GOOPASS MAGAZINEをご覧の皆さま、こんにちは。フォトグラファー Syuheiinoueです。
前回、OM SYSTEMさんより新発表のカメラOM SYSTEM OM-1 Mark IIと標準ズームレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO、マクロ撮影が可能なM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO IIの撮影体験のレビューを行なった経緯で、今回は野鳥撮影に特化した超望遠レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS」の撮影レビューを行ないます。
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OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS
目次
執筆者:プロフィール

Syuheiinoue
Photographer
キャンプ場の広報に携わるディレクションや撮影業務、アウトドアメディアの撮影を中心に活動しています。また、過去の経験を活かしてDXやSaaSに携わる企業の撮影チームマネジメントをはじめ、広告に携わる撮影を行なうフォトグラファーです。
レンズスペックについて
M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 ISを手にとってまず持って感じたのは、スペックや性能以前に「写真を撮りたい」と感じるオーラでした。人の目では撮影することのできない写真を撮ることができるという高揚感、そして潜在的に新しい表現を求めたくなるインスピレーションを彷彿とさせました。
重量は約2kgなので普段望遠レンズを使わない方から見るとだいぶ重さを感じますが、他メーカーの超望遠レンズと同様の重量感でありながら150〜600mm(35mm換算300〜1200mm)をカバーする懐の深さを考えると、軽量化における技術力を感じることができます。
| M.ZUIKO DIGITAL ED100-400mm F5.0-6.3 IS | M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS | |
| 焦点距離(35mm換算) | 200-800mm相当 | 300-1200mm相当 |
| 防塵・防滴・耐低温(-10度) | ◯ | ◯ |
| フッ素コーティング | – | ◯ |
| レンズ内手ブレ補正 | ◯ | ◯(5軸シンクロ可) |
| 手ブレ補正最大段数(5軸シンクロ時) | 3.0段 | 6.0段(7.0段) |
| 最短撮影距離 | 1.3m | 0.56m |
| 大きさ | 86.4×205.7mm | 109.4×264.4mm |
| 質量 | 1,325g(三脚座含む) | 2,065g |
野鳥撮影の初心者が驚く、手持ち撮影が可能な超望遠レンズ
野鳥を撮影した事がなかった筆者は、まずは「野鳥がよく訪れるんです」と教えて頂いたことのある知人が管理する場所へ向かって撮影を行ないました。
道路から少し離れた八ヶ岳エリアの森に入り、耳を澄ますとさまざまな方向から聞こえる鳥の声。
普段は全く気付かなかった声の元を辿ると、遠くの方で1羽の野鳥が何かを見ているような姿を捉えました。
カメラを構えるとどこか飛び立ち、フレームから外れる度に目視で野鳥を確認する連続にカメラを持つ腕がきつくなったのですが、強力な5軸シンクロ手ブレ補正のおかげで野鳥をフレーミングし続けながらシャッターを切り続けることができたので野鳥撮影初心者の筆者でも簡単に扱うことが可能です。
また、少し薄暗い曇りの森だったのでISO4000の環境下で撮影を行なったのですが、OM-1 Mark IIのスペックも相まって画質の低下を感じないマイクロフォーサーズの底力を感じました。
※本記事の写真はすべて手持ちで撮影しています。





OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS
OM-1 Mark IIの組み合わせで、ほぼ全自動撮影が可能
素早く動く野鳥を捉えるための連写やAF設定、AI被写体認識を有効活用することで野鳥をフレーム内に収めることができれば、誰でも野鳥撮影の世界を堪能する事ができると気付きました。
筆者の設定は、以下の通り。
・測距点/測距点モード:コントラストAF(1,053点)/Allターゲット
・フォーカスモード:コンティニュアス AF (C-AF)
・AI被写体認識AF:鳥
・連続撮影速度:〔静音連写SH1〕: 約120コマ/秒
野鳥をフレーミング内に収めたら、タイミングを見てシャッターを切るだけで撮影が可能なデジタルソリューションには本当に驚かされます。
しかも撮影された写真のほとんどが600mm(35mm換算1200mm相当)で、手ブレ補正機能の優秀さも実感する事ができました。




野鳥以外の撮影にチャレンジ
望遠レンズを活用して、M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 ISを使って八ヶ岳エリアから眺めることのできる山々の撮影チャレンジを行なったのですが、普段とは違う写真撮影ができたので大変満足の行く結果になりました。
1,3,5枚目はM.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 ISを使用した写真で、2,4,6枚目は標準ズームレンズによる比較撮影です。






mm),1/400,F8.0,ISO200
まとめ

今まで200mm以上の望遠レンズを使用したことが無かった筆者ですが、今回の撮影体験を通じて今まで知ることのなかった野鳥の表情やしぐさ、生態や自然の向き合い方を学ぶことができたので素敵な経験を得る事ができました。
【“もっと大きく撮りたい”写欲に応える超望遠ズームレンズ】が体現できる唯一のレンズ。
150〜600mmをカバーする超望遠だからこそ自由なアングルで撮影することのできるM.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 ISとインスピレーションを持って、次なるアドベンチャーに出かけてみましょう!

OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS









