「モデル撮影」というと、プロカメランの仕事と思われる方も多いかもしれません。

しかし、SNSの普及やデジタル一眼の高性能化によって、誰もがプロクオリティの写真を撮ったり、撮られたりできるようになりました。

プロ・アマ問わずに、インターネットでモデルとカメラマンがつながる機会が増え、その写真をSNSにあげる流れができています。

アマチュア愛好家でもモデル撮影の機会が増えました。

そこで今回は、モデル撮影のコツや注意点を解説します。

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紹介する機材のスペック一覧表

モデル撮影におすすめのカメラ

製品名リンクGOOPASSレンタル価格・購入価格価格.com販売価格※発売日レンズマウントセンサーサイズ有効画素数動画記録画素数ISO感度シャッタースピード連続撮影速度液晶モニター可動方式外形寸法重量
1.Canon EOS R6 Mark II333,165円2022年12月15日キヤノンRFマウントフルサイズ2420万画素4K(3840×2160)ISO100~102400電子:1/16000秒、1/8000~30秒
電子先幕・メカニカル:1/8000秒~30秒
電子シャッター時:最高約40コマ/秒
電子先幕・メカシャッター時:最高約12コマ/秒
バリアングル138.4×98.4×88.4mm約670g
2.SONY α7R V ILCE-7RM5434,459円2022年11月25日ソニーEマウントフルサイズ6100万画素8K(7680×4320)ISO100~32000電子:1/16000秒、1/8000~30秒
電子先幕・メカニカル:1/8000秒~30秒
最高約10コマ/秒4軸マルチアングル131.3×96.9×82.4mm約723g
3.Nikon Z 7II358,379円2020年12月11日ニコンZマウントフルサイズ4575万画素4K(3840×2160)ISO64~256001/8000~30秒最高約5.5コマ/秒チルト134×100.5×69.5mm約705g
4.FUJIFILM X-T5231,599円2022年11月25日富士フイルムXマウントAPS-C4020万画素6.2K 16:9(6240×3510)ISO125~12800電子:1/180000秒~15分
電子先幕・メカニカル:1/8000秒~15分
約20コマ/秒(電子シャッター、1.29Xクロップ時)
約15コマ/秒(メカニカルシャッター使用時)
チルト129.5×91×63.8mm約557g
※カカクコム調べ(税込)

モデル撮影におすすめのレンズ

製品名リンクGOOPASSレンタル価格・
購入価格
価格.com販売価格※発売日マウント対応センサーサイズ焦点距離開放F値レンズ構成最短撮影距離フィルター径最大径×全長重量
1.Canon RF85mm F1.2 L USM DS399,543円2019年12月19日‎キヤノンRFマウントフルサイズ85mmF1.29群13枚0.85m82mm103.2×117.3mm1,195g
2.SONY FE 85mm F1.8 SEL85F18
56,116円2017年3月24日‎ソニーEマウントフルサイズ85mmF1.88群9枚0.8m67mm78×82mm371g
3.Nikon AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G399,543円2012年2月16日‎ニコンFマウントフルサイズ85mmF1.89群9枚0.8m67mm80×73mm350g
4.FUJIFILM フジノンレンズ XF50mmF2 R WR44,780円2017年2月23日富士フイルムXマウントAPS-C76mm相当F27群9枚0.39m46mm60×59.4mm200g
5.SIGMA 50mm F1.4 DG DN(ソニー用)123,749円2023年2月23日‎ソニーEマウントフルサイズ50mmF1.411群14枚0.45m72mm78.2×111.5mm660g
※カカクコム調べ(税込)

準備

モデル撮影をするには、モデルの手配以外にもさまざまな準備が必要です。

撮影の目的を明確にする

ただ漠然とモデルを立たせてシャッターを押しても、記念写真のような写真になってしまいます。

どのような雰囲気の撮影をしたいのか、どこかに掲載する写真を撮るのか、どれくらいの時間を使って撮影するのかなど、事前に目的を明確にしておくことが大切です。

その中でも一番重要なのは、どのようなイメージの写真を撮ろうとしているのかということ。

このイメージを明確にし、モデルと共有することでスムーズに撮影が進められます。

撮影場所の選定(屋外、屋内スタジオ)

