サイレントギターは、楽器大手メーカーのYAMAHA(ヤマハ)が発売したギターの商品名。音が大きくて自宅だと演奏しにくいアコギの悩みを解消するために開発された、画期的なギターです。
サイレントギターはスピーカーやアンプを通すのが前提の楽器なので、生音が小さいのが特徴。
ヘッドホンを使えば、集合住宅などの住環境や夜間・早朝といった時間帯でも気にせず演奏できます。
本記事では、ヤマハ製のサイレントギターのおすすめ人気モデル7選をご紹介。自宅で騒音を気にせずギターを楽しみたい人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

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目次
ヤマハサイレントギターおすすめ人気モデル7選
※各公式サイトから引用(税込)
1.YAMAHA SLG200S NT

YAMAHA サイレントギター SLG200SNT02 体験セット
王道メーカーがリリースし続ける人気定番シリーズの最新モデル
2015年8月の発売から、サイレントギターの人気モデル上位の座に居続けるYAMAHA SLG200S NT。
YAMAHAは古くから数々のサイレントギターを発売しており、本機は最新モデルに当たります。
SLG200S NTはLINE直で出力する音がきれいなうえに、内蔵されているコーラスやリバーブのエフェクトを利用してさらに奥行きを出せる点が魅力。さらにチューナーまで内蔵されています。
搭載端子も豊富でアンプはもちろん、ヘッドフォンやイヤホンでの演奏まで対応しているので、自宅での練習やレコーディングからライブまでこなせます。
ハイフレットが弾きやすい形状で、バッキングとソロのどちらも難なく演奏可能。
専用ケースに加えてステレオインナーフォンが付属されているのも嬉しいポイントです。
コストパフォーマンスに定評のあるYAMAHAのモデルらしく、6万円台の価格帯でもライブやレコーディングで高いクオリティを有します。
価格帯とスペックを考えると、初心者から上級者まで幅広い人におすすめできるモデルです。
| 製品名 | YAMAHA SLG200S NT |
| 発売日 | 2015年8月 |
| 弦の種類 | スチール弦 |
| カラー | ナチュラル |
| 本体重量 | 2.1kg |
| 接続端子 | LINE OUT兼POWERスイッチ、ジャック差込時ON、DC IN、AUX IN、PHONES |
| 搭載エフェクト | ベース、トレブル、コーラス1種、リバーブ2種 |
| 電源方式 | 電源アダプター、アルカリ単3乾電池、ニッケル水素電池(別売) |
| ヘッドホン対応 | 〇 |
| チューニング機能 | 〇 |
| 付属品 | 専用ソフトケース、ステレオインナーフォン |
2.YAMAHA SLG200N NT
人気定番シリーズ最新モデルのナイロン弦バージョン
2015年8月発売のYAMAHA SLG200N NTは、SLG200S NTのナイロン弦バージョンです。
YAMAHAはナイロン弦のサイレントギターも長きにわたって販売しており、本機は最新モデルです。
弦以外の基本的な仕様はYAMAHA SLG200S NTと同様で、LINE直のナチュラルな音がキレイなうえに内蔵EQのコーラスやリバーブを使うとさらに深みを出せる点が魅力です。
チューナー内蔵なので、はじめての1本として購入する場合にチューナを別で買う必要がありません。
アンプとヘッドホン両方に対応しているので、自宅練習に最適。
ハイフレットが弾きやすいのも同様で、クラシックギターでソロをメインに演奏したい人にとっては弾きやすいデザインです。
弦の取り付け方法は従来のクラシックギターと同じなので、従来のモデルからの乗り換えでも安心して利用可能。
専用ソフトケースに加えて、ステレオインナーフォンも付属しています。
| 製品名 | YAMAHA SLG200N NT |
