数ある楽器の中でも、手軽に始めやすいのがギター。

新品でも1万円台で購入できるものがあることや、自宅で練習しやすいところもおすすめのポイントです。

しかし、実際にギターを始めるとなると、ギター本体だけでなく、その他にも必要なものがでてきます

そこで、本記事ではアコースティックギター(以下:アコギ)やエレキギターの始め方について解説していきます。

最低限必要なアイテムや具体的な練習方法も紹介しますので、初心者の方は参考にしてみてください。

>【執筆・監修者】伊藤 涼介(いとう りょうすけ)
ギター歴10年。カート・コバーンの歌声やフレーズに魅了され、エレキギターを始める。購入したギターはGibsonからFenderまで10本以上。
最近、野鳥撮影にハマり、一眼カメラと超望遠レンズを購入した。

>【執筆・監修者】伊藤 涼介(いとう りょうすけ)
ギター歴10年。カート・コバーンの歌声やフレーズに魅了され、エレキギターを始める。購入したギターはGibsonからFenderまで10本以上。

目次

【準備編】アコギとエレキギターどっちを始めるか選ぼう

アコギの特徴と魅力

アコギの特徴と魅力

アコースティックギターの特徴は、なんと言っても気軽さと手軽さです。

私はピアノやエレキギターから音楽を始めましたが、グランドピアノは、トラックがないと持ち運びができません。エレキギターも、通常3.5キロほどあり、さらにアンプがないと音は出ません。

しかし、アコースティックギターは重くても2キロ程度と、とても軽量です。その場で音が出て、気軽に弾いて楽しめます。

音楽系お笑い芸人もエレキベースやエレキギターより、アコースティックギターを選ぶ人が多いのも納得。営業先にさっと持っていって演奏できるからです。

エレキギターはアンサンブルありきの場合が多いのですが、アコースティックギターは1人でも十分成立します。

さっと取り出して弾けて、自分も楽しく、周りも楽しめる。この気軽さが、アコースティックギターの魅力です。

エレキギターの特徴と魅力

エレキギターの特徴と魅力

エレキギターの魅力は、サウンドメイクを楽しめる点です。痺れるような歪みサウンドを細かく追求していける楽器は、エレキギターならではでしょう。

確かにベースも歪ませられますが、ギターの多様な歪みには及びません。

私も、メタル楽曲を聴いてテンションが上がり、気がついたらギターを購入していたほどです。さらにいつの間にか、エフェクターを何十個も集めていました。それぞれが、ギターの魅力を引き出してくれるからです。

あの曲のあの音を出したい!と、どんどん音色を追求できます。

一度、大型アンプの前で演奏してみてください。Marshall900をフルテンで歪ませると、背中に響く音圧を感じられます。体験したら、もうエレキギターから離れられません。

アコギとエレキギターの違い

アコギとエレキギターの違い

重さや音の出し方の違いに加えて、気になるのはネックの太さと弦の標準の太さ(ゲージ)の違いです。

エレキギターは箱鳴りをアコギほど気にしないので、必要最小限のネックとボディ、09-42の細い弦でもかっこいい音が出せます。

しかしアコギは、通常12-53のゲージが使われるため、エレキから始めると、まずこの太さに驚くことが多いです。

私も、アコギは10-47での演奏が多かったです。弦だけでなくネックもアコギの方が太めです。手が小さいと少し大変で、私も苦労しました。シェイプが小さめのギターを選ぶと、鳴り方がかわります。

豊かな音色を取るのか、頑張って練習して太いネックを使いこなすのか、それはやりたい音楽や出したい音次第です。

【準備編】購入するアコギ・エレキギターを決めよう

見た目のデザインで選ぶ

見た目のデザインで選ぶ

見た目のデザインだけで、最初に買うギターを決める方法もおすすめ。

ギターを続けるためには、何よりもやる気を保つことが大切だからです。

ギターの見た目は、思っている以上に練習のやる気に影響します。あなたも、見た目が気に入った

  • 洋服
  • ガジェット
  • アクセサリー

などを身につけて、気分が上がった経験はありませんか?