撮影場所の選定も一つ重要なポイントです

スタジオで撮影するのか、屋外で撮影するのか、屋外なら許可等は必要ないか、安全に撮影できるかなど、事前に調べておく必要があります。

モデルが落ち着ける場所を選ぶ

撮影場所は、できるだけモデルが落ち着ける場所を選びましょう。

モデル慣れをしている人であれば、本格的なスタジオや人通りが多い場所などでも堂々とポージングできるかもしれません。

しかし、慣れてないモデルの場合はスタジオ撮影で萎縮したり、通行人の目を気にして集中できなかったりする場合もあります。

モデルに合わせた場所選びも大切です。

ライティングを意識した場所選び

スタジオなどの屋内であれば、本格的なライティング機材が必要です。

一方、屋外であれば太陽光を活かした撮影や、ストロボを使用した日中シンクロなどがあります。

どのようなライティングで撮影を進めたいかという点も、場所選びのポイントです。

撮影に必要な機材の用意

モデル撮影をするうえで必要な機材にはどのようなものがあるのでしょうか。

基本的にはカメラがあってモデルがいれば撮影はスタートできますが、より良い写真を撮るにはさらに機材を足していく必要があります。

一眼カメラと単焦点レンズ

モデル撮影には、一眼カメラと単焦点レンズの組み合わせがおすすめです

一眼カメラと単焦点レンズの組み合わせは、シャープなピント面と大きなボケを生み出すことができます。

大きなボケは主役であるモデルを浮かび上がらせて引き立ててくれるので、モデル撮影では大切な要素です

光量の少ない環境や、より大きくボケを意識した撮影をしたい場合は、一眼カメラの中でもよりセンサーサイズが大きなフルサイズを選ぶとよいでしょう。

照明機材

屋内のスタジオ撮影の場合、ストロボだけでなく、本格的な照明を用意する必要があります。

しかし、屋外や屋内でも太陽光を活かせる窓際などであれば、必ずしも照明は必要ありません。

ただし、絶対に用意しておきたいのがレフ板です。

レフ板を使ってしっかりとモデルの顔に光を当てるのは、逆光、順光問わずモデル撮影のポイントです

モデルとのコミュニケーション

モデル撮影において最重要ともいってよいのが「コミュニケーション」です。

カメラマンとモデルといっても、撮るのも撮られるのも「人」。

モデル撮影は単にその人物の表面的な姿を撮るだけではなく、内面の奥深くまで理解して撮影すると、よりよい写真に仕上ります。

プロのカメラマンの多くは独自の個性的なコミュニケーションスキルを持っていて、多様なスキルでモデルと密なコミュニケーションを図っています。

ポージングの指示方法

ポージング等を指示する際に大切なのが、まず表情を作ること。

モデルに慣れていない人の場合は、たくさんのポージングを指示されるとポージングを意識しすぎて表情が固くなってしまいます。

ポージングの前に柔らかい表情を作るポイントを指示してあげるとよいでしょう

柔らかい表情を作るポイント

素敵な笑顔はすました顔と大笑いした顔の中間にあります。

その絶妙なポイントを見つけて、笑顔にもっていくことが大切です。

ただ、初対面でいきなりそのポイントを見つけるのは大変です。

そこで、柔らかい表情を作る方法を頭に入れておくと、撮影慣れしていないモデルでも自然な表情に導くことができます。

柔らかい表情を作る方法としては、口角を少しキュッとあげて、目の力をふっと抜くことです。

一度目をぎゅっと閉じてから開くと、力が抜けた良い表情が出やすくなります。

一度目を閉じると瞳孔が開いた綺麗な瞳を作れるので、おすすめの方法です。

ポージングのポイント

ポージングについては、全身、上半身などで様々なパターンがあり、全てを把握しようとすると大変です。

最低限のパターンを把握して、ポージングの指示を出すときに迷わないようにしましょう

立ち姿のポージングであれば「正面」「斜め立ち」「脚をクロスしたり曲げたり」など基本的なパターンを頭に入れておくと、ポージング決めで役立ちます。

基本的なポージングに、手の位置などのアレンジを加えるとバリエーションが広がり、モデルに合ったポージングを見つける手助けとなります。

写真をモデルと確認しながら撮影を進める

モデルに良いポージングをしてもらうためには、写真を確認してもらいながら撮影を進めるのがポイントです。

モデルに実際は自分がどのように写っているか見てもらうことで、安心し自信を持ってポージングをしてもらい、より良い撮影へとつなげることができます。

また、写真をすることでモデルとの間にコミュニケーションも生まれるでしょう。

モデルとのコミュニケーションの重要性

