【スタッフコラム】レンタル中のFUJIFILM X-Pro3をレビューしてみた!

【スタッフコラム】レンタル中のFUJIFILM X-Pro3をレビューしてみた!

こんにちは、GooPass MAGAZINE編集部のMiaです。

私は前回のコラムから、FUJIFILM「X-Pro3」をレンタルしています。FUJIFILMのミラーレス一眼カメラ・Xシリーズの中でも上位に位置する「X-Pro3」。クラシックなフォルムと、個性的なデザインが魅力の1台で、2019年にはグッドデザイン賞を受賞しました。そこで今回のコラムでは、歴代モデルからのファンも多い「X-Pro3」をレビューします!ぜひ、ご覧ください。

FUJIFILM X-Pro3のスペック

2019年11月にFUJIFILMから発売されたミラーレス一眼カメラ『X-Pro3』。2019年のグッドデザイン賞に加えて、価格.comユーザーが高く評価した製品を選ぶ「価格.comプロダクトアワード」では、銅賞に輝いた人気のモデルです。本機最大の特徴は、チタン製のボディ。軽量かつ高い堅牢性を誇るボディには、重厚感もあり”カメラを所有している”というワクワク感を得られます。

2018年に発売された従来モデル『X-T3』と、画素数や感度・連写性能・AF性能などの基本スペックはほぼ同等でした。大きな違いは、フィルムシミュレーションの種類と重さです。X-Pro3には、【ETERNA(シネマ)】【クラシックネガ】【モノクロームカラー】の新しいフィルムシミュレーションが追加。また、バッテリー、 SDメモリーカード含むX-T3の重量は539gなのに対して、X-Pro3は42g軽い497gです。

FUJIFILM X-Pro3
タイプ ミラーレス一眼カメラ
センサーサイズ APS-C
レンズマウント Xマウント
有効画素数 2610万画素
感度 標準:ISO160~12800
拡張:ISO80、100、125、25600、51200
連写性能 約30コマ/秒(電子シャッター、1.25Xクロップ時)
約11コマ/秒(メカニカルシャッター使用時)
シャッタスピード 電子:1/32000秒~15分
電子先幕・メカニカル:1/8000秒~15分
手振れ補正機構
AF測距点 425点
動画記録性能 DCI4K(4096×2160)29.97p
4K(3840×2160)29.97p
防塵・防滴
幅x高さx奥行き 140.5×82.8×46.1mm
重さ 497g(バッテリー、 SDメモリーカード含む)
その他 Wi-Fi、Bluetooth4.2など

■購入する場合は、196,978円(税込)(2021/12/7現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額19,580円(税込)でレンタル可能です。
※GooPassの『1Weekレンタル』なら月額10,780円(税込)で1週間借りることができます。

FUJIFILM X-Pro3と従来機(X-Pro2、X-Pro1)のスペック比較

前モデル・X-Pro2から3年半ぶりに登場した本機は、各スペックが大幅にアップデートされました。中でも特筆すべきは、描写力です。搭載されたセンサー「X-Trans CMOS 4」と画像処理エンジン「X-Processor 4」は、ともにFUJIFILM最新。クラシック感のあるFUJIFILMならではの画が、より一層美しくなりました。そのほか、連写性能やAF精度が向上し、新たなフィルムシュミレーションが追加されています。

