Canon(キヤノン)のCINEMA EOS SYSTEMに属する「EOS C50」と「EOS R5 C」。
いずれも小型・軽量で機動性に優れたモデルですが、立ち位置がやや異なります。
本記事では両モデルの性能を比較しながら、強みを発揮できる得意分野をまとめました。
どちらのカメラが向いているのか迷っている方は参考にしてください。
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目次
EOS C50とEOS R5 C、何が違う?まずは基本のスペック比較から
まずはEOS C50とEOS R5 Cの基本性能を比較してみました。
Canon EOS C50とCanon EOS R5 Cのスペック比較表
| 製品名 | 画像 | GOOPASS価格 | 販売価格 | 発売日 | センサーサイズ | 有効画素数 | 動画記録画素数 | シャッタースピード | 外形寸法 | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Canon EOS C50 | ![]() | 498,960円 | 2025年11月下旬 | フルサイズ | 約3230万画素(動画時3240万画素) | 7Kオープンゲート(6960×4640)29.97p 7K(6960×3672)59.94p ※RAW ST/LT | 1/16000~30秒 | 約142×88×95 mm | 約1120g(ハンドルユニット、マイクホルダー、バッテリー、メモリーカードを含む) | |
| Canon EOS R5 C | ![]() | 480,000円 | 2022年3月10日 | フルサイズ | 約4500万画素(動画時3540万画素) | 8K(8192×4320) 59.94p ※RAW LT | 1/8000~30秒 | 約142×101×111mm | 約770g(バッテリー、メモリーカード を含む) |
Canon EOS C50

EOS C50 ボディ
7Kオーバーサンプリングに対応、機動力に優れたシネマカメラ。
2025年11月発売予定の「Canon EOS C50」は、CINEMA EOS SYSTEMの最新コンパクトモデルです。
EOS C50の特徴は、高画質・高感度・操作性と軽量ボディのバランスの良さ。
コンパクトシステムで動画に特化したい方におすすめします。
おすすめの理由
- 7Kセンサーによるオーバーサンプリングで、高精細でノイズの少ない4K映像を記録できる
- デュアルベースISOで、明るい環境から暗所撮影まで柔軟に対応できる
- XLRハンドルが付属するからすぐに高音質の業務用マイクが使える
- オープンゲート録画・縦横同時撮影でマルチフォーマット配信に対応できる
製品詳細
EOS C50の特筆すべき点は、新開発7Kフルサイズセンサーと映像エンジン「DIGIC DV 7」による高精度なオーバーサンプリング処理です。
7Kの情報量から4K60pを作り出すため、通常の4Kより細部まで鮮明で色の再現性が高い映像が得られます。
また、センサーの全域を使うオープンゲート録画機能がCanonで初めて採用されました。
縦動画も画質を落とさず記録できるのに加えて、縦横のアスペクト比を同時に記録可能。
昨今のSNSやショートムービー需要に応える便利な機能です。
高音質の音声収録ができるXLRハンドルが付属するなど、インタビューやドキュメンタリー現場で活躍する機動力も魅力。
CINEMA EOS由来のUIと軽量ボディで、少人数の現場やワンオペでも動画制作に集中できるカメラです。
こんな人におすすめ
- ドキュメンタリーやインタビュー撮影で、軽量かつ高音質な収録環境を求める人
- ワンオペ撮影者で、カメラ1台で映像・音声を完結させたい人
- SNSや広告映像制作者で、縦横両対応の映像を効率的に撮りたい人
暗所耐性に関しても、デュアルベースISOの採用で従来よりも強化されました
| 製品名 | Canon EOS C50 |
|---|---|
| 発売日 | 2025年11月下旬予定 |
| レンズマウント | RFマウント |
| センサーサイズ | フルサイズ |
| 有効画素数 | 約3230万画素(動画時3240万画素) |
| 動画記録画素数 | 7Kオープンゲート(6960×4640)29.97p 7K(6960×3672)59.94p Super 35mm(5036×2656)59.94p Super 16mm(2524×1332)59.94p |
