リョウタ
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こんにちはGOOPASS MAGAZINE編集部ライターのリョウタです。

2017年ごろから本格的に写真をはじめ、所有カメラはα7 IV。2023年7月に、α7 IIからα7 IVに乗り換えました。

当時、まだα7C IIは発売されておらず、選択肢にはありませんでした。

今回、編集部からα7C IIをお借りして、手持ちのα7 IVと比較する機会をいただいたきました。実際にα7 IVとα7C IIとの違いや、はじめてフルサイズ機を買う方におすすめするならどちらか、などを意識して比較したいと思います。

リョウタ
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個人的には、α7C IIをおすすめします!

SONY

α7C II ILCE-7CM2 ボディ[ブラック]

■購入する場合は、243,247円(税込 ※2025/6/14現在 価格.com調べ)となっているようです。

SONY

α7 IV ILCE-7M4 ボディ

■購入する場合は、281,442円(税込 ※2025/6/14現在 価格.com調べ)となっているようです。

価格とのバランスで選ぶなら「α7C Ⅱ」

α7C II
α7 IV
GOOPASS価格
購入価格 ※価格.com243,247円281,442円
メリット・軽量コンパクト
・AF性能が高い
・手ブレ補正が強い
・動画用の機能が多い
・価格が安い
・操作性が高い
・持ちやすい
・ファインダーが見やすい
・ダブルスロット
デメリット・シングルスロット
・メカニカルシャッターの速度上限が1/4000秒
・比較的持ちにくい
・大きくて重い
・動画用の機能が比較的シンプル
こんな人におすすめ・はじめて本格的なフルサイズを購入する人
・写真のクオリティを上げたい人
・コスパを重視する人
・普段からカメラを持ち歩きたい人
・旅行や登山など、機材を軽くしたい人
・仕事でカメラを使う人
・ファインダーを多用する人
・ローリングシャッター現象が気になる人
・使い勝手を重視する人
※2025年6月14日 価格.com調べ(税込)

結論から申し上げると、価格と性能のバランスで選ぶなら、α7C IIがおすすめです。

α7C IIは2023年10月13日発売で、2021年12月17日発売のα7 IVより、約2年新しいモデル。AIプロセッシングユニットをはじめ、α7 IVにはない、新しい機能が複数搭載されています。

さらに、α7C IIが税込243,237円、α7 IVが税込281,442円と、α7C IIのほうが安く手に入れられるのもポイントです。(2025年6月14日 価格.com調べ)

旧機種のα7Cとα7 IIIの場合は、性能がほぼ同じでした。しかし、α7C IIとα7 IVの場合は、α7C IIのほうが高性能で安価と言えます。

リョウタ
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もちろん、α7 IVのほうが優れている面もあります。ですが、どちらかをおすすめするなら、α7C IIです。

性能比較

性能や操作性など、さまざまなポイントで、α7C IIとα7 IVを比較してみました。

α7C II
α7 IV
画質・描写性能
解像度が高く綺麗

解像度が高く綺麗
AF性能
AIにより高速・高精度かつ高追従
被写体認識が昆虫や乗り物にも対応

十分な速度・精度・追従性を備えている
シャッタースピード
メカシャッターが1/4000秒まで

メカ・電子ともに1/8000秒で撮影可
手ブレ補正
7段分の強力な手ブレ補正
ダイナミックアクティブモードで動画も

5.5段分の手ブレ補正
動画はアクティブモードまで
動画性能
機能が多く、さまざまな撮影をサポート

Vlogや記録用としては十分な性能
ファインダー・モニター
ファインダーが小さく、少し見づらい
晴天下などでは視認性が落ちる

ファインダーが見やすい
操作性
ボタンなどが少ない
タッチ操作を活用

ボタンなどが多く、自分好みにカスタム可
外観・サイズ・重さ
軽量・コンパクトで携帯性抜群

持ちやすく、安定感がある

以下にて、それぞれの項目を詳しく解説します。

画質・描写性能

画質や描写性能については、基本的なスペックは同等なので、違いがわかりません

風景を撮影してみましたが、画質は変わらないように見えます。

例として、風景写真を掲載します。ちなみに、この記事の写真は基本的にjpegの撮って出しです。レタッチなどはしていません。

α7C II
α7 IV

正直パッと見ても、雲が動いていることしかわかりません。(手持ちで撮影しているので、多少動いているのはご了承ください。)

一部を切り取ると以下のとおりです。

α7C II
α7 IV

解像度も変わらないように見えます。

次に夜景です。

α7C II
α7 IV

夜景写真も、風景同様、違いがわかりません。

最後に花の写真で発色を確認します。

α7C II
α7 IV

発色についても、違いはほとんどわかりません。

リョウタ
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写真の描写性能は、どちらも同等と考えて大丈夫でしょう。

α7C II
α7 IV
撮像素子35mmフルサイズ(35.9×23.9mm)
Exmor R CMOSセンサー
35mmフルサイズ(35.9×23.9mm)
Exmor R CMOSセンサー
有効画素数約3300万画素約3300万画素
画像処理エンジンBIONZ XRBIONZ XR

AF性能

AF性能については、α7C IIのほうが優れています。α7C IIには、AIプロセッシングユニットが搭載されており、AIによる高度な被写体認識を実現しているからです。

α7 IVの被写体認識が人物、動物(犬・猫)、鳥に対応しているのに対し、α7C IIでは人物、動物、鳥、昆虫、車、列車、飛行機の認識にも対応しています。

試しに電車の写真を撮影してみましたが、近くから撮影すると、電車の前側にピントが合い、画面から外れるまで追従してくれました。ただし、遠景で周囲にたくさんの建物に囲まれていると、電車を認識するのが難しいようで、認識してくれないことも多くありました。

遠景で電車を風景の一部として撮影するなら、置きピン(事前にピントを固定しておき、被写体がその位置に来た時にシャッターを切る方法)で撮影するほうが確実かな、と思います。

近くからなら、前面部をバッチリ追従します
これくらい建物が多い遠景は認識しないことが多い
リョウタ
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なお、α7 IVだと前側ではなく、中央のボディ部分にピントが合うことも多いので、α7C IIとの違いが実感できました。

人物の認識で比較すると、α7C IIは骨格や姿勢に基づく高精度な人物認識を実現しており、被写体がカメラに背を向けていても確実に捕捉・追従します。

実際に家族で試してみると、正面→横→後ろと身体の向きを変化する中で、正面と横向きでは瞳に、後ろ向きでは頭部全体にひとつの認識枠が表示され、安定した追従性能を確認できました。特に暗めのシーンだと、明らかにα7C IIのほうがスムーズに認識し、安定して追従してくれます。

リョウタ
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ちなみに写真NGなので、掲載できる写真はありません……。

一方のα7 IVも、正面と横向きでは瞳を、後ろ向きでは頭部全体を認識します。ただし、横・後ろ向きのときには、単一の認識フレームではなく、複数のフレームが現れて「このエリアを認識中」という表示になるケースがありました。後ろ向きの際に認識してくれないこともあったので、AF性能はα7C IIが上だと思います。

とはいえ、α7 IVのAF性能が悪いわけではありません。野良猫を撮影した際、α7C IIと同じくらいの速度で猫の瞳を認識してくれました

リョウタ
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なんとなく、α7C IIのほうがスムーズに認識する気がする程度の違いです。

α7C II
α7 IV

夕方などの暗めの環境下だと、違いが出るとは思いますが、シビアな環境下でなければそれほど違いはないと言えるでしょう。

風景では、AF性能の違いがまったく気になりません

リョウタ
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風景撮影がメインの私の使用用途であれば、α7 IVのAF性能で十分だと感じました。

α7C II
α7 IV
検出方式ファストハイブリッドAF (位相差検出方式 / コントラスト検出方式)ファストハイブリッドAF (位相差検出方式 / コントラスト検出方式)
AF測距点最大759点 (位相差検出方式)最大759点 (位相差検出方式)
検出輝度範囲EV-4 – 20 (ISO100相当、F2.0レンズ使用)EV-4 – 20 (ISO100相当、F2.0レンズ使用)
認識対象人、動物、鳥、昆虫、車、列車、飛行機人、動物、鳥

