こんにちは!GOOPASS MAGAZINE編集部の木村です。

普段からDJIのアクションカメラ(Osmo360やOsmo action 5 Pro)を趣味で愛用している私ですが、今回初めてジンバルカメラ「DJI OSMO POCKET4 クリエイターコンボ」を使い、撮影してきました。

「ジンバルカメラってハードルが高い…プロ向け?」と勝手に思っていましたが、実際に使ってみて考えが180度変わりました。結論から言うと、「スマホを卒業して、映画のような日常を残したい」方にとっておすすめのカメラです。

難しい編集なしでプロ気分を味わえる美しい映像や、初心者が挑戦した夜桜のスローシャッター作例など、その写りや使い勝手についてお伝えします。

>>>GOOPASSで「OSMO POCKET 4」を見る

■OSMO POCKET4販売情報
予約受付開始日時:4月16日(木)21:00
販売開始日:4月22日(水)

その場で感動!「圧倒的な画質とスクリーンの綺麗さ」

新開発1インチセンサーが生み出す圧倒的な画質

実際に撮影してみて驚いたのが、「映像の美しさ」です。枝の一本一本を精細に描写していて、逆光時でもコントラストが落ちることがなく、鮮やかで綺麗です。

4K
1080p

OSMO POCKET 4には、新開発の「1インチCMOSセンサー」という高級カメラに匹敵する大きなセンサーが搭載されています。さらに、14ストップという非常に広いダイナミックレンジ(明暗差を記録できる大きな幅)を持っているため、明るい場所と暗い場所が混在するシーンに強くなりました。

低照度モードで撮影

これまで様々なアクションカメラを使ってきましたが、日中は綺麗でも「夜はもうちょっと綺麗だと嬉しいな」と思うことが多々ありました。一方、OSMO POCKET4はこれで十分綺麗といった感じです。ブルーアワーの空のグラデーションも綺麗に写しています。

また写真が高画質なのも良かったです。新搭載の画面下ボタンをワンプッシュで動画⇒写真へ切り換えられるため、スマホのように思わずパシャパシャ撮影してしまいました。

今回JPG撮って出しですが、RAW撮影も可能。POCKET3と比べると、写真の解像度が9.4MPから37MPへと大幅に向上しているそうです。

水面のさざなみも細かく描写されているのにはびっくりしました。

クリエイターコンボ付属の補助ライトで桜を照らして撮影

美しく見やすいスクリーン

普段フラッグシップのミラーレス機を使っている私にとって、モニターの美しさは撮影のモチベーションを左右する重要なポイントです。

今回初めて OSMO POCKET4 の画面をつけた瞬間、その写りに思わず「おっ」と声が出るほど驚きました。この美しさは、撮る前からテンションを上げてくれますね。

前モデル(POCKET 3)とスクリーンの解像度は同じですが、スクリーンの最高レベルの明るさ(輝度)が前モデルの700ニトから、1000ニトへと大幅にパワーアップしています。

難しい編集は一切不要。「撮って出し」で誰でもプロ気分に

カメラ内蔵の「美肌フィルター」

撮影後にアプリで加工しなくても、カメラ本体の設定だけで肌をなめらかに、トーンを明るく補正できる「美肌フィルター」が新搭載。本体から直接調整できるのはありがたいですよね。

単に肌色を白くしたり、明るく見せるだけでなく、小麦色など、様々なパターンの肌の色味を選べ、さらにその効果を微調整できます。

明るさ+2、滑らかさ+3

動画を見ていただくと分かりますが、肌がふんわり写り、頬骨周辺のシミそばかすが自然な感じで消えています。ありがたいです(笑)

左が美顔効果あり、右がなし

エモい映像になる「フィルムトーン」

寒色系のクールなフィルムや肌色が綺麗に写るフィルムなど、6種類のフィルムトーン(NCフィルタ、Pastel、ムービーなど)をカメラ内で選ぶだけで、色調補正などの難しい編集なしで映像が完成します。

フィルターの濃度を30%・70%・100%まで調整できるのも高ポイント。

70%の濃度で撮影

パステルとムービーの自然な色味が好きでした。ナチュラルだけど、エモーショナルな仕上がりをなんとなく感じられる点が気にっています。

スローシャッターモードでユニークな撮影も

個人的に気になったのが新搭載のスローシャッターモード。普段写真撮影をやっている身としては、スローシャッターは独自の表現ができるので好きなんです。そのスローシャッターが新しくOSMO POCKET 4に搭載されたとのことで使ってみました。

今回は夕暮れの桜並木を歩きながら撮影してみました。周囲の桜が滑らかにブレ、映画のワンシーンのような情緒的な映像に!ドラマや映画の回想シーンなどでこのような表現を見ますよね。

初心者のためジンバルの使い方が下手な点はご容赦ください(笑)

4K30fps シャッタースピード1/12秒

また、カメラを回しながらライトアップされた夜桜を撮影したりもしました。星の軌跡のようで面白い感じに仕上がりました。

シャッタースピード1/4秒

欲を言えば、「NDフィルターがクリエイターコンボに付属していたら…」と思いました。日中、散った桜の花びらが舞う花吹雪のシーンも撮れたかもしれません。

実際POCKETシリーズのアクセサリーとしてNDフィルターは別途購入できるようです。

動画編集アプリ「mimo」

最初の初期設定やカメラのアップデートは、DJI公式「mimo」アプリの画面の指示に従うだけでスムーズに完了します。また、撮影した映像の編集も行なえます。

mimoアプリでテンプレートを選んで作成 2.7K 30fps書き出し

複数撮影した動画はテンプレートを指定すれば簡単にオリジナルのVlog動画に!今回撮影した桜の動画をVlog動画として作りました。

テンプレート決めて好きな映像を選べば簡単に編集できる

入れたい動画をポチポチ選ぶだけで、テキストや音楽が自動で勝手につきます。動画編集の知識がなくても一瞬で作品が完成するので、本当に便利です。

コンパクトなカメラに手軽さを求めている私としては、アプリでの編集が楽かどうかもポイント。ここが煩わしいと「SDカードにそのまま…」ってこともあるんです(笑)

>>>GOOPASSで「OSMO POCKET 4」を見る

初心者に優しい!「困った…」が少ない安心スペック

内蔵ストレージでSDカードを入れ忘れても大丈夫

初心者がやりがちな「SDカードの入れ忘れ」。OSMO POCKET 4は本体に大容量の「107GB内蔵ストレージ」があるため、箱から出してすぐにたっぷりと高画質録画が可能。

11時頃から夜の7時まで1日ほとんど4Kで桜の撮影をしましたが、容量不足になることなく楽しめました。

SDカードも費用がかかるので、カメラだけで撮影できるのは嬉しいですね。

ひとり撮影を助ける優秀なトラッキング機能

OSMO POCKET 4の注目機能のひとつが、被写体を自動で追いかけてくれる「ActiveTrack 7.0」です。前モデルのOSMO POCKET 3「ActiveTrack 6.0」より、トラッキング性能が向上しています。

画面の人物や動物をダブルタップするだけで、カメラの首が自動で動いて、顔を画面の中心に捉え続けてくれます。

ダブルタップで簡単に設定できるのも初心者は理解しやすくて良いですね。

うちのトイプードルをダブルタップでトラッキングの対象に設定しましたが、まず5m以上離れていても認識していて驚きました。画面上ではかなり小さいです。画面の中の緑色の枠が、被写体を認識しているフレームです。

ジンバルモードをFPVで上下逆さにして撮影 トラッキング

スマホを使って犬を撮影しようとすると画面から見切れてしまうことがありますが、Osmo Pocket 4なら自分が動いてもカメラが首を振って追いかけてくれるのは良いですね。

丸一日使えるバッテリーと急速充電

OSMO POCKET4は、最大240分の長時間撮影が可能で、わずか18分で80%まで急速充電できます。バッテリーはほぼ1日使って残り10%といったところでした。前モデルのPoket3が166分だったのに比べて、約1.5倍撮影できるようになっています。

充電は早くて驚きました。一眼ユーザーとしては、体感一瞬です!