製品名 X-Pro3 X-Pro2 X-Pro1
有効画素数 2610万画素 2430万画素 1630万画素
センサー X-Trans CMOS 4 X-Trans CMOS III X-Trans CMOS
画像処理エンジン X-Processor 4 X-Processor Pro EXR Processor Pro
感度 標準:ISO160~12800
拡張:ISO80、100、125、25600、51200
標準:ISO200~12800
拡張:ISO100、25600、51200
標準:ISO200~6400
拡張:ISO100、12800、25600
連写性能 約30コマ/秒(電子シャッター、1.25Xクロップ時)
約11コマ/秒(メカニカルシャッター使用時)
約8コマ/秒 約6コマ/秒
シャッタスピード 電子:1/32000秒~15分
電子先幕・メカニカル:1/8000秒~15分
電子:1/32000~1秒
メカニカル:1/8000~30秒
1/4000~30秒
手振れ補正機構
AF測距点 425点 325点 49点
動画記録性能 DCI4K(4096×2160)29.97p
4K(3840×2160)29.97p
4K(3840×2160)
29.97p
フルHD(1920×1080)
24fps
防塵防滴
幅x高さx奥行き 140.5×82.8×46.1mm 140.5×82.8×45.9mm 139.5×81.8×42.5 mm
重さ 447g 445g 400g
その他 Wi-Fi、Bluetooth4.2 Wi-Fi
フィルムシュミレーション PROVIA
Velvia
ASTIA
PRO Neg.Std
PRO Neg.Hi
モノクロ
セピア
クラシッククローム
ACROS
ETERNA
クラシックネガ
モノクロームカラー
PROVIA
Velvia
ASTIA
PRO Neg.Std
PRO Neg.Hi
モノクロ
セピア
クラシッククローム
ACROS
PROVIA
Velvia
ASTIA
PRO Neg.Std
PRO Neg.Hi
モノクロ
セピア

FUJIFILM X-Pro3のメリット・感想

ボディの堅牢性が高い

前述した通り、X-Pro3ボディはチタン製のため、堅牢性の高さが魅力。実際、私が初めて手にした時も、チタンならではの冷たさと重厚感を感じました。また、ボディ内部のフレームには剛性の高いマグネシウム合金が使用されています。そして、撮影中の急な天候・気温の変化にも対応できる【防塵防滴】【マイナス10度の耐低温】構造もポイント。旅先や外出先にも気兼ねなく持ち出せるタフな性能により、撮影を存分に楽しめます。

私は、紅葉スポットや公園など外出先で使用する機会が多かったのですが、防塵防滴構造ということで、少しの砂埃を気にすることなく使用できました!重量は447g、幅x高さx奥行きは140.5×82.8×46.1mmで、思っていたよりもサイズと重さがありましたが、使っていると、逆にそのサイズ感と重さが心地よく感じてきます。

高い描写力がある

初代のX-Pro1、2代目のX-Pro2に続いて、2019年に登場したX-Pro3。X-Pro2から3年半の時を経て、描写力に磨きがかかりました。その理由は、FUJIFILM最新のセンサー「X-Trans CMOS 4」と画像処理エンジン「X-Processor 4」の搭載。FUJIFILMのミラーレス一眼・Xシリーズの中でも、上位モデルにあたるX-Pro3で、FUJIFILM最新の描写を味わえます。

私は紅葉散策をしたときに、F値開放(F1.4)で銀杏の葉を撮影してみました。背景が綺麗にボケるのはもちろん、ボケ自体もキラキラしていてうっとり…。まんまるの玉ボケもできて、撮影した写真を何度も見返しちゃいました。

クラシックなフォルム

歴代モデル含め、X-Pro3はフィルムカメラを彷彿とさせる、クラシックなデザインが特徴。私がレンタルしたのは「DRシルバー」でしたが、首から下げるだけで、ファッションの一部になるような存在感がありました。ボディのカラーは、私がレンタルした「DRシルバー※」の他に、「DRブラック」と「ブラック」の3種です。

※カラー名の”DR”とは、「デュラテクトTM」の略で、傷からカメラを守る表面加工技術のこと。デュラテクトTMにより、なめらかな手触りと高い硬度(ビッカース硬度、1000〜1500Hv)を実現できます。

個性的なデザイン

他では見られない個性的な形をしたボディもポイント。X-Pro3から、液晶モニターの表面が内側に閉じた状態で収まるようになっており、背面の凹凸がありません。グリップも主張が少なく、見た目の良さがより重視されている印象です。近年のミラーレス一眼カメラとは少し異なるビジュアルで、所有していることに特別感を感じられました。