| 発売日 | 2015年8月 |
| 弦の種類 | ナイロン弦 |
| カラー | ナチュラル |
| 本体重量 | 2.1kg |
| 接続端子 | LINE OUT兼POWERスイッチ、ジャック差込時ON、DC IN、AUX IN、PHONES |
| 搭載エフェクト | ベース、トレブル、コーラス1種、リバーブ2種 |
| 電源方式 | 電源アダプター、アルカリ単3乾電池、ニッケル水素電池(別売) |
| ヘッドホン対応 | 〇 |
| チューニング機能 | 〇 |
| 付属品 | 専用ソフトケース、ステレオインナーフォン |
3.YAMAHA SLG100S
中古で狙いたいYAMAHA SLG200の前身モデル
2002年12月1日発売のYAMAHA SLG100SはSLG200Sの前身で、生産完了モデルのスチール弦タイプです。
現在は中古でしか手に入りませんが、安くサイレントギターを手に入れたい人向けのモデルといえます。
YAMAHAのサイレントギターは前身モデルのSLG100Sを発売した時点で形は仕上がっていた印象があり、内蔵エフェクトやEQがあるところは現行モデルと共通。
相違点を挙げるとすればチューナー内蔵ではない点ですが、本来ならチューナーは別で買うのが普通と考えればさほどデメリットとは感じません。
ヘッドホン対応は前身モデルの時点でしており、昔から機能性が高かった印象が窺えます。
現行モデルと前身モデルでサウンドの好みは分かれるところですが、中古で見つけたらはじめての1本として有力な選択肢です。
| 製品名 | YAMAHA SLG100S |
| 発売日 | 2002年12月1日 |
| 弦の種類 | スチール弦 |
| カラー | アンバーバースト |
| 本体重量 | 1.9kg |
| 接続端子 | LINE OUT、ヘッドホン、AUX IN |
| 搭載エフェクト | ボリューム、ベース、トレブル、リバーブ |
| 電源方式 | 電源アダプター、9V乾電池1本兼用(電池別売) |
| ヘッドホン対応 | 〇 |
| チューニング機能 | – |
| 付属品 | ケース、ヘッドフォン、電源アダプター(販売当時) |
4.YAMAHA SLG100N
YAMAHAのナイロン弦サイレントギターの名器
YAMAHA SLG100Nは、2001年12月20日発売のSLG200Nの前身。生産完了モデルのナイロン弦タイプです。
現在は中古でしか手に入らないため、安価でサイレントギターを手に入れたい人におすすめのモデルといえます。
YAMAHAのサイレントギターは生産完了モデルでも、スチール弦とナイロン弦タイプどちらも完成度が高いです。
本機は2001年発売モデルでありながら、ベースやトレベルのEQ、リバーブのエフェクトが内蔵されています。
ヘッドホン対応なので、いつでも家で練習できる点も魅力です。
ハイフレットが押さえやすいので、ソロの練習がしたい人も弾きやすさを感じられるでしょう。
YAMAHAの楽器は全般的に丁寧に作られているので、グレードを問わず中古品であっても状態が良ければまだまだ演奏できます。
| 製品名 | YAMAHA SLG100N |
| 発売日 | 2001年12月20日 |
| 弦の種類 | ナイロン弦 |
| カラー | ナチュラル |
| 本体重量 | 1.8kg |
| 接続端子 | LINE OUT、ヘッドホン、AUX IN |
| 搭載エフェクト | ボリューム、トレブル、ベース、リバーブ |
| 電源方式 | 電源アダプター、9V乾電池1本兼用(電池別売) |
| ヘッドホン対応 | 〇 |
| チューニング機能 | – |
| 付属品 | ソフトケース、ステレオインナーフォン、電源アダプター(販売当時) |
5.YAMAHA SLG120NW
ブライアン・メイも使用したYAMAHAの名器
2005年発売のYAMAHA SLG120は生産完了モデルのナイロン弦タイプで、現在は中古でしか手に入りません。