| ISO感度 | ISO100~64000(動画時ISO160~25600) |
| シャッタースピード | 1/16000~30秒 |
| 連続撮影速度 | 最大40コマ/秒 |
| 液晶モニター稼働方式 | バリアングル(可動式) |
| 外形寸法 | 約142×88×95mm |
| 重量 | 約1120g(ハンドルユニット、マイクホルダー、バッテリー、メモリーカードを含む) |
| ボディ内手ブレ補正機能 | – |
スペックをもっと見る
| ダスト低減機能 | 搭載 |
| ローパスフィルターレス | ○ |
| 撮影可能枚数 | 約337枚(JPEGラージ/CIPA準拠) |
| 画像ファイル形式 | JPEG、HEIF、RAW、C-RAW |
| 記録媒体 | Cfexpress(Type B)/SD(UHS-II) |
| スロット | 2スロット |
| ファインダー形式 | – |
| ファインダー視野率 | – |
| ファインダー倍率 | – |
| AF検出方式 | デュアルピクセルCMOS AF II |
| AF検出範囲 | EV -6.5〜21 |
| フォーカスポイント | 最大1053点 |
| 動画ファイル形式 | Cinema RAW Light、XF-AVC、XF-HEVC S、XF-AVC S |
| 液晶モニター形式 | 3.0型 LCD 162万ドット、タッチパネル |
| タッチパネル | ○ |
| シャッター方式 | メカニカル / 電子 |
| Wi-Fi(無線LAN) | IEEE802.11b/g/n/ac |
| Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
| NFC対応 | – |
| 防塵・防滴 | ○ |
| 使用温度範囲 | 0~40℃ |
| 使用湿度範囲 | 85%以下 |
Canon EOS R5 C

EOS R5 C ボディ
静止画も動画もトップクラスの高解像。
EOS R5 Cは、2022年3月10日にCanon(キヤノン)が発売したシネマカメラ。
EOS Rシリーズのなかで初のシネマカメラであり、スチルもムービーもこなせるハイブリット性能が魅力です。
おすすめの理由
- 約4500万画素のフルサイズセンサーで、静止画・動画のどちらも高精細
- 8K/60P内部RAW記録により、トリミングやリフレームを前提とした撮影ができる
- シネマUIとEOS UIの両モードを搭載し、ワンタッチで切り替えられる
- 小型軽量ボディで、ジンバル撮影やロケ移動の多い現場にも適する
製品詳細
約4500万画素フルサイズセンサーと映像エンジン「DIGIC X」により、8K60Pの内部RAW記録と超高画素の静止画を両立しました。
Cinema RAW Lightをはじめ複数の動画フォーマットに対応し、編集環境や制作スタイルに応じて柔軟に選択できます。
トリミングやカラーグレーディングの自由度も高く、映像表現の幅が一段と広がるでしょう。
また、UIは動画モードでシネマEOS、写真モードでEOS Rシリーズ仕様に自動切替。
Rシリーズに馴染んだ方もシネマシリーズに馴染んだ方も、ストレスなく操作できます。
「映像制作をしながらスチル撮影もこなしたい」「1台のカメラでどちらも妥協したくない」。
そんなビデオグラファー兼フォトグラファーの希望を叶えるカメラです。
こんな人におすすめ
- 写真と動画を1台で完結させたいフォトグラファー兼ビデオグラファー
- ウェディングやイベント撮影などで、瞬間を静止画と動画の両方で記録したい人
- 高解像度素材を活かして編集や色補正を細かく調整したい映像制作者
動画もスチルも高画質で残せるハイブリッド機能が魅力的
| 製品名 | Canon EOS R5 C |
|---|---|
| 発売日 | 2022年3月10日 |
| レンズマウント | キヤノンRFマウント |
| センサーサイズ | フルサイズ |
| 有効画素数 | 約4500万画素 |
| 動画記録画素数 | 8K DCI(8192×4320)59.94p Super 35mm(5952×3140)59.94p Super 16mm(2976×1570)59.94p |
| ISO感度 | ISO160〜25600(Base ISO 160/400/800) |
