いまやデジタルカメラのハイブランドとしてステータスを確立しているライカだが、その歴史はフィルム時代に遡って約1世紀におよぶ。

カメラ機材の進化は写真文化の発展と密接に関わり合うが、ライカは写真の歴史上に大きな存在感を放つ。

一時は日本製カメラの後塵を拝した時期もあったが、近年は過去の名声に頼ることなく独自のスタイルを貫きラグジュアリーなツールとして新たなファンも着実に獲得している。

デジタル時代にもなお輝き続けるその魅力はどこにあるのか。

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ライカ製カメラの歴史

どんなブランドにもヒストリーがある。

紆余曲折を経てのプロダクトの開発にまつわるエピソードは、得てして魅力的だ。

ライカの歴史を語る上で絶対に外せないのがオスカー・バルナックが開発した初期のモデルたちと、1954年からスタートしデジタル時代の今なお続くM型である。

どちらも根強いファンを持つ。

駆け足になるが、まずはその歴史から紐解いていきたい。

ライカの誕生

ライカは顕微鏡や双眼鏡などを生産していたドイツはウェッツラー(ヴェッツラー、ヴェツラー)の光学機器メーカー、エルンスト・ライツ社のブランドとしてスタートした。

ライツのカメラ(Leitz Camera)だからライカ(Leica)と名付けられたというわけだ。

ウェッツラーは鉄鉱石採掘、精錬、加工業などで長い歴史を有する土地柄だったが、18世紀初頭から光学関連産業が集まり、19世紀半ばからは近代的な工業化が加速した。

1911年、ライツ社に一人の技術者が入社する。

カール・ツァイスにいたオスカー・バルナック(1879~1936年)だ。

彼はツァイスにいた頃から実用的な小型カメラ開発を考えていたが、その夢はライツで実現することになる。

1913年から14年にかけて35mm映画用ロールフィルムの2コマ分(24×36mm=今日35mmフルサイズというとおおよそこのサイズを指す。ライカ判とも呼ばれた)を使用する小型カメラを3台試作した。

後に「ウル・ライカ(Ur Leica)」と呼ばれることになるライカの起源ともいえるプロトタイプだが、この時点ではまだライカという呼び名はなかった。

なぜ2コマ分なのか、その理由については1コマ分では画質に納得がいかず2コマにしてみたらうまくいった、あるいは納得いく画質を得るために必要な面積を計算した結果だった、といった説があるが定かではない。

カメラが作られた目的も映画フィルムでの露光テストのため、という説をはじめ諸説ある。

100年以上前の話で、しかも当時はまさか世界的なカメラブランドになるとは想定もされていなかったから、証拠も乏しく事実を明確にすることは困難だ。

だがそんなところも結果的にブランドの神話性を演出するのに一役買っている。

カメラはその後も試行錯誤を経て1925年、ライカA型(I型)として結実し市場に発売された。

日本で言えば大正14年なので、時代が昭和へ変わる間際の出来事になる。

ひとつ間違いなく言えるのは、当時としては革新的な小型サイズのカメラで、気軽に持ち運べることが大きな特徴だったということ。

さらに、それまでは密着焼きで写真を作ることが当たり前だったが、小さなネガから鑑賞に耐えるサイズの写真を作るためには解像度の高いレンズや引き伸ばし機などのシステムが必要であり、ある意味システムカメラの走りとも言えるだろう。

ライカ以前のカメラは大型で設置や運搬に手間がかかっているため、使える画質をキープしながら手のひらに載せられるサイズまでコンパクトにしたことは革命的。

ライカはカメラ産業のみならず写真表現の可能性を拡大したという意味でも、20世紀の写真文化の発展に寄与したと言って過言ではない。

その後スローシャッターの切れるデッケル社製コンパーシャッターを搭載したコンパーライカ(B型、I型のコンパー付きなどとも呼ばれる)を経て1930年には初のレンズ交換式モデル、ライカC型(レンズ交換式のI型)が誕生した。

ねじ込み式のスクリューマウントが採用されたが初期モデルはカメラごとフランジバック(レンズ後端とボディ側のマウントが当たる面からフィルム面までの距離)が異なったため、カメラとレンズをセットで調整する必要があった。

その後、フランジバックを28.8mmに統一、どの個体のレンズでも交換が可能になった(統一後はボディのマウント12時位置に0が刻印)。

そして1932年にはレンズ交換式でありレンジファインダー(連動距離計)を搭載したライカDⅡ(D型、Ⅱ型)が登場する。

それまではピント合わせは目測式で、アクセサリーシューに取り付ける単独の距離計が用意されていたが、レンズに連動する距離計がボディに内蔵されたことで利便性はさらに高まった。

