「マイクロフォーサーズに興味はあるけれど、購入後、後悔するのではないか。フルサイズやAPS-Cのカメラの方が良いのでは?」
このような不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

背景のボケが小さい、暗い場所での画質が良くないなど、ネット上でよく挙げられるデメリットを見ると、確かに心配になるかもしれません。

一方で、マイクロフォーサーズには他の規格にはない大きなメリットもあります。

例えば、軽量でコンパクトなボディや手頃な価格、そして望遠撮影に適している点はマイクロフォーサーズならではのメリットです。

また、レンズ選びや撮影テクニックを工夫すれば、デメリットとされる部分を十分にカバーすることもできます。

本記事では、マイクロフォーサーズの利点や、フルサイズやAPS-Cとの違いを解説。

マイクロフォーサーズに興味があるけれど迷っている方は、ぜひ最後まで読んで、カメラ選びの参考にしてください。

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マイクロフォーサーズで後悔する理由

マイクロフォーサーズで後悔する理由は、以下の2つが挙げられます。

  • 背景のボケが小さい
  • 暗い場所での画質が良くない

それぞれ解説します。

背景のボケが小さい

1つ目は、マイクロフォーサーズの特徴である「背景のボケが小さい」という点です。

カメラを購入する際、多くの方が背景をぼかした写真を期待しているでしょう。

しかし、マイクロフォーサーズはセンサーサイズが小さいため、フルサイズやAPS-Cと比べてボケ感を出しづらいと言われています。

この理由は、センサーサイズがレンズの焦点距離や絞りの影響を受けるためです。同じ条件で撮影した場合、センサーが小さいほど被写界深度が深くなり、背景がくっきりと写りやすくなります。

特に、ポートレートや商品撮影などで背景を大きくぼかしたい場面では、物足りなさを感じる方がいるかもしれません。

しかし、この問題はレンズや撮影方法を工夫することで解決できます。

例えば、F値の小さい大口径の単焦点レンズを使えば、より大きなボケを得られます。また、被写体に近づき、背景と被写体の距離を長くとると、ボケが強調されます。

このように、工夫次第で「背景のボケが小さい」というデメリットはカバーできるでしょう。

暗い場所での画質が良くない

2つ目は、マイクロフォーサーズが暗い場所に弱いと言われる点です。

夜景や室内撮影をする際、フルサイズやAPS-Cカメラと比べてノイズが目立ちやすいというデメリットがあります。これは、センサーサイズが小さいため、光を取り込む量が少ないことが原因。

センサーが小さいと、同じISO感度でも画質が荒れやすくなる傾向があります。そのため、暗所で撮影した写真は、フルサイズと比べてディテールが劣り、鮮明さに欠けると感じるかもしれません。

また、室内での動画撮影やライブイベントでも、光量不足に悩むケースがあるでしょう。

しかし、最近のマイクロフォーサーズカメラは、高感度性能が大幅に向上しています。近年のモデルでは、ノイズリダクション機能が進化し、暗所でもよりクリアな写真を撮れるようになっています。

また、明るいレンズを使ったり、三脚を活用してシャッタースピードを遅くしたりするなどの工夫をすれば、暗所撮影の課題をある程度克服できるでしょう。

フルサイズ・APS-Cとの違い

フルサイズ・APS-Cとの違いを、以下の表にまとめました。

マイクロフォーサーズフルサイズ・APS-C
ボケ小さい大きい
暗所性能低い高い
価格低い高い
カメラの大きさ・軽さ小さい・軽い大きい・重い
望遠撮影得意苦手

マイクロフォーサーズとフルサイズ・APS-Cの主な違いは、センサーサイズです。

センサーが小さいマイクロフォーサーズは、先ほど解説した通り、暗い場所での性能がやや劣る傾向があります。フルサイズやAPS-Cは光を多く取り込めるため、暗所でもノイズが少なく、鮮明な写真を撮影しやすいのが特徴です。