初心者でも「クリエイターコンボ」が良い理由

カメラに詳しくない人が「あとから何を買い足せばいいの?」と迷わずに済むのがクリエイターコンボの魅力。便利なアイテムがセットになっています。

特に「あって良かった!」と初心者の痒い所に手が届くのが、以下の3つです。

  • 暗い場所でも顔を明るく照らせる「磁気式補助ライト」。
  • 置いて撮影するのに必須の「ミニ三脚」。
  • 襟元に挟むだけでプロ並みのクリアな音声が録れる「DJI Mic 3トランスミッター」。

補助ライトは磁石でピタッと簡単に取り付けられ、カメラのヘッド部分に装着するので、レンズと一緒に動いてくれます。色温度(暖色〜寒色)や明るさをそれぞれ3段階で調整可能です。

磁気補助ライト

さらにクリエイターコンボにはこれら以外にも、より広い景色を撮れる「広角レンズ」や、すべての機材をまとめて持ち運べる「キャリーバッグ」などが付属しています。後からアクセサリーを買い足す必要がないため、結果的にとてもコスパの良い、初心者にこそおすすめしたい選択肢です。

また、別売りのバッテリーハンドルも装着可能です。

購入前に知っておきたい注意点

  • 防水ではない
  • 美顔フィルターとフィルムトーンの併用不可
  • ライト使用時のバッテリー消費
  • 編集するならスマホのスペックや容量も重要

防水仕様ではないため、海やプールの中など、アクションカメラのような水遊びには使えない点には注意しましょう。私は犬たちと海に行くことが多く、これまでPOKETシリーズを使わなかった最大の理由はそれです。

また、美顔フィルターとフィルムトーンの併用はできません。どちらもとても便利な機能ですが、同時に使うことはできないため、「美肌優先か、エモい色味優先か」を選ぶ必要があります。

美肌効果もフィルターも、アプリ内で別途設定は可能なため、優先度高い方を本体に設定し、もう一つはアプリ内で調整すると良いかもしれません。

クリエイターコンボに付属している補助ライト使用時は、バッテリーの持ちが少し短くなります(高輝度の場合、約54分短縮)。ただ、今回補助ライトを使って30分ほど撮影(小輝度~高輝度で撮影)しましたが、バッテリーの減りはそこまで気になりませんでした。

また、進んで編集をしたい場合は、編集を行なう端末のスペックや容量も重要。高画質な動画はデータ量が大きく、すぐに容量を圧迫するためです。編集後の書き出しができなかったりするので、注意しましょう。

OSMO POCKET 3とのスペック比較

OSMO POCKET 4OSMO POCKET 3
イメージセンサー新開発1インチCMOS(14段ダイナミックレンジ)1インチCMOS
最大録画仕様4K / 240fps(スローモーション)4K / 120fps(スローモーション)
写真解像度約3700万画素(37MP)約940万画素(9.4MP)
トラッキング機能ActiveTrack 7.0ActiveTrack 6.0
ディスプレイ輝度最大1000ニト(2インチOLED)最大700ニト(2インチOLED)
ストレージと転送内蔵107GBあり(Wi-Fi 6、USB 3.1対応)内蔵なし・SDカード必須(Wi-Fi 5、USB 2.0対応)
バッテリー・駆動時間1545 mAh・最大240分1300 mAh・最大166分
そのほか新機能ジェスチャーコントロール
立体音響
ジョイスティック&画面下ボタン

>>>GOOPASSで「OSMO POCKET 4」を見る