シャッタースピード

次にシャッタースピードです。α7C IIでは、メカニカルシャッターのシャッタースピードが、1/4000秒までしか設定できません。また、晴天時などには、露出オーバーになる可能性があります。

電子シャッターなら1/8000秒まで設定できますが、電子シャッターにはローリングシャッター現象の懸念があります。ローリングシャッター現象は、高速で動く被写体を撮影した際、被写体が動く速度にセンサーの読み込み速度が追いつかずに画像に歪みが発生する現象のことです。

私は、基本的に風景撮影なので、電子シャッターでもそれほど問題ではありません。今回のレビュー時でも、シャッタースピード1/4000秒までで事足りました。

ただ、車、電車、飛行機、野鳥、スポーツなどの高速で動く被写体を絞り開放かつ逆光などで撮影する場合は、1/8000秒で撮影する必要があるかもしれません。その場合は、電子シャッターで撮らざるを得ず、被写体に歪みが発生するおそれがあります。

リョウタ
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個人的には、そんなケースに出くわしたことがありませんが、気になる方はメカニカルシャッター1/8000秒で撮影可能なα7 IVを選んでおくのが無難です。

α7C II
α7 IV
シャッタースピード電子:1/8000~30秒
メカニカル:1/4000~30秒
1/8000~30秒

SONY

α7C II ILCE-7CM2 ボディ[ブラック]

■購入する場合は、243,247円(税込 ※2025/6/14現在 価格.com調べ)となっているようです。

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α7 IV ILCE-7M4 ボディ

■購入する場合は、281,442円(税込 ※2025/6/14現在 価格.com調べ)となっているようです。

連写性能

連写についてはα7 IVのほうが有利です。

連続撮影可能速度(連写速度)については、どちらも最高約10コマ/秒と同等です。しかし、連続撮影可能枚数が大きく異なります。

仕様表を見ると、RAWだとα7C IIが44枚なのに対し、α7 IVが1,000枚以上、連続撮影可能。仕様表には使われているメモリーカードが記載されていないですが、α7C IIがSDメモリーカードなのに対し、α7 IVではCFexpress(SDより高速・大容量のデータ転送ができるメモリーカード)が使われている可能性があります。※α7C IIがCFexpress非対応のため

SDメモリーカードだと、バッファクリア(一時的に保存されたデータを削除すること)が追いつかず、数秒で連写速度が低下してしまいます。

実際、私はα7 IVにSDメモリーカードを使用していますが4、5秒で連写速度が低下しました…。α7C IIで試しても、同じくらいで速度が低下。SDメモリーカードという同じ条件下だと、連写速度はあまり変わらない印象です。

リョウタ
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メモリーカードに依存するとはいえ、連写についてはα7 IVが有利と言えるでしょう。

α7C II
α7 IV
連続撮影速度最高約10コマ/秒最高約10コマ/秒
連続撮影可能枚数JPEG Lサイズ エクストラファイン: 88枚
JPEG Lサイズ ファイン: 1000枚以上
JPEG Lサイズ スタンダード: 1000枚以上
RAW: 44枚
RAW+JPEG: 35枚
RAW (ロスレス圧縮): 27枚
RAW (ロスレス圧縮)+JPEG: 20枚
RAW (非圧縮): 18枚
RAW (非圧縮)+JPEG: 16枚
JPEG Lサイズ エクストラファイン:1000枚以上
JPEG Lサイズ ファイン: 1000枚以上
JPEG Lサイズ スタンダード: 1000枚以上
RAW: 1000枚以上
RAW+JPEG: 1000枚以上
RAW (ロスレス圧縮): 1000枚以上
RAW (ロスレス圧縮)+JPEG: 1000枚以上
RAW (非圧縮): 1000枚以上
RAW (非圧縮)+JPEG: 828枚

手ブレ補正

α7C IIは7.0段分、α7 IVは5.5段分の効果がある手ブレ補正機能が搭載されており、α7C IIのほうがより確実に手ブレを抑えてくれます

以下、夕方にそれぞれのカメラでシャッターピード1/10、1/2、1秒の手持ち撮影した写真を一部クロップしたものです。

【α7C II】

1/10秒
1/2秒
1秒

【α7 IV】

1/8秒(設定ミスってました)
1/2秒
1秒

写真のとおり、α7C IIのほうが明らかに手ブレを抑えられます。1秒でも手ブレしなかったのは驚きです。α7 IVでは、1/2秒と1秒で明らかに手ブレが発生。何度か繰り返しても似たようなものだったので、α7C IIのほうがよく手ブレが抑えられると言えるでしょう。

