、ボディのLUMIX DC-G9(2018年1月25日発売)より先にラインアップされています。G9はパナソニックが静止画志向のフラッグシップとして打ち出したモデルで、レンズもボディも同社製です。

100-300mm II は開放も含めて扱いやすい望遠ズームの部類に入り、三脚に載せた状態でも微細な再構図がしやすいです。

G9は静止画寄りの操作系を好むユーザーも多く、ダイヤル類での露出変更が素早いほど月の輝度変化に追従しやすくなります。

焦点距離が長いほど無限遠付近の合焦感度がシビアになるため、オートから手動への切替タイミングをシーンごとに決めておくとブレが減ります。

センサーが小さいぶんノイズ傾向は条件次第で現れるため、ISO感度は低めから段階的に上げる運用が無難です。

おすすめの人

  • フルサイズ機より軽量セットを優先する方
  • 2倍相当の換算で600mm級寄りの見え方を試したい方
  • 連写や操作レスポンスも日常で活かしたい方
  • パナソニックのメニューに触れて判断したい方
  • ブリッジ以外の望遠解を一度経験しておきたい方
コンテンツ制作チーム
コンテンツ制作チーム

換算焦点距離と補正の体感をセットで押さえ、ミラーレス流の月撮影を試せる組み合わせです。

製品名Panasonic LUMIX DC-G9
発売日2021年1月25日
レンズマウントマイクロフォーサーズマウント
センサーサイズフォーサーズ4/3型LiveMOS
有効画素数2033万画素
動画記録画素数4K(3840×2160)59.94p
ISO感度ISO200~25600
シャッタースピード1/32000~60秒(シャッター方式自動切換)
連続撮影速度メカシャッター/電子先幕:最高約12(AFS/MF)コマ/秒
電子シャッター:最高約60(AFS/MF)コマ/秒
液晶モニター稼働方式フリーアングル
外形寸法136.9×97.3×91.6mm
重量約658g(バッテリー、メモリーカードを含む)
ボディ内手ブレ補正機能
その他Wi-Fi、Bluetooth

ニコン D7500+18-400mm(タムロン)

GOOPASS

Nikon 本格一眼レフ & 高倍率ズームセット D7500 + 18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD

DX一眼レフと高倍率ズーム1本の運用を一括で試す

光学ファインダーとライブビューを状況で使い分けたい層にとって、一眼レフは馴染みやすい選択肢です。

高倍率ズーム一本は荷物の整理は効きますが、開放値と最長端の描写は実撮で確認しておくと安心です。

「D7500+18-400mm(タムロン)」を選ぶ理由

  • 18-400は約22.2倍ズームで、DX換算おおよそ27〜600mmを1本でカバー
  • VC(手ブレ補正)内蔵で、ファインダー確認や手持ち試しにも向く
  • D7500はEXPEED 5搭載の中級DXで、階調と連写のバランスが取りやすい
  • 光学ファインダーとライブビューを切り替えて使い分けられる
  • レンズ1本のため夜間にレンズ交換がなく、運用が単純

詳細説明

ニコンD7500は、2017年6月9日に発売されたDXフォーマットの一眼レフです。セットの18-400mm F3.5-6.3 Di II VC HLD(Model B028/ニコンFマウント・DX向け)はタムロン製で、同年7月20日の発売です。

18-400mmクラスのズームは携行性に優れる一方、最長端では絞りが抑えられがちなので、月のトーンを決める段階でISO感度とのトレードオフを意識します。

オートフォーカスが迷う場面では速やかに手動へ切り替え、拡大で縁コントラストを見る手順が実用的です。

D7500は中級DXとしてバランスの取れたボディで、ダブルズームと比べるとレンズが一本にまとまるぶん、夜間の着脱ミスが減ります。

寒い夜は電池切れのリスクが上がるため、予備電池と操作手袋など快適性も含めた総合備えが再現性に効きます。

おすすめの人

  • ニコンのメニューに既に慣れている方
  • 交換レンズの回数を減らして現場を単純化したい方
  • 一眼レフのミラー駆動音や操作感触を好む方
  • DXセンサーで月の大きさ感を掴みたい方
  • 望遠一本での旅行写真から月まで流用したい方
コンテンツ制作チーム
コンテンツ制作チーム