M型ライカの登場

1954(昭和29)年はカメラ、そして写真の歴史にとって記憶されるべき年だろう。

ライカM3が登場したのだ。以後M型は改良を重ね、紆余曲折を経てデジタル時代にも生き残るロングセラーとなった。ライカといえば真っ先にMシリーズを思い浮かべる人は多いだろう。

M3

M3はライツ社が当時最高峰と言われる技術を惜しみなく投入し、従来のバルナック型ライカを凌駕する新時代の画期的な実像式レンジファインダーカメラとして誕生した。

バルナック型と比べ筐体のサイズや外観が変化したため、万人にすぐ好意的に受けとめられたわけではなかったようだが、そのインパクトは大きく、技術的にはドイツに追いつけ追い越せで開発を続けていた、日本の各カメラメーカーを一気に引き離すレベルのジャンプアップだった。

M3が日本メーカーにレンジファインダーカメラの開発を諦めさせ一眼レフへと向かう大きなきっかけになったという説がささやかれるほどだ。

M3はそれまでバルナックライカが採用していたスクリューマウントではなく、Mマウントと呼ばれるバヨネットマウントを備えスピーディーなレンズ交換を容易にし、フィルム巻き上げもノブ式からレバー式とした。

さらに、距離計とファインダーを1つの大きいファインダーに組み合わせ、中央に明るくピント合わせのしやすい二重像を配置。

二重像部分のエッジはシャープで、スプリットイメージ的に利用することもできる明瞭なファインダーは、M型の大きな美点になった。

後期型には被写界深度を確認するためのノッチもつけられた。

写真に写る範囲を示すブライトフレームはレンズ交換に応じて自動的に切り替わり(後に手動で操作できるセレクターもつけられた)、ピント合わせに連動して視差を補正する。

他にも新しいゴム引きされたフォーカルプレーンシャッターを搭載するなど技術の粋を集めた革新的ニューモデルとなったが、すべてが写真撮影における速写性を飛躍的に高めることに貢献した。

M型の「M」はレンジファインダー(距離計)を意味するドイツ語の「messsucher」が由来とされ「3」は50mm、90mm、135mm用と3つのフレームが内蔵されたからだ、と言われる。

ほかにMore rapid(より速く)、More convenient(より便利に)、More reliable(より確実に)、の3つのMに由来するとの説もあるが真偽の程は定かではない。

M2

M3は実際に使用した写真家らの意見をフィードバックしながら改良され、1957年にはM2が登場する。

レンジファインダー機は広角レンズ使用時のアドバンテージが高い反面、望遠になるほどファインダーの視認性やピントの精度で不利になってくる。

M2はM3のファインダーの複雑な構造などを見直しコストダウンを図った機種だが、M3にあった135mmのフレームを外した代わりに広角35mm用のフレームを入れている。

35mm、50mm、90mmのフレームがそれぞれ単独で表示される美点もあり、絶対的な名機とされるM3とはまた別に、M2を愛用するライカファンは少なくない。

M1

そのM2から大胆にも距離計を外し、フレームも35mmと50mmの2種のみに簡略化したのが、1959年発売のM1である。

距離計によるピント合わせが不要な科学研究用や、被写界深度の深い広角レンズにより適しているレンズだ。

50mm、135mmのフレーム表示のものも存在する。

M4

さらにM型ライカはさまざまな派生モデルも含め地道に改良を重ね、迅速なフィルム巻き戻しを実現したクランクの搭載など随所がブラッシュアップ、実用面では最高を極めたと言われるM4が1967年に登場。

M4にはフィルム装填の迅速化を実現したクイックローディングスプールも搭載された。

従来のM型はフィルム装填の際、スプールをカメラから取り出しフィルムのリーダー部分を巻きつけてからカメラにセットするというバルナック型と同じ方法だったが、M4でそれがようやく改良された。

M5

そして70年代に入ると、初めてTTL露出計を内蔵することに成功したM5が1971年に登場する。

Cds受光素子を先端に取り付けたアームがシャッター幕の手前に出て測光し、シャッターを切ると露光直前にアームが退避するというトリッキーな方法でメーター組み込みを果たしたが、筐体が大きくなってフォルムも変化し、弁当箱と揶揄され、当時の人気は今ひとつ。

結局M5の生産終了後はライツ社の経営面での苦戦もあり、カナダ工場を生産拠点としたM4-2でM4までと同様の筐体に戻った。

もちろんメーターも内蔵されていない。この時代はライカの歴史上でも製品のクオリティーが非常に不安定で「どこの工場で作られているのかわからない」とまで言われるほどで「もうライカは終わった」と嘆くファンもいたほど。

実はこの頃、ライツ社の経営は混迷を極めていた。

日本製カメラの台頭とM6

1950年代に入りライフ誌のデビッド・ダグラス・ダンカンが来日中に出会った日本光学(ニコン)製のニッコールレンズを気に入って2台のライカIIIcとともに朝鮮戦争の取材に携行した。

さらにダンカンに続きカール・マイダンス、ハンク・ウォーカーも朝鮮半島の戦線取材でニッコールを重用。

ニッコールレンズの優秀性がニューヨーク・タイムズ紙で報じられるなど、日本製カメラの台頭が始まった。

60年代に入ると一眼レフカメラ全盛時代となり、一眼レフ開発に遅れをとったライツは、日本のミノルタカメラと提携するなどさまざまな手を打つものの、苦境を脱するのは困難な状況に陥った。

1973年から1974年にかけてスイスのウィルド社がライツ一族の株式を買い取り、エルンスト・ライツ3世は代表権を失って1979年に死去。

ウィルド傘下となる中、1975年に発売された50周年記念モデルをもってウェッツラー工場での生産は終了、社員も大幅に人員整理された。

1986年にはウィルド・ライツ・グループが創立、1988年にはソルムスに敷地が用意されてウィルドの子会社としてカメラメーカーを立ち上げる形となった。

1990年ウィルド・ライツ社とケンブリッジ・インストゥルメンツ・グループが合併しライカグループとなって本部をスイスのザンクト・ガレンに置き「ライカカメラ」に商号変更された。

1997年にはライカグループが顕微鏡部門と測量機部門に分社化、顕微鏡部門はライカマイクロシステムズグループとなった。

本部はスイスからドイツのウェッツラーに移転。

伝統の地に戻った。

なおライカの商標・ロゴの所有権はライカマイクロシステムズが保有し、ライカカメラはじめ他のグループ会社に使用権を保証している。

そんな激動期だったが、ほぼM4の筐体にTTL露出計を内蔵することに成功した1984年登場のM6がロングセラーとなるなど、光明も差したことは忘れてはならない。

やがてそれが今日まで続くライカの人気を支える礎になったと言えなくもない。

ライカRの登場

話は前後するがここでライカ製一眼レフについても紹介しておきたい。

日本製の一眼レフカメラが世界の市場を席巻するのを目の当たりにしてライツも手をこまねいていたわけではない。

ニコン初の一眼レフ、ニコンFから遅れること約6年、1965年にライカフレックスを発売した

この初代ライカフレックスはファインダーが素通しの空中像で、測光もTTLではなく外部測光。

機能的には最新とはいかなかったが、そこにはやはりレンジファインダーの設計思想の名残が感じられ、カメラの作り自体もコストをかけた高級なものだった。

その後ライカフレックスも改良を経て1968年にはファインダーも素通しではなくマット面があり、TTL平均開放測光を搭載したライカフレックスSLとなり、1974年発売のライカフレックスSL2へと発展する。

モデルチェンジを重ねるにつれ日本のミノルタとの提携が色濃く反映されていった。

しかし名称はライカではなくあくまでライカフレックスだったあたりは、レンジファインダーをメインに据えてきたライカの考え方がうかがえる。

そんな土台の上に1976年、ようやく名称からフレックスが外れ、ライカR3が登場した。

後に続くRシリーズのスタートだ。

R3はTTL絞り優先AE一眼レフとして人気のあったミノルタXEをベースに開発されたと言われ、ともにコパルライツシャッター(CLS)を搭載するが、CLSはライツの技術者ペーター・ローゼリースが新世代の一眼レフのために開発し特許取得したライツセクターシャッター(LSV)がもとになっている。

それをコパルがライセンスを得て量産可能なレベルまで持っていき、ミノルタとライツに独占的に生産したものだ。

また、測光システムもスポット測光と中央重点平均測光の切り替えがワンタッチでできるようになっており、これもライツの開発である。

今では複数のTTL測光方式を選べるのはごく当たり前の機能になっているが当時は珍しかった。

R3はXEをベースにしたと言っても単なるコピー機ではない。

R3とXEはライツとミノルタのコラボレーションが生んだ日独共同開発のAE一眼レフと理解してもいいだろう。

1980年にはXEよりコンパクトで絞り優先・シャッター優先の両方を搭載したミノルタXDをベースにプログラムAEも付加したライカR4が登場。

その後も機能を簡略化した廉価版のR4S、R4から発展させたR5、R5の廉価版R-E、機械式シャッターを搭載したマニュアル機R6、R6.2、R5を発展させたR7、ベースから完全自社設計に戻したR8、その後継機のR9と続く。

