言わずと知れた老舗カメラメーカーである「Leica(ライカ)」。

一眼レフカメラを世界で初めて開発した企業として、カメラ愛好家でなくともその名前を聞いたことがある方は多いでしょう。

近年では純正の「LEITZ PHONE」をはじめ、SHARP(シャープ)やXiaomi(シャオミ)のスマートフォンにもライカのレンズが搭載され、カメラ以外の分野でも通用する高い光学技術が話題になりました。

今回は、そんなライカのレンズの魅力とおすすめレンズをご紹介します。

購入する前にレンタルで試すこともできます。

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紹介する機材のスペック一覧表

製品名リンクGOOPASSレンタル価格・購入価格価格.com販売価格※発売日マウント対応センサーサイズ焦点距離開放F値レンズ構成最短撮影距離フィルター径最大径×全長重量
Leica APO-VARIO-ELMAR-TL 55-135mm f/3.5-4.5 ASPH.※現在、販売されておりません。2015年3月1日ライカLマウントAPS-C55〜135mmF3.5-4.510群12枚1m60mm68×110mm500g
Leica アポ・ズミクロンM F2/75mm ASPH.ブラック(6bit)553,850円2012年3月30日ライカMマウントフルサイズ75mmF25群7枚0.7m49mm58×66.8 mm430g
Leica APO-MACRO-ELMARIT-TL 60 mm f/2.8 ASPH.※現在、販売されておりません。2016年9月24日ライカLマウントAPS-C60mmF2.89群10枚0.16m60mm68×89 mm320g
Leica ズマリットM F2.4/90mm258,000円2014年10月7日ライカMマウントフルサイズ90mmF2.44群5枚0.9m46mm55x67mm346g
Leica SUMMILUX-TL 35mm f/1.4 ASPH. 323,950円2016年3月31日ライカLマウントAPS-C35mmF1.48群12枚0.4m70×77mm428g
Leica ズマリットM F2.4/50mm※現在、販売されておりません。2014年10月7日ライカMマウントフルサイズ50mmF2.44群6枚0.8m46mm52×33mm190g
Leica ELMARIT-M 28mm f/2.8 ASPH. 11677313,500円2016年2月19日ライカMマウントフルサイズ28mmF2.86群8枚0.7m39mm52×30.7 mm180g
Leica ズマリットM F2.4/35mm ASPH.※現在、販売されておりません。2014年10月7日ライカMマウントフルサイズ35mmF2.44群6枚0.8m46mm52×34mm197g
Leica ELMARIT-TL 18mm f/2.8 ASPH. 156,750円2017年12月16日ライカLマウントAPS-C18mmF2.86群8枚0.3m39mm62×21mm80g
※2022/6/16現在 カカクコム調べ(税込)

Leica(ライカ)のおすすめレンズ9選

まずは、GOOPASSでレンタルできるおすすめのライカレンズをご紹介します。

APO-VARIO-ELMAR-TL 55-135mm f/3.5-4.5 ASPH.

高級感が得られる小型望遠ズームレンズ。

35mm判換算80-200mm相当の望遠ズームレンズです。

焦点距離や絞りはキットレンズに付属される汎用的なものと同等であるものの、「ブラックアルマイト仕上げ」の外観とズームリングのしっとりした操作感に高品位さを感じられます。

開放から解像感は十分に高く、少し絞るだけでキレのあるシャープネスを発揮する印象。

遠くに写る木々や建物のディテールまで、しっかりと描き出します。

製品名APO-VARIO-ELMAR-TL 55-135mm f/3.5-4.5 ASPH.
マウントLマウント
センサーサイズAPS-Cセンサー
フィルター径60mm
最大径x長さ68×110mm
重量500g

■現在、販売されておりません。

Leica

APO-VARIO-ELMAR-TL 55-135mm f/3.5-4.5 ASPH.