リョウタ
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手持ちで夜景撮影する際、失敗写真が減らせそうです。

次に動画の手ブレ補正です。

α7 IVには、アクティブとスタンダードの2つのモードがあり、α7C IIにはこれらに加えてダイナミックアクティブモードが搭載されています。ダイナミックアクティブはアクティブよりも、さらに強力な手ブレ補正効果があるモードで、手持ちで動画をより滑らかに撮影できます。

画角がアクティブモードより狭くなることに留意する必要はありますが、手ブレを抑えた滑らかな映像を撮影するなら、α7C IIのほうが有利です。

実際にα7 IVのアクティブ、α7C IIのアクティブとダイナミックアクティブでそれぞれ階段を降りながら撮影してきました。

【α7C II アクティブモード】

【α7C II ダイナミックアクティブモード】

【α7 IV アクティブモード】

ダイナミックアクティブはもちろん、アクティブでもα7C IIのほうが手ブレが抑えられています。α7 IVが過剰にガタついているように見えますが、撮影している本人は、同じように撮影しているつもりです。ちなみに普通に階段を降りており、歩き方で手ブレを抑えようとはしていません。

手ブレ補正機能だけでなく、カメラの重さも関係しているのではないかと思います。α7 IVのほうがどうしても重いため、腕が振られてしまうためです。階段を降りたときの衝撃の影響を強く受けていたのかもしれません。

リョウタ
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長くなりましたが、写真でも動画でも、手ブレ補正はα7C IIのほうが強力です。α7C IIなら、手持ちの夜景撮影などの失敗写真を減らして、撮影をスムーズに進められそうです。

α7C II
α7 IV
方式イメージセンサーシフト方式5軸補正イメージセンサーシフト方式5軸補正
補正効果 (静止画時)7.0段
※CIPA規格準拠、ピッチ/ヨー方向、FE 50mm F1.2 GM装着時、長秒時ノイズリダクションオフ時
5.5段
※CIPA規格準拠、ピッチ/ヨー方向、Planar T* FE 50 mm F1.4 ZA装着時、長秒時ノイズリダクションオフ時
モード静止画: 入 / 切
動画: ダイナミックアクティブ / アクティブ / スタンダード / 切
[静止画] 入 / 切
[動画] アクティブ / スタンダード / 切

動画性能

動画性能についても、写真と同様、仕様上に大きな違いはありません。

実際にあじさいを撮り比べてみました。
(※同じ設定で撮影しましたが、屋外で雲が動いていたため、若干明るさが違ってしまっています。)

【α7C II】

【α7 IV】

撮影した映像では、両者にあまり違いを感じられませんでした。画質や発色では、大きな違いはないと言えるでしょう。

リョウタ
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ただ、手ブレ補正の違いがあるので、どちらかと言うと、α7C IIのほうが満足できる動画が撮れやすいと思います。

また音声には違いを感じました。公式サイトの仕様表では、どちらも「ステレオマイク内蔵」と書かれています。正直、どちらのほうが音質が良いのかはわかりませんが、α7 IVの音声の方は、サーッというノイズが入っているように聞こえました。どちらも録音レベルが同じだっったので、α7C IIのほうがマイク性能はいいのかもしれません。

機能面では、α7C IIにオートフレーミング機能、ユーザーLUT、PPLUTなどが追加されています。それぞれの機能の内容は以下のとおりです。

  • オートフレーミング機能:認識した被写体を追尾し、クロップ(画面の切り出し)することにより、カメラが自動的に構図を変更する機能
  • ユーザーLUT:カメラに転送したLUTでの仕上がりを確認しながら撮影できる機能
  • PPLUT:転送したLUTをピクチャープロファイルとして使える機能