R9ではデジタルバック「デジタルモジュールR」の使用を可能にした。

ライカ製カメラの魅力

ライカの魅力をたった1本の記事で語り尽くすことなどできるはずがない。

それほどライカは魅力にあふれている。

10人の使い手がいれば10の神話ができてしまうカメラがライカだ。

長い月日をかけて熟成されてきたモノとしての完成度と、作り手の強固な意志さえ感じ取れるほどのブレない姿勢。

それを手にして日常にデザインすることは至高の喜びだ。……とはいえライカは、あくまで写真を撮るための道具。

その魅力について具体的に考えてみたい。

ラインナップに高品質のレンジファインダーカメラがある

前章『ライカ製カメラの歴史』で紹介したようにライカと言えばやはり高精度のレンジファインダーカメラのイメージが強い

レンジファインダーカメラはボディに距離計を組み込み、レンズの動きと連動させてピントを合わせることができる。

フィルム全盛の時代にはファミリーユースのコンパクトカメラであっても上位機種になるとレンジファインダーのついたモデルがあったが、本格的な写真を撮るプロやアマチュアが作品制作のために高性能のレンジファインダーカメラを使うのであれば、やはりライカが真っ先に選択肢に挙がることも多い。

それはレンジファインダーカメラを生産しているメーカーが少ないことも理由のひとつだが、前述のようにライカ=レンジファインダーのイメージの強さも大きい。

フィルム時代から長い歴史の中でさまざまなタイプの写真家たちの意見をフィードバックさせながら熟成されてきたノウハウは、何者にも代えがたいものがある。

クラシカルな外観を持つ

ライカのレンジファインダーカメラは発売された頃から大きく変わらないデザインが特徴のひとつだ。

バルナックライカからM型ライカに移行した際に劇的ともいえる変化はあったが、現行機種であるデジタルのM型も1950年代から続くM型のデザインを基本的には踏襲している。エレガントでレトロな見た目に魅力を感じる人も少なくない

シャッター音が静か

ライカには数々の魅力があるが、その一つに静粛性が挙げられる。

ライカのカメラはシャッターを切る音が静かであり、周囲に響きにくい

これもフィルムの時代からの伝統だが、テニスコートやクラシックのコンサート会場など音に気を使う場面でも、ライカだけは撮影が許可されたという逸話があるほどだ。

どこでも気軽に写真を撮りやすいのは大きなアドバンテージと言えるだろう。

レンズの種類が豊富

そして何と言ってもレンズ。

もともと小さなネガから鑑賞に耐える画質の写真を作るために、ライカは初期からレンズの設計開発に力を入れてきた。

ドイツの高性能な光学レンズと言えばまずカール・ツァイスを思い浮かべる人は多いと思うが、ライカのレンズにも熱心なファンは多い。

エルマー、ズミクロンなどライカからは多数のレンズも登場しており、ライカレンズはこれまで多くの人々を魅了してきた。

解像力や描写力が高く、美しい写真を撮ることができる。ライカの使い手だった写真家・木村伊兵衛はライカレンズで撮ると「空気まで写る」と評したという

もちろん空気そのものが実際に写ることはないだろうが、そう表現したくなるほど場の雰囲気を的確に捉えるということではないだろうか。

製造方法にこだわりを持っている

ライカのカメラ作りは伝統的に素材や加工方法にコストがかかっても妥協しない

その分、他メーカー製品と比較すると販売価格が高額な傾向にある。

しかしそれがモノとしての魅力を確実にアップし、手にしたときの満足感は比類なきレベルだ。

フィルム時代、ウェッツラー工場から送り出されたライカの数々は操作感のみならずボディやレンズ鏡銅の美しい仕上げなど、ルックス面でも持つ人をうっとりとさせた。

デジタル時代となり素材や仕上げはその時代からは変化しているものの、スイッチやボタン、ダイヤルひとつひとつの操作感の良さはライカがライカであることのアイデンティティーを体現している。

所有感を満たしてくれるばかりか、これほど撮影時の気持ちを上げてくれるカメラも珍しい。

ライカ製カメラを選ぶポイント

機能性

ライカからは多数の製品がラインアップされており、それぞれの機能性は異なる。

自分にとって必要な機能のあるカメラを選ぶことがおすすめだ。

現代のカメラに必須な手振れ補正機能がついているものももちろんあるし、スマートフォンとの連携機能を有したものもある。

SNSで頻繁に写真を投稿するのであれば、撮ったその場でWi-Fi接続してスマートフォンに画像を転送できる機能やBluetooth対応モデルが便利だ。

初心者の場合は操作しやすいシンプルなカメラが適しており、中級者や上級者は、操作が複雑でも幅広い撮影が可能なカメラがおすすめ。

価格

前述したように製造方法にこだわりを持ち、コストがかかっても妥協しないライカ製のカメラは、高価格帯のものが多く見られる。

その昔は「ライカ1台で家が建つ」と言われたこともあるぐらいの高級品であり高嶺の花だった。

今も高額なブランド品とはいえ、本気で所有しようと思えばけっして手の届かないものではない。

そして嬉しいことに、コンパクトデジタルカメラのD-LUXシリーズのように比較的安価なモデルも存在するのだ。

日本のパナソニックとの提携から生まれたが、やはりデザインなどライカ独自の味付けが「他とは違う」所有感を抱かせてくれる。

いきなり上位機種を手にするのではなく、まずはコンデジでライカ入門して撮影を楽しみ、ある程度時間をかけながら上位機種へとステップアップしていくのも楽しいかもしれない。