| シャッタースピード | 電子:1/8000~30秒 |
| 連続撮影速度 | 最大20コマ/秒(電子シャッター) |
| 液晶モニター稼働方式 | バリアングル |
| 外形寸法 | 約142×101×111mm |
| 重量 | 約770g(バッテリー、メモリーカードを含む) |
| ボディ内手ブレ補正機能 | – |
スペックをもっと見る
| ダスト低減機能 | ◎ |
| ローパスフィルターレス | ○ |
| 撮影可能枚数 | 約320枚 |
| 画像ファイル形式 | JPEG、HEIF、RAW、C-RAW |
| 記録媒体 | Cfexpress(Type B)/SD(UHS-II) |
| スロット | 2スロット |
| ファインダー形式 | OLED電子ビューファインダー、0.5型、約576万ドット |
| ファインダー視野率 | 約100% |
| ファインダー倍率 | 約0.76倍 |
| AF検出方式 | デュアルピクセルCMOS AF |
| AF検出範囲 | EV -6 ~ 20 |
| フォーカスポイント | 最大1053点(自動選択時) |
| 動画ファイル形式 | Cinema RAW Light、XF-AVC、MP4(HEVC/H.264) |
| 液晶モニター形式 | LCDモニタ 3.2型、約210万ドット |
| タッチパネル | ○ |
| シャッター方式 | 電子制御式フォーカルプレーンシャッター/電子シャッター |
| Wi-Fi(無線LAN) | IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
| Bluetooth | Bluetooth5.0 |
| NFC対応 | – |
| 防塵・防滴 | ○ |
| 使用温度範囲 | 0~40℃ |
| 使用湿度範囲 | 85%以下(結露しないこと) |
どちらが自分に合ってる?C50 / R5 Cの魅力と選び方

映像のクオリティと効率を追求するなら「C50」
| 製品名 | 選択のポイント |
|---|---|
| ・Canon EOS C50 | 新開発7Kセンサーによる4Kオーバーサンプリングで圧倒的な解像感 ・縦横同時記録により、編集なしで2種類のアスペクト比動画が手に入る ・デュアルベースISO(800/6400)により、明暗を問わずノイズを抑制 |
EOS C50は、画質・効率・機動力のバランスに優れたプロ向けモデルです。
7Kセンサーからの4Kオーバーサンプリングにより、通常の4K撮影を超える精細な映像を得られます。
また、メインで撮影した横映像以外に、縦や正方形の映像も同時記録が可能。トリミングなどの編集作業を必要としません。
冷却ファンと3つの排気口で、長時間の撮影でも熱暴走を防ぎます。
現場で求められる画質と作業効率を両立させたいクリエイターにおすすめです。
プロの道具としての操作性を楽しむなら「C50」
| 製品名 | 選択のポイント |
|---|---|
| ・Canon EOS C50 | CINEMA EOSシリーズ譲りの直感的なUIと物理ボタン配置 ・軽量・コンパクトでワンオペ撮影にも◎ ・標準付属のXLRハンドルで音声録音と迅速なズーム操作 |
プロの撮影現場で培われた操作系と実用性をコンパクトに凝縮。
14個のボタン配置は、CINEMA EOSに慣れた方もスチルEOSに馴染んだ方も操作しやすいデザインです。
カスタム性が高いので、他メーカーから乗り換える方もストレスなく適応できます。
また、XLR端子つきの標準付属のハンドルにより、付属品を揃えずとも高音質の音声収録が可能。
RECボタン付近のズームレバーは、素早く安定したズーム操作に役立ちます。
写真と動画を一台で完結させたいなら「R5 C」
| 製品名 | 選択のポイント |
|---|---|
| ・Canon EOS R5 C | ・約4500万画素の高精細スチル撮影もできる ・8K60Pの内部RAW記録対応で、圧倒的な解像感 ・動画と静止画でUIが切り替わるハイブリッド設計で混乱しない |
EOS R5 Cは、スチルと動画を1台で完結させたいクリエイターのためのカメラです。
8K内部RAWによる高精細な映像と、4500万画素の静止画撮影を両立しました。
動画と静止画はモードごとにUIが変化して、VideoモードはCinema EOSに準拠しています。
