こんにちは、GOOPASS MAGAZINE編集部です!
「ポートレートを撮っても”代わり映えのない写真”になってしまう」「もっと印象的な写真にしたい……」
このような悩みは、一眼レフやミラーレス一眼で写真を撮り始めた頃に誰もが通る道です。
そこで今回は、印象的なポートレート写真を撮るために意識したい『構図』について解説します。写真の腕を上達させるのに欠かせない構図。中・上級者も使用する4つの基本構図を、まずは押さえておきましょう。
この記事ではポートレートにおすすめのレンズもご紹介します。併せて参考にしてみてください。
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目次
ポートレートとは?
ポートレート(英:Portrait)とは、「肖像画」を意味する通り、人物をテーマにした写真全般を指します。
詳しく知りたい方は下記記事をチェックしてみてください。
便利なグリッドラインを使おう!

構図を知るのと同時に利用したいのが、グリッドライン。
グリッドラインとはカメラのプレビュー画面に引かれた補助線のことで、画面を格子状に分割します。最近はスマートフォンのカメラにも搭載されているため、目にしたことのある方は多いのではないでしょうか。垂直・水平に2本ずつ線が引かれて9分割になっている形状が一般的ですが、16分割や24分割にしたり対角線を引いたりと設定で変更可能です。
グリッドラインは、画面の傾きを気づかせてくれます。地平線や道路、机や建物のラインなどをグリッドラインと合わせると、自然と写真も水平になるのです。また、被写体が画面のどの位置に置かれているかも、グリッドラインを見れば一目瞭然。
後に紹介する構図を理解するうえでもグリッドラインは重要なので、撮影の際はグリッドラインを表示しておきましょう。
ポートレートで押さえたい基本の4構図
日の丸構図

日の丸構図は、被写体を画面の真ん中に配置する構図です。ポートレートであれば、顔や全身を中心に据えるのが一般的でしょう。日本の国旗『日の丸』のように見えるのが、名称の由来です。
メインが一目でわかるため、最もポピュラーな構図でありながら、印象的でインパクトのある写真が撮れます。
しかし、「初心者写真に多い」といわれるように、意識しないとありきたりな写真になってしまう点は要注意。日の丸構図の場合は背景選びも重要でしょう。
シンプルでも奥が深いので、あえて選ぶという方も多い構図。モデルさんのしぐさや表情を工夫して、ストーリーを感じる被写体の撮影にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
日の丸構図のポイント・注意点
・インパクトのある写真に向いている
・ストーリー性をより与えやすい
・考えて取り入れないと代わり映えのない写真になってしまうので気をつける
三分割構図

縦横3分割した線の交点に、被写体を置く構図。グリッドラインを表示させると、簡単に三分割構図で撮影することが可能です。
三分割構図は縦横や被写体との距離を問わず使える、汎用性の高い構図です。適度にスペースを設けると、見た人の想像力をかき立てる『ストーリー性のある写真』に仕上がります。
ポートレートの場合は、交点に瞳や鼻を合わせると安定感が得られます。また、最初は視線の先を広くあけると窮屈にならず自然な印象になるはず。
三分割構図は画面が傾くと違和感が目立ちやすいので、水平を意識した撮影を心がけましょう。
三分割構図のポイント・注意点
・グリッドラインを利用する
・被写体が真ん中に配置されているより、少しずれていたほうが自然な感じに見える
・画面の中のメイン被写体以外の部分(ネガティブスペース)に配置するものを考えやすくなる
対角線構図

フレーム上の隅と隅を線で結び、その上に被写体を配置する構図が対角線構図です。簡単にいうと斜めに被写体を置く構図で、奥行き感が生まれ、手前から奥にかけて視線誘導もできます。
また、写真は水平が基本ではありますが、慣れてきたら意図的にカメラを傾ける撮影も取り入れてみましょう。ケースバイケースではあるものの、インパクトや躍動感が生まれます。
ポートレートでは、背景が水平を意識させない一面の空や海などの際におすすめです。
対角線構図のポイント・注意点
・躍動感を出したい時
・背景が平凡な場合にうまく取り入れると印象的に見える
・建物、風景、机の上においてあるものなどは不安定になりやすいので避ける
額縁構図