見た目が気に入ったギターを選ぶべき理由は、その現象とまったく同じです。

楽器は恋人のようなもの、または我が子のような存在。一目惚れは大切で、霊的な惹かれ方や運命的な出会いもあります。

昔は楽器店で手に取って愛を感じてからの購入を勧めていましたが、いまは通販での一目惚れでも構いません

正直、続けていくと弦高の問題や、配線の課題、ネックの反りなど、色々出てきます。でも初心者のうちはすべて愛がカバーしてくれるので、細かい点は気になりません。覚えるのに必死なので、そういった余裕もないのです。

まずは、チューニングさえできれば、見た目の好みを大切にしましょう。

種類で選ぶ

ギターの種類で選ぶ

ギターを初めて選ぶ際は、自分がどんな曲を弾きたいかがポイントです。

あいみょんのようにアコギをかき鳴らしたいのか、エレキギターでピロピロ奏でたいのか。ザクザク刻むリズム演奏や軽快なカッティングに憧れているのか。やりたい演奏スタイルで選ぶギターがかわります

ギターはアコギとエレキの2種類に分けられます。アコギはスチール弦のフォークギターとナイロン弦のクラシックギターに分類され、フォークは力強く明るい音色、クラシックは柔らかな音色が特徴です。

エレキギターの代表的な形状は、多彩な音作りのストラトキャスター、力強いサウンドのテレキャスター、豊かな低音と長いサステインのレスポールの3つです。

理想のギタリストをイメージしながら選びましょう。

本体の価格で選ぶ

ギターの値段で選ぶ

予算を決めてから、見た目や種類で選ぶとスムーズです。予算を決めないで見た目や種類で選び、借金まみれになるバンドマンが昔は多くいました。令和の皆さんはきっと堅実なので、そのようなことはないでしょう。

安くても良いギターはたくさんあります。でも、安くて使えないギターもあります。予算も大切ですが、安すぎるとチューニングが合わないので注意が必要です。チューニングさえ安定するなら、安価でも構いません

ギターの価格帯には大体、

  • 3万円
  • 5~10万円
  • 10万円以上

といった区分けがあります。10万円を超えると好みの領域です。

値段はある程度の線引きに使い、最終判断は見た目や機能、種類で決めていくとよいでしょう。

音色で選ぶ

私の場合、見た目より「耳惚れ」でした。目指したい音が明確な場合、ギターの音色で選ぶのがおすすめです。ストラトの音はレスポールタイプでは出せませんし、レスポールの音はテレキャスタイプでは表現できません

不明なときは、ぜひ楽器店で相談してみてください。ギターコーナーのプロの方なら、曲を聞かせれば最低でもストラトタイプ、レスポールタイプ、テレキャスタイプ、それ以外かは判断できます。ギター担当でない場合は難しいかもしれませんが。

オンラインの知恵袋で相談するのも良い方法です。憧れの音を出すのに適したギタータイプを、経験者が教えてくれます。自分の感性に響く音色との出会いが、理想のギター選びの第一歩です。

演奏したいスタイル・ジャンルで選ぶ

音楽のジャンルは本当にさまざまです。ロック、ブルース、ジャズ、フォーク、カントリー、ポップス、クラシック、ラテン系、メタル、ファンクなど。

私の周りでも、ジャズギターに憧れる人、ロックを弾きたい人、メタルを極めたい人など、みんな違う夢を持っています。

面白いことに、ジャンルによって選ぶギターもかわってきました。メタルをやりたい友人にアコギを勧めても絶対に響きませんし、フラメンコを始めたい人には専用のフラメンコギターがあるほどです。昔のビジュアル系ならESPやIbanez、B’z好きならレスポール。もう暗黙の了解でした。

私の知り合いのバンドは、ツインギターの音色の違いを活かすため、上手と下手で違うギターを使っています。やりたい音楽によって、自然とあなたにとって最適なギターが見えてくるはずです。

必要なものがすべて揃った初心者セットを選ぶ

必要なものがすべて揃った初心者セットを選ぶ

初心者セットは非常に便利です。私も最初のギターは渋谷のKEY楽器でパシフィカの初心者セットを購入しました。アンプ、シールド、六角レンチ、ペグワインダー、クロス、クリーナーがセットになっています。

使っているうちにセットの中身は、買い替えて交換していきました。交換される土台となるものを一式揃えられるのが理想です。最初からひとつひとつ選んで買うのは大変ですし、知識も必要になります。

セットで持っていれば、「これが不便だな、こういうのが欲しいな」と気付ける基準が手に入ります。それが機材選びの指針となり、段階的なギターのグレードアップにつなげることが可能です。

お気に入りのアーティストやキャラクターが使用しているモデルを選ぶ

好きなアーティストが使用しているギターを選ぶのは、昔からの鉄則です。GLAYのHISASHIさんのファンはTOKAI TALBOを、ジュディマリのTAKUYAさんが好きな人ならテレキャスターを選んでいました。

一昔前なら「けいおん!」の影響でGibson Les Paul Standardが人気でしたし、最近では「ぼっち・ざ・ろっく!」の影響でYAMAHAが注目を集めています

ぼっちちゃんが使用している「Yamaha Pacifica」は、低価格でも品質が良く、予算に応じて選びやすいモデルです。

好きな人が使っているギターを持つと、近づいた気がしてテンションが上がります。頑張ってお金を貯めて買った愛着のある1本は、上達へ近づくための最高の相棒になるでしょう。