他のシネマモデルと併用しやすく、切り替え時に混乱も招きません。
撮影現場を一本化したいハイブリッドクリエイターに最適です。
8K収録による表現の幅を求めるなら「R5 C」
| 製品名 | 選択のポイント |
|---|---|
| ・Canon EOS R5 C | ・8K60P内部RAW記録とオーバーサンプリングで圧倒的な解像度 ・Cinema RAW Lightをはじめ複数の動画フォーマットに対応 ・トリミングやカラーグレーディングの自由度が高い |
8K収録機能で、映像表現の新たな可能性を切り開いたカメラがEOS R5 Cです。
元の解像度が高いため、撮影後のトリミングやリフレームが自在。単焦点レンズであってもクロップによるズーム効果で、多彩な演出ができます。
Cinema RAW Lightフォーマットは、撮影後の露出調整・色味の調整にも柔軟に対応します。
長時間撮影は外部給電のシステムが推奨されますが、8K/60pの表現が小型システムで行なえる画期的な1台です。
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| GOOPASS | 他社1 | 他社2 | |
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② サブスクプラン(月額定額制)
| ご契約プラン | 月額料金(税込) | 利用できる機材のRANK |
|---|---|---|
![]() | 2,970円 | RANK0のみ |
![]() | 8,380円 | RANK0〜1 |
![]() | 12,980円 | RANK0〜2 |
![]() | 17,480円 | RANK0〜3 |
![]() | 22,800円 | RANK0〜4 |
![]() | 28,980円 | RANK0〜5 |
![]() | 35,490円 | RANK0〜6 |
![]() | 42,800円 | RANK0〜7 |
![]() | 52,800円 | RANK0〜8 |
![]() | 84,800円 | RANK0〜9 |
![]() | 118,000円 | RANK0〜10 |
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EOS C50とEOS R5 Cの性能・機能の違い

EOS C50とEOS R5 Cは外観のよく似た小型のシネマカメラですが、性能や機能に差があります。
本項では、両機の主な違いを項目ごとにわかりやすく整理しました。
・イメージセンサーと映像エンジンの違い
・音声入力の違い
・動画の最大解像度とフレームレートの違い
・静止画性能の違い
・AF性能の違い
イメージセンサーと映像エンジンの違い
| 製品名 | イメージセンサー・サイズ | 画素数 | 画像処理エンジン | ダイナミックレンジ |
|---|---|---|---|---|
| Canon EOS C50 | 35mmフルサイズCMOSセンサー | 有効3240万画素 | DIGIC DV 7 | 15+stops(フルサイズ設定時) 16stops(Super 35mm設定時) |
| Canon EOS R5 C | 35mmフルサイズCMOSセンサー | 有効4500万画素(動画時3540万画素) | DIGIC X | 14stops |
EOS C50は、新開発の7Kフルサイズセンサーと映像エンジン「DIGIC DV 7」を搭載。映画撮影に最適化された性能が強みです。
特にセンサー全域を使用するオープンゲート記録により、リフレーミングの自由度が上がりました。
また、高感度ISO800と6400のデュアルベースISOが、室内のような暗所でもノイズを抑えた自然な階調を維持します。
ドキュメンタリーや屋外撮影など、照明のコントロールが難しい環境下で活躍するでしょう。
一方のEOS R5 Cは、約4500万画素の高解像センサーと「DIGIC X」を搭載。
映像表現はもちろんスチル撮影でも緻密な描写を得意とします。
自然風景のディテールや人物撮影における肌の質感など、被写体の細部表現まで重視したい方におすすめのモデルです。
音声入力の違い
| 製品名 | MIC端子 | XLR入力 |
|---|---|---|
| Canon EOS C50 | Φ3.5mmステレオミニジャック | XLR端子付きのハンドル(付属)、XLRアダプター |