また、価格面でも違いが見られます。フルサイズは高性能な分、カメラ本体やレンズの価格が高い場合が多く、APS-Cも比較的高価です。

一方、マイクロフォーサーズは手頃な価格帯で購入しやすく、コストを抑えたい方に適しています。

さらに、カメラの大きさや重さにも違いがあります。フルサイズやAPS-Cは大きく重くなりがちですが、マイクロフォーサーズはコンパクトで軽量なため、持ち運びに便利でしょう。

望遠撮影への適性も異なります。マイクロフォーサーズはセンサーが小さい分、同じレンズでより高い望遠効果を得られますが、フルサイズやAPS-Cでは広角に向いていると言えるでしょう。

マイクロフォーサーズの利点

マイクロフォーサーズの利点は以下の3つです。

  • レンズも含めて安価
  • カメラがコンパクトで軽量
  • 望遠撮影が得意

それぞれの利点を解説します。

レンズも含めて安価

1つ目は、マイクロフォーサーズが「レンズも含めて安価」であることです。

フルサイズカメラやAPS-Cカメラと比べて、マイクロフォーサーズのカメラ本体やレンズは価格が抑えられており、初期費用を節約しやすいと言えます。

特に、カメラ初心者や趣味として気軽に始めたい方にとって、費用が抑えられる点は大きなメリットでしょう。

さらに、マイクロフォーサーズのシステムは種類豊富なレンズを低価格で購入できます。

明るい単焦点レンズや高倍率ズームレンズなど、多彩な選択肢が揃っており、予算を抑えながら様々な撮影スタイルを楽しめる点が評価されています。

これらの理由から、マイクロフォーサーズは費用対効果を重視する方に非常に向いているカメラです。

カメラがコンパクトで軽量

2つ目は、マイクロフォーサーズは「コンパクトかつ軽量」である点です。

フルサイズやAPS-Cカメラに比べて、本体やレンズのサイズが小さく、軽い仕様になっています。そのため、長時間の持ち運びや旅行中の撮影でも負担が少なく、気軽に使えるでしょう。

特に、日常的なスナップ撮影や旅行先での風景撮影に適しています。

例えば、フルサイズカメラではバッグに収まらないような状況でも、マイクロフォーサーズであれば小型バッグにすっぽり入れることができ、旅行中でも軽快に撮影できるでしょう。

また、体力的な負担が少ないだけでなく、上手く撮影しやすくなるといったメリットもあります。重い機材を長時間構える必要がないため、安定した状態で撮影可能です。

望遠撮影が得意

3つ目は、マイクロフォーサーズが「望遠撮影が得意」であることです。

センサーサイズはフルサイズの約半分であり、同じ焦点距離のレンズを使用した場合、フルサイズの2倍の画角を得られます。そのため、より高倍率の望遠効果を得られる点が強みです。

フルサイズカメラで500mmのレンズを必要とするシーンでも、マイクロフォーサーズなら250mmのレンズで同じ画角を得ることができます。

そのため、大型で高価な望遠レンズを揃えなくても、手軽に望遠撮影を楽しめます。

野鳥やスポーツ、満月の撮影など、遠くの被写体を大きく写したい場面に最適です。

マイクロフォーサーズは遠くの被写体を鮮明に捉えたい方や、望遠撮影を楽しみたい方に最適な選択肢と言えるでしょう。

マイクロフォーサーズのボケや暗所性能をカバーするには?

マイクロフォーサーズのボケや暗所性能をカバーするには、以下の2つがあります。

  • ボケは単焦点レンズや被写体に寄ることである程度カバーできる
  • 最近のミラーレス一眼カメラは高感度にも強い

それぞれ解説します。

ボケは単焦点レンズや被写体に寄ることである程度カバーできる

1つ目は、マイクロフォーサーズで背景のボケを強調する方法として「単焦点レンズ」や「被写体に寄る工夫」が挙げられます。

センサーサイズが小さいため、フルサイズカメラに比べるとボケ感は弱くなる傾向があります。しかし、適切な撮影テクニックを使えば、十分満足のいく写真を撮影できるでしょう。

明るい単焦点レンズを使用し、絞りを開放に設定すれば、大きなボケを得られます。

例えば、50mm F1.8や25mm F1.4などのレンズを使えば、背景をぼかして被写体を引き立てられるでしょう。また、被写体に近づき、背景と被写体との距離を十分に取ることでボケをさらに強調できます。