何度も撮影したことのあるモデルとカメラマンであれば阿吽の呼吸で撮影が進められますが、初対面ではしっかりとしたコミュニケーションが大切です。

「こう撮られたい」と「こう撮りたい」のバランスをとる

カメラマンには「こう撮りたい」という撮影の目的があり、モデルには「こう撮られたい」という願望があります。

カメラマンの目的を一方的に押し付けてもモデルの良い表情は出てきませんし、モデルの願望だけを全面に出しすぎても撮影の目的を達成できません。

撮影中は常に「どう撮りたいのか」「どう撮られたいのか」コミュニケーションをとって、両者のバランスポイントを探ることが大切です

声掛けの重要性

初対面の場合、何を話してよいかわからないこともあるでしょう。

会話がなかなか見つからないからといって、ただ黙々とシャッターを切るのではなく、「はい」「はい撮ります」などと声をかけてあげることが大切です。

特にミラーレス一眼の場合はシャッター音が小さく、屋外ではモデルがいつ撮られたのかわかりません。

声掛けがあれば、モデルは撮影されるための心の準備ができ、コミュニケーションのきっかけも生まれます。

撮影中はカメラの設定やライティングなどを気にして無口になりがちですが、まずはシャッターを押すタイミングの声掛けからはじめてみるとよいでしょう。

一番大切なことは褒めること

モデルとのコミュニケーションで一番大切な点は褒めることです。

モデルが自信を持ってカメラの前に立たないと良い表情は引き出されません。

所作、顔立ち、表情、様々な部分をできるだけ詳細に褒めてあげることで、モデルのモチベーションが上がって良い表情が引き立ちます。

撮影のテクニック

モデル撮影に臨む上でカメラマンに求められる最低限の撮影テクニックにはどのようなものがあるでしょう。

構図の工夫

構図はモデル撮影に限らず撮影の基本です。中でも特にモデル撮影でよく使われる構図を紹介します。

基本は三分割

三分割法はバランスの良さからよく使われる構図です。

画面を縦横三分割するように線をひき、縦横の接点に被写体の要素を配置することで構図のバランスが良く自然と目を引く写真となります。

日の丸構図も悪くはない

日の丸構図は、素人構図とも言われ敬遠されがちですが、立派な構図の一つ。

モデルの表情にフォーカスし、その表情を切り取って訴えかけるには日の丸構図は最適な構図です。

漫然と日の丸構図を使うと単なる記念写真になってしまうので、明確な意図を持って採用しましょう。

ハイアングルとローアングル

基本的な構図に加えて、モデル撮影ではカメラアングルも大切です。

立ち姿のモデルをローアングルで撮影すると、脚が長く、顔は小さく、魅力的な印象を与える写真に仕上ります。

ハイアングルでの撮影は逆に顔にクローズアップした写真となるので、モデルの印象的な表情を引き出す場合などに使われます。

アングルはモデルの個性によってベストな角度が変わるので、ハイ・ロー1つにこだわることなく、さまざまな角度から撮影するのがポイントです。

ライティングの工夫

屋内撮影は光量が不足し、照明類など多くの機材を揃えないと思い通りにいかないことがあります。

一方で日中の屋外撮影は太陽光(自然光)があるため、屋内に比べてライティングに不自由しません。

ここでは、ライティングの基本となる、太陽の向きに合わせたライティングについて解説します。

順光

モデルの正面に太陽の光が当たる順光では、顔の陰影がはっきり出てしまいます

ほうれい線などが目立ったり、太陽が眩しく表情が作りにくかったりするので、日差しが強い日の順光は避けましょう。

曇りの日などで光量が少ないと柔らかい光がモデルに当たり、理想的な撮影ができる場合もあります。

逆光

モデルの後ろに太陽がある逆光では、コントラストが下がり柔らかい印象の写真が撮れますが、顔が影となってしまう点がデメリットとして挙げられます。

そのため、顔の明るさに合わせた露出補正をし、レフ板やクリップオンストロボで顔にしっかりと光をあてる必要があります

半逆光

モデル撮影の場合は半逆光が最も適しているとされます。

モデルの斜め後ろから差し込む光は、適度な陰影が立体感を生み出し、コントラストが低下して柔らかな印象になるので、逆光と順光のいいとこ取りが可能です。

斜め後ろから顔に回り込む光は逆光ほどの暗さはなく、レフ板で光量を補う場合もありますが、肌の質感も高めてくれます。

屋外撮影でライティングに迷った時は、まず半逆光を意識して撮影するとよいでしょう。

背景の意識

モデル撮影の主役はモデルです。

背景などは副題、引き立て役にならなくてはいけません。

素敵な景色だからといってパンフォーカスにしてしまうと、主題がぼやけてしまう場合があります。

