PCでの利用が主流だったパワーポイントですが、アプリを使用すればiPadでも快適に使えます。

特にiPadでの利用が魅力的な点は、iPadのタッチ操作やApple Pencilを使えば、プレゼン資料をより直感的に作成・編集できること。

本記事では、iPadでのパワーポイントの使い方や機能について、具体的に解説していきます。

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iPadでパワーポイントは使える!アプリは無料

iPadでは、Microsoftが提供する無料アプリ「Microsoft PowerPoint」をApp Storeからダウンロードして利用できます。このアプリを使うことで、PCと同じようにスライドの作成や編集、プレゼンテーションが可能です。

特に、タッチ操作やApple Pencilを使った描写機能により、PC以上に直感的な操作ができる点がiPad版の魅力です。

また、iPadでパワーポイントを使うメリットは携帯性。出先や会議中でもすぐにスライドを確認したり、修正したりすることが可能です。

iCloudやOneDriveなどのクラウドサービスと連携してデータを保存できるため、複数のデバイスで同じスライドにアクセスでき、データの共有もスムーズに行なえます。

基本的な機能は無料で利用できますが、さらに高度な機能を使いたい場合は、Microsoft 365のサブスクリプションを検討すると良いでしょう。

たとえば、テンプレートの追加や高度なアニメーション機能などは、有料プランのMicrosoft 365 Family(2,100円/月)やMicrosoft 365 Personal(1,490円/月)で利用できます。

iPadのパワーポイントで使い方と機能

iPadのパワーポイントで使い方と主な機能は以下の8つです。

  1. ホーム
  2. 挿入
  3. 描写
  4. デザイン
  5. 画面切り替え
  6. アニメーション
  7. スライドショー
  8. 校閲

それぞれ詳しく解説します。

ホーム

「ホーム」タブは、基本的な編集機能が集約された場所です。

文字の書式設定やフォントの変更、箇条書きの作成など、スライドの内容を整えるための操作が可能です。また、コピーや貼り付け、段落の配置変更といったよく使う機能もここから簡単に操作できます。

iPadでもPCと同じように、スライドの編集が可能なので、まずはこのタブを使って基本的な操作に慣れることが大切です。

挿入

「挿入」タブでは、スライドにテキストボックスや画像、図形、表などを追加できます。

iPad版では、カメラで撮影した写真をその場でスライドに追加することもでき、プレゼン資料をより視覚的に豊かなものにできます。

また、音声ファイルや動画を追加する機能もあり、スライドに動的な要素を取り入れることが可能です。

描写

「描写」タブは、iPadならではの強力な機能です。

Apple Pencilを使って手書きのメモや図形をスライドに直接描くことができるため、アイデアを自由に表現することが可能です。特に、ブレインストーミングやプレゼンの下書きを手早く行なう際に非常に便利です。

また、色やペンの種類を選んで、より細かくカスタマイズすることもでき、iPad版ならではの魅力的な機能と言えるでしょう。

デザイン

「デザイン」タブでは、スライド全体のレイアウトやデザインを変更できます。

テンプレートを使用して、スライド全体を統一したスタイルにまとめることで、完成度の高い資料の作成が可能です。

また、背景色の変更やフォントの統一もこのタブから行なうことができ、スライドを見やすく、かつ視覚的に魅力的にするためのツールが揃っています。

画面切り替え

「画面切り替え」タブでは、スライド間の切り替え効果を設定できます。

iPad版でも、フェードやワイプなど、さまざまなアニメーションを使って、次のスライドに移行する際の演出を工夫することができます。

スムーズな画面切り替えは、プレゼン全体の流れを良くするために非常に重要で、単調なスライドの移行を避けることで、プレゼンを聞いている人たちの注意を引き続ける効果があります。

アニメーション

「アニメーション」タブでは、スライド内の要素にアニメーションを追加できます。

テキストや画像、図形などを動かして、視覚的に印象を与える演出が可能です。

たとえば、箇条書きの項目を1つずつ表示させるアニメーションを設定すれば、プレゼンにメリハリをつけられます。

iPad版でも、複雑なアニメーション設定が可能で、より動きのあるスライド作成ができます。

スライドショー

「スライドショー」タブでは、完成したスライドをプレゼン形式で表示し、実際に発表する際に使います。

iPadをプロジェクターに接続すれば、画面を大きく映し出してプレゼンを行なうことが可能です。また、スライドショーの表示中にApple Pencilを使って、直接スライドに書き込みながらプレゼンすることもできます。

