(焦点距離 11mm、 F値:2.8、シャッタースピード:1/640、ISO640)
こんにちは。兼業写真家の高埜志保です。
初めてGOOPASS MAGAZINEでレンズレビュー記事を執筆させていただけることになり、とても嬉しいです。
今回はご縁があり、Kenko Tokina(ケンコー・トキナー)さんの超広角ズームレンズ「atx-m 11-18mm F2.8 E」を実写レビューさせていただくことになりました。
GWに山梨・長野を旅したときと、早朝の海で作品撮りをしたときに使用したのですが、結論から言うと、お洒落で軽く、とても使い勝手の良いレンズだと感じました。
そんなatx-m 11-18mm F2.8 Eについて、個人的に魅力を感じた特徴とともに、このレンズを使って撮影した作例を紹介していきたいと思います。
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atx-m 11-18mm WE F2.8 E ホワイトエディション

SONY VLOGCAM ZV-E10 ボディ [ホワイト] + atx-m 11-18mm WE F2.8 E セット

目次
執筆者プロフィール

高埜 志保
元国家公務員で、現在は会社員兼写真家。休日に、物語性や季節のうつろいを感じさせる写真をテーマに、主に人物や風景の写真を撮っている。
ホワイトボディとホワイトレンズの組み合わせがお洒落
このレンズの特徴として、まず、白くてお洒落!という印象を受けました。
私は黒いレンズしか持っていませんし、レンズといえば黒色のものが圧倒的に多い気がします。
それに、一般的に「白レンズ」と聞くと、あのバズーカのような見た目の長いレンズを思い浮かべてしまいます。
そういった望遠レンズとは対照的に、このレンズは小さくて可愛らしく、ファッションの一部として身につけられるような感覚すらあります。

SONY VLOGCAM ZV-E10の白いボディと合わせると、まるで最初からカメラとレンズが一体だったかのように見えます。
早朝にシンガーソングライターの藍谷凪さん(@aitani_nagi)と作品撮りをした際に、このレンズを手に持ってもらいました。

シンプルな緑色のワンピースに、白色の機材がよく似合っています。
丸みのあるボディのフォルムと小ぶりなレンズは、小柄な女性が持っていても仰々しくなりません。

それから、木漏れ日の美しい公園でポートレート撮影をしている最中にも、このレンズを撮影してみました。

何気なくシートの上に置いて撮ったところ、ピクニックの風景に自然と溶け込んでくれました。
お菓子や果物などの小さな小道具と一緒に撮影する上で、機材の大きさのバランスがとても良いと感じました。

SONY VLOGCAM ZV-E10 ボディ [ホワイト] + atx-m 11-18mm WE F2.8 E セット
335gとコンパクト軽量
GW中にこのレンズを旅行に連れて行ったのですが、その軽さと小ささには本当に助けられました。
レンズの重さは335gで、今調べたところ、とうもろこし1本分と同じくらいの重さだそうです。
大きさは最大径74.4mm、全長74.1mmということで、手のひらに収まる程度の大きさです。

ということで、旅行中にリュックに入れて持ち運んでも荷物にならず、首にかけて歩いても邪魔になりませんでした。
むしろ軽すぎて「あれ?カメラちゃんとリュックにしまったよね?」と少し不安になるくらいでした。

写真が趣味の方には共感していただけると思うのですが、遠出をするとなると、カメラにレンズに三脚に・・・と、写真関係の荷物が嵩張ってしまうことがよくあります。
ただでさえ荷物が多くなる旅行中、できるだけ移動中の負荷を下げたい私にとって、小さいのに35mm判換算で16.5〜27mmの画角域をカバーしてくれるレンズの存在は本当にありがたいです。

旅行中に馴染みのない場所を歩いていると、シャッターを切りたい瞬間に突然遭遇することが多くあります。
そんな時に、カメラをサッと取り出し、シャッターチャンスを逃さず撮りたい景色を切り取ることができるのは、とても助かります。
機材の存在を感じさせない軽さ・小ささは、移動が多く観光に集中したい旅行においては特に大切な要素だと思います。

超広角ならではのダイナミックな写り
超広角レンズを使う一番のメリットとしては、風景をダイナミックに撮影できることが挙げられます。
空間の広がりや自然の雄大さを表現したい時に、超広角レンズはピッタリな選択だと思います。

山梨県の本栖湖の近くで、芝桜が咲き誇る広大な敷地と富士山を撮影しました。
中心の富士山に視線が誘導され、富士山の壮大さが際立つような写真を撮ることができたのではないかと思います。

