こんにちは、GOOPASS MAGAZINE編集部のMiaです。
今回のコラムでは、私が現在レンタル中のコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)「RICOH GR III」をレビューします。
スナップシューターとして定評のあるRICOH・GRシリーズの中でも、「究極のスナップシューター(RICOHの公式ページより)」と呼ばれているGR III。
プロのカメラマン・写真家も日常使い用カメラとして携帯するほど、大人気のモデルです。私も実際にレンタルして、さまざまな場面で撮影してみたので、GR IIIのメリット・デメリットや便利な機能を紹介します!
購入する前にレンタルで試すこともできます。
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目次
RICOH GR IIIのスペック

下記、GR IIIのスペックです。
| RICOH GR III | |
| センサーサイズ | 23.5mm×15.6mm(APS-Cサイズ) |
| 画素数/動画サイズ | 2424万画素/1920×1080(フルHD) |
| 焦点距離 | 18.3mm (35mm判換算値:28mm) |
| 常用感度 | ISO100~102400 |
| シャッター速度 | 30~1/4000 秒 |
| 最短撮影距離 | 10cm(標準) 6cm(マクロ) |
| 起動時間 | 0.8秒 |
| 質量 | 227g |
| 幅x高さx奥行き | 109.4×61.9×33.2mm |
| ファインダー | なし |
| 手ブレ補正 | あり |

GR III
RICOH GR IIIのメリット

下記でGR IIIのメリットを詳しく解説します!
コンパクト・軽量で常に携帯できる

GR III最大の魅力ともいえるのは、一眼カメラと同じ大きさのセンサーを搭載しながら、手のひらにすっぽり収まるほどコンパクト・軽量な点。従来機「GR II」よりも各スペックがアップデートされているにもかかわらず、小型化に成功しています。
| 機種・機材名 | 幅 | 高さ | 厚み | 重量 |
| RICOH GR III | 109.4mm | 61.9mm | 33.2mm | 227g |
| RICOH GR II | 117mm | 62.8mm | 34.7mm | 221g |
| SONY サイバーショット DSC-RX100M7 | 101.6mm | 58.1mm | 42.8mm | 275g |
| FUJIFILM X100V | 128mm | 74.8mm | 53.3mm | 428g |
私がGR IIIを使っていることをTwitterで呟いたところ、コンパクトさに魅了されてGR IIIを愛用しているという方からコメントをいただくこともありました。画質が抜群に良くて、そのうえ手のひらに収まるサイズなので、常に携帯して日常的に撮影を楽しめます。
私が普段使っているリュックのサイドポケットや前ポケットにも入っちゃうんです。もちろん上着のポケットにもすっぽり入ります。


一眼カメラ並みに画質が良い

画質は、コンデジとは思えないほど綺麗です。撮影した写真を見て、「一眼カメラと変わらない…」と驚きました。
その理由は、GR IIIは一眼カメラに搭載されているセンサーと同じ大きさのセンサー(23.5mm×15.6mm・APS-Cサイズ)を採用しているから。一般的なコンデジやスマホのセンサーサイズは1型やそれ以下です。下記の画像で確認していただくと、大きさの違いが分かると思います。

センサーサイズは大きいほど、画質が良いといえます。センサーサイズをさらに詳しく知りたい方はこちら!
暗い場所でノイズが発生しにくい
室内や夜間など暗い場所で撮影しても、画質が綺麗でした。「コンデジは暗所に弱そう…」というイメージを覆してくれます。下記の写真は、ISO感度を6400まで上げて撮影しましたが、ザラつきが目立ちません!