背景はなるべく引き算する考え方で、不要な要素はぼかして主役に注目が集まるようにしましょう

背景を含めて撮影するときも、1つ2つ程度に要素を絞るのがポイント。背景で主役のモデルを引き立たせることが大切です。

編集技術

デジタルカメラで撮られた写真は、一般的に編集ソフトを使って仕上げます。

色にじみや歪みなどの収差やノイズは自動的にデジタル補正されることも多く、デジタル補正やレタッチはモデル撮影でも前提となる場合がほとんどです。

画像編集ソフトの活用方法

写真のレタッチ、画像編集ソフトとしてはAdobeのPhotoshop、Lightroomが有名です

デジタル一眼で撮影したRAW画像はLightroomで明るさやホワイトバランス等を調整してJPEG画像等に現像することができます。

Photoshopの場合は現像した画像の加工も可能です。

Adobeのソフトが人気な理由はどこにあるのでしょうか。

チュートリアルが豊富

PhotoshopもLightroomも有名ソフトなので、多くのユーザーによってWeb上にチュートリアルがアップされています。

好みの写真に仕上げるための方法やソフトの扱い方を簡単に検索できます。

ソフトを使い慣れていなくてもWebの情報を参考にしながら現像できるメリットがあります。

Photoshopは最終的な仕上げまで可能

PhotoshopとLightroomの違いは、Lightroomが複数の写真の現像や整理に適しているのに対して、Photoshopは一枚の写真を加工まで仕上げるのに適している点です。

現像機能的には、Lightroomで現像したものをPhotoshopで加工しても、RAW画像をそのままPhotoshopに取り込んで現像して加工しても同じ結果を得ることができます。

複数の画像を扱う場合はLightroomを、より複雑な加工をして編集したい場合にはPhotoshopを、というように使い分けると良いでしょう。

編集による効果的な仕上げ方

ここからは、具体的な編集作業を説明します。

まずは明るさを調節する

画像ソフトでの編集のファーストステップは明るさの調整です。

画像ソフトではハイライトやシャドウなどを調整することで、白とびや黒つぶれした箇所の修正が可能です。

ただし、完全に白飛びや黒つぶれをした箇所の階調を取り戻すことはできません。

ゴミなど余計な情報は消す

次に行ないたいのが、ゴミやホコリなどの除去です。

実際にモデルについてしまったゴミやホコリ、イメージセンサーに付着したホコリの映り込みなどを除去していきます。

PhotoshopやLightroomでは小さなホコリ程度なら簡単に目立たなくすることが可能です。

ホワイトバランスに正解はない

ホワイトバランスは撮影時に合わせる場合もありますが、写真の仕上がりを見ながら編集ソフトで調整することもあります。

白が白く写るのが正確なホワイトバランスではありますが、それは決して正解というわけではありません。

イメージした色に近づくよう色温度調整を行ないましょう

やりすぎない

画像のレタッチ、編集で最も大切なのが「やりすぎない」ことです。

あくまで編集は仕上げの微調整。

撮ってきた写真をより表現したいイメージに近づける作業です。

やりすぎてしまうと、撮影した現場の空気などが跡形もなくなってしまうこともあります。

適度な調整を心がけると良いでしょう。

モデル撮影におすすめのカメラ

Canon EOS R6 Mark II

粘り強いAFがモデル撮影に適したフルサイズミラーレス。

EOS R6 Mark IIはCanonが2022年12月15日に発売したフルサイズミラーレス一眼カメラです。

上位機種となるEOS R3やR5のAF機能を継承したAFトラッキング性能や最大8段の手ぶれ補正など、上位機種に迫る性能がありながら、はじめてフルサイズを購入する人でも手の出しやすい価格に抑えました。

Canon上位機種であるEOS 3で採用されたAF技術の「EOS iTR  AF X」がEOS R6 Mark IIにも採用されました。

AIを応用し単なる瞳AFではなく、人物や動物、種々の乗り物などさまざまな動体に粘り強くAFが追従します

モデル撮影に適した大きなボケを生むフルサイズミラーレスで、なおかつモデル撮影のポイントといえる瞳にピントを合わせ続ける高いAF追従性があります。

これらの性能はモデル撮影の成功率を高めてくれるので、はじめてモデル撮影に挑戦する場合には、「まずはこのカメラから」といっても過言ではありません。

レビュー:GOOPASSスタッフが実際に使ってみました!