おすすめのギターは、こちらの記事をチェックしてみてください。

【準備編】アコギ・エレキギターを始めるために最低限必要なものをそろえよう

アコギ・エレキギター本体のみでは、演奏をすることはできません。

ここでは、アコギ・エレキギターを演奏するために、最低限必要なものをご紹介

ただし、初心者セットを購入する場合、以下で紹介するアイテムは別途購入しなくて大丈夫です。

【アコギ・エレキギター】カポタストは楽なコードで弾くために有用

カポタスト

カポタスト(略称:カポ)は、指板上のフレット位置を変更して、キーコードをかえるアイテム。

カポタストを使うことで、難しいコードで構成された曲を、かんたんなコードに置き換えることが可能に。

たとえば、原曲キーでF#mやBmを使用している曲の場合。カポタストを2フレットに取りつけることで、難易度の低いEmやAmで弾くことができます。

「弾いてみたい曲があるけどコードが難しすぎる」という悩みを解決することが可能に

練習できるギター曲の幅が格段に広がるので、カポタストは用意しておくべきアイテムの1つといえます。

【アコギ・エレキギター】メトロノームは正しいリズム感を身につけるために必要

メトロノームを使って練習をすることで、曲のテンポに合わせてリズムよくコード弾きができるようになります。

曲のテンポに対してギター演奏のリズムがズレていると、耳をふさぎたくなるくらい聞き苦しいもの。

ですが、ギターを始めたばかりの初心者は、コードを押さえるのに四苦八苦。最初からリズムどおりに弾ける人はいません。

メトロノームを活用してコツコツと練習を続けることが、上達への近道です。

最前線で活躍するプロのギタリストでさえ、メトロノームを使用してリズム感を損なわないようにトレーニングをしています。ギターにおいて、それほどリズム感は重要です。

とはいえ、学校の音楽室にあるような、アナログ式のメトロノームを買う必要はありません。スマホでダウンロードできる無料のメトロノームアプリで十分です。

【アコギ・エレキギター】ギターピックは指弾き以外では必要

【アコギ・エレキギター】ギターピックは指弾き以外では必要

ギターピックは、ポロンポロンと指で弦をはじく「指弾き」以外の弾き方では必要です。

「指弾き以外は絶対にやらない」という確固たる意志がある人は、ギターピックを用意しなくても問題ありません。

とはいえ、初心者は弾きたい曲や演奏スタイルが定まっていないことがほとんど。ギターピックは、最低でも1枚は持っておきましょう。

ギターピックを使うことで、鋭くてはっきりとした音が出せます。音量も大きくなるので、指弾きに比べて迫力のある演奏が可能です。

ギターピック1枚あたりの値段は100円ほど。ほかの機材と比べて失くしやすいので、予備も含めて3枚ほど持っていると安心です。

【アコギ・エレキギター】チューナーは正しい音で演奏するために必要

【アコギ・エレキギター】チューナーは正しい音で演奏するために必要

ギターのチューニングとは、6本の弦の音をそれぞれ決められた正しい音に合わせること。そのチューニングに欠かせないのがチューナーです。

チューニングをしないことには、あなたが弾きたい曲やフレーズをマネして演奏することができません。

また、ギターはその日の気温や湿度、弦がどれだけ消耗しているかなどで、次第にチューニングがズレる楽器です。

チューニングせずに練習を続けてしまうと、正しい音を覚えられません。ギターを弾く前には、毎回必ずチューニングをするようにしましょう。

ギターチューナーには、以下の4種類があります。

  • カード型
  • ペダル型
  • クリップ式
  • スマホアプリ

その中でも、初心者におすすめしたいのがクリップ式チューナーです。

クリップ式チューナーは、ギターのヘッド部分につけてチューニングするタイプで、比較的安く購入することができ、小さいので持ち運びにも便利。

スマホアプリのチューナーは、無料でダウンロードすることが可能です。常にスマホを持っていれば、どこでもチューニングができます。

しかし、アプリを起動するために都度スマホのロックを解除したり、スマホのマイクが周りの音を拾ってしまったりなど、精度や利便性はいまいち。

初心者の方には、扱いやすいクリップ式チューナーがおすすめです。

【エレキギター】ギターアンプは音を鳴らすために必要

【エレキギター】ギターアンプは音を鳴らすために必要

音を出してエレキギターを演奏するためには、ギターアンプが必要。エレキギター本体からは、ほとんど音が出ないからです。

小さい生音で演奏することに慣れると、正しい弦をおさえにくくなり、不要な音を鳴らしてしまっていても気づきません。

また、大きな音を出そうとすると、手に力が入りすぎてしまいます。エレキギターの練習をするときには、アンプの音を確認しながら弾きましょう。