窓枠や建物の柱、トンネルの入口や鳥居などの建造物を使って、写真の中にさらに額縁(フレーム)を作る構図です。建造物だけでなく、茂った木々や花々の隙間も額縁に見立てることができます。
立体感が生まれるだけでなく、集中線が引かれたかのように、額の中心に視線誘導が行なえます。また、窓の手前と向こう側が分けられ、ときが止まったかのような印象を受けることも。
手前のもの、奥のもの、被写体の位置などを合わせながらの撮影になるので、少し難易度の高い構図といえるでしょう。
額縁構図で大切なのが、しっかりと水平に撮るという点です。水平垂直が少しでも傾いていると人間は違和感を覚えやすく、特に建造物やテーブルなどの水平構造のもの、柱などの垂直構造であるものは傾けて撮影するのは避けましょう。
額縁構図のポイント・注意点
・特徴のない被写体を額縁構図で撮影することで写真を引き締めることができる
・水平になるように気をつける
ポートレートにおすすめのレンズ2点
Nikon AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G

Nikon(ニコン)の「AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G」は、50mmの画角を持つ単焦点の標準レンズです。F1.8の大口径でありながら185gとコンパクトな設計のため、重い機材に慣れていない初心者の方でも負担を感じません。家族や恋人の撮影など、日常の中で気軽にポートレートが楽しめる1本です。
非球面レンズを使用した光学設計により、開放からシャープな描写が味わえます。ポートレートにおいては、F値の低さを活かして開放付近で撮影すると、自然な後ボケ・前ボケで被写体を引き立てる写真になるでしょう。
また、AFの高速性と静粛性もポイント。音が気になる屋内の撮影であっても、フォーカス音を気にせず撮影に集中できます。
| Nikon AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G | |
| マウント | ニコンFマウント |
| F値 | F1.8 |
| 最短撮影距離 | 0.45m |
| レンズ構成 | 6群7枚 |
| フィルター径 | 58mm |
| サイズ | 72×52.5 mm |
| 重量 | 185g |
■購入する場合は、27,790円(税込)(2022/5/17現在 カカクコム調べ)となっているようです。

AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
FE 85mm F1.4 GM SEL85F14GM

「FE 85mm F1.4 GM SEL85F14GM」は、SONY(ソニー)の最先端技術を盛り込んだG Masterレンズです。画角は、ポートレートに最適といわれる85mm。新開発の超高度非球面レンズが作り出す圧倒的な解像感と美しいボケ味の両立は、ポートレートレンズの最高峰といっても過言ではありません。モデルの顔はシャープな切れ味で、周辺部はとろけるように柔らかくして、被写体を引き立てます。
また、独自のナノARコーティング技術を採用し、ゴーストやフレアを抑制しました。逆光下であってもヌケ感を損なわないポートレート撮影が可能。例えば夕方の撮影であれば、柔らかな光を活かしながらもゴーストを押さえた作品作りができるでしょう。
| FE 85mm F1.4 GM SEL85F14GM | |
| マウント | ニコンFマウント |
| F値 | F1.8 |
| 最短撮影距離 | 0.45m |
| レンズ構成 | 6群7枚 |
| フィルター径 | 58mm |
| サイズ | 72×52.5 mm |
| 重量 | 185g |
■購入する場合は、163,580円(税込)(2022/5/17現在 カカクコム調べ)となっているようです。

FE 85mm F1.4 GM SEL85F14GM
まとめ

ポートレート撮影をする際に押さえたい基本の構図をご紹介しました。
基本中の基本、被写体が際立つ「日の丸構図」。安定感のある「三分割構図」。奥行き感とインパクトのある「対角線構図」。視線誘導ができる「額縁構図」。どの構図もメリット・注意点があるので、ポイントを押さえつつ撮影に取り入れてみてください。
とはいえ、構図を押さえるだけでなく、ときには外すことで予想外に面白い写真になることも。基本を知ったうえで破る型破りができたら、よりステップアップができるでしょう。
今回紹介した基本の構図以外にも、さまざまな構図が存在しています。より詳しく紹介しているので、ぜひ下記記事も併せてご参照ください。