アポ・ズミクロンM F2/75mm ASPH.ブラック(6bit)

いつものスナップ・ポートレートに、1ランク上のスパイスを。

コントラスト、階調、解像感、質感…。どれをとっても最高レベルの品質を誇る、ライカのレンズ。

その中でも、高い解像力で人気を集めているのが、『アポ・ズミクロンシリーズ』です。

『アポ』とは、アポクロマート(Apochromat)の略称。

特殊低分散ガラスなどのレンズを組み合わせることで、赤・青・紫の色収差を高いレベルで補正するレンズを指します。

また、『ズミクロン』は、ライカが製造するF2単焦点レンズ群の総称。

ほかのシリーズに比べて、軽量・コンパクトなレンズです。

つまり、『アポ・ズミクロンシリーズ』とは、携帯性に優れ、色の滲みや歪みの少ない高画質な写真が撮れる傑作レンズのこと。

同シリーズには、スナップやポートレートで重宝する35mmや50mmなどのモデルが存在しますが、今回紹介する75mmは、「一風変わった」「痒いところに手が届く」焦点距離として、腕利きのフォトグラファーが愛用するモデルです。

普段のポートレートやスナップ撮影で使用すれば、自身の作風・世界観に新たなスパイスを与えてくれることでしょう。

※尚、本モデルは6ビットコードに改造済みのため、レンズ情報が記録されるほか、ライカM10-RなどデジタルM型カメラでもそのままの描写力で撮影を楽しむことが可能です。

製品名アポ・ズミクロンM F2/75mm ASPH.ブラック(6bit)
マウントMマウント
センサーサイズフルサイズセンサー
フィルター径49mm
最大径x長さ58×66.8 mm
重量430g

■購入する場合は、553,850円(2022/06/30現在 カカクコム調べ)となっているようです。

Leica

APO-SUMMICRON-M 75 mm f/2 ASPH

伝説のマクロレンズ。

35mm判換算90mm相当の中望遠レンズです。

APS-Cセンサーに対応したTLシステム用ですが、Lマウントが採用されているため、クロップ使用であればフルサイズのLマウントボディでも使用できます。

レンズ名にある「マクロエルマリート」は、フィルムカメラ時代の「ライカRマウント」に存在した銘玉。

マクロの名前通り、このレンズはマクロ撮影が可能で、最短撮影距離は16cm。どの距離から撮影しても、ライカらしい高解像度の描写を実現しています。

焦点距離90mmの中望遠は、物撮りはもちろん、ポートレート撮影でも活躍間違いなし。

Lライカ独特の繊細で美しい描写が、より被写体を引き立たせてくれることでしょう。

ミニマルでシンプルなデザインにライカのこだわりが詰まっており、持ちやすく使いやすい、機能美に優れたデザインです。

製品名APO-MACRO-ELMARIT-TL 60 mm f/2.8 ASPH. [シルバー]
マウントLマウント
センサーサイズAPS-Cセンサー
フィルター径60mm
最大径x長さ68×89 mm
重量320g

■現在、販売されておりません。

Leica

APO-MACRO-ELMARIT-TL 60 mm f/2.8 ASPH. [シルバー]

ズマリットM F2.4/90mm [SILVER]

伝統と革新。

Mマウント対応の焦点距離90mmの中望遠レンズです。

昔から設計が変わらない事が多いライカレンズですが、このレンズは「より使いやすく、より現代的な描写」を求めて進化を重ねており、伝統的なライカレンズの描写を残しつつも現代的にアップデートされています。

レンズ構成は4群5枚。

中望遠レンズとしてはコンパクトながら、ライカらしい高い光学性能を誇り、F2.4の開放からシャープな描写を実現しています。最短撮影距離も90cmまで短くなり、室内での利便性が向上。ライカレンズの中でも、かなり実用的なレンズといえるでしょう。

また、F2.4の開放F値にすることで価格と性能のバランスが整えられ、より多くの人にライカレンズを使ってもらえるキッカケになる1本ではないでしょうか。

製品名ズマリットM F2.4/90mm [SILVER]
マウントMマウント
センサーサイズフルサイズセンサー
フィルター径46mm
最大径x長さ
重量346g

■購入する場合は、258,000円(2022/06/16現在 カカクコム調べ)となっているようです。

Leica

ズマリットM F2.4/90mm [SILVER]

ズマリットM F2.4/50mm [SILVER]

バランスの取れたオールラウンダー。

開放絞り値をF2.4に抑え、レンズ自体をコンパクト化することでMマウントの小型ボディに合うように設計されている実用的なレンズです。

光学性能も妥協しておらず、開放からシャープな描写を実現。

像面の歪曲なども抑えられ、ライカレンズとしてはコストパフォーマンスに優れたレンズになっています

小さいボディをいかしてスナップ撮影に使ってもよし、ライカ独特の立体感のある描写を活かして作品作りに励むもよし。

まさにオールラウンドに活躍してくれるレンズです。

製品名ズマリットM F2.4/50mm [SILVER]
マウントMマウント
センサーサイズフルサイズセンサー
フィルター径46mm
最大径x長さ52×33mm
重量190g