デザイン

デザインはカメラのような日常的に使う道具を選ぶ際に重要なファクターとなる。

いい意味でファッションと同様、着たい服を着ると気分が上がるのにも似て、カメラ本体が自分好みのデザイン・見た目であれば、より楽しんで撮影しやすい。

複数のモデルを比較して、気に入ったデザインを探してみるほうが良い。

できればライカのショールームや店頭などで実物を手にとることができれば言うことはない。

【初心者向け】ライカ製デジタルカメラのおすすめモデル

リーズナブルな価格帯のコンパクトデジタルカメラから本格的な35mmフルサイズミラーレスカメラ、そして伝統のレンジファインダーデジタルカメラまで多彩なラインアップをしているライカ。

「この1台」に決めて持つのもいいし、用途に応じて複数機種を揃えるのもいい。

まずは初心者向けのおすすめモデルを紹介しよう。

初心者向けとは言ってもベテランのサブカメラ、あるいはメインカメラとしても十分使える性能を持つものが多い。

CL

フルサイズではないが、一般的なAPS-Cサイズのセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラで、2017年12月の発売だ。

APS-Cならでは、コンパクトサイズでありながら高い描写力を誇る。

このフットワークの良さと高画質の両立、そしてデザイン面では、バルナックライカからの伝統でM型にも通ずるボディ両端がカーブを描いているところなども、CLの大きな魅力となっている。

フィルム時代からのファンも「ライカを手にしている」ことを実感できるだろう。

発売から約4年半が経過しているが基本性能は高く現在も十分に通用する。

236万ドット(1024×768ドット)の視認性のよい電子ビューファインダーは被写体を確認しやすく、4K動画撮影にも対応。

撮影した写真はWi-Fiでスマートフォンやタブレットなどに送信できる。

専用アプリにより、スマートフォンやタブレットでの遠隔操作も可能だ。

撮影したものを気軽にSNSへアップロードしやすく、ライカで撮った写真をSNSで公開するというのは、なかなかにおしゃれなライフスタイルかもしれない。

TL2

CLと同様、APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラだが、発売はこちらのほうが4ヵ月ほど早い。

アルミニウムから削り出された高品位なボディが特徴のTL2だが、前機種TLから大型のタッチパネル式モニターをはじめWi-Fi接続やアプリによる操作などスマホライクな機能を引き継ぎつつ、AF(オートフォーカス)の速度や操作レスポンスなど基本性能の向上を実現している。

ハイスピード動画(スローモーション動画)の撮影も可能だ。

デザイン的にも無駄のない美しいボディは、ライカのラインアップ中でも独自の存在感を放っている。

V-LUX5

カテゴリー的には、コンパクトデジタルカメラの中でもいわゆる“高倍率ズームデジタルカメラ”に分類される。

イメージセンサーには、コンデジとしては大型の部類に入る有効画素数2010万画素の1.0型MOSセンサーを採用。

高性能な大口径ズームレンズ、ライカDCバリオ・エルマリートf2.8–4.0/9.1–146mm ASPH.を搭載し、フルサイズ換算で広角側25mmから望遠側400mmとワイドレンジをカバー。

これだけあれば室内から風景、遠景までまず日常で捉えられないシーンはないだろう。

視界が明瞭な有機EL電子ビューファインダーとバリアングル式のタッチパネル液晶モニターを搭載していることも嬉しい。

また、V-LUXシリーズでは初となるが、アプリ「Leica FOTOS」に対応。

スマホからリモート操作をしたり、撮影した静止画や動画を素早く簡単に転送することもできる。

編集やSNSでのシェアに便利だ。USB充電にも対応と至れり尽くせり感のある1台だ。

D-LUX7

2003年から続く定評あるD-LUXシリーズの現行モデルだ。

フルサイズ換算で24~75mm相当の焦点距離をカバーする大口径ズームレンズ、ライカDCバリオ・ズミルックス f1.7-2.8/10.9-34mm ASPH.と新しく開発された4/3型のイメージセンサーを搭載する。