色の違う花が格子状に並ぶ花畑を撮影した際は、直線が歪まないか心配したのですが、目に見たままの美しい直線を写すことができました。
これならパースを生かした撮影も楽しめそうですし、自分の顔を写して写真や動画を撮りたい方にとっても嬉しいポイントだと思います。
それから、山梨県の高原にある清里テラスへ足を伸ばしました。
標高1,900mの山頂で、眼下に広がる絶景を撮影した写真です。

トキナーのレンズは青色の美しさが特徴的で、その色は「トキナーブルー」と呼ばれているそうです。
確かに、このレンズで撮影した写真を見返していると、空も海も、じんわりと深みを感じる青色が素敵だなあと感じました。


その後、ずっと行ってみたかった長野のキャンプサイト ist – Aokinodaira Field(@ist_aokinodaira)に向かいました。

この日泊まる宿はコンパクトなサイズ感だったので、普段から使っている50mmの単焦点では内観を写し切ることが難しく・・・。
そんな時にこのレンズを使うと、部屋の全貌を写真に残すことができました。


ここでも、低歪曲というこのレンズの特徴が発揮されました。
今度機会があれば、カフェやスタジオでも使ってみたいです。

SONY VLOGCAM ZV-E10 ボディ [ホワイト] + atx-m 11-18mm WE F2.8 E セット
最短撮影距離19cmの魅力
超広角のレンズで写真を撮る時は、上記のように風景を広く写すことに意識が集中しがちです。
しかしこのレンズは、11mm側の最短撮影距離19cmを誇る、被写体にかなり寄れるレンズなのです。
その魅力を実感したのが、山梨観光の途中で植物を撮影していた時です。

超広角レンズだと被写体に寄った撮影は難しいかな、と正直思っていましたが、葉っぱの上に落ちた雨粒が主役として引き立つくらい、寄って撮影することができました。
全域F2.8通しの明るさのおかげで、背景が柔らかくボケてくれるのも嬉しいポイントです。

葉脈や細かい産毛などのディテールも、鮮明に写し出すことができています。
次に紹介するのは、宿の中で料理の下拵えをしてから、ウッドデッキで焚き火をおこして調理していた時に撮影した写真です。

18mm側で撮影したので、最短撮影距離は30cmでしたが、食べ物の匂いが伝わってきそうな距離感で撮ることができて十分だと思いました。


焚き火に近づいて撮影するのは少し怖かったものの、周りのデッキや自然に囲まれた様子が伝わる、丁度良い情報量の写真を撮ることができたと思います。
まとめ〜Kenko Tokina atx-m 11-18mm F2.8 Eを使ってみて〜
今回は、Kenko Tokinaさんの超広角ズームレンズ「atx-m 11-18mm F2.8 E」を使って撮影した写真をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
普段は50mmの単焦点レンズを主に使用している私にとって、超広角ズームレンズはレンズレビューの時くらいしか使わない、まだ馴染みのない存在です。
それでも、旅行時のスナップから作品撮りまで幅広い場面で活用でき、描写力にも優れた素晴らしいレンズだと感じました。

超広角ズームレンズを使うと、景色の広がりを強調した絵を撮ることができます。
だからこそ、作品撮りの時は特に、周辺の風景に被写体をいかに美しく溶け込ませるかを考えながら撮影していました。
新しいレンズで試行錯誤して撮影することが、新しい表現を模索することにも繋がる気がしています。

私の作風や好みからすると、望遠寄りのズームレンズもしくは単焦点レンズに加え、このレンズを第2、第3のレンズとして撮影に持っていくのが良い気がしました。
現に、旅行先には普段使っているカメラとレンズに加え、このレンズを持って行きましたが、「いつもより荷物が重いなあ」とは感じませんでした。
そのくらい軽くて小さいので、もし私がこのレンズを購入したとしたら、特に何も考えずにいつもの機材セットの中に仲間入りさせると思います。

旅行に気軽に持って行けるレンズを探している方や、普段とはちょっと違う視点での写真を撮ってみたい方には、とてもおすすめできるレンズです。
みなさまも是非、お手に取ってみてはいかがでしょうか。
Kenko Tokina atx-m 11-18mm F2.8 Eを手に入れる方法
購入する
ケンコー・トキナーオンラインショップ公式店では、72,800円(税込)で購入できます。また、家電量販店やネットショップなどでも購入可能です。
レンタルする
「atx-m 11-18mm F2.8 E」に興味はあるけど、過去にレンズの購入で失敗したことがあるから、いきなり買うのはちょっと怖い…」という方には、レンタルするという選択肢がおすすめ。
“カメラのレンタル・中古買取・中古販売” GOOPASSでは「atx-m 11-18mm F2.8 E」をレンタルすることができます。ボディとのセットもご用意しています。

atx-m 11-18mm WE F2.8 E ホワイトエディション

SONY VLOGCAM ZV-E10 ボディ [ホワイト] + atx-m 11-18mm WE F2.8 E セット