校閲

「校閲」タブでは、作成したスライドの内容をチェックするためのツールが揃っています。

特に、文章のスペルチェックや文法の確認が可能で、誤字脱字のないプレゼン資料を作成できます。また、他のメンバーと共同でスライドを作成する際に便利なコメント機能もあり、スライド内にフィードバックを残しておけます。

この機能を活用することで、より完成度の高いスライドを仕上げることができりでしょう。

このように、iPad版のパワーポイントは、PC版と同等の機能を持ちながら、タッチ操作やApple Pencilを活用した新しい作業スタイルを提供してくれます。

それぞれの機能を使いこなして、より魅力的で効果的な資料を作成しましょう。

ipadで作ったパワーポイントの保存先

iPadで作ったパワーポイントの保存先には、主に以下の2つです。

  • OneDrive
  • iPadのストレージ

iPadで作成したパワーポイントのスライドは、複数の保存先を選べるため、利用環境に合わせて柔軟にデータ管理が可能です。

基本的には、Microsoftのクラウドストレージ「OneDrive」に保存するのが一般的ですが、他のクラウドサービスやiPad自体のストレージにも保存できます。これにより、iPadで作成したスライドをPCや他のデバイスでもアクセスでき、どこでも作業を続けられる利便性があります。

たとえば、外出先で作成した資料をOneDriveに保存しておけば、オフィスに戻ってからPCで再編集することも簡単です。

また、iCloudにも対応しているため、Apple製品との連携がスムーズです。iPad本体の「ファイル」アプリを使えば、保存場所を自由に選べるので、作成したファイルをローカルに保存し、必要に応じてクラウドに移動することも簡単にできます。

保存形式も多様で、通常のPowerPointファイル(.pptx)として保存できるほか、PDF形式や画像としても保存が可能です。これにより、プレゼン資料を他の人に共有する際に、ファイル形式を変えて渡すことも容易です。

iPadのパワーポイントでできないこと【PC版との違い】

iPadのパワーポイントでできないこととして、PC版との違いは以下の3点です。

  • マクロ機能やプログラムによる自動化機能はない
  • カスタマイズ性が一部制限されている
  • 高度なアニメーションや画面切り替え効果がない

iPad版のパワーポイントは、PC版とほぼ同等の機能を備えていますが、いくつかの制限があるため、注意が必要です。

まず、特定の高度な機能はPC版でしか利用できません。たとえば、詳細なマクロ機能やプログラムによる自動化などの機能はiPad版では対応していません。そのため、大量のデータ処理を含むスライドの作成にはPCが適しています。

また、iPad版のパワーポイントでは、カスタマイズ性が一部制限されています。特に、フォントのインストールができないため、PCで使用している特殊なフォントをiPadで再現することは難しいです。

標準でインストールされているフォントしか使用できないため、デザインにこだわりたい方には不便に感じる場面があるかもしれません。

加えて、デスクトップ版のパワーポイントにある一部の高度なアニメーションや画面切り替え効果もiPadでは利用できないことがあります。たとえば、3Dオブジェクトの回転や、複雑なアニメーションの効果は、iPad版では完全には再現できない場合があるため、見栄えにこだわる資料を作成する際にはPC版を使う方が安心です。

基本的なプレゼン資料や、シンプルな編集作業にはiPadで十分対応可能ですが、特別なカスタマイズや高度な作業が必要な場合は、PC版の利用がおすすめです。

iPadのパワーポイントでプレゼン資料を作成・編集する方法

iPadのパワーポイントでプレゼン資料を作成・編集する方法は、以下の2通りです。

  • 新規資料を作成する方法
  • 既存資料を編集する方法

新規資料を作成する方法

iPadで新しいパワーポイントの資料を作成する方法は、とてもシンプルです。

  1. 「Microsoft PowerPoint」アプリを開く
  2. トップ画面で「新規作成」をタップ
  3. 好みのデザインを選ぶか、完全に白紙の状態から始める

テンプレートを選ぶことで、すぐにスライド作成に取り掛かれ、時間を節約できます。

新しいスライドを追加するには、画面下部の「+」ボタンを押すだけで、テキストボックスや画像、グラフなどを挿入できます。また、iPadのタッチ操作を使って、要素を自由に配置できるため、アイデアを形にしやすいのが魅力です。

さらに、Apple Pencilを使えば、手書きでメモやイラストを描き込むこともでき、他のデバイスでは味わえない体験が可能です。

新規資料を作成するときに大切なのは、スライドの目的や構成をしっかり考えることです。テンプレートを活用しつつ、iPadならではの機能を使って、見やすく分かりやすい資料を作りましょう。

既存資料を編集する方法

iPadで既存のパワーポイント資料を編集するのも、非常に簡単で以下の手順で行なえます。

  1. アプリのホーム画面で「開く」ボタンをタップ
  2. OneDriveやiCloud、ローカルに保存されたファイルを選択する
  3. PC版と同様にタップしてテキストや画像を編集、新しいスライドを追加する

編集作業では、iPadのタッチ操作が非常に役立ちます。たとえば、文字や画像をドラッグして簡単に移動させたり、画像を拡大・縮小したりできます。

また、描写タブを使えば、Apple Pencilで手書きのメモや図を直接スライドに追加でき、プレゼン資料に柔軟性を持たせられます。

既存のスライドに変更を加える際には、元のデザインやレイアウトを損なわないように注意しましょう。iPadなら簡単にUndo機能(元に戻す機能)も使えるので、操作ミスを気にせずどんどん編集できます。

iPadとPCどちらパワーポイントを活用すればいいのか

パワーポイントを活用する際「iPad」「PC」どちらで活用するのがいいのか悩む方も多いことでしょう。

そこで、「iPadでパワーポイントを活用するべき人」と「PCでパワーポイントを活用するべき人」の特徴を紹介するので、自分はどちらなのか照らし合わせて参考にしてください。

iPadでパワーポイントを活用するべき人

まず、iPadでパワーポイントを活用すべき人の特徴は、以下の3つに該当する人です。

  • 学生
  • 出張先でプレゼンをする人
  • デザイナー

学生には、iPadでのパワーポイントの活用が非常におすすめです。特に、授業中にノートを取ったり、プレゼンテーションの準備をしたりする際に、iPadの携帯性が大きな強みになります。

また、頻繁に出張する人にとって、iPadでのパワーポイント活用は非常に便利です。iPadは軽量で携帯しやすいため、出張先でも簡単に持ち運べるため、移動中にプレゼン資料の最終チェックや修正を行なえます。

そして、デザイナーにもiPadはパワーポイント作業に最適なツールです。特に、Apple Pencilを活用すれば、スライドに自由に手書きのメモやデザインを加えることができるため、プレゼン資料のデザインをよりクリエイティブに作り込むことが可能です。

たとえば、アイデアスケッチやラフ案を直接スライドに描き込み、そのままクライアントにプレゼンすることも簡単です。

また、iPadの大画面と高解像を活かして、細部までこだわったビジュアルデザインを施すことができます。PCに比べてタッチ操作が直感的に行なえるため、スライドデザインを即座に変更したり、クリエイティブな表現を瞬時に取り入れられたりする点も、デザイナーにとって魅力的です。

PCでパワーポイントを活用するべき人

次に、PCでパワーポイントを活用すべき人の特徴は、以下の3つに該当する人です。

  • 会社内での作業を主とする人
  • プロジェクトマネージャーなどの管理職
  • リモートワークを主とする人

主に会社で作業を行なう人には、PCでのパワーポイント活用が向いています。PCは複数のウィンドウやアプリケーションを同時に開けるため、資料作成やデータの管理を効率よく行なえます。

プロジェクトマネージャーや管理職の方にも、PC版のパワーポイントが向いています。管理職の方は、複数のプロジェクトやチームの進捗をまとめたり、複雑な報告資料を作成する必要があることが多いため、PCの広い画面やマルチタスク機能が作業効率を大幅に向上させます。

プロジェクトの進行管理や結果報告のためには、データの分析やプレゼン資料の内容を正確かつ詳細に作り込む必要があります。PCでは、複数のデータソースから情報を取り込みながら、視覚的にも効果的なスライドを作成できるため、プロジェクト全体を効果的に伝える資料作りが可能です。

そして、リモートワークが主な働き方の人には、PCでのパワーポイント活用が適しています。リモートワークでは、オンライン会議やクラウドでのデータ共有が日常的に行なわれるため、安定したインターネット接続と、複数のツールを一度に操作できるPCの環境が重要です。

まとめ

本記事では、iPadでのパワーポイントの使い方や機能について、具体的に解説しました。

iPad版パワーポイントのおすすめなポイントは、ネット環境さえあれば、どこでも作業がしやすい点です。

また、タッチ操作やApple Pencilなどを用いた操作も可能なため、PC版よりも直感的な操作で資料を作成できます。

iPadを持っていて、パワーポイントを活用したいと考えている方は、本記事を参考にしてみてください。

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