■購入する場合は、円(2022/06/16現在 カカクコム調べ)となっているようです。

Leica

ズマリットM F2.4/50mm [SILVER]

ELMARIT-M 28mm f/2.8 ASPH. 11677

軽快なスナップシューター。

コンパクトなライカMマウントレンズシリーズの中でも、最小のレンズです。

非球面レンズを採用することにより、わずか180gの軽量コンパクトボディを実現。

また光学性能もバツグンで、歪みが非常に少なく画面全域においてシャープな描写が人気を集めています。

優しく柔らかい描写を得意とした歴代のレンズとは、また違った魅力のあるレンズといえるでしょう。 

製品名ELMARIT-M 28mm f/2.8 ASPH. 11677
マウントMマウント
センサーサイズフルサイズセンサー
フィルター径39mm
最大径x長さ52×30.7 mm
重量180g

■購入する場合は、313,500円(2022/06/16現在 カカクコム調べ)となっているようです。

Leica

ELMARIT-M 28mm f/2.8 ASPH. 11677

ズマリットM F2.4/35mm ASPH. [SILVER]

通が好む、いぶし銀の名レンズ。

かゆいところに手が届く、35mmの単焦点レンズです。

『ASPH(アスフェリカル)レンズ』といわれる非球面レンズを採用することによって、コンパクトで高い光学性能を実現。

高屈折率を誇る特殊なレンズを使うことで、色収差の補正と高い描写性能を可能にしました。

スペックだけみると地味なレンズだと思われがちですが、その高い光学性能とコンパクトさは、一度体感したら病みつきになること間違いなしです。 

製品名ズマリットM F2.4/35mm ASPH. [SILVER]
マウントMマウント
センサーサイズフルサイズセンサー
フィルター径46mm
最大径x長さ52×34mm
重量197g

■現在、販売されておりません。

Leica

ズマリットM F2.4/35mm ASPH. [SILVER]

ELMARIT-TL 18mm f/2.8 ASPH. [Silver]

高級パンケーキレンズ。

全長わずか21mm・80gという超軽量サイズのこのレンズは「パンケーキレンズ」といわれる種類のレンズです。

しかし、そこはさすがのライカブランド。

「非球面レンズの採用」「インナーフォーカスの搭載」などで堅牢性を高めており、手抜きの一切ない仕上がりになっています。

鏡筒部分も樹脂やプラスチック製ではなくアルミ製で、ライカの美しいボディにきちんとマッチ。この高級パンケーキレンズを、ぜひともお試しください。

製品名ELMARIT-TL 18mm f/2.8 ASPH. [Silver]
マウントLマウント
センサーサイズAPS-Cセンサー
フィルター径39mm
最大径x長さ62×21mm
重量80g

■購入する場合は、156,750円(2022/06/16現在 カカクコム調べ)となっているようです。

Leica

ELMARIT-TL 18mm f/2.8 ASPH. [Black]

今すぐレンタルできるLeicaレンズ

ライカのレンズは光学性能が高いだけではなく、他メーカーのレンズとは一線を画す味が感じられます。しかし、その分価格もカメラメーカーの中では高め。新品でも中古でも、気になる製品を全て購入して確認するのは、なかなか大変です。
そんなときに利用してほしいのが、カメラ機材のレンタルサービス。ライカを扱っているサービスもあり、手頃な価格で気になるライカ製品を楽しめます。

▲カメラ機材のレンタルサービス『GOOPASS』の現時点で在庫がある、レンタル可能な機材だけをピックアップしました。

Leica(ライカ)レンズの魅力とは?