| Canon EOS R5 C | Φ3.5mmステレオミニジャック | XLRアダプター(別売) |
両モデルのマイク入力端子は、いずれも3.5mmミニジャックのみ。
上位シネマ機のC70やC300などとは異なり、ボディへ直接XLR端子を接続できません。
しかしEOS C50にはXLR端子付きのハンドルが標準装備されているため、箱を開けてすぐにコンデンサーマイクを装着できます。
標準ハンドルユニットが付属しないEOS R5 Cは、別売りのXLRアダプターが必要です。
やや初期費用が嵩んでしまう点は注意しましょう。
動画の最大解像度とフレームレートの違い
| 製品名 | 最大解像度 | 主なフレームレート・最大フレームレート | 最大ビットレート |
|---|---|---|---|
| Canon EOS C50 | オープンゲート7K(6960×4640) | 59.94p、29.97p・最大2K180p・4K120p(圧縮方式Long GOPおよびIntra) | 2900Mbps ※Cinema RAW Light(12bit)、6960×3672、30p(RAW HQ) |
| Canon EOS R5 C | 8K(8192×4320) | 59.94p、29.97p・最大4K120p対応(圧縮方式Long GOPおよびIntra) | 2570Mbps ※Cinema RAW Light (12bit)、8192×4320、60p(RAW LT) |
EOS C50はRAW(Cinema RAW Light)で最大7K60pの収録が行なえます。
7Kからの4Kオーバーサンプリングで、通常の4Kよりノイズが少ない精細な4K映像を出力できる点が特徴です。
2K180P、4K120Pの高フレームレートにも対応するため、スポーツ撮影でのスロ―モーション映像なども制作できます。
EOS R5 Cのカメラ内RAW記録はさらに一段階上で、最大解像度は8K60P。
映像情報量は非常に多く、トリミングやリフレームに優れています。
もちろん8Kから高精細な4K動画へのオーバーサンプリングも対応。
フレームレートに関しては、画角クロップのない4K解像度で最大120Pです。
一方で、8Kや7K動画はデータ容量も膨大になる点は注意しなくてはいけません。
EOS R5 Cの最大ビットレートは、2570Mbps(Cinema RAW Light・8K60p・RAW LT時)。
1分間のムービーでも、およそ18GBのデータサイズになります。
XF-AVC(H.264)で撮影した4K映像と比べると、3倍近くのデータ容量です。
そのため、両モデルの性能を最大限生かした撮影をするのであれば、最低でも256GB以上のCFexpress Type Bが必須。
いずれのモデルでも大容量記録メディアと、ハイエンドの編集環境が求められます。
静止画性能の違い
| 製品名 | 有効画素数 | 連写速度 | 連続撮影枚数※CFexpressカード |
|---|---|---|---|
| Canon EOS C50 | 約3240万画素 | 最大約40コマ/秒 | JPEGラージ:約337枚 RAW:約153枚 |
| Canon EOS R5 C | 4500万画素 | 最大約20コマ/秒 | JPEGラージ:約350枚 RAW:約180枚 |
本格的にシネマとスチルを両立したい方は、EOS R5 Cが適しています。
EOS C50の約3230万画素フルサイズセンサーも、動画撮影の合間に高品質なスチルを記録可能です。
連写速度は最高約40コマ秒、最大20コマ遡れるプリ連続撮影機能もあるため、動体撮影時も問題ありません。
しかし、EVF(電子ビューファインダー)が非搭載であり、UIも動画撮影に主軸を置いているためあくまでスチル機能はサブ扱いです。
一方EOS R5 Cは、UIもEOS Rシリーズと同様のスチル仕様を採用しました。
約4500万画素の高解像性能を持ちながら、最大20コマ秒の連写機能と大容量バッファ、高精度・高速なAF性能を実現。
静止画性能もスチル機の上位モデルに匹敵します。
高精細な静止画を求める場合や、ウェディング・広告撮影のように「動画と写真を同時に撮りたい」場面ではR5 Cが優位です。
AF性能の違い
| 製品名 | AFシステム | 測距ポジション | 被写体検出 | 測距輝度範囲(静止画撮影時) |
|---|---|---|---|---|