QUEENのギタリスト「ブライアン・メイ」とアーティスト契約を交わし、ライブでも使用されました。
コーラスやエコーなどのエフェクトは搭載されていませんが、リバーブの利用は可能です。またベースやトレブルのEQも内蔵されています。
現行モデルに比べるとEQやエフェクトの機能性こそ劣りますが、ライブでの演奏性やサウンドを重視して作られ、販売当初から多くの人から親しまれたモデルでした。」
中古での流通のみで値段は安めなので、初心者はもちろん上級者のライブ用としてもおすすめです。
| 製品名 | YAMAHA SLG120NW |
| 発売日 | 2005年 |
| 弦の種類 | ナイロン弦 |
| カラー | ナチュラル |
| 本体重量 | 1.8kg |
| 接続端子 | LINE OUT、ヘッドホン、AUX IN |
| 搭載エフェクト | ボリューム、トレブル、ベース、リバーブ |
| 電源方式 | 電源アダプター、9V乾電池1本兼用(電池別売) |
| ヘッドホン対応 | 〇 |
| チューニング機能 | – |
| 付属品 | ソフトケース、ステレオインナーフォン、電源アダプター(販売当時) |
6.YAMAHA SLG110S
中古で狙いたいYAMAHAの1世代前モデル
2010年発売のYAMAHA SLG110Sは生産完了モデルのスチール弦タイプ。現在は中古でしか手に入りません。
本機は現行モデルの1つ前に当たる製品で、初期のモデルにはなかったコーラスやエコーなどのエフェクトを搭載しています。
基本的な構造は現行モデルに近いですが、搭載ピックアップが異なります。本機はピエゾピックアップを搭載しており、強いこだわりがなければ満足できるクオリティです。
対するSLG200SはSRTパワードピックアップシステムを搭載しており、よりアコギらしい音色を出せます。
1本目として購入するならSLG110Sが狙い目ですが、2本目を買う、良いサイレントギターがほしい人はSLG200Sと比べて考えたいところです。
| 製品名 | YAMAHA SLG110S |
| 発売日 | 2010年 |
| 弦の種類 | スティール弦 |
| カラー | ナチュラル、タバコブラウンサンバースト、ブラックメタリック |
| 本体重量 | 1.9kg |
| 接続端子 | LINE OUT、ヘッドホン、AUX IN |
| 搭載エフェクト | ボリューム、トレブル、ベース、リバーブ、コーラス、エコー |
| 電源方式 | 電源アダプター、9V乾電池1本兼用(電池別売) |
| ヘッドホン対応 | 〇 |
| チューニング機能 | – |
| 付属品 | 専用ソフトケース、ステレオインナーフォン、電源アダプター |
7.YAMAHA SLG130NW
中古でお買い得な1世代前モデルのナイロン弦タイプ
2010年発売のYAMAHA SLG130NWは生産完了モデルのナイロン弦タイプで、現在は中古でしか手に入りません。
SLG120にはなかったコーラスやエコーなどのエフェクトを搭載しており、旧モデルのなかでは現行モデルに近い仕様となっています。
搭載ピックアップの違いで、現行モデルに比べるとクラシックギターらしさは劣るかもしれません。とはいえ、中古で買うと考えると自宅やスタジオでの練習用にピッタリです。
音作り次第では、意外と愛着が湧くポテンシャルも秘めています。
| 製品名 | YAMAHA SLG130NW |
| 発売日 | 2010年 |
| 弦の種類 | ナイロン弦 |
| カラー | ライトアンバーバースト |
| 本体重量 | 1.8kg |
| 接続端子 | LINE OUT、ヘッドホン、AUX IN |
| 搭載エフェクト | ボリューム、トレブル、ベース、リバーブ、コーラス、エコー |
| 電源方式 | 電源アダプター、9V乾電池1本兼用(電池別売) |
| ヘッドホン対応 | 〇 |
| チューニング機能 | – |
| 付属品 | 専用ソフトケース、電源アダプター、ステレオインナーフォン |
サイレントギターとは?