このように撮影すれば、マイクロフォーサーズの特性を活かした美しいボケ表現が可能です。

高感度にも強い近年発売されたミラーレス一眼カメラを選ぶ

2つ目は、最近のマイクロフォーサーズカメラは「高感度にも強い」点です。

数年前までのミラーレス一眼カメラは、暗所撮影でノイズが目立つことが課題とされていました。

しかし、近年発売されたミラーレス一眼カメラでは、高感度ISOでのノイズ低減性能が大幅に向上しており、暗所でもクリアな写真を撮影できるようになっています。

さらに、Adobe Lightroomなどの画像編集ソフトを活用すれば、撮影後にノイズを除去することもできます。ノイズを目立たなくするだけでなく、全体の画質を調整することもできるため、暗所性能に不安があっても安心して撮影を楽しめるでしょう。

マイクロフォーサーズはこんな人におすすめ

マイクロフォーサーズは、以下のような人におすすめです。

  • コンパクトで携帯性重視な人
  • コストパフォーマンスを求める人
  • 旅行や登山などのアウトドアシーンで使用したい人

マイクロフォーサーズは、コンパクトで軽量な設計と操作のシンプルさが強み。

操作性もシンプルなため初心者でも扱いやすく、写真の楽しさを手軽に体験できるでしょう。

また、比較的手頃な価格で購入できるため、初めてのカメラ選びで迷っている方にも適していると言えます。

さらに、マイクロフォーサーズはカメラ本体もレンズも小型で軽量なため、長時間の移動や旅行でも疲れにくいカメラです。

旅行や登山などアウトドアが趣味の方には、荷物を減らせる点や軽快に撮影できる点は大きなメリットと言えるでしょう。

他にも、センサーサイズが小さいため、被写界深度が深くなり、ピントが合いやすい点が特徴です。

これにより、花や小さな物を撮影する際も、クリアでシャープな写真が撮りやすいと言えます。

\一押し!マイクロフォーサーズ/

Panasonic

LUMIX DC-G9 ボディ

■購入する場合は、96,699円(税込 ※2024/02/16現在 カカクコム調べ)となっているようです。

フルサイズ・APS-Cはこんな人におすすめ

フルサイズ・APS-Cは、以下のような人におすすめです。

  • 高画質な撮影をしたい人
  • 夜景撮影や室内撮影がメインの人
  • カメラを本格的に始めたい人

高画質な写真を求める方にフルサイズやAPS-Cカメラがおすすめです。

フルサイズ・APS-Cのカメラはセンサーサイズが大きく、より多くの光を取り込むことができます。

そのため、暗い場所でもノイズが少なく、鮮明で美しい写真を撮影できると言えます。特に夜景撮影や室内での撮影が多い方には適しているでしょう。

さらに、背ボケを強調したい方にも向いています。フルサイズやAPS-Cカメラは、センサーサイズが大きい分、被写界深度が浅くなります。ポートレートやペット撮影などふんわり可愛らしい雰囲気を好む方に最適です。

また、フルサイズやAPS-Cカメラは星空や夜景をメインに撮影したい方、本格的な写真を楽しみたい方には満足感を得られるでしょう。

\一押し!フルサイズ/

Canon

EOS R8

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\一押し!APS-C/

SONY

VLOGCAM ZV-E10L パワーズームレンズキット [ブラック]

■購入する場合は、82,830円(税込 ※2024/02/16現在 カカクコム調べ)となっているようです。

まとめ

マイクロフォーサーズ、フルサイズ、APS-Cはそれぞれに独自の魅力と特性があります。

マイクロフォーサーズは、軽量コンパクトで携帯性が高く、コストパフォーマンスにも優れており、特にカメラ初心者や旅行・アウトドア愛好者におすすめと言えます。

また、望遠撮影が得意で、手軽に高倍率の撮影を楽しむことができる点も強みです。

ボケや暗所性能において課題があるものの、レンズ選びや撮影テクニック、最新の技術進化により、それらを十分にカバーできます。

本記事を参考に、自分に合ったカメラを選んでみてください。

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