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額縁構図

額縁構図は、主役の周囲を窓や壁などを利用して囲うことで、額縁のように見せる構図です。
人の目には、囲われているものに視線が誘導される「額縁効果」があります。
この効果を利用して、枠内の被写体を強調するのが目的。
視線は明るいものに自然と誘導されるので、囲むものは暗くして、メインの被写体を明るく写すと、より目を引きます。
サンドイッチ構図

サンドイッチ構図は額縁構図の応用編で、被写体の上下または左右を、建物などでサンドイッチのように挟む構図です。
周囲を引き締めて、被写体を強調できるため、印象的な写真にできます。
サンドイッチ構図を活用するのは、両側に木が並んだ並木道や高層ビルの合間、路地裏の一本道などでの撮影がおすすめ。
雑誌の1ページやポスターのような、作り込まれた世界観を表現できるため、ポートレート撮影にもぴったりです。
トンネル構図

トンネル構図は、ぐるっと囲まれたトンネルの中から、その先の風景や被写体を撮影する構図です。
額縁構図と同様に、周囲を暗くして被写体を明るく写すことで、視線を被写体に誘導します。
トンネル構図とはいえ、実際はトンネルでなくても、群生する草花や、遠くまで続く細道など、様々な場面で使うことが可能です。
放射線構図

放射線構図とは、ある一点の場所からいくつもの線が放射線状に伸びたように見える構図です。
奥の点と、それに向かう線により、写真に奥行きを持たすことができます。
放射線上に配置する風景や建物などにも誘導しながら、最終的に被写体へと視線を集めることが可能。
放射線構図は、旅先での広大な景色や、大きな建物が並ぶ場所などで活用できます。
三角構図

メインとなる主題やその他の副題など、画面内の要素を三角形に配置する構図です。
配置の方法は、三角形の頂点にそれぞれ異なる被写体を配置するか、上記の写真のように一つの被写体が三角形になるよう配置するかの2パターン。
三角構図は、放射線構図と同様、写真に奥行きを持たせられるのが特徴です。
また、写真の中で三角形を置く位置によっては、面白みのある1枚に仕上げられます。
S字構図

画面内に「S」の字のようななだらかなカーブが生まれるように、被写体を配置する構図です。
山間の道や川の流れなど、自然が生み出す曲線を際立たせたい時に活用できます。自然の豊かさや、ダイナミックさを演出することが可能。
また、上記の写真のように意図的にS字を作り出すのも◎。単調な写真になることを防ぎ、立体感を持たせることもできます。
C字構図

画面内に「C」の字のような、S字よりも強めのカーブが生まれるように被写体を配置する構図です。
S字構図と同様、曲線がポイントになります。
コーヒーカップやスープ皿など、丸い形の被写体を写す際、一部を切り撮ってC字にすることで、こなれ感を演出できるでしょう。
テーブルフォトと相性の良い構図です。
対角線構図

対角線構図は、画面の隅から対角線上に線を引いた構図です。
活用方法は、対角線上に被写体を配置するか、上記の写真のように対角線を境に台地と空などを分割するかの2パターン。
水平ではなく斜めのラインにすることで、写真に動きやリズムが生まれます。
視線が手前から奥に誘導されるので、奥行きを出したいときにも使える構図です。
たとえば、風鈴や鯉のぼりなど、直線に複数並ぶ被写体を対角線のライン上に配置すると、動きがありつつバランスの良い写真になります。
構図をマスターして表現力アップ

今回は、構図の上手な活用方法と、初心者が知っておきたい基本の構図を紹介しました。
被写体の魅力を最大限に引き出して、センスある写真を撮影するには、構図を活用するのが◎。
どの構図で撮影するか、同じ構図でもカメラを構える位置や角度はどうするか。
同じ被写体でも、構図をうまく活用することで、印象を大きく変えることができます。
まずは構図の型に当てはめて撮影しながら、ゆっくり感覚を身に付けていきましょう。
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