暗所でも画質の良さを維持できるのは、センサーサイズの大きさが理由の一つです。また、最高ISO感度が102400であることも特筆すべき点。写真のザラつき(ノイズ)を抑える、独自のノイズ低減処理によって、暗い場所で高感度撮影しても高画質を実現します。
F2.8の明るいレンズが内蔵されている
レンズは高い光学性能を誇る、新開発のGRレンズを使用。F2.8の明るい単焦点レンズ(F値が低いレンズほど写真を明るくできます)のため、上記のような暗い場所での撮影でも明るさを確保できます。薄暗い程度であれば、シャッタースピードを落とさずに撮影できるでしょう。さらに、色収差を極限まで抑制するレンズによって、暗所の撮影でもシャープな写りを実現します。
スタイリッシュなフォルム
ブラックで統一された、全体的にマットな質感のボディは、とてもスタイリッシュ。モダンなカフェにも、落ち着いた街並みにも、違和感なく溶け込めそうです。
GR IIIをはじめて見た友人からは「そんなにオシャレなデジカメがあるんだ!」と言われるほど。レンタルしているので、自分のものではありませんが「でしょ?」と誇らしげに答えちゃいました(笑)
速写でシャッターチャンスを逃さない
「今、撮りたい!」と思ったとき、すぐに起動してピントを合わせ、ブレない写真が撮れます。究極のスナップシューターと呼ばれるだけあって、突然遭遇するシャッターチャンスを、しっかりと収められる機動力が魅力。そして、チャンスを逃さないだけではなく、ハイクオリティな写真に仕上げてくれます。たとえば、おしゃんぽ中、目の前に突然可愛い小鳥が降り立ってきても、すぐにカメラを起動させてシャッターを押せるでしょう。
速写ができる理由は、下記の通りです。
- 電源オンから約0.8秒の高速起動
- 4段分(シャッタースピード換算)の3軸 手ブレ補正機構
- 高速ハイブリッドAF
まず1つ目は、電源オンから約0.8秒の高速起動。電源オフの状態から、シャッターを切るまで、ほんの数秒で完結します。2つ目は、手ブレ補正。小型化を実現しながら、手ブレ補正機構・SR(シェイクリダクション)を搭載しています。とっさにカメラを構えても、ブレを抑えたスナップ撮影ができるでしょう。3つ目は、AF性能。高速なピント合わせを可能にする像面位相差AFと、精度に優れたコントラストAFを融合させた「ハイブリッドAF」が搭載されています。正確かつ素早く、被写体にピントを合わせることが可能です。
こちら、電源オフの状態からシャッターを押すまでの映像です。
被写体に寄って撮影できる
お花や料理など、細部まで鮮明に写したい被写体には、近寄って撮影できるのも魅力。これにより、被写体をアップにして、背景や前景のボケを楽しめます。
通常でも、イメージセンサーから被写体まで10cmの距離で撮影できますが、「マクロモード」にするとさらに寄って撮影することが可能。マクロモードをオンにすると、レンズ先端から、6~12cmの範囲でAFを行なうことができます。

GR IIでは最短撮影距離がマクロモードでも10cmでしたが、GR IIIでは6cmにアップデートされました。
| RICOH GR III | RICOH GR II | |
| 最短撮影距離 | 10cm(標準) 6cm(マクロ) | 30cm(標準) 10cm(マクロ) |
下記は、マクロモードで、道端のお花にギリギリまで寄って撮影した写真です。

RICOH GR IIIのデメリット

ファインダーを覗いて撮影できない
唯一、デメリットとしてあげられるのが、ファインダーがないことです。ファインダーを覗きながら撮影したい方も多いはず。ファインダーのないGR IIIでは、ライブビュー撮影する必要があります。とはいえ、コンパクトかつ見た目も良いので、仕方ないことかもしれません…。
RICOH GR IIIの便利な機能

下記では、GR IIIで撮影するうえで役に立つ、便利で嬉しい機能を紹介します。
画角が変えられるクロップ機能

クロップ機能は、画角を変更できる機能です。搭載されているのは、焦点距離28mmの単焦点レンズのため、通常だと画角変更はできません。が、クロップ機能は、自動で画像をトリミングしてくれるため、35mmか50mmの画角で撮影できます。画質は28mmで写すよりも劣ってしまいますが、被写体やシーンに合わせて画角が変えられるのは便利な機能です。
メニューの表示カスタマイズから「ADJボタン」と「Fnボタン」の設定ができるため、クロップ機能をいずれかのボタンに割り当てておけば、ボタン一つでスムーズに画角変更できちゃいます!私も、Fnボタンにクロップ機能を設定していました。