| Canon EOS C50 | デュアルピクセルCMOS AF II(動画) デュアルピクセルCMOS AF(静止画) | 最大 6097ポジション | 人(瞳・顔・頭部・胴体)、犬、猫、鳥(瞳・顔・全身)、乗り物 | EV−6.5〜21 |
| Canon EOS R5 C | デュアルピクセルCMOS AF(動画) デュアルピクセルCMOS AF II(静止画) | 最大5940ポジション | 人(瞳・顔・頭部・胴体)、犬、猫、鳥(顔・全身)、乗り物 | EV –6~20 |
EOS C50には最新のデュアルピクセルCMOS AF IIをVideoモードに搭載しました。
映像撮影に最適化されたCINEMA EOSのAFシステムも導入しており、ピント合わせの直前にやや減速をする緩やかな合焦が特徴です。
パンニング時のフォーカス移行がより自然で、映画的な滑らかさを重視しています。
また、AFエリアはセンサーの約100%をカバーしながら、ディープラーニングを活用した被検出アルゴリズムを強化。
人物は目、顔、頭部、動体を検出し、瞳は左右も区別します。
動物(犬、猫、鳥)は目、顔、動体を検出しながら確実にピントを維持します。
一方EOS R5 Cでは、デュアルピクセルCMOS AF IIの採用はPhotoモードのみです。
EOS R5 CはEOS C50よりもスチル撮影向きのため、瞬間的な動体追従性能やレスポンスの速さに定評があります。
C50とR5 C、それぞれの得意分野を整理
EOS C50の得意分野
| 製品名 | 得意分野 |
|---|---|
| Canon EOS C50 | ・XLRハンドルで高音質収録ができる ・デュアルベースISOで低照度下でもノイズが少ない ・同一シーンを異なるアスペクト比で同時記録、編集作業を効率化 ・CINEMA EOS史上、最小・最軽量ボディ。ワンオペにも最適 |
EOS C50は、軽快なフットワークを重視したコンパクトシネマカメラです。
小型ボディとバランスの取れた操作系により、少人数の現場でも安定した映像制作を展開できます。
コンデンサーマイクが使えるXLRハンドルが、シネマシリーズでは初めて初期装備として登場。
初期費用を抑えて、プロの収音環境が手に入ります。
インタビューやドキュメンタリーのような、音声収録が重要な場面で活躍するでしょう。
映像面では、7K RAWオーバーサンプリングによって通常の4K映像より精細な映像制作が可能です。
さらに「縦横同時録画」により、メイン映像と同時に縦動画を記録できるようになりました。
メイン映像を編集せずとも、宣伝やSNS用の縦動画を得ることができます。
限られた人数や時間で作品を作り上げる現場で活躍するモデルです。
EOS R5 Cの得意分野
| 製品名 | 得意分野 |
|---|---|
| Canon EOS R5 C | ・8K/60P内部RAW記録で解像度が高く、撮影後に自由な構図調整ができる ・約4500万画素フルサイズセンサーで、高精細なスチルも両立 ・小型軽量ボディで動きの多い撮影でも自由なアングル取りができる ・動画モードではCinema EOS寄り、写真モードではRシリーズ寄りのUIを採用 |
EOS R5 Cの最大の特徴は、高精細なスチルと動画を1台でこなせるハイブリッドカメラである点。
8K 60p RAW記録は、細部まで再現するだけでなく後処理でのトリミングやリフレーミングの自由度を高めます。
ウェディングのようなイベント撮影では、記念写真から感動シーンのムービーまで1台で緻密に描写します。
動画モードと写真モードでUIが切り替わる設計も視覚的にわかりやすく、他のシネマシステムと併用しても混乱を招きません。
ミュージックビデオやウェディング映像など、クリエイティブな演出と解像感が演出が求められる場面で支持されるカメラです。
動画撮影に便利なアクセサリーを紹介
Manfrotto befree live アルミニウム L 三脚ビデオ雲台キット MVKBFRL-LIVE

befree live アルミニウム L 三脚ビデオ雲台キット MVKBFRL-LIVE
2019年2月21日に発売された、Manfrotto(マンフロット)のbefree Live アルミニウム L三脚ビデオ雲台キット(MVKBFRL-LIVE)。
ミラーレス一眼カメラでの動画撮影に最適なトラベル三脚です。
4段階に伸縮するレバーロック式の脚部は、脚を180度折り畳めるため収納時は400mmとコンパクト。