騒音が気になってギターアンプの購入をためらっている方は、ヘッドフォン対応アンプがおすすめです

【エレキギター】シールドケーブルはギター本体とアンプを接続するために必要

【エレキギター】シールドケーブルはギター本体とアンプを接続するために必要

ギターアンプの必要性は上で紹介した通りですが、エレキギター本体とアンプの2つだけではアンプから音を出すことはできません。

エレキギターとアンプを接続するための「シールドケーブル」が必要です。

シールドケーブルとは、エレキギターから発した電気信号をアンプに送るためのケーブル。3mや5mなど、長さの種類があります。

自宅練習用であれば、3mほどのシールドケーブルを選びましょう

あまりにも長いものを選ぶと、自宅練習のときに絡まったり踏んでしまったりと不便に感じることも。

1mほどの短いシールドケーブルもありますが、かえって窮屈になってしまいます。

【準備編】ギター練習にあると便利なものは必要になったタイミングでそろえればOK

次に紹介するものは、アコギ・エレキギターを始めるタイミングで必須ではありません。

ですが、自宅練習やメンテナンスに役立つアイテムなので、必要と感じたタイミングで揃えていただければ大丈夫です。

【アコギ・エレキギター】ストラップは立って演奏するときに必要

ギターストラップとは、ギターを肩から吊るして抱えるためのアイテム。自宅練習やライブで立って演奏するとき、ギターストラップは欠かせません。

座って演奏することを想定している場合は、ギターを始めるタイミングで用意しなくても大丈夫です。

ですが、ギターストラップは演奏時にギターの位置をしっかりと固定することができます。

ギターを固定することで、弦を押さえる側の手をスライドさせやすくなったり、指板の正しい位置を押さえやすくなったりするメリットも

よりギターを弾きやすくするために、1本は持っておくと無難です。

初心者には、安価でデザインが豊富な、ナイロン製のギターストラップがおすすめになります。

【アコギ・エレキギター】ギタークロスは弦を長持ちさせるために有用

ギターを演奏していると、弦に汗や皮脂汚れがついてしまいます。汚れをそのままにしておくと、弦が錆びる原因に。

弦が錆びると、ザラついて滑りが悪くなるため、演奏がしづらいです。音質が悪くなったり、弦が切れやすくなったりするなどのデメリットも。

演奏が終わったあと、必ずギタークロスで拭き上げるようにすれば、弦を錆びにくくすることができます。

【アコギ・エレキギター】ギタースタンドは練習の効率をアップさせるために有用

家にギターを保管するときは、ギタースタンドを使うのがおすすめ。

ギターを手の届きやすい場所に置いておくことで、ギターに触れる機会が増えるため、上達に繋がります

新品のギターを購入したときには、ギターケースが付いていることがほとんどです。

しかし、ギターケースの中に保管していると、ギターの出し入れが面倒になりがち。結果として、だんだんギターを弾かなくなってしまいます。

ギタースタンドは、1000円台で購入できるものもあるので、家での保管用に1つ持っておくと便利です。

【アコギ・エレキギター】ギターケースは屋外への持ち運びに便利

ギターケースは、ギターを持ち運ぶときに衝撃から守ってくれるアイテム。

スタジオやカラオケで練習するとなれば、家からギターを持ち運ぶことになります。ギターを手に持って運ぶのはとても大変。

なによりも、運搬中の衝撃でギターを傷つけたり、壊したりしてしまうおそれもあります。

ギターを購入したときにケースが付いていれば、最初はそれを使うといいでしょう。

中古品などの購入でギターケースが付いていない場合、ギターを家から持ち運ぶ機会があれば、ギターケースは購入したほうが安心です。

【エレキギター】ヘッドホンは騒音対策として必要

先ほど最低限必要なものとして、エレキギターにはアンプが必要だと紹介しました。

しかし、アンプから出る音は大きいので、周囲を気にせずに演奏をしていると、騒音トラブルにつながることも

アンプにヘッドホンを繋げば、周囲への音漏れを軽減できるので、騒音トラブルになる可能性を少なくすることができます

自宅でエレキギターの練習をするときには、ヘッドフォンを使用するのが無難です。

【実践編】ギターを弾いてみよう!独学で上達するための練習方法5ステップ

ギターの正しい持ち方を覚える

まずはギターの正しい持ち方です。

椅子に座った状態で、以下の手順のようにギターを持ってみましょう。

  • 6弦(1番太い弦)を上にして持つ
  • ギター本体のくぼみを右足に乗せる
  • ネックを少し前に出す

ギターを正しく持つことで、演奏中にグラグラせずに安定するため、ギターが弾きやすくなります

また、正しい持ち方をすることで、首や腰などの体への負担を減らせるというメリットも。