・使用機材:Canon EOS R6 Mark II

・使用方法:ペット・馬

・描写性能:Canonらしい華やかな色でシャープ

・オートフォーカス性能:トラッキングAFが搭載され、R6よりも動体を追いやすくなりました。馬撮影時に、AFの検出を馬にすると、騎手ではなくきちんと馬にピントを合わせ続けてくれるのに驚きました。

・手ブレ補正機能:最高8.0段分の手ブレ補正が強力。

・使いやすさ:R6では電源ボタンが左にありましたが、MarkⅡでは右側に。左にはスチル/ムービーの切り替えボタン。R6からの買い替えやR5を使い慣れている人には最初はとまどうかもしれません。慣れれば問題ないと思います。

・持ち運びやすさ:カメラ自体はミラーレスなので、フルサイズとはいえ持ち運びしやすいです。しかし、RFマウントのLレンズはどれも大きく重いので、レンズと合わせると持ち運びがしやすいとは言いにくいかもしれません。

製品名EOS R6 Mark II
発売日2022年12月15日
マウントキヤノンRFマウント
センサーサイズフルサイズ
有効画素数2420万画素
動画サイズ4K(3840×2160)59.94fps
常用ISO感度ISO100~102400
シャッタースピード電子:1/16000秒、1/8000秒~30秒
電子先幕・メカニカル:1/8000秒~30秒
連続撮影速度電子シャッター時:最高約40コマ/秒
電子先幕・メカシャッター時:最高約12コマ/秒
液晶モニター稼働方式バリアングル
外形寸法138.4×98.4×88.4mm
重量約670g
その他防塵防滴、ダブルスロット

■購入する場合は、333,165円(税込 ※2023/04/10現在 カカクコム調べ)となっているようです。

SONY α7R V ILCE-7RM5

フルサイズミラーレスの代名詞とも言えるSONYの看板機種。

α7R VはSONYが2022年11月25日に発売したフルサイズミラーレス一眼です。

SONYはいち早くフルサイズミラーレス市場に参入し、開発リソースの多くを注力したことで、フルサイズミラーレスの第一人者としての地位を築き上げました。

そんなSONYのフルサイズミラーレスの代表作といっても良いのがα7Rシリーズ。

高画素数のイメージセンサーと高精度のAFを搭載しつつ、コンパクトなボディが人気のカメラです。

α7R Vは有効画素数が約6100万画素の高画素機で、SONYが得意とする裏面照射型のCMOSセンサーを採用したことで高い暗所耐性を実現しています。

お家芸ともいえる瞳AFなどのAF機能はAI技術を取り入れたことで、さらに高い認識精度になりました。

発売時でSONYα史上最高と謳われる解像性能は、モデル撮影においても大きなメリットをもたらします。

瞳を正確に捉え続けるAF、肌の質感を忠実に描きあげる解像性能、光量不足を補える暗所耐性など、モデル撮影を成功に導く性能が十二分に備わっているカメラです。

製品名α7R V ILCE-7RM5
発売日2022年11月25日
マウントソニーFEマウント
センサーサイズフルサイズ
有効画素数6100万画素
動画サイズ8K(7680×4320)23.98fps
4K(3840×2160)59.94fps
常用ISO感度ISO100~32000
シャッタースピード電子:1/16000秒、1/8000秒~30秒
電子先幕・メカニカル:1/8000秒~30秒
連続撮影速度最高約10コマ/秒
液晶モニター稼働方式4軸マルチアングル液晶
外形寸法131.3×96.9×82.4mm
重量約723g
その他防塵防滴、ダブルスロット