ニコンDXと高倍率ズームの現実的な運用感を、比較的近い条件で検証できるセットです。

製品名Nikon D7500
発売日2017年6月9日
レンズマウントNikon Fマウント
センサーサイズAPS-C
有効画素数2088万画素
動画記録画素数4K UHD(3840×2160)30fps
ISO感度ISO100~51200
シャッタースピード1/8000~30秒
連続撮影速度最高約8.0コマ/秒
液晶モニター稼働方式チルト式
外形寸法135.5×104×72.5mm
重量約720g
スペックをもっと見る

ボディ内手ぶれ補正機能
ダスト低減機能○(センサークリーニングシステム)
ローパスフィルターレス
撮影可能枚数約950コマ(1コマ撮影モード時、カメラ本体でLi-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL15bまたはEN-EL15aまたはEN-EL15使用時)CIPA規格準拠
画像ファイル形式JPEG、RAW(14bit、ニコン独自)
RAW+JPEG同時記録可能
記録媒体SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I対応)
スロットダブルスロット
ファインダー形式ペンタプリズム使用
ファインダー視野率約100%
ファインダー倍率約0.94倍(50mmレンズ・∞・-1m-1
AF検出方式位相差検出式
AF検出範囲EV-3~+19(ISO100、20℃)
フォーカスポイント51点(15点がクロスタイプ)
中央1点はf/8対応
動画ファイル形式MOV、MP4
液晶モニター形式チルト式TFT式カラー液晶モニター
タッチパネル
シャッター方式電子制御式、フォーカルプレーンシャッター
Wi-Fi(無線LAN)IEEE 802.11b/g/n
BluetoothBluetooth 4.1
NFC対応
防塵・防滴
使用温度範囲0℃~+40℃
使用湿度範囲85%以下

キヤノン PowerShot SX70 HS

キヤノン製ブリッジで別系統の一体型を押さえる

同ジャンルの超望遠一体型でも、メーカーごとに操作系と色再現の傾向が異なります。

レンタルで並べて試せなくとも、まずキヤノン側の一体型を単独で押さえる意味は大きいでしょう。

「PowerShot SX70 HS」を選ぶ理由

  • 光学65倍ズームの一体型で、広角から月までこれ一台で届く
  • DIGIC 8搭載、RAW対応で露出後の調整余地を残しやすい
  • EVFあり、明るい昼も暗い夜もモニタだけに頼りにくい
  • キヤノンの階調の傾向がそのまま分かり、他社ブリッジとの比較軸になりやすい
  • グリップやダイヤルがニコン系と違い、操作感の差をはっきり比べられる

詳細説明

PowerShot SX70 HSは、キヤノンが2018年12月20日に発売した、光学65倍ズームを備えたブリッジタイプのコンパクトです。

ブリッジ機種同士の比較は、紙のスペックだけでは伝わりにくい「操作性」と「実効的な手ブレ感受性」の差に落ち着くことがあります。

SX70 HSは広いズーム域を単体で担う設計のため、三脚への載せ方とレンズの重心位置を一度確認しておくと雲台調整が速くなります。

JPEG任せでは階調が硬く見える夜もあるため、可能ならRAW記録で白飛びの余裕を残す判断が後工程で利きます。

長時間の撮影ではバッテリーとディスプレイの明るさ設定も電力に効くため、冬場は計画的に抑えめにしておくと安心です。

おすすめの人

  • キヤノンエコシステムへの親和性を優先する方
  • ブリッジ同士の描写・操作差を自分の目で見たい方
  • 持ち歩き重量を抑えつつ望遠を試したい方
  • 光学と手ブレ補正の下限を知っておきたい方
  • 将来の買い替えでニコン/キヤノンを比較検討している方
コンテンツ制作チーム
コンテンツ制作チーム