フィルムシミュレーションで多彩な表現ができる

X-Pro3には、FUJIFILM独自の機能「フィルムシミュレーション」が搭載されている点も魅力の一つ。「フィルムシミュレーション」とは、色調や階調を変更することで、異なる色の表現を楽しめる機能です。フィルムを交換するような感覚で、被写体・撮影シーン・世界観によって色味をコントロールできます。たとえば、風景なら発色が良くメリハリのある「ビビッド」、ポートレートならコントラストを高める「PRO Neg.Hi」、フィルムカメラ調に仕上がる「クラシックネガ」など…。背面の右上に位置するボタンを押して、瞬時に好きなモードに切り替えられます。

スタンダード

ビビッド

ソフト

クラシック

PRO Neg.Hi

クラシックネガ

ETERNA(シネマ)

ACROS(モノクロ)

私は名前の通り、クラシックに仕上がる【クラシックネガ】がお気に入りです。テーブルフォトを撮影したときも、「料理には合わないかな?」と思いつつ、クラシックネガで撮影してみたり、ACROSで撮影してみたり。海外の雑誌のような雰囲気になって、意外と料理と合うことに気づきました。簡単なフィルムシミュレーション、便利で楽しい!

FUJIFILM X-Pro3の作例写真

以下は、私がX-Pro3で撮影した作例写真です。

ISO:250、F値:4.0、シャッタースピード:1/250秒、フィルムシュミレーション:ビビッド

ISO:250、F値:4.0、シャッタースピード:1/250秒、フィルムシュミレーション:ソフト

ISO:160、F値:5.6、シャッタースピード:1/250秒、フィルムシュミレーション:スタンダード

ISO:160、F値2.8、シャッタースピード:1/1000秒、フィルムシュミレーション:スタンダード

ISO:160、F値:4.0、シャッタースピード:1/1000秒、フィルムシュミレーション:PRO Neg.Hi

ISO:400、F値:1.4、シャッタースピード:1/125秒、フィルムシュミレーション:クラシックネガ

FUJIFILM X-Pro3がオススメな人

X-Pro3を使用してみて、オススメできると感じたのは、下記のような方です。X-Pro3が気になっていたり、レンタル・購入を迷ったりしている方は参考にしてください。

  • フィルムカメラのようなカメラが欲しい
  • 人とは被りにくい、個性的なデザインのカメラが欲しい
  • 主にファインダーを覗いて撮影したい
  • FUJIFILMならではのクラシックな色表現が好き
  • 画質や階調など描写力が高いカメラが良い

FUJIFILM X-Pro3にオススメのレンズ

XマウントのFUJIFILM X-Pro3にオススメなレンズはこちらをチェックしてみてください!
FUJIFILM(富士フイルム)のオススメXマウントレンズ【2021年3月29日更新!】FUJIFILM(富士フイルム)のオススメXマウントレンズ13選

まとめ

FUJIFILMのミラーレス一眼カメラ「X-Pro3」をレビューしました。歴代モデルから、画質・連写・AFなど各性能がアップデートされた「X-Pro3」。液晶モニターの表面が内側に閉じた状態で収まるようになっており、大きくデザインチェンジしている点も特徴です。下方向に開いた状態のみ液晶モニターを確認できるため、ファインダーを覗くことが本機で撮影する際の基本でした。普段は主に液晶モニターを見て撮影する私にとっては、少し不便にも感じましたが、そのおかげでファインダーを覗いて撮影する楽しさにも気づけた気がします。

手にするだけでもワクワクするクラシカルなデザインは、首から下げるだけで様になり、とてもお気に入りです!写真を撮るだけでなく、所有することにもワクワクできるので、どこへでも持ち出したいと思える1台でした。