■購入する場合は、434,459円(税込 ※2023/04/9現在 カカクコム調べ)となっているようです。

SONY

α7R IV ILCE-7RM4 ボディ

Nikon Z 7II

ありのままを写すNikonの一眼でナチュラルなモデル撮影を。

Z 7IIは2020年12月11日に発売されたNikonのフルサイズミラーレス一眼です。

フルサイズフォーマットとして最大口径となるZマウントの優位性を活かし、4575万画素のイメージセンサーに豊富な光を取り込むことで高画質な写真を生み出します。

Nikonのカメラといえば、「ありのままの自然な色を描き出す」ことに定評があります。

Z 7IIは光を多く取り込める裏面照射型CMOSセンサーを採用し、センサー感度と情報処理を最適化することでベース感度ISO 64という数値を実現。

低ISOでの自然光をダイレクトに取り込んだ撮影が可能です。

モデル撮影において、被写体をありのままに描く写真を撮ろうとするのであればZ 7IIは最適なカメラの1つです。

また、Nikonのフルサイズミラーレスは電子ビューファインダーの評価も高く、クリアなファインダー像でしっかりと撮影に臨みたい人にも適しています。

電子ビューファインダーは液晶を見るのでどうしてもリアルとの乖離がみられる場合もありますが、Nikonの電子ビューファインダーはナチュラルな写りが評判です。

モデルを肉眼で見て、カメラを調整しファインダーで確認しながら、その姿をありのままに写す。

そんな撮影体験ができるカメラがZ 7IIです。

製品名Z 7II
発売日2020年12月11日
マウントニコンZマウント
センサーサイズフルサイズ
有効画素数4575万画素
動画サイズ4K(3840×2160)59.94fps
常用ISO感度ISO64~25600
シャッタースピード1/8000~30秒
連続撮影速度最高約5.5コマ/秒
液晶モニター稼働方式チルト式液晶
外形寸法134×100.5×69.5mm
重量約705g
その他防塵防滴、ダブルスロット

■購入する場合は、358,379円(税込 ※2023/04/9現在 カカクコム調べ)となっているようです。

FUJIFILM X-T5

X-T5は2022年11月25日に富士フイルムが発売したAPS-Cミラーレスカメラです。

APS-Cセンサーサイズでありながら4020万画素という高画素機で、「小型、軽量、高画質」のコンセプトを実現しました。

X-T5のコンパクトなボディは富士フイルムの昔ながらのフィルムカメラを想起させるようなデザインで、グリップは手に馴染む形です。

カメラ上部、軍艦部には3つの設定ダイヤルが配置されていることが特徴で、ホールド感だけでなく、操作性の高さも抜群

モデル撮影ではフルサイズ一眼がよく使われますが、屋外で光量があればセンサーサイズがAPS-Cでも低感度で撮影できるので十分対応できます。

X-T5は街角スナップのようにモデル撮影をする場合に最適なカメラです。

街角スナップ的なモデル撮影では街並みの背景もある程度写すので、フルサイズ一眼でしか撮影できないような大きなボケは必要ない場合が多く、移動量が大きいので軽くコンパクトなボディが適しています。

X-T5にはその場に合わせて即座に設定を変えられる操作性の高さもあるので、歩きながらその場でさっと撮影するモデル撮影に最良の選択肢となるでしょう。

製品名X-T5
発売日2022年11月25日
マウント富士フイルムXマウント
センサーサイズAPS-C
有効画素数4020万画素
動画サイズ6.2K 16:9(6240×3510)29.97fps
DCI4K 17:9(4096×2160)59.94fps
4K 16:9(3840×2160)59.94fps
常用ISO感度ISO125~12800
シャッタースピード電電子:1/180000秒~15分
電子先幕・メカニカル:1/8000秒~15分
連続撮影速度約20コマ/秒(電子シャッター、1.29Xクロップ時)
約15コマ/秒(メカニカルシャッター使用時
液晶モニター稼働方式チルト式液晶
外形寸法129.5×91×63.8mm
重量約557g
その他防塵防滴、ダブルスロット

■購入する場合は、231,599円(税込 ※2023/04/9現在 カカクコム調べ)となっているようです。

FUJIFILM

FUJIFILM X-T5 ボディ [ブラック]

モデル撮影におすすめのレンズ

Canon RF85mm F1.2 L USM DS

中望遠でF1.2の圧倒的なボケ感がモデルを浮かび上がらせるレンズ。

RF85mm F1.2 L USM DSは、2019年12月19日にCanonが発売したフルサイズミラーレスRFマウント用の中望遠単焦点レンズです。

85mmの焦点距離とF1.2の圧倒的な明るさが特徴的なレンズで、モデル撮影においては、モデルの瞳をシャープに描き出しながら、背景の大きなボケがモデルを引き立たせてくれます。