ニコン系以外の超望遠一体型を、月撮影の文脈で一度さばいておきたい人の分岐候補です。

製品名Canon PowerShot SX70 HS
発売日2018年12月20日
センサ―サイズ1/2.3型
有効画素数約2030万画素
動画記録画素数4K(3840×2160)30p
ISO感度ISO100~3200
シャッタースピード1/2000~15秒
※動画撮影時は、状況によって1/4000秒になることがあります
連続撮影速度ワンショットAF時:約10枚/秒(約57枚まで)
サーボAF時:約5.7枚/秒(約1000枚まで)
液晶モニター稼働方式バリアングル式
外形寸法127.1×90.9×116.6mm
重量約610g(バッテリーおよびメモリーカード含む)

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万が一のときも安心の補償制度

通常利用によるキズや汚れはもちろん、不意の破損でも会員の負担を最小限に抑える補償がついているため、初めてレンタルする方でも気兼ねなく利用できます。

初心者歓迎のコミュニティ・イベント

カメラ仲間と繋がれるオンラインコミュニティや、全国で開催される撮影イベントに参加可能。仲間と一緒に楽しみながら学べます。

他社レンタルサービスとの違い

GOOPASS他社1他社2
料金1,188円〜2,800円〜3,850円〜
取り扱い数約2,500種類(国内最大級)約1,255種類約1,400種類
レンタル期間ワンタイム(1泊2日)
サブスク(1ヶ月〜)
ワンタイム(3泊4日)
サブスク(3ヶ月〜)
サブスク(1ヶ月〜)
取扱ジャンルカメラ・レンズ・各種ガジェット家電・カメラ・PCカメラ・一部ブランド
特典専門家への機材相談・コミュニティ

カメラから最新ガジェット・Apple製品まで網羅

GOOPASSはカメラや交換レンズはもちろん、iPadやスピーカーのレンタルにも対応し、多くのユーザーから高い評価を得ています。

主な取扱機材(例)特徴・利用シーン
カメラ・レンズSONY α7Ⅳ、Nikon Z8本格撮影を叶える高画質、写真・動画の最新機材が豊富
Vlogカム・アクションカメラGoPro、DJI Osmo Pocket、Insta360旅行や動画配信の定番・最新機材が豊富
クリエイティブiPad、Mac、高性能ノートPC、スマホApple製品や編集・ビジネスに使える周辺機器
音響・ガジェット高音質スピーカー、スマートデバイス撮影・編集からライフスタイルを充実させる機器

\10秒で簡単!会員登録/

GOOPASSの2つの料金プラン

サブスクプラン

GOOPASSでは、ユーザーのスキルや利用期間に合わせて、コストパフォーマンスが高くなる2つのプランを用意しています。なお、サブスクプランを3・6・12ヶ月の長期更新で契約すると、さらに割引特典が適用され、お得がUPします。

① ワンタイムプラン(最短1泊2日〜)

旅行、結婚式、イベントなどで「必要な時だけピンポイントに使いたい」方に最適な短期レンタルプランです。

普段は手が出ない高額なプロ向けモデルや、Macなどのデバイスも、ワンタイムプランであれば初期費用を最小限に抑えて試せます。

こんな方におすすめ

  • 行事や旅行で短期間だけカメラを使いたい初心者・中級者
  • 購入前に、最新の高級カメラやレンズを実戦で試してみたい中級者・プロ

② サブスクプラン(月額定額制)

ご契約プラン月額料金(税込)利用できる機材のRANK
2,970円RANK0のみ
8,380円RANK0〜1
12,980円RANK0〜2
17,480円RANK0〜3
22,800円RANK0〜4
28,980円RANK0〜5
35,490円RANK0〜6
42,800円RANK0〜7
52,800円RANK0〜8
84,800円RANK0〜9
118,000円RANK0〜10