仕上がりを調整できるイメージコントロール機能

イメージコントロールとは、写真の色味など、仕上がりを調整できる機能のこと。イメージコントロールを調整すれば、簡単に被写体やシーンに合わせたテイストの写真を撮影できます。撮影後に編集をすることなく、そのままSNSへシェアすることも可能。
基本のイメージコントロールは「ビビッド」や「モノトーン」「ポジフィルム調」など、10種です。基本のイメージコントロールを選択した後は、それぞれで『彩度』や『色相』『コントラスト』などを微調整して、理想の写りに仕上げられます。




前モデル「GR II」と比較

前モデルである「GR II」のスペックと比較しました。「GR III」で、各スペックがアップデートされているのが分かるかと思います。
| RICOH GR III | RICOH GR II | |
| センサーサイズ | 23.5mm×15.6mm(APS-Cサイズ) | 23.7mm×15.7mm(APS-Cサイズ)CMOS |
| 画素数/動画サイズ | 2424万画素/1920×1080(フルHD) | 1620万画素/1920×1080フルHD) |
| 焦点距離 | 18.3mm (35mm判換算値:28mm) | 18.3mm (35mm判換算値:28mm) |
| 常用感度 | ISO100~102400 | ISO100~25600 |
| シャッター速度 | 30~1/4000 秒 | 300~1/4000 秒 |
| 最短撮影距離 | 10cm(標準) 6cm(マクロ) | 30cm(標準) 10cm(マクロ) |
| 起動時間 | 0.8秒 | 1秒 |
| 質量 | 227g | 221g |
| 幅x高さx奥行き | 109.4×61.9×33.2mm | 117×62.8×34.7 mm |
| ファインダー | なし | なし |
| 手ブレ補正 | あり | なし |
他社メーカーの人気コンデジと比較

同じくコンデジの人気モデル「FUJIFILM X100V」「サイバーショット DSC-RX100M7」のスペックと比較しました。ちなみに、価格.comのデジタルカメラ人気売れ筋ランキング(2021年8月16日時点)では、「FUJIFILM X100V」がGR IIIに次ぐ3位、「サイバーショット DSC-RX100M7」が4位です。
| RICOH GR III | FUJIFILM X100V | SONY サイバーショット DSC-RX100M7 | |
| センサーサイズ | 23.5mm×15.6mm(APS-Cサイズ) | 23.5mm×15.6mm(APS-Cサイズ) | 1型 |
| 画素数/動画サイズ | 2424万画素/1920×1080
(フルHD) | 2610万画素/4096×2160(C4K) | 2010万画素/3840×2160(4K) |
| 焦点距離 | 18.3mm (35mm判換算値:28mm) | 23mm (35mm判換算値:35mm) | 9~72mm (35mm判換算値:24~200mm) |
| 光学ズーム | - | - | 8倍 |
| 常用感度 | ISO100~102400 | ISO160~12800 | ISO100~12800 |
| シャッター速度 | 30~1/4000 秒 | 4~1/32000 秒 | 30~1/32000 秒 |
| 最短撮影距離 | 10cm(標準) 6cm(マクロ) | 10cm(標準) | 8cm(標準) |
| 質量 | 227g | 428g | 275g |
| ファインダー | なし | あり | あり |
| 手ブレ補正 | あり | なし | あり |
まとめ

スナップシューターとして大人気の高級コンデジ「GR III」をレビューしました。私がとにかく嬉しいと思ったのは、コンパクト・軽量なこと。一眼カメラよりも、”カメラで写真を撮る”ということがずっと気軽になった気がしました。
GR IIIは、スマートフォンと変わらない、またはそれ以上の『携帯性の良さ』と、一眼カメラと同等の『画質の良さ』を併せ持った、最強のコンデジといえるでしょう。気になる方は、まず一度レンタルして、使い心地を体感してみるのもオススメです。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。