フルサイズミラーレスの大口径ショートフランジバックなマウントだからこそ実現できたともいえる、光学性能が非常に優れたレンズで、このレンズを使うためにEOS Rシリーズを買うという人もいるほどです。

このレンズに採用されているDSコーティングはレンズの中心から周辺にかけての透過率を下げる効果があり、ボケの輪郭が滑らかな美しいボケ味となります

中望遠レンズというモデル撮影に最適とされる焦点距離、加えてF1.2の明るさがあるこのレンズは、ボケ感にこだわったモデル撮影をしたい場合に最良の選択肢です。

開放で撮影した場合にはかなり薄いピント面となりますが、EOS Rシリーズの正確な瞳AFがモデルの瞳を正確に捉え、ピント面から広がる美しいボケが印象的な写真を生み出してくれます。

製品名RF85mm F1.2 L USM DS
発売日2019年12月19日
マウント‎キヤノンRFマウント系
焦点距離85mm
F値F1.2
レンズ構成9群13枚
最短撮影距離0.85m
最大撮影倍率0.12倍
フィルター径82mm
最大径×全長103.2×117.3mm
重量1195g

■購入する場合は、399,543円(税込 ※2023/4/10現在 カカクコム調べ)となっているようです。

SONY FE 85mm F1.8 SEL85F18

フルサイズミラーレスαシリーズの性能を存分に引き出す85mm単焦点。

FE 85mm F1.8 SEL85F18は、SONYが2017年 3月24日に発売したフルサイズミラーレスEマウント系の85mm単焦点レンズです。

85mmという中望遠距離の明るい単焦点レンズはどうしても大口径レンズになりがちですが、このレンズはフィルター系67mm、重量も371gと比較的コンパクトです。

モデルと適度な距離感で撮影でき、大きなボケを生み出せるのでモデル撮影に最適とされる85mmの単焦点ですが、大口径になってしまうので大きく重いというデメリットがありました。

このレンズはシンプルなレンズ構成と、明るさをF1.8にしたことでコンパクトにおさめています。

SONYαシリーズはカメラボディもコンパクトなので、このレンズと組み合わせることで軽量コンパクトなモデル撮影セットが実現できます

また、リニアモーターを2機搭載し、静音かつ高精度なAF動作を可能としています。

SONYはいち早く瞳AFをフルサイズミラーレスに採用したメーカーでその性能には一日の長があります。

そんな高性能αカメラボディのAF性能を引き出し、モデル撮影の歩留まりを高めてくれるレンズです。

製品名FE 85mm F1.8 SEL85F18
発売日2017年 3月24日
マウント‎ソニーEマウント系
焦点距離85mm
F値F1.8
レンズ構成8群9枚
最短撮影距離0.8m
最大撮影倍率0.13倍
フィルター径67mm
最大径×全長78×82mm
重量371g

■購入する場合は、56,116円(税込 ※2023/4/10現在 カカクコム調べ)となっているようです。

Nikon AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G

一眼レフでも軽量な撮影セットでモデル撮影を。

AF-S NIKKOR 85mm f/1.8Gは、2012年 2月16日にNikonが発売した単焦点レンズです。

一眼レフレンズに限りませんが、85mm単焦点はF1.8以上の明るさとなると非常に大きく重くなります。

カメラがコンパクトなミラーレス一眼と比べ、一眼レフはカメラボディも重いので、慣れていないとカメラとレンズの重量は大きな負担となるでしょう。

特にモデル撮影は風景撮影などと違い、三脚を使わずに手持ちで撮影することが多いので光学性能の追求と重量バランスはとても大切な要素となります。

一方で、ミラーレスの電子ビューファインダーは好みが分かれるところでもあり、一眼レフの光学ファインダーで撮影したいカメラマンも多くいます。

特にモデル撮影のような連写を多用する撮影では、電子ビューファインダーのブラックアウトが気になる場合も……。

「一眼レフの光学ファインダーでモデルをダイレクトに見ながら撮影したい」という方にとって、できるだけ軽量な組み合わせを実現できるAF-S NIKKOR 85mm f/1.8Gは良い選択肢となります。

製品名AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G
発売日2012年 2月16日
マウント‎ニコンFマウント系
焦点距離85mm
F値F1.8
レンズ構成9群9枚
最短撮影距離0.8m
最大撮影倍率0.124倍
フィルター径67mm
最大径×全長80×73mm
重量350g