月額2,970円(税込・送料別)から利用できる月額定額制プランです。商品のRANKごとに契約プランが11あります。特徴は、契約期間内であれば「機材の入れ替え回数が無制限」である点。購入での失敗を防ぐことができます。

こんな方におすすめ

  • ひとつの機材を返却期限を気にせずじっくり使い込みたい方
  • 自分の撮影スタイルに合うカメラやレンズに出会うまで、色々試したい方

\10秒で簡単!会員登録/

試して買いたいならGOOPASS STOREがおすすめ

GOOPASS STOREとは?

「レンタル料金を支払い続けた結果、購入するより高くなってしまった」というレンタルのデメリットを解消するのが、新サービス「GOOPASS STORE」です。

単なる中古販売だけではなく、お試しレンタル後に購入できる独自のプラン「トライアルプラン」があるのが特徴。

所定のコース期間を満了すると、追加料金なしでその機材がそのまま自分のもの(所有物)になります。

レンタル期間の途中であっても、機材が気に入った時点で、それまでに支払ったレンタル費用を差し引いた金額で購入が可能です。

十分に使って納得してから購入を決定できるため、「買ってから後悔するリスク」もありません。

レンタル代を1円も無駄にせず、最終的に機材をマイカメラ・マイガジェットとして所有したいコスパ重視の方に最適なプランです。

※商品は中古整備品です
GOOPASS会員(無料・有料会員いずれも)の方でも、改めてGOOPASS STOREに会員登録する必要がありますので、ご了承ください

よくある質問

月を綺麗に撮る方法を徹底解説!カメラの撮影設定や撮り方のポイントも紹介

Q. 一眼カメラで月をきれいに撮るには?

A. 三脚で位置を固定し、白飛びを抑える方向でISO感度、シャッター速度、絞りのバランスを決定します。

ピントはライブビュー拡大で確認し、必要に応じて手動フォーカスで無限遠付近から微調整してください。

Q. スマホで月をきれいに撮るには?

A. 光学の望遠に相当する構成を備えた機種のほうが有利です。

夜景モードや画像処理の仕様は機種差が大きいため、まずは公式情報で確認し、限界が見えた段階で一眼カメラの採用を検討してください。

Q. 月を撮るときのISO感度は?

A. ISO感度単体ではなく、白飛びとノイズのバランスとして決定します。

多くの入門では低感度から開始し、必要に応じて段階的に引き上げる運用が無難です。

Q. 月を大きく撮るには?

A. 長い焦点距離の光学系と、必要に応じた撮影後のクロップによりフレーミングを調整します。

スマートフォンのみの場合は光学ズームの上限が制約となりやすいです。

Q. 月の撮影でピントが合わないのはなぜ?

A. オートフォーカスがコントラスト不足や熱ノイズの影響で安定しない場合があります。

ライブビュー拡大での手動合焦、または合焦後のロックが有効です。

まとめ

月を綺麗に撮る方法を徹底解説!カメラの撮影設定や撮り方のポイントも紹介

月の撮影では、ISO感度、シャッター速度、絞りを通じて白飛びを抑えつつ階調を残す設定を行い、三脚と拡大表示によるフォーカス運用を組み合わせることが成功の鍵です。

月を大きく写したいのであれば、焦点距離はより長いレンズを使用するのをおすすめします。APS-Cサイズやマイクロフォーサーズのカメラだと、同じ焦点距離でもより拡大して月を撮影できます。

自分好みの色に調整したり、よりディテールを強調したりできるので、撮影データはRAWで保存しておくとよいでしょう。

機材の詳細は本文の6例の商品ページを参照のうえ、さらに知りたい方は「月の撮影におすすめのカメラ11選とレンズ3選!初心者でも簡単な月の撮り方も紹介」を参照ください。

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