100年近くの歴史を持ち、依然としてコレクターが数多くいるライカのレンズ。

そんなライカレンズの長年愛されてきた魅力を説明します。

抜群の光学性能

現在、ライカのレンズはライカボディに装着できるものだけでなく、ほかのボディや端末用にも製造されています。

たとえば、シグマ・パナソニックとの協業で注目を浴びたⅬマウントレンズ、往年のMマウントレンズ、さらにはスマートフォン搭載レンズ……。

様々な種類があるライカ銘レンズですが、そのすべてに共通しているのが抜群の光学性能です。

オールドレンズといわれる30年以上前に開発・発売されたレンズですら、しっかりとメンテナンスすれば現在のレンズにも引けを取らない光学性能を発揮できる、と言われています。

その光学性能の背景にあるのは、ライカ発祥の地・ドイツの高い技術力。

レンズの黎明期から、自社で開発した特殊な高屈折率ガラスや低分散ガラスを使用することにより光学性能を高め、常に最新・最高クラスの光学性能を実現してきました。

高級レンズとしてのブランド力

1930年代頃、日本では「ライカ1台あれば家が建てられる」と囁かれていました。

ライカがいかに高級品だったかがよく分かるフレーズですよね。

これは終戦直後の物資不足により、カメラが急激に高騰していたことも関わりがありますが、その当時ライカの「ボディ+レンズ」の価格が、東京で小さな家を建てるよりも高かったという記録も実際に残っており、当時から高級品の象徴的存在だったということが分かります。

もちろん、現代において家一軒分の価値があるわけではありませんが、当時のライカは、有名人や世界のセレブが愛用している、ある種のステータスだったようです。

Leica(ライカ)レンズの選び方

ライカのレンズは、ほかメーカーのレンズとは異なる特徴があります。

ライカレンズの特徴と選び方を知っておきましょう。

開放絞り値で選ぶ

迷ったときは、開放絞り値ができるだけ小さいものを選ぶことがおすすめです。

開放絞り値は、レンズの最小絞り値のこと。絞り値とは、レンズから取り込める光量を数値にしたもので「F値」ともいわれます。

絞り値が小さいものほど取り込める光の量が多く、暗いシーンでもきれいな写真が撮れたり、大きなボケ味の写真を撮ったりできます。

ライカのレンズは以下の表の通り、開放絞り値によって名称が異なります。

SUMMILUX(ズミルックス)開放F1.4
SUMMICRON(ズミクロン)開放F2
ELMARIT(エルマリート)開放F2.8
ELMAR(エルマー)開放F3.4~

カメラのマウントで選ぶ

所有しているカメラのマウントに合うレンズを選ぶことが基本です。

マウントは、ボディとレンズを装着する際の規格のこと。これが異なると互いに装着ができません。

ライカのレンズは、Mマウント用とLマウント用に分けられます。Mマウントは、M型ライカのみ採用されている規格。Lマウントは、ライカをはじめSIGMA(シグマ)やPanasonic(パナソニック)でも採用されています。

Lマウントのように他メーカーのカメラとレンズでも、マウント規格が同じであれば取り付けて使うことが可能です。また例外としてマウント規格が異なる場合でも、カメラ側とレンズ側でマウント規格を変更する「マウントアダプター」があれば、LマウントのレンズをMマウントのカメラに装着したり、 SONY(ソニー)やCanon(キヤノン)など異なるメーカーのマウントに装着したりすることもできます。

カメラと同じメーカーの純正レンズであっても、複数のマウントがある場合は間違えて非対応のレンズを購入しないよう気をつけましょう。

焦点距離で選ぶ

撮影したい被写体の大きさや距離感によって、焦点距離で選ぶ方法もあります。

焦点距離とは、撮像素子(イメージセンサー)からレンズまでの距離のこと。

焦点距離が短くなるほど画角は広くなり、焦点距離が長くなるほど画角は狭くなります。

焦点距離50mmのレンズは標準レンズと呼ばれており、目で見た自然な視界をそのまま写し取れる画角から、スナップ撮影やポートレート撮影で人気です。その標準レンズを基準に、風景や巨大建築を撮影するなら焦点距離の短い広角レンズ、遠くのものを撮るなら焦点距離の長い望遠レンズを選ぶとよいでしょう。

またレンズの形式も、焦点距離が変わらない単焦点レンズと、焦点距離を調整できるズームレンズがあります。

描写力の高い写真を撮りたい場合は単焦点レンズ、一本だけで幅広いシーンを撮影したい場合はズームレンズと使い分けをするのがおすすめです。

Leica(ライカ)レンズの味は自分で使って確かめよう!


ライカのレンズは、ひとつひとつのレンズに異なる味があり、それはもはや数値化できるようなものではありません。

それゆえに自分の好みに合うかは、実際に使って確かめるのが重要です。

ぜひレンタルサービス等を上手に活用して、ライカレンズの味を楽しんでください。