正確にチューニングをする

チューニングの必要性は、本記事の最初の方で紹介した通りですが、実際にチューニングをするときのポイントを紹介します。

ギターのチューニングをするときは、6弦(1番太い弦)から行うのが基本

クリップ式チューナーをヘッドに取り付け、右手の親指で、6弦から順番に弾いていきます。

このとき、ほかの弦が鳴ってしまうと、正しくチューニングができません。

チューニングする弦以外は、右手の人差し指や中指、薬指で押さえ、音が鳴らないように注意。

左手は一切弦を押さえずに行います。

チューナーの表示を確認しながら、ギターのヘッドについているペグを回して、音を合わせましょう。

単音弾きの練習をする

単音弾きとは、1つの弦だけを弾くことです。

単音弾きを練習すると、弦を押さえる側の指の動き(運指)がしやすくなります。

また、ピックで弦をタイミングよくはじく「ピッキング」の上達にもつながります。

練習方法は、ドレミファソラシドを弾くのがおすすめ

慣れてきたら、童謡や知っているメロディーをドレミで弾くと、楽しみながら上達できます。

コードの弾き方や押さえ方を練習する

コードを覚えると、好きな曲にどんどん挑戦でき、演奏の楽しみが何倍にも広がります。

コードの覚え方には、いくつかの定番ルートがあります。多くのエレキギター教則本では、2弦だけを使うパワーコードから始めるのが主流でした。6弦と5弦上のドレミファソラシド(CDEFGABC)の位置を把握すれば、ほとんどの曲が演奏できます

私自身は独学で、歌本の巻末にあったオープンコードをCから順番に覚えていきました。

今思えば王道ではありませんでしたが、ひたすら覚えたおかげでコード表を見なくても一通りの曲が弾けるスキルを得ました。正解は人それぞれ。自分に合った方法で上達を目指していきましょう。

簡単なギター曲を弾いてみる

ギターを始めたばかりの頃は、「まず1曲マスターする」という目標から挑戦してみましょう。好きな曲が弾けると、練習がぐっと楽しくなってきます

最近はスマホのコード認識アプリが便利で、気になる曲のコード進行をサクッとチェックできますよ。

お子さんがいる方は、童謡から始めるのがおすすめです。例えば「かえるのうた」なら、CとGコードだけで弾けます。親子で一緒に歌いながら練習すれば、自然とギターに慣れていけるでしょう。

基本的に、CコードをキーにしてFコードの使用頻度が低い曲を選ぶと、スムーズに練習を進められます。違うキーの曲も、カポタストを使えば対応できるので心配いりません。自分のペースで楽しみながら、少しずつレパートリーを増やしていってください。

ギターで挫折しないための3つのポイント

毎日10分でも練習時間を設ける

1日に何時間もギターの練習をするのは難しいです。1日10分でも良いので、ギターの練習をするようにしましょう。

まとまった時間が取れないからと、ギターに触れる機会が減ってしまったら、いつのまにかギターを弾かなくなってしまう可能性があります。

また、長時間の練習は疲れるので、だんだんと練習することが嫌になってしまうことも。

短い時間でも、毎日ギターに触れることが、ギターの練習をするうえで大切です。

すぐには上達しないことを念頭に置く

ギターに限った話ではありませんが、練習を始めたからといって、すぐに上達するわけではありません。

どれだけ上手なプロのギタリストにも、初心者の時代がありました。プロのギタリストの方々も、何年、何十年とかけて、今のレベルに到達しています

最初は思うようにギターが弾けず、挫折しそうになることもあるはず。

すぐに上手になろうと焦らず「そのうちギターが上手になればいいな」くらいの気持ちで練習するようにしましょう。

基礎練習だけをやらない

ギターの上達には、クロマチックやコードなどの基礎練習は欠かせません。

しかし、基礎練習ばかりしていると、だんだん飽きてしまい、ギターの練習がつまらなくなってしまう可能性も。

基礎練習の合間には、ギター曲の演奏にも挑戦してみましょう。

もし難しくて弾けないコードや弾き方があったら、その部分を重点的に練習してみてください。

その繰り返しによって、ギターの腕前が上達します。

ギターを楽しむことを忘れずに。それがギターの練習を続けていく中で、とても大切です。

まとめ

アコギ・エレキギターを始めるうえで、必要なものや練習方法などを紹介しました。

ギターは楽器の中でも自宅での練習がしやすく、比較的安く買える本体も多くあります。

しかし、ギターの演奏を楽しむためには、本体だけではなく、さまざまなアイテムが必要です。

ギター初心者の方は、ぜひ本記事を参考に、ギターを始めてみてください。

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