コンパクトなボディにタッチパネル式液晶モニター、Bluetooth機能、USB接続による充電機能なども有しており、普段使いに最適な1台。

予算的にも優しいのでライカビギナーにもおすすめだ。

C-LUX

ライカのラインアップの中でもリーズナブルで小型軽量、加えてライトゴールドとミッドナイトブルーの2色がラインアップされておりファッション性も高い。

日常的にバッグにしのばせておく、おしゃれなコンデジだ。

とはいえ2000万画素の1.0型センサーに15倍の光学ズームレンズを搭載しており、普段使いのカメラとしては実力面も申し分ない。

いまやスマホで写真を撮ることが定着しているが、あえてこんなおしゃれなカメラをさりげなくバッグから出すというのも高感度な趣味人を演出できそう。

【中級者~上級者向け】ライカ製カメラのおすすめモデル

カメラブランドにとって幅広い需要に応えるリーズナブルなエントリーモデルも大切だが、ブランドイメージを支えるという意味でも、やはりフラッグシップから中級機までのモデルがいかに充実しているかは重要なポイントだ。

とくにライカのように写真の歴史とともに発展してきたブランドであればなおさらだろう。

ライカのライカたる所以を存分に感じさせてくれる中級者~上級者向けのおすすめモデルを見てみよう。

M10-R

ライカ伝統のM型の現行機種がこれだ。

「M-System」シリーズのモデルで、レンジファインダー式のデジタルカメラとして孤高の存在感を放つ。

M-Systemシリーズは無駄を省いたシンプルな機能が特徴で、AF(オートフォーカス)の機能もなく、フィルム時代と同様にマニュアルでピントを合わせる。1954年に登場した初のM型ライカであるライカM3から基本的なデザインが引き継がれている。

そういった意味ではライカらしさを満喫するには最高のモデルと言えるかもしれない。

M10-RはライカMレンズ、Rレンズに対応。

撮像素子はCMOSイメージセンサーで4000万画素を超える高画素がM型としてのステータスを守っている。

M10やM10-Pなどの従来モデルが2400万画素だったことを考えると、ディテールの描写力は飛躍的に向上したと言える。

トリミングや引き伸ばしの耐性もアップしたため、写真表現の幅を広げてくれるはずだ。

SL2

ライカの新時代を拓いたと言われる「SL-System」シリーズの最新モデルで、4730万画素のフルサイズCMOSセンサー搭載ミラーレス一眼カメラだ。

ボディは防塵防滴で手振れ補正機能が搭載されているのもライカとしては大きなアドバンテージ。

最高ISO感度は50000で、厳しい環境下や暗所での撮影も怖くない。

TLレンズを使用した場合も、2000万以上の画素数を維持する高画質。

電子ビューファインダーやタッチパネル対応のモニターなど、撮影に便利な機能も揃っている。

一眼レフライクな大胆なデザインは好みの分かれるところだが、ホールド性は良好で写真を撮る道具としてのたたずまいがいい。

何よりも高画質な写真を撮りたいのであればSL2に単焦点レンズの組み合わせがベストだろう。

SL2-S

SL2-Sは新開発の2400万画素のフルサイズ裏面照射型(BSI)CMOSイメージセンサーを搭載、SL2からスペックダウンしリーズナブルになった。

スペックダウンと言っても、A3ノビで使えるクオリティーをキープしており、画素数が約4700万画素から2400万画素になったことで1枚のデータは軽くなり取り回しがいい。

値段以外にもSL2ではなく、SL2-Sを選択する理由はあるということだ。

▼フォトグラファーによる作例写真をチェック

おはよう、じゃあね、またあした。「もっとがんばらないとダメだよ」 | MARSH(マーシュ)
おはよう、じゃあね、またあした。「もっとがんばらないとダメだよ」 | MARSH(マーシュ)

人はなぜか他人の人生が気になるらしい。その人にとって僕の人生は平凡で「そのままで良いのか?」と問うてくる。言われることによって、まるで自分の人生が間違っているか...

MARSH(マーシュ)

Q2

ライカQの優れたカメラ性能と時代に左右されない洗練されたデザインを継承しつつ、有効4730万画素35mmフルサイズセンサーと明るく高性能なズミルックス f1.7/28mm ASPH.レンズを搭載した。さらにQ2では75mmレンズ相当の画角を選択可能となり、最大記録画素数で撮影できる28mmの焦点距離に加えて、ボタン操作一つで35mm、50mm、75mmの焦点距離の撮影範囲を示すブライトフレームを液晶モニター上にデジタル表示することができる。小型カメラとしてのライカの本領を発揮した1台と言えそうだ。高速オートフォーカスシステムそして革新的な有機EL電子ビューファインダーなど、数多くの新性能・機能を搭載し、埃や水滴の侵入を防ぐ保護シーリングも施されている。