サイレントギターの基本構造と仕組み

サイレントギターとは、YAMAHAが発売しているギターの商品名。枠組みだけのボディとエレキギターのような内部構造により、生音が小さいギターです。
内蔵されているピックアップが演奏中に起きる弦振動を感知して、電気信号としてアンプへ送信し音を出す構造が特徴です。YAMAHA以外のメーカーも、サイレントギターに似た仕様のギターを多数展開しています。
エレキギターを連想させるような仕組みですが、厳密に言えばアンプに接続できるアコギである「エレアコ」に近いです。
基本的に、サイレントギターはアンプへの接続が前提。ですが、本体にヘッドホンをつなぐだけでも演奏できます。
アンプから大きな音を出さずに済むので、近隣住民や同居人への騒音対策として優秀なギターです。
エレキギターやアコギとの違い
| 違い/種類 | サイレントギター | エレキギター | アコギ |
| 見た目 | ![]() | ![]() | ![]() |
| 搭載ピックアップ | ピエゾピックアップ | マグネチックピックアップ | なし(エレアコの場合はピエゾ、マイク、マグネットタイプのどれか) |
| 音の出し方 | ピエゾピックアップが弦の振動から拾った音を、アコギのような音にしてアンプへ出力 | ピックアップが弦の振動から拾った音を増幅させる | 空洞があるボディが生音を増幅させる(エレアコはさらにピックアップが弦の振動を拾い、音をアンプに出力させる) |
| 重量 | 1.3~2kg | 3~4kg | 1~3kg |
YAMAHA SLG200シリーズ 公式サイト
YAMAHA PACIFICA100シリーズ 公式サイト
YAMAHA FG/FSシリーズ 公式サイト
初心者にとって、サイレントギターはエレキギターなのかアコギなのか判別しにくいギターといえます。
しかし、サイレントギターはエレキギターでもアコギでもありません。もっとも近い分類は、前述したとおり「エレアコ」です。
サイレントギターには、エレキギターとアコギと以下の3つの違いがあるからです。
サイレントギターには、アコギのようなサウンドを出せるピエゾピックアップやパワードピックアップが搭載されています。
一方、エレキギターに搭載されているのはマグネチックピックアップで、弦の振動を拾ってアンプが音を増幅しやすい信号に変換することが可能。アコギよりも強いサウンドを出すことができます。
アコギはボディを空洞にして、生音の鳴りを大きくします。音を増幅させるピックアップは搭載されていません。
重さも違いがあり、サイレントギターは比較的軽く持ち運びやすいものが多いです。エレキギターは比較すると重め、アコギはモデルによって異なります。
ヤマハサイレントギターSLG200”S”とSLG200”N”の違い

| 製品名 | YAMAHA SLG200S NT | YAMAHA SLG200N NT |
| 発売日 | 2015年8月 | 2015年8月 |
| 弦の種類 | スチール弦 | ナイロン弦 |
| ネックの太さ (ナット幅) | 43mm(細い) | 50mm(太い) |
| ネックの長さ (スケール) | 634mm(短い) | 650mm(長い) |
| 本体重量 | 2.1kg | 2.1kg |
| 接続端子 | LINE OUT兼POWERスイッチ、ジャック差込時ON、DC IN、AUX IN、PHONES | LINE OUT兼POWERスイッチ、ジャック差込時ON、DC IN、AUX IN、PHONES |
| 搭載エフェクト | ベース、トレブル、コーラス1種、リバーブ2種 | ベース、トレブル、コーラス1種、リバーブ2種 |
| 電源方式 | 電源アダプター、アルカリ単3乾電池、ニッケル水素電池(別売) | 電源アダプター、アルカリ単3乾電池、ニッケル水素電池(別売) |
| ヘッドホン対応 | 〇 | 〇 |
| チューニング機能 | 〇 | 〇 |
| 付属品 | 専用ソフトケース、ステレオインナーフォン | 専用ソフトケース、ステレオインナーフォン |
YAMAHAサイレントギターの現行モデルである、SLG200”S”とSLG200”N”。それぞれの違いは、利用できる弦の種類です。
Sは、スチール弦を使用したアコギのようなモデル。Nは、ナイロン弦を使用したクラシックギターのようなモデルです。弦が違うので、サウンドは大きく異なります。