■購入する場合は、399,543円(税込 ※2023/4/10現在 カカクコム調べ)となっているようです。

FUJIFILM(富士フイルム) フジノンレンズ XF50mmF2 R WR [ブラック]

富士フイルムAPS-Cでモデル撮影するならまずこのレンズから。

フジノンレンズ XF50mmF2 R WRは、2017年2月23日に富士フイルムが発売した単焦点レンズです。

富士フイルムX-TシリーズなどのXマウントに共通して使用できます。

モデル撮影をする場合、実はカメラのデザインも大切な要素。

X-Tシリーズはカメラ然としたスタイリッシュなデザインが特徴で、 XF50mmF2 R WRはそんなX-Tシリーズに合わせたデザインです。

XF50mmF2 R WRを装着したX-T5は、まさに写真を撮るために洗練されたデザインで、カメラマンに自信を、モデルに安心を与えてくれます。

もちろん、デザインだけでなく性能も十分で、防塵防滴、-10℃の耐低温構造は屋外での撮影でも安心です。

それだけではなくED非球面レンズによって収差が抑えられた描画も見事なもの

デザイン、性能よし、なおかつコンパクトなので、お洒落な街を歩きながら撮影するようなモデル撮影には、XF50mmF2 とX-T5の組み合わせはベストな選択肢の1つです。

製品名フジノンレンズ XF50mmF2 R WR
発売日2017年 2月23日
マウント‎富士フイルムXマウント系
焦点距離50mm(35mm判換算 76mm)
F値F2
レンズ構成7群9枚
最短撮影距離0.39m
最大撮影倍率0.15倍
フィルター径46mm
最大径×全長60×59.4mm
重量200g

■購入する場合は、44,780円(税込 ※2023/4/10現在 カカクコム調べ)となっているようです。

FUJIFILM

フジノンレンズ XF50mmF2 R WR [ブラック]

SIGMA 50mm F1.4 DG DN(ソニー用)

Artレンズでキレのあるモデル撮影を。

SIGMA 50mm F1.4 DG DNはSIGMA(シグマ)が2023年 2月23日に発売したフルサイズミラーレス用単焦点レンズです。

シグマのレンズはArt、Contemporary、Sportsの3つのブランディングがあり、50mm F1.4 DG DNはArtに分類されています。

Artレンズは光学性能を追求したレンズ群で、価格も高い分、高い解像力が魅力です

従来のArtレンズは光学性能を追求した分、大口径で重量級なレンズになる傾向がありますが、50mm F1.4 DG DNはミラーレスボディに合わせて比較的コンパクトにまとめられています。

また、50mmの焦点距離は見た目に近い焦点距離。

モデル撮影においては、モデルを目で見たままの画角で撮影したい場合などに用いられます。

85mmほどのボケ量は得られませんが、F1.4の明るさは十分なボケ量を得られ、Artレンズらしくピント面のシャープな描画と、肌色の再現性の高さは美しいモデル写真を生み出します

ミラーレスとの組み合わせでは小型軽量化が図られており、一眼レフとArtレンズの組み合わせであったような、ダンベルを持ち運ぶ様な苦労はなくなりました。

製品名SIGMA 50mm F1.4 DG DN
発売日2023年 2月23日
マウント‎ソニーEマウント系
焦点距離50mm
F値F1.4
レンズ構成11群14枚
最短撮影距離0.45m
最大撮影倍率1:6.8
フィルター径72mm
最大径×全長78.2×111.5mm
重量660g

■購入する場合は、123,749円(税込 ※2023/4/10現在 カカクコム調べ)となっているようです。

SIGMA

50mm F1.4 DG DN [ソニーE用]

まとめ

モデル撮影のポイントのまとめ

モデル撮影はモデルの手配や撮影場所選びなど多くの準備が必要な撮影です。

さらにモデルとのコミュニケーション方法や、ポージングの指示、ライティングなども事前に現場の状況などを想定して準備しておくことが大切です。

逆にいえば、しっかりと準備しておけば撮影当日はスムーズに進行でき、写真という結果にも反映されるでしょう。

モデル撮影に臨む上で大切なポイントは「準備」にあるといえます。

今後の撮影に向けたアドバイス

モデル撮影では目で見た景色を写真にただ流し込んでいくのではなく、モデルとコミュニケーションをとりながら能動的に写真を作り上げていくことが求められます。

ぜひこの記事を参考に積極的に場数を踏んで、モデル撮影の幅を広げてみてください。