Q2 モノクローム

無駄のないライカのラインアップの中でも異彩を放つのがモノクローム専用機。

Q2モノクロームは、フルサイズコンパクトデジタルカメラとして、世界で初めてモノクローム撮影専用のイメージセンサーを搭載した。

有効4730万画素の高性能センサーが紡ぐ、モノクロの美しさはため息が出るほど。

デザイン面でも本体カラーにマットなブラックを採用し、操作部などに刻印された文字や数字も落ち着いた印象のグレーとホワイトで統一。

さらにライカおなじみの赤いロゴも使わず、一通りのことを極めた大人の写真家が持つカメラ、という雰囲気を醸し出している。

ライカ製フィルムカメラのおすすめモデル

ライカの歴史は、そのまま35mm判フィルムカメラの歴史でもある。

デジタル時代になってもなお「ライカで撮るならフィルムがいい」と、フィルムを愛好する根強いファンもいる。

それも電子制御ではなく、昔ながらの機械式制御のライカを選ぶ。

こだわりを感じさせる世界だ。

M-A

公式オンラインストアの解説には「写真撮影の本質に立ち返ることを象徴する、真の機械式レンジファインダーカメラです」と謳われているが、ライカMPから露出計を外したモデル。

露出計がないので電池も必要ない。

その昔M6が出た頃に昔からのこだわりを持つオールドファンの中には「電気が入っているライカはいらない」という人も少なくなかった。

ボディは職人の手作業により加工された高品位な金属製ボディで、優れた耐久性と高い信頼性を備える。

シルバー・クロームとブラック・クロームのカラーバリエーションがあり、ともに仕上げはさすがライカと思わせるクオリティー。

シルバーはライカのクラシカルな筆記体ロゴが刻印され、ブラックのほうは刻印がなくシンプルだ。

どちらにするか悩んだ末に、両方揃えてしまうリッチな御仁もいるかもしれない。

MP

機械制御式シャッター搭載の35mmフィルムレンジファインダーカメラだが、M-Aと異なるのはTTL露出計を内蔵していること。

使いやすさなら、M-AよりMPだろう。

測光とファインダー表示用に電池を使用する。

実用機として今も中古市場で人気のあるM6をより高品位に仕上げた感のあるエレガントなモデルだ。

シルバー・クロームとブラック・ペイントの2色展開で、どちらも美しい。

M3

1954年に登場した初のM型。

当時の技術の粋を集め、ライカ史上いやカメラ史上No.1の名機に推す人も多い。

「本来広角レンズ使用に強いレンジファインダー機なのに、ブライトフレームが50mmからしか内蔵されていない」といった点がウィークポイントとして指摘されることもあるが、逆に言えばファインダー倍率が等倍近くと高く、被写体を見やすい。

構造的にもM型史上もっとも凝った設計でコストがかかっており、現在の技術で復刻することはもはや困難と言われる

M3を知らずしてライカを語ることはできない、と言っていい至高のモデルだ。

M2

M3を簡略化しファインダーの構造やフィルムカウンターを自動ではなく手動復元式にするなどコストダウンを図ったM2だが、ただの廉価版ではない。

M3にない最大の特徴は、広角35mmのブライトフレームを内蔵していること。

レンジファインダーカメラはその特性上、広角レンズ使用時に本領を発揮する。

50mm標準レンズ派はM3、35mm広角レンズ派はM2といった棲み分けも考えられる。

どちらを選ぶかで撮り手としてのスタイルがわかるのも、用途に応じて適切に機種を展開したライカらしさだ。

SOFORT

ゾフォートと読む。

3万円台で発売されたインスタントカメラで、ライカがチェキを作ったらこうなる、という感じのするモデルだ。

ライカのラインアップの中でもひときわ異彩を放つ。

ホワイト、オレンジ、ミントと3カラーで展開され、ライカのデザインチームによるルックスは、安っぽい印象がない。

もちろん、おなじみの赤バッジも健在だ。

35mmフルサイズ換算で34mmという使いやすい焦点距離のレンズが搭載され、オートストロボを内蔵。

自撮り用のミラーも付けられている。

一味違うインスタントカメラを楽しみたいならおすすめだ。

ライカ製レンズのおすすめモデル

ライカの歴史を支えてきたのは、ボディだけではない。

数々のライカレンズは、いつの時代も撮り手の心をつかんでやまない。

中古市場でかつて名玉と言われたオールドレンズを探し出し、マウントアダプターを介して最新のデジタルカメラで楽しむ人も多い。

しかし、ライカのレンズはいまだ現役で連綿と受け継がれる。

どのメーカーのレンズであっても最新のレンズは技術の進歩によって昔ほど個性が強くはないものだが、それでもなおライカのレンズには唯一無二の存在感があり近年のモデルであっても「味」のある描写をする。

SUMMILUX M 50mm F1.4

SUMMILUX(ズミルックス)はライカのレンズシリーズのうち、開放絞り値の小さいF1.4レンズに与えられた呼称で1959年、ズマリット50mm F1.5を改良した新たな大口径標準レンズとして登場した。