1人などの少人数でYouTube用動画などの撮影をする方やLUTを使いこなせるこだわりの強い方などは、α7C IIのほうが良いでしょう

なお、α7 IVとα7C IIは、どちらも4K60pで撮影すると、画角がAPS-Cサイズにクロップされてしまいます。

リョウタ
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価格的に競合になりそうなCanon EOS R8やNikon Z5 IIなどが4K60pでもクロップなしで撮影できることを考えると、少し残念に思います。

α7C II
α7 IV
動画記録4K(3840×2160)59.94p4K(3840×2160)59.94p

ファインダー・モニター

左:α7C II 右:α7 IV

モニターは、どちらもバリアングル式モニターなので、使い勝手や見やすさなどに違いがありません。仕様も同じです。

ファインダーは、α7 IVのほうが見やすいと思いました。

α7 IV(ライターの私物で、アイカップピースが一部破損しています)

α7 IVは、ファインダーの位置がレンズの光軸と同じなので、ファインダーを覗いた際に自分がイメージした通りの見え方になります。

さらに、アイカップが大きい分、α7 IVのほうが見やすいと思いました。特に裸眼やコンタクトレンズを使用している人は、アイカップがしっかりと目を覆ってくれるので、見やすいです。

α7C II

一方、α7C IIのファインダーですが、ボディの左側にあるので、見える映像が自分のイメージより少し右側にずれています。とはいえ、覗けばすぐ把握できるので、大きな問題とは思いませんでした。

α7C IIのファインダーを覗いたときの見え方は、思いのほか、見やすい印象です。小さく、アイカップもないので不安でしたが、特段見づらいとは思いませんでした。ただ、α7 IVと比べてしまうと、どうしても見づらいと思います。

また、α7C IIでは、ファインダーを覗いたときに、鼻がモニターに当たってしまいました。α7 IVでは、鼻があたるとしてもモニター外なので、ほぼ問題ありません。しかし、α7C IIはファインダーが左側にあるため、鼻がモニターに当たってしまいます。

リョウタ
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鼻が当たると鼻の皮脂がモニターに付着するので、ちょっと嫌だなぁと思いました。

慣れれば問題ないのかもしれませんが、気になる方は対策が必要かもしれません。ちなみにメガネを掛けているときは、あまり鼻に当たりませんでしたよ。少し離れる分、見づらいですが。

長くなりましたが、ファインダーを覗いて撮影する派の人には、α7 IVがおすすめです。

α7C II
α7 IV
ファインダー・1.0 cm (0.39型)電子式ビューファインダー (XGA OLED)
・2 359 296 ドット
・約0.7倍 (50 mmレンズ、無限遠、-1 m-1)
・1.3cm(0.5型) 電子式ビューファインダー(Quad-VGA OLED)
・3 686 400 ドット
・約0.78倍 (50 mmレンズ、無限遠、-1m-1)
液晶モニター・7.5 cm (3.0型) TFT駆動
・1 036 800 ドット
・7.5 cm (3.0型) TFT駆動
・1 036 800ドット
液晶モニター稼働方式バリアングル式バリアングル式

操作性

操作性は、α7 IVのほうが優れています

カスタムボタンの数が、α7 IVのほうが多く、より自分の使いやすいようにカスタムできます。さらに、α7 IVにはマルチセレクターが搭載されているので、ファインダーを覗きながら、スムーズにピントを合わせることも可能です。

左:α7C II 右:α7 IV
左:α7C II 右:α7 IV

一方、α7C IIでも、慣れやタッチ操作を活用すれば、不便なく撮影を進められます。タッチ操作を積極的に使っていくほうが良い印象です。

ただし、カスタムボタンの数が少なく、マルチセレクターがないため、どうしても操作性は劣ると言わざるを得ません。

リョウタ
リョウタ

特に、ファインダーを覗きながら撮影したい人は、不便に感じるでしょう。

静止画・動画・S&Qを切り替えるレバーは、α7C IIのほうが動かしやすいです。

ボタンとダイヤルの数が1つずつ少ないので、レバーが見やすく操作しやすい位置にあるのだと思います。また、α7 IVのレバーは先端のボタンを押しながらでないと、操作できません。誤操作防止のためだと思いますが、ちょっと面倒です。