ここからは、YAMAHA SLG200S/Nが、それぞれどんな人におすすめのモデルなのか解説。どちらにすべきか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
SLG200Sに向いている人

SLG200Sはスチール弦を採用しているため、弾き語りやソロギターをしたいけど騒音が気になる人に適しています。
弦の素材によるクリアでシャープな音質によって、ポップスやロック、カントリーなど幅広いジャンルにも対応可能です。
ネック幅が43mmと細く、手の小さい人や初心者でも扱いやすいのも特徴の1つ。軽快な弾き心地を求める人に最適です。
短めのスケール(634mm)によってコードチェンジが楽にできるメリットも。ライブや録音に対応できる万能なギターといえます。
SLG200Nに向いている人

SLG200Nはナイロン弦を使用しており、柔らかく温かい音色が魅力。おしゃれなカフェで流れているような、静かで落ち着いた曲を演奏したい人に最適です。
ネック幅50mmの仕様はクラシックギターに近く、経験者でも違和感なく演奏可能。演奏のしやすさが特徴です。
スケールはクラシックギターと同様に650mmと長めの設計。表現力豊かな演奏を求める人にぴったりです。
クラシック音楽に興味がある人や、おしゃれでゆったりとした楽曲が好きな人は、SLG200Nを選びましょう。
ヤマハサイレントギターの値段
ヤマハサイレントギターの値段は、以下の通りです。
| 製品名 | 価格※ |
| YAMAHA SLG200S NT | 67,164円 |
| YAMAHA SLG200N NT | 67,623円 |
| YAMAHA SLG100S | 69,000円 |
| YAMAHA SLG100N | 62,000円 |
| YAMAHA SLG120NW | 82,500円 |
| YAMAHA SLG110S | 77,000円 |
| YAMAHA SLG130NW | 82,500円 |
SLG100Sなど中古でしか手に入らないモデルは、値段の振れ幅が大きく、平均的に高め。保管状態の良いモデルはプレミアがつき、現行モデルのSLG200よりも高額で取引されています。
中程度の状態のモデルであれば、4万円台から手に入るものも。しかし、中古ギターは買ってからでないと、詳細なコンディションが判断できません。
最悪の場合、
など、ギターの演奏に支障をきたす状態で手元に届くことも。
ギター初心者の方は、自分でコンディションを見定めたり、修理したりするのは難しいもの。ギターショップに持ち込んで修理を依頼しても、最初から新品のSLG200シリーズを購入したほうが安上がりになるほどの高額な料金がかかります。
初期費用や手間を考えれば、ギター初心者は新品でYAMAHA SLG200シリーズを買うのがおすすめです。
サイレントギターを使用する3つのメリット

静粛性に優れている
サイレントギターは、ボディが枠組みのみの構造。アコギのようにボディに音を響かせる空洞がないため、生音が小さいです。
集合住宅や壁の薄い部屋でも、気兼ねなく演奏が楽しめます。
また同居している家族や、近隣住民との騒音トラブルになるリスクが少ない点も魅力です。
ただし、夜間や早朝は激しくコード弾き(ストローク)すると、騒音になりかねない点には注意してください。
夜間や早朝は、ポロンポロンと指でつま弾く程度にしておきましょう。
軽量で持ち運びしやすい
サイレントギターはボディの構造から、アコギと比べても軽量。YAMAHA SLG200シリーズは、およそ2.1kgほどです。
モデルによりますが、アコギの平均重量は1~3kgといわれています。
サイレントギターは軽いモデルが多いので、カラオケや旅行先に持って行って、トラベルギターとしてどこでも演奏を楽しむことが可能。
自宅ではギターを弾きにくい環境の方や、旅行のお供としてギターを楽しみたい方にはサイレントギターがおすすめです。
ボディが薄くて弾きやすい
サイレントギターは、アコギと比べてボディが薄いのが特徴。抱えたときに肩が疲れにくく、指板の位置も見やすいので、初心者でも弾きやすいです。
またフレームの取り外しができるモデルが多く、さまざまな姿勢で弾けて、製品によってはソファーにもたれながら楽しめるものもあります。
失敗しない!ヤマハサイレントギターの選び方

弦の種類
サイレントギターは対応している弦によって、以下2つのタイプがあります。