最大1,510mmまで伸ばせるため、さまざまな撮影シーンに対応します。
また、滑らかなパン・チルト操作ができるフリュード機構を採用しました。ガタつきやブレを抑えながら、自然な動きの映像表現が行なえます。
センターポール上部のレベリング機構で水平出しも簡単にできます
DJI RS 2 Proコンボ

DJI RS 2 Proコンボ
2020年10月に発売された「DJI RS 2 Proコンボ」は、ジンバル・DJI RS 2に映像クリエイター向きのアクセサリーが付属するプロ向きのセットです。
カーボンファイバー製を採用したDJI RS 2は、従来のRonin-Sから約500gの軽量化に成功。
最大搭載重量は4.5kgであり、ミラーレス一眼カメラはもちろん上位の一眼レフカメラまで幅広い機材をカバーする安定性を誇ります。
通常版とProコンボの大きな違いは、フォーカスモーターと映像トランスミッターの有無です。
映像トランスミッター・RavenEyeにより、スマートフォンやタブレットへカメラの映像をリアルタイムで送信できます。
また、オートフォーカスギアを使えば、シネマカメラ・レンズのような機材でもオートフォーカスが可能に。
遠隔操作をしたい方やシネマカメラ愛好家におすすめのセットです。
AFができるカメラでもより安定したオートフォーカスが行なえます
動画制作アクセサリーセット RODE VideoMic PRO + マンフロットPIXI EVO ミニ三脚

動画制作アクセサリーセット RODE VideoMic PRO + マンフロットPIXI EVO ミニ三脚
RODE(ロード)の「VideoMic PRO」と、Manfrotto(マンフロット)の「PIXI EVO ミニ三脚」をあわせたアクセサリーセットです。
カメラ上部に装着できるショットガンマイクのVideoMic PROが、クリアな指向性音声を収録。
周囲の雑音を抑えつつ話し声や環境音をしっかり拾えるため、風景の撮影以外にもVlogやインタビューなど音声付きの動画にも活躍します。
また、マンフロットのPIXI EVOミニ三脚はコンパクトながら安定性に優れ、手ブレを抑えた固定撮影が可能です。
高さや角度の調整もできるので、机の上や屋外など幅広いシーンに対応。
手持ち撮影時にはグリップ代わりにもなり、快適な撮影をサポートしてくれます。
Vlogやインタビュー、屋外動画撮影の際に素早く本格的な撮影環境を作れます
よくある質問(Q&A)

EOS C50で写真は撮れますか?
EOS C50は静止画も撮影できます。
有効約3230万画素の、新開発のフルサイズセンサーを搭載しました。
最高ISO64000の高感度耐性と最高約40コマ秒の高速連写もあわせ持ち、さまざまなシチュエーションに対応します。
屋内スポーツシーンなど暗所や被写体が速い撮影も、ノイズやブレを抑えて高画質に仕上げます。
しかし、EOS C50の操作系やUIは動画制作に最適化されたCINEMAシリーズのものです。
電子ビューファインダー(EVF)も非搭載のため、EOS R5 Cに比べるとハイブリッド性能は劣ります。
どちらのカメラにもボディ内手ブレ補正はありますか?
EOS C50にはボディ内手ブレ補正(IBIS)は搭載されていません。
一方、EOS R5 CはVideoモードのみボディ手ブレ補正が使用できます。
レンズ手ブレ補正(OIS)が搭載されたRFレンズを装着した場合に、協調制御で高い補正効果が得られます。
しかし、EOS R5 CもPhotoモードでは手ブレ補正機構が使えないので注意してください。
NDフィルターは内蔵されていますか?
EOS C50、EOS R5 Cともに内蔵NDフィルターは搭載されていません。
明るい屋外での絞り調整やシャッタースピードの制御には、外付けのNDフィルターが必要です。
まとめ

EOS C50とEOS R5 C、どちらもコンパクトで、個人ビデオグラファーや少数精鋭の現場で力を発揮するカメラです。
動画に特化した性能を求め、高画質と撮影・編集の効率を重視するのであればEOS C50。
動画と静止画を両立し、圧倒的なディテール表現をしたいのであればEOS R5 Cがおすすめです。
自分の撮影スタイルと、性能や操作性を照らし合わせながら最適の1台を選んでください。
どちらにするか迷ったら、まずはレンタルで使い比べてみるのもよいでしょう。
