α7C II
α7 IV

次にメニュー画面です。ほぼ一緒ですが、α7C IIのメニュー画面に「メイン」という項目が追加されていました。

左:α7C II 右:α7 IV

現在の設定がどのようになっているか一目でわかるようになっています。このメイン画面から各項目の設定へ移動し、変更することも可能です。

静止画用
動画用(メイン1)
動画用(メイン2)
リョウタ
リョウタ

個人的には、動画撮影にそれほど詳しくないので、一覧で設定を確認できるのはありがたく感じました。

とはいえ、総合的に操作性が高いのはα7 IVです。

α7C II
α7 IV
カスタム可能なボタン・ダイヤルなど・カスタムボタン1~2
・前ダイヤル
・後ダイヤルL/R
・コントロールホイール
・AELボタン
・AF-ONボタン
・MOVIEボタン
・Fnボタン
・カスタムボタン1~4
・前ダイヤル
・後ダイヤルL/R
・コントロールホイール
・AELボタン
・AF-ONボタン
・MOVIEボタン
・Fnボタン
・マルチセレクターの中央ボタン
マルチセレクターなしあり

外観・サイズ・重さ

サイズ・重さは、α7C IIのほうが軽量コンパクトです。見た目でも実際に持ったときにも、大きな違いを実感できます。α7C IIのほうが持ち運びやすく、長時間の撮影でも負担になりにくいかと思います。

リョウタ
リョウタ

旅行や登山・ハイキングなど、荷物をできるだけ軽くしたい方にぴったりです。

左:α7C II 右:α7 IV
左:α7C II 右:α7 IV
左:α7C II 右:α7 IV

ただ、大きい分、α7 IVのほうが持ちやすくて扱いやすいです。しっかりホールドできる分、誤って落としてしまう不安感はほとんどありません。

左:α7C II 右:α7 IV

α7C IIについては、持ちやすいとは言えません。初代α7Cとの比較なら持ちやすくなっていますが、α7 IVと比較すると少し持ちにくい印象です。

片手で手を伸ばしてハイアングルで撮影するときに、落としてしまわないか、少し不安を感じました。

リョウタ
リョウタ

女性並みに手が小さい私でもそう感じるので、手の大きな方は余計に持ちにくいかと思います。

α7C II
α7 IV
外形寸法124×71.1×63.4mm131.3×96.4×79.8mm
重量約429g(本体のみ)約573g(本体のみ)

SONY

α7C II ILCE-7CM2 ボディ[ブラック]

■購入する場合は、243,247円(税込 ※2025/6/14現在 価格.com調べ)となっているようです。

SONY

α7 IV ILCE-7M4 ボディ

■購入する場合は、281,442円(税込 ※2025/6/14現在 価格.com調べ)となっているようです。

そのほか気づいたこと

そのほか気づいたこととしては、以下が挙げられます。

  • 外部端子の数と仕様
  • メモリーカードスロットの数
  • 対応メモリーカー

それぞれ紹介します。

まず外部端子です。

左:α7C II 右:α7 IV

違いは、α7C IIにMicroUSB Type-Bの端子がないこと、α7 IVのHDMI端子がα7C IIではHDMI-microになっている点です。

リョウタ
リョウタ

私には特に問題ありませんが、映像制作で使用される方などは、新しいケーブルや変換コネクタが必要になるかもしれません。

また、メモリーカードスロットがシングル(α7C II)かダブル(α7 IV)かという違いもあります。趣味で使う程度であれば、シングルスロットでも問題ありません。しかし、仕事で使うなら、バックアップをとれるダブルスロットのほうがおすすめです。

ほとんどないとはいえ、データが全て飛んでしまうなど、万が一のことがあると、クライアントに迷惑がかかり、自身の信用を失いかねません。

リョウタ
リョウタ

α7C IIのほうが、撮れ高や撮影の進行スピードの面では優位ですが、仕事で使うならα7 IVのほうがおすすめです。

左:α7C II 右:α7 IV

対応メモリーカードについても触れると、α7C IIはCFexpress Type Aカードに対応していません

CFexpressとは、読み書き速度が高速なハイスペックなメモリーカードです。高速連写を多用する方や大容量データをスムーズにパソコンやSSDに転送したいプロ・ハイアマチュアカメラマンが使用しています。