明るく華やかな写真を撮りやすい。

夜間の撮影にもおすすめだ。

開放付近でもピントの合った部分はシャープな画像が得られ、場の光をあますところなく捉え独特の表現をする。

現行機種でもその特徴は生きている。

SUMMICRON M 50mm F2

SUMMICRON(ズミクロン)は、開放F2.0のレンズに与えられる呼称でバルナックライカの名機IIIfの標準レンズとして1953年に登場。

M3が出ると、M3の標準レンズとして生まれ変わった。

ズミルックスやエルマーとともに幾度も改良を重ねながら熟成し、常にライカレンズシステムの最前線で活躍してきた。

ライカを使うなら1本は持っておきたい定番レンズだ。

ELMAR L 50mm F3.5

ELMAR(エルマー)は、ライカレンズの中でもとくにトラディショナルなレンズで、最初はライカA型に固定装着された。

バルナック型の時代にはF3.5だったが、M3が出てからは新種光学ガラスの採用でF2.8と明るくなったモデルもある。

エルマーは流通量も多いため中古価格は手頃だ。

オールドレンズから比較的近年のモデルまで時代による変化を楽しむのも一興だろう。

ライカのカメラ・レンズを試すならサブスクサービスが便利

ライカのカメラやレンズはコスト面で妥協をしないことから、必然的に高価格なものが多い。

これらを一通り購入するのは予算的に簡単なものではない。

また、買って使ってみないと自分の用途に合うか合わないか確実にはわからない。

実はそういうときこそサブスクプリションサービスの出番だ。

まずはサブスクを利用して、しっかりと機材の必要性を見極めた上で購入に踏み切るのは賢い方法と言える。

カメラ・レンズのサブスクサービスとは?

サブスクサービスとはサブスクリプションサービスの略で、一定金額を支払うことで継続してサービスを利用できる方式のことを指し、月額料金制を採用しているところが多く見られる。

カメラ、レンズのサブスクサービスであれば、気になる製品を定額でレンタルすること可能だ。

カメラ・レンズのサブスクサービスのメリット

メリットとしては、何と言っても購入前に使い心地がわかることだ。

どんなに新しいカメラやレンズが欲しくても、使い勝手がわからず購入に踏み切れないことがある。

一つひとつのアイテムが高額で慎重に検討するケースが多いため、サブスクサービスを利用するとカメラやレンズを購入するよりも安い費用で使用感を確かめられるのは大きい。

また、高額なカメラやレンズをお得に使えるのもサブスクの利点だ。

一般的なレンタルサービスの場合、カメラやレンズを1回借りるたびに料金が発生する。

ところがサブスクサービスであれば定額料金で期間中は複数回レンタルできる。ライカ製品は高価格帯のものが多いため、サブスクサービスのメリットを実感しやすいだろう。

ライカ製カメラをレンタルできるサブスクサービス「GOOPASS」

GOOPASS」は月額制パスの契約により、カメラやレンズなどをレンタルできるサービスで、ライカのカメラ本体やレンズなどもラインアップしておりレンタル可能だ。

契約期間中であれば、同じ機材を継続してレンタルすることができるし、期間内に機材を入れ替えて多数の製品を試すことも可能だ。レンタルできるアイテムにはランクが設けられており、契約するパスによって借りられるランクが異なる。

サブスクは現代のニーズにかなったスタイルと言えるだろう。

この時代だからこそ…GOOPASSでライカをレンタルするという選択。

誕生以来、プロ・アマ問わず多くの写真家や写真愛好家、カメラ愛好家に親しまれてきたライカ。

長い歴史の中でさまざまなドラマを刻んできたブランドだが、今もなお人々を魅了してやまない。

唯一の欠点(?)といえば価格が高いことだろうか。

カメラはボディ1台とレンズ1本を買えば済むというわけにも行かず、それなりに撮影に活用したい、楽しみたい、となれば多彩なシステムをある程度揃えることになる。

予算もバカにならない。その点、カメラ機材のサブスクリプションサービスである「GOOPASS」は、月額定額でカメラ本体や交換レンズ、ドローンなど1700種類以上の撮影機材をレンタルでき、最新モデルや人気機種も入れ替えし放題で楽しめる。

もちろんその中にはライカとライカレンズも多種ラインアップされている。

なかなか手の届かないライカシステムを購入前に試すことができるのだから、良い時代になった。

これからもライカは写真を撮るためのツールとしてさまざまな人の日常にデザインされ、歩み続けていくことだろう。

著者紹介:志和 浩司(しわ・こうじ)

 

1962年11月生まれ。東京写真専門学校(現:東京ビジュアルアーツ)中退。フリーランスのフォトグラファー兼編集者として、これまで『夕刊フジ』をはじめ数々のメディア制作に携わった経験を持つ。現在は撮影の仕事とともに、ヤフーをはじめメディアのニュース記事制作を手掛けている。

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