YAMAHA SLG200”S”が、スチール弦タイプ。SLG200”N”はナイロン弦タイプです。
スチール弦はアコギで使われるもので、馴染みのある音楽だとポップやフォークでよく使われます。
弾き語りをしたい人や、アコギ特有のキラキラとした音色が好きな人は、スチール弦タイプがおすすめ。
一方のナイロン弦は、クラシックギターで使われるタイプ。クラシック音楽で使う人が多いです。
ポロンポロンとおっとりした音色が好きな人や、クラシック音楽に興味がある人は、ナイロン弦タイプを購入しましょう。
ちなみにスチール弦タイプとナイロン弦タイプは、以下の2箇所で見分けができます。
スチール弦タイプは正面からヘッドを見て、横にペグの糸巻き部分が。ナイロン弦タイプは正面からヘッドを見ると、後ろ向きにペグの糸巻き部分があります。
またナイロン弦タイプのネックは、スチール弦タイプより太いです。初心者や手の小さい人にはネックを握りづらく感じるので、上級者向けといえます。
内蔵エフェクトやチューニング機能の有無
エフェクトやチューナーが内蔵されているかは、サイレントギター選びで大切なポイントです。
YAMAHA SLG200S・Nには、
などが内蔵。ですが、古いモデルのSLG120NWなどは、コーラスやエコーなどのエフェクトが搭載されていません。
本体にヘッドホンを接続して練習したい場合、エフェクトが内蔵されているとアンプを通さずにある程度の音作りが可能です。
またチューナーが内蔵されていれば、弾き始めの際にチューナーを取り付ける手間が省けます。
そのため、エフェクトやチューナー内蔵モデルは、気軽に練習したい人や初心者の人に向いています。
上級者の人でアンプやシミュレーターで音作りができる自信がある人は、エフェクトが内蔵されていないタイプを検討するのもいいでしょう。
値段をチェック
サイレントギターは、発売から20年以上もヤマハの製品ラインアップから外れたことがない人気商品。
歴史が長いぶん、中古のモデルも多く出回っています。
保管状態の良いモデルにはプレミアがついていますが、中程度のものは4万円~と安く手に入れることも。
さきほども述べたとおり、初心者に中古ギターはおすすめできません。
ですが、どうしても予算が足りない場合は、信頼できる販売者・業者から購入しましょう。
サイレントギターに関するそのほかのQ&A
Q.サイレントギターは本当にうるさくないの?苦情にならない?
A.時間帯や弾き方に気を付ければ、苦情にはなりません。
アコギと比べると生音が大きくないので、昼間であればピックで激しいストロークをしても苦情に繋がる可能性は低いです。
しかし、集合住宅だと音が響きやすい夜は、ストロークすると隣近所に音が響く恐れがあります。
集合住宅では、ストロークの音量に注意しましょう。
指で引く程度の音量であれば、夜の集合住宅でも苦情になりにくいです。
Q.初心者でも扱いやすい?
A.サイレントギターはYAMAHA SLG200シリーズをはじめ、ボディが軽くて薄型。身体にフィットしやすいモデルが多いのが特徴です。
どのモデルも取り回しがいいので、初心者でも扱いやすいです。
アコギはモデルによってはボディが大きく、弾きにくい場合があります。サイレントギターはボディサイズが大きくないので、アコギより扱いやすいです。
またヘッドフォン対応モデルであれば、直接本体に接続できるので演奏をはじめるまでの手間が少ないです。
アンプへの接続が必要な場合、演奏するまでのセッティングが手間に感じて練習が疎かになりがちです。
ヘッドホン対応のサイレントギターならすぐ演奏できるので、練習が長続きしやすいといえます。
Q.サイレントギター本体だけで演奏できるの?
A.サイレントギター単体では音は鳴りません。
厳密には生音が鳴りますが、ボリュームが大きくなく自分がちゃんと演奏できているのかがわかりにくいです。
サイレントギターの音を出すにはヘッドホンをつなぐ、またはシールドケーブルからアンプに接続する必要があります。
ですが、ヘッドホンのほうが周りに音が漏れにくいうえ、お金もかかりません。
まとめ
サイレントギターは、静音性や携帯性に優れ、集合住宅や夜間練習に最適な楽器です。
一方で、通常のギターとは異なる生音の小ささや演奏感の違いに注意が必要です。
購入前には、使用目的や自身のスキルレベル、予算を考慮し、初心者向けモデルや中古品も含めて比較検討しましょう。
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