リョウタ
リョウタ

私は、ある程度の高速転送が可能なSDメモリーカードを使用しており、風景撮影がメインなので、CFexpressがなくても問題ありません

モータースポーツや野鳥などをメインに撮影する方や、高解像度の動画などの大容量ファイルを効率的に扱いたい場合は、どちらのカメラにするのか一度検討してみると良いでしょう。

α7CⅡ・α7Ⅳがおすすめな人

α7C II
α7 IV
・はじめて本格的なフルサイズを購入する人
・コスパを重視する人
・普段からカメラを持ち歩きたい人
・旅行や登山など、機材を軽くしたい人
・仕事でカメラを使う人
・ファインダーを多用する人
・連写を多用する人
・使い勝手を重視する人

α7C IIとα7 IVのどちらかを選ぶなら、α7C IIがおすすめです。

いろいろ試してみましたが、被写体認識やAF追従の精度が、α7C IIのほうが優れていると感じました。特に、夕方・夜などのシビアなシーンでのAF精度・速度・追従性には差があります。

α7C IIで撮影

AFが優れていると、意図通りにピントが合った写真が多くなるほか、急なシャッターチャンスにも素早く対応可能です。

リョウタ
リョウタ

ピント合わせがスムーズだと、構図作りにかけられる時間も長くなるので、作品のクオリティアップも期待できます。

風景写真では大差ありませんが、特に子ども・動物・鳥・乗り物など、どう動くか分からない被写体や高速で動く被写体を撮影する際には、恩恵を得られそうです。

さらに、価格もα7C IIのほうが安いので、はじめて本格的なフルサイズを購入する人におすすめ。軽量コンパクトなので、普段から持ち歩きたい人や旅行・アウトドアなどで荷物の重量を減らしたい人にもぴったりです。

α7 IVで撮影

一方で、仕事で使う方やファインダー派の方、使い勝手を重視する方、連写を多用する方、ローリングシャッター現象が気になる方であれば、α7 IVも検討すると良いでしょう。特に、仕事で使うことを視野に入れているのであれば、ダブルカードスロットのα7 IVのほうが、バックアップを取れるので安心です。

使用シーン別 おすすめモデル早見表

使用シーンα7C IIのおすすめ度α7 IVのおすすめ度
風景・スナップ
ポートレート
動画(YouTube・Vlog)
旅行・街歩き
イベント/結婚式
スポーツ・動体
初めてのフルサイズ
クラアントワーク(仕事用)

スペック比較

α7C II
α7 IV
GOOPASS価格
購入価格 ※価格.com243,247円281,442円
発売日2023年10月13日2021年12月17日
レンズマウントソニーEマウントソニーEマウント
センサーサイズフルサイズフルサイズ
有効画素数3300万画素3300万画素
動画記録画素数4K(3840×2160)59.94p4K(3840×2160)59.94p
ISO感度標準:ISO100~51200
拡張:ISO50~204800
標準:ISO100~51200
拡張:ISO50~204800
シャッタースピード電子:1/8000~30秒
メカニカル:1/4000~30秒
電子・メカニカル:1/8000~30秒
連続撮影速度最高約10コマ/秒最高約10コマ/秒
液晶モニター可動方式バリアングル式バリアングル式
外形寸法124×71.1×63.4mm131.3×96.4×79.8mm
重量(バッテリーとメモリカードを含む)約514g約658g
※2025年6月14日 価格.com調べ(税込)

購入前に試せる! GOOPASSのレンタルサービスを活用

ここまで読んでも、「αC IIとα7 IVのどちらを選んで良いのかわからない」という方は、GOOPASSのレンタルサービスを活用するのがおすすめです。

α7C IIをおすすめしてきましたが、実際に試してみると、α7 IVのほうが使いやすく感じる方もいらっしゃるかと思います。家電量販店で触ることもできますが、実際に現場で使ってみるほうが、自分に合っているかどうかがわかります。

リョウタ
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購入すると約25万〜30万円するカメラも、GOOPASSなら月額約1万円強でお試し可能です。

高い買い物なので、購入後に「想像と違った」「思ったより使いにくい」などと悔やむことにならないよう、レンタルを活用して、実際に試してみるのがおすすめです。

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